JP2012098449A - 立体映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】前後方向サイズの小さい立体映像表示装置を提供する。
【解決手段】ケース11の内部において、接眼レンズ13の光軸Kの方向とは90°相違した方向に表示パネル17を設け、その表示パネル17を光軸K上に45°の角度で設けられた反射面16を介して観察するようにしたため、ケース11の前後方向サイズAを小さくすることができる。
【選択図】図3
【解決手段】ケース11の内部において、接眼レンズ13の光軸Kの方向とは90°相違した方向に表示パネル17を設け、その表示パネル17を光軸K上に45°の角度で設けられた反射面16を介して観察するようにしたため、ケース11の前後方向サイズAを小さくすることができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、立体映像表示装置に関するものである。
手術用顕微鏡やデジタルビデオカメラなどの撮像装置で、立体視可能な所定の両眼視差を有する左目用及び右目用の電子映像を撮像し、その左右一対の電子映像を、左右一対の電子映像表示パネルにそれぞれ表示し、それを左右の接眼レンズからそれぞれ対応する方の電子映像だけを見るようにすることにより、立体映像が観察できる立体映像表示装置が知られている。
この種の立体映像表示装置としては、ケースの手間側に左右一対の接眼レンズを有する接眼部が設けられ、ケース内部の奥側に両眼視差を有する左右一対の電子映像をそれぞれ表示可能な左右一対の電子映像表示パネルが収納された構造をしている。接眼部と表示パネルとの間は近すぎると自然な感じの立体観察が行えないため、接眼部と表示パネルとの間に接眼レンズの光軸方向で所定間隔の光路が保たれている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような従来の技術にあっては、接眼部と表示パネルとの間に接眼レンズの光軸方向で所定間隔の光路を確保する必要があるため、立体映像表示装置の前後方向サイズがどうしても大きくなる。前後方向サイズが大きくなると、立体映像表示装置の接眼部を覗きながら手を伸ばして作業をする場合において、作業領域(立体映像表示装置の端部と作業点の間の距離)が狭くなり、作業が行いにくくなる場合がある。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、前後方向サイズの小さい立体映像表示装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、左右一対の接眼レンズを有する接眼部が設けられたケースの内部に、各接眼レンズの光軸上に光軸と45°の角度をなす反射面を有する反射部材をそれぞれ設けると共に、各反射部材の反射面側に光軸方向から見た90°の反射方向にそれぞれ両眼視差を有する左右一対の電子映像を表示可能な表示パネルを反射面側に向けた状態で設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、一対の表示パネルを反射部材に対して左右方向での反射方向に設けたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、一対の表示パネルを各反射部材に対して同方向に設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、一対の表示パネルを各反射部材に対して相違する方向に設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ケースの内部において、接眼レンズの光軸方向とは90°相違した方向に表示パネルを設け、その表示パネルを光軸上に45°の角度で設けられた反射面を介して観察するようにしたため、ケースの前後方向サイズを小さくすることができる。
請求項2記載の発明によれば、一対の表示パネルを反射部材に対して左右方向に設けたため、前後方向サイズに加えて、上下方向サイズも小さくすることができる。
請求項3記載の発明によれば、一対の表示パネルを各反射部材に対して同方向に設けたため、反射面を介して観察する電子映像の印象が一致し、より明瞭な立体観察が行える。
請求項4記載の発明によれば、一対の表示パネルを各反射部材に対して相違する方向に設けたため、立体映像表示装置の左右重量バランスが均等になり、吊り下げ支持する場合に好適である。
(第1実施形態)
図1〜図4は、本発明の第1実施形態を示す図である。
図1〜図4は、本発明の第1実施形態を示す図である。
図1は、図示せぬスタンド装置の先端リンク1に、手術顕微鏡2と立体映像表示装置3を支持した状態を示している。手術顕微鏡2はドクターD1が観察し、立体映像表示装置3はアシスタントD2が観察する。
手術顕微鏡2は、吊下アーム4を介して先端リンク1に支持されている。手術顕微鏡2は、内部に対物レンズ5、ズームレンズ6、ビームスプリッター7等を備えている。術部Tから所定の輻輳角θで対物レンズ5に導かれた光束Lは、対物レンズ5を透過してから、左右の眼Pに対応して二系統に別れ、それぞれズームレンズ6を通過した後、ビームスプリッター7で後側に反射され、その後、図示せぬプリズム等の光学要素により、前側に折り返されて、最終的には左右一対の接眼部8に導びかれる。
ドクターD1は一対の接眼部8から輻輳角θに応じた両眼視差を有する術部Tの光学像を立体的に観察できる。
また、手術顕微鏡2の上部には立体撮影可能なカメラ9が設けられており、手術顕微鏡2の内部の一対の光束Lをそれぞれ途中から分岐導入して、ドクターD1が観察している光学像と同様の電子映像を撮影できるようになっている。このカメラ9は既知の立体アダプター(例えば特許2607828号)を備えており、一台で右眼用の電子映像と左眼用の電子映像を同時に撮影することができる。
一方、立体映像表示装置3は、補助アーム10を介して先端リンク1に支持されている。立体映像表示装置3は、ケース11の手前側に、左右一対の接眼部12が設けられている。この接眼部12は、ケース11に対して左右方向に移動して、眼幅調整できるようになっている。接眼部12には、アクロマートレンズによる接眼レンズ13が設けられている。
ケース11の内部における各接眼レンズ13の光軸K上には、該光軸Kと45°の角度をなした状態でそれぞれ同方向(右側)を向いたミラー(反射部材)14が設けられている。このミラー14はケース11の奥側面にブロック15を介して取付けられている。このミラー14は右側に反射面16を有している。
そして、このミラー14の反射面16側には、光軸Kの方向に対する90°の反射方向にそれぞれ表示パネル17が設けられている。表示パネル17はミラー14側(左側)を向いた状態で設けられている。この表示パネル17には、前記手術顕微鏡2のカメラ9で撮像した両眼視差を有する左右一対の術部Tに関する電子映像を表示することができる。
従って、アシスタントD2は立体映像表示装置3の接眼部12からミラー14の反射面16を介して表示パネル17の電子映像を関することができるため、手術顕微鏡2の対物レンズ5による本来の両眼視差で述部Tを立体観察することができる。尚、表示パネル17に表示される電子映像は反射面16で一回反射されるため、カメラ9で撮像された電子映像を反転させた状態で表示パネル17に表示させている。
この実施形態によれば、ケース11の内部において、接眼レンズ13の光軸Kの方向とは90°相違した方向に表示パネル17が設けられているため、ケース11の前後方向サイズAを小さくすることができる。すなわち、表示パネル17に表示される映像の光束の光路はミラー14で直角に折り曲げられて接眼レンズ13に向かう。従って、アシスタントD2が立体映像表示装置3を観察しながら術部Tの作業を補助する場合に、立体映像表示装置3の端部と、作業点(術部T)との間の作業領域W(図1参照)が広くなり、アシスタントD2は補助作業が行いやすくなる。
前後方向サイズAは小さくても、接眼レンズ13から表示パネル17までの光路は反射面16で曲げるために、必要な長さの所定光路は確保され、従来と変わらない立体観察を行うことができる。
また、この実施形態では、表示パネル17を反射部材に対して左右方向(右側)に設けたため、上下方向サイズBも小さくすることができる。
加えて、表示パネル17を同方向(右側)に設けたため、反射面16による反射状態が同じであるため、反射面16を介して観察する電子映像の印象が一致し、より明瞭な立体観察が行える。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態を示す図である。本実施形態は、前記第1実施形態と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
図5は、本発明の第2実施形態を示す図である。本実施形態は、前記第1実施形態と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
この実施形態では、立体映像表示装置18における表示パネル19の方向を、それぞれ左右方向で相違する方向(離反方向)に設けた。そのため、ミラー20及びブロック21もお互いに相違する方向に傾けた。この実施形態によれば、一対の表示パネル19がケース11の左右両側の均等位置にあるため、立体映像表示装置18の左右重量バランスが均等になり、吊り下げ支持する場合に好適である。
尚、表示パネル19をミラー20に対して違いに接近する方向に設けることも可能であるが、左右の眼Pの眼幅はある程度決まっているため、十分な光路を確保しようとすると表示パネル19同士が干渉するおそれがある。
2 手術顕微鏡
3、18 立体映像表示装置
9 カメラ
12 接眼部
13 接眼レンズ
14 ミラー(反射部材)
16 反射面
17、19 表示パネル
A 前後方向サイズ
B 上下方向サイズ
T 術部
D1 ドクター
D2 アシスタント
L 光束
P 瞳
K 光軸
θ 輻輳角
3、18 立体映像表示装置
9 カメラ
12 接眼部
13 接眼レンズ
14 ミラー(反射部材)
16 反射面
17、19 表示パネル
A 前後方向サイズ
B 上下方向サイズ
T 術部
D1 ドクター
D2 アシスタント
L 光束
P 瞳
K 光軸
θ 輻輳角
Claims (4)
- 左右一対の接眼レンズを有する接眼部が設けられたケースの内部に、各接眼レンズの光軸上に光軸と45°の角度をなす反射面を有する反射部材をそれぞれ設けると共に、各反射部材の反射面側に光軸方向から見た90°の反射方向にそれぞれ両眼視差を有する左右一対の電子映像を表示可能な表示パネルを反射面側に向けた状態で設けたことを特徴とする立体映像表示装置。
- 一対の表示パネルを反射部材に対して左右方向での反射方向に設けたことを特徴とする請求項1記載の立体映像表示装置。
- 一対の表示パネルを各反射部材に対して同方向に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の立体映像表示装置。
- 一対の表示パネルを各反射部材に対して相違する方向に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の立体映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010245121A JP2012098449A (ja) | 2010-11-01 | 2010-11-01 | 立体映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010245121A Pending JP2012098449A (ja) | 2010-11-01 | 2010-11-01 | 立体映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012098449A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015220643A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 株式会社東芝 | 立体観察装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0792423A (ja) * | 1993-09-24 | 1995-04-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ヘッドマウントディスプレイ |
JP2004298575A (ja) * | 2003-04-01 | 2004-10-28 | Olympus Corp | 立体観察システム |
JP2009288296A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Mitaka Koki Co Ltd | 立体映像表示装置 |
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2010
- 2010-11-01 JP JP2010245121A patent/JP2012098449A/ja active Pending
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JP2004298575A (ja) * | 2003-04-01 | 2004-10-28 | Olympus Corp | 立体観察システム |
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