JP2012092955A - 多流路形ロータリジョイント - Google Patents

多流路形ロータリジョイント Download PDF

Info

Publication number
JP2012092955A
JP2012092955A JP2010243102A JP2010243102A JP2012092955A JP 2012092955 A JP2012092955 A JP 2012092955A JP 2010243102 A JP2010243102 A JP 2010243102A JP 2010243102 A JP2010243102 A JP 2010243102A JP 2012092955 A JP2012092955 A JP 2012092955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
ring
rotary
space
case body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010243102A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5634217B2 (ja
Inventor
Yasuyuki Okunishi
泰之 奥西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pillar Packing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pillar Packing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Pillar Packing Co Ltd filed Critical Nippon Pillar Packing Co Ltd
Priority to JP2010243102A priority Critical patent/JP5634217B2/ja
Publication of JP2012092955A publication Critical patent/JP2012092955A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5634217B2 publication Critical patent/JP5634217B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Mechanical Sealing (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

【課題】複数の異種流体又は同種流体を良好に流動させることができ且つその流動条件(特に、圧力条件)を各別に制御することができるようにする。
【解決手段】ケース体1と回転体2との間に、第1及び第2シール部材並びに複数の第3シール部材6でシールされた複数のシール空間7a,8a,9aを形成する。各第3シール部材6は、回転体2に固定された回転密封環20とケース体1にOリング21を介して軸線方向移動可能に保持された静止密封環22との相対回転により、当該相対回転部分20a,22aの内周側領域であるシール空間9aと外周側領域であるシール空間7a,8aとを遮蔽シールするものであり、静止密封環22に当該Oリング21の前記外周側領域7a,8aへの飛び出しを係止する第1係止部22bを形成すると共にケース体1に当該Oリング21の前記内周側領域9aへの飛び出しを係止する第2係止部1aを形成してある。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体製造装置,攪拌機,医療用機器,食品用機器等に装備される回転機器において相対回転部材間で複数の異種流体又は同種流体を混在させることなく各別のルートで流動させるための多流路形ロータリジョイントに関するものである。
この種の多流路形ロータリジョイントとしては、特許文献1に開示される如く、ケース体とこれに相対回転自在に連結された回転体との対向周面間に軸線方向に並列する複数対のメカニカルシールを配設して、両体に、各々が独立した一連の流体通路であって、各一対のメカニカルシールでシールされたシール空間とケース体に形成されて当該シール空間に開口するケース体側通路と回転体に形成されて当該シール空間に開口する回転体側通路とからなる複数本の流体通路を形成したもの(以下「第1従来ジョイント」という)や、特許文献2に開示される如く、ケース体とこれに相対回転自在に連結された回転体との対向周面間に、軸線方向の両端部を第1及び第2シール部材でシールされた円筒状のシール室を形成し、このシール室内を、これに軸線方向に並列する複数の第3シール部材たるメカニカルシールを配設することにより、各シール部材(第1及び第2シール部材)とこれに隣接するメカニカルシール(第3シール部材)とでシールされた第1及び第2シール空間並びに各メカニカルシール(第3シール部材)とこれに隣接するメカニカルシール(第3シール部材)とでシールされた一又は複数の第3シール空間に区画し、両体に、各々が独立した一連の流体通路であって、各シール空間とケース体に形成されて当該シール空間に開口するケース体側通路と回転体に形成されて当該シール空間に開口する回転体側通路とからなる3本以上の流体通路を形成したもの(以下「第2従来ジョイント」という)が公知である。
特開2008−286405号公報 特開2002−005380号公報
而して、第1従来ジョイントにあっては、ケース体側通路と回転体側通路とを相対回転自在に接続するシール空間を、他のシール空間をシールする一対のメカニカルシールとは独立した一対のメカニカルシールでシールしているため、つまりN本の流体通路を得るために2N個のシール手段(メカニカルシール)が必要となるため、流体通路数の増加に伴いロータリジョイントが大型化(軸線方向長さの長大化)するといった問題がある。
これに対して、第2従来ジョイントにあっては、各メカニカルシールが二つのシール空間をシールするための手段として機能しているため、仮に第1及び第2シール部材としてメカニカルシールを使用した場合にも、シール空間数つまり流体通路の本数Nに対して必要となるメカニカルシール数はN+1個(第3シール部材であるメカニカルシールの数はN−1個)で足りる。したがって、流体通路数を多くしても、第1従来ジョイントに比して、必要なメカニカルシール数が大幅に少なくて済み、ロータリジョイントの小型化(軸線方向長さの短尺化)を実現することができる。
しかし、第1従来ジョイントにあっては、各シール空間とこれに隣接するシール空間とが独立してシールされていることから、流体通路を流動する流体の圧力関係が変動した場合にもメカニカルシールによるシール機能が影響を受けることはないが、第2従来ジョイントにあっては、第3シール部材である各メカニカルシールが隣接する二つのシール空間をシールしているため、一方のシール空間と他方のシール空間との圧力関係が変化,変動した場合(例えば、両シール空間の圧力差が逆転した場合)には、当該両シール空間をシールしているメカニカルシールのシール機能が低下,喪失する虞れがあり、高圧又は圧力差の大きい流体を良好にシールすることができない。また、流体通路を流動させる流体の圧力を各別に制御するような場合(圧力関係を積極的に変化ないし変動させる場合)、隣接するシール空間の圧力差が逆転するような圧力制御を行うことができず、その用途が大幅に制限される。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、複数の異種流体又は同種流体を良好に流動させることができ且つその流動条件(特に、圧力条件)を各別に制御することができ、広範な用途に供しうる実用的なる多流路形ロータリジョイントを提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の課題を解決すべく、特に、ケース体とこれに相対回転自在に連結された回転体との対向周面間に、軸線方向の両端部を第1及び第2シール部材でシールされた円筒状のシール室を形成し、このシール室内を、これに軸線方向に並列する複数の第3シール部材を配設することにより、各シール部材とこれに隣接するシール部材とでシールされた複数のシール空間に区画し、両体に、各々が独立した一連の流体通路であって、各シール空間とケース体に形成されて当該シール空間に開口するケース体側通路と回転体に形成されて当該シール空間に開口する回転体側通路とからなる3本以上の流体通路を形成してある多流路形ロータリジョイントであって、各第3シール部材が、回転体に固定された回転密封環とケース体にOリングを介して軸線方向移動可能に保持された静止密封環との相対回転により当該相対回転部分の内周側領域であるシール空間と外周側領域であるシール空間とを遮蔽シールするメカニカルシールであって、静止密封環に当該Oリングの前記外周側領域への飛び出しを係止する第1係止部を形成すると共にケース体に当該Oリングの前記内周側領域への飛び出しを係止する第2係止部を形成したものであることを特徴とする多流路形ロータリジョイントを提案する。
かかる多流路形ロータリジョイントの好ましい実施の形態にあっては、回転体が、軸体とこれに嵌挿された複数のスリーブとを具備するものであり、各第3シール部材の回転密封環が、その両側に位置するスリーブで挟圧することによる摩擦係合力により回転体に固定されており、各回転体側通路が、当該シール空間に配置されたスリーブと軸体との対向周面間に形成した環状空間と、当該スリーブにその周方向に等間隔を隔てて穿設された複数の同一形状孔であってシール空間と環状空間とを連通する連通孔と、軸体の端部から軸体を貫通して環状空間に開口する通路孔とからなる。また、各第3シール部材は、両密封環の相対回転摺接作用によりシール機能を発揮する端面接触形のメカニカルシールであることが好ましい。また、第1及び第2シール部材の一方又は両方を、回転体に固定された回転密封環とケース体にOリングを介して軸線方向移動可能に保持された静止密封環との相対回転によりシール空間とシール室外の大気領域とを遮蔽シールするメカニカルシールとしておくことも可能である。
本発明の多流路形ロータリジョイントは、第3シール部材であるメカニカルシールによってシールされる2つのシール空間の圧力関係つまり当該シール空間を通過する2つの流体通路を流動する流体の圧力関係が変化,変動した場合(例えば、当該圧力関係が逆転した場合)にも、静止密封環にこれを回転密封環へと押圧する背圧による軸方向推力が作用して、当該メカニカルシールによるシール機能を良好に発揮させることができるものであり、流体通路を流動させる流体の圧力を任意且つ各別に制御することができるものである。したがって、本発明によれば、複数の異種流体又は同種流体を相対回転部材間において各別に流動,制御する必要のある各種回転機器に好適に使用することができ、広範な用途に供しうる極めて実用的価値の高い多流路形ロータリジョイントを提供することができる。
図1は本発明に係る多流路形ロータリジョイントの一例を示す縦断正面図である。 図2は図1の要部を拡大して示す詳細図である。 図3は図1のIII −III 線に沿う横断平面図である。 図4は図2の要部を取り出して示す作用説明図である。 図5は本発明に係る多流路形ロータリジョイントの変形例を示す縦断正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る多流路形ロータリジョイントの一例を示す縦断正面図であり、図2はその要部を拡大して示す詳細図であり、図3は図1のIII −III 線に沿う横断平面図であり、図4は図2の要部を取り出して示す作用説明図である。なお、以下の説明において、上下とは図1における上下を意味するものとする。
本発明に係る多流路形ロータリジョイントは、CMP装置等の回転機器に装備されて、性状や流動条件の異なる複数種の流体を当該回転機器の固定側部材(例えば、CMP装置本体)と回転側部材(例えば、CMP装置のトップリング又はターンテーブル)との間で相互干渉することなく独立して流動させるものであり、図1に示す如く、ケース体1とこれに相対回転自在に連結された回転体2との対向周面間に、軸線方向の両端部を第1及び第2シール部材3,4でシールされた円筒状のシール室5を形成し、このシール室5内を、これに軸線方向に並列する複数個の第3シール部材6を配設することにより、各シール部材とこれに隣接するシール部材とでシールされた複数のシール空間に区画したものである。すなわち、シール室5内は、第1シール部材3とこれに隣接する第3シール部材6とでシールされた第1シール空間7a、第2シール部材4とこれに隣接する第3シール部材6とでシールされた第2シール空間8a及び各第3シール部材6とこれに隣接する第3シール部材6とでシールされた一又は複数の第3シール空間9aに区画されている。そして、両体1,2には、各々が独立した一連の流体通路であって、各シール空間7a,8a,9aとケース体1に形成されて当該シール空間7a,8a,9aに開口するケース体側通路7b,8b,9bと回転体2に形成されて当該シール空間7a,8a,9aに開口する回転体側通路7c,7d,7e,8c,8d,8e,9c,9d,9eとからなる3本以上の流体通路7,8,9が形成されている。なお、第3シール部材6の数Mは、必要とされる流体通路数つまりシール空間数Nに応じて決定され、M=N−1(M≧2,N≧3)で得られる。この例では、M=2,N=3としてある。
ケース体1は、図1及び図3に示す如く、断面円形の内周部を有する筒体に構成されており、前記回転機器の固定側部材に取り付けられるものである。
回転体2は、前記回転機器の回転側部材に取り付けられるものであり、図1に示す如く、その両端部をケース体1の内周部に上下一対のベアリング10,11を介して相対回転自在且つ同心状に支持させてあり、外径一定の円筒状軸体12と、その一端部(上端部)に一体形成された大径円筒状のベアリング保持部12aと、軸体12に軸線方向(上下方向)に所定間隔を隔てて並列状に嵌挿された円筒状をなす複数のスリーブ13,14,15,16,17と、軸体12の他端部(下端部)に取付けられた円環状の締付体18とからなる。スリーブ群の最上位に位置する上端スリーブ13は、その上端部をベアリング保持部12aの下端部に衝合係止させた状態で軸体12に嵌挿されている。スリーブ群の最下位に位置する下端スリーブ17は、締付体18の上端部に一体形成されており、軸体12の下端部に嵌挿されている。スリーブ群の中間に位置する複数の中間スリーブ14,15,16の数は流体通路数(シール空間数)Nに一致しており、この例では3個である。これらの中間スリーブ14,15,16はシール空間7a,8a,9aに位置するものであり、後述する如く、流体通路7,8,9の一部が貫通形成されている。締付体18は、これに一体形成された下端スリーブ17を軸体12に嵌挿させた状態で、図1に示す如く、軸体12の下端部に適当本数(一本のみ図示)の締付ボルト19により取付けられている。締付ボルト19を締付けることにより、締付体18とベアリング保持部12aとの間にスリーブ13〜17及び後述する回転密封環20,24,28が挟圧固定されて、これらと軸体12とが一体化されるようになっている。なお、上位のベアリング10は軸体12の上端部であるベアリング保持部12aとケース体1の上端部との対向周面間に装填されており、下位のベアリング11は締付体18とケース体1の下端部との対向周面部間に装填されている。
各第3シール部材6は、図1及び図2に示す如く、回転体2に固定された回転密封環20と、ケース体1にOリング21を介して軸線方向移動可能に保持された静止密封環22と、ケース体1と静止密封環22との間に介装されて静止密封環22を回転密封環20へと押圧附勢するスプリング部材23とを具備して、両密封環20,22の対向端面である密封端面20a,22a(図2参照)の相対回転摺接作用により、当該相対回転摺接部分20a,22aの内周側領域であるシール空間とその外周側領域であるシール空間とを遮蔽シールするように構成された端面接触形メカニカルシール(以下「第3メカニカルシール」という)である。この例では、上位の第3メカニカルシール6により第1シール空間7aと第3シール空間9aとが遮蔽シールされており、下位の第3メカニカルシール6により第2シール空間8aと第3シール空間9aとが遮蔽シールされている。また、両第3メカニカルシール6,6は、上下対称のダブルシール構造をなすように配置されており、両回転密封環20a,20a間に両静止密封環22,22が上下対称形態をなして配置されている。
また、この例では、第1及び第2シール部材3,4も第3シール部材6と同様の端面接触形メカニカルシールに構成されている。すなわち、第1シール部材3は、回転体2に固定された回転密封環24と、ケース体1にOリング25を介して軸線方向移動可能に保持された静止密封環26と、ケース体1と静止密封環26との間に介装されて静止密封環26を回転密封環24へと押圧附勢するスプリング部材27とを具備して、両密封環24,26の対向端面である密封端面の相対回転摺接作用により、当該相対回転摺接部分の内周側領域であるベアリング装填空間(ベアリング10が配置された大気領域)10aとその外周側領域である第1シール空間7aとを遮蔽シールするように構成された端面接触形メカニカルシール(以下「第1メカニカルシール」という)である。また、第2シール部材4は、回転体2に固定された回転密封環28と、ケース体1にOリング29を介して軸線方向移動可能に保持された静止密封環30と、ケース体1と静止密封環30との間に介装されて静止密封環30を回転密封環28へと押圧附勢するスプリング部材31とを具備して、両密封環28,30の対向端面である密封端面の相対回転摺接作用により、当該相対回転摺接部分の内周側領域であるベアリング装填領域(ベアリング11が配置された大気領域)11aとその外周側領域である第2シール空間8aとを遮蔽シールするように構成された端面接触形メカニカルシール(以下「第2メカニカルシール」という)である。なお、ケース体1には、ベアリング装填領域10a,11aにおけるベアリング10,11とメカニカルシール3,4との間に開口するドレン路10b,11bが設けられている。
各回転密封環20,24,28は、図1に示す如く、回転体2の軸線と同心をなす円環状板であり、軸体12に嵌合されると共に両側に配したスリーブにより挟圧固定されている。すなわち、第1メカニカルシール3の回転密封環24は上端スリーブ13と中間スリーブ群の上位に位置する第1中間スリーブ14とによって、第2メカニカルシール4の回転密封環28は中間スリーブ群の下位に位置する第3中間スリーブ16と下端スリーブ17とによって、上位の第3メカニカルシール6の回転密封環20は第1中間スリーブ14とその下位に位置する第2中間スリーブ15とによって、また下位の第3メカニカルシール6の回転密封環20は第2中間スリーブ15と第3中間スリーブ16とによって、夫々挟圧されており、各回転密封環20,24,28はその内周部分(密封端面として機能する外周部分を除く部分)をその両側からスリーブで挟圧することによる摩擦係合力により回転体2に固定されている。スリーブによる挟圧力ないし摩擦係合力は、締付体18を締付ボルト19により締付けることによって得られる。すなわち、締付ボルト19を締め付けることにより、締付体13とベアリング保持部12aとの間にスリーブ群13,14,15,16,17が軸線方向に挟圧され、回転密封環20,24,28が所定位置に固定されるのである。なお、スリーブ13,14,15,16,17の内外径及び材質は同一とされており、その内外径(径方向厚み)は回転密封環20,24,28の上記内周部分を挟圧することにより当該回転密封環を固定するに十分な摩擦係合力が得られることを条件として決定されている。スリーブ13,14,15,16,17の構成材としては、金属又は高強度プラスチック(例えば、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン),PES(ポリエーテルサルフォン),POM(ポリアセタール)等のエンジニアリングプラスチック)が使用される。また、各回転密封環20,24,28の一方の側端面とこれに接触するスリーブ端面との間は当該スリーブ端面の内周端部に形成せる環状凹部に装填したOリング32によりシールされている。
各静止密封環22,26,30は、図1に示す如く、回転密封環20,24,28に直対向した状態でケース体1の内周部にOリング21,25,29を介して軸線方向(上下方向)に移動可能に内嵌保持されており、その外周部に形成した凹部にケース体1に両端保持させたドライブピン33を係合させることによりケース体1に対する相対回転を阻止されている。なお、ドライブピン33は、図1に示す如く、第1メカニカルシール3及びこれに隣接する第3メカニカルシール6の静止密封環22,26並びに第2メカニカルシール4及びこれに隣接する第3メカニカルシール6の静止密封環26,30について夫々共通部材としてある。
各スプリング部材23,27,31は、図1に示す如く、静止密封環22,26,30とケース体1との間に介装された複数(一個のみ図示)の圧縮コイルバネで構成されており、静止密封環22,26,30を回転密封環20,24,28へと押圧接触させるべく附勢する。
各流体通路7,8,9は、図1に示す如く、シール空間7a,8a,9aとケース体1に形成されたケース体側通路7b,8b,9bと回転体2に形成された回転体側通路7c,7d,7e,8c,8d,8e,9c,9d,9eとからなる。各ケース体側通路7b,8b,9bは、ケース体1を径方向に貫通してシール空間7a,8a,9aに連通するものであり、前記回転機器の固定側部材に形成された固定側流路に接続されている。各回転体側通路は、シール空間7a,8a,9aに位置する中間スリーブ14,15,16と軸体12との対向周面間に形成した環状空間7c,8c,9cと、当該環状空間7c,8c,9cとシール空間7a,8a,9a7b,7cとを連通すべく当該中間スリーブ14,15,16に穿設された適当数(この例では複数個)の連通孔7d,8d,9dと、当該環状空間7c,8c,9cに連通する一端部から軸体12を軸線方向に貫通して軸体12の一端部(上端部)に開口する通路孔7e,8e,9eとからなり、各通路孔7e,8e,9eは前記回転機器の回転側部材に形成された回転側流路に接続されている。この例では、各環状空間7c,8c,9cは、図1に示す如く、中間スリーブ14,15,16の内周面に形成した環状凹部によって形成されている。また、各中間スリーブ14,15,16に形成される連通孔7d,8d,9dは、図3に例示する如く、当該中間スリーブ14,15,16の周方向に等間隔を隔てた複数位置に配置されている。
ところで、各中間スリーブ14,15,16に形成される連通孔7d,8d,9dは、各々、同一の円形状をなすものであり、その数及び周方向の相互間隔(等間隔)は、中間スリーブ14,15,16が回転密封環20,24,29を相対回転不能に摩擦係合させるべく軸線方向に圧縮(挟圧)された場合において、連通孔7d,8d,9dの存在によって中間スリーブ14,15,16の軸方向圧縮歪が周方向において不均一とならないように、つまり中間スリーブ14,15,16の周方向においてその回転密封環20,24,28への押圧力が不均一となって回転密封環20,24,28の密封端面に大きな歪が生じないように、設定されている。すなわち、各中間スリーブ14,15,16に生じる軸線方向圧縮歪量は、当該スリーブの周方向において、連通孔7d,8d,9dが形成されている部分(以下「有孔部分」という)で大きく、これが形成されていない部分(以下「無孔部分」という)で小さくなるが、連通孔7d,8d,9dとして同一形状(円形状)のものを周方向に等間隔を隔てた一定数以上の個所に形成しておくことにより、つまり有孔部分を周方向において等間隔を隔てて一定数以上設けておくことにより、当該中間スリーブ14,15,16の端面(回転密封環20,24,28との接触面)における歪を周方向に均一,分散化させることができ、回転密封環20,24,28をスリーブで挟圧させた場合おいてその密封端面に生じる歪を可及的に防止することができる。各連通孔7d,8d,9dの数は、このような条件が満足される範囲において中間スリーブ14,15,16の内外径,長さ,材質に応じて適宜に設定されるが、一般には10〜20個としておくことが好ましく、この例では、図3に例示する如く、連通孔7d,8d,9dの数を18個としてある。
したがって、シール空間7a,8a,9aに位置する中間スリーブ14,15,16は、他のスリーブ13,17と異なって連通孔7d,8d,9dが形成されているが、その数及び配置を上記のように設定しておくことにより、挟圧による負荷(軸方向圧縮力)をスリーブ端面において分散,均一化し得て、回転密封環20,24,28に生じる歪を大幅に緩和することができ、その結果、スリーブによる摩擦係合力によって回転密封環20,24,28を回転体2に固定するといった簡易な固定手段を採用しているにも拘わらず、その密封端面を適正に保持して相手密封端面(静止密封環22,26,30の密封端面)との相対回転摺接作用によるシール機能を良好に発揮することができる。
而して、上記した流体通路7,8,9によれば、同種又は異種の流体を図1に示す矢印方向又はその逆方向に各別に流動させることができるが、本発明に係る多流路形ロータリジョイントにあっては、特に、各第3メカニカルシール6におけるOリング21による二次シール構造を次のように構成しておくことによって、流体通路7,8,9を流動する流体圧力を各別に制御することができるように工夫している。
すなわち、各第3メカニカルシール6にあっては、図2に示す如く、静止密封環22にOリング21の前記外周側領域(第1シール空間7a又は第2シール空間8a)への飛び出しを係止する第1係止部22bを形成すると共にケース体1にOリング21の前記内周側領域(第3シール空間9a)への飛び出しを係止する第2係止部1aを形成して、前記内外周側領域の圧力関係に拘わらず静止密封環22にこれを回転密封環20へと押圧する背圧による軸方向推力が作用するように構成してある。なお、第1係止部22bはOリング21の内周部が接触する静止密封環22の外周面である密封環側シール面22cより大径の環状部であり、第2係止部1aはOリング21の外周部が接触するケース体1の内周面であるケース体側シール面1bより小径の環状部である。
かかる構成としておくことにより、例えば、上位の第3メカニカルシール6を例として説明すると、相対回転摺接部分20a,22aの内周側領域である第3シール空間9aの圧力(流体通路9を流動する流体の圧力)P1が当該相対回転摺接部分20a,22aの外周側領域である第1シール空間7aの圧力(流体通路7を流動する流体の圧力)P2より大きい場合には、図4(A)に示す如く、その差圧ΔP1(=P1−P2)によりOリング21が第1係止部22bに衝合係止されて、静止密封環22にこれを回転密封環20方向へと押圧する軸線方向推力(背圧力)F1が作用する。この推力F1は、両密封端面20a,22aが摺接する環状領域(シール面)の内外径をD1,D2とし、Oリング21による二次シール面の内外径(ケース体側シール面1aの内径及び密封環側シール面22cの外径)をd1,d2とすると、F1=(π/4)((d1)2−(D1)2)・ΔP1で与えられる。なお、D1,D2,d1,d2の間にはD1<d1,D2>d2の関係がある。
また、逆に、流体通路7を流動する流体の圧力P2が流体通路9を流動する流体の圧力P1より大きい場合には、図4(B)に示す如く、その差圧ΔP2(=P2−P1)によりOリング21が第2係止部1aに衝合係止されて、上記の場合と同様に、静止密封環22にこれを回転密封環20方向へと押圧する軸線方向推力(背圧力)F2が作用する。この推力F2は、F2=(π/4)((D2)2−(d2)2)・ΔP2で与えられる。
したがって、各第3メカニカルシール6においては、これによってシールすべき2つのシール空間7a,9a又は8a,9aの圧力関係つまり二つの流体通路7,9又は8,9を流動する流体の圧力関係が逆転するような場合にも、常に、上記した推力F1又はF2が作用することになり、良好なシール機能が発揮されることになる。このため、各流体通路7,8,9を流動させる流体の圧力を任意且つ各別に制御することができる。なお、第3メカニカルシール6は、上記した如く、当該メカニカルシール6の相対回転摺接部分20a,22aの内外周側領域の圧力関係に拘わらず静止密封環22にこれを回転密封環20へと押圧する背圧による軸方向推力が作用するように構成されるが、第3メカニカルシール6によるシール機能がより確実且つ良好に発揮されるためには、上記圧力関係に拘わらず、バランス比κが0.5以上となるように設計しておくことが好ましい。すなわち、流体通路9を流動する流体の圧力P1が流体通路7を流動する流体の圧力P2より大きい場合にはκ=((d1)2−(D1)2)/((D2)2−(D1)2)≧0.5となり、逆に流体通路7を流動する流体の圧力P2が流体通路9を流動する流体の圧力P1より大きい場合にはκ=((D2)2−(d2)2)/((D2)2−(D1)2)≧0.5となるように設計しておくことが好ましい。
一方、第1及び第2メカニカルシール3,4は、シール空間7a,8aと圧力が変化しない大気領域10a,11aとの間をシールするものであるから、一般的なメカニカルシールと同様に、図1に示す如く、Oリング25,29をケース本体1の内周部に形成した環状のOリング溝1c,1d(又は静止密封環26,30の外周部に形成した環状のOリング溝)に係合させて、その両側面である係止部によってOリング25,29のシール空間7a,8aへの飛び出し及び大気領域10a,11aへの飛び出しを係止,阻止している。
ところで、第1及び第2メカニカルシール3,4のようにOリング25,29をケース体1のOリング溝1c,1dに係合させるものでは、一般に、バランス比κが0.5となるように設計されていて、シール空間7a,8aが大気領域10a,11aより低圧(負圧)となる逆圧時にも対応できるように工夫されているが、この場合、ある程度の圧力(0.5MPa程度)以下であれば良好なシール機能を発揮できるが、これを超えるような高圧(高差圧)条件下では対応することが困難である。しかし、各第3メカニカルシール6については、上記のような構成としているため、κ>0.5となるように設計しておくことができ、シールすべき両シール空間の圧力が高い場合や両シール空間の差圧が大きい場合にも良好なシール機能を発揮するができる。
なお、本発明の構成は上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の基本原理を逸脱しない範囲において適宜に改良,変更することができる。
すなわち、第1シール部材3と第2シール部材4との間に配置される第3シール部材(メカニカルシール)6の数M(≧2)は、必要とされる流体通路数N(≧3)に応じて任意に設定することができる(M=N−1)。例えば、上記した例では、図1に示す如く、ダブルシール構造に配置した一対のメカニカルシール6,6で構成される1組のシールユニットを両シール部材3,4間に配置したが、両シール部材3,4間には、このようなシールユニットを複数組配置してもよい。図5はその一例を示す縦断正面図であり、図5に示す多流路形ロータリジョイントは、両シール部材3,4間に上記したシールユニットを2組配置して、両体1,2間に5本の流体通路を形成してなるものである。両シールユニット間に形成されるシール空間109a及びこれを通過する流体通路109(ケース体側通路109bと回転体側通路109c,109d,109eとをシール空間109aを介して連通接続してなる)並びに当該シール空間109aに位置される中間スリーブ115の構成は、第1シール空間7a、第1流体通路7及び上端スリーブ14(又は第2シール空間8a、第2流体通路8及び下端スリーブ16)と同一構成をなしている。
また、第1及び第2シール部材3,4の一方又は両方を、メカニカルシールではなく、弾性材製の環状シール(例えば、特許文献1に開示されるシール部材16又は特許文献2に開示される弾性シール4)としておいてもよい。
また、上記した例では、環状空間7c,8c,9cを中間スリーブ14,15,16の内周面に形成した環状凹部で構成するようにしているが、当該環状凹部を軸体12の外周面に形成するようにしてもよい。
1 ケース体
1a 第2係止部
1b ケース体側シール面
1c Oリング溝
1d Oリング溝
2 回転体
3 第1シール部材(第1メカニカルシール)
4 第2シール部材(第2メカニカルシール)
5 シール室
6 第3シール部材(第3メカニカルシール)
7 流体通路
7a シール空間
7b ケース体側通路
7c 環状空間(回転体側通路)
7d 連通孔(回転体側通路)
7e 通路孔(回転体側通路)
8 流体通路
8a シール空間
8b ケース体側通路
8c 環状空間(回転体側通路)
8d 連通孔(回転体側通路)
8e 通路孔(回転体側通路)
9 流体通路
9a シール空間
9b ケース体側通路
9c 環状空間(回転体側通路)
9d 連通孔(回転体側通路)
9e 通路孔(回転体側通路)
10 ベアリング
10a ベアリング装填空間
11 ベアリング
11a ベアリング装填領域
12 軸体
13 上端スリーブ
14 中間スリーブ
15 中間スリーブ
16 中間スリーブ
17 下端スリーブ
18 締付体
19 締付ボルト
20 回転密封環
20a 密封端面
21 Oリング
22 静止密封環
22a 密封端面
22b 第1係止部
23 スプリング部材
24 回転密封環
25 Oリング
26 静止密封環
27 スプリング部材
28 回転密封環
29 Oリング
30 静止密封環
31 スプリング部材
32 Oリング
33 ドライブピン
109 流体通路
109a シール空間
109b ケース体側通路
109c 環状空間(回転体側通路)
109d 連通孔(回転体側通路)
109e 通路孔(回転体側通路)
115 中間スリーブ

Claims (4)

  1. ケース体とこれに相対回転自在に連結された回転体との対向周面間に、軸線方向の両端部を第1及び第2シール部材でシールされた円筒状のシール室を形成し、このシール室内を、これに軸線方向に並列する複数の第3シール部材を配設することにより、各シール部材とこれに隣接するシール部材とでシールされた複数のシール空間に区画し、両体に、各々が独立した一連の流体通路であって、各シール空間とケース体に形成されて当該シール空間に開口するケース体側通路と回転体に形成されて当該シール空間に開口する回転体側通路とからなる3本以上の流体通路を形成してある多流路形ロータリジョイントであって、
    各第3シール部材が、回転体に固定された回転密封環とケース体にOリングを介して軸線方向移動可能に保持された静止密封環との相対回転により当該相対回転部分の内周側領域であるシール空間と外周側領域であるシール空間とを遮蔽シールするメカニカルシールであって、静止密封環に当該Oリングの前記外周側領域への飛び出しを係止する第1係止部を形成すると共にケース体に当該Oリングの前記内周側領域への飛び出しを係止する第2係止部を形成したものであることを特徴とする多流路形ロータリジョイント。
  2. 回転体が、軸体とこれに嵌挿された複数のスリーブとを具備するものであり、各第3シール部材の回転密封環が、その両側に位置するスリーブで挟圧することによる摩擦係合力により回転体に固定されており、各回転体側通路が、当該シール空間に配置されたスリーブと軸体との対向周面間に形成した環状空間と、当該スリーブにその周方向に等間隔を隔てて穿設された複数の同一形状孔であってシール空間と環状空間とを連通する連通孔と、軸体の端部から軸体を貫通して環状空間に開口する通路孔とからなることを特徴とする、請求項1に記載する多流路形ロータリジョイント。
  3. 各第3シール部材が、両密封環の相対回転摺接作用によりシール機能を発揮する端面接触形のメカニカルシールであることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載する多流路形メカニカルシール。
  4. 第1及び第2シール部材の一方又は両方が、回転体に固定された回転密封環とケース体にOリングを介して軸線方向移動可能に保持された静止密封環との相対回転によりシール空間とシール室外の大気領域とを遮蔽シールするメカニカルシールであることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載する多流路形ロータリジョイント。
JP2010243102A 2010-10-29 2010-10-29 多流路形ロータリジョイント Active JP5634217B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010243102A JP5634217B2 (ja) 2010-10-29 2010-10-29 多流路形ロータリジョイント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010243102A JP5634217B2 (ja) 2010-10-29 2010-10-29 多流路形ロータリジョイント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012092955A true JP2012092955A (ja) 2012-05-17
JP5634217B2 JP5634217B2 (ja) 2014-12-03

Family

ID=46386499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010243102A Active JP5634217B2 (ja) 2010-10-29 2010-10-29 多流路形ロータリジョイント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5634217B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014017550A1 (ja) * 2012-07-24 2014-01-30 リックス株式会社 ロータリジョイント
WO2020137049A1 (ja) * 2018-12-26 2020-07-02 日本ピラー工業株式会社 ロータリジョイント
JP7451056B2 (ja) 2018-10-31 2024-03-18 イーグルブルグマンジャパン株式会社 ロータリージョイント
KR102677716B1 (ko) * 2018-12-26 2024-06-24 니폰 필라고교 가부시키가이샤 로터리 조인트

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002005380A (ja) * 2000-06-19 2002-01-09 Nippon Pillar Packing Co Ltd 多流路形ロータリジョイント
JP2007506909A (ja) * 2003-06-28 2007-03-22 シエツフレル コマンディートゲゼルシャフト ロータリユニオン
JP2007278424A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Seiko Epson Corp ロータリジョイント
WO2010001683A1 (ja) * 2008-07-04 2010-01-07 イーグル工業株式会社 ダブルメカニカルシール装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002005380A (ja) * 2000-06-19 2002-01-09 Nippon Pillar Packing Co Ltd 多流路形ロータリジョイント
JP2007506909A (ja) * 2003-06-28 2007-03-22 シエツフレル コマンディートゲゼルシャフト ロータリユニオン
JP2007278424A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Seiko Epson Corp ロータリジョイント
WO2010001683A1 (ja) * 2008-07-04 2010-01-07 イーグル工業株式会社 ダブルメカニカルシール装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014017550A1 (ja) * 2012-07-24 2014-01-30 リックス株式会社 ロータリジョイント
JP7451056B2 (ja) 2018-10-31 2024-03-18 イーグルブルグマンジャパン株式会社 ロータリージョイント
WO2020137049A1 (ja) * 2018-12-26 2020-07-02 日本ピラー工業株式会社 ロータリジョイント
JP2020106052A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 日本ピラー工業株式会社 ロータリジョイント
JP7191677B2 (ja) 2018-12-26 2022-12-19 日本ピラー工業株式会社 ロータリジョイント
US11774018B2 (en) 2018-12-26 2023-10-03 Nippon Pillar Packing Co., Ltd. Rotary joint
KR102677716B1 (ko) * 2018-12-26 2024-06-24 니폰 필라고교 가부시키가이샤 로터리 조인트

Also Published As

Publication number Publication date
JP5634217B2 (ja) 2014-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5634218B2 (ja) ロータリジョイント
KR102181395B1 (ko) 다포트 로터리 조인트
WO2018105505A1 (ja) しゅう動部品
US9574667B2 (en) Mechanical seal device
KR102582894B1 (ko) 다중통로형 로터리 유니언
CN114935012A (zh) 密封装置
US10088089B2 (en) Rotary joint
US10655741B2 (en) Rotary joint
US10371300B2 (en) Rotary joint
JP5634217B2 (ja) 多流路形ロータリジョイント
WO2015072248A1 (ja) メカニカルシール
JP2014169769A (ja) 多流路ロータリジョイント
JP2007278424A (ja) ロータリジョイント
JP2017078451A (ja) メカニカルシール
JP4929314B2 (ja) 多流路形ロータリジョイント
US11879549B2 (en) Rotary joint
JP4566159B2 (ja) 多流路形ロータリジョイント
JP2019207031A (ja) ロータリジョイント
US9429196B1 (en) Bearing seal with active air purge
JP6114658B2 (ja) ロータリジョイント
JP6266376B2 (ja) 静圧形の非接触形メカニカルシール
JP6022385B2 (ja) メカニカルシール
JP6714473B2 (ja) ロータリジョイント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5634217

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150