JP2012090791A - Chair - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、学校用または事務用等として好適に使用される椅子に関する。 The present invention relates to a chair suitably used for school or office use.
従来、この種の椅子においては、左右の側フレームと、これら側フレームを後側で連結する後ろの連結フレームと、前記側フレームを前側で連結する前の連結フレームとからなるフレーム上に座板を配したものが種々考えられている(例えば、特許文献1を参照)。 Conventionally, in this type of chair, a seat plate is mounted on a frame comprising left and right side frames, a rear connection frame that connects these side frames on the rear side, and a connection frame that connects the side frame on the front side. Various arrangements are considered (for example, see Patent Document 1).
このような椅子では、それぞれ平面視長方形状をなす前後の連結フレームが、左右間距離を一定に保った左右の側フレームに溶接等の方法により取り付けられている。 In such a chair, the front and rear connecting frames each having a rectangular shape in plan view are attached to the left and right side frames with a constant distance between the left and right by a method such as welding.
ところで、これらの前後の連結フレームは、着座者の底付き感を減らすために、座板との接触面積を少なくすることが考えられる。しかしながら、座板との接触面積を少なくするべく連結フレームの前後寸法を小さくすると、それに伴って連結フレームと側フレームとの接合部分が小さくなってしまい、連結フレームの強度を保つことが難しくなる。 By the way, it can be considered that these front and rear connecting frames reduce the contact area with the seat plate in order to reduce the feeling of bottoming of the seated person. However, if the front and rear dimensions of the connecting frame are reduced to reduce the contact area with the seat plate, the joint portion between the connecting frame and the side frame is reduced accordingly, and it becomes difficult to maintain the strength of the connecting frame.
このような問題は、特に荷重のかかりやすい座板の後側の部分で生じやすい。 Such a problem is likely to occur particularly in the rear portion of the seat plate that is easily loaded.
本発明は、以上のような事情に着目してなされたものであり、連結フレームの強度を保ちつつ、座り心地のよい椅子を提供することを目的とする。 The present invention has been made paying attention to the above situation, and an object thereof is to provide a chair that is comfortable to sit while maintaining the strength of a connecting frame.
本発明は、以上のような課題を解決するために、次のような構成を採用したものである。すなわち、本発明に係る椅子は、左右の座受用側フレーム及びこれら側フレームの後端部同士を連結する後ろの座受用連結フレーム上に座板を配したものであって、前記両側フレームの後端部が、後方に向かって漸次左右間距離を増大させつつ上方に伸びるように傾斜したものであり、前記連結フレームが、後縁の左右方向長さが前縁の左右方向長さよりも大きくなるような台形状の平面部を有したものであり、その連結フレームの左右の端縁を前記両側フレームの後端部に接合していることを特徴とする。 The present invention employs the following configuration in order to solve the above-described problems. That is, the chair according to the present invention includes a seat plate disposed on the left and right seat receiving side frames and the rear seat receiving connecting frame that connects the rear ends of these side frames, The end portion is inclined so as to extend upward while gradually increasing the distance between the left and right toward the rear, and the connecting frame has a lateral length of the rear edge larger than a lateral length of the front edge. It has such a trapezoidal plane portion, and the left and right edges of the connecting frame are joined to the rear ends of the both side frames.
このようなものであれば、台形状の連結フレームのうち平行な上底及び下底以外の2辺をそれぞれ、後方に向かって漸次左右間距離を増大させた側フレームに沿うように接合することができる。そのため、連結フレームの前後寸法をそれほど大きくすることなく、接合部分を連結フレームの前後幅よりも大きくすることができる。したがって、連結フレームの強度を保ちつつ、座り心地のよい椅子を提供することができる。 If this is the case, the two sides of the trapezoidal connecting frame other than the parallel upper and lower bases are joined along the side frame in which the distance between the left and right is gradually increased toward the rear. Can do. Therefore, the joining portion can be made larger than the front-rear width of the connection frame without enlarging the front-rear dimension of the connection frame. Therefore, a comfortable chair can be provided while maintaining the strength of the connecting frame.
連結フレームの好適な一態様としては、平面部の左右の端縁を前記両側フレームの傾斜した後端部に溶接により接合されたものが挙げられる。 As a preferable aspect of the connecting frame, one in which the left and right end edges of the flat portion are joined to the inclined rear end portions of the both side frames by welding is mentioned.
座板は、前記連結フレームに対応する後端部分が上方に反り上がった形状をなしているものが好ましい。 The seat plate preferably has a shape in which a rear end portion corresponding to the connection frame is warped upward.
連結フレームに後側から貫通させたビスにより前記座板を前記連結フレームに緊締固着しているものであれば、取り付け作業を比較的容易に行うことができる。 If the seat plate is fastened and fixed to the connection frame with screws that penetrate the connection frame from the rear side, the mounting operation can be performed relatively easily.
座受用側フレームが、前端側から後端側に向けて左右間距離が漸次変化するように形成された傾斜部分を備えたものである場合の好適な態様としては、前記座板が、前記座受用側フレームの傾斜部分に沿うように配された突部を備えたものであり、前記ビスの緊締力によって、前記座板を前記突部が前記座受用側フレームの傾斜部分に密着する方向に付勢するように構成されているものが挙げられる。 As a preferred aspect in the case where the seat receiving side frame is provided with an inclined portion formed so that the distance between the left and right gradually changes from the front end side to the rear end side, the seat plate may include the seat plate. A protrusion disposed along the inclined portion of the receiving side frame, and in a direction in which the protruding portion comes into close contact with the inclined portion of the seat receiving side frame by the tightening force of the screw; One configured to be energized.
連結フレームが、平面部のみからなる平板状のものである場合の好適な態様としては、その平板状の連結フレーム上に座板の下面に左右方向に間隔を開けて形成した複数の支持突部の先端を当接させており、前記連結フレームの縁に沿って左右に伸び前記連結フレームの前後の位置決めを行う位置決め突部を備えたものが挙げられる。 As a preferable aspect in the case where the connecting frame is a flat plate having only a flat portion, a plurality of support protrusions formed on the lower surface of the seat plate with a space in the left-right direction on the flat connecting frame. And a positioning projection that extends to the left and right along the edge of the connecting frame and positions the connecting frame in the front-rear direction.
本発明は、以上のような構成であるから、連結フレームの強度を保ちつつ、座り心地のよい椅子を提供することができる。 Since the present invention is configured as described above, it is possible to provide a comfortable chair while maintaining the strength of the connecting frame.
以下、本発明の一実施形態について図1ないし図16を参照して説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
この実施形態は、本発明を上下方向にスタッキング可能な椅子1に適用したものである。この椅子1は、椅子本体2に座板3及び背板4を支持させてなるものである。
In this embodiment, the present invention is applied to a
椅子本体2は、図1ないし図7、及び図9ないし図14に示すように、接地体211を介して床上に載置される左右のベース21と、これら各ベース21の前端から上方に延出する左右の前脚22と、前記各ベース21の後端から上方に延出する左右の後脚23と、この後脚23の中間部と前記前脚22の上端とを繋ぐ左右の側フレーム25と、これら側フレーム25の前端近傍部間に架設された前連結フレーム26と、前記後脚23間に前記側フレーム25を介して架設された後連結フレーム24と、前記左右の前脚22の上端近傍部間に架設された前フレーム27とを備えてなる。前記側フレーム25と、前連結フレーム26、及び、後連結フレーム24は、上に座板3を配置するためのものであり、本発明の座受用フレームを構成する。この座受用フレームは、座板3の前後左右縁に沿って配置され、閉じた四角形状をなす。前記ベース21、前脚22、後脚23、及び側フレーム25は、共通の金属線材や丸パイプを曲げることにより一体に構成されたもので、前記座板3及び背板4に作用する荷重を受けることが可能な強度を備えている。そして、前記前連結フレーム26及び後連結フレーム24に前記座板3を支持させている。
As shown in FIGS. 1 to 7 and 9 to 14, the
前記前連結フレーム26は、図6、図7、図9及び図10に示すように、縁に折曲げ部を有しない平板状のもので、その左右の端縁261を前記両側フレーム25に溶接により接合している。そして、この前連結フレーム26は、前縁265の左右方向長さが後縁266の左右方向長さよりも大きくなるような台形状の平面部262を有したものであり、その前連結フレーム26の左右の端縁261を前記両側フレーム25の前端部251に接合している。なお、この実施形態においては、前連結フレーム26は、前縁265及び後縁266に折曲げ部を一切有しておらず平面部262のみから構成されている。この前連結フレーム26の左右両端部264には、取付具たるビス53を挿通させるためのビス孔263が設けられており、その左右両端部264のみが座板3に止着される。この平板状の前連結フレーム26は、座板3にかかる荷重を受けて厚み方向に弾性変形し得る厚み寸法を有する金属製のものである。
As shown in FIGS. 6, 7, 9, and 10, the front connecting
前記後連結フレーム24は、図3、図6、図7、図8及び図11に示すように、縁に折曲げ部を有しない平板状のもので、その左右の端縁241を前記両側フレーム25に溶接により接合している。そして、この後連結フレーム24は、後縁246の左右方向長さが前縁245の左右方向長さよりも大きくなるような台形状の平面部242を有したものであり、その後連結フレーム24の左右の端縁241を前記両側フレーム25の後端部252に接合している。なお、この実施形態においては、後連結フレーム24は、前縁245及び後縁246に折曲げ部を一切有しておらず平面部242のみから構成されている。この後連結フレーム24の左右両端部244には、取付具たるビス52を挿通させるためのビス孔243が設けられており、その左右両端部244のみが座板3に止着される。この平板状の後連結フレーム24は、座板3にかかる荷重を受けて厚み方向に弾性変形し得る厚み寸法を有する金属製のものである。
As shown in FIGS. 3, 6, 7, 8, and 11, the rear connecting
前記側フレーム25は、図2ないし図4、図6、図7、及び図9ないし図14に示すように、平面視において、前方から後方に向けて左右間距離が漸次縮小するように形成された緩傾斜部分253と、この緩傾斜部分253の後端に連続させて設けられ前方から後方に向けて左右間距離が漸次拡大するように形成された急傾斜部分254とからなるもので、平面視くの字形をなしている。すなわち、この実施形態においては、各側フレーム25の後端部252が急傾斜部分254をなし、後端部252以外の部位が緩傾斜部分253をなしている。また、側面視において、緩傾斜部分253は後方に向かって漸次低くなるように緩く傾斜しており、急傾斜部分254は後方に向かって漸次高くなるように急傾斜している。そして、これら側フレーム25の前端部251の内側に、前記前連結フレーム26の左右の端縁261を略全域にわたって溶接により接合している。また、これら側フレーム25の後端部252の内側に、前記後連結フレーム24の左右の端縁241を略全域にわたって溶接により接合している。換言すれば、後連結フレーム24は、後上方に向かって傾斜する左右の側フレーム25の後端部252間を接続しており、そのため、この後連結フレーム24が側フレーム25の後端部252に沿って後ろ上方に向かって傾斜している。そして、後連結フレーム24の左右両端部244に設けられた座板3を止めるビス孔243は、斜め前上方を向いている。
As shown in FIGS. 2 to 4, 6, 7, and 9 to 14, the
以上のようにしてなる椅子本体2の上に座板3を配している。そして、この座板3は、その下面と前記側フレーム25の上面との間に当該座板3の下方への撓みを許容できるだけの隙間51を形成した状態で取り付けられている。
The
座板3は、図1ないし図14に示すように、座板本体31と、この座板本体31の下面に設けられた前後の連結フレーム係合部32、33と、前記座板本体31の下面に設けられた左右の側フレーム係合部34と、前記座板本体31の前端部下面に設けられた左右の指挟み防止部35と、前記各連結フレーム係合部32、33の左右両端に設けられた取付部36、37とを備えたものであり、その前端部分38が下方に垂れ下がった形状をなしているとともに、後端部分39が上方に反り上がった形状をなしている。この座板3は、本実施形態においては、合成樹脂により一体に成形されている。
As shown in FIGS. 1 to 14, the
座板本体31は、図1ないし図14に示すように、中間領域に複数の貫通孔311を備えたものである。貫通孔311は、座板本体31の前縁部分においては直線状に配列されているとともに、後縁部分においては弧を描くように配列されており、中間部分は前から後ろに向かって漸次曲率が大きくなるようにして弧を描くように配列されている。また、これら貫通孔311の大きさは、座板本体31の前縁部分から後縁部分に向かって漸次大きくなるように設定されている。各貫通孔311は、上半部に設けた円筒部分316と下半部に設けられ下方に向かって拡開する円錐部分317とを備えたもので、円筒部分316と円錐部分317との境界部分318には、座板3の上面部分から視認可能な稜線が形成されている。
As shown in FIGS. 1 to 14, the seat plate
前の連結フレーム係合部32は、図6ないし図10に示すように、前記前連結フレーム26を下側から係わり合わせるためのもので、左右方向に間隔を開けて座板本体31の下面から突設された前後に伸びる前後リブ321と、これら前後リブ321の前縁を連結するようにして座板本体31の下面から突設された左右方向に伸びる前の左右リブ322と、前記前後リブ321の後縁を連結するようにして座板本体31の下面から突設された左右方向に伸びる後ろの左右リブ323とを備えたものである。すなわち、各前後リブ321と前後の左右リブ322、323とは、一体化されている。前後リブ321は、前記前連結フレーム26上に先端を当接させたもので、各前後リブ321が均等に前連結フレーム26に当接し得る突出寸法に設定されている。前の左右リブ322は、前記前連結フレーム26の前縁265に沿って伸びるものであり、前連結フレーム26の下面よりも下方に突出するような寸法に設定されている。後ろの左右リブ323は、前記前連結フレーム26の後縁266に沿って伸びるものであり、前連結フレーム26の下面よりも下方に突出するような寸法に設定されている。すなわち、前連結フレーム26を前後方向から覆い隠すようになっている。
As shown in FIGS. 6 to 10, the front connection
後ろの連結フレーム係合部33は、図3、図6ないし図9及び図11に示すように、前記後連結フレーム24を下側から係わり合わせるためのもので、左右方向に間隔を開けて座板本体31の下面から突設された前後に伸びる前後リブ331と、これら前後リブ331の前縁を連結するようにして座板本体31の下面から突設された左右方向に伸びる前の左右リブ332と、前記前後リブ331の後縁を連結するようにして座板本体31の下面から突設された左右方向に伸びる後ろの左右リブ333とを備えたものである。すなわち、各前後リブ331と前後の左右リブ332、333とは、一体化されている。前後リブ331は、前記後連結フレーム24上に先端を当接させたもので、各前後リブ331が均等に後連結フレーム24に当接し得る突出寸法に設定されている。前の左右リブ332は、前記後連結フレーム24の前縁245に沿って伸びるものであり、後連結フレーム24の下面よりも下方に突出するような寸法に設定されている。後ろの左右リブ333は、前記後連結フレーム24の後縁246に沿って伸びるものであり、後連結フレーム24の下面よりも下方に突出するような寸法に設定されている。すなわち、後連結フレーム24を前後方向から覆い隠すようになっている。なお、本発明の支持突部は、本実施形態の後ろの連結フレーム係合部33の前後リブ331に対応し、本発明の位置決め突部は、本実施形態の後ろの連結フレーム係合部33の前後の左右リブ332、333に対応している。
As shown in FIGS. 3, 6 to 9 and 11, the rear connecting
側フレーム係合部34は、図2ないし図4、図6ないし図9及び図11ないし図14に示すように、側フレーム25の上面に当接する左右リブ341と、側フレーム25の内側面に沿って伸びる前後リブ342と、この前後リブ342の内側面に沿って間欠的に設けられた保護シート受け取付部301とを備えたものである。
As shown in FIGS. 2 to 4, 6 to 9, and 11 to 14, the side
左右リブ341は、側フレーム25と座板本体31との間に隙間51を形成するためのもので、前後方向に間隔をあけて複数配されている。これら複数の左右リブ341は、座板3の下面からの突出量が後方に向かって漸次大きくなるように設定してある。具体的には、左右リブ341は、前後及び中間部の3箇所に設けられており、その突出量は、前の左右リブ341よりも中間部の左右リブ341が大きく、中間部の左右リブ341よりも後ろの左右リブ341が大きい。
The left and
前後リブ342は、前記側フレーム25の緩傾斜部分253に沿うように配されたもので、前記緩傾斜部分253の後半部に後述する保護シート受け302を介して添設している。これら左右対をなす前後リブ342は、それぞれ前後方向に連続して形成されたものである。
The front and
保護シート受け取付部301は、下面に保護シート303を貼り設けた保護シート受け302を取り付けるためのもので、座板3の下面から突出しており、該座板3に一体に設けられている。保護シート受け302は、座板3と別体をなす樹脂製のもので、座板3の裏面に取付具たるビス54を用いて取り付けられる。詳述すれば、この保護シート受け302は、前後リブ342及び保護シート受け取付部301を下面側から覆うように取り付けられる箱状のもので、底面304に前記保護シート受け取付部301に対応して設けられたビス孔305が設けられている。そして、保護シート受け302のビス孔305に下面側から挿通させたビス54を保護シート受け取付部301に螺着することによって、前記保護シート受け302を前記座板3に固定している。保護シート受け302は、下端部の底面304側に形成した凹溝306に沿って発泡シート等の保護シート303を添着し、その保護シート303の下面を案内面307としている。これらの左右の案内面307は、前端から後方に向けて左右間距離が漸次小さくなるように傾斜させて形成されたものであり、後端部分308が反り上がった形状をなしている。これらの保護シート受け302は、図15及び図16に示すように、側フレーム25よりも下方に位置する箇所に、座受用フレームに沿って前後方向に伸びるように配置され後述するスタッキング時に同一の構造をなす他の椅子S1の座板S3の上面に接触可能な案内面307を形成したものである。これらの保護シート受け302は、図12及び図13に示すように、クッション性を有した緩衝層309を備えたものであり、具体的には、保護シート受け302の底面304に緩衝層309を形成する保護シート303を添着し、その保護シート303の下面を案内面307としたものである。なお、少なくとも保護シート受け302の先端たる案内面307が座受用フレームより下方に位置している部分があればよく、本実施形態の場合の前後リブ342の先端は、側フレーム25よりも下方に突出している必要はないが、前後端を除いても、前部から後部に至るそのほぼ全長において案内面307は側フレーム25よりも下方に突出していると、その効果はより確実なものになる。ここで、本発明の突部は、本実施形態の左右の側フレーム係合部34の前後リブ342に対応している。
The protective sheet
指挟み防止部35は、図8及び図10に示すように、座板本体31の下面と側フレーム25の上面との間の隙間51が形成された領域に設けられたもので、弾性リブ351と補強リブ352とを具備してなる。弾性リブ351は、座板3の下面から一体に突設されたもので、その先端356を側フレーム25の外面に傾斜した状態で弾接するようにしてなる。具体的には、弾性リブ351は、左右方向に伸びる板状のもので、その先端356を側フレーム25の前端部251の上面に傾斜した状態で当接させてあり、座板3に作用する上載荷重により厚み方向に弾性変形し得るようになっている。詳述すれば、この弾性リブ351は、側フレーム25の前端部251の下方湾曲部上面に当接し、着座荷重によって、基端に対して先端356が前上方に回動する方向に弾性変形される。補強リブ352は、前記弾性リブ351の弾性変形を規制するためのもので、この実施形態においては、前記弾性リブ351の外側端357に一体に設けられている。すなわち、補強リブ352は、前記隙間51を隠す位置に設けられており、弾性リブ351と補強リブ352とは、平面視においてL字形をなすように形成されている。なお、補強リブは、側フレームの前端部の側面に当接し、着座荷重によって、基端に対して先端が横上方に回動する方向に弾性変形されるようにしてもよい。
As shown in FIGS. 8 and 10, the finger
前の連結フレーム係合部32における左右両端に設けられた取付部36は、図7、図8及び図10に示すように、座板3の前端部分38を前連結フレーム26に緊締固着するためのもので、座板本体31の下面に一体に設けられたトンネル状をなすナット保持部361と、このナット保持部361内に装着される板ナット362とを具備してなるもので、前記ナット保持部361における前記板ナット362のめねじ孔366に対応する部位に貫通孔363が設けられている。そして、前連結フレーム26のビス孔263に下面側から挿通させたビス53を前記貫通孔363を通して前記めねじ孔366に螺着することによって、前記座板3を前記前連結フレーム26に固定している。これら左右のナット保持部361の下面と、前の連結フレーム係合部32の前後リブ321の先端面とは、同じ高さ位置になるように設定してある。すなわち、平板状をなす前連結フレーム26の上面は、ナット保持部361の下面と前後リブ321の先端面に当接している。
As shown in FIGS. 7, 8, and 10, the
後ろの連結フレーム係合部33における左右両端に設けられた取付部37は、図7、図8及び図11に示すように、座板3の後端部分39を後連結フレーム24に緊締固着するためのもので、座板本体31の下面に一体に設けられたトンネル状をなすナット保持部371と、このナット保持部371内に装着される板ナット372とを具備してなるもので、前記ナット保持部371における前記板ナット372のめねじ孔376に対応する部位に貫通孔373が設けられている。そして、後連結フレーム24のビス孔243に後ろ側から挿通させたビス52を前記貫通孔373を通して前記めねじ孔376に螺着することによって、前記座板3を前記後連結フレーム24に固定している。これら左右のナット保持部371の下面と、後ろの連結フレーム係合部33の前後リブ331の先端面とは、同じ高さ位置になるように設定してある。すなわち、平板状をなす後連結フレーム24の上面は、ナット保持部371の下面と前後リブ331の先端面に当接している。なお、本実施形態においては、後連結フレーム24及び座板3の後端部が後方に向かって漸次高くなるように傾斜しているので、前記ビス52を締め付けることにより前記座板3が後方に牽引され、前記前後リブ342が保護シート受け302を介して側フレーム25の緩傾斜部分253に密着するように設定されている。
As shown in FIGS. 7, 8, and 11, the
背板4は、図1ないし図7、図9及び図14に示すように、背板本体41と、この背板本体41の左右両側部に一体に設けられた取付部42とを備えたもので、前記取付部42は、前記背板本体41の下縁411よりも下方に延出させてある。そして、この取付部42に形成された下方に開口する取付孔421を前記後脚23の上端231に嵌め合わせることによって、この背板4を椅子本体2に支持させている。後脚23は、その上端231が背板本体41の中央部における下縁411とほぼ同一高さ位置に達するまで取付孔421に挿入され固定されている。背板本体41は、中央部が後方に膨出するように湾曲しており、その中央部の上側に開口412を備えている。この開口412は、左右方向に伸びる長孔状のもので、この開口412の背板4背面側における周縁部に後方に膨出するフランジ部413が形成されている。
As shown in FIGS. 1 to 7, 9 and 14, the
以上説明した椅子1は、後連結フレーム24の下方において後脚23間が下方及び後方に向けて開放されているため、図15及び図16に示すように、同一構造をなす他の椅子S1の上に重ねてスタッキングすることができる。この椅子1は、他の椅子S1の上にスタッキングさせた状態で、ベース21に取り付けられた接地体211の下面が他の椅子S1のベースS21上に当接し、図16に示すように、座板3、S3同士は当たらない。詳述すれば、案内面307と他の椅子S1の座板S3の上面との間に隙間を形成して、スタッキングさせた状態では、案内面307が座板S3に当たらないようにしている。なお、図15及び図16において、本実施形態の椅子1に対応する構成要素には、頭に「S」をつけた同様の符号を付して示すものとし、具体的な説明を省略している。
In the
以上に述べたように、本実施形態に係る椅子1は、左右の側フレーム25及びこれら側フレーム25の後端部252同士を連結する後連結フレーム24上に座板3を配したものであって、前記両側フレーム25の後端部252が、後方に向かって漸次左右間距離を増大させつつ上方に伸びるように傾斜したものであり、前記後連結フレーム24が、後縁246の左右方向長さが前縁245の左右方向長さよりも大きくなるような台形状の平面部242を有したものである。すなわち、後連結フレーム24の平面部242が、前縁245と後縁246の長さが異なり左右端縁241がこれら前縁245及び後縁246に対して傾斜してなる平面視台形状をなしており、この後連結フレーム24の左右の端縁241を前記両側フレーム25の後端部252に接合しているので、台形状の後連結フレーム24のうち平行な前縁245及び後縁246以外の左右2辺をそれぞれ、後方に向かって漸次左右間距離を増大させた側フレーム25に沿うように接合させることができる。そのため、後連結フレーム24の前後寸法をそれほど大きくすることなく、接合部分を後連結フレーム24の前後幅よりも大きくすることができる。したがって、着座荷重のかかりやすい後連結フレーム24の強度を保ちつつ、座り心地のよい椅子1を提供することができる。特に、本実施形態の後連結フレーム24は、左右対称形状をなす台形状をなしており、左右の端縁241の前後方向の傾斜具合を側フレーム25の後端部252の前後方向の傾斜具合に沿ったものとしているので、後連結フレーム24と側フレーム25との間を隙間なく溶接することができる。
As described above, the
本実施形態においては、前連結フレーム26についても後連結フレーム24に準ずる効果が得られる。すなわち、左右の側フレーム25及びこれら側フレーム25の前端部251同士を連結する前連結フレーム26上に座板3を配したものであって、前記両側フレーム25の前端部251が、後方に向かって漸次左右間距離を減少させるように傾斜したものであり、前記前連結フレーム26が、後縁266の左右方向長さが前縁265の左右方向長さよりも小さくなるような台形状の平面部242を有したものであり、その前連結フレーム26の左右の端縁261を前記両側フレーム25の前端部251に接合しているので、台形状の前連結フレーム26のうち平行な前縁265及び後縁266以外の左右2辺をそれぞれ、後方に向かって漸次左右間距離を減少させた側フレーム25に沿うように接合することができる。そのため、前連結フレーム26の前後寸法をそれほど大きくすることなく、接合部分を前連結フレーム26の前後幅よりも大きくすることができる。したがって、前連結フレーム26の強度を保ちつつ、座り心地のよい椅子1を提供することができる。
In the present embodiment, the effect similar to that of the
後連結フレーム24が、平面部242の左右の端縁241を前記両側フレーム25の傾斜した後端部252に溶接により接合されたものであるので、後連結フレーム24と側フレーム25とを前後方向及び水平方向に対して斜めで溶接することができ、従来のものに比べて溶接継ぎ手の長さを大きくできる。したがって、側フレーム25に対して後連結フレーム24を強力に取付けすることができる。特に、本実施形態のものでは、後連結フレーム24の左右の端縁241を全域にわたって側フレーム25に溶接しているので、接合強度をより高めることができる。
Since the
座板3が、前記後連結フレーム24に対応する後端部分39が上方に反り上がった形状をなしているので、後方に向かって上方に伸びるように傾斜した側フレーム25の後端部252に沿わせることができる。
Since the
また、後連結フレーム24は、後上方に向かって傾斜する左右の側フレーム25の後端部252間を接続しているため、この後連結フレーム24が側フレーム25の後端部252に沿って後ろ上方に向かって傾斜している。すなわち、後連結フレーム24の平面部242が、水平に対して斜めになって取り付けられている。そして、後連結フレーム24の左右両端部244に設けられた座板3を止めるビス孔243は、斜め前上方を向いている。そのため、後連結フレーム24に後側から貫通させたビス52により前記座板3を前記後連結フレーム24に緊締固着するので、組み立ての際に椅子1の背面側から作業ができ、ビス52の締め付け作業を容易に行うことができる。
Further, since the
側フレーム25が、前方から後方に向けて左右間距離が漸次変化するように形成された緩傾斜部分253及び急傾斜部分254を備えたものであり、前記座板3が、前記側フレーム25の緩傾斜部分253及び急傾斜部分254に沿うように配された突部たる前後リブ342を備えたものであり、前記ビス52の緊締力によって、前記座板3を前記前後リブ342が側フレーム25の緩傾斜部分253及び急傾斜部分254に密着する方向に付勢するように構成されているので、ビス52を取付部37に取り付けた状態で、座板3と側フレーム25との間に生じるがたつきを抑制することができる。すなわち、この実施形態においては、座板3の後端部分39に位置する左右の取付部37に取り付けられるビス52をしめることによって、側フレーム25が前後リブ342に密着する方向に牽引されることとなる。
The
後連結フレーム24が、平面部242のみからなる平板状のものであって、その平板状の後連結フレーム24上に座板3の下面に左右方向に間隔を開けて形成した複数の支持突部たる前後リブ331の先端を当接させており、前記後連結フレーム24の前後縁245、246に沿って左右に伸び前記後連結フレーム24の前後の位置決めを行う位置決め突部たる左右リブ332、333を備えたものであるので、これら左右リブ332、333と後連結フレーム24の前後端縁245、246を合わせることにより、組み立て作業時に座板3の位置決めを容易に行うことができる。また、組み立てた後は、座板3に荷重がかかって座板3の中央部が下方に撓んだ場合であっても、後連結フレーム24が左右リブ332、333を越えて前後方向にずれるおそれがなく、座板3を安定して支持することができる。また、左右リブ332、333が、前記前後リブ331と一体に形成されたものであるので、左右リブ332、333と前後リブ331とが互いに補強し合う関係にある。そのため、比較的長尺な左右リブ332、333の強度を高めることができる。そして、座板3に荷重がかかって座板3の中央部が下方に撓んだ場合であっても、前の左右リブ332の先端と後ろの左右リブ333の先端とが互いに離れる方向に開いてしまうことを抑制できる。また、これらの左右リブ332、333及び前後リブ331は、比較的薄い板状のものであるにもかかわらず、それらが直交して接続されているので、左右リブ332、333及び前後リブ331は、ある程度の強度を得ることができる。
The
本実施形態においては、前連結フレーム26についても後連結フレーム24に準ずる効果が得られる。すなわち、前連結フレーム26が、平面部262のみからなる平板状のものであって、その平板状の前連結フレーム26上に座板3の下面に左右方向に間隔を開けて形成した複数の支持突部たる前後リブ321の先端を当接させており、前記前連結フレーム26の前後縁265、266に沿って左右に伸び前記前連結フレーム26の前後の位置決めを行う位置決め突部たる左右リブ322、323を備えたものであるので、これら左右リブ322、323と前連結フレーム26の前後端縁265、266を合わせることにより、組み立て作業時に座板3の位置決めを容易に行うことができる。また、組み立てた後は、座板3に荷重がかかって座板3の中央部が下方に撓んだ場合であっても、前連結フレーム26が左右リブ322、323を越えて前後方向にずれるおそれがなく、座板3を安定して支持することができる。
In the present embodiment, the effect similar to that of the
特に、本実施形態においては、左右リブ322、323、332、333の座板3からの突出量を、前後リブ321、331の座板3からの突出量よりも大きくしているので、前後リブ321、331の先端に上面が当接された前連結フレーム26又は後連結フレーム24の前後端縁245、246、265、266が、左右リブ322、323、332、333の立壁面に当接し得るようになっている。なお、座板3に荷重がかかっていない状態においては、前連結フレーム26又は後連結フレーム24の前後端縁245、246、265、266と、左右リブ322、323、332、333の立壁面との間には、微少な隙間を設けている。
In particular, in this embodiment, the amount of protrusion of the left and
本実施形態の座板3は、多数の貫通孔311を備えたものであるので、通気性を良くすることができる。そのため、この座板3が樹脂製のものであるにもかかわらず、座板3上に長時間着座していても不快感を与えにくい。また、座板3に使われる樹脂素材によっては、貫通孔311を設けることによって、座板3の撓み具合を調節することができる。本実施形態のように、特に荷重のかかりやすい座板3の後端部分39側を比較的大きな径の貫通孔311にするとともに、着座者の大腿部をしっかり支持したい座板3の前端部分38側を比較的小さな径の貫通孔311にしているので、座板3の各箇所によって撓み具合を変化させるようにでき、座り心地を良好なものにすることができる。また、各貫通孔311は、円筒部分316と円錐部分317と、これらの境界部分318に稜線を有するものであるので、座板3の厚み寸法を実際よりも薄く見せることができる。すなわち、境界部分318の稜線が明確なので、座板3の斜め上方から視認した使用者は、座板3の板厚が、円筒部分316の厚みのみであるかのような錯覚を生じさせるものである。
Since the
本実施形態の背板4は、中央部に横長の開口412を設けたものであるので、通気性を良くすることができる。この開口412は、椅子1の持ち運び作業やスタッキング作業を行う際の取っ手として利用することもできる。特に、開口412の周囲には、この開口412の全周を囲うようにフランジ部413が設けられているため、開口412を取っ手として利用する際にはこのフランジ部413に手を掛けることができる。この開口412に手を掛けたときに、フランジ部413によって開口縁部のみ厚みを大きくすることができ、これにより手にかかる荷重を分散できるため、手が痛くならないという効果が得られる。また、このフランジ部413には、椅子1の背面からの美観を良好なものにするという効果もある。この背板4が取り付けられる後脚23は、シェル状をなす背板本体41に嵌っている部分より円筒状をなす取付部42に嵌っている部分の方が多い。そのため、背板4が荷重を受けた際に後方に変形する動きを後脚23が阻害してしまうことはない。また、背板4の背板本体41は、中央部が後方に突となるように湾曲しているとともに、左右両端の取付部42に対応する部分は、湾曲することなく平坦なものである。そのため、背板本体41の中央部で着座者の背中を包み込むようなホールド感を与えるとともに、学校用または事務用等として使用される際によく生じる着座者が上半身をひねって横を向く動作にも支障を与えることない設計となっている。
Since the
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。 The present invention is not limited to the embodiment described above.
連結フレームは、上述したような縁に折曲げ部を有しない平板状のものの他、前縁または後縁のいずれか一方に厚み方向に折り曲げた折曲げ部を有する側面視L字形のものや、前後両縁に厚み方向に折り曲げた折曲げ部を有する側面視コ字形のものであってもよい。 In addition to the flat plate having no bent part at the edge as described above, the connecting frame has an L-shaped side view having a bent part bent in the thickness direction at either the front edge or the rear edge, It may be a U-shaped side view having bent portions bent in the thickness direction at both front and rear edges.
支持突部は、前後に連続的に伸びるリブ状のものに限られず、一又は間欠的に設けられた複数の突起等であってもよい。 The support protrusion is not limited to a rib-like one that extends continuously in the front-rear direction, and may be a plurality of protrusions or the like provided one or intermittently.
また、位置決め突部は、支持突部と直交する横リブに限られず、一又は間欠的に設けられた複数の突起や、リブの一部のみが位置決めを行うような突出量を有するものであってもよい。また、位置決め突部は、連結フレームの前縁側及び後縁側のいずれか一方のみに設けられるものであってもよい。さらに、この位置決め突部は、支持突部と一体に形成されたものに限られない。 Further, the positioning protrusion is not limited to the lateral rib orthogonal to the support protrusion, but has a protrusion amount such that only one or a plurality of protrusions provided intermittently or a part of the rib performs positioning. May be. Further, the positioning protrusion may be provided only on either the front edge side or the rear edge side of the connection frame. Furthermore, the positioning protrusion is not limited to one formed integrally with the support protrusion.
本発明のフレームの傾斜部分は、座受用側フレームの一部分に設けられたものであっても、全部分に設けられたものであってもよい。また、フレームに傾斜部分に対応する突部の傾斜部分も、一部分に設けられたものであっても、全部分に設けられたものであってもよい。一部分に設けられた突部の場合、本実施形態のような連続的なリブ状のものに限られず、間欠的な複数の突起が傾斜して並んでいるものであってもよい。複数の突起を間隔を開けて配列したものの一例としては、座板の裏面側に設けられた複数の円筒状をなす突起の配列が傾斜しているもの等が考えられる。 The inclined portion of the frame of the present invention may be provided in a part of the seat receiving side frame or may be provided in the entire portion. Further, the inclined portion of the protrusion corresponding to the inclined portion of the frame may be provided in a part or in all the portions. In the case of a protrusion provided in a part, the protrusion is not limited to a continuous rib shape as in the present embodiment, and a plurality of intermittent protrusions may be inclined and arranged. As an example of an arrangement in which a plurality of protrusions are arranged at intervals, an arrangement in which the arrangement of a plurality of cylindrical protrusions provided on the back side of the seat plate is inclined may be considered.
突部は、前端から後方に向けて左右間距離が漸次小さくなるように傾斜させて形成された前開き形状のみからなるものや、後端から前方に向けて左右間距離が漸次小さくなるように傾斜させて形成された後開き形状のみからなるものであってもよい。 The protrusion has only a front opening shape formed by inclining so that the distance between the left and right is gradually decreased from the front end toward the rear, and the distance between the left and right is gradually decreased from the rear end toward the front. It may consist only of a rear opening shape formed by being inclined.
また、突部は、座受用フレームの外側に配されるものや、座受用フレームの内側及び外側の両側に配されるものであってもよい
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
Further, the protrusion may be arranged on the outside of the seat receiving frame, or may be arranged on both the inside and outside of the seat receiving frame. You may change it.
24…後ろの座受用連結フレーム
241…端縁
242…平面部
245…前縁
246…後縁
25…座受用側フレーム
252…後端部
253、254…傾斜部分
3…座板
39…後端部分
24: Rear seat receiving
Claims (6)
前記両側フレームの後端部が、後方に向かって漸次左右間距離を増大させつつ上方に伸びるように傾斜したものであり、前記連結フレームが、後縁の左右方向長さが前縁の左右方向長さよりも大きくなるような台形状の平面部を有したものであり、その連結フレームの左右の端縁を前記両側フレームの後端部に接合していることを特徴とする椅子。 A seat plate is arranged on the right and left seat receiving side frames and the rear seat receiving connecting frames that connect the rear ends of these side frames,
The rear end portions of the both side frames are inclined so as to extend upward while gradually increasing the distance between the left and right sides toward the rear, and the connecting frame has a left-right length of the rear edge in the left-right direction of the front edge. A chair having a trapezoidal flat surface portion that is larger than the length, and having left and right edges of the connecting frame joined to rear end portions of the both side frames.
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014226327A (en) * | 2013-05-22 | 2014-12-08 | タカノ株式会社 | Chair |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
US20050099045A1 (en) * | 2003-11-06 | 2005-05-12 | Socha David J.Jr. | Nesting chair with flexible back |
JP2010094192A (en) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Itoki Corp | Seat structure of stacking chair |
-
2010
- 2010-10-27 JP JP2010240892A patent/JP2012090791A/en active Pending
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