JP2012088680A - 画像表示装置および携帯型情報処理装置 - Google Patents

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伸夫 軸屋
Kazushi Fujimoto
一志 藤本
Kazumi Otsubo
一三 大坪
Yoshitaka Kitaoka
義隆 北岡
Munenori Aoyanagi
宗伯 青柳
Ryosuke Araki
亮祐 荒木
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Abstract

【課題】装置へコンパクトに収納できると共に、操作性に優れた画像表示装置および携帯型情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像をスクリーン上に表示するための光学系を収納する光学エンジンユニット13と、光学系を制御する制御基板を収納し、光学エンジンユニット13と電気的に接続すると共に光学エンジンユニット13を回動自在に保持する制御ユニット14とを有し、これら各ユニットが使用者により引き出し可能に筐体11収容され、制御ユニット14の上面の操作ボタン82〜85が被覆状態から露出状態になって初めて装置を使用可能状態にすることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、光源に半導体レーザを用いた画像表示装置および携帯型情報処理装置に関するものである。
近年、画像表示装置の光源に半導体レーザを用いる技術が注目されている。この半導体レーザは、従来から画像表示装置に多用されてきた水銀ランプと比較して、色再現性が良い点、瞬時点灯が可能である点、長寿命である点、高効率で消費電力を低減することができる点、ならびに小型化が容易である点など、種々の利点を有している。
このような半導体レーザを用いた画像表示装置の利点は、とりわけ小型化が容易な点である。画像表示装置が小型化のために携帯型の電子機器に内蔵する場合に都合が良い。例えば、持ち運びに便利なノートブック型のパーソナルコンピュータに画像表示装置を内蔵させて、パーソナルコンピュータで処理したデータをスクリーン上に表示させるようにした技術が知られている(特許文献1参照)。これにより、パーソナルコンピュータと画像表示装置とをケーブル等のラインで接続させることなく使い勝手も良いものとなる。
特開平8−328487号公報
しかしながら、(特許文献1)に記載の技術では単にプロジェクタ本体がコンピュータ本体に内蔵されている点のみの記載に留まり、具体的にどのような構成で内蔵されているのか一切記載されていない。また、プロジェクタ本体が常にコンピュータ本体より飛び出しているために、コンピュータ本体の持ち運びの点において課題が生じると共に、コンピュータ本体の小型化の点においても課題があった。また、実際に装置を使用する際の操作性の問題等、実用的に耐えられる画像表示装置を開示しているとは言い難い。
本発明は、このような従来の技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、装置へコンパクトに収納できると共に、操作性に優れた画像表示装置および携帯型情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の画像表示装置は、画像をスクリーン上に表示するための光学系を収納する第1のユニットと、前記光学系を制御する制御基板を収納し、前記第1のユニットと電気的に接続すると共に前記第1のユニットを回動自在に保持する第2のユニットと、これら第1、第2のユニットを引き出し可能に収容する筐体と、を備え、前記筐体から前記第1のユニット、前記第2のユニットの順で各ユニットが引き出されたとき、装置を使用可能状態にすることを特徴とする。
本発明によれば、画像表示装置を使用するとき、筐体から前記第1のユニット、前記第2のユニットの順で各ユニットが引き出されたとき、装置を使用可能状態にするので、持ち運び時等の操作時以外での誤操作を確実に防止でき、特に、携帯型情報処理装置に適したコンパクトで操作性に優れたに画像表示装置を実現できる。
本発明による画像表示装置をノート型の情報処理装置に内蔵した例を示す斜視図 光学エンジンユニットの概略構成図 画像表示装置を示す斜視図 画像表示装置を分解して示す斜視図 本発明による画像表示装置をノート型の情報処理装置に内蔵した例を示す図 本発明による画像表示装置をノート型の情報処理装置に内蔵した例を示す図 本発明による画像表示装置をノート型の情報処理装置に内蔵した例を示す図 本発明による画像表示装置をノート型の情報処理装置に内蔵した例を示す図 光学エンジンユニットを示す上面図
前記課題を解決するためになされた第1の発明は、画像をスクリーン上に表示するための光学系を収納する第1のユニットと、前記光学系を制御する制御基板を収納し、前記第1のユニットと電気的に接続すると共に前記第1のユニットを回動自在に保持する第2のユニットと、これら第1、第2のユニットを引き出し可能に収容する筐体と、を備え、前記筐体から前記第1のユニット、前記第2のユニットの順で各ユニットが引き出されたとき、装置を使用可能状態にすることを特徴とする。
これにより、画像表示装置を使用するとき、筐体から前記第1のユニット、前記第2のユニットの順で各ユニットが引き出されたとき、装置を使用可能状態にするので、持ち運び時等の操作時以外での誤操作を確実に防止できる。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記第2のユニットの上面に設けられた操作部を備え、前記操作部が完全に露出する位置まで引き出されたとき、装置を使用可能状態にすることを特徴とする。
これにより、第2のユニットの上面に設けられた操作部が被覆状態から露出状態になって初めて装置を使用可能状態にするので、操作部への予期しない接触による誤操作を防止できる。
また、第3の発明の携帯型情報処理装置は、第1、第2の発明の画像表示装置を装置本体に形成されたドライブベイに収容したことを特徴とする。
これにより、画像表示装置を携帯型情報処理装置のキーボードの裏面側等のドライブベイへ光ディスク装置などの周辺機器と取替え可能にコンパクトに収容することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明による画像表示装置をノート型の情報処理装置に内蔵した例を示す斜視図である。
情報処理装置2の本体3には、光ディスク装置などの周辺機器が取替え可能に収容される収容スペース、いわゆるドライブベイが、キーボード4の裏面側に形成されており、このドライブベイに画像表示装置1が取付けられている。
画像表示装置1は、筐体11と、筐体11に対して出し入れ可能に設けられた可動体12と、を有している。可動体12は、レーザ光をスクリーンSに投射するための光学部品が収容された光学エンジンユニット(第1のユニット)13と、この光学エンジンユニット13内の光学部品を制御するための基板などが収容された制御ユニット(第2のユニット)14とで構成され、光学エンジンユニット13が上下方向に回動可能に制御ユニット14に支持されている。
この画像表示装置1は、不使用時に可動体12が筐体11内に格納され、使用時には可動体12が筐体11から引き出され、光学エンジンユニット13を回動させて、光学エンジンユニット13からのレーザ光の投射角度を調整することで、レーザ光をスクリーンS上に適切に投射させることができる。
図2は、光学エンジンユニットの概略構成図である。
この光学エンジンユニット13は、緑色レーザ光を出力する緑色レーザ光源装置22と、赤色レーザ光を出力する赤色レーザ光源装置23と、青色レーザ光を出力する青色レーザ光源装置24と、映像信号に応じて緑色レーザ光源装置22、赤色レーザ光源装置23、青色レーザ光源装置24からのレーザ光の変調を行う液晶反射型の光変調素子25と、緑色レーザ光源装置22、赤色レーザ光源装置23、青色レーザ光源装置24からのレーザ光を反射させて光変調素子25に照射させると共に光変調素子25から出射された変調レーザ光を透過させる偏光ビームスプリッタ26と、緑色レーザ光源装置22、赤色レーザ光源装置23、青色レーザ光源装置24から出射されるレーザ光を偏光ビームスプリッタ26に導くリレー光学系27と、偏光ビームスプリッタ26を透過した変調レーザ光をスクリーンSに投射する投射光学系28と、を備えている。
この光学エンジンユニット13は、いわゆるフィールドシーケンシャル方式でカラー画像を表示するものであり、緑色レーザ光源装置22、赤色レーザ光源装置23、青色レーザ光源装置24から各色のレーザ光が時分割で順次出力され、各色のレーザ光による画像が視覚の残像効果によってカラー画像として認識される。
リレー光学系27は、緑色レーザ光源装置22、赤色レーザ光源装置23、青色レーザ光源装置24から出射される各色のレーザ光を平行ビームに変換するコリメータレンズ31〜33と、コリメータレンズ31〜33を通過した各色のレーザ光を所要の方向に導く第1および第2のダイクロイックミラー34,35と、ダイクロイックミラー34,35により導かれたレーザ光を拡散させる拡散板36と、拡散板36を通過したレーザ光を収束レーザに変換するフィールドレンズ37と、を備えている。
投射光学系28からスクリーンSに向けてレーザ光が出射される側を前側とすると、青色レーザ光源装置24から青色レーザ光が後方に向けて出射され、この青色レーザ光の光軸に対して緑色レーザ光の光軸および赤色レーザ光の光軸が互いに直交するように、緑色レーザ光源装置22および赤色レーザ光源装置23から緑色レーザ光および赤色レーザ光が出射され、この青色レーザ光、赤色レーザ光、および緑色レーザ光が、2つのダイクロイックミラー34,35で同一の光路に導かれる。すなわち、青色レーザ光と緑色レーザ光が第1のダイクロイックミラー34で同一の光路に導かれ、青色レーザ光および緑色レーザ光と赤色レーザ光が第2のダイクロイックミラー35で同一の光路に導かれる。第1および第2のダイクロイックミラー34,35は、表面に所定の波長のレーザ光を透過および反射させるための膜が形成されたものであり、第1のダイクロイックミラー34は、青色レーザ光を透過すると共に緑色レーザ光を反射させる。第2のダイクロイックミラー35は、赤色レーザ光を透過すると共に青色レーザ光および緑色レーザ光を反射させる。
これらの各光学部材は、筐体41に支持されている。この筐体41は、緑色レーザ光源装置22、赤色レーザ光源装置23、青色レーザ光源装置24で発生した熱を放熱する放熱体として機能し、アルミニウムや銅などの熱伝導性の高い材料で形成されている。
緑色レーザ光源装置22は、側方に向けて突出した状態で筐体41に形成された取付部42に取付けられている。この取付部42は、リレー光学系27の収容スペースの前方と側方にそれぞれ位置する前壁部43と側壁部44とが交わる角部から側壁部44に直交する向きに突出した状態で設けられている。赤色レーザ光源装置23は、ホルダ45に保持された状態で側壁部44の外面側に取付けられている。青色レーザ光源装置24は、ホルダ46に保持された状態で前壁部43の外面側に取付けられている。
赤色レーザ光源装置23および青色レーザ光源装置24は、いわゆるCANパッケージで構成され、レーザ光を出力するレーザチップが、ステムに支持された状態で缶状の外装部の中心軸上に光軸が位置するように配置されたものであり、外装部の開口に設けられたガラス窓からレーザ光が出射される。この赤色レーザ光源装置23および青色レーザ光源装置24は、ホルダ45,46に開設された取付孔47,48に圧入するなどしてホルダ45,46に対して固定される。青色レーザ光源装置24および赤色レーザ光源装置23のレーザチップの発熱は、ホルダ45,46を介して筐体41に伝達されて放熱され、各ホルダ45,46は、アルミニウムや銅などの熱伝導率の高い材料で形成されている。
緑色レーザ光源装置22は、励起用レーザ光を出力する半導体レーザ51と、半導体レーザ51から出力された励起用レーザ光を集光する集光レンズであるFAC(Fast−Axis Collimator)レンズ52およびロッドレンズ53と、励起用レーザ光により励起されて基本レーザ光(赤外レーザ光)を出力する固体レーザ素子54と、基本レーザ光の波長を変換して半波長レーザ光(緑色レーザ光)を出力する波長変換素子55と、固体レーザ素子54と共に共振器を構成する凹面ミラー56と、励起用レーザ光および基本波長レーザ光の漏洩を阻止するガラスカバー57と、各部を支持する基台58と、各部を覆うカバー体59と、を備えている。
この緑色レーザ光源装置22は、基台58を筐体41の取付部42に取付けて固定され、緑色レーザ光源装置22と筐体41の側壁部44との間に所要の幅(例えば0.5mm以下)の間隙が形成される。これにより、緑色レーザ光源装置22の熱が赤色レーザ光源装置23に伝わりにくくなり、赤色レーザ光源装置23の昇温を抑制して、温度特性の悪い赤色レーザ光源装置23を安定的に動作させることができる。また、赤色レーザ光源装置23の所要の光軸調整代(例えば0.3mm程度)を確保するため、緑色レーザ光源装置22と赤色レーザ光源装置23との間に所要の幅(例えば0.3mm以上)の間隙が設けられている。
図3は、画像表示装置を示す斜視図である。
図3(A)は、画像表示装置1を使用しないとき、すなわち光変調素子25により形成された変調レーザ光をスクリーンSに投射しないときの状態を示している。このとき、可動体12は筐体11内に格納されている。また、図3(B)は、画像表示装置1を使用するとき、すなわち光変調素子25により形成された変調レーザ光をスクリーンSに投射するときの状態を示している。このとき、可動体12は筐体11から引き出されている。
可動体12を構成する光学エンジンユニット13および制御ユニット14の両側縁には、筐体11内に設けられた図示しないガイドレールに沿ってスライドするスライダ71,72が設けられており、使用者による押し引き操作で可動体12が筐体11に出し入れされる。なお、この他に筐体11内には、可動体12を格納位置に保持するために、図示しないラッチロックが設けられている。
光学エンジンユニット13と制御ユニット14とはヒンジ部73を介して連結されている。図3(B)に示す使用状態では、制御ユニット14が筐体11のガイドレールに支持される一方で、光学エンジンユニット13は筐体11から完全に抜け出し、矢印Aで示すように、制御ユニット14に対して光学エンジンユニット13が回動可能となっている。なお、光学エンジンユニット13は、図示するように制御ユニット14に沿った位置から、制御ユニット14に対して略直立した位置まで回動可能となっている。
光学エンジンユニット13におけるヒンジ部73と相反する側の端部には出射窓74が設けられており、この出射窓74から図2に示した投射光学系28を通過したレーザ光が出射される。これにより図1に示したように、光学エンジンユニット13を回動させることで、レーザ光の投射角度を調整することができる。
また、図3(B)に示したように、制御ユニット14の上面には、操作部81が設けられている。この操作部81には、電源用の操作ボタン(操作部)82と、輝度切り替え用の操作ボタン83と、台形補正用の2つの操作ボタン84,操作ボタン85と、が設けられている。このように制御ユニット14に操作ボタン82〜85が設けられているため、操作する際に操作ボタン82〜85がぐらつかず、操作ボタン82〜85の操作が容易になる。
操作部81は、図3(A)に示す格納状態で筐体11に覆われると共に、図3(B)に示す使用状態では露出する位置に設けられている。これにより、使用状態となって初めて操作ボタン82〜85が操作可能となり、操作ボタン82〜85が他の物と接触するなどして操作ボタン82〜85が誤操作されることを避けることができる。
図4は、画像表示装置を分解して示す斜視図である。また、可動体12が筐体11内に格納された格納状態から、可動体12が筐体11から引き出された使用状態に至る途中の状態を示す図である。すなわち、図3(A)に示す状態から図3(B)に示す状態に至る途中の状態を示す図である。
操作ボタン82は、使用者の操作に基づきオンとなりレーザ光源装置からレーザ光が出射させるスイッチの操作部である。この操作ボタン82は、制御ユニット14の外側に露出し、図3(A)および図4に示す状態では筐体11に覆われ、図3(B)に示す状態では筐体11から完全に露出する位置に設けられている。
これにより、画像表示装置1を使用するとき、すなわち画像をスクリーンSに投射するときに、操作ボタン82が情報処理装置2から露出されるので、情報処理装置2の持ち運びを容易にすると共に持ち運び時の誤操作を防止できる。
光学エンジンユニット13は、その内部に、緑色レーザ光源装置22、赤色レーザ光源装置23、青色レーザ光源装置24と、投射光学系28とを備えている。また、制御ユニット14は、その内部に、緑色レーザ光源装置22、赤色レーザ光源装置23、青色レーザ光源装置24と、投射光学系28とを制御する制御部101を備えている。
可動体12は、画像をスクリーン上に表示するための光学系を収納する光学エンジンユニット13と、この光学エンジンユニット13内の光学系を制御する制御基板を収納し、光学エンジンユニット13と電気的に接続すると共に光学エンジンユニット13を回動自在に保持する制御ユニット14とで構成されている。
図5〜図8は、本発明による画像表示装置をノート型の情報処理装置に内蔵した例を示す図である。また、図5〜図7は、図3(A)、図3(B)、図4に示す画像表示装置1にそれぞれ対応する。
情報処理装置2の本体3には、光ディスク装置などの周辺機器が取替え可能に収容される収容スペース、いわゆるドライブベイが、キーボード4の裏面側に形成されており、このドライブベイに画像表示装置1が取付けられている。画像表示装置1は、光学エンジンユニット13および制御ユニット14を出し入れ可能に収容する筐体11を介して情報処理装置2に形成された収容スペースに収容される。これにより、情報処理装置2に形成された収容スペースに光学エンジンユニット13および制御ユニット14を容易に収容できる。また、筐体11を介して光学エンジンユニット13および制御ユニット14を収容スペースに収容するので、光ディスク装置などの周辺機器と取替え可能にできる。
図5は、画像表示装置1を使用しないとき、すなわち光変調素子25により形成された変調レーザ光をスクリーンSに投射しないときの状態を示している。このとき、可動体12は筐体11内に格納されているので、光学エンジンユニット13と制御ユニット14は、共に情報処理装置2に格納されている。このように、画像表示装置1を使用しないときには、情報処理装置2から画像表示装置1を飛び出させないので、情報処理装置2の持ち運びを容易にできる。
図6は、画像表示装置1を使用するとき、すなわち光変調素子25により形成された変調レーザ光をスクリーンSに投射するときの状態を示している。このとき、可動体12は筐体11から引き出されているので、光学エンジンユニット13は情報処理装置2から完全に露出している。また、制御ユニット14は、その少なくとも一部が情報処理装置2に格納されている。このように、画像表示装置1を使用するときには、動作時の発熱量が大きい光学系を収納する光学エンジンユニット13を情報処理装置2の外側に露出させるので、光学系に対する冷却効果を高めることができる。
また、図3(B)に示す筐体11は、図6に示す情報処理装置2の内部に位置し、光学エンジンユニット13の各レーザ光源装置を含む光学系で発生した熱を、制御ユニット14を介して筐体11で放熱する。このように、光学エンジンユニット13内の光学系で発生した熱を放熱する放熱体として筐体11を機能させる。これにより、光学エンジンユニット13内の光学系で発生した熱を、同一筐体内に連続して位置する制御ユニット14を介して筐体11で放熱するので、光学エンジンユニット13の放熱効果を高めることができる。
図7は、図5に示す状態から図6に示す状態に至る途中の状態を示す図である。この状態では、光学エンジンユニット13は、その少なくとも一部が情報処理装置2から露出している。制御ユニット14は、光学エンジンユニット13が情報処理装置2から完全に露出していない場合には、情報処理装置2に完全に格納されている。また、制御ユニット14は、光学エンジンユニット13が情報処理装置2から完全に露出している場合であっても、その一部が情報処理装置2に格納されている。
図8は、光学エンジンユニット13が制御ユニット14に対して回動した様子を示している。
光学エンジンユニット13は、図3(A)に示すヒンジ部73を利用して、制御ユニット14に対して回動可能に取付けられている。そのため、光学エンジンユニット13は、制御ユニット14に沿った位置から制御ユニット14に対して略直立した位置まで回動可能となっている。また、光学エンジンユニット13は、ヒンジ部73と相反する側の端部には出射窓74が設けられており、この出射窓74から投射光学系28を通過したレーザ光が出射される。これにより、変調レーザ光をスクリーンSに投射する際に、光学エンジンユニット13が制御ユニット14に対して回動するので、投射するスクリーンSの位置に応じて光学エンジンユニット13に備えられた出射窓74の角度を調整できる。
図9は、光学エンジンユニットを示す上面図である。
光学エンジンユニット13は、緑色レーザ光源装置22、赤色レーザ光源装置23、青色レーザ光源装置24を含む光学系と共に、その光学系を冷却させる空冷ファン201を備えている。また、空冷ファン201の直下には吸気口があり、出射窓74の横には排気口がある。図6に示すように、光学エンジンユニット13を情報処理装置2から完全に露出させ、空冷ファン201を動作させると、光学エンジンユニット13の吸気口から外部の空気を取込み、取込んだ空気を光学エンジンユニット13の内部で循環させ、循環した空気を排気口202から外部に排出する。これにより、空冷ファン201と光学系とを同一ユニット内に備えるので、動作時の発熱量が大きい光学系に対する冷却効果を更に高めることができる。
以上のように、画像をスクリーンSに投射するときは、光学エンジンユニット13が情報処理装置2から完全に露出すると共に制御ユニット14の少なくとも一部が情報処理装置2に格納され、画像をスクリーンに投射しないときは、光学エンジンユニット13および制御ユニット14が情報処理装置2に格納されるので、光学系に対する冷却効果を高めると共にノートブック型等のコンピュータ本体に内蔵する際にコンパクトに収納できる画像表示装置1および情報処理装置2を実現できる。
本発明にかかる画像表示装置および携帯型情報処理装置は、実際に画像をスクリーンに投射しない操作時以外での誤操作を確実に防止し、コンパクトで操作性に優れた装置を実現できる効果を有し、特に、光ディスク装置などの周辺機器が収容されるドライブベイを有したノートブック型のコンピュータ本体などとして有用である。
1 画像表示装置
2 情報処理装置
3 本体
4 キーボード
11 筐体
12 可動体
13 光学エンジンユニット(第1のユニット)
14 制御ユニット(第2のユニット)
22 緑色レーザ光源装置
23 赤色レーザ光源装置
24 青色レーザ光源装置
25 光変調素子
28 投射光学系
41 筐体
73 ヒンジ部
74 出射窓
81 操作部
82 操作ボタン
83 操作ボタン
84 操作ボタン
85 操作ボタン
101 制御部
201 空冷ファン
202 排気口

Claims (3)

  1. 画像をスクリーン上に表示するための光学系を収納する第1のユニットと、
    前記光学系を制御する制御基板を収納し、前記第1のユニットと電気的に接続すると共に前記第1のユニットを回動自在に保持する第2のユニットと、
    これら第1、第2のユニットを引き出し可能に収容する筐体と、を備え、
    前記筐体から前記第1のユニット、前記第2のユニットの順で各ユニットが引き出されたとき、装置を使用可能状態にすることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記第2のユニットの上面に設けられた操作部を備え、
    前記操作部が完全に露出する位置まで引き出されたとき、装置を使用可能状態にすることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像表示装置を装置本体に形成されたドライブベイに収容したことを特徴とする携帯型情報処理装置。
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