JP2012087640A - ブレードピッチ角固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】風車ロータのハブにピッチ角を可変に連結されたブレードのピッチ角を固定するブレードピッチ角固定構造において、作業性良好で、固定構造の高剛性、高強度を容易に実現する。
【解決手段】本構造は、基端周壁部1の周方向に分散した複数部位にバレルナット6が込められたブレードを備え、ハブ3とベアリング装置2の外輪部2aとが周方向に分散配置されたボルト5aにより締結され、ベアリング装置の内輪部2bとバレルナットとがボルト4aにより締結されてブレードが固定されてなる風車ロータにおいて、基端周壁部の外周面に露出するバレルナットの端部に雌螺子6aが設けられ、一又は複数の前記雌螺子とこれに螺合するボルト9とによりブレードに固定される一の固定端部と、ハブと外輪部とを固定するボルトのうち一又は複数のボルトとこれに螺合するナット10とによりハブに固定される他の固定端部とを有する固定プレート8が適用された構造である。
【選択図】図2

Description

本発明は、風車ロータの可変ピッチ式ブレードのピッチ角を固定するブレードピッチ角固定構造に関する。
一般に、風力発電機として利用される水平軸風車において可変ピッチ式の風車ロータは、ハブと、同ハブにベアリングを介してピッチ角を可変に連結されたブレードと備え、さらにブレードにはピッチ角駆動機構が連結される構造が採用されている。
例えば、特許文献1にあっては、ハブにベアリング装置の外輪部が固定され、ベアリング装置の内輪部に、シャンクの基端部が嵌入されて固定され、ブレードの基端がシャンクの先端のフランジに締結されることで構成されている。
一方、特許文献2には、ピッチ角駆動機構に不具合が生ずる可能性のある過大な負荷が生じた場合には、ブレードのピッチ角を空力出力が減少するフェザー側に制御し、ブレードピッチ角の変動に起因するピッチ角駆動機構の変動荷重を低減させる技術が開示されている。
特表2007−132295号公報 特開2006−233912号公報
しかし以上の従来技術にあっては以下のような問題があった。
上述のような従来の風車においてピッチ角駆動機構が過大負荷等により故障した場合には、特許文献2に記載のようにピッチ角を制御することはできない。
このような場合には、ブレードのピッチ角を手動で所定のピッチ角に固定する必要がある。
通常、ブレードのピッチ角を固定する構造には、固定角度によっては発生しうる大トルクに耐える為に、十分な剛性と強度が必要である。また、高所作業となるため作業性を良好にすることが望ましい。
ブレードピッチ角固定構造を、ブレードの回りの任意の箇所で連結固定できる構造とすると作業性及び固定構造の強度が良好であり、このような構造が望まれる。
本発明は、風車ロータのハブにピッチ角を可変に連結されたブレードのピッチ角を固定するブレードピッチ角固定構造であって、作業性良好で、固定構造の高剛性、高強度を容易に実現できるブレードピッチ角固定構造を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するための請求項1記載の発明は、風車ロータのハブにベアリング装置を介してピッチ角を可変に連結されたブレードのピッチ角を固定するブレードピッチ角固定構造であって、
前記ブレードの基端周壁部の外周面に露出し当該基端周壁部の周方向に分散した複数部位にそれぞれ第1締結手段が設けられ、
前記ベアリング装置は、周方向に分散した複数部位でそれぞれ第2締結手段により前記ハブに固定され、
一又は複数の前記第1締結手段を適用して前記ブレードに固定される一の固定端部と、一又は複数の前記第2締結手段を適用して前記ハブに固定される他の固定端部とを有する固定プレートが適用されて前記ブレードのピッチ角が固定されるブレードピッチ角固定構造である。
請求項2記載の発明は、前記固定プレートの少なくとも一方の固定端部に締結位置選択用の遊びが設けられ、当該遊びの方向が前記周方向であり、当該遊びの範囲内で締結位置を選択することと、前記締結手段から前記固定プレートの締結に適用するものを選択することとにより、任意のピッチ角で前記ブレードを固定可能に構成された請求項1に記載のブレードピッチ角固定構造である。
請求項3記載の発明は、ハブと、
ベアリングを間に保持する外輪部及び内輪部を有するベアリング装置と、
基端周壁部の周方向に分散した複数部位に形成された孔にそれぞれバレルナットが込められたブレードとを備え、
前記ハブと前記外輪部とが前記ブレードのピッチ軸方向に延在する複数のボルトにより締結され、当該ボルトが周方向に分散して配置され、
前記内輪部と前記バレルナットとが前記ピッチ軸方向に延在するボルトにより締結されて前記ブレードと前記内輪部とが固定されてなる風車ロータにおけるブレードピッチ角固定構造であって、
前記基端周壁部の外周面に露出する前記バレルナットの端部に雌螺子が設けられ、
一又は複数の前記雌螺子とこれに螺合するボルトとにより前記ブレードに固定される一の固定端部と、前記ハブと前記外輪部とを固定する前記ボルトのうち一又は複数の前記ボルトとこれに螺合するナットとにより前記ハブに固定される他の固定端部とを有する固定プレートが適用されて前記ブレードのピッチ角が固定されるブレードピッチ角固定構造である。
請求項4記載の発明は、前記固定プレートの少なくとも一方の固定端部に締結位置選択用の遊びが設けられ、当該遊びの方向が前記周方向であり、当該遊びの範囲内で締結位置を選択することと、前記ハブと前記外輪部とを固定する前記ボルト及び前記雌螺子から前記固定プレートの締結に適用するものを選択することとにより、任意のピッチ角で前記ブレードを固定可能に構成された請求項3に記載のブレードピッチ角固定構造である。
請求項5記載の発明は、前記バレルナットの前記端部に前記基端周壁部の外周面から突出し、先端面に前記雌螺子が開口する突部が形成され、
前記固定プレートの前記一の固定端部に前記突部が挿入される固定用の孔が形成された請求項3又は請求項4に記載のブレードピッチ角固定構造である。
請求項6記載の発明は、共通のナットにより前記外輪部と前記固定プレートとが共締めされてなる請求項3、請求項4又は請求項5に記載のブレードピッチ角固定構造である。
請求項7記載の発明は、前記固定プレートが前記周方向に分散配置されて複数適用された請求項1から請求項6のうちいずれか一に記載のブレードピッチ角固定構造である。
本発明によれば、固定プレートをブレードの基端周壁部と前記ハブとに固定することにより、可変ピッチ式のブレードのピッチ角を固定することができる。このとき、ブレード側の締結手段と、ハブ側の締結手段とはピッチ軸回りの周方向に分散されて複数配置されているので、こられから固定プレートの締結に適用するものを選択することにより、ブレードの回りの任意の箇所で連結固定でき、作業性が良好である。また、固定するピッチ角を選択することも可能である。
また本発明によれば、複数の固定プレートをピッチ軸の周方向の異なる位置に配置して適用することができ、これにより固定構造の高剛性、高強度を容易に実現できる。
本発明一実施形態に係るブレードピッチ角固定構造の適用対象となるブレードとハブとの連結部分のピッチ軸を通る断面を示す断面図である。 本発明一実施形態に係るブレードピッチ角固定構造が適用されたブレードとハブとの連結部分のピッチ軸を通る断面を示す断面図である。 本発明一実施形態に係る固定プレートの斜視図である。 本発明一実施形態に係るブレードピッチ角固定構造の斜視図である。 本発明他の一実施形態に係るブレードピッチ角固定構造が適用されたブレードとハブとの連結部分のピッチ軸を通る断面を示す断面図である。
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
本実施形態のブレードピッチ角固定構造は、水平軸風車のロータに適用される。
一般に、水平軸風車は、ブレードとこれを保持するハブとを有するロータと、ハブに接続された主軸を介してロータを軸支するナセルと、ナセルをヨー回転自在に支持するタワーとを備える。
図1に示すようにブレードの基端周壁部1は、ハブ3にベアリング装置2を介してピッチ角を可変に連結される。図1においてAはピッチ軸である。基端周壁部1はピッチ軸Aを中心とする円筒形状に形成され、基端周壁部1より先に翼形状が形成されている。
ベアリング装置2は、ベアリングを間に保持する外輪部2a及び内輪部2bを有する。ベアリング装置2はピッチ軸Aを回転軸として配置される。
外輪部2aがハブ3のベアリングマウント部3aに搭載される。ベアリングマウント部3aは、外輪部2aに合わさるフラットな面が円形状に形成されたものである、ベアリングマウント部3aの内側はハブ3内の空洞に連通する孔となっている。
外輪部2aにピッチ軸A方向に延在するボルト挿通孔がピッチ軸A回りの周方向に沿って多数均等分散配置されて形成されており、このボルト挿通孔のそれぞれに、ボルト5aが挿通される。ボルト5aの一端部はベアリングマウント部3aにおいてハブ3に固定されている。ボルト5aの他端部に螺合するナット5bが締め上げられることで、ベアリング装置2の外輪部2aはハブ3に固定される。
ブレードの基端周壁部1は、ベアリング装置2の内輪部2bに固定される。基端周壁部1の周方向に分散した複数部位に形成された孔にそれぞれバレルナット6,6,・・・が込められている。バレルナット6,6,・・・は基端周壁部1の周方向に多数均等分散配置されている。
バレルナット6の各設置孔に連通するピッチ軸A方向の孔が、基端周壁部1及び内輪部2bに連通して形成されており、これにボルト4aが挿通され、ボルト4aの一端部がバレルナット6に、他端部がナット4bに螺合して締め上げられることで、基端周壁部1を有するブレードがベアリング装置2の内輪部2bに固定される。
以上のようにして基端周壁部1を有したブレードは、ハブにピッチ角が可変に連結される。図示しないピッチ角駆動機構がブレードにピッチ軸A回りの動力を伝達するように連結される。例えば、ピッチ角駆動機構は内輪部2bの内側に固定された内歯のリングギアとこれに噛合するピニオンギアとを含んで構成される。
以上の基本構造に対して以下のブレードピッチ角固定構造が構成される。
ブレードの基端周壁部1の外周面に露出し基端周壁部1の周方向に分散した複数部位にそれぞれ第1締結手段が設けられる。本実施形態における第1締結手段は、バレルナット6,6,・・・にぞれぞれ形成された雌螺子6aである。雌螺子6aは、基端周壁部1の外周面に露出するバレルナット6の端部に設けられている。バレルナット6の外側面に雌螺子6aが開口する形で形成される。第2締結手段としては、上述したボルト5aが適用される。
図2に示すように、L型の固定プレート8の一端が雌螺子6aとこれに螺合するボルト9とによりブレードに固定されるとともに、固定プレート8の他端がボルト5aとこれに螺合するナット10とによりハブ3に固定される。
以上により、ブレードのピッチ角が固定される。
固定プレート8は、ピッチ軸A回りの周方向に分散配置された複数を適用することが好ましい。固定構造の高剛性、高強度にするためである。固定プレート8を複数適用する場合は、なるべく均等な間隔で配置することが好ましい。
図3に示すように固定プレート8は、ブレードへの固定端部8aと、ハブへの固定端部8bとが直角に繋がった構造を有する。固定端部8aに1つの固定用の孔部8cが丸孔状に形成され、固定端部8bに2つの固定用の孔部8d,8eが長孔状に形成されている。図2に示す固定構造の場合、孔部8cはボルト9の軸部が挿入される程度の大きさにされる。
孔部8d,8eが長孔状に形成されているのは、ピッチ軸A回りの周方向に遊びを設けるためである。そのため、孔部8d,8eの長手方向に沿った線はピッチ軸Aを中心として円弧状に形成されている。
図4に示すように、多数周方向に分散配置された雌螺子6a,6a,・・・の中から固定プレート8の締結に適用するものとし選択された雌螺子6aに、図3の孔部8cに挿通されたボルト9が螺合する。
また、多数周方向に分散配置されたボルト5a,5a,・・・の中から固定プレート8の締結に適用するものとし選択された2つのボルト5a,5aがそれぞれ孔部8d,8eに挿通されナット10,10により締結される。
ブレードのピッチ角がどのような角度であっても、選択された雌螺子6aに対応して孔部8d,8eにボルト5a,5aが挿入できるように、孔部8d,8eが長孔状に形成されている。したがって、ピッチ角がどのような角度であっても、本固定構造によってピッチ角を固定することができる。すなわち、本固定構造は、任意のピッチ角でブレードを固定可能に構成されている。
このような任意のピッチ角でブレードを固定可能にする構造は、孔部8cに遊びを設けても実現してもよいし、孔部8c及び孔部8d,8eの双方に遊びを設けても実現してもよいことは勿論である。
以上の固定構造によれば、バレルナット6に雌螺子6aを設け、固定プレート8を用意しておけば実現でき、簡単な構成で実現できる。
図2に示した固定構造においては、固定プレート8とハブ3との固定に、ベアリング装置の外輪部2aの固定用のナット5bとは別のナット10を用いたが、図5に示すように、共通のナット5bにより外輪部2aと固定プレート8とを共締めしてもよい。この場合、さらにピッチ固定用の備品を少なくすることができる。
さらに図5に示すように、バレルナット11の端部に基端周壁部1の外周面から突出し、先端面に雌螺子11bが開口する突部11aを形成しておき、固定プレート8の固定端部8aの孔部8cに突部11aが挿入される構造にして締結してもよい。但し、この場合、孔部8cは突部11aが挿入される程度の大きさにされる。本構造によれば、固定プレート8からボルト12に負荷されるせん断力を低減でき、固定プレート8とブレードとの連結部分を強固にすることができる。
以上のブレードピッチ角固定構造によれば、ピッチ角駆動機構が過大負荷等により故障した場合にも、そのままのピッチ角でも、ブレードのピッチ角を手動で所望のピッチ角に動かした後でもブレードのピッチ角を固定することができる。
以上の実施形態に拘わらず、固定プレート8を複数の雌螺子6aとこれに螺合するボルトとによりに締結するようにしても良いし、固定プレート8を一のボルト5aとこれに螺合するナット10(又は5b)とにより締結するようにしても良い。
また、雌螺子6aをバレルナット6とは別の部品であって基端周壁部1に固定される部品に設けても良いが、既設のバレルナット6に雌螺子6aを設けることによって、部品の増加や基端周壁部1の構造変更を避けることができる。
同様に、突部11a及び雌螺子11bをバレルナット11とは別の部品であって基端周壁部1に固定される部品に設けても良いが、既設のバレルナット11に突部11a及び雌螺子11bを設けることによって、部品の増加や基端周壁部1の構造変更を避けることができる。
1 ブレードの基端周壁部
2 ベアリング装置
2a 外輪部
2b 内輪部
3 ハブ
3a ベアリングマウント部
4a ボルト
4b ナット
5a ボルト
5b ナット
6 バレルナット
6a 雌螺子
8 固定プレート
9 ボルト
10 ナット
11 バレルナット
11a 突部
11b 雌螺子
12 ボルト

Claims (7)

  1. 風車ロータのハブにベアリング装置を介してピッチ角を可変に連結されたブレードのピッチ角を固定するブレードピッチ角固定構造であって、
    前記ブレードの基端周壁部の外周面に露出し当該基端周壁部の周方向に分散した複数部位にそれぞれ第1締結手段が設けられ、
    前記ベアリング装置は、周方向に分散した複数部位でそれぞれ第2締結手段により前記ハブに固定され、
    一又は複数の前記第1締結手段を適用して前記ブレードに固定される一の固定端部と、一又は複数の前記第2締結手段を適用して前記ハブに固定される他の固定端部とを有する固定プレートが適用されて前記ブレードのピッチ角が固定されるブレードピッチ角固定構造。
  2. 前記固定プレートの少なくとも一方の固定端部に締結位置選択用の遊びが設けられ、当該遊びの方向が前記周方向であり、当該遊びの範囲内で締結位置を選択することと、前記締結手段から前記固定プレートの締結に適用するものを選択することとにより、任意のピッチ角で前記ブレードを固定可能に構成された請求項1に記載のブレードピッチ角固定構造。
  3. ハブと、
    ベアリングを間に保持する外輪部及び内輪部を有するベアリング装置と、
    基端周壁部の周方向に分散した複数部位に形成された孔にそれぞれバレルナットが込められたブレードとを備え、
    前記ハブと前記外輪部とが前記ブレードのピッチ軸方向に延在する複数のボルトにより締結され、当該ボルトが周方向に分散して配置され、
    前記内輪部と前記バレルナットとが前記ピッチ軸方向に延在するボルトにより締結されて前記ブレードと前記内輪部とが固定されてなる風車ロータにおけるブレードピッチ角固定構造であって、
    前記基端周壁部の外周面に露出する前記バレルナットの端部に雌螺子が設けられ、
    一又は複数の前記雌螺子とこれに螺合するボルトとにより前記ブレードに固定される一の固定端部と、前記ハブと前記外輪部とを固定する前記ボルトのうち一又は複数の前記ボルトとこれに螺合するナットとにより前記ハブに固定される他の固定端部とを有する固定プレートが適用されて前記ブレードのピッチ角が固定されるブレードピッチ角固定構造。
  4. 前記固定プレートの少なくとも一方の固定端部に締結位置選択用の遊びが設けられ、当該遊びの方向が前記周方向であり、当該遊びの範囲内で締結位置を選択することと、前記ハブと前記外輪部とを固定する前記ボルト及び前記雌螺子から前記固定プレートの締結に適用するものを選択することとにより、任意のピッチ角で前記ブレードを固定可能に構成された請求項3に記載のブレードピッチ角固定構造。
  5. 前記バレルナットの前記端部に前記基端周壁部の外周面から突出し、先端面に前記雌螺子が開口する突部が形成され、
    前記固定プレートの前記一の固定端部に前記突部が挿入される固定用の孔が形成された請求項3又は請求項4に記載のブレードピッチ角固定構造。
  6. 共通のナットにより前記外輪部と前記固定プレートとが共締めされてなる請求項3、請求項4又は請求項5に記載のブレードピッチ角固定構造。
  7. 前記固定プレートが前記周方向に分散配置されて複数適用された請求項1から請求項6のうちいずれか一に記載のブレードピッチ角固定構造。
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