JP2012085401A - 保護継電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の実施形態は、直流分を含む系統事故電流が流れた場合にも、精度よく動作判定できる保護継電器を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の実施形態に係る保護継電器は、入力電流の大きさを変換し、アナログ信号として出力する入力変流器と、入力変流器から出力されたアナログ信号を、所定のアナログ信号を示す所定アナログ信号に変換するアナログ変換回路と、アナログ変換回路により変換された所定アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路と、A/D変換回路により変換されたデジタル信号に基づいて演算処理を行う演算処理回路と、演算処理回路の演算結果に応じて接点出力を動作させるリレー出力回路とを備える。
さらに、アナログ変換回路は、入力変流器から出力されたアナログ信号を、負性の抵抗値を持つ負性抵抗回路を介して受信する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、保護継電器に関する。
従来、電力系統の系統事故の有無を判断し、系統事故区間に設置された遮断器の動作判定をするために保護継電器を用いている。この保護継電器は、入力電流の大きさを変換する変流器と、変流器2次側の信号を所定レベルに変換するアナログ変換回路を介した後、A/D変換回路によりA/D変換している。更に、デジタル信号として演算処理回路に取り込み、演算処理回路にて所定の演算処理を行うことで、動作判定している。
この入力電流の大きさを変換する変流器は、直流分を含む系統事故電流が流れた場合の変流器飽和を防止するために、変流器の鉄心断面積増加、二次巻線の巻数増加、二次巻線の断面積増加等によって変流器飽和特性を向上させていた。しかし、これらの飽和対策は変流器の大型化を招くという課題があった。
また、従来の保護継電器は、変流器飽和による誤判定防止のため、A/D変換後のデジタル信号の正波・負波の各々の振幅が、保護継電器のアナログ変換および演算処理回路で決定されるフルスケール値を超えた場合に、動作判定を実行しているが、正波または負波の一方がフルスケール値を超えるような直流分を含む系統事故電流では、正しく動作判定できない虞があった。
特開2009−201209号公報
上述したように、直流分を含む系統事故電流が流れた場合の変流器飽和を防止するために変流器が大型化するという課題がある。さらに、演算処理による変流器飽和時の誤判定防止策は、正波または負波の一方がフルスケール値を超えるような事故電流で、正しく動作判定できない可能性がある。
本発明の実施形態は、直流分を含む系統事故電流が流れた場合にも、精度よく動作判定できる保護継電器を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係る保護継電器は、入力電流の大きさを変換し、アナログ信号として出力する入力変流器と、入力変流器から出力されたアナログ信号を、所定のアナログ信号を示す所定アナログ信号に変換するアナログ変換回路と、アナログ変換回路により変換された所定アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路と、A/D変換回路により変換されたデジタル信号に基づいて演算処理を行う演算処理回路と、演算処理回路の演算結果に応じて接点出力を動作させるリレー出力回路とを備える。
さらに、アナログ変換回路は、入力変流器から出力されたアナログ信号を、負性の抵抗値を持つ負性抵抗回路を介して受信する。
第1の実施形態における保護継電器の構成を示すブロック図。 第1の実施形態における入力変流器1の等価回路を示す図。 第1の実施形態における負性抵抗回路8の等価回路を示す図。 第1の実施形態における負性抵抗回路8とパワーブースタ回路29の等価回路を示す図。 第2の実施形態におけるサーミスタ30を適用した負性抵抗回路8の等価回路を示す図。
本発明の実施形態における保護継電器について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態における保護継電器の構成について図1を用いて説明する。図1は保護継電器の構成を示すブロック図である。保護継電器は入力変流器1、負性抵抗回路8、アナログ変換回路2、A/D変換回路3、演算処理回路4、リレー出力回路5、接点出力6から構成されている。
入力変流器1により入力電流の大きさを変換し、所定の電流比によって取り込まれた電流波形をアナログ信号として、負性抵抗回路8を介してアナログ変換回路2に送信する。
アナログ変換回路2は、アナログ前置フィルタやオペアンプ等から構成され、負性抵抗回路8から入力されたアナログ信号に含まれる高周波の除去や、信号強度を所定の値に変換を行う。さらに、高周波が除去され、信号強度が所定の値に変換された所定アナログ信号をA/D変換回路3に出力する。
A/D変換回路3は、アナログ変換回路2から入力された所定アナログ信号をデジタル信号に変換し、演算処理回路4にデジタル信号を出力する。
演算処理回路4は、A/D変換回路3から入力されたデジタル信号に基づいて、図示しない遮断器の動作判定を行うための演算処理を行い、演算結果をリレー出力回路5を介して接点出力6に出力する。
接点出力6は、図示しない遮断器と接続されており、保護継電器の演算処理回路4からリレー出力回路5を介して入力される演算結果に基づいて、遮断器を動作させる。
次に、入力変流器1の構成について図2を用いて説明する。図2は、入力変流器1および負性抵抗回路8の構成を示す等価回路である。
入力端子9から入力端子10に入力電流Iを流し、変流器一次巻線11によって、図示しない変流器の鉄心に磁束φが発生し、磁束φによって変流器二次巻線12に誘起電圧Eが発生し、電流Iが変流器二次側に流れる。変流器飽和特性を示すための変流器の飽和電流算出式を導き出すにあたり、変流器入力インピーダンスZinと変流器飽和時の入力電圧Eを式(1)、式(2)、式(3)に示す。
変流器入力インピーダンスZinは、変流器一次巻線抵抗16、変流器二次巻線抵抗17、変流器二次負荷インピーダンス21、変流器一次巻回数18、変流器二次巻回数19から式(1)のように示される。
Figure 2012085401

変流器飽和時の入力電圧Eは、変流器鉄心に発生する磁束φの変化、変流器一次巻回数Nから式(2)のように示され、また変流器入力インピーダンスZinと変流器飽和電流Imaから式(3)のように示される。
Figure 2012085401

Figure 2012085401

さらに、式(1)、式(2)、式(3)から変流器飽和電流Imaは式(4)のように示される。
Figure 2012085401

(一般的な変流器は変流器一次巻線抵抗r≒0とし無視できる。)
ここで、
ma :変流器飽和電流(Arms
:変流器飽和時の入力電圧(Vrms
ω :角周波数(rad/s)
f :入力周波数(Hz)
:変流器一次巻線の巻回数18(T)
:変流器二次巻線の巻回数19(T)
S :鉄心断面積(cm
:最大磁束密度(Wb/m
φ :変流器鉄心発生磁束(Wb)
in :変流器入力インピーダンス(Ω)
:変流器一次巻線抵抗16の抵抗値(Ω)
:変流器二次巻線抵抗17の抵抗値(Ω)
:変流器二次負荷インピーダンス21の抵抗値(Ω)
としている。
(4)式で示されるよう、変流器飽和電流Imaを大きくするためには、変流器一次巻回数Nを少なくする、変流器二次巻回数Nを多くする、鉄心断面積Sを大きくする、最大磁束密度Bの高い鉄心を採用する、変流器二次巻線抵抗rを小さくする、変流器二次負荷インピーダンスZを小さくする方法がある。ここでは、保護継電器に負性抵抗回路8を供えることにより、変流器二次巻線抵抗17を小さくし、変流器飽和電流Imaを大きくしている。
次に、保護継電器における負性抵抗回路8の構成について図3を用いて説明する。図3は、負性抵抗回路8の構成を示す等価回路である。負性抵抗回路8は、抵抗22、23、24およびオペアンプ25から構成されている。
負性抵抗回路8に入力される電圧Vは、変流器二次側に流れる電流と抵抗22、23、24と負性抵抗回路8から出力される電圧Vにより式(5)、(6)で与えられる。
Figure 2012085401


Figure 2012085401

式(5)、(6)より負性抵抗回路8から出力される電圧Vは式(7)で与えられる。
Figure 2012085401

式(6)に式(7)を代入すると負性抵抗回路8に入力される電圧Vは式(8)で与えられる。
Figure 2012085401

式(8)から負性抵抗回路8の合成インピーダンスrは、式(9)のように示され負性の抵抗値を持つことになる。図3に示すように、負性抵抗回路8を設置しているため、負性の抵抗値である負性抵抗回路8の合成インピーダンス26により変流器二次巻線抵抗17をキャンセルできる。
Figure 2012085401

ここで、
:負性抵抗回路8に入力される電圧(V0P
:負性抵抗回路8から出力される電圧(V0P
:変流器二次側に流れる電流(A0P
:抵抗22の抵抗値(Ω)
:抵抗23の抵抗値(Ω)
:抵抗24の抵抗値(Ω)
:負性抵抗回路8の合成インピーダンス26(Ω)
である。
次に直流電流を含む系統事故電流が変流器に流れた場合の抵抗22、抵抗23、抵抗24、オペアンプ25の選定例を示す。
直流電流が100%重畳した場合の変流器二次側電流I2adは系統事故電流I1ad、変流器一次巻回数18、変流器二次巻回数19から式(10)のように示される。
Figure 2012085401

系統事故電流I1ad=100Arms、系統周波数f=50Hz、変流器飽和電流Ima=180Arms、変流器一次巻回数N=1T、変流器二次巻回数N=3000T、変流器二次巻線抵抗r=210Ω、変流器二次負荷インピーダンスZ=10Ωを条件とすると、式(10)から変流器一次側に系統事故電流I1adが流れた場合の変流器二次側電流I2ad≒94.3mA0Pとなる。
ここで変流器の直流電流飽和を防止するため直流分を考慮し、直流分重畳無し時の飽和電流がオーバーサイズファクターK倍だけ多くなるよう設計する概念を導入し、変流器が飽和しない場合の変流器二次側電圧E2’を算出する。なおオーバーサイズファクターKは式(11)のように示される。
Figure 2012085401

ここで、
K :オーバーサイズファクター
ω :角周波数(rad/s)
T :無飽和期待時間(ms)
である。
無飽和時間Tを波高値検出形(ピーク値検出形)の演算処理が可能な無飽和時間T=15msを条件とする場合、式(11)からオーバーサイズファクターK≒5.71となる。直流電流が100%重畳しても飽和しない飽和限界電流Imdaは、変流器飽和電流Imaと式(11)で示されたオーバーサイズファクターKから式(12)で与えられる。
Figure 2012085401

式(12)から直流電流が100%重畳しても飽和しない飽和限界電流Imda≒31.5Armsとなる。
ここで、前述で求められた直流電流が100%重畳しても飽和しない飽和限界電流Imdaを系統事故電流I1adとして考えると、式(10)は式(13)のように変換できる。またこの時の変流器二次側電圧E2’は、変流器一次側に飽和限界電流Imdaが流れた場合の変流器二次側電流I2ad’、変流器二次巻線抵抗17、変流器二次負荷インピーダンス21から式(14)のように示される。
Figure 2012085401

Figure 2012085401

式(13)から変流器一次側に飽和限界電流Imdaが流れた場合の変流器二次側電流I2ad’≒29.7mA0Pとなり、変流器一次側に飽和限界電流Imdaが流れた場合の変流器二次側電流I2ad’と式(14)から変流器飽和時の変流器二次側電圧E2’≒6.5V0Pとなり、これが変流器二次側に発生可能な電圧値を示す。
ここで、変流器一次側に系統事故電流I1adが流れた場合の変流器二次側電流I2adと負性抵抗回路8の合成インピーダンス26を用いると式(14)は式(15)のように変換できる。
Figure 2012085401

また式(14)と式(15)から負性抵抗回路8を設けた場合の変成器二次側電流I2adは式(16)のように示される。
Figure 2012085401

さらに式(16)を式(13)へ代入すると負性抵抗回路8を設けた場合の飽和限界電流Imdaを示すことができ、式(17)のように示される。
Figure 2012085401

ここで、r+Z>r+rになるようrの定数を選定するため、負性抵抗回路8を設けた場合は、(r+Z)/(r+r)だけ飽和限界電流Imdaを大きくできる。
算出された変流器二次側電圧E2’と変流器一次側に系統事故電流I1adが流れた場合の変流器二次側電流I2adと条件である変流器二次巻線抵抗rを式(15)に代入すると、負性抵抗回路8の合成インピーダンスr≒−141Ωとなり、更に式(9)へ代入すると、抵抗Z=10Ω、抵抗Z=20kΩ、抵抗Z=280kΩの結果が得られる。この結果、負性抵抗回路8を設けた場合、飽和限界電流Imda≒99Armsであり、負性抵抗回路8を設けない場合に対して飽和限界電流を約3.14倍向上できる。
負性抵抗回路8に使用するオペアンプ25は、抵抗22、抵抗23、抵抗24のパラメータから負性抵抗回路8から出力される電圧V≒14V0Pと変流器一次側に系統事故電流I1adが流れた場合の変流器二次側電流I2ad≒94.3mA0Pから、オペアンプ25の電源電圧は±15V以上、オペアンプ25の出力電流が94.3mA以上であるOPA551(TEXAS INSTRUMENTS)のようなオペアンプを採用する。
次に、出力電流に制限があるオペアンプを採用する場合について、図4を用いて説明する。図4は負性抵抗回路8の出力電流不足をパワーブースタ回路29で補う図である。図6において、オペアンプ25から出力される電流を、npn型トランジスタ27あるいはpnp型トランジスタ28のベース端子へ流し込み、電流増幅率hFEによって増幅されたnpn型トランジスタ27あるいはpnp型トランジスタ28のコレクタ電流とベース電流からエミッタ電流である電流I2’を流すことができる。
以上のようにして、負性抵抗回路8を設けた場合は負性抵抗回路8を設けない場合に対して、(r+Z)/(r+r)だけ飽和電流を大きくでき、変流器の外形、材料を変えずに変流器飽和特性を向上させる効果が得られる。また変流器飽和特性を向上させたことにより、飽和判定等の特殊な演算処理を行う必要がなくなり、演算負担の削減の効果が得られる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の保護継電器について図5を用いて説明する。本実施形態の構成が第1の実施形態と異なる点は、負性抵抗回路8にNTCサーミスタ30を追加した点である。
NTCサーミスタ30は、抵抗23と直列に接続されており、温度上昇に伴って抵抗が減少するように、マイナスの温度係数を持っている。
一般的な変流器の二次巻線は、抵抗の小さい銅を使用する。銅の温度係数α=0.43[%/℃]であり、温度変動によって期待する変流器二次巻線抵抗rが変化するため、期待する飽和限界電流Imdaにならない。そこで、マイナスの温度係数をもつNTCサーミスタ30を負性抵抗回路8の抵抗23と直列で接続する。このときの負性抵抗回路8の合成インピーダンスrは式(18)のように示される。
Figure 2012085401

ここで、
:抵抗22の抵抗値(Ω)
:抵抗23の抵抗値(Ω)
:抵抗24の抵抗値(Ω)
:NTCサーミスタ30の抵抗値(Ω)
:負性抵抗回路8の合成インピーダンス26の抵抗値(Ω)
である。
本実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えてNTCサーミスタ30はマイナスの温度係数を持つため、変流器二次巻線の温度係数による変流器二次巻線抵抗rの変化の方向と同じ方向に負性抵抗回路8の合成インピーダンスrの絶対値を変化させることが可能になり、温度変動があった場合でも期待する飽和限界電流Imdaとすることができる。
本発明に係る実施形態によれば、直流分を含む系統事故電流が流れた場合にも、精度よく動作判定できる保護継電器を提供できる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 :入力変流器
2 :アナログ変換回路
3 :A/D変換回路
4 :演算処理回路
5 :リレー出力回路
6 :出力接点
8 :負性抵抗回路
9 :入力端子
10 :入力端子
11 :変流器一次巻線
12 :変流器二次巻線
14 :出力端子
15 :出力端子
16 :変流器一次巻線抵抗
17 :変流器二次巻線抵抗
18 :変流器一次巻回数
19 :変流器二次巻回数
20 :変流器二次励磁インピーダンス
21 :変流器二次負荷インピーダンス
22 :抵抗
23 :抵抗
24 :抵抗
25 :オペアンプ
26 :負性抵抗8の合成インピーダンス
27 :npn型トランジスタ
28 :pnp型トランジスタ
29 :パワーブースタ回路
30 :NTCサーミスタ

Claims (6)

  1. 入力電流の大きさを変換し、アナログ信号として出力する入力変流器と、
    前記入力変流器から出力された前記アナログ信号を、所定のアナログ信号を示す所定アナログ信号に変換するアナログ変換回路と、
    前記アナログ変換回路により変換された所定アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路と、
    前記A/D変換回路により変換されたデジタル信号に基づいて演算処理を行う演算処理回路と、
    前記演算処理回路の演算結果に応じて接点出力を動作させるリレー出力回路と、
    を備える保護継電器において、
    前記アナログ変換回路は、前記入力変流器から出力された前記アナログ信号を、負性の抵抗値を持つ負性抵抗回路を介して受信する保護継電器。
  2. 前記負性抵抗回路は、オペアンプおよび複数の抵抗器を備える請求項1記載の保護継電器。
  3. 前記アナログ変換回路は、前記入力変流器から出力された前記アナログ信号を、前記負性抵抗回路およびパワーブースタ回路を介して受信し、
    前記パワーブースタ回路は、前記アナログ信号の強度を増大させて出力する保護継電器。
  4. 前記負性抵抗回路は、マイナスの温度係数を持つサーミスタを備える請求項1乃至3のいずれか1項に記載の保護継電器。
  5. 前記サーミスタは、前記負性抵抗回路を構成する抵抗器と直列に接続する請求項4記載の保護継電器。
  6. 前記サーミスタは、温度変化に伴う前記入力変流器巻線の抵抗値の変化を補償する請求項4または5記載の保護継電器。
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