JP2012079183A - ストレージシステムの仮想化制御装置及び制御プログラム - Google Patents

ストレージシステムの仮想化制御装置及び制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2012079183A
JP2012079183A JP2010225257A JP2010225257A JP2012079183A JP 2012079183 A JP2012079183 A JP 2012079183A JP 2010225257 A JP2010225257 A JP 2010225257A JP 2010225257 A JP2010225257 A JP 2010225257A JP 2012079183 A JP2012079183 A JP 2012079183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copy
virtualization
virtualization switch
request
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010225257A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5636853B2 (ja
Inventor
Koji Shiomi
浩志 潮見
Kotaro Sasage
宏太郎 捧
Akira Sato
晃 佐藤
Ryosuke Suzuki
亮祐 鈴木
Yasuhito Kikuchi
安仁 菊地
Kenichi Fujita
賢一 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2010225257A priority Critical patent/JP5636853B2/ja
Priority to US13/239,812 priority patent/US8683155B2/en
Publication of JP2012079183A publication Critical patent/JP2012079183A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5636853B2 publication Critical patent/JP5636853B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0668Interfaces specially adapted for storage systems adopting a particular infrastructure
    • G06F3/067Distributed or networked storage systems, e.g. storage area networks [SAN], network attached storage [NAS]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0602Interfaces specially adapted for storage systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/061Improving I/O performance
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0628Interfaces specially adapted for storage systems making use of a particular technique
    • G06F3/0646Horizontal data movement in storage systems, i.e. moving data in between storage devices or systems
    • G06F3/065Replication mechanisms
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0628Interfaces specially adapted for storage systems making use of a particular technique
    • G06F3/0662Virtualisation aspects
    • G06F3/0665Virtualisation aspects at area level, e.g. provisioning of virtual or logical volumes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/20Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements
    • G06F11/2053Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where persistent mass storage functionality or persistent mass storage control functionality is redundant
    • G06F11/2089Redundant storage control functionality

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】仮想化スイッチ装置を利用したストレージシステムにおいても、パフォーマンスが落ちにくい様にコピー処理の指示を行なうことが可能なストレージシステムの仮想化制御装置を提供する。
【解決手段】仮想化スイッチ装置がコピーリクエストを受信した場合、複数の仮想化スイッチ装置の各々に対し、該コピーリクエストに対応したアクセステストを行ない、該アクセステストによって、最も性能が良いと判断した仮想化スイッチ部を選択し、選択された仮想化スイッチ部へコピーリクエストを送信する。
【選択図】図1

Description

本技術は、ストレージシステムの仮想化制御装置及び制御プログラムに関する。
ストレージ仮想化スイッチ(以下、仮想化スイッチ装置)は、複数のディスクユニットの物理ボリュームを統合管理し、論理的なボリュームとしてホストコンピュータに見せるための装置である。この仮想化スイッチ装置は、一般に複数のディスクユニットを搭載するディスク装置と、該仮想化スイッチ装置へのリクエストを行なうサーバとに、ファイバチャネルなどの回線で接続されている。
また、ディスク装置には複数のディスクユニットの管理を行なうなど、配下の複数のディスクの制御を行なう制御モジュール(Control Module、以下CM)を有するものがある。
このCMは、DA(ディスクアダプタ)などにより、複数のディスクユニットが接続されており、仮想化スイッチ装置は、CMを介して、各ディスクユニットへのアクセスを行なう。
ところで、このようなストレージシステムでは、仮想化スイッチ装置を複数配置し、制御装置。であるサーバから各々の仮想化スイッチ装置へのアクセスを可能とすることで、仮想化スイッチ装置の冗長化を図ったものがある。この配置により、ストレージシステムでは、個々の仮想化スイッチ装置の負荷を低減できるとともに、いずれかの仮想化スイッチ装置がダウンしてもシステム全体としては運用が継続可能となる。
特表2005−505035号公報
しかしながら、上記従来の構成では、仮想化スイッチ装置が、物理的なディスクユニットのボリュームと論理的なボリュームの変換を行なっているために、制御装置では、論理ボリューム単位の情報しか認識できない。このため、サーバは、ある論理ボリュームへのアクセスを仮想化スイッチ装置に指示しても、どのCMを経由し、どのディスクユニットへのアクセスを行っているのかがわからない。
このため、従来の制御装置では、論理ボリューム単位の負荷を分散させることはできるが、実際のCMやディスクユニットの負荷状況に合わせた負荷分散を行なうことは難しかった。特に、コピー処理の場合、読み出し、書込みの双方を複数のディスクユニットに対し行うため、どの仮想化スイッチ装置へ指示するかにより、パフォーマンスが大きく変化することが多い。
本技術は、この課題に鑑みてなされたもので、仮想化スイッチ装置を利用したストレージシステムにおいても、パフォーマンスが落ちにくい様にコピー処理の指示を行なうことが可能なストレージシステムの制御装置を提供することを目的とする。
本技術は、上記従来の課題を解決するために、制御装置がコピーリクエストを受信した場合、複数の仮想化スイッチ装置の各々に対し、該コピーリクエストに対応したアクセステストを行ない、該アクセステストによって、最も性能が良いと判断した仮想化スイッチ部を選択し、選択された仮想化スイッチ部へコピーリクエストを送信する。
本技術は、上記の開示により、仮想化スイッチ装置による仮想化によって、CMや配下のディスクユニットの構成がわからなくともパフォーマンスが落ちにくいストレージシステムを提供することが可能となる。
実施の形態におけるストレージシステムのブロック図である。 実施の形態における論理ボリューム管理テーブルを示した図である。 実施の形態におけるアドレス変換テーブルを示した図である。 実施の形態における各装置からのリクエストを示した図である。 実施の形態におけるRAID管理テーブルを示した図である。 実施の形態におけるWRITEリクエストを示した図である。 実施の形態におけるストレージシステムの処理例を示した図である。 実施の形態におけるストレージシステムの処理例を示した図である。 実施の形態におけるストレージシステムの処理例を示した図である。 実施の形態におけるストレージシステムの処理例を示した図である。 実施の形態におけるストレージシステムの処理例を示した図である。 実施の形態におけるストレージシステムの処理例を示した図である。 実施の形態におけるコピーリクエスト受信時の処理を示したフローチャートである。 実施の形態におけるコピー担当仮想化スイッチ装置選択処理を示したフローチャートである。 実施の形態における担当仮想化スイッチ装置管理テーブルを示した図である。 実施の形態における監視処理を示したフローチャートである。 実施の形態における担当仮想化スイッチ装置管理テーブルを示した図である。 実施の形態における担当仮想化スイッチ装置管理テーブルを示した図である。
図1は、本実施の形態におけるストレージシステムの構成図を示したものである。
本実施の形態のストレージシステムは、制御装置であるサーバ1、仮想化スイッチ装置2a,2b、及び、ディスク装置3を有する。
サーバ1は、ネットワーク5を経由して端末4から送信されたリクエストに応じて、ディスク装置3に記憶されているデータに対してアクセスを行なうサーバである。このサーバ1は、仮想化スイッチ装置2a、及び、仮想化スイッチ装置2bとの通信を行なうためのインターフェイスであるHBA101a、HBA101bを有する。また、このサーバ1は、ネットワーク5に接続され、端末4と通信を行なうための通信アダプタ104を有する。
更にサーバ1は、サーバ内の各種制御を行なうプロセッサ102を有する。このプロセッサ102は、HBA101a,101bとを制御して、仮想化スイッチ装置2a,2bの双方に対し、仮想化された論理ボリュームへのWrite、Read、及び、Copyの各種リクエストを行なう。
更にサーバ1は、記憶部106を有する。本実施の形態において、後述するプロセッサ102による各処理は、特に明記がない限り、この記憶部106に記憶されている各種プログラムを、プロセッサ102が実行することによって行われる事とする。
次に、仮想化スイッチ装置2a、2bは、複数のCM30a,bにて制御されるディスク装置3を統合管理し、仮想的なボリュームとして、ホストコンピュータであるサーバ1に見せる為の処理を行なう装置である。また、仮想化スイッチ装置2a、2bは、冗長構成を取る関係上、同様の構成要素を有している。
仮想化スイッチ装置2a、2bは、各々、ポート201a1〜a5、201b1〜b5、スイッチ202a、202b、プロセッサ203a、203b、及び、記憶部204a、204bを有する。
ポート201a1〜a5、201b1〜b5は、各々、他の機器からの通信線を接続したポートであり、該通信線を介して、他の機器からのデータを受信、及び、他の機器へのデータ送信を行う。
本実施の形態では、ポート201a1、b1は、それぞれ、サーバ1のHBA101a,bが接続されている。また、仮想化スイッチ装置2aのポート201a4は、ディスク装置3のCM(制御装置)30aのCA301a1に接続される。同様に仮想化スイッチ装置2aのポート201b4は、ディスク装置3のCM(制御装置)30bのCA301b1に接続されている。
また、スイッチ202a、bは、ポート201a1〜a5、201b1〜b5が接続されている。このスイッチ202a、bは、各ポート201a1〜a5、201b1〜b5のいずれかが受信したデータを参照したプロセッサ203a、bに基づく制御によって、他のポート201a1〜a5、201b1〜b5へ転送する処理を行う。
具体的には、プロセッサ203a、bは、スイッチ202a、bが、ポート201a1〜a5、201b1〜b5のいずれかから受信したデータに付加されるディスクアドレスを、記憶部204a、bに記憶しているアドレス変換テーブル210a,bを元に変換する。そして、プロセッサ203a,bは、変換したデータを、宛先となる機器が接続されたポート(201a1〜a5、201b1〜b5のいずれか)へ転送する様、スイッチを制御する処理を行なう。
また、記憶部204a,bは、論理ボリュームと仮想化スイッチ装置2a、2bとの対応関係を示した論理ボリューム管理テーブル205a,bを記憶している。
この論理ボリューム管理テーブル205a,bは、図2に示すように、論理ボリュームの番号LV−01、02と、対応する仮想化スイッチ装置の番号とを関連付けて記憶している。なお、本実施の形態では、便宜上、仮想化スイッチ装置の番号を、符号の番号と同じ「2a」「2b」とする。
また、記憶部204a,bは、複数のコピー処理の各々について、担当している仮想化スイッチ装置が2aか2bかを記憶する仮想化スイッチ装置管理テーブル206a,bを有する。後述するように、コピー処理は、論理ボリューム管理テーブル205a,bを参照した選択処理より、この担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206a,bを参照した選択処理が優先される。なお、この担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206a,bの詳細については、後述する。
更に、記憶部204a,bは、図3に示されるようなアドレス変換テーブル210a、bを示した図である。
図3に示される様に、アドレス変換テーブル210a,bは、論理ボリュームLV−01、LV−02内の、各論理アドレスと、ディスク装置3に収納されているディスクユニット305−1〜8のうち、ディスクユニット305−1,3,5,7に対応するアドレスとを対応付けて記憶している。
プロセッサ203a,bは、このアドレス変換テーブル210a,bを参照することにより、アドレスの変換を行なう。例えば、ポート201a1が、サーバ1より、図4(a)に示すような、論理ボリュームLV−01の020010hのREADリクエスト1001を受信すると、プロセッサ203aが、アドレス変換テーブル210aを参照し、該論理ボリュームに対応するディスクユニットのアドレスを抽出する。即ち、プロセッサ203aは、ディスクユニット305−3の00020hのアドレスを抽出する。そして、プロセッサ203aは、図4(b)に示されるように、該READリクエスト1001のリクエスト先を抽出したディスクユニットのアドレス先に変換した、READリクエスト2001を生成する。そしてプロセッサ203aは、ポート201a4を介して、ディスク装置3へこのリクエスト2001を送信する。
その後、スイッチ202aが、READリクエスト2001に対応するディスク装置3からレスポンス3001(図4(c)参照)を受信すると、プロセッサ203aは、アドレス変換テーブル210aを参照して、アドレスの変換を行なう。
具体的には、プロセッサ203aは、アドレス変換テーブル210aを参照して、レスポンス3001の送信元アドレスを、論理ボリュームLV−01のアドレスに変換したレスポンス2002(図4(d)参照)を生成する。
そして、プロセッサ203aは、ポート201a1を介して、送信先のサーバ1へ送信する。
なお、本実施の形態の記憶部204aに記憶されたアドレス変換テーブル210aと、記憶部204bに記憶されているアドレス変換テーブル210bとは、同じ値が記憶される。また、アドレス変換テーブル210a,bは、ポート201a6−ポートb6を経由して、仮想化スイッチ装置2a,2bの互いのプロセッサ203a、203bが通信しあうことにより、常に同じ値が保持されているものとする。
また、記憶部204a,bは、それぞれRAID管理テーブル211a、bを有している。
このRAID管理テーブル211a,bは、図5に示すように、ディスクユニット305−1、3、5、7とディスクユニット305−2、4、6、8の対応関係を記憶したテーブルである。
プロセッサ203a,bは、上記した様に、サーバ1からWriteリクエストがあると、上記変換処理とともに、RAID管理テーブル211a,bを参照して、ミラーとなるディスクユニットへの書込みリクエストを生成する。
例えば、プロセッサ203aが、サーバ1からのリクエストのアドレス変換処理により図6(a)に示すディスクユニット305−3へのWriteリクエスト2003を生成した場合、プロセッサ203aは、RAID管理テーブル211aを参照する。
RAID管理テーブル211aでは、ディスクユニット305−3に対応するミラーは、ディスクユニット305−4である。よって、プロセッサ203aは、リクエスト2003を、図6(b)に示す様に、リクエスト先をディスクユニット305−4に変換したリクエストをディスク装置3へ送信する制御を行なう。
図1に戻り、ディスク装置3は、仮想化スイッチ装置2a、2bに接続されている。
このディスク装置3は、複数のディスクユニット305−1〜305−8、CM(コントローラモジュール)30a、bを有する。CM30a、bは、それぞれ仮想化スイッチ装置2a、2bのポート201a4、b4に接続しているCA(チャネルアダプタ)301a1、301b1を有する。また、CM30a、30bは、それぞれ、ディスクユニット305−1〜305−4と接続しているDA(ディスクアダプタ)303a1〜4、及び、ディスクユニット305−5〜8と接続しているDA303b1〜b4を有する。
また、CM30aとCM30bとは、CA301a2、b2とによって通信可能に接続されている。
スイッチ302aは、それぞれCM301a1、a2、及び、DA303a1〜a4との通信制御を行なうためのスイッチである。このスイッチ302aは、プロセッサ304aの制御に基づき、通信制御を行う。同様に、スイッチ302bは、それぞれCM301b1、b2、及び、DA303b1〜b4との通信制御を行なうためのスイッチである。このスイッチ302bは、プロセッサ304bの制御に基づき、通信制御を行う。
プロセッサ304a,bは、それぞれ、仮想化スイッチ装置2a,2bからのリクエストをCA301a1及びCA301b1を介して受信すると、スイッチ302a、bを制御してディスクユニット305−1〜305−8へのディスク書込み制御を行なう。
ここで、CM30aもしくは30bが、自身の配下にない、ディスクユニット305−1〜8のいずれかに関するリクエストを受信した場合、プロセッサ304a,bは、スイッチ302a,bを制御して、CA301a2、b2から、他方のCM30b,aへ該リクエストを転送する。
例えば、CM30aのプロセッサ304aは、CA301a1が仮想化スイッチ装置2aより、ディスクユニット305−7へのREADリクエストを受信したとする。プロセッサ304aは、DA303a1〜a4のいずれにもディスクユニット305−7が接続されていないので、スイッチ302aを制御し、該リクエストを、CA301a2を介してCM30bへ転送する。この転送されたリクエストをCM30bのCA301b2が受信すると、プロセッサ304bは、スイッチ302bを制御して、ディスクユニット305−7が接続されているDA303b3へリクエストを中継させる。
以上のように構成されたストレージサーバシステムに於いて、論理ボリュームLV01のコピー処理について説明する。
上記したように、仮想化スイッチ装置2a,2bは、論理ボリューム番号とディスク装置のアドレスとを変換することで、論理ボリュームによる処理を可能としている。しかしながら、論理ボリュームとディスク装置とは、本実施の形態のように1対1には対応していない。加えて、図2のアドレス変換テーブル210a、bの論理ボリュームLV02に示されるように、1つの論理ボリュームが、CM30aが管理するディスクユニット305−1と、CM30bが管理するディスクユニット305−3及び305−5とが対応する場合がある。
サーバ1は、HBA101a、bを介して、双方にリクエストを送信する。
双方の仮想化スイッチ装置2a,2bのプロセッサ203a,bは、各々記憶部204a,bに記憶されている論理ボリューム管理テーブル205a,bを参照して、自身が担当するリクエストかを判断する。例えば、図2の論理ボリューム管理テーブル205a,bは、LV−01へのリクエストは、仮想化スイッチ装置2aと示しているので、仮想化スイッチ装置2aのプロセッサ203aは、自身が担当であると判断する。なお、仮想化スイッチ装置2aは、ディスク装置3とは、CM30aを介して通信を行なうため、リクエストされる論理ボリュームLV−01のアドレスによっては、CM30aからCM30bへの転送が行われる場合がある。
サーバ1は、論理ボリュームLV−01、02を指定するのみで、実際のディスクユニット305−1、8のアクセス管理は行っていないため、サーバ1で、CM30aやCM30bのいずれにアクセスしているのか、わからない。
この状態で、端末4が、論理ボリュームに対して各種リクエストを行った場合について説明する。
まず、CM30aもしくは、CM30bが受信したWriteリクエストが、その配下にあるディスクユニットへの書込みである場合について説明する。
ここでは、図7を使い、端末4が、サーバ1へ、「LV−01」の「000100h」へのWriteリクエストを送信した場合を例に説明する。
このリクエストを、通信アダプタ104を介して受信したサーバ1のプロセッサ102は、HBA101a、bを介して、仮想化スイッチ装置2a、2bの双方へ、該Writeリクエストを送信する(矢印701a,b)。
このWriteリクエストを、仮想化スイッチ装置2a、2bのポート201a1,b1が受信すると、スイッチ202a,bへ転送される(矢印702a,b)。プロセッサ203a、bが、スイッチ202a,bを介して該Writeリクエストを受信すると、論理ボリューム管理テーブル205a,bを参照し、このリクエストを、仮想化スイッチ装置2a、2bのいずれが担当するかを判断する。本実施の形態の場合、仮想化スイッチ装置2aが、担当することとなるため、プロセッサ203bは、その後の処理を行わない。
担当となったプロセッサ203aは、アドレス変換テーブル210aを参照し、上記した手順にて、宛先アドレスの変換を行なう。
本実施の形態では、図3に示すアドレス変換テーブル210aが格納されているので、これを参照し、プロセッサ203aは、上記Writeリクエストの書込み先を、ディスクユニット305−1の「000100h」に変換したWriteリクエストを生成する。そしてプロセッサ203aは、スイッチ202aを制御して、この生成したWriteリクエストをディスク装置3へ送信させる(矢印703a,704a)
この際、プロセッサ203aは、RAID管理テーブル211を参照し、ミラーとなるディスクユニット305−2のアドレス000100hに対しても、同様のWriteリクエストを生成する。そして、プロセッサ203aは、202aを制御して、このWriteリクエストもディスク装置3へ送信する(矢印703b,704b)。
これらのリクエストを受信した、ディスク装置3のCM30aのCA301a1は、スイッチ302aへ該リクエストを転送する(矢印705a,b)。プロセッサ304aは、このリクエストに応じてリクエスト先となるディスクユニットへ、該Writeリクエストを送信するようスイッチ302aを制御する(矢印706a→707a、矢印706b→707b)。
このように、CM30a、CM30bが、その配下のディスクユニット305−1〜4、305−5〜8へのリクエストを受けた場合は、リクエストを受けていない側の仮想化スイッチ装置、CM(上記の場合、仮想化スイッチ装置2b、CM30b)に負荷は掛からない。
次に、CM30aもしくは、CM30bがうけたWriteリクエストが、その配下にないディスクユニットへの書込みである場合について説明する。
ここでは、図8を使い、端末4が、サーバ1へ、「LV−02」の「000100h」へのWriteリクエストを送信した場合を例に説明する。
この場合、サーバ1は、仮想化スイッチ装置2a,2bへWriteリクエストを送信し(矢印801a,b)、仮想化スイッチ装置2bのプロセッサ203bが、その書込み先を「305−3」の「040100h」へ変換したWriteリクエストをCM30bへ送信する事となる(矢印803a、804a)。また、そのミラーWriteリクエストの書込み先は「305−4」の「040100h」となり、同様にCM30bへ送信される(矢印803b,804b)。
これらのWriteリクエストをCA301b1が受信すると、プロセッサ304bは、これらのWriteリクエストの書込み先を参照する。そしてプロセッサ304bは、書込み先が配下のディスクユニット305−5〜8宛ではないと認識し、スイッチ302bを制御して、CA301b2を介してCM30aへ送信する(矢印805a,b、矢印806a,b)。
CM30aのCA301a1は、これらのWriteリクエストを受信し、スイッチ302aへ転送する(矢印807a,b)。そして、プロセッサ304aは、書込み先に対応するディスクユニットへ各Writeリクエストが転送されるようスイッチ302aを制御する(矢印808a,809a、矢印808b、809b)。
この例に示されるように、CM30a、CM30bが、その配下ではないディスクユニット305−5〜8、305−1〜4へのリクエストを受けた場合は、双方のCM30a、30bに負荷がかかることとなる。
次に、同じの配下となっているディスクユニット間でのコピー処理について説明する。
ここでは、図9を使い、端末4が、サーバ1へ、「LV−01」の「000000h」のデータを「LV−01」の「040000h」へコピーを指示するCopyリクエストを送信した場合を例に説明する。なおサーバ1は、HBA101a、bを制御して、仮想化スイッチ装置2a、2bへ受信したCopyリクエストを送信している(矢印901a,b)。
コピーは、コピー元データの読み出しを行なう処理と、読み出したデータをコピー先へ書き込むという処理がある。本実施の形態の場合、この読み出し及び書き込み処理を、コピー元の論理ボリュームに対応した仮想化スイッチ装置が担当する。
このCopyリクエストを仮想化スイッチ装置2a、2bのポート201a1、b1、スイッチ202a、bを介して受信したプロセッサ203a、b(矢印902a,b)は、担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206a,bを参照して、担当する仮想化スイッチ装置が2aか2bかを判断する。この判断については、後述するが、ここでは、仮想化スイッチ装置2aが担当すると判断したとする。この場合、担当ではないプロセッサ203bは、以降の処理を行わない。逆にプロセッサ203aは、アドレス変換テーブル210aを参照し、Copyコマンドのコピー元論理ボリュームのアドレスを、ディスクユニット及びそのアドレスに変換する。本実施の形態の場合、「ディスクユニット305−1」の「000000h」に変換されることになる。
そして、プロセッサ203aは、この変換されたアドレスに対応したReadコマンドを生成し、スイッチ202aを制御して、CM30aへ送信する(903,904)。
このReadコマンドをCA301a1、スイッチ302aを介して受信したプロセッサ304aは、スイッチ302aを制御して、該Readリクエストを対応するディスクユニット305−1へ、該Readコマンドを送信する。
ディスクユニット305−1は、そのデータを読み出し、読み出されたデータは、矢印903〜906とは逆の手順にて仮想化スイッチ装置2aのスイッチ202aまで転送される(907〜912)。プロセッサ203aは、先にサーバ1からのCopyリクエストに含まれるCopy先アドレスをアドレス変換テーブル210aにて変換した宛先とし、スイッチ202aが受信したデータを、書き込む指示を行なうWriteリクエストを生成する。そして、プロセッサ203aは、スイッチ202aを制御してCM30aへ、生成したWriteリクエストを送信する。この際のプロセスは、図7の矢印704a,b〜707a,bで示された処理と同様なのでその説明を省略する(913a,b〜917a,b)。
このように、コピーを担当するCM30aのスイッチ202aから、コピー対象のディスクユニットを配下に有するCM30a内のスイッチ302aまでの通信路及び、各々の機器に対し、大きな負荷がかかることがわかる。
また、図8でも説明したように、リクエストを行う仮想化スイッチ装置2aもしくは2bが、配下ではないCM30bもしくは30aに対するリクエストを行う場合、そのリクエストは、配下のCM30aもしくは30bを経由して行われる。
コピーの場合も同様で、図10に示すように、仮想化スイッチ装置2aもしくは2bが、配下ではないCM30bもしくは30aに対するリクエストを行う場合、その通信は配下のCM30aもしくは30bを経由して行われる。
よって、CM30a、b間の通信負荷が高いものとなる。
更に、図11は、図9で示した、配下のCMへのコピー処理と配下でないCMのコピー処理が同時に処理される場合について示したもので、図11に示されるように、特定CM(図11ではCM30a)のスイッチ302aの負荷が高くなる。
また、図12は、仮想化スイッチ装置2aと仮想化スイッチ装置2bとが、共に配下でないCM30b,30aへのコピー処理を同時に行う場合について説明した図である。
このような場合、CM30a−CM30b間の通信が頻繁に発生することになり、CM30aのスイッチ302a、CA301a2、及び、CM30bのスイッチ302b、CA301b2の負荷が高くなる。
このように、コピー処理を行う場合、他の処理によってシステム中の特定箇所の負荷が高くなる。また、他の処理の状況に応じて負荷が高くなる箇所が異なる。
論理ボリュームによる仮想化を実施していない場合、サーバ1は、各状況における、負荷が高くなるパターンを記憶しておき、現在の処理状況に合わせて、仮想化スイッチ装置2a、2bへ振り分けを行なうことが可能である。
しかしながら、本実施の形態の様にディスクユニット305−1〜5を仮想化している場合、仮想化スイッチ装置2a、2bが論理ボリュームLV−01,LV−02から物理的なディスクユニット305−1〜8へのアドレスへの変換を行う。このため、論理ボリュームLV−01、02のアドレス指定によるリクエストによって、実際どのディスクユニット305−1〜8へアクセスされるのか、また、リクエストによってCM30a、b間の通信が行われるのか、サーバ1からは特定することができない。
本実施の形態では、この点に鑑み、サーバ1において、COPYリクエストを受信した場合、実際の処理を実行する前に、コピーテストを実施し、COPYリクエストを送信する仮想化スイッチ装置2a,2bを選択にしている。以下、そのコピーテストを含む処理について図13のフローチャートを用いて説明する。
端末4からのCOPYリクエストをサーバ1の通信アダプタ104経由でプロセッサ102が受信すると(S1101〜S1102)、プロセッサ102は、COPYリクエストを送信する仮想化スイッチ装置2a,2bへ、このリクエストを送信する。このリクエストを受信した仮想化スイッチ装置2a,2bのプロセッサ203a,bは、まず、論理ボリューム管理テーブル205a,bを参照する。そして、プロセッサ203a、bは、この論理ボリューム管理テーブル205a、bのコピー元の論理ボリュームに対応する仮想化スイッチ装置2a、もしくは、2bをマスターの仮想化スイッチ装置と判定する。本実施の形態の場合、コピー元の論理ボリューム番号は2aとし、仮想化スイッチ装置2aがマスターであると判定されたものとする。
以下、マスターとして判定された仮想化スイッチ装置2aが、S1104の処理を行なう(S1104)。このS1104の処理について、図14を用いて説明する。
なお、本実施の形態において、記憶部204a,bに記憶されている担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206a,bは、処理中の各コピー処理について管理するテーブルであり、図15に示すものとする。即ち、担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206a,bは、コピー処理毎でセッションIDを付与し、各々のコピー処理において、コピー担当となった仮想化スイッチ装置2aもしくは2bを記憶している。更に、担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206a,bは、コピー元、コピー先各々の仮想ボリューム名を記憶し、かつ、各々のコピー処理を行っている際の平均コピー速度をコピー性能(単位はMbps)として記憶している。更に、担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206a,b両パス状態とは、仮想化スイッチ装置2aもしくは2bを経由したディスク装置3へのアクセスの経路(パス)のいずれかもしくは双方に障害があるか否かを示したもので、両パス状態がOnlineであれば、双方の経路にて通信が可能であることを示している。
例えば、図15の担当仮想化スイッチ装置管理テーブル105の、セッションID「1」で示されるコピー処理は、コピー担当は、仮想化スイッチ装置2aであり、コピー元、コピー先の仮想化ボリュームは、それぞれ「LV01」、「LV02」である事を示している。加えて、このセッションID「1」で示されるコピー処理は、そのコピー性能が500Mbpsであることを示している。なお、プロセッサ203a、bは、片方の担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206aもしくはbが更新されると、他方の担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206bもしくはaと同じ内容になるようポート201a6、b6を介して通信を行っている。以下、何の記載がなくとも、片方の片方の担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206aもしくはbへの更新がある場合は、他方の担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206bもしくはaと同じ内容になる様に常に更新処理が行われているものとする。
図14のフローチャートにおいて、マスターとなったプロセッサ203aは、コピー担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206aを参照して、コピー担当となっていない(コピー担当数がリスト上にない)仮想化スイッチ装置2aもしくは2bがないか確認する(S2101)。プロセッサ203aは、コピー担当となっていない仮想化スイッチ装置2aもしくは2bがあれば、今回のCOPYリクエストの担当の仮想化スイッチ装置として、この仮想化スイッチ装置2aもしくは2bへコピー担当を指示する。(S2109)。そして、プロセッサ203aは、コピー担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206aに選択された仮想化スイッチ装置2bを追加した後、図14に示す処理から図13に示す処理へ復帰する。
この後、コピー担当を指示された、仮想化スイッチ装置2bが実際のコピー処理を行なう(S1105)。
この処理により、S2102からS2108に示されるコピーテスト処理を実行すること無く、負荷の低い仮想化スイッチ装置(2aもしくは2b)へ、COPYリクエストを転送することが可能となる。
逆に、図14に示すように、プロセッサ203aは、コピー担当仮想化スイッチ装置管理テーブル105を参照した際、仮想化スイッチ装置2a,2bの双方が、既にいずれかのコピー処理を実行中である場合、S2102からS2108の処理を実行する。
即ち、まず、プロセッサ203aは、COPYリクエストに含まれる、コピー元・先双方のアドレスに対し、READコマンドを繰り返し発行する(S2102)。
その後、仮想スイッチ装置2aは、コピー元・先双方のアドレスに対するREADコマンドの所定時間内における応答数を各々カウントし、少ない方をN1として記憶する(S2103)。この記憶場所は、特に明記していないが、プロセッサ102内の記憶領域、もしくは、図示しないメモリに記憶されているものとする。
また、コピー処理には、コピー元のデータをコピー先へ書き込むという処理を行なうことから、読み出しが完了しなければ書込みができず、書き込みが完了しなければ、継続する次の書込みができない。即ち、コピー元とコピー先の一方が早くとも、他方が遅ければ、他方の処理速度でしかコピー処理ができない。よって、所定時間内でカウントが少ない方、即ち遅い方のカウント数を採用する。
次に、プロセッサ203aは、ポート201a6を介して、仮想化スイッチ装置2bに対し、COPYリクエストに含まれる、コピー元・先双方のアドレスに対し、READコマンドを繰り返し発行する様、指示する(S2104)。
この指示を受信したプロセッサ203bは、所定時間内における応答数をカウントし、ポート201b6を介して、仮想化スイッチ装置2aへ、少ない方をN2として送信する。このN2を受信したプロセッサ203aは、このN2を記憶する(S2105)。この記憶場所は、特に明記していないが、プロセッサ102内の記憶領域、もしくは、図示しないメモリに記憶されているものとする。また、カウント数が少ない方を採用するのは、上記S2103と同じ理由によるものである。
そして、プロセッサ203aは、記憶したN1とN2とを比較し(S2106)、N1の値が大きければ、COPYリクエストを担当する仮想化スイッチ装置を2aとして、引き続きコピー処理を担当する。これは、応答数が多いほうが、転送性能が良いと判断するためである(S2107)。逆にN2の値がN1以上であれば、仮想化スイッチ装置を2bにコピー処理を実行するよう指示を行なう。
S2107,S2108の処理の後、プロセッサ203aは、コピー担当となった仮想化スイッチ装置2aもしくは2bを、管路テーブル206aに記憶した後、図14に示す処理から図13に示す処理へ復帰する。
この図14の処理が完了すると、担当となった仮想化スイッチ装置2aもしくは2bのプロセッサ203aもしくは203bは、コピー処理を実行する。
上記したように、サーバ1からは、仮想化スイッチ装置2a,2bが行なう論理ボリュームからディスク装置へのアドレスの変換により、仮想化スイッチ装置2aもしくは2bから、各ディスクユニット305−1〜8へどの様にアクセスしているかがわからない。
しかし、上記した処理のように、マスターとなり仮想化スイッチ装置(本実施の形態では2a)が、転送速度についてのテストを行ない、実際にコピーを行なう際の速度を把握した上でCOPYリクエストを転送する仮想化スイッチ装置2aもしくは2bを選択する。これにより、本実施の形態のストレージシステムでは、上記したアドレス変換があってもより負荷が少ない経路でアクセスが可能な仮想化スイッチ装置2aもしくは2bへ、COPYリクエストを送信することが可能となる。
上記した例は、端末4より、新たにCOPYリクエストが送信された場合について説明したが、この処理は、コピー処理中の各コピーの転送速度を監視することで、コピー性能が上がっていないコピー処理を検出し、その経路を再選択することも可能である。
この処理について、図16を用いて説明する。
マスターである仮想化スイッチ装置2aのプロセッサ203aは、担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206aを参照し、進行中の各コピー処理の転送速度について監視を行っている(S3101)。
この際、プロセッサ203aは、いずれかの仮想化スイッチ装置(2aもしくは2b)からの回答がなければ、回答がない仮想化スイッチ装置(2aもしくは2b)をコピー担当としているセッションIDの両パス状態を「Offline」に更新する。
次に、プロセッサ203aは、全てのパスがOnlineかを確認する(S3102)。ここで、Offlineがあった場合、障害のある経路があり、コピーテストによる最適化する処理ができないため、プロセッサ203aは、処理をS3101へもどす。
次に、プロセッサ203aは、担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206aを参照し、コピー処理数(セッション数)が、最大になっていないか確認する(S3103)。なお、本実施の形態の場合、「15」とする。このセッション数が最大の場合、セッションの切り替え先の選択ができないので、最適化はできない。このため、プロセッサ203aは、これ以降の処理は行わず、処理をS3101へ戻す。
更に、プロセッサ203aは、担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206aを参照し、各パラメータの偏りを確認する(S3104)。
この処理では、プロセッサ203aは、コピーを担当している仮想化スイッチ装置2a,2bとの間で、コピー処理を行っている数の違い、他のコピー処理と比べて、性能が悪いコピー処理の有無を確認する。
例えば、担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206aが図17に示すステータスとなっていた場合、仮想化スイッチ装置2aが担当しているコピー処理の数は4である。これに対し、仮想化スイッチ装置2bが担当しているコピー処理の数は2であり、プロセッサ203aは、仮想化スイッチ装置2aにコピー数が偏っている事を確認する。
また、プロセッサ203aは、コピー性能の情報として、セッションID1のコピー処理の転送速度が低いことを確認する。
そして、プロセッサ203aは、仮想化スイッチ装置2a,2bいずれかのコピー担当数が「0」かを判定し、「0」であれば、更に、プロセッサ203aは、コピー処理自体が実行されているかを判断する(S3106)。もし、コピー処理自体が行われていなければ、担当仮想化スイッチ装置管理テーブル105には、コピー処理中の項目が存在していない。よって、プロセッサ203aは、担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206aに、コピー処理中の項目の存在を確認することによりコピー処理自体が行われているかを判断する。ここで、コピー処理自体が行われていなければ、最適化の必要はないので、プロセッサ203aは、S3101へ処理を移行する。また、S3106の処理において、プロセッサ203aは、コピー処理が存在すると判断した場合、S3108の処理へ移行する。
また、S3105で、プロセッサ203aが、いずれの仮想化スイッチ装置2a、2bも「0」でないと判断した場合、プロセッサ203aは、コピー性能に偏りがないかを確認する(S3107)。ここで性能に偏りがなければ、最適化の必要がないので、プロセッサ102は、S3101の処理に戻る。なお偏りの算出は、本実施の形態においては、プロセッサ203aが、平均コピー性能より30%以上悪いコピー処理が存在するか否かを判断することで行う。
なお、本実施の形態の算出方法は、一例であり、プロセッサ102が、他に一番多いコピー性能に対し、所定以上コピー性能が悪いコピー処理が存在することを判断するとしても良い。また、プロセッサ203aが、一番コピー性能が高いコピー処理に対して所定以上のコピー性能が悪いコピー処理が存在するかを判断しても良い。
なお、逆に、性能に偏りがあれば、プロセッサ203aは、S3108以降の処理を実行する。
図17の担当仮想化スイッチ装置管理テーブル105bの場合、プロセッサ203aは、セッションID1のコピー処理のコピー性能が、平均コピー性能(450MBPS)より30%以上悪い為、平均コピー性能より30%以上悪いコピー処理が存在すると判定する。
S3106もしくはS3107にてS3108以降の処理を行なうと判断した場合、プロセッサ203aは、現在進行中のコピー処理のうち、別の仮想化スイッチ装置2aもしくは2bが担当したほうが良いコピー処理の候補を選定する(S3108)。
具体的には、プロセッサ203aは、仮想化スイッチ処理装置2a,2bのコピー処理数がなるべく均一になる事、コピー担当の仮想化スイッチ装置2aもしくは2bの切り替えは、コピー性能の悪いものを優先して行なう事の2つの判断をもって、選定を行なう。
即ち、図17の担当仮想化スイッチ装置管理テーブル206aの場合、プロセッサ203aは、セッションID1のコピー処理を切り替え候補として選定する。
次に、プロセッサ203aは、S3108で選定した切り替え候補のコピー処理を一時停止する(S3109)。そして、プロセッサ203aは、切り替え候補となったコピー処理に対し、コピー担当仮想化スイッチ装置選択処理を実行する(S3110)。この処理は、図14で示した処理を行なうものである。即ち、この処理によって、切り替え候補となったコピー処理を切り替えたほうがコピー性能向上を見込める場合、コピー担当の仮想化スイッチ装置(2aもしくは2b)の切り替え処理が行われる。
この処理が完了すると、S3109で一時停止したコピー処理を、S3110で選択されたコピー担当の仮想化スイッチ装置再開し(S3111)、S3101の処理へ移行する。
このように、本実施の形態では、新規のCOPYリクエストが受信されずとも、現状のコピー処理を監視し、随時最適化を行なっているので、コピー処理途中でのストレージシステムの性能の悪化を防止できる様になる。
なお、S3108のコピー担当の仮想スイッチ装置2aもしくは2bを選定するに当たり、図18の担当仮想化スイッチ装置管理テーブル105cの例に示すように、複数のコピー性能が所定値以下となる場合がある。この場合、プロセッサ203aは、複数をまとめて切り替え対象とし、S3110の処理を、個々の切り替え対象について行なうことで最適化を図るようにしても良い。
1 サーバ
2a,2b 仮想化スイッチ装置
3 ディスク装置
4 端末
5 ネットワーク
30a,30b CM
101a,101b HBA
102 プロセッサ
104 通信アダプタ
201a1〜6,201b1〜b6 ポート
202a,202b スイッチ
203a,203b プロセッサ
204a、204b 記憶部
205a,205b 論理ボリューム管理テーブル
206a,206b 担当仮想化スイッチ装置管理テーブル
301a1,301a2,301b1,301b2 CA
302a,302b スイッチ
303a1〜a4、303b1〜b4 DA
305−1〜8 ディスクユニット

Claims (8)

  1. 各々に接続された複数の記憶ユニットを管理する記憶ユニット制御部と、各々が前記複数の記憶ユニット制御部のいずれかに接続されており、受信したコピーリクエストに含まれるコピー元及びコピー先の論理ボリュームアドレスを前記記憶ユニットのアドレスに変換し、該変換したアドレスを元に、前記記憶ユニット制御部へのリクエストを行なうことにより、コピー処理を行なう仮想化スイッチ部とを有するストレージシステムの仮想化制御装置であって、
    前記制御装置は、
    コピーリクエストを受信した場合、複数の仮想化スイッチ部の各々に対し、該コピーリクエストに対応したアクセステストを行ない、該アクセステストによって、最も性能が良いと判断した前記仮想化スイッチ部を選択する選択部と、
    前記選択部によって選択された前記仮想化スイッチ部コピーリクエストを送信する送信部と、
    を有することを特徴とするストレージシステムの仮想化制御装置。
  2. 前記選択部は、
    受信したコピーリクエストに含まれる、コピー元及びコピー先のアドレス各々に対する読み出しリクエストをそれぞれ仮想化スイッチ部へ送信し、その後、各々の前記仮想化スイッチ部から送られてくる該コピー元及びコピー先リクエストのうち応答性能が悪い応答の応答性能同士で比較するアクセステストを行い、該アクセステストにて最も応答性能が良い前記仮想化スイッチ部を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステムの仮想化制御装置。
  3. 前記選択部は、
    前記コピーリクエストを受信した際に、前記複数の仮想化スイッチ部のいずれかがコピー処理を実行していない場合、前記アクセステストを実行せずに前記コピー処理を実行していない仮想化スイッチ部を選択する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のストレージシステムの仮想化制御装置。
  4. 各々に接続された複数の記憶ユニットを管理するディスク制御部と、各々が前記複数のディスク制御部のいずれかに接続されており、受信したコピーリクエストに含まれるコピー元及びコピー先の論理ボリュームアドレスを前記ディスクユニットのアドレスに変換し、該変換したアドレスを元に、前記記憶ユニット制御部へのリクエストを行なうことにより、コピー処理を行なう仮想化スイッチ部とを有するストレージシステムの仮想化制御装置であって、
    前記制御装置は、
    前記各仮想化スイッチ部の各々が処理中のコピー処理のコピー性能の偏りを監視する監視部と、
    前記監視部が、前記コピー性能の偏りを検出した場合、前記各仮想化スイッチ部によるコピー処理のうち、コピー性能が所定より悪いコピー処理のコピー処理を一時停止させ、複数の仮想化スイッチ部の各々に対し、該一時停止したコピー処理に対応したアクセステストを行ない、該アクセステストによって、最も性能が良いと判断した前記仮想化スイッチ部を選択する選択部と、
    前記選択部によって選択された前記仮想化スイッチ部により前記一時停止したコピー処理を再開させる処理部と
    を有することを特徴とするストレージシステムの仮想化制御装置。
  5. 前記選択部は、
    前記一時停止したコピー処理のコピー元アドレスとコピー先アドレス各々に対する読み出しリクエストをそれぞれ仮想化スイッチ部へ送信し、その後、各々の前記仮想化スイッチ部から送られてくる該コピー元及びコピー先リクエストのうち応答性能が悪い応答の応答性能同士で比較するアクセステストを行い、該アクセステストにて最も応答性能が良い前記仮想化スイッチ部を選択する
    ことを特徴とする請求項4に記載のストレージシステムの仮想化制御装置。
  6. 前記選択部は、
    前記コピー処理の一時停止させた際に、前記複数の仮想化スイッチ部のいずれかがコピー処理を実行していない場合、前記アクセステストを実行せずに前記コピー処理を実行していない仮想化スイッチ部を選択することを特徴とする請求項4または請求項5に記載のストレージシステムの仮想化制御装置。
  7. 各々に接続された複数のディスクユニットを管理するディスク制御部と、各々が前記複数のディスク制御部のいずれかに接続されており、受信したコピーリクエストに含まれるコピー元及びコピー先の論理ボリュームアドレスを前記ディスクユニットのアドレスに変換し、該変換したアドレスを元に、前記ディスク制御部へのリクエストを行なうことにより、コピー処理を行なう仮想化スイッチ部とを有するストレージシステムの仮想化制御装置に、
    コピーリクエストを受信した場合、複数の仮想化スイッチ部の各々に対し、該コピーリクエストに対応したアクセステストを行わせ、該アクセステストによって、最も性能が良いと判断した前記仮想化スイッチ部を選択させ、
    前記選択部によって選択された前記仮想化スイッチ部コピーリクエストを送信させる
    ことを特徴とするストレージシステムの仮想化制御プログラム。
  8. 各々複数のディスクユニットの少なくとも一部に接続され、接続されていないディスクユニットへのリクエストを互いに転送しあう複数のディスク制御部と、各々が前記複数のディスク制御部のいずれかに接続されており、受信したコピーリクエストに含まれるコピー元及びコピー先の論理ボリュームアドレスを前記ディスクユニットのアドレスに変換し、該変換したアドレスを元に、前記ディスク制御部へのリクエストを行なうことにより、コピー処理を行なう仮想化スイッチ部とを有するストレージシステムの仮想化制御装置に、
    前記各仮想化スイッチ部の各々が処理中のコピー処理のコピー性能の偏りを監視させ、
    前記監視部が、前記コピー性能の偏りを検出した場合、前記各仮想化スイッチ部によるコピー処理のうち、コピー性能が所定より悪いコピー処理のコピー処理を一時停止させ、複数の仮想化スイッチ部の各々に対し、該一時停止したコピー処理に対応したアクセステストを行ない、該アクセステストによって、最も性能が良いと判断した前記仮想化スイッチ部を選択させ、
    前記選択部によって選択された前記仮想化スイッチ部により前記一時停止したコピー処理を再開させる処理を実行させる
    ことを特徴とするストレージシステムの仮想化制御プログラム。
JP2010225257A 2010-10-04 2010-10-04 ストレージシステムの仮想化制御装置及び制御プログラム Expired - Fee Related JP5636853B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010225257A JP5636853B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 ストレージシステムの仮想化制御装置及び制御プログラム
US13/239,812 US8683155B2 (en) 2010-10-04 2011-09-22 Virtualization control apparatus and storage system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010225257A JP5636853B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 ストレージシステムの仮想化制御装置及び制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012079183A true JP2012079183A (ja) 2012-04-19
JP5636853B2 JP5636853B2 (ja) 2014-12-10

Family

ID=45890826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010225257A Expired - Fee Related JP5636853B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 ストレージシステムの仮想化制御装置及び制御プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8683155B2 (ja)
JP (1) JP5636853B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016024679A (ja) * 2014-07-22 2016-02-08 富士通株式会社 ストレージ装置、ストレージシステム及びストレージ制御プログラム
US10162833B2 (en) 2013-02-20 2018-12-25 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Wireless access device and wireless access system

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6142599B2 (ja) * 2013-03-18 2017-06-07 富士通株式会社 ストレージシステム、ストレージ装置および制御プログラム
CN115604218A (zh) * 2021-06-28 2023-01-13 华为技术有限公司(Cn) 一种数据处理系统、方法及交换机

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005505035A (ja) * 2001-09-28 2005-02-17 マランティ ネットワークス インコーポレイテッド 記憶ネットワーク中の記憶資源のプーリング及び供給
JP2007299161A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Hitachi Ltd San管理方法およびsan管理システム
JP2007304896A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Fujitsu Ltd チャネルスイッチ装置,ストレージシステムおよびアクセス経路切り替え方法
JP2008112399A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Fujitsu Ltd ストレージ仮想化スイッチおよびコンピュータシステム
JP2009187188A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Fujitsu Ltd 仮想化スイッチ、コンピュータシステムおよびデータコピー方法
JP2010026873A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Hitachi Ltd ストレージ装置及びその制御方法
JP2010033481A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Fujitsu Ltd 仮想化スイッチおよびコンピュータシステム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4100968B2 (ja) * 2002-06-06 2008-06-11 株式会社日立製作所 データマッピング管理装置
JP2004302751A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Hitachi Ltd 計算機システムの性能管理方法、および、記憶装置の性能を管理する計算機システム
US20050015407A1 (en) 2003-07-17 2005-01-20 International Business Machines Corporation System and method of relational configuration mirroring
US7305520B2 (en) 2004-01-30 2007-12-04 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Storage system with capability to allocate virtual storage segments among a plurality of controllers
JP2006065773A (ja) 2004-08-30 2006-03-09 Toshiba Corp 計算機システム及び同システムに適用される論理ユニット切り替え方法
JP4790372B2 (ja) 2005-10-20 2011-10-12 株式会社日立製作所 ストレージのアクセス負荷を分散する計算機システム及びその制御方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005505035A (ja) * 2001-09-28 2005-02-17 マランティ ネットワークス インコーポレイテッド 記憶ネットワーク中の記憶資源のプーリング及び供給
JP2007299161A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Hitachi Ltd San管理方法およびsan管理システム
JP2007304896A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Fujitsu Ltd チャネルスイッチ装置,ストレージシステムおよびアクセス経路切り替え方法
JP2008112399A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Fujitsu Ltd ストレージ仮想化スイッチおよびコンピュータシステム
JP2009187188A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Fujitsu Ltd 仮想化スイッチ、コンピュータシステムおよびデータコピー方法
JP2010026873A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Hitachi Ltd ストレージ装置及びその制御方法
JP2010033481A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Fujitsu Ltd 仮想化スイッチおよびコンピュータシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10162833B2 (en) 2013-02-20 2018-12-25 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Wireless access device and wireless access system
JP2016024679A (ja) * 2014-07-22 2016-02-08 富士通株式会社 ストレージ装置、ストレージシステム及びストレージ制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US8683155B2 (en) 2014-03-25
US20120084522A1 (en) 2012-04-05
JP5636853B2 (ja) 2014-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4353208B2 (ja) ストレージサブシステム、ストレージシステム、負荷分散方法、負荷分散プログラム
JP5087249B2 (ja) ストレージシステムおよびストレージシステムの制御方法
EP1760591B1 (en) System and method of managing access path
US7757055B2 (en) Storage system and data migration method for the same
US9794342B2 (en) Storage system and control method for storage system
US8321622B2 (en) Storage system with multiple controllers and multiple processing paths
US20140101279A1 (en) System management method, and computer system
US20120060010A1 (en) Storage system comprising function for migrating virtual communication port added to physical communication port
US20040103254A1 (en) Storage apparatus system and data reproduction method
JP5636853B2 (ja) ストレージシステムの仮想化制御装置及び制御プログラム
KR101200998B1 (ko) 멀티 pci 버스 스위칭을 갖는 하이브리드 raid 컨트롤러
JP2008112399A (ja) ストレージ仮想化スイッチおよびコンピュータシステム
US8352766B2 (en) Power control of target secondary copy storage based on journal storage usage and accumulation speed rate
JP2009230385A (ja) ストレージシステム及びストレージシステムにおける論理ユニットの引継方法
JP2012531654A (ja) ストレージシステム及びストレージシステムの通信パス管理方法
US20120047327A1 (en) Disk array device and control method for the same
JP4551947B2 (ja) ストレージシステムを構成する電子機器を管理する装置
US7836350B2 (en) Method of managing paths for an externally-connected storage system and method of detecting a fault site
JP4474356B2 (ja) コンピュータシステムおよびストレージ仮想化装置
JP4325849B2 (ja) 記憶システム、バックアップシステム及びバックアップ方法
US20170052709A1 (en) Storage system, storage control apparatus, and storage control method
US20100251015A1 (en) Disk array device, disk control device and load distribution method in disk array device
KR20120012951A (ko) 멀티 pci 버스 스위칭을 갖는 raid 컨트롤러
US20050086426A1 (en) Load balancing to support tape and disk subsystems on shared fibre channel adapters
US20130212209A1 (en) Information processing apparatus, switch, storage system, and storage system control method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141007

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees