JP2012078945A - 管理システム、デバイス管理方法、及び遠隔管理装置 - Google Patents

管理システム、デバイス管理方法、及び遠隔管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】被遠隔管理装置の状態を、通信ネットワーク経由で遠隔管理装置により管理する遠隔管理システムについて、リトライ時に生じる情報の二重登録を防止する。
【解決手段】被遠隔管理装置と遠隔管理装置の間でリトライ待機間隔テーブルを共有しておき、被遠隔管理装置からリトライカウント、送信時刻を送付する。遠隔管理装置でこれらと、リトライカウントに対応するリトライ待機間隔、受信時刻から初回送信時刻を取得する。受信データがDB(デバイス管理テーブル)に登録済みの場合、登録済み情報と比較し、値が等しいか、リトライカウントが1以上小さいか、初回送付時刻がより新しいか調査し、いずれかが該当しない場合のみDBに登録する。
【選択図】図10

Description

本発明は、管理システム、デバイス管理方法、及び遠隔管理装置に関し、例えば、管理対象のデバイス(被遠隔管理装置)の状態を、通信ネットワークで接続された遠隔管理装置により管理するための技術に関するものである。
被遠隔管理装置の状態を、通信ネットワークで接続された遠隔管理装置により管理する遠隔管理システムにおいて、被遠隔管理装置と遠隔管理装置間の通信方法として、ブロードバンドフォーラムのTR(Technical Report)−069において定義されたプロトコル(一般に、CWMPプロトコルと呼ばれている)がある。TR−069については非特許文献1に記載されているが、TR−069では、初期設定、サービスの動的プロビジョニング、ファームウェア更新や状態監視などの機能が提供される。
また、TR−069を利用したシステムの例が特許文献1に開示されている。特許文献1は、管理されるべきデータを遠隔の箇所より変更することが可能な被遠隔管理装置について開示している。
特願2008−297936号公報
TR-069 CPE WAN Management Protocol v1.1, Broadband Forum Technical Report, 2007年12月(http://www.broadband-forum.org/technical/download/TR-069_Amendment-2.pdf)
ところで、被遠隔管理装置の状態情報(イベント情報)が、被遠隔管理装置から遠隔管理装置に対して送信されるが、通常この状態情報の送信が失敗に終わったときには、再度送信(リトライ)が試みられる。上記先行技術文献に示される技術よれば、被遠隔管理装置から遠隔管理装置には、リトライ回数を表すリトライカウントに関する情報と、リトライ時の送信時刻が送信されるようになっている。
しかしながら、上記先行技術文献においては、被遠隔管理装置の状態情報のパラメタを遠隔管理装置に送信してDB(データベース)に登録した後に発生するエラーによって生じるリトライ処理する場合に、DBに登録済みのデータをさらに送信して二重登録してしまうことになり、無駄な処理時間及び処理負荷が掛かってしまう。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、一度で通信が成功する場合だけでなくリトライ時であっても、デバイス情報を格納したDBを新しい状態に保ちながら、無駄な状態情報の登録処理を回避することを可能にする遠隔管理技術を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明では、被遠隔管理装置は、デバイス側メモリと、当該被遠隔管理装置の状態情報をデバイス側メモリ上で管理するデバイス側プロセッサと、状態情報を遠隔管理装置に送信するデバイス側通信装置と、を有する。また、遠隔管理装置は、被遠隔管理装置から状態情報を受信するサーバ側通信装置と、サーバ側メモリと、被遠隔管理装置ごとに、装置を特定する情報と、当該装置の状態を示す状態名及び状態値の情報と、被遠隔管理装置から遠隔管理装置への状態情報の再送信回数を示す情報と、を含む装置管理情報をサーバ側メモリ上で管理するサーバ側プロセッサと、を有している。そして、サーバ側プロセッサは、被遠隔管理装置から受信した状態情報と、サーバ側メモリ上で管理する装置管理情報とを比較し、被遠隔管理装置から受信した状態情報が装置管理情報に含まれるか否かを判定する第1の判定処理と、受信した状態情報の値が装置管理情報に含まれる状態情報の値に等しいか否か判定する第2の判定処理と、受信した状態情報に含まれる再送信回数が装置管理情報に含まれる再送信回数より1以上大きいか否か判定する第3の判定処理を、実行する。そして、第1乃至第3の判定処理の結果に基づいて、被遠隔管理装置から受信した状態情報を、新しい装置管理情報として登録する。
また、遠隔管理装置は、さらに、装置管理情報に含まれる情報として、被遠隔管理装置による状態情報の初回送信時刻を管理する。そして、遠隔管理装置は、被遠隔管理装置における状態情報の送信時刻と、状態情報の受信時刻と、再送信処理時の送信待機時間情報と、再送信回数を用いて、初回送信時刻を算出する。
本発明によれば、一度で通信が成功する場合だけでなくリトライ時であっても、デバイス情報を格納したDBを新しい状態に保ちながら、無駄な状態情報の登録処理を回避することができる。
なお、上述した以外の課題、構成及び効果は、以下の本発明を実施するための形態および添付図面によって明らかになるものである。
本発明の実施形態における管理システムの概略構成図である。 リトライ待機間隔テーブルの構成例を示す図である。 パラメタテーブルの構成例を示す図である。 デバイス管理テーブルの構成例を示す図である。 管理情報表示プログラムによって表示されるデバイス管理画面(情報収集リクエスト入力画面)の例を示す図である。 管理情報表示プログラムによって表示されるデバイス管理画面(結果表示画面)の例を示す図である。 管理情報表示用シーケンスを説明するための図である。 パラメタ情報送付の正常時シーケンスを説明するための図である。 パラメタ情報送付の一度目のサーバ側通信モジュールのレスポンス送付直前にエラーが発生し、次のリトライにより成功した場合のシーケンスを説明するための図である。 初回送信時刻算出処理を説明するためのフローチャートである。 デバイス管理モジュールによる二重登録防止処理を説明するためのフローチャートである。 デバイス管理モジュールがサーバ側通信モジュールから受信するデータの例であって、既登録と判断されるパラメタ例を示す図である。 デバイス管理モジュールがサーバ側通信モジュールから受信するデータの例であって、未登録と判断されるパラメタ例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。ただし、本実施形態は本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに注意すべきである。また、各図において共通の構成については同一の参照番号が付されている。
なお、以後の説明では「テーブル」(図2乃至4等)を用いて本発明で用いる情報について説明しているが、これら情報は必ずしもテーブルによるデータ構造で表現されていなくても良く、リスト、DB、キュー等のデータ構造やそれ以外で表現されていても良い。そのため、データ構造に依存しないことを示すために「テーブル」、「リスト」、「DB」、「キュー」等について単に「情報」と呼ぶこともある。
また、各情報の内容を説明する際に、「識別情報」、「識別子」、「名」、「名前」、「ID」という表現を用いることが可能であり、これらについてはお互いに置換が可能である。
以後の説明では「プログラム」や「モジュール」を主語として説明を行う場合もあるが、プログラムはプロセッサによって実行されることで定められた処理をメモリ及び通信ポート(通信制御装置)を用いながら行うため、プロセッサを主語とした説明としてもよい。また、プログラムを主語として開示された処理は管理サーバ等の計算機、情報処理装置が行う処理としてもよい。プログラムの一部または全ては専用ハードウェアで実現してもよく、また、モジュール化されていても良い。各種プログラムはプログラム配布サーバや記憶メディアによって各計算機にインストールされてもよい。
<管理システムの構成>
図1は、本発明の実施形態における管理システム100の概略構成を示す図である。管理システム100は、少なくとも1つの管理者端末装置1と、少なくとも1つの遠隔管理装置(遠隔管理計算機)2と、少なくとも1つの被遠隔管理装置(被管理デバイス)3と、を有しており、これらがネットワーク4(例えば、インターネット等のWANやLAN)を介して接続されている。当該管理システム100において、被遠隔管理装置3の状態をサーバ側が監視して、その状態情報をサーバ側で検証することにより、非遠隔管理装置3の例えば補修の要否を判断する。被遠隔管理装置3は、例えば、電気自動車用の充電器が考えられるが、これに限られるものではなく、ネットワーク上で監視すべき装置であればどのような装置であっても対象となる。
管理者端末装置1は、CPU11A及びメモリ11Bを含む端末装置11と、通信ポート12と、外部記憶装置13と、を有している。管理者端末装置1の外部記憶装置13は、遠隔制御装置にアクセスし、取得した結果を管理者に提供するための管理情報表示プログラム13Aを格納している。この管理情報表示プログラム13Aは、例えばブラウザやGUIコンソールなどである。
遠隔管理装置2は、CPU21A及びメモリ21Bを含む端末装置21と、通信ポート22と、外部記憶装置23と、を有している。被遠隔管理装置2の外部記憶装置23は、被遠隔管理装置3で実行されるリトライ処理のリトライ間隔を表すリトライ待機間隔テーブル23Fと、被遠隔管理装置3の情報を管理するデバイス管理テーブル23Eと、WEBアプリケーションの実行環境をサーバ側通信モジュール23B、デバイス管理モジュール23C及びUI用モジュール23Dに提供するWEBアプリ制御プラットフォーム23Aと、被遠隔管理装置3との通信を行うサーバ側通信モジュール23Bと、デバイス管理テーブル23Eの管理を行うデバイス管理モジュール23Cと、ユーザ(管理者)に対して被遠隔管理装置3の情報を表示するプログラム(管理情報表示プログラム13A)からのアクセスに対してデバイス管理テーブル23Eの情報を返送するためのUI用モジュール23Dと、を格納している。ここで、WEBアプリ制御プログラム23Aは、例えば、JBossなどのWEBコンテナとその動作環境であるJava仮想マシンプログラムなどである。
被遠隔管理装置3は、CPU31A及びメモリ31Bを含む端末装置31と、通信ポート32と、外部記憶装置33と、を有している。なお、被遠隔管理装置3は、図示しないカウンタを有し、リトライの回数をカウントしてその数値を管理している。被遠隔管理装置3の外部記憶装置33は、リトライ間隔を表すリトライ待機間隔テーブル23Fと、被遠隔管理装置の情報を管理するパラメタテーブル33Dと、遠隔管理装置との通信を行うデバイス側通信バンドル(プログラム)33Bと、パラメタテーブル33Dの管理を行うデバイス管理エージェントバンドル(プログラム)33Cと、バンドル(プログラム)の動作環境であるバンドル制御プログラム33Aと、を格納している。バンドル制御プログラム33Aは、例えば、OSGiフレームワーク上で動作するソフトウェアやJava仮想マシンプログラムなどである。
<リトライ待機間隔テーブル>
図2は、リトライ待機間隔テーブル23Fの構成例を示す図である。リトライ待機間隔テーブル23Fは、リトライ回数を表すリトライカウント201と、待機時間の最小間隔を表す最小待機間隔202と、待機時間の最大間隔を表す最大待機間隔203と、を構成項目として含んでいる。
リトライ間隔は、最小大気間隔202と最大待機間隔203の間の値が用いられ、用いる値はランダムに決定される。なお、最小待機間隔202と最大待機間隔203とが同一値であっても良く、また、リトライカウントが1以上のいずれの場合であっても、同一値をとっても良い。また、当該リトライ待機間隔テーブル23Fは、遠隔管理装置2及び被遠隔管理装置3において同一のものが提供されている。ただし、非遠隔管理装置3では、リトライ待機間隔テーブル23Fは、リトライ処理を実行するタイミングを決定するために用いられるのに対し、遠隔管理装置2では、後述のように、リトライ時に初回送信時刻を算出する際に用いられる。
<パラメタテーブル>
図3は、パラメタテーブル33Dの構成例を示す図である。パラメタテーブル33Dは、パラメタ名301と、パラメタ値302と、パラメタ型303と、を構成項目として含んでいる。
パラメタ名301は、状態を示すパラメタを識別するための情報である。また、パラメタ値302は、状態の値を示す情報である。例えば、当該パラメタ値としては、あるプログラムが動作していないときには「0」が設定され、動作中は「1」が設定されるようになっている。さらに、パラメタ型303は、パラメタのタイプを示す情報である。本実施形態では、JAVAに基づくパラメタのタイプが示されている。
<デバイス管理テーブル>
図4は、デバイス管理テーブル23Eの構成例を示す図である。デバイス管理テーブル23Eは、デバイスID401と、パラメタ名402と、パラメタ値403と、パラメタ型404と、送信時刻406と、受信時刻407と、初回送信時刻408と、を構成項目として含んでいる。
デバイスID401は、管理対象となっている被遠隔管理装置3を特定するための情報である。パラメタ名402乃至パラメタ型404までの情報は当該被遠隔管理装置3の状態(発生したイベント)を示す情報であって、図3に示される情報と同じである。また、リトライカウント405は、被遠隔管理装置3から送信されてくる、リトライを何回実行しているかを示す情報である。
送信時刻406は、被遠隔管理装置3から状態に関する情報が送信された時刻である。リトライ処理で送られていない場合(初回送信時)は、当該送信時刻406は、イベント発生時刻を示している(全く同時ではないが、そのように見做しても問題ないという前提を当該実施形態は採っている)。一方、リトライ処理で送られている場合には、当該送信時刻406は、リトライ送信の時刻を示している。
受信時刻407は、被遠隔管理装置3から送信されてくる情報を遠隔管理装置2のサーバ側通信モジュール23Bが受信する時刻を示している。よって、受信時刻407と送信時刻406の差は、ネットワーク4における送信時間(ネットワーク遅延)を示している。
初回送信時刻408は、最小初回送信時刻と最大初回送信時刻から構成される情報である。初回送信時刻408は、後述の図9により算出される時刻である。なお、リトライカウント値が「0」の場合、初回送信時刻408は送信時刻406と同じ値となっている。
<デバイス管理画面>
図5は、管理者端末装置1の管理情報表示プログラム13Aによって表示されるデバイス管理画面の構成例を示す図であり、図5Aは情報収集リクエスト入力画面例を示し、図5Bは結果表示画面例を示している。
図5Aにおいて、デバイスID入力欄501に、管理者が、管理対象の被遠隔管理装置3のデバイスIDを入力(指定)し、送信要求ボタン502を押下すると、情報収集リクエストが遠隔管理装置2に送信される。
遠隔管理装置2は、当該リクエストを受信すると、指定された被遠隔管理装置3の、収集した状態情報(イベント発生情報)を、図5Bに示されるように、例えば図4と同一の表示形式で、結果表示画面510として管理者端末装置1の表示装置に表示される。
<管理情報表示シーケンス>
図6は、管理情報表示シーケンスを説明するための図である。管理者から情報収集の指示(リクエスト)を受けると、管理情報表示プログラム13Aは、遠隔管理装置2のUI用モジュール23Dと通信を行い、UI用モジュール23Dに対して、指定したデバイスのパラメタ(状態情報)の一覧取得を要求する(ステップ601)。
この要求を受信したUI用モジュール23Dは、デバイス管理モジュール23Cに対して、デバイスIDを通知し、パラメタ一覧の取得を要求する(ステップ602)。
デバイス管理モジュール23Cは、このデバイスIDを基に、デバイス管理テーブル23Eからパラメタ一覧を取得し、これをUI用モジュール23Dに受け渡す(ステップ603)。
UI用モジュール23Dは、取得したパラメタ一覧を基にGUI画面を作成し、管理情報表示プログラム13Aに送信する(ステップ604)。
<正常時のシーケンス>
図7は、パラメタ情報送信の正常時のシーケンスを説明するための図である。ここで正常時とは、リトライによる送信ではなく、初回送信時の処理であって、その送信が正常に終了した場合をいうものである。
デバイス管理エージェントバンドル33Cは、デバイス側通信バンドル33Bに対し、パラメタ情報送付命令を送る(ステップ701)。例えば、パラメタの値が変更されたときなどにこの命令送付が行われる。
命令送付が完了すると、デバイス側通信バンドル33Bは、その戻り値(パラメタ情報送付命令を問題なく受信したか否かを示す値)をデバイス管理エージェントバンドル33Cに返す(ステップ702)。この戻り値の返却については、後述のステップ711でデバイス側通信バンドル33Bが、レスポンスを受信時直後であっても良い。
次に、デバイス側通信バンドル33Bは、リトライカウントを初期値の0に設定する(ステップ703)。また、パラメタ(状態情報)を送信する直前に、被遠隔管理装置3上の時刻を取得し(ステップ704)、サーバ側通信モジュール23Bに対してパラメタ情報を送付する(ステップ705)。
サーバ側通信モジュール23Bは、パラメタ情報を受信した際、サーバ側通信モジュール23B上の時刻を取得する(ステップ706)。そして、サーバ側通信モジュール23Bは、被遠隔管理装置3から受信したパラメタ情報、リトライカウント、送信時刻、及びサーバ側通信モジュール23Bで取得した受信時刻を、デバイス管理モジュール23Cに対し送付する(ステップ707)。
デバイス管理モジュール23Cは、受信したデータを基に初回送信時刻を算出する(ステップ708)。ここでの初回送信時刻は、リトライカウント値が「0」であるから、上記送信時刻に相当するものとなる。
デバイス管理モジュール23Cは、受信したデータ及び初回送信時刻を、デバイス管理テーブル23Eに登録する処理を行い(ステップ709)、サーバ側通信モジュール23Bに対して、戻り値を返す(ステップ710)。この戻り値の意味は、上述したものと同様である。
サーバ側通信モジュール23Bは、デバイス側通信バンドル33Bに対して、パラメタ送信及び登録が成功したか否かを示すレスポンスを送信する(ステップ711)。
デバイス側通信バンドル33Bは、空データをサーバ側通信モジュール23Bに送信し(ステップ712)、サーバ側通信モジュール23Bも空データをデバイス側通信バンドル33Bに送信する(ステップ713)。なお、ステップ712及び713における空データ送受信処理は、TR−069で定められているプロトコルに従う処理である。このプロトコルには、それぞれ被遠隔管理装置3及び遠隔管理装置2に送信すべき命令が無い場合に、空のリクエストを投げるように規定されている。例えば、それぞれ遠隔管理装置2がサポートするRPC一覧を取得するためのGetRPCMethods、被遠隔管理装置3の指定のパラメタの値を設定するためのSetParameterValuesなどである。
空データを受信したデバイス側通信バンドル33Bは、サーバ側通信モジュール23Bとのコネクションを切断し、当該正常時シーケンスを終了する(ステップ714)。
<リトライ実行時のシーケンス>
図8は、リトライ実行時のシーケンス例を説明するための図である。図8では、パラメタ情報送付の一度目のサーバ側通信モジュールのレスポンス送付直前にエラーが発生し、次のリトライにより成功した場合を想定している。また、ステップ801からステップ810までは、図7のそれぞれステップ701からステップ710までと同一であるので説明を省略する。
ステップ810の直後にエラーが発生したので、サーバ側通信モジュール23Bは、パラメタ送信及び登録に「失敗」したという情報を含んだレスポンスをデバイス側通信バンドル33Bに送信する(ステップ811)。
デバイス側通信バンドル33Bは、リトライカウントを1つ増加させ、リトライ待機間隔テーブル23Fの該当するリトライカウントの時間だけ待機する。例えば、この場合、リトライ数が1で図2のリトライ待機間隔テーブルの場合、待機時間は、5から10秒のうちランダムに定めたいずれかの時間となる。
待機間隔時間が過ぎた後のステップ814からステップ824まで処理は、図7のそれぞれステプ704からステップ714までの処理と同一であるので、説明を省略する。なお、図8のシーケンス例では、1回目のリトライ(2回目の送信時)でパラメタ情報の送信及び登録が成功しているため、ステップ823で終了しているが、失敗が連続すれば、同様のリトライ処理が継続されることになる。
<初回送信時刻算出処理>
図9は、初回送信時刻408を算出する初回送信時刻算出処理を説明するためのフローチャートである。従来、被遠隔管理装置(デバイス)3側の時刻情報として、送信開始時刻のみを遠隔管理装置(監視サーバ)2に通知しているため、リトライ発生時、初回の送信時刻を監視サーバ側で把握できない。このため、本発明の実施形態では、本発明固有の演算処理を実行することにより、初回送信時刻を算出するようにしている。
まず、デバイス管理モジュール23Cは、リトライ待機間隔テーブル23Fの最初のレコードを対象レコードに設定し(ステップ901)、待機時間に関する内部的な計算のための変数Twaitに0を設定する(ステップ902)。
次に、デバイス管理モジュール23Cは、対象レコードのリトライ数が、受信したデータのリトライ数と一致しているか否か調べる(ステップ903)。対象レコードのリトライ数が、受信したデータのリトライ数と一致していない場合(ステップ903でNOの場合)、デバイス管理モジュール23Cは、Twaitにリトライ待機間隔テーブル23Fの該当レコードの最大値を加算し(ステップ903)、リトライ待機間隔テーブル23Fで対象レコードを1進め(ステップ905)、ステップ903に戻る。
一方、対象レコードのリトライ数が受信したデータのリトライ数と一致している場合(ステップ903でYESの場合)、デバイス管理モジュール23Cは、Tmin=送信時刻-Twait_max-(受信時刻-送信時刻)*リトライカウント*2により、初回送信時刻408の最小値(下限値)を計算する(ステップ906)。ここで、送信時刻はリトライ時においてはリトライ処理の送信時刻を示しており、Twait_maxはリトライ待機間隔の上限値を示している。また、(受信時刻−送信時刻)によりネットワーク遅延時間が得られる。さらに乗算される数値「2」は往復分を換算したものである。つまり、(受信時刻-送信時刻)*リトライカウント*2は、リトライ処理時に発生するリトライ回数分のネットワーク遅延時間を示している。
続いて、デバイス管理モジュール23Cは、再度リトライ待機間隔テーブル23Fの最初のレコードを対象レコードに設定し(ステップ907)、待機時間に関する内部的な計算のための変数Twaitに0を設定する(ステップ908)。
次に、デバイス管理モジュール23Cは、対象レコードのリトライ数が、受信したデータのリトライ数と一致しているか否か調べる(ステップ909)。一致していない場合、デバイス管理モジュール23Cは、Twaitにリトライ待機間隔テーブル23Fの該当レコードの最小値を加算し(ステップ910)、リトライ待機間隔テーブルで対象レコードを1進め(ステップ911)、ステップ909に処理を戻す。
一方、一致している場合、デバイス管理モジュール23Cは、Tmax=送信時刻-Twait_min-(受信時刻-送信時刻)*リトライカウント*2により、初回送信時刻408の最大値(上限値)を計算する(ステップ912)。ここで、Twait_minはリトライ待機間隔の下限値を示している。
<二重登録防止処理>
図10は、デバイス管理モジュール23Cによる二重登録防止処理を説明するためのフローチャートである。本発明では、被遠隔管理装置の状態情報のパラメタを遠隔管理装置に送信してDB(データベース)に登録した後に発生するエラーによって生じるリトライ処理する場合に、DBに登録済みのデータをさらに送信して二重登録すると、無駄な処理時間及び処理負荷が掛かってしまう。このため、最新のイベント発生(状態情報)を取得して登録する一方、全ての既登録情報と登録しようとする情報を比較するのではなく、所定の処理により二重登録か否かを判断して、状態情報の無駄な二重登録を防止している。
まず、デバイス管理モジュール23Cは、リトライカウント値が1以上かどうか調べ(ステップ1001)、1以上で無ければ、初めて受信するデータであるため、デバイス管理テーブルに登録する(ステップ1007)。
リトライカウント値が1以上であれば、デバイス管理モジュール23Cは、デバイス管理テーブル23Eに登録済みか調べ(ステップ1002)、未登録の場合(ステップ1002でNOの場合)、ステップ1007に処理を移行させる。なお、当該テーブルに登録済か否かは、デバイスIDとパラメタ名で検査屈して同一パラメタがあるかどうかで判断される。
登録済みの場合(ステップ1002でYESの場合)、デバイス管理モジュール23Cは、登録済みレコードのパラメタ値が処理対象データのパラメタ値と同一の値であるか調べ(ステップ1003)、同一でなければ(ステップ1003でNOの場合)、初めて受信するデータであるため、ステップ1007に処理を移行させる。パラメタ値が同一か否かは、ステップ1002で取得したデバイスIDのパラメタ値が同一かどうかによって判断される。
同一である場合(ステップ1003でYESの場合)、デバイス管理モジュール23Cは、登録済みのレコードのリトライカウントの方が1以上小さいか調べ(ステップ1004)、小さくない場合、すなわち同一値もしくは大きな値の場合(ステップ1004でNOの場合)は、初めて受信するデータであるため、ステップ1007に処理を移行させる。ステップ1004では、データベース(デバイス管理テーブル23E)への登録は成功したが、リトライされる場合がある。つまり、戻り値を受信して送信成功となったが、その後何らかの理由によりエラーが起こった場合である。より具体的には、ステップ710と711の間でエラーが発生し、「失敗」がレスポンスとして返ってきた場合、デバイス側ではリトライすることがあり、そのような場合をステップ1004では想定している。
1以上小さい場合(ステップ1004でYESの場合)、デバイス管理モジュール23Cは、登録済みレコードの初回送信時刻の最小値の方が、処理対象デーアの初回送信時刻の最小値より新しいか調査し(ステップ1005)、より古い場合(ステップ1005でNOの場合)、ステップ1007に処理を移行させる。
同一または、新しい場合(ステップ1005でYESの場合)、デバイス管理モジュール23Cは、同一レコード(状態情報)がデバイス管理テーブル23Eに既に登録済みと判断し(1006)、何もせずに処理を終える。
<パラメタ情報例>
図11は、デバイス管理モジュール23Cがサーバ側通信モジュール23Bから受信するデータと、算出した初回送信時刻の例を示す図である。図11Aは、デバイス管理テーブル23Eに既登録と判断される例を示し、図11Bは、デバイス管理テーブル23Eに未登録と判断される例を示している。デバイス管理テーブル23Eが図4の状態の場合に、デバイス管理モジュール23Cが1101から1106のいずれかのデータを受信した場合について以下説明する。
まず、データ1101(図11A)は、図10のステップ1006にて、デバイス管理モジュール23Cにより、デバイス管理テーブル23Eに既登録と判断される例である。すなわち、受信したデータが1101の場合、ステップ1001からステップ1005がYESと判定され、既に登録済みと判断され(1006)、何もせずに処理が終わる。
一方、データ1102から1106は、ステップ1007にて、デバイス管理モジュールにより、デバイス管理テーブルに未登録と判断される例である。
受信したデータが1102の場合、リトライカウントが0であるため、初めて受信するデータであると分かり、ステップ1001でNOと判定されて未登録と判断され、デバイス管理テーブル23Eに登録が行われる。
受信したデータが1103の場合、ステップ1001ではYESと判定されるが、param3は、デバイス管理テーブル23Eに未登録であり、ステップ1002でNOと判定され、未登録と判断され、デバイス管理テーブル23Eに登録が行われる。これは、リトライカウントが0から4までのパケットが送信された時点で、例えばサーバ側通信モジュール23Bがまだ動作していなかったことなどが原因で、受信されず、リトライカウントが5の時点で初めて受信された場合などである。
受信したデータが1104の場合、ステップ1001から1002はYESと判定されるが、パラメタ値が登録済みのデータと異なり、ステップ1003でNOと判定され、未登録と判断され、デバイス管理テーブル23Eに登録が行われる。
受信したデータが1105の場合、ステップ1001から1003まではYESと判定されるが、登録済みレコードとリトライカウントが同一であり、ステップ1104でNOと判定され、未登録と判断され、デバイス管理テーブル23Eに登録が行われる。
受信したデータが1106の場合、ステップ1101から1103まではYESと判定されるが、登録済みレコードの初回送信時刻の最小値より、処理対象レコードの初回送信時刻の最小値の方がより新しく、ステップ1105でNOと判定され、未登録と判断され、デバイス管理テーブル23Eに登録が行われる。
なお、二重登録防止の目的を達成する場合には、図7のステップ708及び709と、図8のステップ818及び819と、図10のステップ1005における初回送信時刻に関する処理は、実行しなくても良い。
<まとめ>
本発明では、遠隔管理装置において、被遠隔管理装置から受信した状態情報と、サーバ側メモリ上で管理する装置管理情報(図4:デバイス管理テーブル)とを比較し、被遠隔管理装置から受信した状態情報がデバイス管理テーブルに含まれるか否かを判定し、次に、受信した状態情報の値が装置管理情報に含まれる状態情報の値に等しいか否か判定し、さらに、受信した状態情報に含まれる再送信回数(リトライカウント)がデバイス管理テーブルのリトライカウントより1以上大きいか否か判定し、これらの結果に基づいて、受信した状態情報を、新しい装置管理情報としてデバイス管理テーブルに登録するか判断する。より具体的には、被遠隔管理装置から受信した状態情報がデバイス管理テーブルに含まれ、かつ、受信した状態情報の値がデバイス管理テーブルに含まれる状態情報の値に等しく、かつ、受信した状態情報に含まれるリトライカウトがデバイス管理テーブルのリトライカウントより1以上大きいと判断した場合、受信した状態情報が既に登録済みであると判断して同一情報の登録を排除する。このようにすることにより、デバイス管理テーブルの情報を新しい状態に保ちながら、無駄な登録(二重登録)処理を回避可能である。デバイス管理テーブルは通常ハードディスクドライブ(HDD)に格納されているため、HDDへの無駄な格納処理を回避することができる。
さらに、デバイス管理テーブルでは、被遠隔管理装置による状態情報の初回送信時刻を管理する。リトライ処理がない場合には、当該テーブル上では、被遠隔管理装置からの状態情報の送信時刻は初回送信時刻に等しいが、リトライ処理時はリトライ送信時刻となるため、初回送信時刻を管理できない。そこで、遠隔管理装置では、被遠隔管理装置における状態情報の送信時刻と、状態情報の受信時刻と、再送信処理時の送信待機時間情報と、再送信回数を用いて、初回送信時刻算出する。このようにすることにより、一度で通信が成功する場合だけでなくリトライ時であっても、通信データ量を抑えながら、おおよそのイベント発生時刻をサーバ側で把握可能となる。
なお、本発明は、実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階では、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、実施形態で示された各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。また、上記各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現しても良い。各機能等を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録或いは記憶装置、またはICカード、SDカード、DVD等の記録或いは記憶媒体に格納することができる。
さらに、上述の実施形態において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていても良い。
1・・・管理者端末装置
11A、21A、31A・・・CPU
11B、21B、31B・・・メモリ
13、23、33・・・外部記憶装置
2・・・遠隔管理装置
3・・・被遠隔管理装置
4・・・インターネット
13A・・・管理情報表示プログラム
23A・・・Webアプリ制御プログラム
23B・・・サーバ側通信モジュール
23C・・・デバイス管理モジュール
23D・・・UI用モジュール
23E・・・デバイス管理テーブル
23F・・・リトライ間隔テーブル
33A・・・バンドル制御プログラム
33B・・・デバイス側通信モジュール
33C・・・デバイス管理エージェントバンドル
33D・・・パラメタテーブル
100・・・管理システム

Claims (11)

  1. 少なくとも1つの被遠隔管理装置と、CWMPプロトコルを用いて当該被遠隔管理装置とネットワークを介して通信し、前記被遠隔管理装置を管理する遠隔管理装置と、を有する管理システムであって、
    前記被遠隔管理装置は、デバイス側メモリと、当該被遠隔管理装置の状態情報を前記デバイス側メモリ上で管理するデバイス側プロセッサと、前記状態情報を前記遠隔管理装置に送信するデバイス側通信装置と、を有し、
    前記遠隔管理装置は、前記被遠隔管理装置から前記状態情報を受信するサーバ側通信装置と、サーバ側メモリと、被遠隔管理装置ごとに、装置を特定する情報と、当該装置の状態を示す状態名及び状態値の情報と、前記被遠隔管理装置から前記遠隔管理装置への状態情報の再送信回数を示す情報と、を含む装置管理情報を前記サーバ側メモリ上で管理するサーバ側プロセッサと、を有し、
    前記サーバ側プロセッサは、前記被遠隔管理装置から受信した状態情報と、前記サーバ側メモリ上で管理する前記装置管理情報とを比較し、前記被遠隔管理装置から受信した前記状態情報が前記装置管理情報に含まれるか否かを判定する第1の判定処理と、前記受信した状態情報の値が前記装置管理情報に含まれる状態情報の値に等しいか否か判定する第2の判定処理と、前記受信した状態情報に含まれる再送信回数が前記装置管理情報に含まれる再送信回数より1以上大きいか否か判定する第3の判定処理を実行し、前記第1乃至第3の判定処理の結果に基づいて、前記受信した状態情報を、新しい装置管理情報として登録することを特徴とする管理システム。
  2. 請求項1の管理システムであって、
    前記サーバ側プロセッサは、前記第1乃至第3の判定処理の結果、前記被遠隔管理装置から受信した前記状態情報が前記装置管理情報に含まれ、かつ、前記受信した状態情報の値が前記装置管理情報に含まれる状態情報の値に等しく、かつ、前記受信した状態情報に含まれる再送信回数が前記装置管理情報に含まれる再送信回数より1以上大きいと判断した場合、前記受信した状態情報が既に登録済みであると判断して同一情報の登録を排除することを特徴とする管理システム。
  3. 請求項1の管理システムであって、
    前記サーバ側プロセッサは、さらに、前記装置管理情報に含まれる情報として、前記被遠隔管理装置による前記状態情報の初回送信時刻を管理し、
    前記サーバ側プロセッサは、前記被遠隔管理装置における前記状態情報の送信時刻と、前記状態情報の受信時刻と、再送信処理時の送信待機時間情報と、前記再送信回数を用いて、前記初回送信時刻を算出することを特徴とする管理システム。
  4. 請求項3の管理システムであって、
    前記送信待機時間情報は、待機すべき時間の下限値と上限値を、再送信回数ごとに有しており、
    前記サーバ側プロセッサは、前記待機すべき時間の下限値と上限値を用いて、前記初回送信時刻の下限値及び上限値を算出することを特徴とする管理システム。
  5. 請求項1の管理システムであって、
    さらに、前記遠隔管理装置から前記装置管理情報を取得し、当該装置管理情報を管理結果として表示画面に表示する管理者端末装置を有することを特徴とする管理システム。
  6. 少なくとも1つの被遠隔管理装置と、CWMPプロトコルを用いて当該被遠隔管理装置とネットワークを介して通信し、前記被遠隔管理装置を管理する遠隔管理装置と、を有する管理システムにおけるデバイス管理方法であって、
    前記被遠隔管理装置は、
    当該被遠隔管理装置の状態情報をデバイス側メモリ上で管理し、
    前記状態情報を前記遠隔管理装置に送信し、
    前記遠隔管理装置は、
    前記被遠隔管理装置から前記状態情報を受信し、
    被遠隔管理装置ごとに、装置を特定する情報と、当該装置の状態を示す状態名及び状態値の情報と、前記被遠隔管理装置から前記遠隔管理装置への状態情報の再送信回数を示す情報と、を含む装置管理情報をサーバ側メモリ上で管理し、
    前記被遠隔管理装置から受信した状態情報と、前記サーバ側メモリ上で管理する前記装置管理情報とを比較し、
    前記被遠隔管理装置から受信した前記状態情報が前記装置管理情報に含まれるか否かを判定する第1の判定処理と、前記受信した状態情報の値が前記装置管理情報に含まれる状態情報の値に等しいか否か判定する第2の判定処理と、前記受信した状態情報に含まれる再送信回数が前記装置管理情報に含まれる再送信回数より1以上大きいか否か判定する第3の判定処理を、実行し、前記第1乃至第3の判定処理の結果に基づいて、前記受信した状態情報を、新しい装置管理情報として登録する、ことを特徴とするデバイス管理方法。
  7. 請求項6のデバイス管理方法であって、
    前記遠隔管理装置は、前記第1乃至第3の判定処理の結果、前記被遠隔管理装置から受信した前記状態情報が前記装置管理情報に含まれ、かつ、前記受信した状態情報の値が前記装置管理情報に含まれる状態情報の値に等しく、かつ、前記受信した状態情報に含まれる再送信回数が前記装置管理情報に含まれる再送信回数より1以上大きいと判断した場合、前記受信した状態情報が既に登録済みであると判断して同一情報の登録を排除することを特徴とするデバイス管理方法。
  8. 請求項6のデバイス管理方法であって、
    前記遠隔管理装置は、さらに、
    前記装置管理情報に含まれる情報として、前記被遠隔管理装置による前記状態情報の初回送信時刻を管理し、
    前記被遠隔管理装置における前記状態情報の送信時刻と、前記状態情報の受信時刻と、再送信処理時の送信待機時間情報と、前記再送信回数を用いて、前記初回送信時刻を算出することを特徴とするデバイス管理方法。
  9. 請求項8のデバイス管理方法であって、
    前記送信待機時間情報は、待機すべき時間の下限値と上限値を、再送信回数ごとに有しており、
    前記遠隔管理装置は、前記待機すべき時間の下限値と上限値を用いて、前記初回送信時刻の下限値及び上限値を算出することを特徴とするデバイス管理方法。
  10. 請求項6のデバイス管理方法であって、
    さらに、前記管理システムに含まれる管理者端末装置が、前記遠隔管理装置から前記装置管理情報を取得し、当該装置管理情報を管理結果として表示画面に表示することを特徴とするデバイス管理方法。
  11. CWMPプロトコルを用いて、少なくとも1つの被遠隔管理装置と、ネットワークを介して通信し、前記被遠隔管理装置を管理する遠隔管理装置であって、
    前記被遠隔管理装置から、前記被遠隔管理装置の状態情報を受信する通信装置と、
    メモリと、
    被遠隔管理装置ごとに、装置を特定する情報と、当該装置の状態を示す状態名及び状態値の情報と、前記被遠隔管理装置から前記遠隔管理装置への状態情報の再送信回数を示す情報と、を含む装置管理情報を前記メモリ上で管理するプロセッサと、を有し、
    前記プロセッサは、前記被遠隔管理装置から受信した状態情報と、前記メモリ上で管理する前記装置管理情報とを比較し、前記被遠隔管理装置から受信した前記状態情報が前記装置管理情報に含まれるか否かを判定する第1の判定処理と、前記受信した状態情報の値が前記装置管理情報に含まれる状態情報の値に等しいか否か判定する第2の判定処理と、前記受信した状態情報に含まれる再送信回数が前記装置管理情報に含まれる再送信回数より1以上大きいか否か判定する第3の判定処理を、実行し、前記第1乃至第3の判定処理の結果に基づいて、前記受信した状態情報を、新しい装置管理情報として登録することを特徴とする遠隔管理装置。
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