JP2012075956A - 歯科用ハンドピース及び歯科用ツール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
歯科用ツールをワンタッチで着脱し得るプッシュ式のツール着脱機構と該機構に装着された歯科用ツールを上下往復運動させる機構とをハンドピース本体に設けてなる歯科用ハンドピース。
【選択図】図12
Description
また、他の課題は、口腔内作業によりインプラントの植立のために補充する骨片を下顎骨、特に下顎角部頬側や頤部から容易に採取することを可能にする、歯科用ノコギリツールを提供することである。
また、他の課題は、上記ノコギリツールをワンタッチで着脱でき、装着した前記ツールを上下往復運動(垂直運動)せしめて、最小限度の侵襲にて下顎骨を短冊状に摘出することを可能にする、歯科用ハンドピースを提供することである。
また、他の課題は、上記ノコギリツールをワンタッチで着脱でき、装着した前記ツールを水平往復運動せしめて、最小限度の侵襲にて下顎骨を短冊状に摘出することを可能にする、歯科用ハンドピースを提供することである。
また、他の課題は、インプラントの植立のために補充する骨片の採取効率及び冷却機能に優れる歯科用ドリルを提供することである。
また、他の課題は、インプラントの生着期間の短縮化を図ることができる歯科用骨片を効率良く生成するための歯科用骨片削粉器を提供することである。
(1)歯槽骨に形成したインプラント植立窩形成用の仮穴に圧入するピン様部材であって、前記仮穴への圧入により、仮穴を拡径させつつ、穴周囲の歯槽骨を圧縮せしめるものであることを特徴とする、インプラント植立窩形成用の歯科用デバイス、
(2)上記(1)記載のデバイスを複数有し、それらの外径が互いに相異する、歯科用デバイスセット、
(3)インプラント植立窩に挿入する歯槽骨補充用骨片を下顎角部頬側外斜線から採取するための歯科用ノコギリツールであって、下記の(a)〜(e)から選ばれる少なくとも一種のツールを含む歯科用ノコギリツール、
(a):鋸歯が形成された刃板の外形が先細形である第1ツール
(b):鋸歯が形成された刃板の外形が先太形である第2ツール
(c):鋸歯が形成された刃板の外形が一定幅形である第3ツール
(d):先端部のみに鋸歯が突設された刃板を有する第4ツール
(e):断面がL字を呈する屈曲板からなり、先端側平板部の最先端部に鋸歯を形成した
刃板を有する第5ツール
(4)上記(a)〜(e)のツールは、それぞれが、鋸歯の向きが180°反対方向を向く2種類の形態物を含む、上記(3)記載の歯科用ノコギリツール、
(5)歯科用ツールをワンタッチで着脱し得るプッシュ式のツール着脱機構と該機構に装着された歯科用ツールを上下往復運動させる機構とをハンドピース本体に設けてなる歯科用ハンドピース、
(6)歯科用ツールをワンタッチで着脱し得るプッシュ式のツール着脱機構と該機構に装着された歯科用ツールをツイスト運動させる機構とをハンドピース本体に設けてなる歯科用ハンドピース、
(7)筐体が、骨片投入および冷却水供給のための孔付き桶様部と、骨片切断加工部と、切断された骨片が溜まる貯骨部とに区画されており、骨片切断加工部は手動駆動される回転刃を内包し、前記孔付き桶様部より投入された骨片が、前記回転刃で切断されて、小片となって貯骨部に溜まるように構成されてなる、歯科用骨片削粉器、及び
(8)インプラント植立窩を形成するための歯科用ツールであって、
先端に穴中心切削刃部を突設させた中心軸部材を、先端に鋸歯状の端辺を有する辺縁骨把持部を突設させた円筒状部材が内包し、中心軸部材と円筒状部材の内側面を、中心軸部材の側面の相対する位置から互いに離反する方向に延設させた2枚の内部プレートで連結するとともに、該2枚のプレートの各端面に穴直径規定用切削刃部を設け、前記中心軸部材、円筒状部材及び内部プレートで仕切られる空間が骨片収容部として機能する構造体からなり、
前記円筒状部材の筒壁にその先端側から筒の中間部までを切り欠いた開窓部を有することを特徴とする、歯科用ドリル、に関する。
[歯科用デバイス]
本発明の歯科用デバイスは、歯槽骨に形成したインプラント植立窩形成用の仮穴に圧入するピン様部材である。ここで、「インプラント植立窩形成用の仮穴」とは、インプラントの植立位置を決定するための穴で、少なくとも穴内部(開口部より下側)の内径が、予定のインプラント植立窩(インプラント植立窩の設計値)の内径それよりも小さくなるように形成された穴のことである。なお、通常、インプラント植立窩の穴径は、患者の顎骨の頬舌および近遠心径や垂直径、インプラントに装着する義歯の大きさ等に応じて適宜決定されるが、概ね3〜5mmの範囲内で選択するのが一般的である。また、インプラント植立窩の深さ(骨埋入深度)は上下歯槽骨の頬舌径下顎管や上顎洞までの垂直径の点からは6〜14mmの範囲内で選択するのが好ましい。
デバイス(円柱形状のピン様部材)4を圧入する前に、円錐形状や円錐台形状のピン様部材からなるデバイス(第1及び第2のデバイス2、3)を使用するのは、フィッシャーバーで形成した仮穴を一回のデバイスの圧入でインプラント植立窩5の大きさまで拡径すると、歯槽骨に過大な圧力や摩擦熱が作用して、歯槽骨の破壊や骨折や壊死等が生じやすくなり、結果として、骨密度も十分に増大しないためである。
以下、本発明の自家骨片を採取するための歯科用ノコギリツールについて説明する。
本発明のノコギリツールは、下顎骨外斜線や頤部より必要な移植用骨片を採取するためのツールであり、ハンドピースに装着して使用される。本ツールは下顎角外斜線膨隆部または頤部斜面より必要量の骨片を採取する為に刃板の外形がそれぞれ調整された複数の鋸刃手段を有する。具体的には、膨隆部上縁に使用する先細形、膨隆部下縁に使用する先太形、最大膨隆部に使用する一定幅形(並行形)、骨を短冊状に切開する際の下縁切開に使用する直角半円形等がある。また頤部斜面より骨片を採取するために使用する刃板の先端のみ鋸歯を突設した先端突出形もある。これらのツールは、それぞれ、その軸部をハンドピース等に連結することで、垂直(上下)方向又は水平方向で鋸進することが可能である。
図12、13は本発明による歯科用ツールの上下往復運動(垂直運動)を可能にするハンドピースの一例の断面図であり、図12はハンドピース本体に装着したツールが最も下位置にある状態を示し、図13はハンドピース本体に装着したツールが最も上位置にある状態を示している。
図9及び図10は本発明の歯科用ドリル(ツール)を模式的に示したものであり、図9(a)は要部の斜視図、図9(b)は平面図、図10は側面図である。
2〜4 ピン様部材からなるデバイス
5 インプラント植立窩
10 歯槽骨
11 口腔粘膜
20、30、40、50、60 ノコギリツール
31、32 半円筒形ブッシュ
34 コイルバネ
37 爪用スプリング
52 偏芯球部
56 軸受メタル
71 ハンドピース本体
72 ツールチャッカー
73 内スリーブ
74、74’ 外スリーブ 75 回転シャフト
76 偏芯カム
77 回動防止用ピン
78 回動防止用ピンのための溝
80 ドリルツール
90 骨片削粉器
100、101 ハンドピース
Claims (7)
- 歯科用ツールをワンタッチで着脱し得るプッシュ式のツール着脱機構と該機構に装着された歯科用ツールを上下往復運動させる機構とをハンドピース本体に設けてなる歯科用ハンドピース。
- 歯科用ツールをワンタッチで着脱し得るプッシュ式のツール着脱機構と該機構に装着された歯科用ツールをツイスト運動させる機構とをハンドピース本体に設けてなる歯科用ハンドピース。
- 請求項1記載のハンドピースに装着して使用される、下記の(a)〜(d)から選ばれる少なくとも1種のツール含む、インプラント植立窩に挿入する歯槽骨補充用骨片を下顎角部頬側外斜線から採取するための歯科用ノコギリツール。
(a):鋸歯が形成された刃板の外形が先細形である第1ツール
(b):鋸歯が形成された刃板の外形が先太形である第2ツール
(c):鋸歯が形成された刃板の外形が一定幅形である第3ツール
(d):先端部のみに鋸歯が突設された刃板を有する第4ツール - 請求項2記載のハンドピースに装着して使用される歯科用ツールであって、断面がL字を呈する屈曲板からなり、先端側平板部の最先端部に鋸歯を形成した刃板を有する、インプラント植立窩に挿入する歯槽骨補充用骨片を下顎角部頬側外斜線から採取するための、歯科用ノコギリツール。
- 鋸歯の向きが180°反対方向を向く2種類の形態物を含む、請求項3又は4記載の歯科用ノコギリツール。
- 請求項1記載のハンドピースと、請求項3記載のノコギリツールとを含む、歯科用キット。
- 請求項2記載のハンドピースと、請求項4記載のノコギリツールとを含む、歯科用キット。
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JP2012014794A JP2012075956A (ja) | 2012-01-27 | 2012-01-27 | 歯科用ハンドピース及び歯科用ツール |
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JP2012014794A Pending JP2012075956A (ja) | 2012-01-27 | 2012-01-27 | 歯科用ハンドピース及び歯科用ツール |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3070233U (ja) * | 2000-01-12 | 2000-07-28 | 株式会社モリタ製作所 | 歯科用研削工具及びこの工具を用いたハンドピ―ス |
JP2003507117A (ja) * | 1999-08-19 | 2003-02-25 | リー,ヒ−ヨン | 口腔内での骨切断用の往復ノコギリ |
-
2012
- 2012-01-27 JP JP2012014794A patent/JP2012075956A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003507117A (ja) * | 1999-08-19 | 2003-02-25 | リー,ヒ−ヨン | 口腔内での骨切断用の往復ノコギリ |
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