JP2012075817A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像表示器に表示される光学コードを、従来よりも確実に読み取ることのできるパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】遊技球が特別始動口を通過したのを契機として、特別図柄表示装置で特別図柄を変動表示させ、その後に停止表示させる一連の図柄生成行程を実行し、図柄生成行程の結果、特別図柄が当り態様で停止表示されて大当りとなると、大入賞口が所定態様で開放する特別遊技状態に遊技状態を制御するパチンコ遊技機にあって、光学コードを表示可能な光学コード表示器と、所定契機によって、光学コード表示器に、光学コードを表示する光学コード表示作動を実行する光学コード表示制御手段とを設けるとともに、前記特別図柄制御手段は、特別遊技状態でない場合でも光学コード表示作動中は図柄生成行程を実行しないようにする。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像表示器に光学コードを表示するパチンコ遊技機に関する。
近年のパチンコ遊技機には、演出画像等を表示する画像表示器に、所定タイミングで光学コードを表示するものがある(例えば、特許文献1,2)。この光学コードには、通常、webサイトのアドレス情報が含まれており、表示された光学コードを携帯電話で読み取って、当該webサイトにアクセスすることで、遊技者は特典画像を入手したり、遊技情報を閲覧したりできるようになっている。また、機台の遊技履歴を光学コードとして表示するパチンコ遊技機も提案されている。
こうした光学コードは、様々なタイミングで表示される。例えば、特典画像などの特典を付与する光学コードは、大当りに伴う特別遊技状態終了時や、特定のハズレ発生時などに表示される。また、遊技情報や遊技履歴を提供する光学コードは、遊技者が特定の操作をすることで随時表示される。
特開2010−22496号公報 特開2006−61299号公報
ところで、パチンコ遊技機に光学コードが表示されると、遊技者は、携帯電話のカメラで光学コードの読み取りを行うこととなるが、かかる操作は、右手で発射ハンドルを握ったまま行わなくてはならず、ピント合わせなどに手間取ることが多く、簡単ではない。特に、従来では、光学コードの読取り操作を遊技と並行して行っているため、遊技者は図柄生成行程の結果が気になって光学コードの読取りに集中できず、読取りに失敗してしまうことがある。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、光学コードを従来よりも確実に読み取ることのできるパチンコ遊技機の提供を目的とする。
本発明は、特別図柄を表示する特別図柄表示装置と、遊技球が通過可能な特別始動口と、該特別始動口を遊技球が通過したのを契機として抽選を行い、当該抽選の結果に基づいて特別図柄表示装置で特別図柄を変動表示させ、その後に停止表示させる一連の図柄生成行程を実行する特別図柄制御手段と、前記図柄生成行程の結果、特別図柄が当り態様で停止表示されて大当りとなると、大入賞口が所定態様で開放する特別遊技状態に遊技状態を制御する遊技状態制御手段とを備えるパチンコ遊技機であって、光学コードを表示可能な光学コード表示器と、所定契機によって、光学コード表示器に、光学コードを表示する光学コード表示作動を実行する光学コード表示制御手段とを備え、前記特別図柄制御手段は、特別遊技状態でない場合でも光学コード表示作動中は図柄生成行程を実行しないことを特徴とするパチンコ遊技機である。ここで、本発明に係る「光学コード」は、QRコード(登録商標)などの二次元コードやバーコードを含むものである。
かかる構成にあっては、光学コードの表示中は、図柄生成行程の結果が報知されなくなるため、遊技者は、図柄生成行程の当落結果を気にすることなく、光学コードの読取りに集中することが可能となる。
また、本発明にあって、前記特別図柄制御手段は、特別図柄の変動表示中に光学コード表示作動が開始されると、特別図柄を所定の中断表示態様で表示し、前記光学コード表示作動の終了後に、特別図柄の変動表示を再開するものであることが提案される。かかる構成によれば、特別図柄の変動中に、光学コード表示作動を開始する場合でも、図柄生成行程を無理なく中断させて、光学コード表示作動の終了してから当該図柄生成行程を再開させることができる。
また、本発明にあって、演出画像表示器と、図柄生成行程の実行に合わせて前記演出画像表示器に一連の演出画像を表示させる演出画像制御手段とを備え、該演出画像制御手段は、前記光学コード表示作動中は、前記一連の演出画像の表示を停止することが提案される。かかる構成では、光学コード表示作動中は、図柄生成行程だけでなく、それに伴う演出表示も中断されることとなるため、遊技者は、光学コードの読取りに一層集中することが可能となる。
また、本発明にあって、遊技盤の前面に形成された遊技領域に一個ずつ遊技球を発射する発射装置と、該発射装置の作動制御を行う発射制御手段とを備え、該発射制御手段は、光学コード表示作動中に発射装置を停止させることが提案される。かかる構成にあっては、光学コード表示作動中は、遊技者は、発射ハンドルの操作が不要となるため、発射ハンドルを放して、光学コードの読取りを両手で確実に行うことが可能となる。
以上に述べたように、本発明によれば、光学コード表示作動中は、図柄生成行程が中止されて、図柄生成行程の当落結果が報知されなくなるため、遊技者は、光学コードの読取りに集中することができ、これによって、従来構成よりも光学コードを確実に読み取ることが可能となる。
本実施例のパチンコ遊技機1の斜視図である。 パチンコ遊技機1の遊技盤10の正面図である。 パチンコ遊技機1の制御回路のブロック回路図である。 画像表示器14の正面図であり、(a)は変動演出画像の表示時を示し、(b)はQRコード50の表示時を示す。 光学コード表示作動に伴う特別図柄表示装置15等の態様を示すタイミングチャートである。 メイン処理の処理内容を示すフローチャートである。 QRコード表示開始処理の処理内容を示すフローチャートである。 QRコード表示終了処理の処理内容を示すフローチャートである。
本発明の実施例を、添付図面を用いて詳述する。
パチンコ遊技機1は、図1に示すように、遊技島設備(図示省略)に固定される外枠2と、この外枠2の前面開口部を覆う遊技機本体3とからなる。遊技機本体3は、中央上部の略円形の開口部に遊技盤10が取り付けられた前枠5を備え、この前枠5の一側縁がヒンジ部材4,4を介して外枠2に開閉可能に枢着されている。さらに前枠5には、遊技盤10を覆うガラス板6が設けられている。また、前枠5の下部には、二つの球受皿7,8が上下に列設されており、下部球受皿8の左側には、本発明に係るQRコード表示ボタン40が配設される。また、下部球受皿8の右側方に発射ハンドル9が配設されており、発射ハンドル9を回動操作すると、回動角度に応じた強度で、機体背面側に配設された発射装置から遊技球が発射される。
図2は、遊技盤10の正面図である。遊技盤10の前面には、ガイドレール11によって略円形の遊技領域12が区画形成されている。遊技領域12の中央には、各種遊技部材を組み込んだセンターケース13が配設される。このセンターケース13には、画像表示器14が組み付けられている。画像表示器14は、液晶表示器やCRT表示器等からなり、その表示画面には各種の演出画像が表示される。また、この画像表示器14の表示画面には、本発明に係るQRコード(登録商標)も表示される。この画像表示器14は、本発明に係る光学コード表示器と演出画像表示器とを兼用するものである。
センターケース13には、図2に示すように、画像表示器14の周囲に複数のLED(発光ダイオード)15〜18が配設される。この複数のLEDのうち、下部右側の2個は特別図柄表示装置15であり、右上部の2個は普通図柄表示装置16である。また、下部中央の4個のLEDは、特別図柄用抽選データの記憶数を示す特別始動記憶数表示装置17であり、下部左側の4個は、普通図柄用抽選データの記憶数を表示する普通始動記憶数表示装置18である。
特別図柄表示装置15は、LEDの点灯態様によって特別図柄を表示するものである。後述するように、特別図柄表示装置15は、所定契機によって、各LEDを高速で点滅させることにより夫々の特別図柄を変動表示させ、その後にいずれかのLEDが点灯した態様で特別図柄を停止表示する。本実施例では、右側のLEDが点灯した態様がハズレ態様、左側のLEDが点灯した態様が当り態様と設定されており、特別図柄が当り態様で停止表示された場合に、いわゆる「大当り」となって後述の特別遊技状態に移行する。また、特別図柄表示装置15は、変動表示や停止表示とは異なる、第三の中断表示態様で特別図柄を表示可能となっている。この中断表示態様では、全てのLEDが、1秒間隔で点灯と消灯を繰り返す。後述するように、かかる中断表示態様で特別図柄を表示することによって図柄生成行程が一時的に中断されることとなる。
一方、普通図柄表示装置16は、LEDの点灯態様によって普通図柄を表示するものである。後述する普通始動ゲート21を遊技球が通過すると、このLEDが順次点滅することで普通図柄を変動させ、その後にいずれかのLEDが点灯した態様で普通図柄を停止表示する。左側のLEDのみが点灯した態様が当り態様、左右のLEDが点灯した態様がハズレ態様に設定されており、当り態様で停止表示された場合には、後述の普通電動役物23が拡開作動する。
図2に示すように、センターケース13の左側には普通始動ゲート21が設けられている。この普通始動ゲート21を遊技球が通過すると、普通始動ゲート21に具備された球検知スイッチが球検知信号を出力し、かかる球検知信号に基づいて普通図柄表示装置16のLEDが点滅開始する。
また、図2に示すように、センターケース13の直下位置には特別始動口20を有する普通電動役物23が配設される。普通電動役物23は、特別始動口20の開口幅を変動させる開閉翼片24を備えている。普通図柄表示装置16で普通図柄が当り態様で停止表示されると、ソレノイドによって開閉翼片24が所定時間拡開駆動されて、通常より特別始動口20へ入球し易い状態となる。そして、特別始動口20を遊技球が通過すると、普通電動役物23に内蔵された球検知スイッチが球検知信号を出力し、かかる球検知信号に基づいて特別図柄表示装置15のLEDが点滅開始する。また、特別始動口20は入賞口も兼ねており、遊技球が特別始動口20を通過すると、所定数の賞球が払い出される。
普通電動役物23の直下、かつアウト口30の直上方位置には、大入賞口25を有する特別電動役物26が配設されている。この特別電動役物26は横長矩形状の開閉片27を具備している。開閉片27は内蔵するソレノイドにより開閉制御され、これによって大入賞口25が開放状態と閉鎖状態に変換される。また、特別電動役物26の内部には入賞した遊技球を検知する球検知スイッチが設けられる。
また、普通電動役物23の両側には一般入賞装置29が配設されており、遊技球が一般入賞装置29に入賞すると、一般入賞装置29に内蔵された球検知スイッチが球検知信号を出力し、かかる球検知信号に基づいて所定数の賞球が払い出される。
次に、本実施例のパチンコ遊技機の遊技作動を制御する制御回路を、図3を参照して説明する。
マイクロコンピュータを構成する主制御基板60には、パチンコ遊技機の遊技作動等を制御するための基板回路が設けられる。この主制御基板60は、遊技の統括的な制御を実行するものである。この基板回路上には主制御用中央制御装置CPUが配設される。この主制御用中央制御装置CPUには、演算処理に用いる動作プログラムを格納する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書きできる記憶装置RAMとが、データを読み書きするアドレスを指定する情報を一方的に伝えるアドレスバス(図示省略)と、データのやり取りを行うデータバス(図示省略)を介して接続され、主制御基板60の基板回路を構成している。記憶装置ROMには、制御プログラムや、抽選データを参照して図柄生成行程の当落判定や図柄の変動・停止態様、演出態様等を決定するための各種テーブルが格納されている。
一方、記憶装置RAMには、各種球検知スイッチからの球検知信号等が一時的に記憶される記憶エリア、各種のタイマや乱数カウンタ、計数カウンタ等を構成するレジスタ領域、及びワークエリア等が設けられている。
さらに、この主制御基板60の基板回路には、所定のクロックパルスを出力するクロック装置(図示省略)が設けられ、主制御用中央制御装置CPUに接続されている。そして主制御用中央制御装置CPUは、一定間隔のクロックパルスによって時系列的に演算処理を行い、一連の処理作動を順次実行する。また、このクロック装置により出力されたクロックパルスをカウントして、時間を計測するタイマTMも接続される。
ここで主制御用中央制御装置CPU、及び後述する各制御基板62〜68に設置される各中央制御装置CPUは、所定のデータの処理を行う演算ユニット(ALU)を連成した演算装置と、この演算装置に入出力するデータや読み込んだ命令を保管しておくレジスタと、命令を解読するデコーダ等によって構成されている。そして、この主制御用中央制御装置CPUは、所定の形式で生成したデータ又はコマンドを三つの制御基板62,63,64,68へ出力し、これらの制御基板62,63,64,68の中央制御装置CPUがこのデータ等に従って所定の制御を処理実行することとなる。
また、この主制御基板60の基板回路には、主制御用中央制御装置CPUが周辺機器とデータ通信を行う入力ポート(図示省略)及び出力ポート(図示省略)が設けられており、この出力ポートを介して主制御基板60からの制御指令が、演出制御基板62、図柄制御基板63、払出制御基板64,及び発射制御基板68の各入力ポートに向けて出力されるように接続されている。また、主制御基板60の入力ポートには、盤面中継基板61を介して、普通始動ゲート21、普通電動役物23、特別電動役物26、一般入賞装置29等が接続される。そして、主制御基板60が2msごとに、これらに内蔵された各スイッチの遊技球検出状態を調べ、遊技球検出があると、その球検出信号が波形整形回路により波形整形されて主制御用中央制御装置CPUに入力され、その情報を記憶装置RAMに記憶する。また、主制御基板60の出力ポートには、盤面中継基板61を介して普通電動役物23や特別電動役物26等が接続されており、主制御用中央制御装置CPUが所定の条件を選出した場合に、これらに内蔵されたソレノイドやモータを作動させる。また、主制御基板60の入力ポートには、盤面中継基板61を介して、前記QRコード表示ボタン40が接続される。
上記の演出制御基板62には、パチンコ遊技機1で実行される演出全般を制御するための基板回路が設けられる。この基板回路は、演出を制御処理する演出制御用中央制御装置CPUに、多岐にわたる演出態様に関する固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きできる記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。演出制御基板62の出力ポートには、画像表示器14を制御する画像制御基板65、音声演出を制御する音源制御基板66、及びLEDランプによる演出を制御する光源制御基板67が接続されている。そして、演出制御基板62は、主制御基板60からの演出コマンドが入力ポートに入力されると、演出制御用中央制御装置CPUにおいて演算処理し、該演出コマンドで指示された演出態様を実行するために、画像制御基板65、音源制御基板66、及び光源制御基板67へ向けて制御コマンドを送信する。
上記の画像制御基板65には、画像表示器14の表示態様を制御するための基板回路が設けられる。この基板回路は、表示態様を制御処理する画像制御用中央制御装置CPUに、その表示態様に関する固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きできる記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。画像制御基板65は、演出制御基板62から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを画像制御用中央制御装置CPUにおいて演算処理し、所定の表示態様を表示するデータを、出力ポートを介して表示用ドライバに出力する。そして、この表示用ドライバが、前記データに従って画像表示器14に所定態様で表出させる。すなわち、本発明に係る光学コード表示制御手段及び演出画像制御手段は、主に、主制御基板60、演出制御基板62及び画像制御基板65によって構成される。
上記の音源制御基板66には、スピーカから発生する効果音等を制御するための基板回路が設けられる。この基板回路は、音響を制御する音源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや音響発生パターン等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この音源制御基板66は、上記の演出制御基板62より入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを音源制御用中央制御装置CPUで演算処理し、所定の音データを、出力ポートを介してサウンドジェネレータに出力し、このサウンドジェネレータが、前記音データに従ってスピーカに効果音を出力させる。
上記の光源制御基板67には、遊技機本体3に配設された多数の演出用ランプを制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、演出用ランプの点灯、点滅等を制御する光源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや、演出ランプを所定の発光態様に従って発光させるための発光パターン等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この光源制御基板67は、光源制御用中央制御装置CPUで、上記の演出制御基板62から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを演算処理し、所定の光データを、出力ポートを介して、演出用ランプを発光作動するドライバを配した光源作動基板に出力し、この光源作動基板が、各種の演出用ランプを点灯、点滅させる。
上記の図柄制御基板63には、特別図柄表示装置15、普通図柄表示装置16、特別始動記憶数表示装置17、普通始動記憶数表示装置18を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、各装置のLEDの点灯、点滅等を制御する図柄制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや、LEDを所定の発光態様に従って発光させるための発光パターン等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この図柄制御基板63は、図柄制御用中央制御装置CPUで、上記の主制御基板60から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを演算処理し、所定の光データを、出力ポートを介して、各装置のLEDを発光作動するドライバを配した図柄作動基板に出力し、この図柄作動基板が、各装置のLEDを点灯、点滅させる。すなわち、この図柄制御基板63及び主制御基板60等により、本発明に係る特別図柄制御手段が構成される。
上記の払出制御基板64には、遊技球の貸球や賞球等の払出しを制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、貸球ユニットや賞球ユニット等の各種ソレノイドを作動して、所定の貸球や賞球の供給を制御する払出制御用中央制御装置CPUに、動作プログラム、賞球や貸球の球数パターン等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、球数カウントデータ等の必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この払出制御基板64は、主制御基板60から入力されたデータ又はコマンドに従い、払出制御用中央制御装置CPUで演算処理し、所定のデータを、出力ポートを介して払出中継基板に送信し、このデータにより貸球ユニットや賞球ユニット等の各種ソレノイドを作動し、所定の貸球や賞球の払出しを実行する。また、払出制御基板64は、遊技球の貸球を記憶したプリペイドカードの読込みや書込みを行う機外装置であるプリペイドカードユニットと、このプリペイドカードのデータ処理を中継するCR接続基板を介して接続され、遊技球の残球データ等をやり取りする。
上記の発射制御基板68には、発射装置41を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、動作プログラム等が格納されている記憶装置ROMと、入出力信号等を一時的に記憶する記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。発射制御基板68の入力ポートには、発射ハンドル9に内蔵された回動角度検知センサから発射ハンドル9の現在角度に応じた電圧信号が入力される。発射制御基板68の出力ポートには発射装置41が接続されており、発射制御基板68は、発射ハンドル9からの入力信号に応じた電圧強度で、発射装置41に内蔵されたロータリーソレノイドを間欠的に駆動することで、発射ハンドル9の現在角度に応じた強さで遊技球を立て続けに打圧発射する。また、発射制御基板68は、その入力ポートを介して主制御基板60から発射停止コマンドを受信すると、発射ハンドル9の現在角度に関わらず、主制御基板60から停止解除コマンドを受信するまで、発射装置41の作動を停止させる。すなわち、本発明に係る発射制御手段は、主に、発射制御基板68及び主制御基板60によって構成される。
次に、本実施例のパチンコ遊技機の基本的な遊技作動を、図2を参照して簡単に説明する。なお、本実施例のパチンコ遊技機の基本的な遊技作動は、既存のパチンコ遊技機と同様であるため詳細な説明は省略する。
本発明のパチンコ遊技機にあっては、通常の遊技状態(通常遊技状態)に加え、特別図柄の当選確率が通常確率よりも高確率となる確変遊技状態と、特別図柄の当り(大当り)によって開始される上記特別遊技状態とがある。
通常遊技状態及び確変遊技状態にあっては、遊技球が発射装置から遊技盤10の遊技領域12に発射され、該遊技球が特別始動口20を通過した場合、乱数抽選が行われて特別図柄用抽選データが生成される。そして、生成された特別図柄用抽選データに基づいて図柄生成行程が順次実行される。図柄生成行程が開始されると、特別図柄表示装置15でLEDが点滅し、特別図柄が変動開始する。そして、各特別図柄が点滅を停止すると、遊技者に特別図柄の態様を認識させるため、特別図柄を一定時間(約1秒)停止表示する。ここで、特別図柄が当り態様で停止表示されると大当りとなり、後述の特別遊技状態に移行する。
通常、図柄生成行程の実行中は、スピーカや演出用ランプが所定態様で作動し、また、特別図柄の変動に合わせて画像表示器14で一連の変動演出画像が表示される。この変動演出画像では、図4(a)に示すように、表示画面で演出図柄49が変動して、図柄生成行程を盛り上げる。この変動演出画像では、場合によって遊技者の大当りへの期待感を高めるいわゆるリーチ変動演出が実行される。かかるリーチ変動演出を実行する場合には、通常よりも当り態様で確定表示する頻度が高くなるように設定されており、遊技者はリーチ変動演出により大当りの期待感を高めるとともに、特別図柄が停止するまで興奮を持続させることができる。
特別始動口20への入賞によって生成された特別図柄用抽選データは、当該特別図柄用抽選データに基づく図柄生成行程が開始されるまで記憶保持される。ここで、特別始動記憶領域には4個の特別図柄用抽選データを保持可能となっており、特別始動記憶領域に4個の特別図柄用抽選データが保持されている場合には、特別始動口20へ入賞しても特別図柄用抽選データが生成されない。
次に、通常遊技状態及び確変遊技状態での普通図柄表示装置16の変動態様について概説する。
遊技球が普通始動ゲート21を通過すると、普通図柄表示装置16の二個のLEDが点滅開始して、普通図柄が変動開始する。一方、この普通図柄表示装置16の点滅中又は普通電動役物23の開放動作中に、遊技球が普通始動ゲート21を通過すると、普通始動記憶数表示装置18のLEDの点灯数が追加され、未実行の変動回数を遊技者に報知する。普通図柄は所定時間経過すると変動を停止し、当り態様又はハズレ態様が停止表示される。そして当り態様で停止表示された場合には普通電動役物23の拡開作動が実行されて特別始動口20が所定時間開放状態となる。普通図柄の停止表示後、又は普通電動役物23の開放動作終了後に、普通始動記憶数表示装置18のLEDが点灯している場合には、該LEDが一つ消灯し、普通図柄は再び変動開始することとなる。
次に、確変遊技状態について説明する。
確変遊技状態は、通常遊技状態より高確率で特別図柄が当たりやすくなる遊技状態である。具体的には、通常遊技状態中の当選確率が1/300であるのに対し、確変遊技状態では当選確率が1/10となるので、確変遊技状態は通常遊技状態よりも30倍当り易い有利な状態といえる。本実施例では、特別遊技状態の終了後に必ず確変遊技状態に移行する。
次に、特別遊技状態について説明する。
特別遊技状態は、大入賞口25が開閉する開閉ラウンドを所定回数実行する遊技状態であり、上述のように、通常遊技状態又は確変遊技状態でいずれかの特別図柄が当り態様で停止表示されて大当りとなると開始され、所定回数の開閉ラウンドを終了すると特別遊技状態が終了し、確変遊技状態へ移行する。特別遊技状態では、大入賞口25が30秒間開放して閉鎖すると一回の開閉ラウンドが終了する。そして、この開閉ラウンドを16回繰り返すことによって特別遊技状態が終了する。この特別遊技状態では、大入賞口25へ100個以上の入賞が期待でき、遊技者は多量の賞球を獲得できる。
以下に本発明の要部に係る遊技態様を説明する。
本実施例のパチンコ遊技機1では、QRコード表示ボタン40の押圧操作を契機として、光学コード表示作動が実行される。光学コード表示作動が実行されると、図4(b)に示すように、画像表示器14の表示画面にQRコード50(登録商標)が表示される。このQRコード50には、予め記憶されたURLが含まれており、遊技者は、表示されたQRコード50を携帯電話で読み取って、URLのwebサイトにアクセスすることで、当該webサイトから当該パチンコ遊技機に関する遊技情報を獲得できる。光学コード表示作動は、QRコード50を60秒間表示すると終了し、画像表示器14には、遊技状態に応じた演出画像が表示される。
ここで、本実施例では、通常遊技状態や確変遊技状態にあって、光学コード表示作動が実行されると、光学コード表示作動が終了するまで、発射装置が強制的に停止状態となる。また、光学コード表示作動の終了まで図柄生成行程が開始しなくなり、また、光学コード表示作動開始時点で特別図柄を変動表示中であった図柄生成行程は、光学コード表示作動が終了するまで中断される。
図5のタイミングチャートを参照して説明すると、まず、通常遊技状態や確変遊技状態では、図5(a)に示すように、通常は、図柄生成行程が繰返し実行されて、特別図柄が変動表示と停止表示を繰り返すこととなる。また、特別図柄の変動表示と同期するようにして変動演出画像が表示される。また、発射装置は、発射ハンドルの回動操作角度に応じた強度で遊技球を発射する。これに対して、光学コード表示作動が実行された場合には、図5(b)に示すように、画像表示器にQRコードが表示されるのと同時に、発射装置が強制的に停止される。また、QRコードが表示されている間は、図柄生成行程を実行不能となるため、特別始動口に遊技球が入賞した場合でも、図柄生成行程の開始は、QRコードの表示終了まで遅延することとなる。
また、特別図柄の変動中に、光学コード表示作動が実行された場合には、図5(c)に示すように、特別図柄は、LEDが高速点滅する変動表示の状態から、所定の中断表示態様となる。この中断表示態様では、特別図柄表示装置15の全てのLEDが、1秒間隔で点灯状態と点滅状態を繰り返し、これにより、変動表示中の図柄生成行程は、特別図柄を停止表示せずに一時的に中断されることとなる。また、画像表示器14では、QRコードの表示開始と同時に、変動演出画像の表示が中断される。このように、図柄生成行程を中断した後に、光学コード表示作動が終了すると、特別図柄表示装置15では、中断された図柄生成行程が再開されて特別図柄の変動表示が再開され、また、画像表示器14では、中断された変動演出画像が中断時点から再開される。
このように、本実施例のパチンコ遊技機1では、光学コード表示作動が実行されて、QRコードの表示されている間は、図柄生成行程が実行されないため、遊技者は、図柄生成行程の成り行きに気を取られずに携帯電話の操作に集中することができ、従来よりもQRコードを確実に読取り可能となる。
また、本実施例では、特別図柄の変動表示中に光学コード表示作動を開始する場合には、変動表示中の特別図柄を所定の中断表示態様で表示するようにしているから、変動表示中の図柄生成行程を、特別図柄を停止表示することなく、適切に中断させることができる。
また、本実施例では、光学コード表示作動中に、図柄生成行程だけでなく変動演出画像の表示も中断するようにしているから、遊技者は、QRコードの読取り操作中に、変動演出画像によって気を散らされるおそれがない。
また、本実施例では、通常遊技状態や確変遊技状態にあって、光学コード表示作動中に、発射装置を強制的に停止して、遊技球を発射できないようにしているから、遊技者は、発射ハンドルから手を放して、QRコードの読取り操作を両手で行うこととなり、これにより、読取り操作を従来よりも容易に行うことができる。
次に、光学コード表示作動に係る、主制御基板60の制御態様について説明する。
まず、QRコード表示ボタン40が押圧操作されると、当該ボタン40の操作を検知した主制御基板60が、直ちに演出制御基板62へQRコード表示開始コマンドを送信する。そして、演出制御基板62は、QRコード表示開始コマンドを受信すると、画像制御基板65にQRコードを表示させるためのコマンドを送信し、これによって、画像表示器14では、図4(b)に示すように、演出用画像に替えてQRコード50が表示されることとなる。また、通常遊技状態又は確変遊技状態である場合には、主制御基板60は、演出制御基板62に、QR表示開始コマンドを送信するのと同時に、発射制御基板68に発射停止コマンドを送信し、光学コード表示作動が終了するまで発射装置41の作動を強制的に停止させる。さらに、特別図柄表示装置15で特別図柄が変動中である場合には、主制御基板60は、図柄制御基板63に中断表示コマンドを送信し、光学コード表示作動が終了するまで特別図柄表示装置15を中断表示態様として、図柄生成行程を中断させる。
主制御基板60は、演出制御基板62へQRコード表示開始コマンドを送信してから60秒が経過すると、演出制御基板62へQRコード表示終了コマンドを送信する。そして、演出制御基板62は、QRコード表示開始コマンドを受信すると、画像制御基板65にQRコード以外の演出画像を表示させるためのコマンドを送信し、これによって、光学コード表示作動が終了する。また、光学コード表示作動中に発射装置41を強制停止していた場合には、主制御基板60は、発射制御基板68に発射停止解除コマンドを送信し、発射装置41の強制停止を解除する。さらに、図柄生成行程を中断していた場合には、主制御基板60は、図柄制御基板63に変動表示コマンドを送信し、特別図柄表示装置15で特別図柄の変動表示させ、中断していた図柄生成行程を中断時点から再開させる。
次に、上記構成からなるパチンコ遊技機の制御処理について、図6〜8に従って説明する。図6は、主制御用中央制御装置CPUで所定間隔(2ms)で実行されるメイン処理の制御内容を示すフローチャートである。このメイン処理によって、遊技の主要な制御処理が実現される。
メイン処理では、まず、電源投入時であるか否かの判定を行う(S101)。そして、電源投入時でないと判定した場合には、入賞に係る制御処理を行う入賞検出処理(S102)、各種乱数カウンタの値を更新するカウンタ値更新処理(S103)、異常検出処理(S104)、特別図柄の当選判定等を行う特別始動口処理(S105)、普通図柄の当選判定等を行う普通始動口処理(S106)、特別図柄の表示制御等を行う特別図柄処理(S107)、普通図柄の表示制御を行う普通図柄処理(S108)、特別遊技状態に係る制御を行う大入賞口処理(S109)、普通電動役物23の作動制御を行う普通電動役物処理(S110)、QRコードの表示開始に係る作動制御を行うQRコード表示開始処理(S111)、QRコードの表示終了に係る作動制御を行うQRコード表示終了処理(S112)、各制御基板へ制御コマンドを出力するコマンド出力処理(S113)の12個のサブルーチンを順番に実行する。そして、コマンド出力処理(S113)を実行した後は、各種乱数カウンタの初期値を更新する初期値更新処理(S114)をリセット信号が送信されるまで繰返し実行する。
一方、ステップS101で電源投入時であると判定した場合には、停電時の復帰処理を行うか否かを判定する一連の処理を行う(S115〜S117)。そして、停電時の復帰処理を行うと判定した場合には、各制御基板へ復電時のコマンドを送信し(S118)、電源切断前の番地から処理を再開する。これに対し、停電時の復帰処理を行わないと判定した場合には、ステップS102に移行する。
なお、このメイン処理の制御処理内容の多くは、従来のパチンコ遊技機で採用されているものである。このため、以下では、本発明の要部に係るサブルーチンについての制御処理のみ詳述し、従来機同様の制御処理を行うサブルーチンについての説明は省略する。
次に、上記QRコード表示開始処理(図6、S111)を図7にしたがって説明する。
QRコード表示開始処理では、まず、QRコード表示フラグが「1」であるか否か、QRコード表示ボタンがONであるか否かを立て続けに判定する(S201,S202)。ここで、QRコード表示フラグは、光学コード表示作動中に「1」となるものであり、このフラグが「1」である間は、未処理の特別図柄用抽選データが存在しても、図柄生成行程を開始しなくなる。そして、QRコード表示フラグが「1」であるか、又は、QRコード表示ボタンがONでないと判定した場合は、QRコード表示開始処理を終了する。一方、QRコード表示フラグが「0」であり、なおかつQRコード表示ボタンがONであると判定した場合は、画像表示器14にQRコードを表示させるためのQRコード表示開始コマンドをセットし(S203)、QRコード表示フラグを「1」にし(S204)、さらに、QRコードの表示時間を計測するQRコード表示タイマに「60秒」をセットして(S205)、ステップS206へ移行する。
ステップS206では、現在の遊技状態が特別遊技状態であるか否かを判定する。そして、特別遊技状態であると判定した場合には、QRコード表示開始処理を終了し、特別遊技状態でないと判定した場合は、発射装置を強制停止させるための発射停止コマンドをセットして(S207)、ステップS208へ移行する。
ステップS208では、特別図柄表示装置で特別図柄が変動中であるか否かを判定する。そして、特別図柄が変動中でないと判定した場合は、そのままQRコード表示開始処理を終了し、特別図柄が変動中であるとの判定した場合は、特別図柄表示装置で特別図柄を中断表示させるための中断表示コマンドをセットし(S209)、特別図柄の変動時間計測用の変動時間計測タイマを一時停止して(S210)、さらに、特別図柄の変動中断状態を示す図柄変動中断フラグを「1」にしてから(S211)、QRコード表示開始処理を終了する。
次に、上記QRコード表示終了処理(図6、S112)を図8にしたがって説明する。
QRコード表示終了処理では、まず、QRコード表示フラグが「1」であるか否か、QRコード表示タイマが計測終了したか否かを立て続けに判定する(S301,S302)。そして、QRコード表示フラグが「1」でないか、又は、QRコード表示タイマが計測中であると判定した場合は、QRコード表示終了処理を終了する。一方、QRコード表示フラグが「1」であり、なおかつQRコード表示タイマが計測終了したと判定した場合は、画像表示器14にQRコードの表示を終了させるためのQRコード表示開始コマンドをセットし(S303)、QRコード表示フラグを「0」にして(S304)、ステップS305へ移行する。
ステップS305では、現在の遊技状態が特別遊技状態であるか否かを判定する。そして、特別遊技状態であると判定した場合には、QRコード表示開始処理を終了し、特別遊技状態でないと判定した場合は、発射装置の停止状態を解除するための発射停止解除コマンドをセットして(S306)、ステップS307へ移行する。
ステップS307では、図柄変動中断フラグが「1」であるか否かを判定する。そして、図柄変動中断フラグが「1」でないと判定した場合は、そのままQRコード表示終了処理を終了し、図柄変動中断フラグが「1」であると判定した場合は、特別図柄の変動表示を再開させるための変動表示コマンド(S308)をセットし、変動時間計測タイマの一時停止を解除して(S309)、さらに、図柄変動中断フラグを「0」にしてから(S310)、QRコード表示終了処理を終了する。
なお、本発明のパチンコ遊技機は、上記実施例の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。
例えば、上記実施例では、QRコード表示ボタンの操作を契機として光学コード表示作動が実行される構成であるが、本発明に係る光学コードは、かかる構成に限らず、様々な契機によって開始することが可能である。また、上記実施例では、光学コード(QRコード)を一定時間表示すると光学コード表示作動を終了するようにしているが、光学コード表示作動の終了契機は、適宜変更可能である。また、上記実施例では、本発明に係る光学コード表示器と演出画像表示器とを単一の画像表示器で兼用しているが、これらは別々の表示器で構成してもかまわない。また、上記実施例では、光学コード表示作動の開始に伴って、図柄変動中の図柄生成行程を中断し、光学コード表示作動が終了すると、中断した図柄生成行程を中断時点から再開するようにしているが、本発明にあって、中断した図柄生成行程は、光学コード表示作動終了後に、最初からやり直すようにしてもよい。また、本発明に係る特別図柄の中断表示態様も、上記実施例の態様に限らず適宜変更可能である。
1 パチンコ遊技機
9 発射ハンドル
10 遊技盤
12 遊技領域
14 画像表示器
15 特別図柄表示装置
20 特別始動口
25 大入賞口
40 QRコード表示ボタン
41 発射装置
49 演出図柄
50 QRコード

Claims (4)

  1. 特別図柄を表示する特別図柄表示装置と、
    遊技球が通過可能な特別始動口と、
    該特別始動口を遊技球が通過したのを契機として抽選を行い、当該抽選の結果に基づいて特別図柄表示装置で特別図柄を変動表示させ、その後に停止表示させる一連の図柄生成行程を実行する特別図柄制御手段と、
    前記図柄生成行程の結果、特別図柄が当り態様で停止表示されて大当りとなると、大入賞口が所定態様で開放する特別遊技状態に遊技状態を制御する遊技状態制御手段と
    を備えるパチンコ遊技機であって、
    光学コードを表示可能な光学コード表示器と、
    所定契機によって、光学コード表示器に、光学コードを表示する光学コード表示作動を実行する光学コード表示制御手段とを備え、
    前記特別図柄制御手段は、特別遊技状態でない場合でも光学コード表示作動中は図柄生成行程を実行しないことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記特別図柄制御手段は、特別図柄の変動表示中に光学コード表示作動が開始されると、特別図柄を所定の中断表示態様で表示し、前記光学コード表示作動の終了後に、特別図柄の変動表示を再開するものであることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 演出画像表示器と、特別図柄の変動表示に合わせて前記演出画像表示器に一連の変動演出画像を表示させる演出画像制御手段とを備え、
    該演出画像制御手段は、前記光学コード表示作動中は、前記変動演出画像の表示を停止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 遊技盤の前面に形成された遊技領域に一個ずつ遊技球を発射する発射装置と、該発射装置の作動制御を行う発射制御手段とを備え、
    該発射制御手段は、光学コード表示作動中に発射装置を停止させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
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