JP2012075662A - 噴霧用薬液、及び薬液噴霧器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、噴霧されたミスト状の薬液が床に落下するのを抑制でき、たとえ薬液が床に落下してもべたつきの発生を抑制できる噴霧用薬液を提供することである。
【解決手段】ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルを配合して薬液を調製する。
【選択図】なし

Description

本発明は、噴霧用薬液及び薬液噴霧器具に関する。詳細には、本発明は、噴霧されたミスト状の薬液が床に落下するのを抑制でき、たとえ薬液が床に落下してもべたつきの発生を抑制できる噴霧用薬液、及び当該薬液を収容した薬液噴霧器具に関する。
部屋、トイレ、玄関、車等の室内空間には、様々な臭い、浮遊菌、害虫が存在しており、これらが日常生活において不快感を招き、時としてアレルギー症状を引き起こすこともある。そこで、従来、室内空間に存在する臭い、浮遊菌、害虫を除去すべく、芳香剤、消臭剤、抗菌剤、防虫剤等の薬液が使用されている。これらの薬液は、一般的には、薬液をミスト状に噴霧して揮散させる噴霧形式と、容器内に収容した薬液を静置した状態で自然揮散させる静置固定形式のものに大別される。噴霧形式は、静置固定形式に比べ薬液を室内空間に揮散させる速度が速く、薬液の効果の速効性に優れており、更に携帯移動が可能であることから、今日では広く使用されている。
一方、噴霧形式では、室内空間に噴霧されたミスト状の薬液が揮散されずに落下し、その結果、床や物品にべたつきを生じさせるという問題点がある。このような問題点を補う技術として、薬液にエタノールを配合することが知られている。薬液にエタノールを配合すると、噴霧された薬液の粒子の表面張力が下がり、その結果、噴霧された薬液の粒子径が小さくなって、薬液の落下を抑制することが可能になる。しかしながら、エタノールを配合して落下を抑制した薬液では、エタノール特有の臭いによって香りの嗜好性が低下し、使用感が損なわれ、更にはエタノールの揮発性の高さに起因して薬液の効果の持続性が低下するという欠点もある。加えて、エタノールは他の溶剤に比べてコストが高いことから、極力エタノールの配合量を少なくして香料等の薬剤成分を可溶化させることが望まれていた。
このような従来技術を背景として、エタノールを配合した薬液の欠点(即ち、香りの嗜好性の低下及び薬液の効果の持続性の低下)を克服しつつ、噴霧されたミスト状の薬液の落下を抑制でき、たとえ薬液が床に落下してもべたつきの発生を抑制できる噴霧用薬液の開発が切望されている。
特開2010−83806号公報
本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解決することである。具体的には、本発明は、ミスト状に噴霧して揮散させる薬液であって、噴霧されたミスト状の薬液が床に落下するのを抑制でき、たとえ薬液が床に落下してもべたつきの発生を抑制できる噴霧用薬液、及び当該薬液を使用した薬液噴霧器具を提供することを課題とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、薬液中に、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルを配合することによって、香りの嗜好性や薬液の効果の持続性を損なうことなく、ミスト状に噴霧された薬液の落下を抑制できることを見出した。さらに、かかる特定の非イオン性界面活性剤を配合した薬液は、噴霧後の薬液がたとえ床に落下してもべたつきの発生を抑制できることをも見出した。本発明は、かかる知見に基づいて、更に検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及びポリオキシアルキレン多環フェニルエーテルよりなる群から選択される少なくとも1種の非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする、噴霧用薬液。
項2. 前記非イオン性界面活性剤が、ポリオキシアルキレン分岐アルキルエーテル、ポリオキシエチレン直鎖アルキルエーテル、及びポリオキシエチレン多環フェニルエーテルよりなる群から選択される少なくとも1種である、項1に記載の噴霧用薬液。
項3. 前記非イオン性界面活性剤が、ポリオキシアルキレン分岐アルキルエーテルである、項1又は2に記載の噴霧用薬液。
項4. 前記非イオン性界面活性剤の配合割合が1.0〜30重量%である、項1乃至3のいずれかに記載の噴霧用薬液。
項5. 前記非イオン性界面活性剤の配合割合が1.0〜20重量%である、項1乃至4のいずれかに記載の噴霧用薬液。
項6. 薬液が、香料を含む芳香液、消臭成分を含む消臭液、又は香料及び消臭成分を含む芳香消臭液である、項1乃至5に記載の噴霧用薬液。
項7. 項1乃至6のいずれかに記載の噴霧用薬液が、噴霧器に収容されてなる、薬液噴霧器具。
項8. 前記噴霧器が噴射剤として窒素ガスを使用したエアゾール容器である、項7に記載の薬液噴霧器具。
本発明によれば、噴霧されたミスト状の薬液が揮散され易くなっており、室内空間に揮散されずに床に落下するのを抑制でき、薬液の効果を室内空間に効率的に付与することができる。また、本発明によれば、噴霧された薬液がたとえ床に落下しても、べたつきが発生するのを抑制できるので、室内を清潔な状態に保持させることもできる。
更に、本発明によれば、薬液の香りや持続性に影響を与えない特定の非イオン性界面活性剤を使用しているので、異臭や持続性低下を伴うことなく、薬液本来の効果を室内空間に付与することができる。
本発明において、「噴霧用薬液」とは、ミスト状に噴霧することにより室内空間に揮散させる薬液である。
本発明の噴霧用薬液は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及びポリオキシアルキレン多環フェニルエーテルよりなる群から選択される少なくとも1種の非イオン性界面活性剤を含有する。
本発明で使用されるポリオキシアルキレンアルキルエーテルとは、高級アルコールに、アルキレンオキサイドを付加重合させて得られる化合物である。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのアルキル基としては、直鎖状又は分岐状のいずれであってもよく、その炭素数は、例えば1〜30、好ましくは8〜22が挙げられる。当該アルキル基の具体例としては、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基(ラウリル基)、トリデシル基、テトラデシル基(ミリスチル基)、ペンタデシル基、ヘキサデシル基(セチル基、パルミチル基)、ヘプタデシル基、オクタデシル基(ステアリル基)、ノナデシル基、イコシル基、ベヘニル基等(これらのアルキル基には直鎖状及び分岐状のいずれもが含まれる)が挙げられる。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのアルキレンオキサイド部分の付加モル数は、例えば1〜30、好ましくは1〜20が挙げられる。また、当該アルキレンオキサイド部分は、直鎖状又は分岐状のいずれであってもよく、その炭素数は、例えば2〜4、好ましくは2〜3が挙げられる。当該アルキレンオキサイドとして具体的には、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、-CH(CH3)CH2O-等が挙げられる。本発明に使用されるポリオキシアルキレンアルキルエーテルにおいて、1種のアルキレンオキサイドが共重合しているものであってもよく、また2種以上のアルキレンオキサイドがランダム共重合しているものであってもよい。
本発明で使用されるポリオキシアルキレンアルキルエーテルの好適なものとしては、ポリオキシアルキレン分岐アルキルエーテル、ポリオキシエチレン直鎖アルキルエーテル;更に好適には付加モル数1〜20のポリオキシアルキレン炭素数1〜30の分岐アルキルエーテル、付加モル数1〜20のポリオキシエチレン炭素数1〜30の直鎖アルキルエーテル;特に好適には付加モル数1〜20のポリオキシアルキレン分岐デシルエーテル、付加モル数1〜20のポリオキシエチレン直鎖ラウリルエーテルが例示される。
また、本発明で使用されるポリオキシアルキレン多環フェニルエーテルとは、多環フェノールに、アルキレンオキサイドを付加重合させて得られる化合物である。
ポリオキシアルキレン多環フェニルエーテルの多環フェニル基としては、例えば、スチレン化フェニル基(1〜3個のスチレンが付加しているフェニル基)、フェニルフェニル基、クミルフェニル基、ベンジルフェニル基、ナフチル基、ビスフェニル基等が挙げられる。これらの中でも、好ましくはスチレン化フェニル基が挙げられる。
ポリオキシアルキレン多環フェニルエーテルのアルキレンオキサイド部分の付加モル数は、例えば1〜30、好ましくは1〜20が挙げられる。また、当該アルキレンオキサイド部分は、直鎖状又は分岐状のいずれであってもよく、その炭素数は、例えば2〜4、好ましくは2〜3、更に好ましくは2が挙げられる。当該アルキレンオキサイドとして具体的には、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、-CH(CH3)CH2O-等が挙げられる。本発明に使用されるポリオキシアルキレン多環フェニルエーテルにおいて、1種のアルキレンオキサイドが共重合しているものであってもよく、また2種以上のアルキレンオキサイドがランダム共重合しているものであってもよい。
本発明で使用されるポリオキシアルキレン多環フェニルエーテルの好適なものとしては、ポリオキシエチレン多環フェニルエーテル;更に好適には付加モル数1〜20のポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテルが例示される。
本発明の噴霧用薬液において、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及びポリオキシアルキレン多環フェニルエーテルの中のいずれか1種を単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。これらの非イオン性界面活性剤の中でも、噴霧されたミスト状の薬液の落下抑制作用とべたつき発生抑制作用を一層効果的に発揮させるとの観点から、好ましくはポリオキシアルキレンアルキルエーテル、更に好ましくはポリオキシアルキレン分岐アルキルエーテル、より好ましくは付加モル数1〜20のポリオキシアルキレン分岐デシルエーテルが例示される。
本発明の噴霧用薬液において、上記非イオン性界面活性剤の配合割合としては、噴霧用薬液の総量当たり、例えば1.0〜30重量%、好ましくは1.0〜20重量%、更に好ましくは1.4〜8重量%が例示される。かかる配合割合を充足することにより、噴霧されたミスト状の薬液がより一層落下し難くして、室内空間に薬液を揮散し易くすることができる。
本発明の噴霧用薬液には、上記非イオン性界面活性剤以外に、当該噴霧用薬液に備えさせる機能、即ち、当該噴霧用薬液が室内空間に蒸散された際に発揮される所望の機能に応じて、香料、消臭剤成分、昆虫忌避成分、抗菌剤成分、除菌剤成分等の薬剤成分が配合される。このような薬剤成分については、使用される環境で空気中に蒸散可能である限り、油性又は水性のいずれであってもよい。本発明の噴霧用薬液は、香料を含む場合には芳香液として、消臭剤成分を含む場合には消臭液として、香料及び消臭剤成分を含む場合には芳香消臭液として、昆虫忌避成分を含む場合には昆虫忌避液として、抗菌剤成分を含む場合には抗菌液として、各々使用される。本発明の噴霧用薬液は、香料を蒸散させて室内空間に芳香効果を付与するのに好適であり、本発明の噴霧用薬液として、好ましくは、香料を含む芳香液、香料及び消臭剤成分を含む芳香消臭液が挙げられる。
本発明の噴霧用薬液に配合される香料については、天然香料、天然香料から分離された単離香料、合成香料のいずれであってもよく、従来の芳香剤に使用されている公知の香料を使用することができる。香料として、具体的には、炭素数6〜12のアルデヒド、アニスアルデヒド、アセタールR、アセトフェノン、アセチルセドレン、アドキサール、アリルアミルグリコレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、アルファダマスコン、アンブレットリッド、アンブロキサン、アミルシンナミックアルデヒド、アミルシンナミックアルデヒドジメチルアセタール、アミルバレリアネート、アミルサリシレート、イソアミルアセテート、アセチルユゲノール、イソアミルサリシレート、インドール、αイオノン、βイオノン、αメチルイオノン、βメチルイオノン、γメチルイオノン、インデン、エチルワニリン、オウランチオール、オークモスNo.1、オリボン、オキシフェニロン、カリオフィレン、カシュメラン、カルボン、ガラキソリッド、キャロン、クマリン、パラクレジールメチルエーテル、ゲラニオール、ゲラニルアセテート、ゲラニルフォーメート、ゲラニルニトリル、テトラヒドロゲラニオール、テトラヒドロゲラニールアセテート、コアボン、サンダロア、サンデラ、サンタレックス、サンタリノール、メチルサリシレート、シンナミックアルコール、シンナミックアルデヒド、シスジャスモン、シトラール、シトラールジメチルアセタール、シトラサール、シトロネラール、シトロネロール、シトロネリルアセテート、シトロネリルフォーメート、シトロネリルニトリル、シクラセット、シクラメンアルデヒド、シクラプロップ、シンナミルアセテート、ジヒドロジャスモン、ジメトール、イソシクロシトラール、ジャスマール、ジャスモラクトン、ジャスモフィラン、スチラリールアセテート、スチラリールプロピオネート、セドロアンバー、セドリルアセテート、セドロール、セレストリッド、βダマスコン、αターピネオール、γターピネオール、ターピニルアセテート、チモール、デルタダマスコン、デルタC6〜C13ラクトン、トナリッド、トラセオライド、トリプラール、イソノニルアセテート、ネロール、ネリールアセテート、ネオベルガメート、ノピールアセテート、ノピールアルコール、バクダノール、ヒヤシンスジメチルアセタール、ヒドロトロピックアルコール、ヒドロキシシトロネラール、αピネン、ブチルブチレート、パラターシャリーブチルシクロヘキサノール、パラターシャリーブチルシクロヘキシルアセテート、オルトターシャリーブチルシクロヘキサノール、ジフェニルオキサイド、フルイテート、フェンチールアルコール、フェニルエチルフェニルアセテート、イソブチルキノリン、フェニルエチルアルコール、フェニルエチルアセテート、フェニルアセトアルデハイドジメチルアセタール、ベンジルアセテート、ベンジルアルコール、ベンジルサリシレート、ベルガミールアセテート、ベンズアルデヒド、ベンジルフォーメート、ジメチルベンジルカービノール、ヘディオン、ヘリオナール、ヘリオトロピン、シス−3−ヘキセノール、シス−3−ヘキセニールアセテート、シス−3−ヘキセニールサリシレート、ヘキシルシンナミックアルデヒド、ヘキシルサリシレート、ペンタリッド、ベルドックス、オルトボルニルアセテート、イソボルニルアセテート、イソボルネオール、エンド−ボルネオール、マンザネート、マイヨール、ミューゲアルデヒド、ミラックアルデヒド、ジヒドロミルセノール、ジミルセトール、ムゴール、ムスクTM−II、ムスク781、ムスクC14、ムスクT、ムスクケトン、ムスクチベチン、ムスクモスケン、メンサニールアセテート、メンソネート、メチルアンスラニレート、メチルユゲノール、メントール、メチルフェニルアセテート、ユゲノール、イソユゲノール、メチルイソユゲノール、γC6〜13ラクトン、ライムオキサイド、メチルラベンダーケトン、ジヒドロリナロール、リグストラール、リリアール、リモネン、リナロール、リナロールオキサイド、テトラヒドロリナロール、テトラヒドロリナリールアセテート、リナリルアセテート、リラール、ルバフラン、ローズフェノン、ローズオキサイド、ワニリン、ベンゾイン、ペルーバルサム、トルーバルサム、チュベローズ油、ムスクチンキ、カストリウムチンキ、シベットチンキ、アンバーグリスチンキ、ペパーミント油、ペリラ油、プチグレン油、パイン油、ローズ油、ローズマリー油、しょう脳油、芳油、クラリーセージ油、サンダルウッド油、スペアミント油、スパイクラベンダー油、スターアニス油、ラバンジン油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライム油、ネロリ油、オークモス油、オコチア油、パチュリ油、タイム油、トンカ豆チンキ、テレピン油、ワニラ豆チンキ、バジル油、ナツメグ油、シトロネラ油、クローブ油、ボアドローズ油、カナンガ油、カルダモン油、カシア油、シダーウッド油、オレンジ油、マンダリン油、タンジェリン油、アニス油、ベイ油、コリアンダー油、エレミ油、ユーカリ油、フェンネル油、ガルバナム油、ゼラニウム油、ヒバ油、桧油、ジャスミン油、ベチバー油、ベルガモット油、イランイラン油、グレープフルーツ油、ゆず油等を挙げることができる。これらの香料は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて調香して使用することもできる。
また、本発明の噴霧用薬液に配合される消臭剤成分としては、例えば、イネ、松、ヒノキ、笹、緑茶等の植物の抽出物;アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩、ジデシルジメチルアンモニウム塩等の第4級アンモニウム塩;セチルビリジニウム塩、ベンゾイソチアゾリン等の複素環化合物;酸化銀、銀含有の水溶性ガラス、銀を担持させたゼオライト、銀ナノ粒子、銀イオン、硝酸銀、硫化銀等の銀化合物;酸化亜鉛、酸化銅、亜鉛イオン、銅イオン、金ナノ粒子等の金属化合物;シクロデキストリンやシクロファン等の包接化合物;両性界面活性剤系消臭剤、アミノ酸系消臭剤などの両性化合物;シリカゲル、アルミナ、活性炭、ゼオライト等の吸着物質の微細粉末等が挙げられる。これらの消臭剤成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
本発明の噴霧用薬液に配合される昆虫忌避成分としては、例えば、DEET、ピサボロール、イソピンピネリン、ベルガブテン、ザントトキシン、コクサギン、ジハイドロコクサギン、ジメチルテレフタレート、ジエチルテレフタレート、N,N-ジエチル-m-トルアミド、ジメチルフタレート、ジブチルフタレート、p-メンタン-3,8-ジオール、2-エチル-1,3-ヘキサンジオール、ジ-n-プロピルイソシンコメロネ-ト、p-ジクロロベンゼン、ジ-n-ブチルサクシネート、カラン-3,4-ジオール、1-メチルプロピル-2- (2-ヒドロキシエチル)-1-ピペリジンカルボキシレート、イソチオシアン酸アリル等が挙げられる。さらに、テルペン炭化水素類香料、テルペンアルコール類香料、フェノール類香料、芳香族アルコール類香料、アルデビド類香料、カラシ、ワサビなどの植物抽出物や木酢液等が挙げられる。これらの昆虫忌避成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
本発明の噴霧用薬液に配合される抗菌剤成分としては、例えば、オクチルトリメチルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムグルコン酸、クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、アリルイソチオシアネート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル等が挙げられる。これらの抗菌剤成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
これらの薬剤成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の噴霧用薬液において、上記薬剤成分の配合割合については、当該成分の種類に応じて適宜設定されるが、例えば0.01〜20重量%、好ましくは0.01〜2重量%、更に好ましくは0.01〜1重量%が挙げられる。
本発明の噴霧用薬液は、水を基剤として使用して調製されるが、本発明の効果を妨げない範囲で、上記以外の配合成分として、エタノール等の薬剤成分の溶解剤;上記以外の非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤等の界面活性剤;1,2-ベンズイソチアゾリン-3-オン、2n-オクチル-イソチアゾリン-3-オン等の防腐剤;酸化防止剤;紫外線吸収剤;顔料、染料等の色素;シリコーン等の添加剤を適当量含有してもよい。
本発明の噴霧用薬液は、噴霧器に収容して薬剤噴霧器具として提供され、当該噴霧用薬液の効果付与が求められる室内空間にミスト状で噴霧することにより使用される。
本発明の噴霧用薬液の噴霧に使用される噴霧器としては、例えば、エアゾール容器;ポンプ式等のスプレー容器等が例示される。エアゾール容器の場合には、噴射剤として、窒素ガス、炭酸ガス、酸素ガス等の圧縮ガスが好適に使用される。スプレー容器の場合には、直圧式、蓄圧式のいずれであってもよいが、蓄圧式は、微細で均質なミストを形成させることができるので、本発明の薬剤噴霧器具において好適に使用される。
本発明の噴射用薬液の好適な一態様として、噴射剤として窒素ガスを使用したエアゾール容器に収容され、エアゾール形態で使用されることが挙げられる。
以下、実施例を挙げて、本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
試験例1
表1及び2に示す組成の噴霧用芳香液を調製し、下記の方法に従って、噴霧した際の落下率を測定した。
Figure 2012075662
Figure 2012075662
<落下率の測定方法>
噴霧用芳香液をエアゾール容器に収容してエアゾール製品にした。本エアゾール製品では噴射剤として窒素ガスを使用し、窒素ガスの充填圧を0.8MPa±0.05とした。エアゾール製品の重量を測定した後に、予め重量を測定した紙製のウエス(商品名「キムワイプ」、日本製紙クレシア株式会社製)9枚を、香気官能試験部屋(密閉可能な空間;底面積7.2m、高さ3m)に敷いて、床から145cmの高さから、エアゾール製品から噴霧用芳香液を半径20cmの弧を描くように10秒間噴霧した。
噴霧終了から10秒後にウエスを回収し、直ちに重量を測定した。また、噴霧後のエアゾール製品の重量についても測定した。噴霧前のエアゾール製品の重量から、噴霧後のエアゾール製品の重量を差し引くことにより、噴霧した芳香液量を算出した。また、噴霧後のウエスの重量から、噴霧前のウエスの重量を差し引くことにより、床に落下した芳香液量を算出した。次いで、噴霧した芳香液量に対する床に落下した芳香液量の割合を落下率(%)として算出した。
結果を表3に示す。界面活性剤を使用することなくエタノールで香料を可溶化させた噴霧用芳香液(参考例1)では、芳香液の落下を抑制できていたが、エタノール特有の臭いが感じられ、香料の香気が低下していた。更に、参考例1の噴霧用芳香液では、香気が早期に消失し、香気の持続性も低下していた。一方、POEソルビタンモノオレエート又はPOE・POPブロックコポリマーを配合した噴霧用芳香液(比較例1−3)では、芳香液の床への落下を抑制できていなかった。これに対して、ポリオキシアルキレン分岐デシルエーテル、ポリオキシエチレン直鎖ドデシルエーテル、又はポリオキシエチレンモノスチレン化フェニルエーテルを配合した噴霧用芳香液(実施例1−12)では、芳香液の落下が抑制されており、芳香液の効率的な揮散が可能になっていた。とりわけ、ポリオキシアルキレン分岐デシルエーテルを使用した噴霧用芳香液(実施例1−10)、特にポリオキシアルキレン分岐デシルエーテルを1.0重量%以上使用した噴霧用芳香液(実施例1−9)、では、落下率が顕著に低い値を示した。これは、ポリオキシアルキレン分岐デシルエーテルを1.0重量%以上配合することで表面張力が十分に下がり、噴霧された薬液の粒子径が小さくなって落下が抑制されたものと推測される。また、実施例2−9が示すように、落下率は、ポリオキシアルキレン分岐デシルエーテルと香料との配合割合には影響されない結果となった。更に、実施例1−12の噴霧用芳香液では、エタノール特有の臭いが感じられることなく、香料本来の香気が嗅知された。また、実施例1−12の噴霧用芳香液は、香気も持続的に嗅知され、参考例1の噴霧用芳香液ように香気が早期に消失することもなかった。
この結果から、ポリオキシアルキレン分岐デシルエーテル、ポリオキシエチレン直鎖ドデシルエーテル、又はポリオキシエチレンモノスチレン化フェニルエーテルを噴霧用芳香液に配合することによって、芳香液が噴霧された際に床に落下するのを抑制でき、しかも香気を低下させることなく、香気の持続性を保持できることが明らかになった。
Figure 2012075662
試験例2
表1に示す実施例6の噴霧用芳香液を直圧式のスプレー容器に収容し、スプレー製品にした(実施例13)。このスプレー製品を使用して、上記試験例1と同様の方法で落下率の測定を行った。
その結果、噴霧用芳香液の落下率は、49.7%であり、上記試験例1の実施例6と同程度に噴霧後の床への落下を有効に抑制できていた。この結果から、本発明の薬液は、噴霧器の種類に拘わらず、噴霧後の床への落下を抑制できることが確認された。
試験例3
表1及び2の実施例1、6、11、12、及び比較例1、3の噴霧用芳香液をエアゾール容器に収容してエアゾール製品にした。本エアゾール製品では噴射剤として窒素ガスを使用し、窒素ガスの充填圧を0.8MPa±0.05とした。香気官能試験部屋(密閉可能な空間;底面積7.2m、高さ3m)内で、床から145cmの高さから、エアゾール製品から噴霧用芳香液を半径20cmの弧を描くように10秒間噴霧した。噴霧後の部屋は密閉状態としておき、噴霧してから6〜8時間後に、床に落下した噴霧用芳香液から水が完全に蒸発したのを確認し、床のべたつきについて、6人の被験者により下記の評価基準に従って判定した。
<べたつきの評価基準>
1:べたつきを全く感じない
2:べたつきをほとんど感じない
3:べたつきをやや感じる
4:べたつきを感じる
5:べたつきを顕著に感じる
結果を表4に示す。表4に示すべたつきの判定結果は6人の被験者の判定結果を平均したものである。POEソルビタンモノオレエート又はPOE・POPブロックコポリマーを配合した噴霧用芳香液(比較例1、3)では明らかなべたつきが感じられ、使用感に劣るものであった。これに対して、ポリオキシアルキレン分岐デシルエーテル、ポリオキシエチレン直鎖ドデシルエーテル、又はポリオキシエチレンモノスチレン化フェニルエーテルを配合した噴霧用芳香液(実施例1、6、11、12)では、べたつきが殆ど感じられなかった。特に、ポリオキシアルキレン分岐デシルエーテルが24重量%もの高配合割合であっても、芳香液の落下によるべたつきが生じるのを抑制できることが確認された(実施例1)。
Figure 2012075662
本試験結果と上記試験例1−2の結果を踏まえると、界面活性剤として、ポリオキシアルキレン分岐デシルエーテル、ポリオキシエチレン直鎖ドデシルエーテル、又はポリオキシエチレンモノスチレン化フェニルエーテルを選択し、これを配合することによって、芳香液が噴霧された際に床に落下するのを抑制でき、しかもたとえ芳香液が床に落下しても、床にべたつきが発生するのを抑制できることが確認された。更に、これらの非イオン性界面活性剤を配合した噴霧用芳香液では、エタノールで香料を配合した場合に特有の問題点(即ち、香気の低下と持続性低下)が克服できることも確認された。

Claims (7)

  1. ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及びポリオキシアルキレン多環フェニルエーテルよりなる群から選択される少なくとも1種の非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする、噴霧用薬液。
  2. 前記非イオン性界面活性剤が、ポリオキシアルキレン分岐アルキルエーテル、ポリオキシエチレン直鎖アルキルエーテル、及びポリオキシエチレン多環フェニルエーテルよりなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の噴霧用薬液。
  3. 前記非イオン性界面活性剤が、ポリオキシアルキレン分岐アルキルエーテルである、請求項1又は2に記載の噴霧用薬液。
  4. 前記非イオン性界面活性剤の配合割合が1.0〜30重量%である、請求項1乃至3のいずれかに記載の噴霧用薬液。
  5. 薬液が、香料を含む芳香液、消臭成分を含む消臭液、又は香料及び消臭成分を含む芳香消臭液である、請求項1乃至4に記載の噴霧用薬液。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の噴霧用薬液が、噴霧器に収容されてなる、薬液噴霧器具。
  7. 前記噴霧器が噴射剤として窒素ガスを使用したエアゾール容器である、請求項6に記載の薬液噴霧器具。
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