JP2012070248A - 画像符号化方法、画像復号方法、画像符号化装置、画像復号装置、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】符号化モード判定部61は、ビット深度変換処理を用いた画面内符号化を行うか否かを判定する。上位階層符号化部62は、ビット深度変換処理を行わないと判定された場合に、入力画像信号に対して上位階層符号化する。隣接画素ビット深度変換処理部67は、ビット深度変換処理を行うと判定された場合に、隣接画素に対してビット深度変換処理を行った後、下位階層符号化部68で、下位階層符号化し、ビット深度変換誤差判定部72で、ビット深度変換誤差を判定する。最適符号化モード番号・分割ビット深度・下位階層符号化モード番号符号化部77は、ビット深度変換処理を行わない場合、符号化モード番号を符号化し、ビット深度変換処理を行う場合、符号化モード番号と最適分割ビット深度Δとを符号化する。
【選択図】図3
Description
まず、本発明によるビット深度変換処理を用いた画面内符号化手法について説明する。本発明では、符号化効率を改善するために、画面内符号化手法としてビット深度変換処理を用いた手法を提案し、復号時に画面内予測モードにビット深度変換処理を用いた予測モードが選択されたときの復号手法を提案する。ここで、本発明におけるビット深度変換処理とは、外部から与えられる処理であり、入力信号のビット深度を削減する処理を表す。
図3は、本発明の第1実施形態によるイントラ(画面内)予測符号化装置の構成を示すブロック図である。図3において、符号化モード格納部60は、複数の符号化モードを記憶する。符号化モード判定部61は、符号化モード番号nがビット深度変換処理を用いた画面内符号化を示す符号化モード番号と一致するかどうかを判定する。
コスト算出部63は、符号化ストリームと入力画像信号とを入力とし、符号化におけるラグランジェコストLcostをそれらの誤差から算出する。具体的には、コスト算出部63は、符号量と歪みの加重和を算出する予め定められたコスト関数を用いて、ラグランジェコストLcostを算出する。コスト最小値初期化部64は、コストLminの値を十分大きな値に設定し、初期化を行う。コスト最小値記憶部65は、コスト最小値を記憶する。
一方、Lcost<Lminが成立しなければ、Lminなどを更新することなく、ステップS48に進む。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図6は、本発明の第2実施形態によるイントラ(画面内)予測符号化装置の構成を示すブロック図である。図6において、予測モード格納部80は、複数の予測モードを記憶する。予測モード判定部81は、予測モード番号kがビット深度変換処理を用いた画面内符号化を用いる予測モード番号と一致するかどうかを判定する。予測残差信号生成部82は、入力画像信号を入力とし、予測モードkに基づいて予測残差信号を生成し、DCT、量子化、符号化を行う。コスト算出部83は、符号化ストリームと入力画像信号とを入力とし、それらの誤差からラグランジェコストLcostを算出する。コスト最小値初期化部84は、コストLminの値を十分大きな値に設定し、初期化を行う。コスト最小値記憶部85は、コスト最小値を記憶する。
一方、Lcost<Lminが不成立ならば、Lminを更新することなく、ステップS85に進む。
具体的には、一般的に行われている画面内符号化モードに加えて、ビット深度変換処理を用いた画面内符号化モードを追加する。そして、追加した画面内符号化モードが選ばれた場合、隣接画素の情報をN−Δビットに削減し、N−Δビットの隣接画素値を用いて図18に示した符号化モードを用いて画面内符号化を行う。また、各分割ビット深度Δ毎に下位階層符号化モードが得られ、予測画像を生成する。このときの分割ビット深度Δは、1〜N−1までの値を取り、その値の中で、ビット深度変換誤差(例えば、生成された予測画像を逆ビット深度変換した信号と、入力画像信号との誤差)が最小となる分割ビット深度Δを最適分割ビット深度として出力される。また、その最適分割ビット深度Δにおける下位階層符号化モードが最適下位階層符号化モードとして出力される。この追加した符号化モードによって得られたコストと、従来の符号化モードにおけるコストとを比較し、コストの低い符号化モードが選択される。
これにより、得られる出力は、最適符号化モードである。また、この最適符号化モードがビット深度変換処理を用いる符号化モードであれば、符号化ストリームは、最適分割ビット深度と、最適下位階層符号化モードと、残差信号とが符号化されたものとなる。
次に、本発明によるビット深度変換処理を用いた手法を含む符号化データの復号手法について説明する。ここでは、分割ビット深度の対象領域が符号化ユニットである場合の復号の流れについて説明する。符号化データには、符号化ユニット毎に画面内符号化モードのインデックスnが含まれており、符号化モードのインデックスnがビット深度変換処理を用いた符号化モードである場合、分割ビット深度の情報Δとそのビット深度における画面内符号化モード(下位階層符号化モード)のインデックスmとが含まれている。このΔに基づき、復号済みの隣接画素に対してビット深度変換処理を行い、予測モードmに基づき予測画像信号を生成し、逆ビット深度変換を行い復号画像を生成する。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図10は、本発明の第3実施形態によるイントラ(画面内)予測復号装置の構成を示すブロック図である。図10において、予測モード番号復号部200は、符号化ストリームを入力とし、ストリーム内の符号化モード番号nを復号する。予測モード番号判定部201は、復号された符号化モード番号nがビット深度変換処理を用いた画面内符号化を用いる符号化モード番号と一致するかどうかを判定する。上位階層復号部202は、符号化ストリームを入力とし、上位階層復号を行う。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
図12は、本発明の第4実施形態によるイントラ(画面内)予測復号装置の構成を示すブロック図である。図12において、予測モード番号復号部300は、符号化ストリームを入力とし、ストリーム内の予測モード番号nを復号する。予測モード番号判定部301は、復号された予測モード番号nがビット深度変換処理を用いた画面内符号化を用いる予測モード番号と一致するかどうかを判定する。予測信号生成部302は、予測モード番号nと復号済みの隣接画素値とを入力とし、予測モード番号nに基づいて予測信号を生成する。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。
図14は、本発明の第5実施形態によるイントラ(画面内)予測復号装置の構成を示すブロック図である。図14において、分割ビット深度復号部400は、符号化ストリームを入力とし、符号化ストリームに含まれる分割ビット深度Δを復号する。予測モード番号復号部401は、符号化ストリームを入力とし、ストリーム内の符号化モード番号nを復号する。予測モード番号判定部402は、復号された符号化モード番号nがビット深度変換処理を用いた画面内符号化の符号化モード番号と一致するかどうかを判定する。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。
図16は、本発明の第6実施形態によるイントラ(画面内)予測復号装置の構成を示すブロック図である。図16において、分割ビット深度復号部500は、符号化ストリームを入力とし、符号化ストリームに含まれる分割ビット深度Δを復号する。予測モード番号復号部501は、符号化ストリームを入力し、ストリーム内の予測モード番号nを復号する。予測モード番号判定部502は、復号された予測モード番号nがビット深度変換処理を用いた画面内符号化を用いる予測モード番号と一致するかどうかを判定する。予測信号生成部503は、予測モード番号nと復号済みの隣接画素値とを入力とし、予測モード番号nに基づいて予測信号を生成する。
61 符号化モード判定部
62 上位階層符号化部
63、83、90 コスト算出部
64、84、91 コスト最小値初期化部
65、85、92 コスト最小値記憶部
67、87 隣接画素ビット深度変換処理部
68 下位階層符号化部
69、95 ビット深度変換誤差算出部
70、96 変換誤差最小値初期化部
71、97 変換誤差最小値記憶部
72、98 ビット深度変換誤差判定部
73、99 分割ビット深度終了判定部
74、93、100 コスト判定部
75、94、101 モード選択終了判定部
76 最適符号化モード番号・分割ビット深度・下位階層符号化モード番号記憶部
77 最適符号化モード番号・分割ビット深度・下位階層符号化モード番号符号化部
78、104 画面内予測符号化部
80、88 予測モード格納部
81 予測モード判定部
82 予測残差信号生成部
89 予測誤差信号生成部
102 最適予測モード番号・分割ビット深度・下位階層予測モード番号記憶部
103 最適予測モード番号・分割ビット深度・下位階層予測モード番号符号化部
200、300、401、501 予測モード番号復号部
201、301、402、502 予測モード番号判定部
202、403 上位階層復号部
203、303、400、500 分割ビット深度復号部
204、404 下位階層復号部
205、308、405、508 逆ビット深度変換処理部
206、309、406、509 予測残差信号復号部
207、310、407、510 復号画像信号生成部
302、503 予測信号生成部
304、504 下位階層予測モード復号部
305、505 下位階層予測信号生成部
306 下位階層残差信号復号部
307、507 加算器
408、511 分割ビット深度対象領域判定部
506 下位階層予測残差信号復号部
Claims (18)
- 最小の符号化対象領域である符号化ユニットごとに符号化を行なう画像符号化方法であって、
ビット深度変換処理を用いた画面内符号化を行うか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップで前記ビット深度変換処理を行わないと判定された場合、前記ビット深度変換処理を用いない画像内符号化である上位階層符号化を入力画像信号に対して行う上位階層符号化ステップと、
前記判定ステップで前記ビット深度変換処理を行うと判定された場合、隣接画素に対して前記ビット深度変換処理を行った後、下位階層符号化する下位階層符号化ステップと、
前記判定ステップで前記ビット深度変換処理を行わないと判定された場合、前記上位階層符号化ステップにおける上位階層符号化の方式を示す符号化モード番号を符号化し、前記判定ステップで前記ビット深度変換処理を行うと判定された場合、前記下位階層符号化ステップにおける下位階層符号化の方式を示す符号化モード番号と分割ビット深度とを符号化する符号化ステップと
を含むことを特徴とする画像符号化方法。 - 前記判定ステップでは、
予め定められたコスト関数を用いて、前記ビット深度変換処理を用いた画像内符号化を行う場合の符号化のコストと、前記上位階層符号化を行う場合の符号化のコストとが算出され、算出されたコストのうち最も小さいコストに対応する符号化が選択される
ことを特徴とする請求項1に記載の画像符号化方法。 - 前記符号化ステップでは、
前記ビット深度変換処理により生じる前記入力画像信号に対する誤差が最小となるビット数、あるいは、前記コスト関数により算出されるコストが最小となるビット数が前記分割ビット深度として選択される
ことを特徴とする請求項2に記載の画像符号化方法。 - 前記入力画像信号に複数の色チャネルが含まれる場合、
前記判定ステップでは、前記色チャネルごとに前記ビット深度変換処理を用いた画面内符号化を行うか否かが判定され、
前記ビット深度変換処理における前記分割ビット深度は、前記色チャネルごとに選択される
ことを特徴とする請求項3に記載の画像符号化方法。 - 最小の符号化対象領域である符号化ユニットごとに符号化データを復号する画像復号法方であって、
前記符号化データから符号化モード番号を復号する符号化モード番号復号ステップと、
前記符号化モード番号に基づいて、ビット深度変換処理を用いた画面内符号が行われたか否かを判定する判定ステップと、
前記符号化データから予測残差信号を復号する予測残差復号ステップと、
前記判定ステップで前記ビット深度変換処理を用いた画面内符号化が行われていないと判定された場合、前記符号化データに対して上位階層復号を行う上位階層復号ステップと、
前記判定ステップで前記ビット深度変換処理を用いた画面内符号化が行われたと判定された場合、前記符号化データから前記ビット深度変換処理に用いられた分割ビット深度を復号し、前記符号化モード番号と前記分割ビット深度とに基づいて、逆ビット深度変換処理を行い、下位階層復号信号を生成する下位階層復号ステップと、
前記上位階層復号ステップで上位階層復号を行うことにより取得された上位階層復号信号と前記予測残差復号ステップで取得された予測残差信号とから復号画像信号を生成する第1の復号画像信号生成ステップと、
前記下位階層復号ステップにおいて前記逆ビット深度変換処理を行うことにより取得された下位階層復号信号と前記予測残差復号ステップにおいて取得された予測残差信号とから復号画像信号を生成する第2の復号画像信号生成ステップと
を含むことを特徴とする画像復号方法。 - 前記下位階層復号ステップは、
前記符号化データから分割ビット深度を復号する分割ビット深度復号ステップと、
前記符号化データに対して下位階層復号を行い、下位階層復号信号を生成する下位階層復号信号生成ステップと、
前記分割ビット深度に基づいて、前記下位階層復号信号に対して逆ビット深度変換処理を行う逆ビット深度変換ステップと
を含むことを特徴とする請求項5に記載の画像復号方法。 - 前記下位階層復号ステップは、
前記符号化データから分割ビット深度を復号する分割ビット深度復号ステップと、
前記符号化データから下位階層予測モード番号を復号出力する下位階層予測モード復号ステップと、
前記下位階層予測モード番号に基づいて下位階層予測信号を生成する下位階層予測信号生成ステップと、
前記符号化データから下位階層予測残差信号を復号する下位階層残差信号復号ステップと、
前記下位階層予測信号と前記下位階層予測残差信号とを足し合わせ、下位階層復号信号を生成する下位階層復号信号生成ステップと、
前記分割ビット深度に基づいて、前記下位階層復号信号に対して逆ビット深度変換を行う逆ビット深度変換処理ステップと
を含むことを特徴とする請求項5に記載の画像復号方法。 - 前記分割ビット深度の対象領域が、符号化ユニット、あるいは複数の符号化ユニット、あるいは画面全体であるかを前記符号化データから判定する分割ビット深度対象領域判定ステップを更に含み、
前記分割ビット深度対象領域判定ステップで前記分割ビット深度の対象領域が複数の符号化ユニット、あるいは画面全体であると判定された場合、前記分割ビット深度の対象領域に対して、共通の前記分割ビット深度を用いる
ことを特徴とする請求項6又は請求項7のいずれかに記載の画像復号方法。 - 最小の符号化対象領域である符号化ユニットごとに符号化を行なう画像符号化装置であって、
ビット深度変換処理を用いた画面内符号化を行うか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段でビット深度変換処理を行わないと判定された場合、前記ビット深度変換処理を用いない画像内符号化である上位階層符号化を入力画像信号に対して行う上位階層符号化手段と、
前記判定手段で前記ビット深度変換処理を行うと判定された場合、隣接画素に対して前記ビット深度変換処理を行った後、下位階層符号化する下位階層符号化手段と、
前記判定手段が前記ビット深度変換処理を行わないと判定した場合、前記上位階層符号化手段における上位階層符号化の方式を示す符号化モード番号を符号化し、前記判定手段が前記ビット深度変換処理を行うと判定した場合、前記下位階層符号化手段における下位階層符号化の方式を示す符号化モード番号と分割ビット深度とを符号化する符号化手段と
を備えることを特徴とする画像符号化装置。 - 前記判定手段は、
予め定められたコスト関数を用いて、前記ビット深度変換処理を用いた画像内符号化を行う場合の符号化のコストと、前記上位階層符号化を行う場合の符号化のコストとを算出し、算出したコストのうち最も小さいコストに対応する符号化を選択する
ことを特徴とする請求項9に記載の画像符号化装置。 - 前記判定手段は、
前記ビット深度変換処理により生じる前記入力画像信号に対する誤差が最小となるビット数、あるいは、前記コスト関数により算出されるコストが最小となるビット数を前記分割ビット深度として選択する
ことを特徴とする請求項10に記載の画像符号化装置。 - 前記入力画像信号に複数の色チャネルが含まれる場合、
前記判定手段は、前記色チャネルごとに前記ビット深度変換処理を用いた画面内符号化を行うか否かを判定し、
前記ビット深度変換処理における前記分割ビット深度は、前記色チャネルごとに選択される
ことを特徴とする請求項11に記載の画像符号化装置。 - 最小の符号化対象領域である符号化ユニットごとに符号化データを復号する画像復号装置であって、
前記符号化データから符号化モード番号を復号する符号化モード番号復号手段と、
前記符号化モード番号に基づいて、ビット深度変換処理を用いた画面内符号が行われたか否かを判定する判定手段と、
前記符号化データから予測残差信号を復号する予測残差復号手段と、
前記判定手段が前記ビット深度変換処理を用いた画面内符号が行われていないと判定した場合、前記符号化データに対して上位階層復号を行う上位階層復号手段と、
前記判定手段が前記ビット深度変換処理を用いた画面内符号が行われたと判定した場合、前記符号化データから前記ビット深度変換処理に用いられた分割ビット深度を復号し、前記予測モード番号と前記分割ビット深度とに基づいて、逆ビット深度変換処理を行い、下位階層復号信号を生成する下位階層復号手段と、
前記上位階層復号手段が上位階層復号を行うことにより取得した上位階層復号信号と、前記予測残差復号手段が取得した予測残差信号とから復号画像信号を生成する第1の復号画像信号生成手段と、
前記下位階層復号手段が逆ビット深度変換処理を行うことにより取得した下位階層復号信号と、前記予測残差復号手段が取得した予測残差信号とから復号画像信号を生成する第2の復号画像信号生成手段と
を備えることを特徴とする画像復号装置。 - 前記下位階層復号手段は、
前記符号化データから分割ビット深度を復号する分割ビット深度復号手段と、
前記符号化データに対して下位階層復号を行い、下位階層復号信号を生成する下位階層復号生成手段と、
前記分割ビット深度に基づいて、前記下位階層復号信号に対して逆ビット深度変換処理を行う逆ビット深度変換手段と
を備えることを特徴とする請求項13に記載の画像復号装置。 - 前記下位階層復号手段は、
前記符号化データから分割ビット深度を復号する分割ビット深度復号手段と、
前記符号化データから下位階層復号における復号の方式を示す下位階層予測モード番号を復号出力する下位階層予測モード復号手段と、
前記下位階層予測モード番号に基づいて下位階層予測信号を復号する下位階層予測信号復号手段と、
前記符号化データから下位階層予測残差信号を復号する下位階層残差信号復号手段と、
前記下位階層予測信号と前記下位階層予測残差信号とを足し合わせ、下位階層復号信号を生成する下位階層復号信号生成手段と、
前記分割ビット深度に基づいて、前記下位階層復号信号に対して逆ビット深度変換を行う逆ビット深度変換処理手段と
を備えることを特徴とする請求項13に記載の画像復号装置。 - 前記分割ビット深度の対象領域が、符号化ユニット、あるいは複数の符号化ユニット、あるいは画面全体であるかを前記符号化データから判定する分割ビット深度対象領域判定手段を更に備え、
前記分割ビット深度対象領域判定手段が前記分割ビット深度の対象領域を複数の符号化ユニット、あるいは画面全体であると判定した場合、前記分割ビット深度の対象領域に対して、共通の前記分割ビット深度を用いる
ことを特徴とする請求項14又は請求項15のいずれかに記載の画像復号装置。 - 最小の符号化対象領域である符号化ユニットごとに符号化を行なう画像符号化装置に備えられているコンピュータに、
画面内予測を用いる画像符号化装置に備えられているコンピュータに、
ビット深度変換処理を用いた画面内符号化を行うか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップで前記ビット深度変換処理を行わないと判定された場合、前記ビット深度変換処理を用いない画像内符号化である上位階層符号化を入力画像信号に対して行う上位階層符号化ステップと、
前記判定ステップで前記ビット深度変換処理を行うと判定された場合、隣接画素に対して前記ビット深度変換処理を行った後、下位階層符号化する下位階層符号化ステップと、
前記判定ステップで前記ビット深度変換処理を行わないと判定された場合、前記上位階層符号化ステップにおける上位階層符号化の方式を示す符号化モード番号を符号化し、前記判定ステップで前記ビット深度変換処理を行うと判定された場合、前記下位階層符号化ステップにおける下位階層符号化の方式を示す符号化モード番号と分割ビット深度とを符号化する符号化ステップと
を実行させるためのプログラム。 - 最小の符号化対象領域である符号化ユニットごとに符号化データを復号する画像復号装置に備えられているコンピュータに、
前記符号化データから符号化モード番号を復号する符号化モード番号復号ステップと、
前記符号化モード番号に基づいて、ビット深度変換処理を用いた画面内符号が行われたか否かを判定する判定ステップと、
前記符号化データから予測残差信号を復号する予測残差復号ステップと、
前記判定ステップで前記ビット深度変換処理を用いた画面内符号化が行われていないと判定された場合、前記符号化データに対して上位階層復号を行う上位階層復号ステップと、
前記判定ステップで前記ビット深度変換処理を用いた画面内符号化が行われたと判定された場合、前記符号化データから前記ビット深度変換処理に用いられた分割ビット深度を復号し、前記符号化モード番号と前記分割ビット深度とに基づいて、逆ビット深度変換処理を行い、下位階層復号信号を生成する下位階層復号ステップと、
前記上位階層復号ステップで上位階層復号を行うことにより取得された上位階層復号信号と前記予測残差復号ステップで取得された予測残差信号とから復号画像信号を生成する第1の復号画像信号生成ステップと、
前記下位階層復号ステップにおいて前記逆ビット深度変換処理を行うことにより取得された下位階層復号信号と前記予測残差復号ステップにおいて取得された予測残差信号とから復号画像信号を生成する第2の復号画像信号生成ステップと
を実行させるためのプログラム。
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