JP2012070232A - 撮像装置 - Google Patents

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恒幸 萩原
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Abstract

【課題】光を透過する被写体以外が撮像できない
【解決手段】撮像装置は、シリコン、窒化ガリウムまたは砒化ガリウムなどの材料を含む半導体基板と、前記半導体基板に形成されたCMOSイメージセンサなどであって、複数の撮像素子と、前記撮像素子に隣接して、前記半導体基板に形成された発光ダイオードなどを含む発光素子と、前記複数の撮像素子の光路上に形成され、前記発光素子からの光を前記複数の撮像素子の光路に平行であって離間する方向へ方向付けするハーフミラーなどの光学素子とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置に関する。
特許文献1には、光源と、撮像素子と、撮像素子と被写体との間に配置されたピンホールを備える顕微鏡が開示されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特表2008−501999号公報
しかしながら、上述の装置では、光源が、被写体を挟み撮像素子の反対側に配置されているので、光を透過する被写体以外は撮像できないといった課題がある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様の撮像装置は、半導体基板と、前記半導体基板に形成された複数の撮像素子と、前記撮像素子に隣接して、前記半導体基板に形成された発光素子と、前記複数の撮像素子の光路上に形成され、前記発光素子からの光を前記複数の撮像素子の光路に平行であって離間する方向へ方向付けする光学素子とを備える。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
実施形態による撮像装置の全体斜視図である。 撮像部の全体斜視図である。 撮像部の分解斜視図である。 図3の一部拡大図である。 撮像部の縦断面図である。 撮像装置の制御系を説明するブロック図である。 高画質撮像モードを説明する図である。 遮光部材を備えた実施形態を説明する拡大斜視図である。 各発光素子が2個の撮像素子に光を照射する実施形態を説明する拡大斜視図である。 発光素子の光を拡散する拡散部材を備える実施形態を説明する斜視図である。 撮像素子がマトリックス状に配された撮像部の斜視図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、実施形態による撮像装置の全体斜視図である。図1に示すように、本実施形態による撮像装置10は、ベース12と、撮像部14と、XY方向駆動部16と、被写体保持部18と、画像出力部20と、制御部22とを備えている。
ベース12は、台状に形成されている。ベース12の上面には、XY方向駆動部16と、被写体保持部18とが載置されている。これにより、ベース12は、撮像部14と、XY方向駆動部16と、被写体保持部18とを直接的または間接的に支持する。
XY方向駆動部16は、撮像部14の両端を保持しつつ、撮像部14をXY方向に移動させる。XY方向駆動部16は、駆動力の発生源としてボイスコイルモータ等の小型モータ、または、ピエゾ素子を有する。XY方向駆動部16は、制御部22からの駆動信号によって制御される。
被写体保持部18は、被写体ケース24と、4本の脚部26とを有する。被写体ケース24は、撮像用の光を透過可能な材料によって構成されている。被写体ケース24は、XY平面に水平な直方体形状に形成されている。被写体ケース24には、被写体28が配される中空状の被写体領域30が形成されている。尚、被写体28には、蛍光材料を含ませてもよい。4本の脚部26は、被写体ケース24の四隅の下面とベース12の上面との間に配置されている。これにより、4本の脚部26は、被写体ケース24を撮像部14の上方に指示する。
画像出力部20は、制御部22によって生成された画像を表示する。画像出力部20の一例は、液晶ディスプレイである。制御部22は、撮像装置10の制御全般を司る。
図2は、撮像部の全体斜視図である。図3は、撮像部の分解斜視図である。図4は、図3の一部拡大図である。図5は、撮像部の縦断面図である。
図2、図3、図4及び図5に示すように、撮像部14は、被写体領域30の−Z方向に配置されている。撮像部14は、半導体基板32と、発光素子アレイ34と、撮像素子アレイ36と、ピンホールアレイ38と、光学素子40とを備えている。
半導体基板32は、シリコン(Si)、窒化ガリウム(GaN)、砒化ガリウム(GaAs)等の半導体材料からなる。半導体基板32は、発光素子アレイ34及び撮像素子アレイ36を形成するための基礎となるとともに、支持する。
発光素子アレイ34は、半導体基板32の−Y側の端部に設けられている。発光素子アレイ34は、半導体基板32の+Z面上に半導体製造プロセスによって形成された数個から数千個の発光素子42を有する。尚、発光素子42の数は限定されるものではない。発光素子42は、発光ダイオードを有する。発光素子42は、例えば、X方向に約10μmの幅を有する。発光素子42は、平面視において、長方形状に形成されている。複数の発光素子42は、X方向に沿って一直線上に配列されている。発光素子42は、発光層44と、一対のクラッド層46及びクラッド層48とを有する。発光層44は、各発光素子42に注入された電荷によって光を発光する。一対のクラッド層46、48は、発光層44の+Z側面及び−Z側面に設けられている。一対のクラッド層46、48は、発光層44で発光された光をXY平面内に閉じ込める。発光層44の+Y側の面以外の面は、鏡面構造を有する。一方、発光層44の+Y側の面は、光を出射可能に構成されている。これにより、発光素子42は、発光層44で発光された光をクラッド層46とクラッド層48との間に閉じ込めつつ、+Y方向へと照射する。
撮像素子アレイ36は、半導体基板32の+Y側の端部に設けられている。撮像素子アレイ36は、発光素子42の光の照射方向に配置されている。撮像素子アレイ36は、半導体基板32上の+Z面上に半導体製造プロセスによって形成され、発光素子42と隣接する複数の撮像素子50を有する。これにより、発光素子42及び撮像素子50は、半導体基板32の同一面上に形成されることになる。各撮像素子50は、各発光素子42の+Y方向に配置されている。即ち、撮像素子50と発光素子42は、一対一の関係であって、同じ数配列されている。これにより、各発光素子42が、1個の撮像素子50に光を照射することになる。撮像素子アレイ36の一例は、CCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサであって、撮像素子50は、それらの画素である。ここの撮像素子50は、平面視において、例えば、一辺が約10μmの正方形状に形成されている。撮像素子50の+Z面には、光を受光するための受光面52が形成されている。撮像素子50は、被写体28が反射した光を受光面52によって受光する。そして、撮像素子50は、受光面52での受光量に応じた電気信号に変換して出力する。
ピンホールアレイ38は、撮像素子アレイ36の+Z側の面、即ち、被写体領域30側の面に形成されている。ピンホールアレイ38は、撮像素子50の+Z側の面に直接形成されている。これにより、ピンホールアレイ38は、撮像素子アレイ36と一体化される。ピンホールアレイ38は、複数のピンホール54が形成された遮光部56を有する。遮光部56は、光を遮蔽可能な材料からなる。遮光部56は、平面視において、撮像素子アレイ36と略同じ形状の長方形状に形成されている。遮光部56は、一定の厚みを有する板状の材料によって構成してもよく、透明な板状部材の一面に形成された薄膜によって構成してもよい。例えば、遮光部56を撮像素子50の+Z面にスピンコート法等によって形成した酸化シリコン膜の+Z面に形成された金属薄膜によって構成してもよい。この場合、フォトリソグラフィー及びエッチング等によって、所定の領域の金属薄膜を除去して、ピンホール54を形成できる。
複数のピンホール54は、X方向に延びる撮像素子アレイ36の中心線に沿って配置されている。ピンホール54のピッチは、撮像素子50のピッチと同じである。これにより、各撮像素子50に1個のピンホール54が対応することになる。各ピンホール54は、平面視において、円形状に形成されている。ピンホール54は、撮像素子50の受光面52よりも小さい。撮像素子50の一辺が約10μmの正方形状である場合、ピンホール54の直径は、約1μmである。ピンホール54は、Z方向において、遮光部56を貫いている。ピンホール54は、光を透過可能に構成されている。ピンホール54は、空間としてもよく、光を透過可能な材料等によって埋設されていてもよい。
光学素子40は、ピンホールアレイ38の+Z側の面に、即ち、被写体領域30側の面に設けられている。光学素子40は、直角三角形柱形状の素子本体部58を有する。素子本体部58は、光を透過可能な材料からなる。素子本体部58の頂点のうち、直角の頂点は、ピンホールアレイ38の+Y側の端部に配置されている。これにより、素子本体部58の傾斜面は、発光素子アレイ34と対向する。傾斜面には、ハーフミラー60が形成されている。ハーフミラー60は、XY平面から45°傾斜している。ハーフミラー60は、光の一部を透過可能な厚みに形成された金属薄膜からなる。ハーフミラー60は、発光素子42から照射された光の一部を、被写体領域30が配されている+Z方向に反射する。これにより、光学素子40は、発光素子42からの光を複数の撮像素子50に平行であって離間する方向へと方向付けする。ハーフミラー60は、被写体28によって反射された光の一部を透過する。これにより、被写体28によって反射された光が、ピンホールアレイ38へと達する。ピンホールアレイ38に達した光のうち、一部の光はピンホール54を透過して撮像素子50に受光される。これにより、光学素子40は、複数の撮像素子50の光路上に形成されることになる。
図6は、撮像装置の制御系を説明する図である。次に、撮像装置10の制御系について説明する。
制御部22は、コンピュータ等からなる。図6に示すように、制御部22は、各発光素子42と、各撮像素子50と、画像出力部20と、XY方向駆動部16と接続されている。
詳細には、制御部22は、撮像素子50から出力される撮像信号を受信する。これにより、制御部22は、受信した撮像信号に基づいて、被写体28の画像を生成する。制御部22は、撮像信号に基づいて生成した画像信号を画像出力部20に送信する。画像出力部20は、画像信号に基づいて、画像を表示する。
制御部22は、発光素子42にオン・オフ信号を送信する。これにより、発光素子42のオン・オフ信号が切り替えられる。制御部22は、XY方向駆動部16に駆動信号を送信する。これにより、制御部22は、XY方向駆動部16を制御して、撮像部14をX方向及びY方向に移動させる。
次に、撮像部14の製造方法について説明する。まず、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法またはMBE(Molecular Beam Epitaxy )法等の半導体製造プロセスによって、半導体基板32の一面に複数の発光素子42を含む発光素子アレイ34を形成する。次に、MOCVD法またはMBE法等の半導体製造プロセスによって、複数の撮像素子50を有する撮像素子アレイ36を形成する。
この後、撮像素子アレイ36の撮像素子50の上面にシリコン酸化膜を形成する。次に、シリコン酸化膜の上面にフォトリソグラフィー技術によってレジスト膜を形成する。この後、金属薄膜を蒸着した後、レジスト膜とともに、レジスト膜状の金属薄膜を除去する。これにより、複数のピンホール54が形成された遮光部56を有するピンホールアレイ38が撮像素子アレイ36上に完成する。この後、別工程によって製造された光学素子40をピンホールアレイ38上に設置する。これにより、撮像部14が完成する。
次に、上述した撮像装置10の撮像動作を説明する。撮像動作は、通常撮像モード、高画質撮像モードに分けて説明する。
通常撮像モードでは、制御部22は、発光素子アレイ34の各発光素子42にオン信号を送信する。これにより、発光素子42は、光を照射する。照射された光は、+Y方向に進行して、光学素子40のハーフミラー60に達する。光の一部は、ハーフミラー60によって+Z方向に反射される。この後、被写体28が存在しない領域に達した光は、+Z方向へと進行続ける。一方、被写体28に達した光は、被写体28によって−Z方向に反射される。
−Z方向に進行した光の一部は、ハーフミラー60を透過して、素子本体部58を−Z方向へと導光する。この後、素子本体部58を通過して、ピンホールアレイ38の遮光部56に達した光は、遮光部56によって斜行される。一方、素子本体部58を通過して、ピンホール54に達した光は、ピンホール54を通過して撮像素子50の受光面52に達する。
撮像素子50は、受光面52にて受光した受光量に応じた電気信号である撮像信号を制御部22へと出力する。この後、制御部22は、XY方向駆動部16を制御して、撮像部14を撮像素子50のピッチの長さである10μmY方向に移動させる。次に、上述した同じ動作を繰り返すことにより、撮像素子50が画像を撮像して、撮像信号を制御部22へと送信する。
制御部22は、受信した撮像信号を合成して、画像を生成する。この後、制御部22は、生成した画像を画像信号として、画像出力部20に出力する。画像出力部20は、受信した画像信号に基づいて、画像を表示する。尚、画像生成は、撮像動作と平行して実行してもよい。
図7は、高画質撮像モードを説明する図である。高画質撮像モードでは、制御部22は、XY方向駆動部16を制御して、撮像素子50のピッチの長さである10μm以下の距離、撮像部14を移動させる。そして、撮像素子50が、各場所で画像を撮像して撮像信号を出力することにより分解能を向上させる。図7に示すように、例えば、制御部22が、XY方向駆動部16を制御して、撮像部14をX方向またはY方向に約3μm移動させる。これにより、ピンホール54は、約3μmずつ距離を移動して、図7の実線で示す位置から点線で示す8個所を移動する。撮像素子50が、これら9個所で画像を撮像して撮像信号を制御部22へと送信する。これにより、制御部22は、9倍の分解能の画像を生成して、画像出力部20へと送信する。
上述したように撮像装置10は、半導体基板32の同一面上に発光素子アレイ34の発光素子42及び撮像素子アレイ36の撮像素子50を形成している。これにより、被写体28が反射した発光素子42からの光を撮像することができる。この結果、光を透過しない被写体28を撮像することができる。また、撮像装置10は、半導体基板32上に発光素子42及び撮像素子50を形成している。これにより、撮像装置10の撮像部14を小型化することができる。また、発光素子42と撮像素子50との位置合わせ等の工程を省略することができるので、製造工程を簡略化することができる。
図8は、遮光部材を備えた実施形態を説明する拡大斜視図である。図8に示すように、本実施形態の撮像部114では、撮像素子50と、隣接する撮像素子50との間に遮光部材64が設けられている。遮光部材64は、光を遮光可能な材料からなる。遮光部材64は、半導体基板32に立設されている。遮光部材64は、少なくとも撮像素子50のX側の両側面を覆うように構成されている。遮光部材64は、撮像素子50よりも高い。
これにより、Z方向から傾斜して進行する光が、隣接する撮像素子50に受光されることを抑制できる。この結果、本実施形態では、より鮮明な画像を生成することができる。
図9は、各発光素子が2個の撮像素子に光を照射する実施形態を説明する拡大斜視図である。図9に示すように、本実施形態の撮像部214では、1個の発光素子242が、2個の撮像素子50に光を照射する。尚、1個の発光素子242が、3個以上の複数の撮像素子50に光を照射するように構成してもよい。これにより、本実施形態では、発光素子242の数を減少させることができる。
図10は、発光素子の光を拡散する拡散部材を備える実施形態を説明する斜視図である。図10に示すように、本実施形態による撮像部314は、1個の発光素子342と、拡散部材366とを有する。
発光素子342は、半導体基板32の+X側の端部に配置されている。発光素子342は、+Y方向と−X方向へと光を照射可能に構成されている。
拡散部材366は、発光素子342の−X側の端面から半導体基板32の−X側の端面まで延びるように設けられている。拡散部材366は、発光素子342からの光を透過可能な材料からなる。拡散部材366は、気泡または金属粉等を分散させることによって光を拡散可能に構成されている。これにより、拡散部材366は、+X側の端面から入射した発光素子342からの光が内部で拡散される。拡散部材366は、+Z側、−X側、及び、−Y側の面に反射膜が形成されている。これにより、拡散部材366は、+Z側、−X側、及び、−Y側の面から光が漏れることを抑制できる。この結果、拡散部材366は、発光素子342からの光を拡散により均一化して、+Y方向へと照射する。拡散部材366から照射された光は、ハーフミラー60に達した後、被写体28に反射されて、撮像素子50に受光される。
図11は、撮像素子がマトリックス状に配された撮像部の斜視図である。図11に示すように、本実施形態による撮像部414では、撮像素子50が半導体基板432上にマトリックス状に配されている。本実施形態では、X方向に延びる撮像素子50の各列に対応して、1個の発光素子342と、1個の拡散部材366が設けられている。
本実施形態では、各列に設けられた発光素子342が光を照射すると、一部の光は+Y方向へと照射されるとともに、残りの光は−X方向へと照射される。−X方向に照射された光は、拡散部材366の内部を導光しつつ、拡散される。光は、拡散部材366の+Y側の面から出射されて、+Y方向へと進行する。この後、光はハーフミラー60によって、被写体28が配された+Z方向へと反射される。そして、被写体28に反射された光は、撮像素子50によって受光されて、画像が生成される。これにより、本実施形態では、各発光素子342は、X方向に延びる複数の領域に配された複数の撮像素子50に光を照射する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
また、上述した実施形態における材料、形状、数等は適宜変更してもよい。上述した実施形態の何れかを組み合わせてもよい。
発光素子が複数の異なる色、例えば3色の異なる色を発光可能に構成してもよい。例えば、赤色の光を発光する発光素子と、緑色の光を発光する発光素子と、青色の光を発光する発光素子を周期的に配列してもよい。この場合、撮像素子アレイは、複数の撮像素子を含む。複数の撮像素子には、発光素子が照射する赤色の光を受光して電気信号に変更する撮像素子と、発光素子が照射する緑色の光を受光して電気信号に変換する撮像素子と、発光素子が照射する青色の光を受光して電気信号に変換する撮像素子とが含まれる。これらの撮像素子は、周期的に配列されている。尚、各撮像素子にそれぞれが受光しない色の光を遮光するカラーフィルターを受光面に設けてもよい。
また、発光素子が白色光を照射する場合、撮像素子に、フォビオン(Foveon)方式のように三層の受光層を設けて、各受光層で異なる色の光を受光するように構成してもよい。例えば、最上層の受光層で最も吸収されやすい青色の光を受光して、次の受光層で緑色の光を受光して、最下層の受光層で最も吸収されにくい赤色の光を受光するように構成してもよい。
更に、発光素子が3色の異なる色の光を時分割で発光するように構成してもよい。例えば、赤色、緑色、青色の順に発光素子が光を発光して、それぞれの光を撮像素子によって撮像してもよい。これにより、カラーの画像を得ることができる。
光学素子は、ハーフミラーに代えて、プリズム、または、偏光ビームスプリッター等のビームスプリッターによって構成してもよい。
また、ピンホールアレイの各ピンホールと被写体領域との間にレンズを設けてもよい。レンズは、スポットとピンホールとを共役にすることが好ましい。これにより、光学素子によってピンホールアレイと被写体との距離が大きくなっても、撮像素子が受光できる光を増大させることができる。
10 撮像装置
12 ベース
14 撮像部
16 XY方向駆動部
18 被写体保持部
20 画像出力部
22 制御部
24 被写体ケース
26 脚部
28 被写体
30 被写体領域
32 半導体基板
34 発光素子アレイ
36 撮像素子アレイ
38 ピンホールアレイ
40 光学素子
42 発光素子
44 発光層
46 クラッド層
48 クラッド層
50 撮像素子
52 受光面
54 ピンホール
56 遮光部
58 素子本体部
60 ハーフミラー
64 遮光部材
114 撮像部
214 撮像部
242 発光素子
314 撮像部
342 発光素子
366 拡散部材
414 撮像部
432 半導体基板

Claims (8)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板に形成された複数の撮像素子と、
    前記複数の撮像素子に隣接して、前記半導体基板に形成された発光素子と、
    前記複数の撮像素子の光路上に形成され、前記発光素子からの光を前記複数の撮像素子の光路に平行であって離間する方向へ方向付けする光学素子と
    を備えた撮像装置。
  2. 前記発光素子は、前記複数の撮像素子に光を照射する
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記発光素子は、複数の領域に配された前記複数の撮像素子に光を照射する
    請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記発光素子は、1個の撮像素子に光を照射する
    請求項1に記載の撮像装置。
  5. 一の撮像素子と隣接する他の撮像素子との間に設けられた遮光部材を
    更に備えた請求項1〜4の何れかに記載の撮像装置。
  6. 前記発光素子は、3色の異なる色の光を発光する
    請求項1〜5の何れかに記載の撮像装置。
  7. 前記複数の撮像素子は、前記発光素子の第1の色の光を受光して電気信号に変換する撮像素子と、前記発光素子の第2の色の光を受光して電気信号に変換する撮像素子と、前記発光素子の第3の色の光を受光して電気信号に変換する撮像素子と
    を含む請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記発光素子は、3色の異なる色を時分割して照射する
    請求項6または7に記載の撮像装置。
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