JP2012067881A - 摺動式等速自在継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】摺動式等速自在継手において、ばね受け部材のサイズをできるだけ小さく保つことができ、また作動角が高角度になった場合でもばね受け部材がローラアッセンブリに接触したり引っ掛かったりすることのない摺動式等速自在継手を提供することである。
【解決手段】内部に中間軸13を付勢するためのコイルばね14を収納した摺動式等速自在継手において、中間軸13の凸球面31の中心点Cが中間軸13とトラニオン軸24の各中心線の交点に設定され、ばね受け部材15と凸球面31とがばね受け部材15の底部の中心部近傍において点接触する構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】内部に中間軸13を付勢するためのコイルばね14を収納した摺動式等速自在継手において、中間軸13の凸球面31の中心点Cが中間軸13とトラニオン軸24の各中心線の交点に設定され、ばね受け部材15と凸球面31とがばね受け部材15の底部の中心部近傍において点接触する構成とした。
【選択図】図1
Description
この発明は、自動車や各種産業機械等の動力伝達装置に使用される等速自在継手に関し、特に摺動式等速自在継手に関するものである。
自動車のデファレンシャルギヤと左右の車輪との間の各駆動軸にそれぞれ中間軸を挟んで一対の摺動式等速自在継手を介在した駆動力伝達構造が知られている(特許文献1、同2)。この場合の摺動式等速自在継手において、中間軸は軸方向への変位によって位置が定まらないため、中間軸の他端部が他方の等速自在継手の外側継手部材の内端面に当たって異音や振動を発生させる可能性がある。
その異音や振動の発生を防止するために、一方の等速自在継手の外側継手部材の内端と当該中間軸の他端部との間にコイルばねを圧縮状態に介在し、中間軸を他方の等速自在継手の方向に付勢し、その中間軸の他端部を外側継手部材の内端面に設けたばね受け部材に押し当てる構成が採られる。
図5及び図6は、このようなコイルばねを介在した従来のトリポード型の摺動式等速自在継手であり、図5は作動角が0°の場合、図6は作動角が最大の場合を示している。この等速自在継手は、外側継手部材11、内側継手部材12、中間軸13、コイルばね14及びばね受け部材15の組合せによって構成される。中間軸13は、一般的にはトルク伝達軸であるが、他の摺動式等速自在継手との間に介在される場合のトルク伝達軸をここでは中間軸13と称する。
外側継手部材11は、一端が開放されたカップ状のマウス部16と、その閉塞端外面の中心部にマウス部16と同軸反対向きに突き出したステム部17とにより構成される。マウス部16の内周面の周方向の3等分位置に軸方向の案内溝18が設けられ、また、内底面中央部にばね受け凹部19が設けられる。前記ステム部17にはスプライン(セレーションを含む。以下同様)21が施される。
内側継手部材12は、ボス23の周りの3等分位置に径方向に突き出したジャーナル軸、いわゆるトラニオン軸24が設けられる。ボス23のセンターにスプライン穴22が設けられる。前記のトラニオン軸24は楕円筒状に形成され、内輪25と外輪26の間に針状ころ27を介在して構成されたローラアッセンブリ28が径方向の余裕をもって首振り自在に嵌合される。ローラアッセンブリ28は前記の案内溝18に回転移動自在に嵌合される。
前記の内輪25及び針状ころ27は、外輪26の内外両端面間に介在された止め輪29a、29bによって外輪26と一体化されている。
中間軸13は、その先端部にスプライン軸部30が形成され、そのスプライン軸部30の先端面は凸球面31となっている。前記のスプライン軸部30が前記内側継手部材12のスプライン穴22に嵌合され、止め輪32によって抜け止めが図られている。前記の凸球面31がスプライン穴22からマウス部16の内方に突き出す。
前記の凸球面31の中心点Cは、中間軸13の中心線とトラニオン軸24の中心線との交点に設定される。
ばね受け部材15は、図5(b)に示したように、底板33と、その底板33の周縁から前記ばね受け凹部19側に立ち上がった円筒状の周縁部34とからなるキャップ状のものである。底板33の全体は、前記の凸球面31に面接触する凹球面38に形成される。
周縁部34の立ち上がり高さh1は、図5(a)に示した作動角0°の場合のコイルばね14の1〜2ピッチ程度である。底板33の内底面と周縁部34の内周面立ち上がり部とのコーナ部分がコイルばね14の着座部35となる。
前記のコイルばね14は前記ばね受け凹部19とばね受け部材15との間に圧縮状態に介在される。ばね受け部材15側においては、コイルばね14の端部が周縁部34の内周面に沿い、着座部35に突き当てられる。
図5(b)に二点鎖線で示したように、周縁部34の立ち上がり高さh2を前記の場合より、コイルばね14の1ピッチ分程度大きく設定した従来例(特許文献3)もある(図7参照)。
前述の従来の等速自在継手においては、作動角θが0°又は低角度の場合は問題ないが、作動角θがある程度の高角度になると、図6に示したように、ばね受け部材15の傾きが大きくなってその周縁部34上端のエッジ37が外輪26や、ローラアッセンブリ28裏面の止め輪29aや内輪25の端面などによって形成された段差が存在する複雑な形状部分に干渉したり引っ掛かったりすることがある。
コイルばね14とばね受け部材15は、単に嵌り合っているだけであり容易に分離する構造であるため、前記のような引っ掛かりが生じた場合に、ばね受け部材15がコイルばね14の動きに追随できず、その先端から脱落するおそれがある。また、脱落しないまでも干渉が生じることによって接触抵抗が増し、等速自在継手の作動を不安定なものにするおそれがある。
作動角θが高角度になった場合にばね受け部材15が大きく傾く要因としては、ばね受け部材15の底板33の全面に形成された凹球面38と凸球面31とが広く面接触していることから、中間軸13の挙動にばね受け部材15及びコイルばね14が影響を受け易いことが考えられる。また、作動角θが大きくなると、ばね受け部材15の底板33の一部が凹球面38の外へはみ出し、ばね受け部材15の支持が不安定になる場合があることも前記要因の一つであると考えられる。
図5(b)の二点鎖線及び図7に示した他の従来例のように、周縁部34の高さh2を相対的に大きく形成した場合は、作動角θが最大角の場合に周縁部34が外輪26に接触することはあっても、エッジ37がローラアッセンブリ28の一部に引っ掛かることはないのでばね受け部材15が脱落する等の問題は起こらない。
しかし、周縁部34の立ち上がり高さh2が相対的に大きいために、部品の小型化を妨げるとともに、その重量を増加させる問題がある。また、ばね受け部材15とコイルばね14との接触範囲が増えるので、コイルばね14に対する接触抵抗の増大をもたらして作動を不安定化させ、また異音の発生原因ともなる問題がある。
そこで、この発明は、摺動式等速自在継手において、部品の小型軽量化の観点から、ばね受け部材のサイズをできるだけ小さく保つことができ、また、安定した作動性の観点から、作動角が高角度になった場合でもばね受け部材がローラアッセンブリに接触したり引っ掛かったりすることのない摺動式自在継手を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、この発明は、外側継手部材、前記外側継手部材に対して摺動可能な内側継手部材、内側継手部材の中心に嵌合されたトルク伝達軸及び前記トルク伝達軸の内端の凸球面に接触するばね受け部材及び前記ばね受け部材と前記外側継手部材の内底面との間に圧縮状態に介在されたコイルばねとからなり、前記内側継手部材は前記トルク伝達軸が嵌合されたボス部と、そのボス部に設けられたトラニオン軸と、そのトラニオン軸に首振り自在に嵌合され前記外側継手部材の案内溝に回転自在に収められたローラアッセンブリとにより構成され、前記ばね受け部材が前記凸球面に当接する底部と、その底部の周縁に立ち上がった円筒状の周縁部とにより構成され、その周縁部の内側に前記コイルばねの端部が差し込まれ、前記外側継手部材に設けられたステム部と前記トルク伝達軸が所定の作動角をもってトルクの伝達を行う摺動式等速自在継手において、前記凸球面の中心点が、前記伝達軸と前記トラニオン軸の各中心線の交点に設定され、前記ばね受け部材と前記凸球面とが当該ばね受け部材の底部の中心部近傍においてのみ接触する構成を採用した。
ここにおいて、「中心部近傍においてのみ接触する」とは、中心点において点接触する場合のみならず、中心点の周りに広がったある程度の範囲の接触部を含む概念であるが、できるだけ接触範囲を小さくすることにより、トルク伝達軸の挙動をばね受け部材やコイルばね側に伝達することがないようにする趣旨である。
具体的には、前記ばね受け部材の底部が平坦に形成され、当該ばね受け部材と前記凸球面とがその平坦な底部の中心部おいて接触する構成を採ることができる。ばね受け部材と凸球面とが中心部において点接触する構成である。
また、前記ばね受け部材の底部中心部が凹球面に形成され、その凹球面以外の部分が平坦に形成され、当該ばね受け部材と前記凸球面とがその凹球面において接触する構成を採ることができる。ばね受け部材と凸球面とが、中心点の周りにある程度の面接触部分を有する構成である。
さらに、前記ばね受け部材の底部が、前記凸球面より大きい曲率半径をもった凹球面に形成され、当該ばね受け部材と前記凸球面とがその底部中心部において接触する構成を採ることができる。ばね受け部材と凸球面とが中心部において実質的に点接触する構成である。
前記の構成によると、等速自在継手がどのような作動角をとったとしても、ばね受け部材は、その底部の中心部において伝達軸の凸球面と点接触又はそれに近い状態の狭い接触範囲で支持されるので、バランスを崩すことがない。このため、ばね受け部材の一部がローラアッセンブリの一部と接触したり引っ掛かったりすることがなく、安定した作動が行われる。
また、ばね受け部材の周縁部の高さは、コイルばねとの嵌合に必要な最低限の高さでよいので、部品の小型軽量化を図ることができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
[実施形態1]
[実施形態1]
図1及び図2に示した実施形態1に係るトリポード型の摺動式等速自在継手は、先に「背景技術」の項において図5及び図6に基づいて説明したものと、ばね受け部材15を除いて他はすべて同じ構成である。したがって、図1及び図2においては、同一部分には同一符号を付し、その説明はすべて「背景技術」の項に記載した内容を援用する。以下、主としてばね受け部材15について説明する。
この場合のばね受け部材15は、図1(a)、図1(b)に示したように、底板33とその底板33の周縁から一定高さに立ち上がった円筒状の周縁部34とからなる点で従来の場合と基本的に同一構造である。また、底板33と周縁部34のコーナ部がコイルばね14の一端部の着座部35となっている点、周縁部34の先端部がエッジ37となっている点、周縁部34の高さがh1であることも同様である。
また、中間軸13の先端部の凸球面31の中心点Cが、中間軸13の中心線とトラニオン軸24の中心線との交点に設定される点も同様である。
相違する点は、底板33の外底面の全体が平坦面40に形成され、その平坦面40側の中心点Aにおいて凸球面31と点接触している点である。その中心点A以外の部分において平坦面40と凸球面31とが接触することはない。
ばね受け部材15の着座部35に対し、コイルばね14の先端部は一定の締め代をもって嵌められるが、それ以外の部分は、径方向のすき間Sを有する。これにより、ばね受け部材15はコイルばね14から容易に脱落することがなく、また、コイルばねの屈曲変形に対するばね受け部材15の影響を少なくすることができる。
実施形態1に係る摺動式等速自在継手は以上のように構成され、次にその作用について説明する。
図1(a)は、作動角θが0°の場合を示す。この場合、その底板33の平坦面40側の中心点Aが中間軸13の凸球面31の頂部に点接触する。底板33に作用するコイルばね14のばね力はバランスするのでばね受け部材15に傾きは生じない(図1(b)参照)。
コイルばね14は、ばね受け部材15の接触点を通じて中間軸13を外方向に付勢し、その中間軸13の他端を相手方の等速自在継手の受け部材に押し当て、異音や振動の発生を防止する。ステム部17側に加えられたトルクは、外側継手部材11から内側継手部材12を経て中間軸13に伝達される。
図2(a)は作動角θが最大角となった場合を示す。この場合は、凸球面31とばね受け部材15間の接触による摩擦は接触面積が少ないため、凸球面31はばね受け部材15の底板33に対して滑り移動する。凸球面31が滑り移動しても接触位置は底板33の中心点Aから変わることがない(図2(b)参照)。このため、底板33に作用するコイルばね14のばね力はバランス状態を維持し、ばね受け部材15が傾くことはい。
要するに、ばね受け部材15及びコイルばね14は中間軸13の挙動に連動することがなく、当初の姿勢を保持する。
このため、作動角θが最大角になった場においても、ばね受け部材15がローラアッセンブリ28の一部と接触したり引っ掛かったりすることがない。
前記のばね受け部材15は、一応所期の目的は達成することができるが、凸球面31と点接触する部分の面圧が高くなるので、接触部分に何らかの補強手段を施すことが望ましい。
図3(a)(b)は、前記の補強手段の一つとして、荷重の分散を図った例である。図3(a)の場合は、底板33の中心点Aを中心とする中央部分に直径Bの凹球面41が形成され、その凹球面41以外の部分は平坦面40となっている。凹球面41の曲率半径は凸球面31の曲率半径と一致し、これにより凸球面31の一部が凹球面41に面接触する。
この場合も中間軸13の傾きに伴って凸球面31の姿勢が変わっても、ばね受け部材15はその中心点Aにおいて凸球面31と接触しているため、ばね力がバランスし傾くことがない。また、凸球面31との接触範囲は中心点Aの周りの限られた範囲であるので、中間軸13の挙動がばね受け部材15及びコイルばね14に及ぼす影響は限定的なものとなる。
図3(b)に示した他の例の場合は、底板33の外底面の全体が中心点Aを中心とする浅い凹球面42に形成されている。この凹球面42の曲率半径は、凸球面31の曲率半径より大に設定される。このため、凸球面31は、中心点A近傍において凹球面42と実質的に点接触し、それ以外の部分において凹球面42と接触することがない。
この場合も、中間軸13の傾きに伴って凸球面31の姿勢が変わっても、ばね受け部材15はその中心点Aにおいて凸球面31と接触しているため、ばね力がバランスし傾くことがない。
図4(a)から(c)は、ローラアッセンブリ28の首振り構造の変形例を示している。図4(a)は、トラニオン軸24に球面部43設け、その球面部43に内輪25を線接触させるようにしたものである。また、図5(b)(c)は、トラニオン軸24に断面形状が楕円となる楕円部44を設けたものである。この場合は、トラニオン軸24の楕円部44に対しローラアッセンブリ28の内輪25が2個所の接点45で接触する。
11 外側継手部材
12 内側継手部材
13 中間軸
14 コイルばね
15 ばね受け部材
16 マウス部
17 ステム部
18 案内溝
19 ばね受け凹部
21 スプライン
22 スプライン穴
23 ボス
24 トラニオン軸
25 内輪
26 外輪
27 針状ころ
28 ローラアッセンブリ
29a、29b 止め輪
30 スプライン軸部
31 凸球面
32 止め輪
33 底板
34 周縁部
35 着座部
37 エッジ
38 凹球面
40 平坦面
41 凹球面
42 凹球面
43 球面部
44 楕円部
45 接点
12 内側継手部材
13 中間軸
14 コイルばね
15 ばね受け部材
16 マウス部
17 ステム部
18 案内溝
19 ばね受け凹部
21 スプライン
22 スプライン穴
23 ボス
24 トラニオン軸
25 内輪
26 外輪
27 針状ころ
28 ローラアッセンブリ
29a、29b 止め輪
30 スプライン軸部
31 凸球面
32 止め輪
33 底板
34 周縁部
35 着座部
37 エッジ
38 凹球面
40 平坦面
41 凹球面
42 凹球面
43 球面部
44 楕円部
45 接点
Claims (14)
- 外側継手部材、前記外側継手部材に対して摺動可能な内側継手部材、内側継手部材の中心に嵌合されたトルク伝達軸及び前記トルク伝達軸の内端の凸球面に接触するばね受け部材及び前記ばね受け部材と前記外側継手部材の内底面との間に圧縮状態に介在されたコイルばねとからなり、前記内側継手部材は前記トルク伝達軸が嵌合されたボス部と、そのボス部に設けられたトラニオン軸と、そのトラニオン軸に首振り自在に嵌合され前記外側継手部材の案内溝に回転自在に収められたローラアッセンブリとにより構成され、前記ばね受け部材が前記凸球面に当接する底部と、その底部の周縁に立ち上がった円筒状の周縁部とにより構成され、その周縁部の内側に前記コイルばねの端部が差し込まれ、前記外側継手部材に設けられたステム部と前記トルク伝達軸が所定の作動角をもってトルクの伝達を行う摺動式等速自在継手において、前記凸球面の中心点が、前記伝達軸と前記トラニオン軸の各中心線の交点に設定され、前記ばね受け部材と前記凸球面とが当該ばね受け部材の底部の中心部近傍においてのみ接触することを特徴とする摺動式等速自在継手。
- 前記ばね受け部材の底部が平坦に形成され、当該ばね受け部材と前記凸球面とがその平坦な底部の中心部近傍おいて接触することを特徴とする請求項1に記載の摺動式等速自在継手。
- 前記ばね受け部材の底部中心部が凹球面に形成され、その凹球面以外の部分が平坦に形成され、当該ばね受け部材と前記凸球面とがその凹球面において接触することを特徴とする請求項1に記載の摺動式等速自在継手。
- 前記ばね受け部材の底部が、前記凸球面より大きい曲率半径をもった凹球面に形成され、当該ばね受け部材と前記前記凸球面とがその底部中心部において接触することを特徴とする請求項1に記載の摺動式等速自在継手。
- 前記ばね受け部材の底部と周縁部の内側コーナ部に、前記コイルばねの一端部の着座部が形成されたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の摺動式等速自在継手。
- 前記ばね受け部材の着座部に接触するコイルばねの端部が締め代をもって装着されていることを特徴とする請求項5に記載の摺動式等速自在継手。
- 前記着座部以外のばね受け部材内周面とコイルばねとの間に径方向のすき間があることを特徴とする請求項6に記載の摺動式等速自在継手。
- 前記ローラアッセンブリは、前記トラニオン軸に対し首振り自在に嵌合された内輪と、その内輪の外径側に転動体を介して嵌合された前記の外輪とにより構成されたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の摺動式等速自在継手。
- 前記トラニオン軸が円柱形状に形成された、その円柱形状部分に前記内輪が首振り自在に嵌合されたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の摺動式等速自在継手。
- 前記トラニオン軸が楕円柱状に形成され、その楕円柱状部分に前記内輪が首振り自在に嵌合されたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の摺動式等速自在継手。
- 前記トラニオン軸に球面部が形成され、その球面部に前記内輪が首振り自在に嵌合されたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の摺動式等速自在継手。
- 前記ばね受け部材は、金属板のプレス加工によって製作された金属製であることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の摺動式等速自在継手。
- 前記ばね受け部材は、焼結金属製であることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の摺動式等速自在継手。
- 前記ばね受け部材は、合成樹脂製であることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の摺動式等速自在継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010214675A JP2012067881A (ja) | 2010-09-27 | 2010-09-27 | 摺動式等速自在継手 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010214675A JP2012067881A (ja) | 2010-09-27 | 2010-09-27 | 摺動式等速自在継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012067881A true JP2012067881A (ja) | 2012-04-05 |
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JP2010214675A Pending JP2012067881A (ja) | 2010-09-27 | 2010-09-27 | 摺動式等速自在継手 |
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