JP2012065211A - テレビ会議端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビ会議中に居眠りをした出席者がテレビ会議の内容を把握できなくなるのを抑制することが可能なテレビ会議端末を提供する。
【解決手段】このテレビ会議端末1は、テレビ会議における自己側画像を撮像するためのカメラ11と、カメラ11によって撮像された自己側画像に基づいて、テレビ会議における自己側の出席者2の状態を検知する居眠り検知部18とを備え、居眠り検知部18の検知結果に基づいて自己側の出席者2に居眠りの虞があると判断した際に、居眠りの虞があると判断された出席者2aを起こすように構成されている。
【選択図】図7

Description

この発明は、テレビ会議端末に関し、特に、テレビ会議に用いられるテレビ会議端末に関する。
従来、テレビ会議に用いられる複数のテレビ会議端末からなるテレビ会議システムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、複数の会議端末と、複数の会議端末から送信される画像データおよび音声データなどのデータ処理を行う会議サーバと、会議中のデータ(画像データおよび音声データ)を蓄積部に蓄積するとともに、このデータを高速再生可能な記録サーバとを備え、ネットワークを介した遠隔会議(テレビ会議)に用いられるネットワーク会議システムが開示されている。この特許文献1に記載のネットワーク会議システムでは、複数の会議端末のいずれか1つが途中から会議に参加する場合に、記憶サーバに蓄積された過去のデータを、途中参加の会議端末において高速再生(追いつき再生)するように構成されている。これにより、途中参加の出席者にも、参加時点よりも前の会議の内容を把握させることが可能になるので、途中参加の出席者も会議に積極的に参加することが可能になる。
特許第4365239号公報
上記特許文献1に記載されたネットワーク会議システムは、会議に不参加の状態が所定時間存在する途中参加の出席者に対して、進行中の会議の内容をある程度把握させて会議に参加しやすくさせるシステムである。ここで、会議中に居眠りをした出席者についても、会議に不参加の状態が所定時間継続するために居眠り中の会議の内容を把握することができない場合があると考えられる。しかしながら、上記特許文献1に開示されたネットワーク会議システムでは、会議中に居眠りをした出席者に対する対処方法などに関して開示も示唆もされていない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、テレビ会議中に居眠りをした出席者がテレビ会議の内容を把握できなくなるのを抑制することが可能なテレビ会議端末を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の一の局面によるテレビ会議端末は、テレビ会議における自己側画像を撮像するための撮像部と、撮像部によって撮像された自己側画像に基づいて、テレビ会議における自己側の出席者の状態を検知する検知部とを備え、検知部の検知結果に基づいて自己側の出席者に居眠りの虞があると判断した際に、居眠りの虞があると判断された自己側の出席者を起こすように構成されている。
この発明の一の局面によるテレビ会議端末では、上記のように、検知部の検知結果に基づいて自己側の出席者に居眠りの虞があると判断した際に、居眠りの虞があると判断された自己側の出席者を起こすように構成することによって、居眠りをしている出席者においてテレビ会議に参加していない状態が長時間継続するのを抑制することができるので、居眠りをした出席者がテレビ会議の内容を把握できなくなるのを抑制することができる。
上記一の局面によるテレビ会議端末において、好ましくは、居眠りの虞があると判断された自己側の出席者を起こすための刺激を、自己側の出席者に対して出力する警告部をさらに備える。このように構成すれば、警告部からの刺激により、より確実に、居眠りをしている自己側の出席者を起こすことができる。
上記一の局面によるテレビ会議端末において、好ましくは、撮像部によって撮像された自己側画像を記憶する第1記憶部をさらに備え、自己側の出席者に居眠りの虞があると判断した際に、現在、撮像部により撮像されている自己側画像の代わりに、第1記憶部に記憶された、居眠りの虞があると判断される前の過去の自己側画像をテレビ会議の相手側端末に対して送信するように構成されている。このように構成すれば、テレビ会議における相手側端末側の出席者に対して、自己側の出席者に居眠りをしている出席者が存在することが知られてしまうのを抑制することができる。これにより、相手側端末側の出席者が居眠りをしている出席者の存在を認識することに起因してテレビ会議が中断するのを抑制することができる。
上記一の局面によるテレビ会議端末において、好ましくは、テレビ会議の相手側端末から受信した相手側情報を記憶する第2記憶部と、相手側情報を出力する出力部とをさらに備え、居眠りの虞があると判断された自己側の出席者を起こした後に、第2記憶部に記憶された、居眠りの虞があると判断された時点からの相手側情報を出力部から出力するように構成されている。このように構成すれば、居眠りの虞があると判断された時点からの相手側情報を居眠りしていた自己側の出席者に確認させることができるので、居眠りしていた自己側の出席者に居眠り中のテレビ会議の内容を確実に把握させることができる。これにより、テレビ会議中に居眠りをした出席者が居眠りから覚めた後にテレビ会議に積極的に参加しやすくさせることができる。
この場合、好ましくは、検知部の検知結果に基づいて居眠りの虞があると判断された自己側の出席者が起きたと判断した際に、第2記憶部に記憶された、居眠りの虞があると判断された時点からの相手側情報の出力部からの出力を開始するように構成されている。このように構成すれば、居眠りしていた自己側の出席者がテレビ会議端末によって起こされたと判断された時点から、直ちに、居眠りの虞があると判断された時点からの相手側情報を居眠りしていた自己側の出席者に確認させることができる。これにより、居眠りしていた自己側の出席者にテレビ会議の内容を迅速に把握させることができる。
本発明の一実施形態によるテレビ会議システムを自己側から示した図である。 本発明の一実施形態によるテレビ会議システムの構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態によるテレビ会議システムにおいて、居眠り状態の出席者が存在する状態を示した図である。 本発明の一実施形態によるテレビ会議システムにおいて、居眠り状態の出席者が存在する状態での、現在の自己側画像を示した図である。 本発明の一実施形態によるテレビ会議システムにおいて、居眠り状態の出席者が存在する状態での、相手側の表示部に表示される過去の自己側画像を示した図である。 本発明の一実施形態によるテレビ会議システムにおいて、居眠り状態の出席者を起こした後での、自己側の表示部における2画面表示を示した図である。 本発明の一実施形態による自己側のテレビ会議端末における居眠り検知機能に関する制御フローを説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図3および図6を参照して、本発明の一実施形態によるテレビ会議端末1を備えるテレビ会議システム100の構成について説明する。
本発明の一実施形態によるテレビ会議システム100では、図1および図2に示すように、4人の自己側の出席者2(図1参照)が出席している会議室3(図1参照)に設置された自己側のテレビ会議端末1と、4人の相手側の出席者が出席している会議室に設置された相手側のテレビ会議端末200(図2参照)とが、電話通信網300(図2参照)を介して接続されている。つまり、本実施形態のテレビ会議システム100は、2地点間におけるテレビ会議を行うことが可能なように構成されている。なお、テレビ会議端末200は、本発明の「相手側端末」の一例である。
相手側のテレビ会議端末200には、図2に示すように、相手側の出席者を撮像して、相手側画像を取得するカメラ211と、相手側音声を取得するマイク212と、自己側のテレビ会議端末1から送信された自己側画像を表示する表示部213と、テレビ会議端末1から送信された自己側音声を出力するスピーカ214とが設けられている。また、テレビ会議端末200には、テレビ会議端末200全体を制御するCPU215と、電話通信網300を介して、CPU215から出力された現在の相手側画像および相手側音声を自己側のテレビ会議端末1に送信するとともに、テレビ会議端末1から受信した自己側画像および自己側音声をCPU215に出力するモデム216とが設けられている。
また、自己側のテレビ会議端末1には、自己側の出席者2(図1参照)を撮像して、自己側画像を取得するカメラ11と、自己側音声を取得するマイク12と、相手側のテレビ会議端末200から送信された相手側画像を表示することが可能な表示部13と、テレビ会議端末200から送信された相手側音声を出力するスピーカ14とが設けられている。また、表示部13は、表示画像の中に別の画像を表示(2画面表示、図6参照)することが可能なように構成されている。なお、カメラ11は、本発明の「撮像部」の一例であり、表示部13は、本発明の「出力部」の一例である。また、スピーカ14は、本発明の「警告部」および「出力部」の一例である。
また、自己側のテレビ会議端末1には、テレビ会議端末1全体を制御するCPU15と、電話通信網300を介して、CPU15から出力された自己側画像および自己側音声を相手側のテレビ会議端末200に送信するとともに、テレビ会議端末200から受信した相手側画像および相手側音声をCPU15に出力するモデム16とが設けられている。
また、自己側のテレビ会議端末1には、画像および音声を記憶するHDD17と、自己側の出席者2(図1参照)における居眠りの有無を判別することが可能な居眠り検知部18と、スピーカ14に出力される音声とは異なる音声を出力することが可能なイヤホン出力部19とがさらに設けられている。また、居眠り検知部18は、マブタ開閉検知部20と、時間を計測することが可能なタイマ21と、画像処理部22とから構成されている。また、イヤホン出力部19は、テレビ会議端末1に接続されたイヤホン4に対して音声を出力するように構成されている。なお、居眠り検知部18は、本発明の「検知部」の一例である。
HDD17は、カメラ11において撮像された自己側画像と、テレビ会議端末200から送信された相手側画像および相手側音声とを記憶することが可能なように構成されている。なお、HDD17は、本発明の「第1記憶部」および「第2記憶部」の一例である。
また、マブタ開閉検知部20は、HDD17に記憶された自己側画像から、自己側の出席者2(図1参照)のマブタが開いた状態であるか、または、閉じた状態であるかを検知して、検知結果を画像処理部22に伝えるように構成されている。
また、画像処理部22は、マブタ開閉検知部20とタイマ21とに基づいて、自己側の出席者2の状態(居眠りの有無)を検知してCPU15に伝えるように構成されている。具体的には、画像処理部22は、自己側の出席者2のいずれかにおいて約7秒間以上約10秒未満マブタが閉じられていると検知した際に、居眠りしそうな出席者2a(図3参照)が存在するという判別結果をCPU15に伝えるように構成されている。また、画像処理部22は、自己側の出席者2のいずれかにおいて約10秒間以上マブタが閉じられていると検知した際に、完全に居眠りをしている出席者2aが存在するという判別結果をCPU15に伝えるように構成されている。
また、画像処理部22は、マブタ開閉検知部20に基づいて、完全に居眠りをしている出席者2aのマブタが開かれたと検知した際に、この出席者2aが起きたという判別結果をCPU15に伝えるように構成されている。
CPU15は、通常のテレビ会議状態では、カメラ11において撮像された現在の自己側画像と、マイク12において取得された現在の自己側音声とをテレビ会議端末200にモデム16を介して送信するように構成されている。また、CPU15は、相手側のテレビ会議端末200からモデム16を介して受信された相手側画像13aを表示部13に表示させるとともに、受信された相手側音声をスピーカ14に出力させるように構成されている。また、CPU15は、カメラ11において撮像された自己側画像を継続的にHDD17に記憶させるように構成されている。なお、HDD17において自己側画像を記憶することが可能な容量がなくなった場合には、CPU15は、最も古い自己側画像から順に最新の自己側画像を上書きするように構成されている。
次に、図3〜図7を参照して、本発明の一実施形態による自己側のテレビ会議端末1の居眠り検知機能に関する制御フローについて説明する。
まず、上記した通常のテレビ会議状態から、図7に示すように、ステップS1において、CPU15により、自己側の出席者2の中に居眠りしそうな出席者2a(図3参照)が存在するか否かが判断される。具体的には、CPU15は、居眠り検知部18の判別結果(自己側の出席者2(図3参照)のいずれかにおいて約7秒間以上約10秒未満マブタが閉じられているか否か)に基づいて、居眠りしそうな出席者2aの有無を判断する。そして、ステップS1において、居眠りしそうな出席者2aが存在しないと判断された場合には、ステップS4に進む。
ここで、本実施形態では、ステップS1において、居眠りしそうな出席者2aが存在すると判断された場合には、ステップS2において、CPU15により、マイク12(図3参照)が自己側音声を取得しない状態(ミュート状態)にされるとともに、スピーカ14(図3参照)から「寝ないでください」という警告音が出力される。この警告音により、居眠りしそうな出席者2aを起こすことが可能である。また、マイク12をミュート状態にすることにより、相手側の出席者に警告音が伝わるのを抑制することが可能である。なお、ステップS2での「寝ないでください」という警告音は、本発明の「刺激」の一例である。
また、ステップS2において、CPU15は、自己側の出席者2の発言の有無を判断し、自己側の出席者2が発言をしている最中ではなく、自己側の出席者2が発言していないと判断した際にのみ、マイク12をミュート状態にして、スピーカ14から警告音を出力させてもよい。これにより、自己側の出席者2の発言が不意に相手側の出席者に伝わらないのを抑制することが可能である。
その後、ステップS3において、CPU15により、相手側のテレビ会議端末200から受信した相手側画像および相手側音声がHDD17に継続的に記憶され始める。
そして、ステップS4において、自己側の出席者2の中に完全に居眠りをしている出席者2aが存在するか否かが判断される。具体的には、CPU15は、居眠り検知部18の判別結果(自己側の出席者2のいずれかにおいて約10秒以上マブタが閉じられているか否か)に基づいて、完全に居眠りをしている出席者2aの有無を判断する。ここで、完全に居眠りをしている出席者2aが存在しないと判断される場合は、居眠りをしそうな出席者2aがステップS2の警告音により起きた場合と、出席者2aが居眠りしそうな状態であってもまだ約10秒経過していない場合とがある。ステップS4において、完全に居眠りをしている出席者2aが存在しないと判断された場合には、ステップS1に戻り、再度、居眠りしそうな出席者2aが存在するか否かが判断される。
また、本実施形態では、ステップS4において、完全に居眠りをしている出席者2aが存在すると判断された場合には、ステップS5において、CPU15により、現在の自己側画像213a(図4参照)に代えて、HDD17に記憶された居眠りする前の過去の自己側画像213b(図5参照)が相手側のテレビ会議端末200に対して送信される。
具体的には、CPU15により、図4に示す現在の自己側画像213a(完全に居眠りをしている出席者2aが撮像されている画像)の送信に代えて、完全に居眠りをしている出席者2aが起きている際の過去の自己側画像213b(図5参照)がHDD17から読み出されて、相手側のテレビ会議端末200に対して送信される。これにより、図5に示すように、テレビ会議端末200の表示部213においては、完全に居眠りをしている出席者2aが起きている状態の自己側画像213bが表示される。そして、ステップS6において、CPU15により、図3に示すように、マイク12がミュート状態にされるとともに、スピーカ14から「起きてください」という警告音が出力される。この警告音により、完全に居眠りをしている出席者2aを起こすことが可能である。なお、ステップS6での「起きてください」という警告音は、本発明の「刺激」の一例である。
その後、ステップS7において、CPU15により、完全に居眠りをしている出席者2aが起きたか否かが判断される。具体的には、CPU15は、居眠り検知部18の判別結果(完全に居眠りをしている出席者2aのマブタが開かれたか否か)に基づいて判断する。ステップS7において、完全に居眠りをしている出席者2aが起きていないと判断された場合には、ステップS6に戻り、CPU15により、スピーカ14から「起きてください」という警告音が出力される。このステップS6とステップS7とを繰り返すことにより、完全に居眠りをしている出席者2aに対して起きるまで警告音を出力し続けることが可能である。
そして、ステップS7において、完全に居眠りをしている出席者2aが起きたと判断された場合には、ステップS8において、CPU15により、HDD17に記憶された居眠りする前の過去の自己側画像213b(図5参照)に代えて、居眠りをしていた出席者2aが起きた状態の現在の自己側画像が相手側のテレビ会議端末200に対して送信される。
また、本実施形態では、ステップS9において、CPU15により、図6に示すように、相手側のテレビ会議端末200から送信された現在の相手側画像13aおよび相手側音声が、それぞれ、表示部13およびスピーカ14から出力されると同時に、HDD17に記憶された過去の相手側画像13bおよび相手側音声が、それぞれ、表示部13およびイヤホン4から出力(再生)し始められる。なお、再生される過去の相手側画像13bおよび相手側音声は、居眠りしそうな出席者2aが存在すると判断された時点からHDD17に記憶され始めた(ステップS3参照)映像および音声である。また、過去の相手側画像および相手側音声は、それぞれ、表示部13およびイヤホン4において、約1.5倍の速度で早送り再生される。なお、相手側画像13aおよび13bならび相手側音声は、本発明の「相手側情報」の一例である。
この際、図6に示すように、表示部13の略全体の表示領域に渡って、相手側のテレビ会議端末200から送信された現在の相手側画像13aが表示されるとともに、表示部13における左下の一部の表示領域において、HDD17に記憶された過去の相手側画像13bが現在の相手側画像13aと区別可能なように表示(2画面表示)される。また、過去の相手側音声をイヤホン4から出力することによって、スピーカ14から、現在の相手側音声と過去の相手側音声との両方を同時に再生する場合と異なり、イヤホン4を装着した自己側の出席者(居眠りしていた出席者2a(図5参照))だけに過去の相手側音声を聞かせることが可能である。
その後、ステップS10において、CPU15により、HDD17に記憶された過去の相手側画像13bおよび相手側音声の再生が終了したか否かが判断される。この際、CPU15は、HDD17に記憶された過去の相手側画像13bおよび相手側音声と、テレビ会議端末200から送信された現在の相手側画像13aおよび相手側音声との時間差(タイムラグ)がなくなったと判断した際に、過去の相手側画像13bおよび相手側音声の再生が終了したと判断する。そして、ステップS10において、過去の相手側画像および相手側音声の再生が終了したと判断されるまでこの判断が繰り返される。
その後、ステップS10において、過去の相手側画像および相手側音声の再生が終了したと判断された場合には、ステップS11において、CPU15により、相手側のテレビ会議端末200から受信した相手側画像および相手側音声をHDD17に記憶させる処理を停止させる。そして、CPU15は、通常のテレビ会議状態に戻ることにより、テレビ会議端末1のCPU15における居眠り検知機能に関する制御フローが終了される。
本実施形態では、上記のように、居眠り検知部18の判別結果に基づいて、居眠りしそうな出席者2aが存在すると判断した場合には、スピーカ14から「寝ないでください」という警告音を出力するように構成する。また、居眠り検知部18の判別結果に基づいて、完全に居眠りをしている出席者2aが存在すると判断した場合には、スピーカ14から「起きてください」という警告音を出力するように構成する。これにより、居眠り状態の出席者2a(居眠りしそうな出席者2aおよび完全に居眠りをしている出席者2a)においてテレビ会議に参加していない状態が長時間継続するのを抑制することができるので、居眠りをした出席者2aがテレビ会議の内容を把握できなくなるのを抑制することができる。また、スピーカ14から警告音を出力することにより、より確実に、居眠り状態の出席者2aを起こすことができる。
また、本実施形態では、上記のように、完全に居眠りをしている出席者2aが存在すると判断された場合に、現在の自己側画像213aに代えて、HDD17に記憶された居眠りする前の過去の自己側画像213bを相手側のテレビ会議端末200に対して送信するように切り替えることによって、テレビ会議における相手側のテレビ会議端末200側の出席者に対して、自己側の出席者2に完全に居眠りをしている出席者2aが存在することが知られてしまうのを抑制することができる。これにより、相手側の出席者が完全に居眠りをしている出席者2aの存在を認識することに起因してテレビ会議が中断するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、完全に居眠りをしている出席者2aが起きたと判断された時点から、居眠りしそうな出席者2aが存在すると判断された時点からの過去の相手側画像13bおよび相手側音声を、それぞれ、表示部13およびイヤホン4から出力(再生)し始めることによって、居眠りしていた出席者2aがテレビ会議端末1によって起こされたと判断された時点から、直ちに、居眠りしそうな出席者2aが存在すると判断された時点からの過去の相手側画像13bおよび相手側音声を居眠りしていた出席者2aに確認させることができる。これにより、居眠りしていた出席者2aに居眠り中のテレビ会議の内容を確実に、かつ、迅速に把握させることができる。この結果、テレビ会議中に居眠りをした出席者2aが居眠りから覚めた後にテレビ会議に積極的に参加しやすくさせることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、本発明の「テレビ会議端末」を、テレビ会議システム100を構成する自己側のテレビ会議端末1に適用した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、本発明の「テレビ会議端末」を、相手側のテレビ会議端末200に適用してもよい。また、テレビ会議システムを、3つ以上のテレビ会議端末を備えるように構成してもよい。この場合、各々のテレビ会議端末において出席者の居眠りを起こすことが可能なように構成してもよい。
また、上記実施形態では、居眠りしそうな出席者2aが存在する場合と、完全に居眠りをしている出席者2aが存在する場合とのそれぞれにおいて、スピーカ14から警告音を出力するよう構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、完全に居眠りをしている出席者が存在すると判断した場合にのみ、警告音を出力するように構成してもよい。これにより、マイクをミュート状態にする回数を減少させることができるので、起きている自己側の出席者による発言が相手側の出席者に不意に伝わらない場合が生じるのを抑制することが可能である。
また、上記実施形態では、マブタ開閉検知部20の検知結果に基づいて、画像処理部22において自己側の出席者2の状態(居眠りの有無)を判別した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、自己側の出席者における視線の方向を検知したり、自己側の出席者の体勢(うつ伏せになっているなど)を検知したりすることによって、自己側の出席者の状態を判別してもよい。
また、上記実施形態では、居眠り状態の出席者2a(居眠りしそうな出席者2aおよび完全に居眠りをしている出席者2a)が存在する場合にスピーカ14から警告音(刺激)を出力した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、居眠り状態の出席者に対する本発明の「刺激」として、警告音のような聴覚的な刺激以外でもよい。たとえば、出席者全員に対して体に電極を装着させておき、居眠りの有無に応じて当該出席者に電気的な刺激を与えるように構成してもよい。また、表示部に、「居眠りの虞のある出席者がいます」という警告文を表示させることによって、居眠り状態の出席者以外の起きている出席者に居眠り状態の出席者を起こさせるように構成してもよい。この場合、電気的な刺激や警告文の表示は、警告音をスピーカから出力する場合と異なりマイクに自己側音声として取得されることがないので、刺激出力時にマイクをミュート状態にする必要がない。
また、上記実施形態では、完全に居眠りをしている出席者2aが存在する場合に、現在の自己側画像213a(図4参照)に代えて、HDD17に記憶された居眠りする前の過去の自己側画像213b(図5参照)を相手側のテレビ会議端末200に対して送信した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、現在の自己側画像において完全に居眠りをしている出席者の画像(映像)の部分のみを切り取って、この部分に出席者の居眠り前の画像を置き換えるような処理を施して、この画像処理された自己側画像を相手側のテレビ会議端末に対して送信するように構成してもよい。これにより、完全に居眠りをしている出席者以外の他の出席者の部分においては、現在の自己側画像を相手側のテレビ会議端末に対して送信することが可能である。
また、上記実施形態では、完全に居眠りをしている出席者2aが起きた時点から、HDD17に記憶された過去の相手側画像13bおよび相手側音声を、それぞれ、表示部13およびイヤホン4において自動的に出力(再生)し始める例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、自己側のテレビ会議端末を、過去の相手側画像および相手側音声の再生に関する操作を受け付けるように構成して、居眠りから覚めた出席者の操作に基づいて、過去の相手側画像および相手側音声を再生し始めるように構成してもよい。これにより、会議に復帰した出席者の都合に合わせて、過去の相手側画像および相手側音声を再生し始めることが可能である。
また、上記実施形態では、表示部13の略全体の表示領域に渡って、相手側のテレビ会議端末200から送信された現在の相手側画像13aが表示するとともに、表示部13における左下の一部の表示領域において、HDD17に記憶された過去の相手側画像13bが現在の相手側画像13aと区別可能なように表示した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、現在の相手側画像が表示される表示部と、HDDに記憶された過去の相手側画像が表示される表示部とをそれぞれ別途設けてもよい。
また、上記実施形態では、居眠りしそうな出席者2aが存在すると判断された時点から、過去の相手側画像13bおよび相手側音声をHDD17に記憶し始めた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、完全に居眠りしている出席者が存在すると判断された時点から、過去の相手側画像および相手側音声をHDDに記憶してもよい。これにより、過去の相手側画像および相手側音声を記憶する時間を短くすることが可能である。
また、上記実施形態では、過去の相手側画像13bおよび相手側音声を、それぞれ、表示部13およびイヤホン4において出力(再生)する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、過去の相手側画像または相手側音声のいずれか一方のみを再生するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、過去の相手側画像および相手側音声の再生が終了したと判断した際に、相手側のテレビ会議端末200から受信した相手側画像および相手側音声をHDD17に記憶させる処理を停止させた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、居眠り状態の出席者が起きたと判断した際に、相手側画像および相手側音声をHDDに記憶させる処理を停止させてもよい。これにより、過去の相手側画像および相手側音声と、現在の相手側画像および相手側音声との時間差(タイムラグ)をCPUに判断させる必要がない。
1 テレビ会議端末
2、2a 自己側の出席者
11 カメラ(撮像部)
13 表示部(出力部)
13a、13b 相手側画像(相手側情報)
14 スピーカ(警告部、出力部)
17 HDD(第1記憶部、第2記憶部)
18 居眠り検知部(検知部)
200 テレビ会議端末(相手側端末)
213a、213b 自己側画像

Claims (5)

  1. テレビ会議における自己側画像を撮像するための撮像部と、
    前記撮像部によって撮像された前記自己側画像に基づいて、前記テレビ会議における自己側の出席者の状態を検知する検知部とを備え、
    前記検知部の検知結果に基づいて前記自己側の出席者に居眠りの虞があると判断した際に、居眠りの虞があると判断された前記自己側の出席者を起こすように構成されている、テレビ会議端末。
  2. 前記居眠りの虞があると判断された自己側の出席者を起こすための刺激を、前記自己側の出席者に対して出力する警告部をさらに備える、請求項1に記載のテレビ会議端末。
  3. 前記撮像部によって撮像された前記自己側画像を記憶する第1記憶部をさらに備え、
    前記自己側の出席者に居眠りの虞があると判断した際に、現在、前記撮像部により撮像されている前記自己側画像の代わりに、前記第1記憶部に記憶された、居眠りの虞があると判断される前の過去の前記自己側画像を前記テレビ会議の相手側端末に対して送信するように構成されている、請求項1または2に記載のテレビ会議端末。
  4. 前記テレビ会議の相手側端末から受信した相手側情報を記憶する第2記憶部と、
    前記相手側情報を出力する出力部とをさらに備え、
    前記居眠りの虞があると判断された自己側の出席者を起こした後に、前記第2記憶部に記憶された、居眠りの虞があると判断された時点からの前記相手側情報を前記出力部から出力するように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のテレビ会議端末。
  5. 前記検知部の検知結果に基づいて前記居眠りの虞があると判断された自己側の出席者が起きたと判断した際に、前記第2記憶部に記憶された、前記居眠りの虞があると判断された時点からの前記相手側情報の前記出力部からの出力を開始するように構成されている、請求項4に記載のテレビ会議端末。
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