JP2012064017A - 電圧降下解析装置、および、電圧降下解析方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電圧降下解析の実行時間を短縮することが可能な電圧降下解析装置を提供する。
【解決手段】電圧降下解析装置の電流解析部は、素子に流れる電流を解析し、素子に流れる電流の電流情報を出力する。電圧降下解析部は、素子の接続、素子の配置、および素子に接続された電源配線の情報を含む回路配置情報と、電流情報と、に基づいて、素子の電圧降下を解析し、素子の電圧降下の電圧降下情報を出力する。コーナ選択部は、複数のコーナ情報を含むコーナ情報リストから素子のコーナ情報を選択する。電圧降下補正部は、電圧降下情報と、選択されたコーナ情報と、コーナ情報と電圧降下情報の補正量との関係を規定する電圧降下補正情報と、に基づいて、電圧降下情報を補正した補正後電圧降下情報を出力する。
【選択図】図1
【解決手段】電圧降下解析装置の電流解析部は、素子に流れる電流を解析し、素子に流れる電流の電流情報を出力する。電圧降下解析部は、素子の接続、素子の配置、および素子に接続された電源配線の情報を含む回路配置情報と、電流情報と、に基づいて、素子の電圧降下を解析し、素子の電圧降下の電圧降下情報を出力する。コーナ選択部は、複数のコーナ情報を含むコーナ情報リストから素子のコーナ情報を選択する。電圧降下補正部は、電圧降下情報と、選択されたコーナ情報と、コーナ情報と電圧降下情報の補正量との関係を規定する電圧降下補正情報と、に基づいて、電圧降下情報を補正した補正後電圧降下情報を出力する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、例えば、半導体集積回路の電圧降下解析を実施する電圧降下解析装置、および、電圧降下解析方法に関する。
近年、半導体集積回路の微細化・高速化が進み、それに伴いチップ内の電圧降下による回路の誤動作が大きな問題となってきている。
電圧降下による回路の誤動作を防ぐために、電圧降下解析技術、及び電圧降下解析結果を考慮したタイミング解析技術が、非常に重要である。
一方で、微細化によりプロセスばらつきが大きくなってきており、これに伴い、タイミング解析を行うべきコーナ情報数が増加している。
さらに、電圧降下解析もこのコーナ情報毎に行う必要があるため、電圧降下解析を行うべきコーナ数が増加し、電圧降下解析の実行時間が大きな問題となってきている。
電圧降下解析の実行時間を短縮することが可能な電圧降下解析装置を提供する。
実施例に従った電圧降下解析装置は、半導体集積回路を構成する素子の電圧降下を解析する電圧降下解析装置である。電流解析部は、素子の入力信号および出力信号の遷移を規定する動作シナリオ情報と、素子の入力信号の遷移時間を規定する入力信号遷移時間情報と、素子に接続された信号配線の抵抗値および容量値を規定する信号配線負荷情報と、動作シナリオ情報、入力信号遷移時間情報、および信号配線負荷情報と素子に流れる電流との関係を規定するセル消費電流情報と、に基づいて、素子に流れる電流を解析し、素子に流れる電流の電流情報を出力する。電圧降下解析部は、素子の接続、素子の配置、および素子に接続された電源配線の情報を含む回路配置情報と、電流情報と、に基づいて、素子の電圧降下を解析し、素子の電圧降下の電圧降下情報を出力する。コーナ選択部は、複数のコーナ情報を含むコーナ情報リストから素子のコーナ情報を選択する。電圧降下補正部は、電圧降下情報と、選択されたコーナ情報と、コーナ情報と電圧降下情報の補正量との関係を規定する電圧降下補正情報と、に基づいて、電圧降下情報を補正した補正後電圧降下情報を出力する。
以下、各実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係る電圧降下解析装置100を含むシステムの構成の一例を示す図である。
図1に示すように、電圧降下解析装置100は、データベース101にファイル形成で記憶された、動作シナリオ情報101aと、入力信号遷移時間情報101bと、信号配線負荷情報101cと、セル消費電流情報101dと、回路配置情報101eと、電圧降下補正情報101fと、コーナ情報リスト101gとが入力されるようになっている。
この電圧降下解析装置100は、ユーザが入力装置102を介した入力した指令に応じて、上記情報101a〜101gに基づいて、解析対象の半導体集積回路を構成する素子の電圧降下を解析し、合計電圧降下情報100aを出力するようになっている。
ここで、動作シナリオ情報101aは、該半導体集積回路中の各素子の入力信号、出力信号の遷移を規定する情報である。この動作シナリオ情報101aは、例えば、VCD (Value Change Dump)、TWF(Timing Window File)等の書式で記述される。
また、入力信号遷移時間情報101bは、該半導体集積回路中の各素子の入力信号が遷移する遷移時間を規定する情報である。この入力信号遷移時間情報101bは、例えばTWF(Timing Window File)等の書式で記述される。
また、信号配線負荷情報101cは、該半導体集積回路中の各素子に接続された信号配線の抵抗値、容量値を規定する情報である。この信号配線負荷情報101cは、例えば、SPEF(Standard Parasitic Extraction Format)等の書式で記述される。
また、セル消費電流情報101dは、該半導体集積回路中の各素子の消費電流を計算するために必要なセルライブラリである。すなわち、このセル消費電流情報101dは、動作シナリオ情報101a、入力信号遷移時間情報101b、および信号配線負荷情報101cと該素子に流れる電流との関係を規定する。このセル消費電流情報101dは、例えば、LibertyやSPICEネットリスト等の書式で記述される。
また、回路配置情報101eは、該半導体集積回路中の各素子の接続情報、各素子の配置情報、該素子に接続された電源配線情報(電源配線の形状・線幅等)等の情報が含まれる。この回路配置情報101eは、例えばDEF(Design Exchange Format)、LEF(Library Exchange Format)等の書式で記述される。
コーナ情報リスト101gは、電圧降下解析対象のコーナ情報11aである、トランジスタプロセスコーナ、配線プロセスコーナ、電圧コーナ、温度コーナ等の情報から成る。すなわち、コーナ情報11aを構成するパラメータは、例えば、トランジスタに流れる電流の大きさを規定するトランジスタプロセス、配線の容量を規定する配線プロセス、電圧、温度等である。通常、解析対象のコーナは複数存在するため、コーナ情報リスト101gは複数のコーナ情報11aを列挙したものとなる。
また、電圧降下補正情報101fは、選択されたコーナ情報11aに応じて、電圧降下量を補正するために必要なライブラリである。この電圧降下補正情報101fは、コーナ情報11aと電圧降下情報(リーク電圧降下情報4a、貫通電圧降下情報5a、充放電電圧降下情報6a)の補正量との関係を規定する。すなわち、この電圧降下補正情報101fは、コーナ情報11aを構成するパラメータと電圧降下量との関係を示したライブラリである。
また、合計電圧降下情報100aは、電圧降下解析装置100の電圧降下解析結果であり、解析対象になった該半導体集積回路中の素子のリーク電流、貫通電流、および充放電電流による電圧降下量の合計の電圧降下量を表す。
ここで、図2は、図1に示す電圧降下解析装置100より電圧降下解析される素子の回路構成の一例を示す回路図である。
図2に示すように、該素子は、例えば、電源と接地との間に直列に接続され、ゲートが共通に接続されたpMOSトランジスタとnMOSトランジスタで構成されるCMOSトランジスタである。このCMOSトランジスタは、ゲートが入力であり、pMOSトランジスタとnMOSトランジスタの接続点が出力になっている。例えば、該半導体集積回路を構成するNAND回路等のセルは、このような素子が複数個接続されて構成される。
ここで、リーク電流は、例えば、図2に示すCMOSトランジスタ(素子)のpMOSトランジスタ、nMOSトランジスタに流れるリーク電流である。このリーク電流は、入力信号に拘わらず、電源電圧がCOMSトランジスタに印加されることにより流れる。
また、貫通電流は、例えば、図2に示すCMOSトランジスタ(素子)のpMOSトランジスタ、nMOSトランジスタの動作時(入力信号の遷移時にnMOSトランジスタとpMOSトランジスタの両方がオンする場合)に流れる電流である。
また、充放電電流は、例えば、図2に示すCMOSトランジスタ(素子)の出力に接続された寄生容量(図示せず)の充放電時にpMOSトランジスタ、nMOSトランジスタに流れる電流である。
なお、一般的に、素子の入力信号・出力信号の遷移の情報と、素子の入力信号が遷移する遷移時間の情報と、素子に接続された信号配線の抵抗値・容量値の情報と、素子を構成するトランジスタの接続関係、トランジスタと配線との接続関係、および、トランジスタのサイズの情報(既述のLibertyやSPICEネットリスト等)と、に基づいて、該トランジスタにより構成される素子に流れる電流(リーク電流、貫通電流、充放電電流)を算出することは可能である。
また、図1に示すように、電圧降下解析装置100は、リーク電流解析部1と、貫通電流解析部2と、充放電電流解析部3と、リーク電圧降下解析部4と、貫通電圧降下解析部5と、充放電電圧降下解析部6と、リーク電圧降下補正部7と、貫通電圧降下補正部8と、充放電電圧降下補正部9と、電圧降下合計部10と、コーナ選択部11と、を備える。
電流解析部(リーク電流解析部1、貫通電流解析部2、充放電電流解析部3)は、動作シナリオ情報101aと、入力信号遷移時間情報101bと、信号配線負荷情報101cと、セル消費電流情報101dと、に基づいて、該素子に流れる電流を解析し、該素子に流れる電流の電流情報(リーク電流情報1a、貫通電流情報2a、充放電電流情報3a)を出力するようになっている。
すなわち、該電流解析部は、該素子に流れるリーク電流、貫通電流、および充放電電流を解析し、該素子に流れるリーク電流、貫通電流、および充放電電流それぞれの該電流情報を出力する。
電圧降下解析部(リーク電圧降下解析部4、貫通電圧降下解析部5、充放電電圧降下解析部6)は、回路配置情報101eと電流情報(リーク電流情報1a、貫通電流情報2a、充放電電流情報3a)と、に基づいて、該素子の電圧降下を解析し、該素子の電圧降下の電圧降下情報(リーク電圧降下情報4a、貫通電圧降下情報5a、充放電電圧降下情報6a)を出力するようになっている。
すなわち、該電圧降下解析部は、該素子のリーク電流、貫通電流、および充放電電流による電圧降下を解析し、該素子のリーク電流、貫通電流、および充放電電流によるそれぞれの電圧降下の電圧降下情報を出力する。
コーナ選択部11は、複数のコーナ情報11aを含むコーナ情報リスト101gから該素子のコーナ情報11aを選択するようになっている。
電圧降下補正部(リーク電圧降下補正部7、貫通電圧降下補正部8、充放電電圧降下補正部9)は、電圧降下情報(リーク電圧降下情報4a、貫通電圧降下情報5a、充放電電圧降下情報6a)と、選択されたコーナ情報11aと、電圧降下補正情報101fと、に基づいて、該電圧降下情報を補正した補正後電圧降下情報(補正後リーク電圧降下情報7a、補正後貫通電圧降下情報8a、補正後充放電電圧降下情報9a)を出力する。
すなわち、該電圧降下補正部は、該素子のリーク電流、貫通電流、および充放電電流によるそれぞれの該電圧降下情報を補正したそれぞれの補正後電圧降下情報を出力する。
電圧降下合計部10は、該素子のリーク電流、貫通電流、および充放電電流に対応する該補正後電圧降下情報を合計し、合計電圧降下情報100aとして出力する。
ここで、図3は、コーナ情報を構成するパラメータ(温度)に対応した電圧降下補正情報の一例を示した図である。また、図4は、コーナ情報を構成するパラメータ(電圧)に対応した電圧降下補正情報の一例を示した図である。また、図5は、コーナ情報を構成するパラメータ(トランジスタプロセス)に対応した電圧降下補正情報の一例を示した図である。図6は、コーナ情報を構成するパラメータ(配線プロセス)に対応した電圧降下補正情報の一例を示した図である。
なお、図5において、トランジスタプロセス(typical)は、トランジスタに流れる電流が通常の値の場合であり、トランジスタプロセス(fast)は、トランジスタに流れる電流が大きい場合であり、トランジスタプロセス(slow)は、トランジスタに流れる電流が小さい場合である。
また、図6において、配線プロセス(typical)は、信号配線の線幅が通常で、配線容量が通常の場合であり、配線プロセス(Cmin)は、信号配線の線幅が細く、配線容量が小さい場合であり、配線プロセス(Cmax)は、信号配線の線幅が太く、配線容量が大きい場合である。
図3ないし図6に示すように、電圧降下補正情報101fは、センター条件(パラメータ(温度):25度(図3)、パラメータ(電圧):1.1V(図4)、パラメータ(トランジスタプロセス):typical(図5)、パラメータ(配線プロセス):typical(図6))での電圧降下量を1.0としている。そして、図3ないし図6においては、センター条件の電圧降下量に対する、該センター条件から外れた各条件の各電圧降下量の相対値(倍)が表されている。
そして、例えば、図3に示すように、リーク電圧降下は、温度25度の電圧降下量に対して、電圧降下量の相対値は、温度−40度で0.9倍、温度85度で8.0倍、温度125度で180.0倍になる。
また、図3ないし図6においては、電圧降下補正情報101fをテーブル形式で記述しているが、記述方法はテーブル形式に限られず、後述のように他の形式で電圧降下補正情報101fを記述するようにしてもよい。
ここで、図7は、リーク電流に関する電圧降下補正情報の概念の一例を表した図である。また、図8は、貫通電流に関する電圧降下補正情報の概念の一例を表した図である。また、図9は、充放電電流に関する電圧降下補正情報の概念の一例を表した図である。
なお、図7ないし図9においては、コーナ情報を構成するパラメータが温度の場合を例示している。
図7ないし図9に示すように、コーナ情報を構成するパラメータ(温度)が変化すると、該パラメータに関連づけられた電圧降下補正量も変化している。
なお、電圧降下補正情報101fは、コーナ情報11aを構成するパラメータと電圧降下量の関係を示した情報であれば、図3ないし図6に示すようなテーブル形式でなくてもよい。例えば、電圧降下補正情報を、図7ないし図9に示すような曲線を表す関数の形式で、記述しても構わない。
次に、以上のような構成を有する電圧降下解析装置100の電圧降下解析の動作の一例について説明する。
ここで、図10は、図1に示す電圧降下解析装置100の解析対象の素子の電圧降下解析の動作の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、先ず、リーク電流解析部1は、動作シナリオ情報101a、入力信号遷移時間情報101b、信号配線負荷情報101c、セル消費電流情報101dに基づいて、解析対象の各素子のリーク電流を解析する。そして、リーク電流解析部1は、このリーク電流の値をリーク電流情報1aとして出力する(ステップS1)。
なお、このリーク電流解析部1による処理は、一般的な消費電力解析ツールで実施可能である。
ここで、該リーク電流情報1aは、回路内の各素子が消費するリーク電流の値である。例えば、或る第1の素子のリーク電流は0.1μA、他の第2の素子のリーク電流は0.2μA等の内容の情報が該リーク電流情報1aに相当する。
次に、貫通電流解析部2は、動作シナリオ情報101a、入力信号遷移時間情報101b、信号配線負荷情報101c、セル消費電流情報101dに基づいて、解析対象の各素子の貫通電流を解析する。そして、貫通電流解析部2は、この貫通電流の値を貫通電流情報2aとして出力する(ステップS2)。
なお、この貫通電流解析部2による処理は、一般的な消費電力解析ツールで実施可能である。
ここで、該貫通電流情報2aは、回路内の各素子が消費する貫通電流の値である。例えば、該第1の素子の貫通電流は10μA、該第2の素子の貫通電流は20μA等の内容の情報が該貫通電流情報2aに相当する。
次に、充放電電流解析部3は、動作シナリオ情報101a、入力信号遷移時間情報101b、信号配線負荷情報101c、セル消費電流情報101に基づいて、解析対象の各素子の充放電電流を解析する。そして、充放電電流解析部3は、この充放電電流の値を充放電電流情報3aとして出力する(ステップS3)。
なお、この充放電電流解析部3による処理は、一般的な消費電力解析ツールで実施可能である。
ここで、該充放電電流情報3aは、回路内の各素子が消費する充放電電流の値である。例えば、該第1の素子の充放電電流は10μA、該第2の素子の充放電電流は20μA等の内容の情報が該充放電電流情報3aに相当する。
なお、上述のステップS1〜S3は、実行される順番が入れ替わっても、また、並行して実行されてもよい。
このように、電流解析部1〜3は、該素子の入力信号および出力信号の遷移を規定する動作シナリオ情報101aと、該素子の該入力信号の遷移時間を規定する入力信号遷移時間情報101bと、該素子に接続された信号配線の抵抗値および容量値を規定する信号配線負荷情報101cと、セル消費電流情報101dと、に基づいて、該素子に流れる電流を解析し、該素子に流れる電流の電流情報1a〜3aを出力する。
次に、リーク電圧降下解析部4は、リーク電流情報1aおよび回路配置情報101eに基づいて、解析対象の素子のリーク電流に対する電圧降下を解析し、リーク電圧降下情報4aを出力する(ステップS4)。
なお、このリーク電圧降下解析部4による処理は、一般的な電圧降下解析ツールで実施可能である。
ここで、リーク電圧降下情報4aとは、該半導体集積回路内の各素子に発生する、リーク電流に起因した電圧降下の値である。例えば、或る第1の素子のリーク電流に起因した電圧降下量が10mV、他の第2の素子のリーク電流に起因した電圧降下量が8mV等の内容の情報が該リーク電圧降下情報4aに相当する。
次に、貫通電圧降下解析部5は、貫通電流情報2aおよび回路配置情報101eに基づいて、解析対象の素子の貫通電流に対する電圧降下を解析し、貫通電圧降下情報5aを出力する(ステップS5)。
なお、この貫通電圧降下解析部5による処理は、一般的な電圧降下解析ツールで実施可能である。
ここで、貫通電圧降下情報5aとは、該半導体集積回路内の各素子に発生する、貫通電流に起因した電圧降下の値である。例えば、或る第1の素子の貫通電流に起因した電圧降下量が10mV、他の第2の素子の貫通電流に起因した電圧降下量が8mV等の内容の情報が該貫通電圧降下情報5aに相当する。
次に、充放電電圧降下解析部6は、充放電電流情報3aおよび回路配置情報101eに基づいて、解析対象の素子の充放電電流に対する電圧降下を解析し、充放電電圧降下情報6aを出力する(ステップS6)。
なお、この充放電電圧降下解析部6による処理は、一般的な電圧降下解析ツールで実施可能である。
ここで、充放電電圧降下情報6aとは、該半導体集積回路内の各素子に発生する、充放電電流に起因した電圧降下の値である。例えば、或る第1の素子の充放電電流に起因した電圧降下量が10mV、他の第2の素子の充放電電流に起因した電圧降下量が8mV等の内容の情報が該充放電電圧降下情報6aに相当する。
なお、上述のステップS4〜S6は、実行される順番が入れ替わっても、また、並行して実行されてもよい。
このように、電圧降下解析部4〜6は、該素子の接続、該素子の配置、および該素子に接続された電源配線の情報を含む回路配置情報101eと、該電流情報1a〜3aと、に基づいて、該素子の電圧降下を解析し、該素子の電圧降下の電圧降下情報4a〜6aを出力する。
次に、コーナ選択部11は、複数のコーナ情報11aを含むコーナ情報リスト101gの中から該素子の未選択のコーナ情報11aを1つ選択して、そのコーナ情報11aを出力する(ステップS7)。
次に、リーク電圧降下補正部7は、選択されたコーナ情報11a、電圧降下補正情報101fに基づいて、リーク電圧降下情報4aを補正し、補正後リーク電圧降下情報7aを出力する(ステップS8)。
ここで、上記補正の手順は、電圧降下補正情報からの補正量の選択、総補正量の算出、補正量の適用の順である。
補正量の選択では、電圧降下補正情報101fから、コーナ情報11aに対応する補正量を、選択する。
例えば、図3ないし図6に示すように、選択されたコーナ情報11aが、温度85度、電圧1.3V、トランジスタプロセスtypical、配線プロセスCminを示す場合、このコーナ情報に対応する電圧降下補正量は、それぞれ、電圧降下補正量(温度)が8.0(図3)、電圧降下補正量(電圧)が3.0(図4)、電圧降下補正量(トランジスタプロセス)が1.0(図5)、電圧降下補正量(配線プロセス)が 1.0(図6)となる。
総補正量の算出では、使用する補正量に基づいて、1値の総補正量を算出する。例えば、総補正量の算出式は、式(1)で表される。
総補正量={電圧降下補正量(温度)−1}+{電圧降下補正量(電圧)−1}+{電圧降下補正量(トランジスタプロセス)−1}+{電圧降下補正量(配線プロセス)−1}+1・・・(1)
既述の例では、式(1)より、総補正量={8.0−1}+{3.0−1}+{1.0−1}+{1.0−1} = 10.0となる。
なお、この式(1)は、コーナ情報11aを構成するパラメータの種類等に応じて異なる。
そして、補正量の適用では、総補正量を全ての素子の電圧降下量に乗ずる。例えば、補正前の或る第1の素子の電圧降下量が1mV、他の第2の素子の電圧降下量が2mVの場合、補正後の該第1の素子の電圧降下量は10mV、該第2の素子の電圧降下量は20mVとなる。
なお、ここでは、リーク電流に関して総補正量を算出しているが、貫通電流、充放電電流に関する総補正量も同様にして算出される。
また、総補正量の算出は、式(1)に限られない。例えば、最小二乗法等の統計的手法を用いて最も誤差が小さくなる総補正量の算出式を求めて使用してもよい。
次に、貫通電圧降下補正部8は、選択されたコーナ情報11a、電圧降下補正情報101fに基づいて、貫通電圧降下情報5aを補正し、補正後貫通電圧降下情報8aを出力する(ステップS9)。なお、上記補正の手順は、既述のステップS8と同様である。
次に、充放電電圧降下補正部9は、選択されたコーナ情報11a、電圧降下補正情報101fに基づいて、充放電電圧降下情報6aを補正し、補正後充放電電圧降下情報9aを出力する(ステップS10)。なお、上記補正の手順は、既述のステップS8と同様である。
なお、上述のステップS8〜S10は、実行される順番が入れ替わっても、また、並行して実行されてもよい。
このように、電圧降下補正部7〜9は、電圧降下情報4a〜6aと、選択されたコーナ情報11aと、コーナ情報11aと電圧降下情報4a〜6aの補正量との関係を規定する電圧降下補正情報101fと、に基づいて、電圧降下情報4a〜6aを補正した補正後電圧降下情報7a〜9aを出力する。
次に、電圧降下合計部10は、補正後リーク電圧降下情報7a、補正後貫通電圧降下情報8a、補正後充放電電圧降下情報9aに基づいて、各電圧降下を合計した合計電圧降下情報100aを出力する(ステップS11)。
なお、各電圧降下の合計は、補正後リーク電流電圧降下情報7a、補正後貫通電圧降下情報8a、補正後充放電電圧降下情報9aを単純加算することにより、達成される。
例えば、或る第1の素子の補正後リーク電圧降下が2mV、補正後貫通電圧降下が1mV、補正後充放電電圧降下が5mVの場合、該第1の素子の合計電圧降下は8(2+1+5)mVとなる。
この合計電圧降下情報100aが、該当コーナ情報100aにおける電圧降下解析装置100の解析結果となる。
次に、コーナ選択部11は、未選択のコーナ情報11aがあるかどうかを判断し(ステップS12)、未選択のコーナ情報11aがあればコーナ情報11aを選択するステップS7へ戻り、次の選択したコーナ情報11aに対応した解析を行う。
以上のフローにより、解析対象である素子をコーナ情報11aに対応した条件下で動作させた場合の、リーク電流、貫通電流、および充放電電流に起因する電圧降下を合計した合計電圧降下情報100aが取得される。
以上のように、実施例1の電圧降下解析方法によれば、実際に電力解析、電圧降下解析を行うのは、リーク電流を解析するステップS1から、充放電電流による電圧降下を解析するステップS6までの1回のみである。
そして、コーナ情報リストに書かれたコーナ情報毎に行う処理は、リーク電圧降下を補正するステップS8から電圧降下を合計するステップS10までとなる。
ここで、リーク電圧降下を補正するステップS8から電圧降下を合計するステップS11までの処理時間は、リーク電流を解析するステップS1から、充放電電流による電圧降下を解析するステップS6までの処理時間と比較すると無視できるほど小さい。
このため、事実上、リーク電流を解析するステップS1から充放電電流による電圧降下を解析するステップS6までを1回のみ実行する解析時間で、コーナ情報リストに書かれた全コーナの解析が完了する。
結果として、解析対象の素子の電圧降下解析の実行時間が短縮される。
以上のように、本実施例に係る電圧降下解析装置によれば、電圧降下解析の実行時間を短縮することができる。
なお、実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。
1 リーク電流解析部、2 貫通電流解析部、3 充放電電流解析部、4 リーク電圧降下解析部、5 貫通電圧降下解析部、6 充放電電圧降下解析部、7 リーク電圧降下補正部、8 貫通電圧降下補正部、9 充放電電圧降下補正部、10 電圧降下合計部、11 コーナ選択部、100 電圧降下解析装置、101 データベース、102 入力装置
Claims (6)
- 半導体集積回路を構成する素子の電圧降下を解析する電圧降下解析装置であって、
前記素子の入力信号および出力信号の遷移を規定する動作シナリオ情報と、前記素子の前記入力信号の遷移時間を規定する入力信号遷移時間情報と、前記素子に接続された信号配線の抵抗値および容量値を規定する信号配線負荷情報と、前記動作シナリオ情報、前記入力信号遷移時間情報、および前記信号配線負荷情報と前記素子に流れる電流との関係を規定するセル消費電流情報と、に基づいて、前記素子に流れる電流を解析し、前記素子に流れる電流の電流情報を出力する電流解析部と、
前記素子の接続、前記素子の配置、および前記素子に接続された電源配線の情報を含む回路配置情報と、前記電流情報と、に基づいて、前記素子の電圧降下を解析し、前記素子の電圧降下の電圧降下情報を出力する電圧降下解析部と、
複数のコーナ情報を含むコーナ情報リストから前記素子のコーナ情報を選択するコーナ選択部と、
前記電圧降下情報と、選択された前記コーナ情報と、前記コーナ情報と前記電圧降下情報の補正量との関係を規定する電圧降下補正情報と、に基づいて、前記電圧降下情報を補正した補正後電圧降下情報を出力する電圧降下補正部と、を備える
ことを特徴とする電圧降下解析装置。 - 前記電流解析部は、
前記素子に流れるリーク電流、貫通電流、および充放電電流を解析し、前記素子に流れるリーク電流、貫通電流、および充放電電流それぞれの電流情報を出力し、
前記電圧降下解析部は、
前記素子のリーク電流、貫通電流、および充放電電流による電圧降下を解析し、前記素子のリーク電流、貫通電流、および充放電電流によるそれぞれの電圧降下の電圧降下情報を出力し、
前記電圧降下補正部は、
前記素子のリーク電流、貫通電流、および充放電電流によるそれぞれの電圧降下情報を補正したそれぞれの補正後電圧降下情報を出力し、
前記電圧降下解析装置は、前記素子のリーク電流、貫通電流、および充放電電流に対応する前記補正後電圧降下情報を合計し、合計電圧降下情報として出力する電圧降下合計部をさらに備える
ことを特徴とする請求項2に記載の電圧降下解析装置。 - 前記コーナ情報を構成するパラメータは、トランジスタに流れる電流の大きさを規定するトランジスタプロセス、配線の容量を規定する配線プロセス、電圧、温度である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電圧降下解析装置。 - 半導体集積回路を構成する素子の電圧降下を解析する電圧降下解析方法であって、
電流解析部により、前記素子の入力信号および出力信号の遷移を規定する動作シナリオ情報と、前記素子の前記入力信号の遷移時間を規定する入力信号遷移時間情報と、前記素子に接続された信号配線の抵抗値および容量値を規定する信号配線負荷情報と、前記動作シナリオ情報、前記入力信号遷移時間情報、および前記信号配線負荷情報と前記素子に流れる電流との関係を規定するセル消費電流情報と、に基づいて、前記素子に流れる電流を解析し、前記素子に流れる電流の電流情報を出力し、
電圧降下解析部により、前記素子の接続、前記素子の配置、および前記素子に接続された電源配線の情報を含む回路配置情報と、前記電流情報と、に基づいて、前記素子の電圧降下を解析し、前記素子の電圧降下の電圧降下情報を出力し、
コーナ選択部により、複数のコーナ情報を含むコーナ情報リストから前記素子のコーナ情報を選択し、
電圧降下補正部により、前記電圧降下情報と、選択された前記コーナ情報と、前記コーナ情報と前記電圧降下情報の補正量との関係を規定する電圧降下補正情報と、に基づいて、前記電圧降下情報を補正した補正後電圧降下情報を出力する
ことを特徴とする電圧降下解析方法。 - 前記電流解析部は、前記素子に流れるリーク電流、貫通電流、および充放電電流を解析し、前記素子に流れるリーク電流、貫通電流、および充放電電流それぞれの電流情報を出力し、
前記電圧降下解析部は、前記素子のリーク電流、貫通電流、および充放電電流による電圧降下を解析し、前記素子のリーク電流、貫通電流、および充放電電流によるそれぞれの電圧降下の電圧降下情報を出力し、
前記電圧降下補正部は、前記素子のリーク電流、貫通電流、および充放電電流によるそれぞれの電圧降下情報を補正したそれぞれの補正後電圧降下情報を出力し、
電圧降下合計部により、前記素子のリーク電流、貫通電流、および充放電電流に対応する前記補正後電圧降下情報を合計し、合計電圧降下情報として出力する
ことを特徴とする請求項4に記載の電圧降下解析方法。 - 前記コーナ情報を構成するパラメータは、トランジスタに流れる電流の大きさを規定するトランジスタプロセス、配線の容量を規定する配線プロセス、電圧、温度である
ことを特徴とする請求項4または5に記載の電圧降下解析方法。
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