JP2012060923A - 細胞分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原料細胞液からの細胞の回収を効率よく行う。
【解決手段】流入口5a1〜5d1から流入された細胞懸濁液内の細胞を捕捉しかつ細胞以外の懸濁液成分を排出口5a2〜5d2から排出する複数のフィルタ5a〜5dと、細胞懸濁液を供給する供給配管2から各フィルタの流入口へ配管を分岐させる分岐部4と、懸濁液成分を廃棄する廃液配管6へ各フィルタの排出口を合流させる合流部7と、廃液配管6側から各フィルタに回収液を供給する回収液供給部9と、回収液によって各フィルタから流入口側に放出された細胞を回収液とともに回収する細胞回収部8と、分岐部4から合流部7までのいずれかの位置に配置され、各フィルタを流通する液体の流れをそれぞれ検出する複数の流動検出部11a〜11dおよび各フィルタ5a〜5dへの配管3a〜3dを開閉する複数のバルブ10a〜10dとを備える細胞分離装置1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、細胞分離装置に関するものである。
従来、血液等の原料細胞液から血管新生療法用細胞をフィルタを用いて分離回収する装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この装置では、原料細胞液をフィルタに一方向から流し、フィルタによって血管新生療法用細胞を捕捉した後、同一のフィルタに逆方向から回収液を流して、フィルタに捕捉された細胞を回収することとしている。また、フィルタによる細胞の分離回収には時間がかかるので、効率化のために、複数のフィルタを並列に接続して処理する方法も開示されている。
特開2005−336080号公報
しかしながら、特許文献1の装置は、並列に接続した複数のフィルタの1つにおいて、細胞の分離工程を行いながら、他のフィルタにおいて細胞の回収工程を行うものであるが、各フィルタを含む管路系の流動抵抗によって一のフィルタに流そうとする原料細胞液が他のフィルタに回り込んだり、一のフィルタに流そうとする回収液が他のフィルタに回り込んだりして、分離工程や回収工程を効率よく行うことができないという不都合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、原料細胞液からの細胞の回収を効率よく行うことができる細胞分離装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、細胞懸濁液を流入させる流入口を有し、流入された細胞懸濁液内の細胞を捕捉するとともに、細胞以外の懸濁液成分を排出する排出口を有する複数のフィルタと、前記細胞懸濁液を供給する供給配管から各前記フィルタの流入口へ配管を分岐させる分岐部と、前記懸濁液成分を廃棄する廃液配管へ各前記フィルタの排出口を合流させる合流部と、前記廃液配管に切り替え可能に接続され、廃液配管側から各前記フィルタに回収液を供給する回収液供給部と、前記供給配管に切り替え可能に接続され、前記回収液によって各前記フィルタから流入口側に放出された細胞を回収液とともに回収する細胞回収部と、前記分岐部から前記合流部までのいずれかの位置に配置され、各前記フィルタを流通する液体の流れをそれぞれ検出する複数の流動検出部および各前記フィルタへの配管を開閉する複数のバルブとを備える細胞分離装置を提供する。
本発明によれば、供給配管から細胞懸濁液を供給すると、細胞懸濁液が分岐部によって複数のフィルタへの流入口への配管に分岐され、それぞれフィルタに流されることにより、各フィルタで細胞が捕捉され、細胞以外の懸濁液成分が排出口から排出される。排出された懸濁液成分は、合流部において廃液配管に合流されて廃棄される。
一方、フィルタに捕捉された細胞は、廃液配管に接続された回収液供給部から回収液を供給し、細胞懸濁液とは逆方向からフィルタに回収液を流動させることにより、フィルタから剥離され、供給配管に接続された細胞回収部に回収される。
この場合において、細胞懸濁液の流動中に、いずれかの配管に配置された流動検出部による細胞懸濁液の流れが他の配管における流れと比較して所定レベルより低くなった場合には、その配管のバルブを閉じて細胞懸濁液を他の配管に割り振ることができる。これにより、フィルタが目詰まりした可能性のある配管へのそれ以上の細胞懸濁液の供給を防止して、目詰まりしていないフィルタによる細胞の捕捉を促進することができる。
一方、回収液の流動中に、いずれかの配管に配置された流動検出部による回収液の流れが他の配管における流れと比較して所定レベルより高くなった場合には、その配管のバルブを閉じて回収液を他の配管に割り振ることができる。これにより、フィルタに捕捉されていた細胞が剥離して回収された可能性のある配管へのそれ以上の回収液の供給を防止して、回収の効率を向上し、回収される細胞の濃度を向上することができる。
上記発明においては、前記供給配管を介した前記細胞懸濁液の供給時に、前記流動検出部により液体の流れが所定の閾値以下に低下した前記フィルタの配管に設けられた前記バルブを閉鎖するよう制御する制御部を備えていてもよい。
このようにすることで、細胞懸濁液の流動中に、制御部が、フィルタが目詰まりした可能性のある配管へのそれ以上の細胞懸濁液の供給を自動的に防止して、目詰まりしていないフィルタによる細胞の捕捉を促進することができる。
また、上記発明においては、前記回収液供給部からの回収液の供給時に、前記流動検出部により液体の流れが所定の閾値以上に上昇した前記フィルタの配管に設けられた前記バルブを閉鎖するよう制御する制御部を備えていてもよい。
このようにすることで、回収液の流動中に、制御部が、フィルタに捕捉されていた細胞が剥離して回収された可能性のある配管へのそれ以上の回収液の供給を自動的に防止して、回収の効率を向上し、回収される細胞の濃度を向上することができる。
本発明によれば、原料細胞液からの細胞の回収を効率よく行うことができるという硬化を奏する。
本発明の一実施形態に係る細胞分離装置を示す全体構成図である。 図1の細胞分離装置による細胞の分離動作を説明するフローチャートである。 図2の分離動作の変形例を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る細胞分離装置1について図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る細胞分離装置1は、図1に示されるように、単一の供給配管2と、該供給配管2を複数、図1に示される例では4つの分岐配管3a〜3dに分岐する分岐部4と、各分岐配管3a〜3dに配置されたフィルタ5a〜5dと、単一の廃液配管6と、該廃液配管6に4つの分岐配管3a〜3dを合流させる合流部7とを備えている。
また、本実施形態に係る細胞分離装置1は、供給配管2に接続された回収部8と、廃液配管6に接続された回収液供給部9とを備えている。
さらに、本実施形態に係る細胞分離装置1は、各分岐配管3a〜3dの分岐部4とフィルタ5a〜5dとの間に配置されたバルブ10a〜10dおよび流動センサ(流動検出部)11a〜11dと、該流動センサ11a〜11dにより検出された液体の流動状態に基づいてバルブ10a〜10d等を制御する制御部12とを備えている。
供給配管2の上流には細胞懸濁液供給源13が接続され、廃液配管6の下流には廃液容器14が接続されている。
フィルタ5a〜5dとしては、例えば、不織布フィルタであり、赤血球等の微小粒子を含む液体を実質的に捕捉せず、所定の粒径以上の細胞を捕捉することができるものが使用されている。すなわち、フィルタ5a〜5dの流入口5a1〜5d1から細胞懸濁液を流すと、細胞懸濁液中の細胞が捕捉され、他の懸濁液成分は捕捉されずに通過させられて、排出口5a2〜5d2から排出されるようになっている。
回収液供給部9は、回収液を貯留する回収液容器9aと、該回収液容器9a内の回収液を供給するポンプ9bと、廃液配管6における流動方向を切り替えるバルブ9c,9dとを備えている。
回収部8は、回収されてきた細胞を含む回収液を貯留する回収容器8aと、供給配管2における流動方向を切り替えるバルブ8b,8cとを備えている。
流動センサ11a〜11dは、例えば、圧力センサであって、各分岐配管3a〜3d内の圧力変化を検出するようになっている。具体的には、細胞懸濁液の供給中に、流動センサ11a〜11dにより検出された圧力が所定の閾値以上に上昇した場合には、フィルタ5a〜5dにおいて目詰まりが発生していると考えられる。一方、回収液の供給中に流動センサ11a〜11dにより検出された圧力が所定の閾値以下に低下した場合には、フィルタ5a〜5dに捕捉されていた細胞が剥離して回収液の流動速度が高まったと考えられる。
制御部12は、細胞懸濁液の供給開始時には、バルブ8bを閉じてバルブ8cを開放し、細胞懸濁液供給源13から送られてくる細胞懸濁液を分岐部4に流入させるとともに、全ての分岐配管3a〜3dのバルブ10a〜10dを開放して、全ての分岐配管3a〜3dに細胞懸濁液を供給するようになっている(細胞捕捉工程)。そして、廃液配管6のバルブ9dを開放してバルブ9cを閉鎖し、フィルタ5a〜5dを通過した液体成分を廃液容器14に送るようになっている。
さらに、制御部12は、細胞懸濁液の供給中においては、流動センサ11a〜11dにより検出された圧力が所定の閾値以上に上昇した場合には、その圧力の上昇を検出した流動センサ(例えば、流動センサ11a)が設けられている分岐配管3aのバルブ10aを閉鎖するようになっている。
一方、回収液の供給開始時には、バルブ9dを閉じてバルブ9cを開放し、全ての分岐配管3a〜3dのバルブ10a〜10dを開放して、ポンプ9bを作動させて、回収液容器9a内の回収液を全ての分岐配管3a〜3dに供給するようになっている(細胞回収工程)。そして、回収液の供給中においては、流動センサ11a〜11dにより検出された圧力が所定の閾値以下に低下した場合に、その圧力の低下を検出した流動センサ(例えば、流動センサ11d)が設けられている分岐配管3dのバルブ10dを閉鎖するようになっている。
また、制御部12は、細胞懸濁液供給源13から送られてくる細胞懸濁液の有無を示す情報に基づいて、細胞捕捉工程と細胞回収工程とを切り替えるようになっている。
このように構成された本実施形態に係る細胞分離装置1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る細胞分離装置1を用いて、細胞懸濁液から細胞を分離回収するには、図2に示されるように、制御部12は、細胞捕捉工程を開始する。
細胞捕捉工程は、回収液供給部9および回収部8へ分岐する配管のバルブ8b,9cを閉じ、供給配管2および廃液配管6のバルブ8c、9dを開放するとともに、全ての分岐配管3a〜3dのバルブ10a〜10dを開放して、細胞懸濁液供給源13から細胞懸濁液を供給する(ステップS1)。
細胞懸濁液は、供給配管2を介して分岐部4により各分岐配管3a〜3dへ分岐され、フィルタ5a〜5dに供給される。これにより、各フィルタ5a〜5dにおいては、細胞が捕捉されて、細胞以外の懸濁液成分が通過させられる。フィルタ5a〜5dを通過した細胞以外の懸濁液成分は、合流部7において廃液配管6に合流されて、廃液容器14に排出される。
ここで、制御部12は、流動センサ11a〜11dの出力を監視して、圧力が所定値以上となっている分岐配管3a〜3dの有無を判定する(ステップS2)。圧力が所定値以上となっている分岐配管(例えば、分岐配管3a)が存在する場合には、当該分岐配管3aに設けられているバルブ10aを閉鎖する(ステップS3)。
バルブ10aを閉鎖した場合には、全てのバルブ10a〜10dが閉鎖されたか否かを判定し(ステップS4)、閉鎖されていない場合には、細胞懸濁液供給源13における細胞懸濁液の残量を確認し(ステップS5)、残量があることを条件としてステップS1からの工程が繰り返される。
一方、全ての分岐配管3a〜3dの圧力が所定値より小さい場合には、ステップS1を繰り返す。
全てのバルブ10a〜10dが閉鎖された場合、および細胞懸濁液供給部13における細胞懸濁液の残量が無い場合には、回収工程を開始する。
回収工程においては、供給配管2および廃液配管6のバルブ8c,9dが閉鎖され、回収液供給部9および回収部8へ分岐する配管のバルブ9c,8bが開かれるとともに、全ての分岐配管3a〜3dのバルブ10a〜10dが開放されて、回収液供給部9のポンプ9bが作動させられる。これにより、回収液が廃液配管6に供給される(ステップS6)。
廃液配管6に供給された細胞懸濁液は合流部7を逆流して分岐配管3a〜3dに分岐され、全てのフィルタ5a〜5dに細胞懸濁液の流動方向とは逆方向から流動させられる。これにより、フィルタ5a〜5dに捕捉されていた細胞は回収液の流動によって剥離され、分岐部4によって供給配管2に流入し、回収部8に続く配管を介して回収容器8aに回収される。
この場合においても、制御部12は、流動センサ11a〜11dの出力を監視して、圧力が所定値以下となっている分岐配管3a〜3dの有無を判定する(ステップS7)。圧力が所定値以下となっている分岐配管(例えば、分岐配管3d)が存在する場合には、当該分岐配管3dに設けられているバルブ10dを閉鎖する(ステップS8)。バルブ10dを閉鎖した場合には、全てのバルブ10a〜10dが閉鎖されたか否かを判定し(ステップS9)、閉鎖されていない場合には、ステップS6からの工程が繰り返される。一方、全ての分岐配管3a〜3dの圧力が所定値より大きい場合には、ステップS6を繰り返す。
そして、全てのバルブ10a〜10dが閉鎖された場合には、細胞懸濁液供給部13における細胞懸濁液の残量を確認し(ステップS10)、残量が存在する場合に、ステップS1からの細胞捕捉工程から繰り返され、細胞懸濁液の残量が無い場合には、制御部12は全ての工程を終了する。
このように、本実施形態に係る細胞分離装置1によれば、細胞捕捉工程において複数のフィルタ5a〜5dのいずれかに目詰まりが生じたときあるいは回収工程において複数のフィルタ5a〜5dのいずれかに捕捉されていた細胞が回収されたときは、これを検知して、他のフィルタ5a〜5dに細胞懸濁液あるいは回収液を振り分けることができ、効率的に細胞を分離回収することができるという利点がある。
特に、回収工程においては、細胞がフィルタ5a〜5dから剥がれることにより目詰まりが解消して回収液が流動しやすくなったフィルタ5a〜5dへの回収液の供給を停止するので、回収部8に回収される細胞に対する回収液の割合を減らすことができ、相対的に高濃度の細胞を回収することができるという利点がある。
また、細胞捕捉工程において、全てのフィルタ5a〜5dが目詰まりした時点で、回収液により逆洗する回収工程を実施し、各フィルタ5a〜5dの分離能力を回復させた後に、細胞捕捉工程を繰り返すので、短時間で効率よく細胞を分離回収することができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、全てのフィルタ5a〜5dが目詰まりした時点で、回収工程を実施することとしたが、これに代えて、図3に示されるように、1つのフィルタ5a〜5dに目詰まりが生じた時点で回収工程を実施することにしてもよい。
すなわち、細胞懸濁液を供給している細胞捕捉工程(ステップS1)において、いずれかの分岐配管3a〜3dに設けられた流動センサ(例えば、流動センサ11a)が所定値以上の圧力を検出した場合(ステップS2)には、該当する分岐配管3a以外の分岐配管3b〜3dに設けられているバルブ10b〜10dを閉鎖し(ステップS11)、細胞捕捉工程から回収工程(ステップS6)に切り替えて、回収液によって目詰まりしたフィルタ5aを逆洗することにより細胞を回収することにすればよい。
そして、フィルタ5aの目詰まりが解消した場合には(ステップS7)、細胞懸濁液供給源13に細胞懸濁液が残留しているか否かを確認し(ステップS10)、残留している場合には細胞捕捉工程S1から繰り返すことにすればよい。
また、本実施形態においては、流動センサ11a〜11dが圧力を検出することとして、分岐配管3a〜3dにおける流動状態を間接的に検出することとしたが、これに代えて、流体の流れ自体を直接的に検出するセンサを用いることにしてもよい。
1 細胞分離装置
2 供給配管
4 分岐部
5a1〜5d1 流入口
5a2〜5d2 排出口
5a〜5d フィルタ
6 廃液配管
7 合流部
8 回収部(細胞回収部)
9 回収液供給部
10a〜10d バルブ
11a〜11d 流動センサ(流動検出部)
12 制御部

Claims (3)

  1. 細胞懸濁液を流入させる流入口を有し、流入された細胞懸濁液内の細胞を捕捉するとともに、細胞以外の懸濁液成分を排出する排出口を有する複数のフィルタと、
    前記細胞懸濁液を供給する供給配管から各前記フィルタの流入口へ配管を分岐させる分岐部と、
    前記懸濁液成分を廃棄する廃液配管へ各前記フィルタの排出口を合流させる合流部と、
    前記廃液配管に切り替え可能に接続され、廃液配管側から各前記フィルタに回収液を供給する回収液供給部と、
    前記供給配管に切り替え可能に接続され、前記回収液によって各前記フィルタから流入口側に放出された細胞を回収液とともに回収する細胞回収部と、
    前記分岐部から前記合流部までのいずれかの位置に配置され、各前記フィルタを流通する液体の流れをそれぞれ検出する複数の流動検出部および各前記フィルタへの配管を開閉する複数のバルブとを備える細胞分離装置。
  2. 前記供給配管を介した前記細胞懸濁液の供給時に、前記流動検出部により液体の流れが所定の閾値以下に低下した前記フィルタの配管に設けられた前記バルブを閉鎖するよう制御する制御部を備える請求項1に記載の細胞分離装置。
  3. 前記回収液供給部からの回収液の供給時に、前記流動検出部により液体の流れが所定の閾値以上に上昇した前記フィルタの配管に設けられた前記バルブを閉鎖するよう制御する制御部を備える請求項1に記載の細胞分離装置。
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