JP2012060635A - Lteのためのダウンリンクpdsch伝送モード選択と切替アルゴリズムの資源割当方法および基地局 - Google Patents

Lteのためのダウンリンクpdsch伝送モード選択と切替アルゴリズムの資源割当方法および基地局 Download PDF

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Abstract

【課題】LTE用に構成された無線通信システムにおいて、ダウンリンク伝送モードとランクを確定的に選択するための資源割当方法と基地局。
【解決手段】伝送モード選択(TMS)ユーティリティは、特定の伝送モードと具体的ランクを使用する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)サービスに対するリクエストを、無線機器から受取る。伝送モード選択ユーティリティは、リクエストに対応するスループット推定値を判定する。伝送モード選択ユーティリティは、他の顕著な伝送モードとランクとのペアリングのスループット推定値を取得し、リクエストに対応するスループット推定値と比較する。伝送モード選択ユーティリティは、最良の誤差調整済スループットに従い最良の伝送モードとランクとのペアを判定すべく、既存の/利用可能な機器フィードバック情報とHARQ誤差情報とを利用する。
【選択図】図4

Description

本発明は、一般的には無線通信システムに係り、具体的には無線通信システムにおける伝送モード選択に関する。
多重入出力(MIMO)システムは、新しい第4世代無線アクセス技術であるロングタームエボリューション(LTE)によって達成することが求められている高いデータ伝送速度を可能にする主要なシステムである。クローズドループ型空間多重化とオープンループ型空間多重化とは、LTEダウンリンクで使用される2種類の主要なMIMO伝送モードである。満足のゆくスループット性能を達成するために、最も適当なMIMO伝送モードを選択することは、移動体で測定された信号品質だけではなく、チャネル相関や移動速度などの追加的要因にも依存している。
無線通信システムにおいて、基地局は、プリコーダや情報移動体によってレポートされたチャネル品質指標(CQI)を含む幾つかの要因に基づき特定の伝送モードとランクを選択する。移動機器によってはレポートされず、しかも伝送モードとランクとの選択が依存しているその他の幾つか要因は、[a]移動体と基地局との間のドップラと、[b]基地局と移動アンテナとの間のチャネル相関(マルチパス)とである。従来の方策は、ダウンリンク伝送モードを調整するためにドップラとマルチパスを発見的に推定する複雑なアルゴリズムを利用する。伝送モードとランク選択の問題を解決するための2つの具体的な方策は、次の通りである。[a]移動体で:CQI/PMI/RI(プリコーダ行列インデックス/ランク指標)レポートが測定された搬送波対干渉(C/I)比率だけでなく、観察されたチャネル相関とドップラにも基づくように修正される。[b]eノードBで:相関とドップラがeノードBで推定され、推定された情報がレポートされたCQI/PMI/RIと一緒に使用されて適当な伝送モードとランクを選択する。
しかしながら、これらの解決策には、次の問題がある。(1)LTE規格は、チャネル相関とドップラを推定するためいかなる要求も移動機器に課さないため、上の[a]に記されたような移動機器に基づく解決策は、機能し得ない。(2)相関と速度の推定は、[a]移動体とeノードBとの間のチャネルの精密な測定と、[b]相当なレベルの計算と論理の複雑さを要する。(3)最も重大な障害は、相関と速度を具体的な伝送モードとランクとの性能にマッピングするための確定的な方法がない点である。さらに、伝送モードとランクとの性能は、搬送波対干渉動作点にも依存している。その結果、そのような発見的なマッピングは、少なくとも3種類の入力パラメータ、すなわちドップラ、チャネル相関(マルチパス)、および測定された搬送波対干渉に対して非常に敏感である。ダウンリンク伝送モードとランクとの性能に影響し得るその他の追加的な移動機器やeノードB特有の条件もあり得る。その結果、伝送モードの性能に影響を及ぼす主要な原因をすべて把握して、各々の主要な原因に対して推定された値に基づき最も適当な伝送モード(TxMode)とランクを選択するeノードB(または移動機器)におけるスキームは複雑であり、せいぜい発見的な推測に留まるであろう。
経験的データ、シミュレーション、および分析によって、eノードBが自動的に移動/無線機器によるリクエストに応えて、リクエストされた伝送モードとランクでダウンリンク通信伝送を無線機器に提供する場合に、達成されるスループットは、準最適に留まるであろうということが観察された。さらには測定されたスループットが搬送波対干渉の増加に連れて減少するスループット逆転領域も存在し得る。したがって準最適なスループットは、eノードBが最良の伝送モードとランクとのペアリングに対する無線機器の入力/指示に盲目的に従うならば達成されそうである。
本明細書に記載された実施形態とそれらの利点は、以下の例示的な実施形態の詳細な記述を添付の図面に関連付けて読めば最も良く理解されよう。
例示的な実施形態は、ロングタームエボリューション(LTE)用に構成された無線通信システムにおいて、ダウンリンク伝送モードを確定的に選択するための方法、システム、および基地局を提供する。伝送モード選択(TMS)ユーティリティは、無線機器から特定の伝送モードと具体的ランクを使用した物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)サービスに対するリクエストを受取る。伝送モード選択ユーティリティ(TMSユーティリティ)は、このリクエストに対応するスループットの推定値を判定する。さらに伝送モード選択ユーティリティは、他の顕著な伝送モードとランクとのペアリングに対応するハイブリッド自動再送リクエスト(HARQ)誤差調整済スループットの推定値を取得して、リクエストに対応するスループット推定値と比較する。伝送モード選択ユーティリティは、最良の誤差調整済スループットに従って最良の伝送モードとランクとのペアを判定するために、既存の/利用可能な機器フィードバック情報とHARQ誤差情報を利用する。
本発明の例示的な実施形態に関する以下の詳細な記述において、本発明を実施し得る具体的な実施形態の例が、当業者が本発明を実行できるように十分詳細に記されているが、他の実施形態も利用できること、そして本発明の精神または範囲を逸脱することなく論理、構造、プログラム、機械、電気に関する変更を加え得ることが理解されるべきである。それゆえ以下の詳細な記述は、制限的な意味で受取られるべきではなく、本発明の範囲は、以下の請求項によってのみ定義される。
図の説明の中で、類似の要素は、先行の図と類似の名称および参照符号が付けられている。後続の図で要素が互いに異なる文脈において、または互いに異なる機能で用いられる場合には、当該要素を表す参照符号の冒頭の数字を変えた(たとえば図1では1xx、図2では2xx)。これらの要素に割当てた具体的な数字は、専ら説明の一助とすることを目的としており、本発明を(構造的または機能的に)制限することを意図したものではない。
具体的なコンポーネント、機器、および/またはパラメータの名前は、単なる例に過ぎず、本発明の制限を意味するものではないことが理解される。したがって本発明は、本明細書中のコンポーネント/機器/パラメータを表すために用いる別の術語/用語を使用して実現されてもよい。本明細書中で使用されるすべての用語は、当該用語が使用されている文脈において最も広義に解釈されるべきである。
一実施形態に従い、基地局(BS)/eノードBを表すブロック図を含むロングタームエボリューション(LTE)用に構成された無線通信システムを示す図。 一実施形態に従い、ユーザ装置(UE)と進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク基地局(eノードB)との間の通信のための通信アーキテクチャを表すブロック図。 一実施形態に従い、多重入出力(MIMO)伝送(すなわちレイヤーマッピングとプリコーディング)に関連する機能的コンポーネントを含む、BS/eノードBにおけるロングタームエボリューション(LTE)ダウンリンクベースバンド信号生成を表すブロック図。 一実施形態に従い、利用可能なハイブリッド自動再送リクエスト(HARQ)フィードバック誤差履歴を用いて、伝送モードとランクを選択するプロセスを表すフローチャート。 一実施形態に従い、特定のHARQ誤差調整を提供するための閾値を使用して、伝送条件を周期的に評価するプロセスを表すフローチャート。
さて、図1を参照して、一実施形態に従いロングタームエボリューション(LTE)用に構成された無線通信システムが図示されている。記載された実施形態において、無線通信システム100は、幾つかの規格/ネットワーク、たとえば第3世代(3G)、およびロングタームエボリューション(LTE)規格を含む第4世代(4G)ネットワークをサポートしてよい。
無線通信システム100は、若干(「L」)の無線通信機器、たとえば第1無線機器つまり第1移動局(MS)/ユーザ装置(UE)102と、第2無線機器つまり第2移動局(MS)/ユーザ装置(UE)104とを含む。1以上の無線通信機器は、移動ユーザ/サブスクライバに関係付けられてよい。したがって本明細書において無線通信機器は、機器ユーザに対する機器の関係を一般的に表すために、場合によって同じ意味でユーザ機器、ユーザ装置(UE)、移動ユーザ機器、移動局(MS)、サブスクライバまたはユーザと呼ばれることがある。しかしながらこれらの呼び方は、個々の/人のユーザと直接関係付けられない機器に本発明を応用する可能性を制限することを意図するものではない。以下の説明において、例の無線機器は、主としてMS/UE102または単にUE102と呼ばれる。
無線通信システム100は、少なくとも1個の基地局(BS)/進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク基地局(eノードB/eNB)106を有しており、その種々の機能的コンポーネントがブロック図で示されている。一実施形態においてBS/eノードB106は、無線基地局(BTS)、拡張/進化型基地局(eノードB)または、基地局を表してよい。BS/eノードB106は、コントローラ(Cntl)108を有する。コントローラ108は、メモリ114、デジタル信号プロセッサ(DSP)/プロセッサ110、およびRFトランシーバ112を含んでいる。RFトランシーバ112の論理は、コントローラ108内に図示されているが、他の実現ではRFトランシーバ112は、コントローラ108の外部に配置される可能性もあるということは理解されるべきである。DSP/プロセッサ110も単一のモジュール/機器として示されているが、1以上の個々のコンポーネントが互いに通信連結されて、コントローラ108内で互いに異なる機能を制御してもよい。無線通信機器は、すべて1以上のアンテナ要素を含むアンテナアレイを通してBS/eノードB106に接続されており、そのうちBSアンテナ116が図示されている。
無線通信システム100はさらに、第2BS/eノードB150と一緒に図示されている。第1BS/eノードB106と第2BS/eノードB150は、X2インタフェース(たとえばX2152)によって相互に接続されている。さらに第1BS/eノードB106と第2BS/eノードB150は、S1インタフェース(たとえばS1154)によって進化型パケットコア(EPC)に、より具体的には移動管理エンティティ(MME)/サービングゲートウェイ(S−GW)160に接続されている。
無線通信システム100内におけるBS/eノードB106の上述したハードウェアコンポーネントの他に、本発明の種々の特徴が回路メモリ114(または他の記憶装置)に保存されたソフトウェア(もしくはファームウェア)コードまたは論理によって完成/サポートされ、DSP/プロセッサ110によって実行されてよい。したがってたとえばメモリ114内には、若干のソフトウェア/ファームウェア/論理コンポーネント/モジュールが図示されており、そのうちオペレーティングシステム(OS)140は、伝送制御プロトコル(TCP)/インターネットプロトコル(IP)モジュール142と、媒体アクセス制御(MAC)プロトコルモジュール144とを備えている。メモリ114は、またスケジューラ124、プリコーダ126、CQIレポート/値128、誤差127、およびHARQフィードバック情報/履歴134も含んでいる。BS/eノードB106は、スケジューラ124を通してBS106と無線機器102との間のデータのダウンリンク通信をスケジューリングする。メモリ114内には、またカウンタ136、設定可能な調整定数125、ランク指標(RI)レポート132、およびプリコーディング行列指標(PMI)レポート130が含まれている。さらにメモリ114は、伝送モード選択(TMS)論理/ユーティリティ120を有している。実際の実現において、伝送モード選択論理120は、スケジューラ124および1以上の他のコンポーネント/モジュールと結合されて単一の実行可能なコンポーネントを提供してよく、BS/eノードB106の処理コンポーネントによって対応する結合されたユーティリティが実行されると、それぞれ個々のコンポーネントの種々の機能を集合的に提供する。以下の説明において伝送モード選択ユーティリティ120は、下記の具体的な機能を提供するスタンドアロン型、すなわち独立のソフトウェア/ファームウェアコンポーネントとして図示および記述される。記載された実施形態において、伝送モード選択ユーティリティ120は、通信アーキテクチャ/システム100内のコンポーネント、具体的にはMS/UE102および/またはBS/eノードB106によって実行される特定の機能を提供する。伝送モード選択論理/ユーティリティ120に関係した機能のこれ以上の詳細は、以下に図2および後続の図を参照して与えられる。
無線通信の間、第1MS/UE102および第2MS/UE104は、アンテナアレイを通してBS/eノードB106と無線で通信する。一方の無線機器、たとえば第1MS/UE102が他方の電子機器(たとえば第2MS/UE104)からデータを受取ると、BS/eノードB106は、スケジューラ124を介してBS/eノードB106とMS/UE102との間のデータのダウンリンク通信をスケジューリングする。さらに、スケジューラ124は、無線機器、すなわち第1MS/UE102および第2MS/UE104に関するTCPデータ伝送のアップリンクとダウンリンク双方をスケジューリングする。
図2を参照して、ユーザ装置(UE)と進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク基地局(eノードB)との間の通信のための通信アーキテクチャを表すブロック図が示されている。図示されているように、通信アーキテクチャ100は、UE102とeノードB106を含んでいる。UE102は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)A223、無線リンク制御(RLC)A224、媒体アクセス制御(MAC)A225、および物理レイヤー(PHY)A226を含む。eノードB106は、UE102と通信中である。eノードB106内には、伝送モード選択(TMS)論理/ユーティリティ120、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)B233、無線リンク制御(RLC)B234、媒体アクセス制御(MAC)B235、および物理レイヤー(PHY)B236が含まれている。さらに、通信システム/アーキテクチャ100は、ネットワーク260とサーバ280を含んでいる。
一実施形態において、eノードB106は、UE102との間でデータおよび/または情報を送受する。UE102のPDCPA223、RLCA224、MACA225、およびPHYA226によってUE102は、それぞれの接続/レイヤーを介して、同様にPDCPB233、RLCB234、MACB235、およびPHYB236を有するeノードB106と(たとえば構成データを)通信できる。ネットワーク260もUE102およびeノードB106とデータを送受する。ネットワーク260は、サーバ280を通して1以上のコンポーネント(図示せず)とデータ/情報を送受できる。サーバ280は、ソフトウェアをデプロイするサーバを表し、ネットワーク260を介してeノードB106と通信する。伝送モード選択ユーティリティ120は、サーバ280を介してネットワークから/上でデプロイされてよい。この構成によって、ソフトウェアをデプロイするサーバは、伝送モード選択ユーティリティ120の実行に関連した1以上の機能を実施できる。
図1と図2に示されたハードウェアコンポーネントおよび基本構成は、変わってもよいということを当業者は理解しよう。無線通信システム/アーキテクチャ100およびBS/eノードB106内に例示されたコンポーネントは、網羅的であることを意図しておらず、むしろ本発明を実現するために用いられる本質的なコンポーネントを強調する代表的なものである。たとえば図示されたハードウェアに加えてまたは代えて他の機器/コンポーネントが使用されてよい。図示された例は、ここに記載する実施形態および/または発明全体に関して構造上またはその他の制限を意味するものではない。
伝送モード選択ユーティリティ/論理120によってサポートおよび/または提供される特定の機能は、プロセッサ110および/または他の機器ハードウェアによって実行される処理論理(またはコード)を介して実現される。伝送モード選択ユーティリティ120によって提供され、かつ記載された実施形態に特有のソフトウェアコード/命令/論理には、次のものがある。すなわち、[a]チャネル品質指標(CQI)レポート、PMIレポートおよびRIレポートを含む1以上のレポートに基づき、無線機器からダウンリンク伝送サービスのために最良の特定の伝送モードとランクとの指示を受取るための論理;[b]無線機器によって指示された伝送モードとランク(たとえばランク2)に対応する第1誤差調整済スループットを算出するために、eノードBでHARQ誤差履歴を使用するための論理;[c]他の顕著な伝送モードとランクとのペアリングに対応するHARQ誤差調整済スループットの推定値を提供するための論理;および[d]第1誤差調整済スループットと、他の顕著な伝送モードとランクとのペアリングに対応する誤差調整済スループットとの比較に基づき、最良の誤差調整済スループットを有する伝送モードとランクを選択するための論理。例示的な実施形態に従い、プロセッサ110が伝送モード選択ユーティリティ120を実行すると、eノードB106は、上記の機能的特徴ならびに追加の特徴/機能性を可能にする一連の機能的プロセスを起動する。これらの特徴/機能性は、以下に(図1〜図2の説明の続きと)図3〜図5の説明においてさらに詳細に記述される。
LTEにおいて、最高データ伝送速度を提供するダウンリンク伝送モードは、[a]クローズドループ型多重入出力(CL−MIMO)とも呼ばれるクローズドループ型空間多重化(CLSM)(すなわちモード4)、および[b]オープンループ型MIMOとも呼ばれるオープンループ型空間多重化(OLSM)(すなわちモード3)である。両伝送モードは、eノードB/BS106から移動体/MS102に1または2の同時データ流を送ることからなる。
多重入出力(MIMO)伝送モードは、スループットとスペクトル効率に対する野心的要求を達成するために、LTE用に構成されたシステム、たとえば無線通信システム100を有効にすることでLTEの本質的部分を形成する。MIMOは、送信器側と受信器側で多重アンテナを使用することを含意する。LTEダウンリンクに対して、MIMOの2x2構成、すなわち基地局に2個の送信アンテナおよび端末側に2個の受信アンテナが最初の基本構成として想定される。さらに、無線通信システム100は、4個の送信アンテナまたは受信アンテナで構成されてよく、特定のアンテナ配列がLTE仕様に反映される。使用されるMIMO伝送モードに従って互いに異なる利得が達成される。
空間多重化は、無線チャネルの空間的次元を活用することで、同じ通信資源ブロックで互いに異なるデータ流を同時に送信することを可能にする。これらのデータ流は、単一のユーザ(シングルユーザMIMO/SU−MIMO)または種々異なるユーザ(マルチユーザMIMO/MU−MIMO)に属している。SU−MIMOが単一のユーザのデータ伝送速度を増すのに対し、MU−MIMOは、全体的能力(多重データ伝送速度)の増大を提供する。空間多重化は、移動無線チャネルによって許されれば可能である。
無線通信システム(WCS)100/BS106において、伝送モード選択(TMS)ユーティリティ120は、無線機器(たとえばMS102)から、特定の伝送モード(TxMode)と具体的ランクによる(すなわち特定の伝送モードとランクとのペアリングによる)物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)サービスに対する無線機器の「選択」を示す1以上のフィードバックレポートを受取る。たとえば現在の伝送モードが4(すなわちクローズドループ型空間多重化(CLSM))であると仮定すると、移動機器は、最良のランク2プリコーダ(すなわち無線/移動機器は、ランク2をリクエストする)と、ランク2プリコーダの2レイヤーに対応するチャネル品質指標(CQI)をレポートするであろう。LTEシステムは、無線機器にチャネル品質指標(CQI)レポート、プリコーダ行列インデックス(PMI)レポートおよびランク指標(RI)レポートからなるフィードバック(レポート)を提供させる。CL−MIMOにおいて、移動機器は、[a]RIを介して最良のランク(すなわち1または2)、[b]PMIを介してそのランクで最良のプリコーダ、および[c]与えられたランクとプリコーダで推定されるサポート可能な最高データ伝送速度(すなわちCQIに基づき)をeノードBにレポートする。次にノードBは、リクエストされたランク、プリコーダおよびCQIに関するレポートされたチャネル情報を用いて、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)における移動体のためのデータをスケジューリングできる。
伝送モード選択ユーティリティ120/eノードB106は、ランク指標132を介して最良のランクとの選択の指示を受取ると共に、プリコーディング行列指標(PMI)130とチャネル品質指標(CQI)128においてそれぞれ対応するプリコーダ(すなわち候補プリコーダ)と信号対雑音干渉電力比(C/I)を受取る。チャネル条件が特定のクローズドループ型空間多重化伝送モードとランクとのペアリングを可能にしないときは、伝送モード選択ユーティリティ120は、効果的な最適/実効性能を達成するためにオープンループ型空間多重化(OLSM)伝送モードを選択できる。オープンループ型空間多重化は、1または2の同時データ流を移動体に送ることからなる。オープンループ型空間多重化は、クローズドループ型伝送モードに類似しているが、クローズドループ型空間多重化とは異なるオープンループ型空間多重化は、PMIフィードバックを持たない。オープンループ型空間多重化フィードバックは、CQIとランク指標(RI)に限られている。LTEにおいて、ランク1オープンループ型空間多重化(すなわちランク1オープンループ型空間多重化ペアリング)は、空間-時間ブロックコードまたは空間-周波数ブロックコードを介して送信ダイバーシティを実現する。ランク2オープンループ型空間多重化(すなわちランク2オープンループ型空間多重化ペアリング)は、大遅延・循環遅延ダイバーシティ(LD−CDD)として実現される。しかしながら大遅延・循環遅延ダイバーシティは、PMIフィードバックに関与しないので、大遅延・循環遅延ダイバーシティ高速は、移動環境においてランク2クローズドループ型空間多重化よりも適応性が高い。LTEに従い、モード3は、ランク1およびランク2のオープンループ型空間多重化からなる。モード4は、ランク1とランク2クローズドループ型空間多重化ならびに送信ダイバーシティ(ランク1オープンループ型空間多重化)からなる。LTE規格によって送信ダイバーシティは、両伝送モード4およびモード3の一部であるから、移動体をランク2クローズドループ型空間多重化から送信ダイバーシティに切替えることは、手順上のオーバヘッドを引起こす無線リソース制御(RRC)の関与を必要としない。
無線通信システム100において、伝送モード選択ユーティリティ120は、最良の伝送モードとランクとのペアを判定するために既存の/利用可能な機器フィードバック情報とHARQ誤差情報を利用する。特に、伝送モード選択ユーティリティ120は、無線機器(たとえばMS102)によってリクエスト/指示された第1伝送モード(たとえばクローズドループ型空間多重化)とランク(たとえばランク2)のペアリングに対応するスループットの推定値(第1HARQ誤差調整済スループット推定値)を判定するために、無線機器から受取ったフィードバックレポートならびにHARQ誤差履歴を利用する。さらに伝送モード選択ユーティリティ120は、他の顕著な伝送モードとランクとのペアリングに対応するHARQ誤差調整済スループットの推定値(第2HARQ誤差調整済スループット推定値)を取得して、リクエストに対応するスループット推定値(第1HARQ誤差調整済スループット推定値)と比較する。伝送モード選択ユーティリティ120は、最高のHARQ誤差調整済スループットに基づき伝送サービスをスケジューリングするために、第1ペアリングに対応するHARQ誤差調整済スループットを、他の顕著なペアリングとそれぞれ比較する。さらに、特定の伝送モードとランクを選択した後でも、伝送モード選択ユーティリティ120は、別の伝送モードとランクとの性能を周期的に評価して、伝送モード選択ユーティリティ120が移動体に対する最高データ伝送速度をサポートできうると推定する(伝送モードとランクとの)ペアに切替える。
図3は、一実施形態に従い、多重入出力(MIMO)伝送(すなわちレイヤーマッピングとプリコーディング)に関連する機能的コンポーネント/プロセスを含む、BS/eノードBにおけるロングタームエボリューション(LTE)ダウンリンクベースバンド信号生成を表すブロック図である。eノードBダウンリンクシステム300は、幾つかのダウンリンク信号生成ブロックを含んでおり、それらのレイヤーマッパ304、プリコーダブロック126、およびリソース要素マッパブロック308が図示されている。
LTE空間多重化において、レイヤーマッパ304を介して互いに異なる空間的レイヤーに2コードワードまでマッピングできる。1コードワードは、チャネルコーダ(明示されず)からのアウトプットを表す。伝送に利用可能な空間的レイヤーの数は、対応するチャネル行列のランクに等しい。伝送モード選択ユーティリティ120は、空間多重化をサポートするために送信器側でプリコーディングを利用する。特に、伝送モード選択ユーティリティ120/BS/eノードB106は、信号を伝送する前にプリコーディングブロック126で特定のプリコーディング行列を乗じる。伝送モード選択ユーティリティ120は、BS/eノードB106とMS102で知られているあらかじめ定義された「コードブック」から最適プリコーディング行列(すなわち最大能力を提供する行列)を選択する。
図4は、一実施形態に従い、利用可能なHARQフィードバック誤差履歴を用いて、伝送モードとランクを選択するプロセスを表すフローチャートである。図4に例示された方法は、図1〜図2に示されたコンポーネントを参照して説明されてもよいが、これは単に便宜上であり、この方法を実現するときは代替的なコンポーネントおよび/または構成を使用できることが理解されるべきである。この方法の主要な部分は、eノードB106(図1〜図2)内で実行し、eノードB/BS106の/上の特定の動作を制御する伝送モード選択ユーティリティ120によって完成されてよく、したがってこの方法は、伝送モード選択ユーティリティ120とeノードB106の一方/双方の観点から記述される。
プロセスは、開始ブロック402で始まり、ブロック404に進み、ここで伝送モード選択ユーティリティ120は、移動/無線(サブスクライバ)機器(たとえばUE/MS102)から、1以上のフィードバックレポート、特にCQIレポート、PMIレポート、およびRIレポートを受取る。これらのフィードバックレポートを受取ったことで、伝送モード選択ユーティリティ120/eノードB106は、移動/無線機器の伝送モードTと特定のランク「A」(たとえばA=2)の選択の指示を受取る。ブロック406に示されているように、伝送モード選択ユーティリティ120は、指示された伝送モードと特定のランクに対応するスループット推定を起動する。ブロック408で、伝送モード選択ユーティリティ120は、(移動体によって指示された特定のランクに対応する)数のCQIレポートを利用して、ダウンリンク伝送を介してサポート可能な移動体の最大データ伝送速度の推定値を取得する。ブロック410で、伝送モード選択ユーティリティ120は、HARQ誤差フィードバックを用いて最大データ伝送速度の推定値を取得して移動体の推定値を調整する。ブロック412に示されているように、伝送モード選択ユーティリティ120は、移動体が選択するランクとは異なるランク「B」(たとえばB=1)を有する同じ伝送モードTとのペアリングを含む顕著な伝送モードとランクとのペアリングに対するスループット値の推定を開始する。移動体は、ランク「A」プリコーダおよび対応するCQI値をレポートしたので、最良のランク「B」プリコーダおよび対応するCQI値は、eノードB106には知られていない。
一実施形態において、伝送モード選択ユーティリティ120は、具体的な伝送モードとより高いランクとのペアリング(すなわちより高いランクとのペアリング)から1以上のCQI値を用いて、(同じ)具体的な伝送モードとより低いランクとの(異なる)ペアリング(すなわちより低いランクとのペアリング)に対して1以上の調整済CQI値を提供する。より高いランクとのペアリングからの1以上のCQI値から調整済CQI値を取得することは、より高いランクとのペアリングからのCQI値が適切に調整されて、より高いランクとのペアリングに対しては存在するが、より低いランクとのペアリングに対しては存在しない追加的レイヤーからの干渉を補償するならば実現可能である。たとえばランクAがランク2を表し、ランクBがランク1を表すならば、伝送モード選択ユーティリティ120は、ランク2の第2レイヤーからの干渉を補償することで(より低い/ランク1ペアリングに対応して)調整されたレイヤー1CQI値を取得する。ランク1伝送は、1レイヤーしかなく、第2レイヤーからの干渉を持たない。その結果として、ランク1CQIは、最大ランク2CQIよりも高いであろう。ランク1CQIは、クローズドループ型空間多重化とオープンループ型空間多重化の双方に対してランク2CQIよりも平均約5dB高いことを実証するシミュレーションに基づき、伝送モード選択ユーティリティ120は、干渉を補償するためにあらかじめ設定された/設定可能な値を利用する。しかしながら、特にあらかじめ設定された値がランク1CQIにおける実際の差および最大ランク2CQIとは異なる場合には、伝送モード選択ユーティリティの性能は、設定可能な定数の具体的な値に依存しないことが示され得る。
図4に戻り、ブロック414で、伝送モード選択ユーティリティ120は、調整済のレイヤー「B」CQIを取得するために、[a]より高い1個の未調整ランク「A」CQIと、[b]eノードBに保存されたランク「B」HARQ誤差フィードバックを追加する。ブロック416で、誤差調整済レイヤー「B」CQI(すなわち誤差調整済スループット)の推定値を取得するために、伝送モード選択ユーティリティ120は、調整レイヤーBCQIに設定可能な調整定数(HARQ誤差フィードバック値)を追加する。伝送モード選択ユーティリティ120は、実験と以前の測定に従い、ランク「B」のCQI値がランク「A」に対する最大CQI値を上回る量の平均から設定可能な調整定数を取得する。ブロック418に示されているように、伝送モード選択ユーティリティ120は、誤差調整済レイヤーBCQI推定値(HARQ誤差調整済CQI値)に対応するデータ伝送速度の推定値を評価する。ブロック420で、伝送モード選択ユーティリティ120は、伝送モードTとランクB(ペアリング)のデータ伝送速度の推定値(ならびに別の顕著なペアリングに対応する推定値)を、伝送モードTとランクAのデータ伝送速度の推定値と比較する。
決定ブロック422に示されているように、伝送モード選択ユーティリティ120は、「ランク「A」に対応するデータ伝送速度の推定値が、ランクBのデータ伝送速度の推定値よりも大きい」か判定する。決定ブロック422で伝送モード選択ユーティリティ120が、「ランク「A」に対応するデータ伝送速度の推定値は、伝送モードTとランクBのデータ伝送速度の推定値(および別の顕著なペアリングに対応する推定値)よりも大きい」と判定したら、ブロック424に示されているように、伝送モード選択ユーティリティ120は、リクエスト/レポートに従い移動体の伝送モードTとランクAとのペアリングの選択/指示を承認/選択することで移動体にサービスを提供する(すなわちデータを伝送する)。しかしながら決定ブロック422で、伝送モード選択ユーティリティ120が、「ランクAに対応するデータ伝送速度の推定値は、ランクBのデータ伝送速度の推定値よりも小さい」と判定したら、ブロック426に示されているように、伝送モード選択ユーティリティ120は、移動体の伝送モードTとランク「A」の指示を拒絶して、同じ伝送モード(すなわち伝送モードT)とランクBによる、または他の伝送モードとランク(たとえば伝送モード3とランク1またはランク2)によるサービスに切替える。プロセスは、ブロック428で終了する。
一実施形態において、特定の伝送モードおよび/またはランクの拒絶に続いて、伝送モード選択ユーティリティ120/eノードB106は、条件が以前拒絶された特定の伝送モードおよび/またはランクの再評価/再考慮を提供するまでに十分に改善されたかどうかを周期的にチェックする。特定の伝送モードおよび/またはランクの再評価/再考慮によって、伝送モード選択ユーティリティ120は、過度に保守的な伝送モードとランクとの選択を避けることができる。再評価/再考慮は、要因伝送条件に改善要因を加えてHARQ誤差調整を修正するために調整手順を含むか、または伴うことができる。
無線機器がリクエストする伝送モード(すなわち伝送モードT)とランク(すなわちランクA)を伝送モード選択ユーティリティ120が拒絶したら、前回無線機器によってリクエストされたときには、ユーザによる現在のリクエストの今回の拒絶(すなわち伝送モードとランクとの拒絶)が受入れられた場合には、再評価に基づき可能性のあるフィードバック調整を行えるようにするために、伝送モード選択ユーティリティ120は、カウンタ136(図1)を起動する(すなわちカウンタ値を1にセットする)(ブロック506/図5)。さらに、伝送モード選択ユーティリティ120は、リクエストの拒絶が、[a](特定の期間内で)リクエストが出されて初めて起きた場合、および/または[b]HARQフィードバック履歴に保存されていないリクエストについて起きた場合にカウンタを起動できる。無線機器による同じ/同一のリクエスト(たとえば伝送モードTとランクAのペアリングによるサービスに対する)が今回拒絶され、前回リクエストされたときも拒絶された場合には、伝送モード選択ユーティリティ120は、カウンタを1増分する。したがってカウンタは、現在の拒絶が継続するか、または同様の拒絶の連続的なパターンを形成すると増分され、以前の拒絶パターンが今回途切れるとカウンタは0または1にリセットされる。
カウンタ値が所定の閾値に達すると、伝送モード選択ユーティリティ120は、以前拒絶された伝送モードTとランクAに対応するHARQ調整値を修正する(たとえばHARQ調整値を2で除す)。換言すれば、伝送モード選択ユーティリティ120は、「カウンタが、設定可能な閾値(たとえば100連続伝送モードTとランクA無効決定)に達する」か判定する。カウンタが設定可能な閾値に達したら、伝送モード選択ユーティリティ120/eノードB106は、伝送モードTとランク「A」HARQ調整値を修正する。たとえば伝送モード選択ユーティリティ120は、これらのHARQ調整値を2(または他のあらかじめ設定された整数)で除し、これらの更新されたHARQ値を用いて伝送モードTとランク「A」に対する推定されたデータ伝送速度を再計算する。
与えられた(伝送モード、ランク)ペアに対するHARQ修正は、次の理由から必要である。伝送モード選択ユーティリティ120/eノードB106が移動体の伝送モードTとランクAの選択を絶えず拒絶した場合、この(伝送モードT、ランクA)ペアに対するHARQ調整値は、eノードB106で通常/一般に更新されない。特定のHARQ調整値が異なる/選択されたペアによる伝送サービス中に一般に調整されないという事実は、eノードB106が移動体に異なる/選択された伝送モードとランクとのペアでデータを供給し、(移動体からのACK/NAKに基づく)HARQ調整値が選択された伝送モードとランクとのペアに対応するという事実に起因する。その結果として、移動体によってレポートされる/された特定の(伝送モードT、ランクA)ペアのHARQ調整値は、「履歴のやや早い時点で動きが取れない」。しかしながら、移動/無線機器でチャネル条件が伝送モードTとランクAの選択に有利に変化した可能性はあるが、この(伝送モードT、ランクA)ペアに対してeノードBで維持されている過去のHARQ誤差調整は、依然として負のバイアスを持つであろう。伝送モード選択ユーティリティ120は、却下された(伝送モードT、ランクA)ペアに対するHARQ調整値を周期的に減少/修正するための手順を提供し、伝送モード選択ユーティリティ120がこの伝送モードとランクとのペアに対して推定されたデータ伝送速度を周期的にチェックするときに、伝送モード選択ユーティリティ120/eノードB106は、負の履歴HARQバイアスを減らすことができる。
図5は、一実施形態に従い、特定のHARQ誤差調整を提供するための閾値を使用して、伝送条件を周期的に評価するプロセスを表すフローチャートである。プロセスは、開始ブロック502で始まり、ブロック504に進み、ここで伝送モード選択ユーティリティ120は、移動体の特定の伝送モードとランク「A」に対するリクエストを、伝送モードおよびランクBと比較した後で拒絶する。ブロック506に示されているように、伝送モード選択ユーティリティ120は、カウンタを起動して、特定の伝送モードとランクAのペアリングの連続的拒絶の数を追跡する。ブロック508で、伝送モード選択ユーティリティ120は、データ伝送に影響を与える現在のチャネル条件および他の要因は、中間的なサービスペアリングによる伝送サービスに適しているという指示を受取る。
一実施形態において、伝送モード選択ユーティリティ120(eノードB)は、2ウェイ連鎖フォールバック(連鎖フォールバック)を用いて、各(伝送モード、ランク)ペアの性能をテストし、最終的に最良のデータ伝送速度を与えるペアを選択することで(伝送モード、ランク)ペアを選択する。この方法論によれば、各(伝送モード、ランク)ペアがテストされて、測定された誤差性能に基づき最良のペアが選択されるのであり、発見的なマッピングを用いて与えられた速度と相関の推定から「適当な」伝送モードとランクを選択するのではない。したがって移動体によって伝送モードTとランクAがレポートされると仮定すると、伝送モード選択ユーティリティ120は、最終的に次の1以上を実行する。すなわち[a]ユーティリティは、移動体のリクエストを受入れて、データを移動体に供給するために伝送モードTとランクを選択する。[b]ユーティリティは、移動体に供給するために同じ伝送モードTと、しかし他の(Aとは異なる)ランクBを含むペアリングを選択する。[c]ユーティリティは、異なる伝送モードT1と同じランクAを選択する。[d]ユーティリティは、異なる伝送モードT1とは異なるランクBを選択する。この選択は、eノードBによるチャネル条件と移動体のHARQ履歴の推定を前提として、移動体に最高データ伝送速度を提供すると見られる伝送モードとランクとのペアに関するeノードBの推定に基づく。HARQ履歴は、各伝送モードとランクとのペアに対して維持される。一実施形態において、伝送モード選択ユーティリティ120は、最も/非常に攻撃的な潜在的に最高のデータ伝送速度モード(たとえば伝送モード4、ランク2)から、最も/非常に保守的な潜在的に最低のデータ伝送速度モード(たとえば伝送モード3、ランク1、これは送信ダイバーシティとも呼ぶ)までの連鎖フォールバックを、これらのモードの測定された性能に基づき提供する。
他の実施形態において、伝送モード選択ユーティリティ120は、第1ペアリングによるサービスから、第2ペアリングによるサービスへの切替えを数段階で実行する。伝送モード選択ユーティリティ120は、最初に第3ペアリングによる中間的サービスに切替えてよい。中間的サービスへの切替えは、第2サービスへの変化よりも(攻撃性または保守性において)緩やかな/段階的な変化を提供する。次に、伝送モード選択ユーティリティ120は、中間的サービスが満足のゆく性能を達成しない場合には、第2ペアリングによるサービスに切替えることができる。上記の説明(伝送モード選択ユーティリティ120が幾つかの伝送モードとランクとのペアリング選択肢に基づき実行するアクションの説明)を、以下の例で全ステップを通して記述する。(1)移動体は、伝送モード4とランク2をレポート/リクエストするが、伝送モード選択ユーティリティ120/eノードB106は、このレポートされた/リクエストされたモードでのHARQ誤差履歴に基づき、「移動体によってリクエスト/レポートされたモードにおける性能は、準最適である」と判定する。(2)その結果として、伝送モード選択ユーティリティ120/eノードB106は、移動体を、潜在的に次に最高のデータ伝送速度を提供する別のモード(たとえば伝送モード3、ランク2)に切替える。以前のモードでの劣った性能がよりも高い移動速度に起因するものである場合には、この切替えによって現在の性能問題は解決しよう。(3)伝送モード選択ユーティリティ120が「性能は、準最適に留まっている」と判定したら、伝送モード選択ユーティリティ120/eノードB106は、移動体を、潜在的に次に最高のデータ伝送速度を提供する別のモード(たとえば伝送モード4、ランク1)(すなわち以前の2モードよりも低く保守的なモード)に切替えることができる。以前のモードでの性能問題が高い相関(低ランク)チャネルに起因するものである場合には、このモード選択によって問題は、解決しよう。(4)これらすべての中間的なモードおよびランクへの切替えが失敗したら、伝送モード選択ユーティリティ120/eノードB106は、移動体を伝送モード3とランク1に切替えることができる。この伝送モードとランクとのペアリングは、送信ダイバーシティとして知られている。一実施形態において、送信ダイバーシティは、最も保守的な伝送モードである。さらに、送信ダイバーシティは、最も堅牢であり、最良の誤差性能を有する。
再び図5のフローチャートを参照すると、ブロック510で伝送モード選択ユーティリティ120は、異なる/第2伝送モードと同じランクAかまたは別のランクを含む中間的ペアリングを選択することで、UE/MS102に対するサービスを切替える。一実施形態において、無線機器に対する攻撃性の変化のレベルのあらかじめ設定された最大値が、現在の最良の(計算された)ペアリングに対して以前に選択されたペアリングからの変化の潜在的なレベルよりも(攻撃性のレベルにおいて)小さい場合、伝送モード選択ユーティリティ120は、あらかじめ設定された最大値に従い中間的ペアリングによる伝送サービスをスケジューリングする。一実施形態において、伝送モード選択ユーティリティ120は、第2/異なる伝送モードとランクによるスループット性能レベルを判定し、第2伝送とランクによる性能レベルが不満足/準最適な場合のみ、伝送モード選択ユーティリティ120は、第2/中間的なモードから第3伝送モードとランクに切替える。
ブロック512に示されているように、伝送モード選択ユーティリティ120は、第2伝送モードT1とランクBのペアリングの性能が準最適であるために、(移動体の(反復された)伝送モードTとランクAのリクエストの代わりに)第3伝送モードTとランクBのペアリングに切替える。ブロック514で、伝送モード選択ユーティリティ120は、カウンタを1増分して、移動体によるリクエスト(すなわち伝送モードTとランクAのペア)の連続的拒絶の数の追跡を開始/継続する。ブロック516に示されているように、伝送モード選択ユーティリティ120は、チャネル条件における改善を示す情報(たとえばCQIレポートの改善傾向または他のフィードバック)を受取ることで、他の/具体的な伝送モードとランクとの再評価に値するまでに条件が改善されたと判定する。
一実施形態において、伝送モード選択ユーティリティ120は、改善されたチャネル条件の指示を受取ってから、(評価されている伝送モードとランクとのペアリングに切替えることで)周期的チェックを始動させる。別の実施形態において、伝送モード選択ユーティリティ120は、より高い品質のフィードバックを評価することで、および/または情報バイアスを最小化するように調整された他のフィードバックを評価することで、周期的チェックを起動する。別の実施形態において、伝送モード選択ユーティリティ120は、効果的/効率的評価のために必要とされる情報のタイプおよび品質が利用可能である場合、および/または必要なタイプの情報が特定の伝送モードおよび/またはランクによってしか提供されない場合、実用的評価を完了/実行することに切替える。周期的チェックに従って、伝送モード選択ユーティリティ120は、より低い/保守的な伝送モードとランクから、より高い/攻撃的な伝送モードとランクへと周期的に切替えては、特定のより高い伝送モードとランクで条件が改善されたか判定することができる。図示するように、伝送モード選択ユーティリティ120/eノードB106は、以前にUE102に伝送モード3とランク1で供給するように選択してよい。しかしながら、伝送モード選択ユーティリティ120は、潜在的によって高いデータ伝送速度を提供する別の伝送モードとランク(たとえば[伝送モード3、ランク2]、[伝送モード4、ランク1]、[伝送モード4、ランク2])の性能も周期的にチェックする。周期的チェックを実施するために、伝送モード選択ユーティリティ120は、これらの別の伝送モードとランクとの何れかに切替えることができる。
図5に戻って、ブロック518で伝送モード選択ユーティリティ120は、移動体の選択(すなわち伝送モードT、ランクAペア)を、周期的チェックに従い、伝送モードとランクBのペアを含む他の伝送モードとランクとのペアと比較する。ブロック520に示されているように、伝送モード選択ユーティリティ120は、(伝送モードTとランクAペアの連続的拒絶を追跡する)カウンタ値を閾値と比較する。決定ブロック522で、伝送モード選択ユーティリティ120は、「カウンタ値が、閾値よりも大きい」か判定する。決定ブロック522で、伝送モード選択ユーティリティ120が「カウンタ値は、閾値よりも大きくはない」と判定したら、ブロック524に示されているように、伝送モード選択ユーティリティ120は、(閾値に基づかない)HARQ調整値を用いて伝送モードTとランクAに対応する実際の最大データ伝送速度の推定値(第1推定値)を取得する。しかしながら、ブロック526に示されているように、決定ブロック522で伝送モード選択ユーティリティ120が「カウンタ値は、閾値よりも大きい」と判定したら、伝送モード選択ユーティリティ120は、2(または他の整数/値)で除したHARQ調整値を用いて実際の最大データ伝送速度の推定値(第2推定値)を取得する。ブロック528に示されているように、伝送モード選択ユーティリティ120は、伝送モードとランクとのペアの比較を再起動/継続する。プロセスは、ブロック530で終了する。
シミュレーションデータは、伝送モード選択ユーティリティ120の機能性をeノードBの伝送モードとランクとの選択プロセスに組み入れると、伝送モード選択ユーティリティ120を使用しないシステムと比較してダウンリンクのスループットがある場合には110%改善され、平均では25〜50%改善されることを示す。さらに、伝送モード選択ユーティリティ120を備えたeノードBは、理論的な「最良ケースの」スループットを広い範囲の信号品質およびチャネルモードにわたって適合させることができる。さらに、伝送モード選択ユーティリティ120は、測定されたスループットが「理想」値とは異なる搬送波対干渉の範囲を収縮させる。
伝送モード選択ユーティリティ120は、移動速度の明確な測定とチャネル相関に基づき最良の伝送モードとランクを選択する他のより複雑な方法が失敗するケースでも、良好に実行できる解決策を提供する。たとえばダウンリンクCL−MIMOのために実際に与えられた性能は、移動体の無線周波数(RF)性能に依存することがある。すべての移動体は、最低限の性能基準を満たすことが期待されるが、幾つかの移動体は、スペクトル効率の高いスキームのハンドリングで他の移動体より良好である。換言すれば、同じ相対速度(ドップラ)とチャネル相関に対して、実際のダウンリンク性能は、移動体によってばらつきがある。明らかにドップラとチャネル相関の要因のみを考慮するアルゴリズムは、すべての移動体に対してダウンリンク伝送モードを同じやり方で選択するに尽きる。しかしながら、誤差調整済スループットに基づく解決策を提供することで、伝送モード選択ユーティリティ120は、選択された伝送モードにおいてより高い/より低い誤差を特定し、HARQ誤差履歴を前提として移動体に最も適したモードを選択する。したがって伝送モード選択ユーティリティ120は、eノードBに既にあるHARQ情報を再使用する複雑性の少ない低MIPS(すなわち100万命令毎秒)解決策を提供する。
上記のフローチャートにおいて、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、方法の特定のプロセスが結合され、同時に、または異なる順序で実行され、または場合によっては省略される。したがって、方法のプロセスが特定のシーケンスで記述および図示されているが、プロセスの具体的なシーケンスは、本発明の制限を意味するものでは決してない。プロセスのシーケンスに関して、本発明の精神および範囲から逸脱することなく変更が行われてよい。それゆえ特定のシーケンスの使用は、制限的な意味合いで受けとられるべきではなく、本発明の範囲は、以下の請求項およびこれらの等効物に及ぶ。
図示および記載された実施形態は、eノードBで、ロングタームエボリューション(LTE)用に構成された無線通信システムにおいてダウンリンク伝送モードを選択するための機構およびシステムを提供する。伝送モード選択(TMS)ユーティリティ/論理は、無線機器から、特定の伝送モードと具体的ランクを用いた物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)サービスに対するリクエストを受取る。伝送モード選択ユーティリティは、リクエストに対応するスループットの推定値を判定する。さらに、伝送モード選択ユーティリティは、他の顕著な伝送モードとランクとのペアリングに対応するHARQ誤差調整済スループットの推定値を取得して、リクエストに対応するスループット推定値と比較する。伝送モード選択ユーティリティは、最良の伝送モードとランクとのペアを判定するために、最良の誤差調整済スループットに従い、既存の/利用可能な機器フィードバック情報およびHARQ誤差情報を利用する。さらに、特定の伝送モードとランクを選択した後でも、伝送モード選択ユーティリティ120は、別の伝送モードとランクとの性能を周期的に評価して、伝送モード選択ユーティリティ120が移動体への最高データ伝送速度をサポートできると推定する(伝送モード、ランク)ペアに切替える。
さらに理解されるように、本発明の実施形態におけるプロセスは、任意のソフトウェア、ファームウェアまたはハードウェアを組み合わせて実現されてよい。本発明をソフトウェアにおいて実施する準備段階として、プログラミングコード(ソフトウェアまたはファームウェア)は、典型的に1以上の機械可読記憶媒体、たとえば固定された(ハード)ドライブ、ディスケット、光ディスク、磁気テープ、半導体メモリ、たとえばROM、PROM等に保存され、それによって本発明に従い製造品(またはコンピュータプログラム製品)が作られる。プログラミングコードを含む製造品は、直接記憶装置からコードを実行するか、記憶装置からコードを別の記憶装置、たとえばハードディスク、RAM等にコピーするか、または伝送タイプの媒体、たとえばデジタルおよびアナログ通信リンクを用いて遠隔実行用コードを送信することで使用される。本発明の方法は、本発明に従うコードを含む1以上の機械可読記憶媒体を、適当な処理ハードウェアと組み合わせて実施されて、その中に含まれているコードを実行することができる。本発明を実施するための機器は、本発明に従ってコード化されたプログラムへのネットワークアクセスを含む、または有する、1以上の処理装置および記憶システムであってよい。
したがって重要なことであるが、本発明の例示的な実施形態は、ソフトウェアがインストールされた(または実行された)完全に機能的な基地局/eノードBというコンテクストで記述されているが、当業者は、本発明の例示的な実施形態のソフトウェアの面は、多様な形態のコンピュータプログラム製品として流通され得ること、そして本発明の例示的な実施形態は、実際に流通を実行するために使用される媒体の特定のタイプにかかわりなく等しく適用されるということを理解しよう。例として、媒体タイプの排他的ではないリストは、書込み可能なタイプの(有形な)媒体、たとえばフロッピー(登録商標)ディスク、サムドライブ、ハードディスクドライブ、CD ROM、DVD、および伝送タイプの媒体、たとえばデジタルおよびアナログ通信リンクを含む。
本発明は、例示的な実施形態を参照して記述されたが、当業者は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、種々の変更をなし得、実施形態の要素を等効物と置き換え得ることを理解するであろう。さらに、本発明の本質的な範囲から逸脱することなく、特定のシステム、機器またはそれらのコンポーネントを本発明の教示に適合させるために多くの変容をなし得る。それゆえ、本発明は、これを実施するために開示された特定の実施形態に限定されるものではなく、以下の請求項の範囲に該当するすべての実施形態を含むことが意図されている。さらに、「第1」、「第2」等の用語の使用は、何らかの順序や重要性を表すものではなく、「第1」、「第2」等の用語は、ある要素を別の要素から区別するために用いられる。

Claims (11)

  1. 進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク基地局(eノードB)を有する無線通信システムにおいて、無線機器に通信資源を割当てるための資源割当方法であって、前記資源割当方法は、
    物理ダウンリンク共有チャネルつまりPDSCHで、第1ペアリングを表す特定の伝送モードと具体的ランクとによってダウンリンク伝送することに対するリクエストを、前記無線機器から受取ることと;
    [a]前記特定の伝送モードとランクに対応する履歴ハイブリッド自動再送リクエストフィードバック情報つまり履歴HARQフィードバック情報;[b]リクエストされた具体的ランクに対応するプリコーダの1以上のレイヤーに対応するチャネル品質指標つまりCQI;[c]前記特定の伝送モードと前記具体的ランクに対する最良のプリコーダを提供するプリコーダ行列インデックスレポートつまりPMIレポート;および[d]ランク指標レポートつまりRIレポート、のうちから1以上を読出すことと;
    前記無線機器にリクエストされた前記特定の伝送モードと前記具体的ランクに関連する、第1HARQ誤差調整済スループット推定値を取得することと、
    他の顕著な伝送モードとランクとのペアリングに対応する第2HARQ誤差調整済スループット推定値を提供することと;
    前記第1HARQ誤差調整済スループット推定値を、前記第2HARQ誤差調整済スループット推定値と比較することと;
    前記比較に応答して、前記無線機器に対する伝送サービスのために、より高いHARQ誤差調整済スループットを有する伝送モードとランクとの最良のペアリングを選択することと;
    前記選択に応答して、選択された伝送モードとランクとのペアリングから、別の伝送モードとランクとの他のペアリングに周期的に切替え、条件が伝送モードとランクとの異なるペアリングでの伝送を保証するまでに十分改善したかチェックすることと
    を備えることを特徴とする、資源割当方法。
  2. 前記第1HARQ誤差調整済スループット推定値の前記取得はさらに、
    前記履歴HARQフィードバック情報による1以上のCQI値の修正から、1以上の調整済CQI値を評価することと;
    1以上の調整済CQI値に対応する1以上のデータ伝送速度を決定することと;
    [a]単一のCQI値に対応する1種類のデータ伝送速度の追加と、[b]複数のCQI値に対応する多重データ伝送速度の追加とのうちの何れか一方に基づくダウンリンク伝送によって、サポート可能な前記第1ペアリングに対応する最大データ伝送速度の第1推定値を判定することと
    を含む、
    請求項1記載の資源割当方法。
  3. 前記第2HARQ誤差調整済スループット推定値の前記提供はさらに、第1ペアリングの第1ランクが、他の顕著なペアリングの第2ランクよりも高いときに、
    前記第1ペアリングの前記具体的ランクに対応する複数のレポートされたCQI値の間で、より大きい値を特定することと;
    前記第1特定のペアリングの前記第1ランクに対応する複数のレポートされたCQI値の間の前記より大きい値に、保存されている対応するHARQ誤差フィードバック値を加算することで、第2ランクを有する顕著なペアリングHARQ誤差調整済CQIを算出することと;
    第2ランクを有する前記顕著なペアリングに対する前記HARQ誤差調整済CQIに設定可能な定数を加算することで、前記第2ランクに対する最大CQIの推定値を算出することと
    を含む、
    請求項1記載の資源割当方法。
  4. 前記第2HARQ誤差調整済スループット推定値の前記提供はさらに、前記第2ランクが前記第1ランクよりも低くはないときに、
    前記第1ペアリングに対してレポートされたCQI値から、顕著なペアリングに対して推定された調整済CQI値を導出することと;
    推定された調整済CQI値に、保存されている対応するHARQ誤差フィードバック値を加算することで、第2ランクを有する顕著なペアリングに対するHARQ誤差調整済CQI値を算出することと;
    第2ランクを有する前記顕著なペアリングに対する前記HARQ誤差調整済CQIから、設定可能な定数を減算することで、前記第2ランクに対する最大CQI値の推定値を算出することであって、前記設定可能な定数は、実験と以前の測定に基づくことと;
    前記第2ランクに対する前記最大CQIの前記推定値に対応する、最大データ伝送速度の第2推定値を評価することと
    を含む、
    請求項3記載の資源割当方法。
  5. 前記資源割当方法はさらに、前記無線機器によってリクエストされた特定の伝送モードと具体的ランクとの前記第1ペアリングの第1拒絶に応答して、
    前記第1ペアリングの連続的拒絶の数を追跡するカウンタを、以前にリクエストされた第1ペアリングが拒絶されなかったときに初期化することと;
    伝送モードとランクとの他のペアリングを、周期的にチェックすることと;
    前記周期的なチェックに応答して推定された最良のHARQ誤差調整済スループットを有する伝送モードとランクへの切替えを、起動することと;
    前記無線機器での使用に利用可能な伝送モードとランクとのペアリングに対応する顕著なペアリングの間から、前記最良のペアリングによるサービスを選択することと
    を含む、
    請求項1記載の資源割当方法。
  6. 前記資源割当方法はさらに、ダウンリンク伝送サービスを、より低いランクを有する第2ペアリングから、より高いランクを有する前記第1ペアリングに周期的に切替えることと;
    「条件が、前記第1特定のペアリングの実用的評価を提供するまでに十分改善された」か否か判定することと
    を含む、
    請求項1記載の資源割当方法。
  7. プロセッサと;
    スケジューラを保存しているメモリと;
    前記プロセッサによって実行されるユーティリティと
    を有する基地局であって、
    前記プロセッサは、前記ユーティリティを実行することによって:
    物理ダウンリンク共有チャネルつまりPDSCHで第1ペアリングを表す特定の伝送モードと具体的ランクとによってダウンリンク伝送することに対するリクエストを、無線機器から受取ることと;
    [a]前記特定の伝送モードとランクに対応する履歴ハイブリッド自動再送リクエストフィードバック情報つまり履歴HARQフィードバック情報;[b]リクエストされた具体的ランクに対応するプリコーダの1以上のレイヤーに対応するチャネル品質指標つまりCQI;[c]前記特定の伝送モードと前記具体的ランクに対する最良のプリコーダを提供するプリコーダ行列インデックスレポートつまりPMIレポート;および[d]ランク指標レポートつまりRIレポート、のうちから1以上読出すことと;
    前記無線機器にリクエストされた前記特定の伝送モードと前記具体的ランクに関連する第1HARQ誤差調整済スループット推定値を取得することと;
    他の顕著な伝送モードとランクとのペアリングに対応する、第2HARQ誤差調整済スループット推定値を提供することと;
    前記第1HARQ誤差調整済スループット推定値を、前記第2HARQ誤差調整済スループット推定値と比較することと;
    前記比較に応答して、前記無線機器に対する伝送サービスのために、より高いHARQ誤差調整済スループットを有する伝送モードとランクとの最良のペアリングを選択することと;
    前記選択に応答して、選択された伝送モードとランクとのペアリングから、別の伝送モードとランクとの他のペアリングに周期的に切替え、「条件が、伝送モードとランクとの異なるペアリングでの伝送を保証するまでに十分改善した」かチェックすることと
    を有する機能を提供するように構成されていることを特徴とする、基地局。
  8. 前記第1HARQ誤差調整済スループット推定値の前記取得はさらに、
    前記履歴HARQフィードバック情報による1以上のCQI値の修正から、1以上の調整済CQI値を評価することと;
    1以上の調整済CQI値に対応する1以上のデータ伝送速度を決定することと;
    [a]単一のCQI値に対応する1種類のデータ伝送速度の追加と、[b]複数のCQI値に対応する多重データ伝送速度の追加との何れか一方に基づくダウンリンク伝送によってサポート可能な前記第1ペアリングに対応する最大データ伝送速度の第1推定値を判定することと
    を含む、
    請求項7記載の基地局。
  9. 前記第2HARQ誤差調整済スループット推定値の前記提供はさらに、第1ペアリングの第1ランクが、他の顕著なペアリングの第2ランクよりも高いときに、
    前記第1ペアリングの前記具体的ランクに対応する複数のレポートされたCQI値の間で、より大きい値を特定することと;
    前記第1特定のペアリングの前記第1ランクに対応する複数のレポートされたCQI値の間の前記より大きい値に、保存されている対応するHARQ誤差フィードバック値を加算することで、第2ランクを有する顕著なペアリングHARQ誤差調整済CQIを算出することと;
    第2ランクを有する前記顕著なペアリングに対する前記HARQ誤差調整済CQIに、設定可能な定数を加算することで、前記第2ランクに対する最大CQIの推定値を算出することと
    を含む、
    請求項7記載の基地局。
  10. 前記第2HARQ誤差調整済スループット推定値の前記提供はさらに、前記第2ランクが、前記第1ランクよりも低くはないときに、
    前記第1ペアリングに対してレポートされたCQI値から、顕著なペアリングに対して推定された調整済CQI値を導出することと;
    保存されている対応するHARQ誤差フィードバック値を加算することで推定された調整済CQI値に、第2ランクを有する顕著なペアリングに対するHARQ誤差調整済CQI値を算出ことと;
    第2ランクを有する前記顕著なペアリングに対する前記HARQ誤差調整済CQIから、設定可能な定数を減算することで、前記第2ランクに対する最大CQI値の推定値を算出することであって、前記設定可能な定数は、実験と以前の測定とに基づくことと;
    前記第2ランクに対する前記最大CQIの前記推定値に対応する、最大データ伝送速度の第2推定値を評価することと
    を有するように構成されている、
    請求項9記載の基地局。
  11. 前記機能はさらに、前記無線機器によってリクエストされた特定の伝送モードと具体的ランクとの前記第1ペアリングの第1拒絶に応答して、
    前記第1ペアリングの連続的拒絶の数を追跡するカウンタを、以前にリクエストされた第1ペアリングが拒絶されなかったときに初期化することと;
    伝送モードとランクとの他のペアリングを、周期的にチェックすることと;
    前記周期的なチェックに応答して推定された最良のHARQ誤差調整済スループットを有する伝送モードとランクへの切替を起動することと;
    前記無線機器での使用に利用可能な伝送モードとランクとのペアリングに対応する顕著なペアリングの間から、前記最良のペアリングによるサービスを選択することと
    を含む、
    請求項7記載の基地局。
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