JP2012060236A - 画像処理装置、画像処理方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】立体画像表示において、観察者の見やすさを向上させることが可能な画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置としての表示装置100は、画像表示部110の画面に表示されている画像のうちのフォーカスされている画像を特定するための操作信号の認識を行う操作認識部124と、操作認識部124による認識結果に基づいて、画像表示部110の画面に表示させる画像を当該画面に立体画像または平面画像として表示させるための画像描画を行う画像描画部126とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法およびコンピュータプログラムに関する。
時分割駆動方式による映像表示装置は、複数の映像ストリームを時分割的に順次切り換えて出力する映像表示装置である。このような時分割駆動方式を用いた映像表示装置として、いわゆるシャッタ眼鏡を用いた時分割立体映像表示システム(例えば、特許文献1〜3参照)や、シャッタ眼鏡を用いて複数の観察者が画面を分割することなく異なる映像を観察するマルチ映像表示システム等が挙げられる。
人間は、右目と左目とで捉えた2次元網膜映像の違い(両眼視差)から、複数の奥行き手掛かりを抽出・統合することにより、3次元情報を知覚し、物体を3次元的な立体映像として認識している。眼球の回転運動は、視線の交差角である輻輳角を変化させ、人間はこれを基に物体までの距離を判断し空間を3次元的に認識している。この原理を利用して画像を立体的に見せることを立体視と言い、左右目用画像を一枚ずつ使って表示したものを立体画像、左右目用画像を複数枚ずつ用意し、それらを連続的に変化させたものを立体映像と呼ぶ。また、それらを表示できる装置が立体映像表示装置である。
時分割立体映像表示システムは、左目用映像および右目用映像を非常に短い周期で画面全体に交互に表示すると同時に、左目用映像および右目用映像の表示周期に同期して左目および右目に映像を分離して提供する立体映像表示装置を用いた映像表示システムである。例えば、シャッタ眼鏡方式は、左目用映像が表示される間はシャッタ眼鏡の左目部が光を透過させ、右目部が遮光する。また、右目用映像が表示される間はシャッタ眼鏡の右目部が光を透過させ、左目部が遮光する。
立体画像を生成する手法としては、カメラを2台用意し、1台のカメラを右目用に、もう1台のカメラを左目用に水平方向にずらして設置することで視差のついた画像を撮影する手法が挙げられる。また、コンピュータグラフィックス等で作られた立体映像においては、仮想的に画面からユーザまでの距離と右目および左目の位置を定義し、表示する対象を右目の位置から見たと仮定してレンダリングした画像と、表示する対象を左目の位置から見たと仮定してレンダリングした画像とを2つの視差画像として生成している。
特開平9−138384号公報 特開2000−36969号公報 特開2003−45343号公報
ところで、上述した両眼視差を利用した立体画像は上記過程によって作成されているため、画像生成の際の視点位置(上記のカメラ位置や仮想的な視点位置)が正しく立体像として認識できる視点位置として、各画像につき一点に限定されている。このような理由により、これらの立体画像を表示する際は映像表示装置の正面から観察されることを前提としている。
そのため、立体画像を同一画面上に複数表示する場合、表示された各立体画像が自身の正面に視点位置を持ってしまうため、画面全体としてみると1つの画面に対して複数の視点位置が存在してしまうことになる。これにより画面全体として見やすさが低下し、さらに観察者の目に与える負担も大きくなるという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、立体画像表示において、観察者の見やすさを向上させることが可能な、新規かつ改良された画像処理装置、画像処理方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、画像表示部の画面に表示されている画像のうちのフォーカスされている画像を特定するための操作信号の認識を行う操作認識部と、前記操作認識部による認識結果に基づいて、前記画面に表示させる画像を前記画面に立体画像または平面画像として表示させるための画像描画を行う画像描画部と、を備える、画像処理装置が提供される。
前記画像描画部は、前記操作認識部により特定された前記フォーカスされている画像については、当該画像を前記画面に立体画像として表示させるための画像描画を行い、前記操作認識部により特定された前記フォーカスされている画像以外の画像については、当該画像を前記画面に平面画像として表示させるための画像描画を行ってもよい。
前記画像描画部は、前記操作認識部による認識の結果、前記画面におけるスクロール速度が所定の速度以上であるときは、前記画面に表示させる画像を前記画面に平面画像として表示させるための画像描画を行ってもよい。
前記画像描画部は、前記操作認識部による認識の結果、前記画面におけるスクロール速度が所定の速度以上でないときは、前記操作認識部により特定された前記フォーカスされている画像については、当該画像を前記画面に立体画像として表示させるための画像描画を行い、前記操作認識部により特定された前記フォーカスされている画像以外の画像については、当該画像を前記画面に平面画像として表示させるための画像描画を行ってもよい。
前記画像描画部は、前記画面における画像の占める面積の大きさに基づいて、当該画像を前記画面に立体画像または平面画像として表示させるための画像描画を行ってもよい。
前記画像描画部は、前記画面における画像の当該画面の中央からの距離の大きさに基づいて、当該画像を前記画面に立体画像または平面画像として表示させるための画像描画を行ってもよい。
前記画像描画部は、前記画面に表示させる画像を前記画面に平面画像として表示させるための画像描画を行う際に、当該画像が前記画面の中央よりも右側に表示される画像であるときは、当該画像を立体画像として表示させるための画像のうちの左目用の画像を用いて平面画像を生成し、当該画像が前記画面の中央よりも左側に表示される画像であるときは、当該画像を立体画像として表示させるための画像のうちの右目用の画像を用いて平面画像を生成してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、画像表示部の画面に表示されている画像のうちのフォーカスされている画像を特定するための操作信号の認識を行う操作認識ステップと、前記操作認識ステップでの認識結果に基づいて、前記画面に表示させる画像を前記画面に立体画像または平面画像として表示させるための画像描画を行う画像描画ステップと、を有する、画像処理方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、画像表示部の画面に表示されている画像のうちのフォーカスされている画像を特定するための操作信号の認識を行う操作認識ステップと、前記操作認識ステップでの認識結果に基づいて、前記画面に表示させる画像を前記画面に立体画像または平面画像として表示させるための画像描画を行う画像描画ステップと、を実行させる、コンピュータプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、立体画像表示において、観察者の見やすさを向上させることができる。
立体表示装置による立体視の原理を示す説明図である。 立体表示装置による立体視の原理を示す説明図である。 立体表示装置による立体視の原理を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る映像表示システムの構成を概略的に示す説明図である。 本実施の形態に係る表示装置の構成を概略的に示す説明図である。 本実施の形態に係る表示装置における映像信号制御部の機能構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る表示装置が実行する画像描画処理のフローチャートである。 表示装置の画像表示部に複数の立体画像が表示されている場合を説明するための説明図である。 表示装置の画像表示部にフォーカスされた立体画像のみが立体画像表示されている場合を説明するための説明図である。 画像表示部の画面を正面から観察した場合を説明するための説明図である。 画像表示部の画面に表示される立体画像を説明するために、立体画像を画像表示部の上方から観察した場合を説明するための模式図である。 画像表示部の画面に表示される立体画像を説明するために、立体画像を画像表示部の上方から観察した場合を説明するための模式図である。 画像表示部の画面に表示される立体画像を説明するために、立体画像を画像表示部の上方から観察した場合を説明するための模式図である。 画像表示部の画面に表示される立体画像を説明するために、立体画像を画像表示部の上方から観察した場合を説明するための模式図である。 画像表示部の画面に表示される立体画像を説明するために、立体画像を画像表示部の上方から観察した場合を説明するための模式図である。 本実施の形態に係る表示装置が実行する他の画像描画処理のフローチャートである。 表示装置の画像表示部にシーンサーチのアプリケーションの画面が表示されている場合を説明するための説明図である。 表示装置の画像表示部にシーンサーチのアプリケーションの画面が表示されている場合を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.立体視の原理
2.本発明の実施の形態
2−1.本発明の実施の形態に係る映像表示システムの構成
2−2.本発明の実施の形態に係る表示装置の構成
2−3.本発明の実施の形態に係る表示装置の動作
3.まとめ
<1.立体視の原理>
まず、図面を参照しながら立体表示装置による立体視の原理について説明する。人間は、図1のように右目と左目で捉えた2次元網膜映像の違い(両眼視差)から、複数の奥行き手掛かりを抽出・統合することにより3次元情報を知覚し、物体を3次元的な立体映像として認識している。
眼球の回転運動は図1に示した輻輳角を変化させ、人間はこれをもとに物体までの距離を判断し空間を3次元的に認識している。輻輳角とは、図1に示すように、視線の交差角である。この人間の特性を利用して、図2のように左右目用に視差をつけた2つの平面画像を用意し、それぞれを右目、左目に別々に映すと、その輻湊角から図3のように物体までの距離を錯覚し画像を立体的に認識することができる。視差とは、図2で示すように左右目用画像のずれ量である。この原理を利用して画像を立体的に見せることができる。
<2.本発明の実施の形態>
[2−1.本発明の実施の形態に係る映像表示システムの構成]
まず、本発明の実施の形態に係る映像表示システム10の構成について説明する。図4は、本実施の形態に係る映像表示システム10の構成を概略的に示す説明図である。また、図4には、表示装置100と、表示装置100が表示する画像を観察者が立体的な画像として知覚するために用いるシャッタ眼鏡200も併せて示している。表示装置100とシャッタ眼鏡200とで、映像表示システム10を構成する。
図4に示した表示装置100は、画像の表示が行われる画像表示部110を備えている。表示装置100は、通常の画像を画像表示部110に表示するだけではなく、観察者に立体的な画像として知覚させる立体画像を画像表示部110に表示することが可能な装置である。
画像表示部110の構成については詳述するが、ここで簡単に説明すると、画像表示部110は、光源、液晶パネル、および液晶パネルを挟んで設けられる一対の偏光板を備える。光源からの光は液晶パネルおよび偏光板を透過することで所定の方向に偏光された光となる。
シャッタ眼鏡200は、例えば液晶シャッタからなる右目用画像透過部212および左目用画像透過部214を備える。シャッタ眼鏡200は、表示装置100から送出される信号に応じて、それぞれ液晶シャッタからなる右目用画像透過部212および左目用画像透過部214の開閉動作を実行する。右目用画像透過部212および左目用画像透過部214の開閉動作は後述するシャッタ制御部130が実行する。観察者は、シャッタ眼鏡200の右目用画像透過部212および左目用画像透過部214を通して、画像表示部110から発する光を見ることで、画像表示部110に表示される画像を立体的な画像として知覚することができる。
一方、通常の画像が画像表示部110に表示されている場合は、観察者はそのまま画像表示部110から出射される光を見ることで、通常の画像として知覚することができる。
なお、図4では、表示装置100をテレビ受像機として図示していたが、本発明においては、表示装置の形状はかかる例に限定されないことは言うまでも無い。例えば、本発明の表示装置は、例えば、パーソナルコンピュータその他の電子機器と接続して用いられるモニタであってもよく、携帯型のゲーム機であってもよく、携帯電話や携帯型の音楽再生装置であってもよい。
[2−2.本発明の実施の形態に係る表示装置の構成]
次に、本発明の実施の形態に係る表示装置100の構成について説明する。図5は、本実施の形態に係る表示装置100の構成を概略的に示す説明図である。
図5に示したように、本実施の形態に係る表示装置100は、画像表示部110と、映像信号制御部120と、シャッタ制御部130と、タイミング制御部140と、メモリ150と、バックライト制御部155とを備える。
画像表示部110は、上述したように画像の表示が行われるものであり、外部から信号が印加されると、印加された信号に応じた画像の表示が行われる。画像表示部110は、表示パネル112と、ゲートドライバ113と、データドライバ114と、バックライト115とを備える。
表示パネル112は、外部からの信号の印加に応じて画像を表示するものである。表示パネル112は、複数の走査線に対する順次走査により画像を表示する。表示パネル112は、ガラス等の透明板の間に所定の配向状態を有する液晶分子が封入されている。表示パネル112の駆動方式は、TN(Twisted Nematic)方式であってもよく、VA(Virtical Alignment)方式であってもよく、IPS(In−Place−Switching)方式であってもよい。以下の説明では、表示パネル112の駆動方式は、特に断りが無ければVA方式であるとして説明するが、本発明においてはかかる例に限られないことはいうまでも無い。なお、本実施の形態に係る表示パネル112は、高速なフレームレート(例えば120Hzや240Hz)で画面の書き換えが可能な表示パネルである。そして、本実施の形態では、右目用の画像と左目用の画像とを、表示パネル112に所定のタイミングで交互に表示させることで、観察者に立体的な画像として知覚させることができる。
ゲートドライバ113は、表示パネル112のゲートバスライン(図示しない)を駆動するためのドライバである。ゲートドライバ113にはタイミング制御部140から信号が伝送され、ゲートドライバ113はタイミング制御部140から伝送された信号に応じてゲートバスラインへ信号を出力する。
データドライバ114は、表示パネル112のデータ線(図示しない)に印加するための信号を生成するためのドライバである。データドライバ114にはタイミング制御部140から信号が伝送され、データドライバ114はタイミング制御部140から伝送された信号に応じてデータ線へ印加する信号を生成して出力する。
バックライト115は、観察者側から見て画像表示部110の一番奥に設けられるものである。画像表示部110に画像を表示する際には、バックライト115からは偏光されていない(無偏光の)白色光が観察者側に位置する表示パネル112に出射される。バックライト115としては、例えば発光ダイオードを用いてもよく、冷陰極管を用いてもよい。なお、図5では、バックライト115として面光源を示しているが、本発明においては光源の形態はかかる例に限定されない。例えば、表示パネル112の周辺部に光源を配置し、当該光源からの光を拡散板等で拡散することで表示パネル112に光を出射してもよい。また例えば、面光源の替わりに点光源と集光レンズを組み合わせてもよい。
映像信号制御部120は、映像信号制御部120の外部からの映像信号およびフォーカス画像を特定するための操作信号の伝送を受けると、受け取った操作信号の認識結果に基づいて、受け取った映像信号を、画像表示部110における立体画像の表示、または平面画像の表示に適したものとなるように各種信号処理を実行して出力するものである。フォーカス画像を特定するための操作信号の詳細については後述する。映像信号制御部120で信号処理が施された映像信号はタイミング制御部140に伝送される。また、映像信号制御部120で信号処理が実行されると、信号処理に応じてシャッタ制御部130に所定の信号を伝送する。映像信号制御部120における信号処理としては、例えば以下のようなものがある。
映像信号制御部120に、右目用の画像を画像表示部110に表示するための映像信号(右目用映像信号)と、左目用の画像を画像表示部110に表示するための映像信号(左目用映像信号)と、フォーカス画像を特定するための操作信号が伝送されると、伝送された操作信号の認識の結果、当該画像が立体画像として表示すべき画像であるときは、映像信号制御部120は2つの映像信号から立体画像のための映像信号を生成する。本実施の形態においては、映像信号制御部120は、入力される右目用映像信号および左目用映像信号から、表示パネル112に右目用画像→左目用画像→右目用画像→左目用画像→・・・の順で時分割に表示させるための映像信号を生成する。ここで、左目用画像と右目用画像をそれぞれ複数フレームずつ繰り返して表示させる場合もあり、この場合においては、映像信号制御部120は、例えば右目用画像→右目用画像→左目用画像→左目用画像→右目用画像→右目用画像→・・・の順に表示させるための映像信号を生成する。
一方、映像信号制御部120に、右目用の画像を画像表示部110に表示するための映像信号(右目用映像信号)と、左目用の画像を画像表示部110に表示するための映像信号(左目用映像信号)と、フォーカス画像を特定するための操作信号が伝送されると、伝送された操作信号の認識の結果、当該画像が立体画像として表示すべきではない画像、すなわち平面画像として表示すべき画像であるときは、映像信号制御部120は後述するように2つの映像信号のうちの少なくとも1つの映像信号から平面画像のための映像信号を生成する。
シャッタ制御部130は、映像信号制御部120における信号処理に基づいて生成される所定の信号の伝送を受け、当該信号に応じてシャッタ眼鏡200のシャッタ動作を制御するシャッタ制御信号を生成するものである。シャッタ眼鏡200では、シャッタ制御部130で生成され、例えばIEEE802.15.4に基づく無線によって発せられるシャッタ制御信号に基づいて、右目用画像透過部212および左目用画像透過部214の開閉動作が実行される。バックライト制御部155は、映像信号制御部120における信号処理に基づいて生成される所定の信号の伝送を受け、当該信号に応じてバックライトの点灯動作を制御するバックライト制御信号を生成するものである。
タイミング制御部140は、映像信号制御部120から伝送される信号に応じて、ゲートドライバ113およびデータドライバ114の動作に用いられるパルス信号を生成するものである。タイミング制御部140でパルス信号を生成して、ゲートドライバ113およびデータドライバ114がタイミング制御部140で生成されたパルス信号を受けることで、映像信号制御部120から伝送される信号に応じた画像が表示パネル112に表示される。
メモリ150は、表示装置100を動作させるためのコンピュータプログラムや、表示装置100の各種設定等が格納されるものである。
次に、本発明の実施の形態に係る表示装置100における映像信号制御部120の機能構成について説明する。図6は、本実施の形態に係る表示装置100における映像信号制御部120の機能構成を示すブロック図である。
図6において、映像信号制御部120は、画像表示部110に立体画像または平面画像として表示させるための画像描画処理を実行する画像描画処理部122を備える。また、画像描画処理部122は、操作認識部124と、画像描画部126とを備える。
操作認識部124は、映像信号制御部120に伝送された、画像表示部110の画面に表示されている画像のうちのフォーカスされている画像を特定するための操作信号の認識を行うものである。当該操作信号は、画像表示部110に複数の画像が表示される際の観察者などによる操作等に関する信号である。例えば、当該操作信号としては、リモコン(図示しない)などの方向キーによる選択に関する信号や、マウス(図示しない)などのポインタによる選択(クリック)に関する信号、マウスなどのポインタの位置による選択(マウスオーバー)に関する信号が挙げられる。また、例えば、当該操作信号としては、観察者のヘッドトラッキングやアイトラッキングに関する信号が挙げられる。操作認識部124は、当該操作信号の認識を行って、画像表示部110の画面に表示されている画像のうちのフォーカスされている画像を特定する。
画像描画部126は、操作認識部124による操作信号の認識結果に基づいて、画像表示部110に立体画像または平面画像として表示させるための画像描画を行うものである。
画像描画部126は、右目用の画像を画像表示部110に表示するための映像信号(右目用映像信号)と、左目用の画像を画像表示部110に表示するための映像信号(左目用映像信号)とを受信すると、操作認識部124による認識の結果、当該画像がフォーカスされているときは、受信した2つの映像信号から立体画像のための映像信号を生成する。
一方、画像描画部126は、右目用の画像を画像表示部110に表示するための映像信号(右目用映像信号)と、左目用の画像を画像表示部110に表示するための映像信号(左目用映像信号)とを受信すると、操作認識部124による認識の結果、当該画像がフォーカスされていないときは、受信した2つの映像信号のうちの少なくとも1つの映像信号から平面画像のための映像信号を生成する。例えば、画像描画部126は、画像がフォーカスされていないときは、受信した2つの映像信号のうちの予め決められたどちらか一方の映像信号、すなわち右目用映像信号または左目用映像信号から平面画像のための映像信号を生成する。また、例えば、画像描画部126は、操作認識部124による認識の結果、当該画像がフォーカスされていなくて、当該画像が画像表示部110の画面の中央よりも右側に表示される画像であるときは、受信した2つの映像信号のうちの左目用映像信号から平面画像のための映像信号を生成し、操作認識部124による認識の結果、当該画像がフォーカスされていなくて、当該画像が画像表示部110の画面の中央よりも左側に表示される画像であるときは、受信した2つの映像信号のうちの右目用映像信号から平面画像のための映像信号を生成する。これにより、観察者により適切な平面画像を観察させることができる。また、例えば、画像描画部126は、操作認識部124による認識の結果、当該画像がフォーカスされていなくて、当該画像が画像表示部110の画面の中央よりも右側に表示される画像であるときは、受信した2つの映像信号のうちの右目用映像信号から平面画像のための映像信号を生成し、操作認識部124による認識の結果、当該画像がフォーカスされていなくて、当該画像が画像表示部110の画面の中央よりも左側に表示される画像であるときは、受信した2つの映像信号のうちの左目用映像信号から平面画像のための映像信号を生成してもよい。
[2−3.本発明の実施の形態に係る表示装置の動作]
次に、本発明の実施の形態に係る表示装置100の動作について説明する。まず、本実施の形態に係る表示装置100が実行する画像描画処理について説明する。図7は、本実施の形態に係る表示装置100が実行する画像描画処理のフローチャートである。
図7において、まず、映像信号制御部120が右目用の画像を画像表示部110に表示するための映像信号(右目用映像信号)と、左目用の画像を画像表示部110に表示するための映像信号(左目用映像信号)とを受信すると、画像描画処理部122の操作認識部124は、映像信号制御部120が受信したフォーカス画像を特定するための操作信号の認識を行い、当該画像がフォーカスされているか否かを判別する(ステップS100)。
ステップS100の判別の結果、画像がフォーカスされているときは(ステップS100でYES)、画像描画処理部122の画像描画部126は、画像表示部110に立体画像として表示させるための画像描画を行って(ステップS102)、本処理を終了する。
ステップS100の判別の結果、画像がフォーカスされていないときは(ステップS100でNO)、画像描画処理部122の画像描画部126は、画像表示部110に平面画像として表示させるための画像描画を行って(ステップS104)、本処理を終了する。
図7の画像描画処理によれば、画像表示部110において、フォーカスされている画像が立体画像として表示され、フォーカスされていない画像が平面画像として表示される。例えば、図8に示すように、表示装置100の画像表示部110において、複数の立体画像160,161,162が表示されている場合には、表示された各立体画像160,161,162が自身の正面に視点位置を持ってしまうため、画面全体としてみると1つの画面に対して複数の視点位置が存在し、これにより画面全体として見やすさが低下し、さらに観察者の目に与える負担も大きくなる。一方、例えば、図9に示すように、表示装置100の画像表示部110において、観察者等の操作による枠163により選択された、すなわちフォーカスされた立体画像160のみが立体画像表示され、立体画像161,162に代えて平面画像164,165が平面画像表示されている場合には、1つの画面に対して複数の視点位置が存在することなく、視点位置が1つとなるため、観察者の見やすさを向上させることができる。
なお、図9において、観察者等の操作によって例えば枠163が平面画像165に移動されて平面画像165が選択される、すなわちフォーカスされると、平面画像165に代えて立体画像162が表示されるとともに、立体画像160に代えて当該立体画像160に対応する平面画像(図示しない)が表示されるようになる。
図10〜図15は、画像表示部110の画面に複数の立体画像166,167,168,169,170が表示される場合について説明するための説明図である。図10は、画像表示部110の画面を正面から観察した場合を説明するための説明図である。図11〜図15は、画像表示部110の画面に表示される立体画像を説明するために、立体画像を画像表示部110の上方から観察した場合を説明するための模式図である。
図10において、画像表示部110の画面には、複数の異なる画像サイズの立体画像166,167,168,169,170が表示されている。図10に示すように、画面の中央に近い場所に位置する立体画像166の画像サイズを他の立体画像167,168,169,170よりも大きくし、画面の中央から遠い場所に位置する立体画像169,170の画像サイズを他の立体画像166,167,168よりも小さくする。これにより、図11に示すように、観察者は立体画像166が他の立体画像167,168,169,170よりも観察者側に近い位置に表示されているかのように知覚するとともに、立体画像169,170が他の立体画像166,167,168よりも観察者側から遠い位置に表示されているかのように知覚するようになる。
図10および図11に示す場合においても、図12に示すように、フォーカスされている画像としての立体画像166のみを立体画像表示し、フォーカスされていない画像としての立体画像167,168,169,170については、立体画像167,168,169,170に代えて平面画像171,172,173,174を表示することにより、上述したように観察者の見やすさを向上させることができる。
また、図10〜図12では、画像表示部110の画面に複数の異なる画像サイズの画像を表示させる場合について説明したが、図13に示すように、画像表示部110の画面に複数の同一の画像サイズの立体画像175,176,177,178,179を表示させる場合についても同様に、観察者の見やすさを向上させることができる。すなわち、図14に示すように、フォーカスされている画像としての立体画像175のみを立体画像表示し、フォーカスされていない画像としての立体画像176,177,178,179については、立体画像176,177,178,179に代えて平面画像180,181,182,183を表示することにより、上述したように観察者の見やすさを向上させることができる。
また、図15に示すように、画面の中央に近い場所に位置する立体画像166の画像サイズを他の立体画像(図示しない)よりも大きくし、観察者に立体画像166が他の立体画像(図示しない)よりも観察者側に近い位置に表示されているかのように知覚させる場合についても同様に、観察者の見やすさを向上させることができる。すなわち、図15に示すように、フォーカスされている画像としての立体画像166のみを立体画像表示し、フォーカスされていない画像としての立体画像(図示しない)については、立体画像(図示しない)に代えて平面画像180,181,182,183を表示することにより、上述したように観察者の見やすさを向上させることができる。
次に、本実施の形態に係る表示装置100が実行する他の画像描画処理について説明する。図16は、本実施の形態に係る表示装置100が実行する他の画像描画処理のフローチャートである。
図16において、まず、映像信号制御部120が右目用の画像を画像表示部110に表示するための映像信号(右目用映像信号)と、左目用の画像を画像表示部110に表示するための映像信号(左目用映像信号)とを受信すると、画像描画処理部122の操作認識部124は、映像信号制御部120が受信したフォーカス画像を特定するための操作信号の認識を行い、画像表示部110の画面におけるスクロール速度が所定の速度以上であるか否かを判別する(ステップS200)。
ステップS200の判別の結果、スクロール速度が所定の速度以上でないときは(ステップS200でNO)、画像描画処理部122の操作認識部124は、映像信号制御部120が受信したフォーカス画像を特定するための操作信号の認識を行い、当該画像がフォーカスされているか否かを判別する(ステップS202)。
ステップS202の判別の結果、画像がフォーカスされているときは(ステップS202でYES)、画像描画処理部122の画像描画部126は、画像表示部110に立体画像として表示させるための画像描画を行って(ステップS204)、本処理を終了する。
ステップS200の判別の結果、スクロール速度が所定の速度以上であるとき(ステップS200でYES)、またはステップS202の判別の結果、画像がフォーカスされていないときは(ステップS202でNO)、画像描画処理部122の画像描画部126は、画像表示部110に平面画像として表示させるための画像描画を行って(ステップS206)、本処理を終了する。
図16の他の画像描画処理によれば、画像表示部110の画面において、スクロール速度が所定の速度以上であるときは、全ての画像が平面画像として表示され、スクロール速度が所定の速度以上でないときは、フォーカスされている画像が立体画像として表示され、フォーカスされていない画像が平面画像として表示される。例えば、図17に示すように、表示装置100の画像表示部110において、例えばシーンサーチのアプリケーションの画面が表示されている場合に、観察者などの操作によるスクロール速度が所定の速度以上であるときは、フォーカスされている画像184を立体画像表示すると、画面全体として見やすさが低下し、さらに観察者の目に与える負担も大きくなる虞がある。このため、スクロール速度が所定の速度以上であるときは、全ての画像を平面画像として表示することにより、観察者の見やすさを向上させることができるとともに、観察者の目に負担を与える虞をなくすことができる。一方、スクロール速度が所定の速度以上でないときは、フォーカスされている画像184を立体画像表示しても、画面全体として見やすさが低下する虞がなく、さらに観察者の目に負担を与える虞がないため、フォーカスされている画像184を立体画像表示して、観察者に立体画像を観察させるようにする。
また、上述した本実施の形態では、フォーカス画像を特定するための操作信号の認識を行って、画像がフォーカスされているか否かの判別を行い、フォーカスされている画像のみを立体画像表示するようにしたが、図18に示すように、画像表示部110の画面における画像の占める面積の大きさに基づいて、立体画像表示させるか否かの判断を行うようにしてもよい。例えば、画像表示部110の画面において、画像の占める面積が一番大きい画像185については、当該画像185を立体画像表示させるようにしてもよい。
また、上述した本実施の形態では、フォーカス画像を特定するための操作信号の認識を行って、画像がフォーカスされているか否かの判別を行い、フォーカスされている画像のみを立体画像表示するようにしたが、図18に示すように、画像表示部110の画面における画像の当該画面の中央からの距離の大きさに基づいて、立体画像表示させるか否かの判断を行うようにしてもよい。例えば、画像表示部110の画面において、中央からの距離が一番小さい、すなわち中央に一番近い画像185については、当該画像185を立体画像表示させるようにしてもよい。
<3.まとめ>
以上説明したように本発明の実施の形態に係る表示装置100は、画像表示部110の画面に表示されている画像のうちのフォーカスされている画像を特定するための操作信号の認識を行い、当該認識結果に基づいて、画像表示部110の画面に表示させる画像を当該画面に立体画像または平面画像として表示させるための画像描画を行う。
例えば、表示装置100は、フォーカスされている画像については、当該画像を画像表示部110の画面に立体画像として表示させるための画像描画を行い、フォーカスされている画像以外の画像については、当該画像を画像表示部110の画面に平面画像として表示させるための画像描画を行う。
これにより、本発明の実施の形態に係る表示装置100は、立体画像表示において、観察者の見やすさを向上させることができる。
また、本発明の目的は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードおよび該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施の形態では、表示装置100が表示する画像をユーザがシャッタ眼鏡200を通して見ることで、ユーザが立体画像として認識することができる表示装置100を例に挙げて説明したが、本発明はかかる例に限定されない。表示装置100が表示する画像をユーザが直接見ることで、ユーザが立体画像として認識することができる表示装置であっても、同様に本発明を適用可能であることは言うまでもない。
また、例えば、上記実施の形態では、映像信号制御部120に、右目用映像信号と左目用映像信号とが伝送されていたが、レンダリングにより右目用映像信号と左目用映像信号とを生成していた場合には、左右の視点位置に基づいて各目用に2回行っていた描画処理を、どちらか一方の視点、もしくは左右の視点位置の中点に基づいて描画処理を行い、平面画像表示において同一の画像を両目用に表示するようにしてもよい。
また、例えば、本発明をテレビや携帯端末等の立体映像表示可能な電子機器に適用することにより、カバーフローやサムネイルなどの複数の立体画像が表示される選択画面での負荷を低減させることができる。また、立体テレビ等で2画面同時表示モードを利用した際に、主となる画面を立体表示、サブとなる画面を平面表示にすることで画面の見やすさを向上し、視聴者の目に与える負荷を低減させることができる。さらに同様の効果はディスプレイを用いた電子広告や電子看板等においても得ることができる。
また、平面表示された画像自体に視差をつけた場合、対象となる画像自体が浮き出て表示されるが、このような場合においても本発明を適用することで同様の効果を得ることができる。立体感を調節する手法としては、画像自体の視差をなくすことで上述した視差をなくし右目・左目に全く同じ画像を見せる手法と同じ効果が得られる。また、立体感を調節する別の手法として、画像への枠の付加が挙げられる。この手法では、画像自体に枠を付加することで、その画像がどの奥行きにいるかを認知しやすくなり、観察者はより立体感を感じることができる。そのため、中心となる画像とその他の画像とで枠の有無を切り替えることにより立体感を調節し、視聴者の負荷を軽減することができる。
10 映像表示システム
100 表示装置
110 画像表示部
112 表示パネル
113 ゲートドライバ
114 データドライバ
115 バックライト
120 映像信号制御部
122 画像描画処理部
124 操作認識部
126 画像描画部
130 シャッタ制御部
140 タイミング制御部
150 メモリ
155 バックライト制御部
200 シャッタ眼鏡
212 右目用画像透過部
214 左目用画像透過部

Claims (9)

  1. 画像表示部の画面に表示されている画像のうちのフォーカスされている画像を特定するための操作信号の認識を行う操作認識部と、
    前記操作認識部による認識結果に基づいて、前記画面に表示させる画像を前記画面に立体画像または平面画像として表示させるための画像描画を行う画像描画部と、
    を備える、画像処理装置。
  2. 前記画像描画部は、前記操作認識部により特定された前記フォーカスされている画像については、当該画像を前記画面に立体画像として表示させるための画像描画を行い、前記操作認識部により特定された前記フォーカスされている画像以外の画像については、当該画像を前記画面に平面画像として表示させるための画像描画を行う、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像描画部は、前記操作認識部による認識の結果、前記画面におけるスクロール速度が所定の速度以上であるときは、前記画面に表示させる画像を前記画面に平面画像として表示させるための画像描画を行う、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像描画部は、前記操作認識部による認識の結果、前記画面におけるスクロール速度が所定の速度以上でないときは、前記操作認識部により特定された前記フォーカスされている画像については、当該画像を前記画面に立体画像として表示させるための画像描画を行い、前記操作認識部により特定された前記フォーカスされている画像以外の画像については、当該画像を前記画面に平面画像として表示させるための画像描画を行う、請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像描画部は、前記画面における画像の占める面積の大きさに基づいて、当該画像を前記画面に立体画像または平面画像として表示させるための画像描画を行う、請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像描画部は、前記画面における画像の当該画面の中央からの距離の大きさに基づいて、当該画像を前記画面に立体画像または平面画像として表示させるための画像描画を行う、請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像描画部は、前記画面に表示させる画像を前記画面に平面画像として表示させるための画像描画を行う際に、当該画像が前記画面の中央よりも右側に表示される画像であるときは、当該画像を立体画像として表示させるための画像のうちの左目用の画像を用いて平面画像を生成し、当該画像が前記画面の中央よりも左側に表示される画像であるときは、当該画像を立体画像として表示させるための画像のうちの右目用の画像を用いて平面画像を生成する、請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 画像表示部の画面に表示されている画像のうちのフォーカスされている画像を特定するための操作信号の認識を行う操作認識ステップと、
    前記操作認識ステップでの認識結果に基づいて、前記画面に表示させる画像を前記画面に立体画像または平面画像として表示させるための画像描画を行う画像描画ステップと、
    を有する、画像処理方法。
  9. コンピュータに、
    画像表示部の画面に表示されている画像のうちのフォーカスされている画像を特定するための操作信号の認識を行う操作認識ステップと、
    前記操作認識ステップでの認識結果に基づいて、前記画面に表示させる画像を前記画面に立体画像または平面画像として表示させるための画像描画を行う画像描画ステップと、
    を実行させる、コンピュータプログラム。

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