JP2012059660A - コネクタ類の防水取付構造 - Google Patents

コネクタ類の防水取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2012059660A
JP2012059660A JP2010204256A JP2010204256A JP2012059660A JP 2012059660 A JP2012059660 A JP 2012059660A JP 2010204256 A JP2010204256 A JP 2010204256A JP 2010204256 A JP2010204256 A JP 2010204256A JP 2012059660 A JP2012059660 A JP 2012059660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connectors
port
elastic sheet
jack
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010204256A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5041559B2 (ja
Inventor
Hiroshi Suzuki
洋 鈴木
Yoshiaki Suzuki
義秋 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMK Corp filed Critical SMK Corp
Priority to JP2010204256A priority Critical patent/JP5041559B2/ja
Priority to CN201110225627.3A priority patent/CN102437473B/zh
Publication of JP2012059660A publication Critical patent/JP2012059660A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5041559B2 publication Critical patent/JP5041559B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構成で、コネクタ類を搭載する部位の水密性を確保することにより、取付対象の電子機器内への水の滲入を防止すること。
【解決手段】取付対象の電子機器のキャビネット1の内側に、後部側にジャック2を装入するための装入口3aを開口し、かつ前部(外部)側にジャック2に接続するプラグpを挿入するための挿入口3bを開口した搭載口3を構成し、搭載口3にジャック2を搭載し、ジャック2中の接片類4から延長する端子部5にリジッドフレキシブル基板6のリジッド部6aを接合し、搭載口3の装入口3aを弾性シート7で閉塞し、その閉塞状態を保持板8で固定し、更にリジッドフレキシブル基板6を、そのフレキシブル部6bをその弾性シート7に形成した弾力的に閉じているスリット7aを通じて通過させ、搭載口3外に引き出す。
【選択図】 図2

Description

本発明は、使用中、保管中又は携帯中等に雨水、水道水その他の水に接触する可能性のある種々の電子機器に取り付けられ、電気信号等の授受のために使用されるコネクタ類の防水取付構造に関する。
この種のコネクタ類の防水取付構造には、そのプラグ挿入孔をゴムキャップ等のキャップ類で閉じる構成が知られている。
特許文献1には、その一例が示されており、これは、携帯電話等の電子機器におけるジャックのプラグ挿入口にその口形状に合わせた挿入部を挿入してこれを閉じる防水ゴムの例である。この防水ゴムは、該ジャックと別体に構成されているため、該プラグ挿入口にプラグを挿入している際に紛失しやすいとか、該プラグ挿入口をこれで閉じると、これが該電子機器のケースから突出した状態となり、機器のデザイン上及び小型化への対応上の制約が生じる問題がある。また防水ゴムで閉じていない状態では、水密性は確保されないので、該ジャックを通じて対象の電子機器の内部に水分が滲入する虞がある。
また特許文献2には他の例が示されており、それは、携帯電話装置に構成されたキャップの例である。これは、イヤホンインタフェース部(イヤホンジャック)に付設されたイヤホンキャップと、外部機器との通信を行うためのインターフェース部(コネクタ)に付設されたキャップの例である。いずれのキャップも筐体の該当部位に起伏自在に構成され、伏状態で、それぞれを水密状態に閉じ、起立状態でそれぞれを開くようになっている。これらのキャップは、機器の筐体と一体に構成されているので、これを紛失する虞はないが、該ジャック等にプラグ等を接続する際には、当然、該キャップを起立させて該部位を開く必要があり、その際に該キャップが邪魔になる等の問題がある。また美観にも優れているとは言い難い。機器の外観のデザイン上の制約が生じるものでもある。またこれらのキャップを起立させている状態(開いている状態)では、ジャック等のコネクタの水密性は保持できないので、この場合も、機器の内部に水分が滲入する虞がある。
特許文献3は、イヤホンジャックのプラグ挿入孔部を防水キャップで塞ぐようにした携帯用無線機のイヤホンジャック防水構造に関する例である。防水キャップに関しては、特許文献2とほぼ同様の問題があるが、この文献3では、そのような問題を解決するところに力点があり、それは、イヤホンジャックに滲入した水が漏洩する漏洩箇所を閉塞部材で閉塞することである。すなわち、この携帯無線機のイヤホンジャック防水構造は、プリント基板に実装されたイヤホンジャックのハウジングの開口部のある面部に防水シートを貼り付け、該防水シートの該開口部閉塞部位を除く部分を該ハウジングの隣接する面に折り曲げて貼り付け、かつ前記イヤホンジャックと前記プリント基板との合せ目に全周に亘って接着剤を塗布して該合せ目を閉塞したものである。
従ってこの特許文献3によれば、前記のように、防水キャップの点は、特許文献2と同様であるが、該防水キャップによる閉塞を忘れた場合、或いは、該防水キャップが壊れた場合であっても、またその結果、雨水等が該イヤホンジャックにまで滲入することがあったとしても、その雨水等を機器本体中に滲入させることはないと思われる。防水性能はかなり高いものと思われる。
しかしこの特許文献3の技術によれば、該イヤホンジャックは、その一面がプリント基板に接合し、プラグ挿入孔部の開口する側の面は機器のトップカバーで被覆されるが、その他の4面はもともといずれかで被覆される訳ではない。そしてその4面の内の一面(プラグ挿入孔部の構成してある面と対向する面)には、開口部があり、これに隣接する二つの面にもそれぞれ二つの端子係止孔部が開口してある。従って前記防水シートは、前記開口部のある面のみではなく、二つの端子係止孔部のある隣接する二つの面にも貼り付ける必要がある。請求項4及び実施例で示されるように、防水シートは、ハウジングの開口部のある面に貼り付ける工程を含めて数段階の工程を経て折り曲げながら他の二つの面にも貼り付けてそれらの面の全体を被覆しなければならない。なかなか厄介な構成であるといわざるを得ない。
特開平05−205809号公報(段落0015、図1) 特開2005−151629号公報 特開2000−295133号公報
本発明は、以上の従来技術の問題点を解消し、プラグ挿入孔等の接続孔の開口部側にキャップ類を用いるようなことをせず、簡単な構成で、コネクタ類を搭載する部位の水密性を確保することにより、取付対象の電子機器内への水の滲入を防止し、水の滲入によるその損傷を回避するコネクタ類の防水取付構造を提供することを解決の課題とする。
本発明の1は、取付対象の電子機器のキャビネットの内側に、内部側にコネクタ類の装入口を開口し、外部側に該コネクタ類に接続する対応する他方のコネクタ類の挿入口を開口したコネクタ類用の搭載口を構成し、
前記搭載口に前記装入口を通じて前記コネクタ類を搭載し、
前記コネクタ類中の接片類から延長する端子部に少なくともその一部がフレキシブルかつ扁平な配線材を接合し、
前記搭載口の装入口を弾性シートで閉塞し、
かつ前記配線材を、そのフレキシブルかつ扁平な部位を前記弾性シートに形成した弾力的に閉じるスリット又は該弾性シートと前記装入口の縁部との間を通じて通過させ、前記搭載口外に引き出したコネクタ類の防水取付構造である。
本発明の2は、本発明の1のコネクタ類の防水取付構造において、
前記装入口を前記搭載口の後部に開口すると共に、該搭載口の内面両側に前後方向に延びるガイド溝を構成し、
前記コネクタ類のハウジングの両側に前記両ガイド溝に前後方向スライド自在に嵌合しうるスライド突条を構成し、
前記コネクタ類を、前記搭載口に、前者のスライド突条を後者のガイド溝に嵌合させて後部の前記装入口からスライド装入したものである。
本発明の3は、本発明の1のコネクタ類の防水取付構造において、
前記装入口を前記搭載口の下部に開口すると共に、該搭載口の前後、両側及び上部の内面形状を前記コネクタ類の前後、両側及び上部の外面形状に対応させ、
前記コネクタ類を、前記搭載口に、前記下部の装入口から装入したものである。
本発明の4は、本発明の請求項1、2又は3のコネクタ類の防水取付構造において、
前記装入口の縁部に前記弾性シートを配するための座部を構成したものである。
本発明の5は、本発明の4のコネクタ類の防水取付構造において、
前記弾性シートの背後に、該弾性シートを前記座部に配した状態を保持する保持板であって、前記キャビネットに着脱自在に取り付けうる保持板を配したものである。
本発明の1のコネクタ類の防水取付構造によれば、コネクタ類を取り付ける電子機器のキャビネットに内部に装入口を開口した搭載口を構成し、この搭載口に該装入口からコネクタ類を搭載した上で、該装入口を弾性シートで閉塞するものであり、キャビネットの内部に開口する唯一の開口部である装入口が弾性シートで閉塞されるため、極めて簡単に、かつ適切に水密性を確保し得、取付対象の電子機器の内部に水分が滲入することを確実に防止することができる。
コネクタ類の端子部に接合した配線材も該装入口を通じて取付対象の電子機器の内部に引き込まれるが、前記のように、該配線材は少なくともその一部がフレキシブルかつ扁平に構成してあり、該フレキシブルかつ扁平の部位に、前記弾性シートのスリット又は該弾性シートと該装入口の縁部との間を通過させ、取付対象の電子機器の内部に引き出すこととしたものである。
該スリットは、弾性シートに切れ目を入れたもので、外力が加わらない限り、切れ目の両側の面は弾力的に密着状態となる。このスリットに、前記配線材のフレキシブルかつ扁平の部位を通過させると、相互は良好に密着し、水密性を保持することになる。該部位が通過していない部位では、スリットの切れ目の両側の面が密着状態を維持する。また該部位を弾性シートの縁部と装入口の縁部との間を通過させた場合も、弾性シートの縁部と該部位は前者の弾力性により密着し、該部位の通過していない部位では、弾性シートの弾力性により該弾性シートと該装入口との双方の縁部は確実に密着することになる。こうしてこのような部位も水密性を確保し得、コネクタ類のプラグ挿入孔等の接続孔等を通じて搭載口に滲入することのある水分が、更に、取付対象の電子機器の内部に滲入する虞はないものとなる。
また本発明の1のコネクタ類の防水取付構造は、前記のように、極めて簡単な構成であり、それ故、小型化にも資するものである。かつ極めて簡単な構成であるが故にその組立も容易かつスピーディに行い得られるものである。
更に本発明のコネクタ類の防水取付構造によれば、プラグ挿入孔等の接続孔の開口部に関しては、キャビネットの外部に露出させる必要があるが、その必要があるのはそれだけであり、他にはキャビネット外部に露出させたり、突出させたりする必要のあるものはない。そのため、キャビネットの外面側のデザインの自由度は極めて高いものとなる。
本発明の2又は3のコネクタ類の防水取付構造によれば、前記コネクタ類を、搭載口にその後部又は下部から極めて容易に装入することが可能であり、かつそれによって該コネクタ類を該搭載口内に正確に位置決めできるものでもある。
本発明の4のコネクタ類の防水取付構造によれば、前記弾性シートによる前記装入口の水密性の確保がより確実なものとなる。
本発明の5のコネクタ類の防水取付構造によれば、弾性シートの装入口への配置状態が確実に保持され、かつその保持を行う保持板の取り付けも極めて容易に行えるものである。
(a)は実施の形態1のコネクタ類の防水取付構造の斜め上方から見た一部の分解斜視図、(b)は斜め下から見た一部の分解斜視図。 (a)は実施の形態1のコネクタ類の防水取付構造のプラグの挿入方向に沿った断面の断面分解斜視図(ジャック及びリジッドフレキシブル基板は断面していない)、(b)は実施の形態1のコネクタ類の防水取付構造の組立状態の断面図(ジャック及びリジッドフレキシブル基板は断面していない)。 (a)は実施の形態1のコネクタ類の防水取付構造のプラグの挿入方向に直交する断面のキャビネットの断面図、(b)はキャビネットの搭載口にジャックを装入した状態のコネクタ類の防水取付構造のプラグの挿入方向に直交する断面の断面図(ジャックは断面していない)。 実施の形態1のコネクタ類の防水取付構造のジャック中にプラグを挿入した状態を示した断面図(プラグ、ジャック及びリジッドフレキシブル基板は断面していない)。 実施の形態1のコネクタ類の防水取付構造の斜め上後方から見た一部の分解斜視図(弾性シート及び保持板は省略)。 (a)は実施の形態1のジャックの正面図、(b)はジャックの背面図、(c)は平面図、(d)は底面図、(e)は右側面図。 実施の形態2のコネクタ類の防水取付構造の斜め下方から見た分解斜視図。 (a)は実施の形態2のコネクタ類の防水取付構造のプラグの挿入方向に沿って断面した断面分解図(ジャックは断面していない)、(b)は実施の形態2のコネクタ類の防水取付構造のプラグの挿入方向に沿って断面した断面図(ジャックは断面していない)。 (a)は実施の形態2のコネクタ類の防水取付構造の弾性シート及び保持板を取り外した状態の底面図、(b)は実施の形態2のコネクタ類の防水取付構造の底面図。 実施の形態2のコネクタ類の防水取付構造のリジッドフレキシブル基板の直上で断面してた断面底面図。 実施の形態2のコネクタ類の防水取付構造の弾性シート及び保持板を取り外して斜め上方から見た分解斜視図。 実施の形態2のコネクタ類の防水取付構造のプラグの挿入方向に沿って断面し(ジャックは断面していない)、かつこれにプラグを挿入した状態を示した断面説明図。 (a)は実施の形態2のコネクタ類の防水取付構造のジャックを示す斜め上方から見た斜視図、(b)は実施の形態2のコネクタ類の防水取付構造のジャックを示す斜め下方から見た斜視図。
発明を実施するための実施の形態1、2を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この実施の形態1、2のコネクタ類の防水取付構造は、コネクタ類としてジャックを例に取って説明する。この実施の形態1、2のコネクタ類の防水取付構造は、従って、ジャックの防水取付構造の説明になるが、他の種のコネクタ類であってもその構成の基本は異ならないことは言うまでもない。
<実施の形態1>
このコネクタ類(ジャック)の防水取付構造は、図1及び図2に示すように、基本的に、取付対象の電子機器のキャビネット1の内側に、後部側にジャック(コネクタ類)2を装入するための装入口3aを開口し、かつ前部(外部)側に該ジャック2に接続するプラグpを挿入するための挿入口3bを開口した搭載口3を構成し、該搭載口3に該ジャック2を搭載し、該ジャック2中の接片類4、4…から延長する端子部5、5…にリジッドフレキシブル基板(配線材)6のリジッド部6aを接合し、該搭載口3の装入口3aを弾性シート7で閉塞し、その閉塞状態を保持板8で固定し、更に該リジッドフレキシブル基板6を、そのフレキシブル部(フレキシブルかつ扁平な部位)6bを該弾性シート7に形成した弾力的に閉じているスリット7aを通じて通過させ、該搭載口3外に引き出したものである。
前記取付対象の電子機器は、各種の電子機器、例えば、携帯して使用する種々の電子機器が適用対象となる。屋外では雨水に接触する可能性があり、屋内でも、例えば、飲料用その他の水やジュース類等に接触する可能性があり、そのような水分に接触する可能性のある電子機器に使用するのが有効である。具体的には、携帯電話機等の携帯機器が有効な適用対象である。
前記キャビネット1はジャック2の取付対象である電子機器の外ケースであり、この実施の形態1では、絶縁性のプラスチックで成形するものである。前記ジャック搭載用の搭載口3は、図1(b)、図2(a)、(b)、図3(a)、(b)、図4及び図5に示すように(図中ではキャビネット1はジャック2の搭載口3及びその近傍のみを示している)、該キャビネット1の内側に配した内方に向かって突出する概ね直方体状の突出部1aの内側に構成した空間である。
前記搭載口3は、更に詳細には、図1(b)、図2(a)、(b)、図3(a)、(b)、図4及び図5に示すように、キャビネット1の内部の上記突出部1aに構成した空間で、前記のように、前部には、該キャビネット1外に開口するプラグpの挿入口3bを、後部には該キャビネット1内に開口するジャック2の装入口3aをそれぞれ備える。該挿入口3bは、この搭載口3に搭載されるジャック2のプラグ挿入孔9aに対応する位置関係で配置した、プラグpの外径を僅かに越える径の円形開口部である。また前記装入口3aは、ジャック2を前記搭載口3に装入するための開口であり、対応するサイズの横長長方形に開口してある。該装入口3aの縁部はその四辺を外広がりの傾斜面とし、該部位に外広がり開口の座部10を構成する。この座部10は前記弾性シート7の四辺を水密状態に配置するための部位である。
また前記搭載口3は、図2(a)、図3(a)、(b)及び図5に示すように、前記挿入口3bから前記装入口3a方向に長い縦長の空間であるが、この空間の内面両側に前後方向に延びるガイド溝3c、3cを構成する。両ガイド溝3c、3cは、同図に示すように、該搭載口3の両側面に下部を除いて内向きに膨出させた部位3d、3dに内開きの溝として構成したものであり、該搭載口3に前記ジャック2を後部の装入口3aから装入する際に、該ジャック2の両側に構成した後述するスライド突条9b、9bをスライド自在に嵌合できる位置及びサイズとする。なお、該搭載口3の両側面下部において、上記内向きに膨出させた部位3d、3dの下方に位置する溝状の部位は、前記ジャック2を該搭載口3に配置した場合に、該ジャック2の底部9c下に固定したリジッドフレキシブル基板6のリジッド部6aの両側部が進入配置状態となる進入案内溝3e、3eとなる。
前記ジャック2は、図2(a)、(b)、図5及び図6(a)〜(e)に示すように、前上部を除いて概ね直方体状の外観をなす前記ハウジング9と、該ハウジング9に配された接片類4、4…及び該接片類4、4…から延長する端子部5、5…とで構成したものである。
前記ハウジング9は、内部には正面に開口するプラグ挿入孔(接続孔)9aを備え、外部には、その両側に前後方向に延びるスライド突条9b、9bを突出させたものである。該スライド突条9b、9bは、前記し、かつ図1(b)及び図3(b)に示すように、前記搭載口3のガイド溝3c、3cにスライド自在に嵌合しうるように位置決めし、かつサイズを設定する。
前記プラグ挿入孔9aは、図6(a)、(c)に示すように、ジャック2のハウジング9の正面側に開口する。このプラグ挿入孔9aは、該ハウジング9の長さ方向に沿ってその内部に構成した筒状空間であり、これ自体は一般的な構成である。
また該ハウジング9の正面上部は、この実施の形態1では、キャビネット1の外面形状に対応させて、図2(a)、(b)、図4、図5及び図6(e)に示すように、プラグ挿入孔9aの正面開口部の高さ方向中間付近から後方途中までを斜め上向きの傾斜面に構成してある。
前記接片類4、4…は、ジャック2のプラグ挿入孔9aに挿入されるプラグpの対応する電極と接触して電気的な接続を図る一般的な手段であり、この実施の形態1のそれは、ハウジング9のプラグ挿入孔9a中にそれぞれその一部が進入状態に配され、該接片類4、4…から端子部5、5…が該ハウジング9の底部9cの側方に延長されている。これも概ね一般的な構成である。なお、接片類4、4…は、具体的には、プラグpのチップ電極に接触するチップ接片、リング電極に接触するリング接片、スリーブ電極に接触するスリーブ接片等からなるものである。前記端子部5、5…は、それらの各々から底部9cの側部を通じてその外側方に延長してある。
なお、ジャック2のハウジング9の底部9cの両側から突出する端子部5、5…は、図5に示すように、キャビネット1の搭載口3へのジャック2の搭載前の段階で、前記リジッドフレキシブル基板6のリジッド部6aを該ジャック2の底部9cに当接状態とし、該リジッド部6aのランド6a1、6a1…に接合固定する。この接合固定は、この実施の形態1では、端子部5、5…とランド6a1、6a1…とのはんだ付けによって行っている。なお、該リジッド部6aの上面には予めジャック2の底部9cの両側から突出する端子部5、5…に対応させてランド6a1、6a1…を構成しておく。電子機器内部の必要な部位への電気的接続は該リジッドフレキシブル基板6を通じて行う。
前記リジッドフレキシブル基板6は、図2(a)、(b)、図3(b)、図4及び図5に示すように、剛性の高い板状のリジッド部6aとフレキシブルな帯状フィルムからなるフレキシブル部6bと、該リジッド部6aに配された銅箔によるランド6a1、6a1…及びフレキシブル部6bに配され、該ランド6a1、6a1…に接続している対応する数の導体箔とからなる一般的な構成の配線材である。
前記弾性シート7は、図1(a)、(b)、図2(a)、(b)及び図4に示すように、前記搭載口3の後部の装入口3aのサイズに一致する横長長方形のゴム製の板材であり、四辺は、該装入口3aの縁部に構成した座部10に対応する斜面に形成する。すなわち、該弾性シート7の四辺は座部10側に向かって細くなるテーパ状を形成する斜面とする。その厚みは座部10の深さ寸法を若干上回る寸法とする。また該弾性シート7には、同図に示すように、そのほぼ中央に横向きの両面密着状態のスリット7aを形成する。このスリット7aの横方向の長さは前記リジッドフレキシブル基板6のフレキシブル部6bの幅を若干越える寸法とする。このスリット7aは、この弾性シート7を構成するゴムの弾力性で外力が加わらない限りその両面が密着状態になるものである。
前記保持板8は、図1(a)、(b)、図2(a)、(b)及び図4に示すように、前記搭載口3の装入口3aに構成した座部10に配した弾性シート7をその背後(後部側)から抑え、該弾性シート7の座部10への配置状態を確実に保持し、該弾性シート7と座部10とによるその間の水密性を確保するものである。該保持板8は、該弾性シート7より縦横共に若干サイズの大きい弾力を有する硬質プラスチック製の板材である。該保持板8の横方向の寸法は、キャビネット1の搭載口3を構成した突出部1aの両側面間を僅かに越えるそれであり、該保持板8の両側辺から、図1(a)、(b)に示すように、前方に腕8a、8aを伸ばし、その各先端に爪片8b、8bを構成し、図2(b)及び図4に示すように、前記弾性シート7を抑えている状態で、該爪片8b、8bで、キャビネット1の搭載口3を構成した突出部1aの両側に形成した係止溝1b、1bに係止し、該保持板8による弾性シート7の保持状態を維持できるようにしたものである。また、該保持板8の中央部には、弾性シート7のスリット7aを通過したリジッドフレキシブル基板6のフレキシブル部6bを通過させるための通過孔8cを形成しておく。該通過孔8cの横幅は、図1(a)、(b)に示すように、該スリット7aの長さを越え、高さ方向の寸法にも十分余裕のあるものにしてある。
従って、この実施の形態1のコネクタ類(ジャック)の防水取付構造によれば、キャビネット1の搭載口3へのジャック2の搭載は、次のように簡単かつスピーディに行うことができる。
ジャック2は、図5に示すように、そのハウジング9の底部9cにリジッドフレキシブル基板6のリジッド部6aを当接させ、その対応するランド6a1、6a1…を該底部9cの両側部から突出する端子部5、5…の各々に当接させてはんだ付けし、その後、その状態で、キャビネット1の搭載口3に後部の装入口3aから装入する。
このとき、ジャック2のハウジング9の両側に構成してあるスライド突条9b、9bの前端を前記搭載口3の内面両側に構成してあるガイド溝3c、3cの後端に対応させ、かつ装入し、そのまま該ジャック2を搭載口3中に押し込む。押し込み可能なところまで押し込めば、図1(b)に示すように、ジャック2の搭載口3への装入操作は完了である。なお、上記のように、ジャック2を、そのハウジング9のスライド突条9b、9bをガイド溝3c、3cに嵌合させて押し込めば、自ずと、ジャック2の最下部のリジッドフレキシブル基板6のリジッド部6aの両側部は、搭載口3の最下部両側の進入案内溝3e、3eに進入することになる。
この後、図2(b)及び図4に示すように、前記弾性シート7を搭載口3の装入口3aの縁部に構成した座部10に配置する。これは、予めジャック2の後部下部から延長するリジッドフレキシブル基板6のフレキシブル部6bをそのスリット7aに通過させておいた上で行う。なお、これは、該フレキシブル部6bを該スリット7a中に差し込むことで簡単に行うことができる。該スリット7aの両面と該フレキシブル部6bの両面とは良好な密着状態になる。該フレキシブル部6bが差し込まれていない部分では、該スリット7aの両面が相互に密着状態になる。
更にこの後、図2(b)及び図4に示すように、前記保持板8で前記座部10に配置した弾性シート7をその背後から抑えて保持する。これは、単に該保持板8を、背後から弾性シート7側に近づけ、同図に示すように、圧接状態にし、その両側の爪片8b、8bを前記キャビネット1の搭載口3を構成した突出部1aの両側に形成した係止溝1b、1bに係止し、その状態を保持する。この間に、該弾性シート7のスリット7aを通過しているリジッドフレキシブル基板6のフレキシブル部6bは該保持板8の通過孔8cを通過させておくものとする。
従ってこの実施の形態1のコネクタ類(ジャック)の防水取付構造によれば、その構成が極めて簡単であり、それ故、小型化に資するものであり、かつ以上に述べたように、その組立も容易かつスピーディに行い得られるものでもある
またこの実施の形態1のコネクタ類(ジャック)の防水取付構造によれば、以上のように、ジャック2は、その全体が搭載口3中に配置され、外部にはキャビネット1の前部の挿入口3bを通じてプラグ挿入孔9aの開口部が露出するのみであり、キャビネット1は自由にデザインをすることが可能である。
また雨水、飲料水その他の生活水等の水分が何らかの事情でキャビネット1の挿入口3bを通じて該搭載口3中に滲入することがあり得るが、該搭載口3は、後部の装入口3aのみが取付対象の電子機器内に開いており、これは、前記のように、弾性シート7で閉塞され、かつその閉塞状態が保持板8によって確保されているため、水密性が十分に保持され、容易にそれらの水分が取付対象の電子機器の内部に滲入することはない。十分な防水性が維持されるものである。
<実施の形態2>
このコネクタ類(ジャック)の防水取付構造は、図7、図8(a)、(b)及び図12に示すように、基本的に、取付対象の電子機器のキャビネット11の内側に、下部側にジャック(コネクタ類)12を装入するための装入口13aを開口し、かつ前部(外部)側に該ジャック12に接続するプラグpを挿入するための挿入口13bを開口した搭載口13を構成し、該搭載口13に該ジャック12を搭載し、該ジャック12中の接片類14、14…から延長した端子部15、15…にリジッドフレキシブル基板(配線材)16のリジッド部16aを接合し、該搭載口13の下部の装入口13aを該リジッド部16aの下方から弾性シート17で閉塞し、その閉塞状態を保持板18で固定し、更に該リジッドフレキシブル基板16を、そのフレキシブル部(フレキシブルかつ扁平な部位)16bを該弾性シート17と該装入口13aに形成した座部20との間を介して通過させることで、該搭載口13外に引き出したものである。
前記取付対象の電子機器は、実施の形態1で説明したものと全く同様である。
前記キャビネット11はジャック12の取付対象である電子機器の外ケースであり、この実施の形態2では、実施の形態1のそれと同様に、絶縁性のプラスチックで成形したものである。前記ジャック搭載用の搭載口13は、図7、図8(a)、(b)、図10及び図12に示すように(図中ではキャビネット11はジャック12の搭載口13及びその近傍のみを示している)、該キャビネット11の内側に配した内方に向かって突出する、前部上部を除いて、ほぼ直方体状の突出部11aの内側に構成した空間である。
前記搭載口13は、更に詳細には、図7、図8(a)、(b)、図10及び図12に示すように、キャビネット11の上記内側の突出部に構成した、前部上部を除いて、ほぼ直方体状の空間であり、前記のように、前部には、該キャビネット11外に開口する、プラグpの挿入口13bを、下部には該キャビネット11内に開口するジャック12の装入口13aを、それぞれ備える。該挿入口13bは、この搭載口13に搭載されるジャック12のプラグ挿入孔19aに対応する位置関係で配置した、プラグpの外径を僅かに越える径の円形開口部である。また前記装入口13aは、ジャック12を装入するための開口であり、対応するサイズの縦長長方形に開口してある。
該装入口13aの縁部は、図7、図8(a)、(b)及び図12に示すように、その四辺の外縁部に下方に延びる垂下板20aと、その内側で前記弾性シート17の縁部に接する斜面部20bと、更にその内側の平坦部20cとからなる前記座部20に構成する。なお、前部及び両側部の辺では平坦部20cは幅狭であり、後部側の辺では広く構成する。斜面部20bの傾斜方向は、該搭載口13の内側に向かって上昇する上向き傾斜とする。また、該垂下板20aは、後部側の辺のそれの中央の一部を除去した除去部20dを有する。その除去部20dの幅は、前記リジッドフレキシブル基板16のフレキシブル部16bの幅を僅かに越える寸法とする。この座部20は前記弾性シート17の四辺を水密状態に配置するための部位である。
また前記搭載口13は、図7、図8(a)、(b)、図10及び図12に示すように、その内部空間は概括的には縦長状であるが、より詳細には、装入するジャック12の外形にほぼ一致する空間形状に構成する。該搭載口13は、従って、前部では、上部内面が前方に向かって低くなる斜面形状であり、途中から後方の上部内面は平坦であり、左右側面及び後面はほぼ直立状態の面に構成してあるものである。
前記装入口13aは、以上の搭載口13の最下部の開口部であり、前記座部20は、前記のように、該装入口13aの縁部を広げて構成したものである。
前記ジャック12は、図7、図8(a)、(b)、図10、図12及び図13(a)、(b)に示すように、前部上部を除いて、概ね直方体状の外観をなす前記ハウジング19と、該ハウジング19に配された接片類14、14…及び該接片類14、14…から延長する端子部15、15…とで構成したものである。
前記ハウジング19は、内部には正面に開口するプラグ挿入孔(接続孔)19aを備えたものであり、外観的に更に詳細には、前記ハウジング19の正面上部は、この実施の形態2では、キャビネット11の外面形状に対応させて、図7、図8(a)、(b)、図12及び図13(a)、(b)に示すように、プラグ挿入孔19aの正面開口部の高さ方向中間付近から後方に向かう途中までを斜め上向きの傾斜面に構成してある。それより後方の上面は平坦であり、左右両面及び後面は直立状態の面である。
前記プラグ挿入孔19aは、図13(a)、(c)に示すように、ジャック12のハウジング19の正面に開口する。このプラグ挿入孔19aは、該ハウジング19の長さ方向に沿ってその内部に構成したほぼ筒状の空間であり、これ自体は一般的な構成である。
前記接片類14、14…は、ジャック12のプラグ挿入孔19aに挿入されたプラグpの対応する電極と接触して電気的な接続を図る一般的な手段であり、この実施の形態2のそれは、実施の形態1のそれと同様に、ハウジング19のプラグ挿入孔19a中にそれぞれその一部が進入状態に配され、該接片類14、14…から端子部15、15…が該ハウジング19の底部19bの両側方に延長されている。これも概ね一般的な構成である。なお、接片類14、14…は、具体的には、プラグpのチップ電極に接触するチップ接片、リング電極に接触するリング接片、スリーブ電極に接触するスリーブ接片等からなるものである。前記端子部15、15…は、それらの各々から底部19bの両側部を通じてその外側方に延長しているものである。
なお、ジャック12のハウジング19の底部19bの両側から突出する端子部15、15…は、図7に示すように、キャビネット11の搭載口13へのジャック12の搭載前の段階で、前記リジッドフレキシブル基板16のリジッド部16aを該ジャック12の底部19bに当接状態とし、該リジッド部16aのランドに接合固定する。この接合固定は、この実施の形態2では、実施の形態1と同様に、端子部15、15…とランドとのはんだ付けによって行っている。なお、該リジッド部16aの上面には予めジャック12の底部19bの両側から突出する端子部15、15…に対応させてランドを構成しておく。電子機器内部の必要な部位への電気的接続は該リジッドフレキシブル基板16を通じて行う。
前記リジッドフレキシブル基板16の基本的な構成は、実施の形態1のそれと同様である。
前記弾性シート17は、図7、図8(a)、(b)、図11及び図12に示すように、前記搭載口13の下部の装入口13aにおける座部20の垂下板20aの内面に沿った縦横のサイズに一致する縦長長方形のゴム製の板材であり、その四辺には、該座部20の斜面部20bに対応する面取り状の斜面17aが形成しておく。該弾性シート17の斜面17a部分を除く厚さは、該座部20の垂下板20aの高さ寸法を若干越えるものとする。
前記保持板18は、図7、図8(a)、(b)、図9(b)、図11及び図12に示すように、前記搭載口13の装入口13aに構成した座部20に配した弾性シート17をその背後、すなわち下部側から抑え、該弾性シート17の座部20への配置を確実に保持し、該弾性シート17と座部20とによるその間の水密性を確保するものである。該保持板18は、該弾性シート17より縦方向は殆ど同一で、横方向には若干サイズの大きい弾力を有する硬質プラスチック製の板材である。すなわち該保持板18の横方向の寸法は、キャビネット11の搭載口13を構成した突出部11aの両側面間を僅かに越えるそれであり、該保持板18の両側辺から、図7及び図11に示すように、前方に腕18a、18aを伸ばし、その各先端に爪片18b、18bを構成し、図8(b)、図9(b)及び図12に示すように、前記弾性シート17を抑えている状態で、該爪片18b、18bで、キャビネット11の搭載口13を構成した突出部11aの両側に形成した係止溝11b、11bに係止し、該保持板18による弾性シート17の保持状態を確保し、かつ維持できるようにしたものである。
従って、この実施の形態2のコネクタ類(ジャック)の防水取付構造によれば、キャビネット11の搭載口13へのジャック12の搭載は、次のように非常に簡単かつスピーディに行うことができる。
ジャック12は、図7に示すように、そのハウジング19の底部19bにリジッドフレキシブル基板16のリジッド部16aを当接させ、その対応するランドを該底部19bの両側部から突出する端子部15、15…の各々に当接させてはんだ付けし、その後、その状態で、キャビネット11の搭載口13に下部の装入口13aから装入する。
この装入は、単にジャック12のハウジング19の前後面及び両側面を装入口13aに対応させて押し込み操作を行えば、スムーズに行われ、押し込み可能なところまで押し込めば、図8(b)及び図12に示すように、該ジャック12の搭載口13への装入操作は完了する。なお、このようにジャック12を搭載口13に装入すると、該ジャック12のハウジング19の底部19bに固定したリジッドフレキシブル基板16のフレキシブル部16bは、自ずと、前記座部20の後部側の平坦部20c下及び垂下板20aの除去された除去部20dを通じて該搭載口13の下部後方に延長状態になる。
この後、図8(b)及び図12に示すように、前記弾性シート17を搭載口13の装入口13aの縁部に構成した座部20に配置する。こうして装入口13aは、該弾性シート17により閉塞された状態になる。同時に、前記リジッドフレキシブル基板16のフレキシブル部16bは、該弾性シート17と座部20の平坦部20cとにより密着挟持状態となる。弾性シート17の弾力性により、確実に水密性高く挟持されることになる。
更にこの後、図8(b)、図9(b)及び図12に示すように、前記保持板18で前記座部20に配置した弾性シート17をその背後から抑えて保持する。これは、単に該保持板18を、背後から、すなわち、下方から該弾性シート17側に近づけ、同図に示すように、圧接状態にし、その両側の爪片18b、18bを前記キャビネット11の搭載口13を構成した突出部11aの両側に形成した係止溝11b、11bに係止し、その状態を保持するものである。
従ってこの実施の形態2のコネクタ類(ジャック)の防水取付構造によれば、それ自体極めて簡単な構成であり、それ故、小型化に資するものであり、かつ以上に述べたように、その組立も容易かつスピーディに行い得られるものである
またこの実施の形態2のコネクタ類(ジャック)の防水取付構造によれば、以上のように、ジャック12は、その全体が搭載口13中に配置され、外部にはキャビネット11の前部の挿入口13bを通じてプラグ挿入孔19aの開口部が露出するのみであり、キャビネット11のデザインには極めて高い自由度を有する。
また雨水、飲料水その他の生活水等の水分が何らかの事情でキャビネット11の挿入口13bを通じて搭載口13中に滲入することがあり得るが、該搭載口13は、下部の装入口13aのみが取付対象の電子機器内に開いており、これは、前記のように、弾性シート17で閉塞され、かつその閉塞状態が保持板18によって確保されているため、水密性が十分に確保され、容易にそれらの水分が取付対象の電子機器の内部に滲入するようなことはない。十分な防水性が維持されるものである。
p プラグ
1 キャビネット
1a 突出部
1b 係止溝
2 ジャック(コネクタ類)
3 搭載口
3a 装入口
3b 挿入口
3c ガイド溝
3d 内向きに膨出させた部位
3e 進入案内溝
4 接片類
5 端子部
6 リジッドフレキシブル基板(配線材)
6a リジッド部
6a1 ランド
6b フレキシブル部(フレキシブルかつ扁平な部位)
7 弾性シート
7a スリット
8 保持板
8a 腕
8b 爪片
8c 通過孔
9 ハウジング
9a プラグ挿入孔
9b スライド突条
9c 底部
10 座部
11 キャビネット
11a 突出部
11b 係止溝
12 ジャック(コネクタ類)
13 搭載口
13a 装入口
13b 挿入口
14 接片類
15 端子部
16 リジッドフレキシブル基板(配線材)
16a リジッド部
16b フレキシブル部(フレキシブルかつ扁平な部位)
17 弾性シート
17a 斜面
18 保持板
18a 腕
18b 爪片
19 ハウジング
19a プラグ挿入孔
19b 底部
20 座部
20a 垂下板
20b 斜面部
20c 平坦部
20d 除去部

Claims (5)

  1. 取付対象の電子機器のキャビネットの内側に、内部側にコネクタ類の装入口を開口し、外部側に該コネクタ類に接続する対応する他方のコネクタ類の挿入口を開口したコネクタ類用の搭載口を構成し、
    前記搭載口に前記装入口を通じて前記コネクタ類を搭載し、
    前記コネクタ類中の接片類から延長する端子部に少なくともその一部がフレキシブルかつ扁平な配線材を接合し、
    前記搭載口の装入口を弾性シートで閉塞し、
    かつ前記配線材を、そのフレキシブルかつ扁平な部位を前記弾性シートに形成した弾力的に閉じるスリット又は該弾性シートと前記装入口の縁部との間を通じて通過させ、前記搭載口外に引き出したコネクタ類の防水取付構造。
  2. 前記装入口を前記搭載口の後部に開口すると共に、該搭載口の内面両側に前後方向に延びるガイド溝を構成し、
    前記コネクタ類のハウジングの両側に前記両ガイド溝に前後方向スライド自在に嵌合しうるスライド突条を構成し、
    前記コネクタ類を、前記搭載口に、前者のスライド突条を後者のガイド溝に嵌合させて後部の前記装入口からスライド装入した請求項1のコネクタ類の防水取付構造。
  3. 前記装入口を前記搭載口の下部に開口すると共に、該搭載口の前後、両側及び上部の内面形状を、前記コネクタ類の前後、両側及び上部の外面形状に対応させ、
    前記コネクタ類を、前記搭載口に、前記下部の装入口から装入した請求項1のコネクタ類の防水取付構造。
  4. 前記装入口の縁部に前記弾性シートを配するための座部を構成した請求項1、2又は3のコネクタ類の防水取付構造。
  5. 前記弾性シートの背後に、該弾性シートを前記座部に配した状態を保持する保持板であって、前記キャビネットに着脱自在に取り付けうる保持板を配した請求項4のコネクタ類の防水取付構造。
JP2010204256A 2010-09-13 2010-09-13 コネクタ類の防水取付構造 Expired - Fee Related JP5041559B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010204256A JP5041559B2 (ja) 2010-09-13 2010-09-13 コネクタ類の防水取付構造
CN201110225627.3A CN102437473B (zh) 2010-09-13 2011-08-02 连接器类的防水安装结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010204256A JP5041559B2 (ja) 2010-09-13 2010-09-13 コネクタ類の防水取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012059660A true JP2012059660A (ja) 2012-03-22
JP5041559B2 JP5041559B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=45985404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010204256A Expired - Fee Related JP5041559B2 (ja) 2010-09-13 2010-09-13 コネクタ類の防水取付構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5041559B2 (ja)
CN (1) CN102437473B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112952414A (zh) * 2021-01-27 2021-06-11 维沃移动通信有限公司 电子设备

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9048602B2 (en) * 2012-07-30 2015-06-02 Nokia Technologies Oy Audio-visual connector

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0338867Y2 (ja) * 1985-04-01 1991-08-15
JPH089538A (ja) * 1994-06-16 1996-01-12 Furukawa Electric Co Ltd:The 配線接続具
JPH10284855A (ja) * 1997-04-04 1998-10-23 Nitsuko Corp 電気機器用筐体における防水装置
JP2001189791A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Mitsubishi Electric Corp 携帯情報端末
JP2005024630A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Casio Comput Co Ltd カメラユニットの収納構造
JP2007042449A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Yazaki Corp フラットケーブル用防水コネクタ
JP2009206391A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Kenwood Corp 携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07326422A (ja) * 1994-06-01 1995-12-12 Amp Japan Ltd 防水コネクタ及び防水コネクタ組立体
JP3311640B2 (ja) * 1996-12-26 2002-08-05 矢崎総業株式会社 電線導出部の防水構造
US6071144A (en) * 1998-09-09 2000-06-06 Tang; Danny Q. Hermetically sealed F-connector
CN2408579Y (zh) * 1999-12-15 2000-11-29 台捷电子股份有限公司 模组式电讯连接器
CN2450801Y (zh) * 2000-09-27 2001-09-26 林弥美 卡式防水线路连接器
JP2007005018A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Tokai Rika Co Ltd 防水型コネクタ
CN1966815A (zh) * 2005-11-14 2007-05-23 乐金电子(天津)电器有限公司 洗衣机连接器
CN201112853Y (zh) * 2007-07-23 2008-09-10 中山圣马丁电子元件有限公司 接头连接结构
JP2009043600A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Yazaki Corp 防水コネクタ用ゴム栓体、および防水コネクタ
CN201556771U (zh) * 2009-07-16 2010-08-18 勗连科技股份有限公司 防水插座模块

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0338867Y2 (ja) * 1985-04-01 1991-08-15
JPH089538A (ja) * 1994-06-16 1996-01-12 Furukawa Electric Co Ltd:The 配線接続具
JPH10284855A (ja) * 1997-04-04 1998-10-23 Nitsuko Corp 電気機器用筐体における防水装置
JP2001189791A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Mitsubishi Electric Corp 携帯情報端末
JP2005024630A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Casio Comput Co Ltd カメラユニットの収納構造
JP2007042449A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Yazaki Corp フラットケーブル用防水コネクタ
JP2009206391A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Kenwood Corp 携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112952414A (zh) * 2021-01-27 2021-06-11 维沃移动通信有限公司 电子设备
CN112952414B (zh) * 2021-01-27 2022-11-25 维沃移动通信有限公司 电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
CN102437473B (zh) 2015-06-10
JP5041559B2 (ja) 2012-10-03
CN102437473A (zh) 2012-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2779319B1 (en) Waterproof Ear Jack Socket and Method of Manufacturing the same
CN108232699B (zh) 电连接器
US7922535B1 (en) Electrical connector
US9184531B2 (en) Receptacle connector
US9525236B2 (en) Waterproof connector with gluing plane coated by waterproof glue
US7182641B2 (en) Electrical connector with shield case
JP2012059479A (ja) コネクタ類の防水取付構造
KR101301982B1 (ko) 방수형 리셉터클 커넥터
US9444178B2 (en) Waterproof connector having a housing with an elastic member elastically compressed into an opening in the housing
US8210858B2 (en) Socket device comprising grounding structure, application of socket device and manufacturing method thereof
CN103858286A (zh) 能够外部连接的电子电路单元
WO2014054426A1 (ja) 携帯機器用アダプタ
US8272894B2 (en) Coaxial connector
US11128077B1 (en) Electrical connector
JP2012155873A (ja) ジャックの防水構造
CN109411939B (zh) 插头装置
JP5041559B2 (ja) コネクタ類の防水取付構造
US9425542B1 (en) Water-proof connector
US9444161B2 (en) Multiple-in-one receptacle connector
CN102623836B (zh) 音频连接器
TWI452774B (zh) Waterproof audio sockets
US20190267744A1 (en) Usb connector
CN102623851B (zh) 音频连接器
TWM453270U (zh) 防水連接器插座
CN210536764U (zh) 一种极限尺寸的手机摄像头模组

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5041559

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees