JP2012059546A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光面の輝度ムラが発生しない、生産性に優れた、有機EL素子を用いた照明装置を提供する。
【解決手段】陽極2と、これと対向するように設けられた陰極4と、陽極2と陰極4との間に設けられた発光層3とを備えた発光部を含む照明装置であって、陽極2に電源電圧を供給し、これに接続された陽極導電層21と、陰極電極4に電源電圧を供給し、これに接続された陽極導電層41とを備え、それぞれの導電層(21,41)は発光部に対して互いに反対側に配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、バックライトや照明器具に用いる有機電界発光素子(有機EL素子とも呼ぶ)からなる照明装置に関する。
近年、有機EL素子からなる発光パネルが照明器具や電子情報機器における液晶表示画面のバックライトとして用いられている。
図1に照明器具やバックライトに用いられる有機EL素子の断面の概略構成を示し、図2に有機EL素子の上面から見た概略構成図を示す。図1において、透明基板101の上面には第1電極層(以下陽極という)102が形成されており、この陽極102の上面には発光する化合物を含有する有機層103が形成されている。さらにこの有機層103の上面には、第2電極層(以下陰極という)104が形成されている。陽極102と陰極104には、スイッチ107を介して、発光駆動電源106が接続されている。スイッチ107をオンすることにより有機層103に電子及び正孔が注入され、再結合することにより励起子(エキシトン)を生成する。
このエキシトンが失活する際の光の放出(蛍光・燐光)を利用して発光面(発光領域)Sを全面発光させ、照明器具やバックライトとして用いることができる。この時、発光駆動電圧としては、数V〜数十V程度の電圧で発光が可能である。さらに、自己発光型であるため視野角に優れ、視認性が高く、薄膜型の完全固体素子であるために省スペースでもある。このような特徴から発光光源として注目されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の一般的な照明装置では、同一側の受電部から陽極および陰極に電源電圧を印加する方式をとっている。この場合、入力端子近傍の発光部と入力端子から距離が離れた発光部とで輝度ムラが発生するという問題があった。これは、照明装置の規模が大きいと、陽極に用いられる透明電極層の抵抗が大きくなり、陽極側入力端子から離れるに従って大きくなる電圧降下によって発光輝度が徐々に低下することによる。このような問題に対し、特許文献2では補助配線を介して電力を受給できるようにしている。
特開平10−247401号公報 特開2007−26932号公報
しかしながら、特許文献2では補助配線形成工程が増えることになり、生産性低下の課題が生じる。また補助配線を追加しても、電圧降下を十分に防止できない大面積の照明装置には適用できない課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る照明装置は、第1電極と、前記第1電極と対向するように設けられた第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた発光層とを備えた発光部を含む照明装置であって、前記第1電極に第1電源電圧を供給し、前記第1電極に接続された第1導電層と、前記第2電極に第2電源電圧を供給し、前記第2電極に接続された第2導電層と、を備え、前記第1導電層は前記発光部に対して前記第2導電層と反対側に配置されていることを特徴とする。
本適用例によれば、第1導電層と第2導電層が発光部に対して反対側に配置されているため、導電層入力部から離れるに従って発生する電圧降下が第1導電層と第2導電層で互いに逆方向となり、これによって、輝度ムラを防止することが可能となる。
[適用例2]上記適用例に記載の照明装置において、前記第1導電層に接続された第1端子と、前記第2導電層に接続された第2端子と、を備え、前記第1端子は前記発光部の第1角部に設けられ、前記第2端子は前記発光部の前記第1角部に対向する第2角部に設けられていることを特徴とする照明装置。
本適用例によれば、第1端子が第1角部に設けられ、第2端子が第2角部に設けられているため、端子から導電層までの引き回し配線距離が短くなる。これによって、配線抵抗による電圧降下を防ぎ、更なる輝度ムラを防止することが可能となる。
照明器具やバックライトに用いられる有機EL素子の概略図。 有機EL素子を上面から見た概略構成図。 本発明に係る有機EL素子を用いた照明装置の断面図。 本発明に係る有機EL素子を用いた照明装置の平面図。
本発明に係る照明装置に関し、好適な実施形態について図を参照して以下に説明する。
(第1実施形態)
有機EL素子を用いた照明装置の断面図を図3に示す。
図3に示す照明装置は、透明基板1の上面に第1電極としての陽極2が形成されており、陽極2は第1導電層としての陽極導電層21(図4参照)を介して第1端子としての陽極端子22に接続される。
この陽極2の上面には、発光層としての有機層3が設けられている。有機層3をさらに詳細に述べると、正孔輸送層31とその上面には発光層30、その上面に正孔阻止層32設けられており、正孔阻止層32の上面に電子輸送層33が設けられている。
有機層3の上面には第2電極としての陰極4が設けられており、陰極4は第2導電層としての陰極導電層41(図4参照)を介して第2端子としての陰極端子42に接続される。陽極2、有機層3、陰極4により発光部としての有機EL素子を構成している。
この有機EL素子を接着剤52により、缶封止5で封止し、発光パネルを構成している。缶封止5の内面には保水剤51を取り付けている。陽極2と陰極4には、制御用IC(図示せず)を介して電源ユニット(図示せず)に接続されている。なお、封止手段としての好適例は前記の缶封止5であるが、薄膜封止手段としても良い。
有機EL素子を用いた照明装置の平面図を図4に示す。
図4に示すように、透明基板1の上面に陽極2が形成されており、その上面に有機層3を介して陰極4が形成されている。
陽極2と陽極導電層21を介して接続される陽極端子22は、第1角部としての陽極電源電圧入力側角部に配置され、陰極4と陰極導電層41を介して接続される陰極端子42は、第2角部としての陰極電源電圧入力側角部に配置されている。
ここでは、陽極2に第1電源電圧を供給する陽極端子22と、陰極4に第2電源電圧を供給する陰極端子42の配置関係を平面図で説明するため、発光層30、正孔輸送層31、正孔阻止層32、電子輸送層33に関しては図示していない。
以下、実施形態の発光パネルの構成を具体的に説明する。
透明基板1としては、透明な材料であればよく、透明ガラスや透明プラスチックを用いることが出来る。例えばポリカーボネート(PC)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリアリレート(PAR)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の透明なプラスチック基板を使用することができるが、透明なプラスチックフィルムであればより好ましい。透明なプラスチックフィルムであれば、外力による変形や衝撃に強く、割れにくい。また、軽量であり、携帯性に優れる。
陽極2としては、例えば、Indium Tin Oxide(ITO:インジウム錫酸化物)、Indium Zinc Oxide(IZO:インジウム亜鉛酸化物)等の透明導電膜を用いることができる。このような材料を透明基板1上に、スパッタリング法によるマスク蒸着や全面蒸着、又は塗布をした後に、フォトリソグラフィー法でパターニングしたり、またスクリーン印刷などで形成したりすることができる。なお、陽極2の膜厚は、特に限定されないが、通常10nm〜2μm、好ましくは20nm〜1μmである。
第1実施形態では、図3および図4で示すように、透明基板1上に陽極2と陰極4と、その間に形成された有機層3で構成され、陽極2に接続される陽極導電層21は発光部に対して陰極4に接続される陰極導電層41の反対側に配置されている。また、透明基板1には、陽極入力近傍であって、陰極入力より遠方に位置する領域として領域Aが、陰極入力近傍であって、陽極入力より遠方に位置する領域として領域Bが設けられている。
領域Aにおいては、陽極入力近傍であるため、陽極2に印加された第1電源電圧の電圧降下はほとんど起こらないのに対して、陰極4に入力された第2電源電圧は入力から遠方に位置するため電圧降下を起こす。一方、領域Bにおいては、陰極入力近傍であるため、陰極4に印加された第2電源電圧の電圧降下はほとんど起こらないのに対して、陽極2に入力された第1電源電圧は入力から遠方に位置するため電圧降下を起こす。
このように領域A、領域Bともに、陽極2あるいは陰極4のいずれか一方が電圧降下を生じることになるため、両電極の間に形成された有機層3に流れる電流量はほぼ等しくなり、輝度もほぼ等しくなる。この領域Aと領域Bの有機層3に流れる電流量の関係は照明装置の大きさに関わらず等価となる。従って、新たに製造工程を追加することなく、従来よりも大型で輝度ムラを発生しない照明装置を実現することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、図4を用いて説明する。図4では、透明基板1の上面に陽極2が形成されており、その上面に有機層3を介して陰極4が形成されている。陽極2と陽極導電層21を介して接続された陽極端子22は、陽極電源電圧入力側角部に配置され、陰極4と陰極導電層41を介して接続された陰極端子42は、陰極電源電圧入力側角部に配置されている。この点のみが実施形態1と異なる。以下、実施形態1と同じ構成部位については同じ番号を附し、重複する説明は省略する。
以上述べてきたように、実施形態2によれば、実施形態1での効果に加えて以下の効果を期待できる。
陽極2と陽極導電層21を介して接続される陽極端子22と、陰極4と陰極導電層41を介して接続される陰極端子42のそれぞれを角部に配置することによって引き回し配線距離を短くすることができる。これにより、陽極導電層21、陰極導電層41の配線抵抗起因の電圧降下がほとんど起こらないため、輝度ムラをより発生しない照明装置を実現することができる。
1…透明基板、2…陽極、21…陽極導電層、22…陽極端子、3…有機層、30… 発光層、31…正孔輸送層、32…正孔阻止層、33…電子輸送層、4…陰極、41…陰極導電層、42…陰極端子、5…缶封止、51…保水剤、52…接着剤。

Claims (2)

  1. 第1電極と、前記第1電極と対向するように設けられた第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた発光層と、を備えた発光部を含む照明装置であって、
    前記第1電極に第1電源電圧を供給し、前記第1電極に接続された第1導電層と、
    前記第2電極に第2電源電圧を供給し、前記第2電極に接続された第2導電層と、
    を備え、
    前記第1導電層は前記発光部に対して前記第2導電層と反対側に配置されていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記第1導電層に接続された第1端子と、前記第2導電層に接続された第2端子と、を備え、
    前記第1端子は前記発光部の第1角部に設けられ、前記第2端子は前記発光部の前記第1角部に対向する第2角部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
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