JP2012059175A - 契約書記入システム、契約書記入方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

契約書記入システム、契約書記入方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2012059175A
JP2012059175A JP2010204040A JP2010204040A JP2012059175A JP 2012059175 A JP2012059175 A JP 2012059175A JP 2010204040 A JP2010204040 A JP 2010204040A JP 2010204040 A JP2010204040 A JP 2010204040A JP 2012059175 A JP2012059175 A JP 2012059175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contractor
contract
terminal
data
intermediary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010204040A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5614190B2 (ja
Inventor
Hiroshi Takenaka
宏 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2010204040A priority Critical patent/JP5614190B2/ja
Publication of JP2012059175A publication Critical patent/JP2012059175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5614190B2 publication Critical patent/JP5614190B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】デジタル契約書への複数人の記名を実施、管理することが可能な契約書記入システム等を提供する。
【解決手段】媒介人端末3の文書作成アプリケーションを用いて契約書データ25を作成し、契約書データ25内の契約者入力欄を各契約者の公開鍵で暗号化し、契約書データ25全体を媒介人秘密鍵23で暗号化して契約者端末5に送信する。契約者端末5は、受信した契約書データ25を媒介人公開鍵34で復号し、契約者入力欄を契約者秘密鍵33で復号する。契約者端末5は、契約者により入力された内容を契約書データ25に上書き保存し、契約書データ25を媒介人公開鍵34で暗号化し、媒介人端末3に送信する。
【選択図】図7

Description

本発明は、契約書への複数人の記名処理を行う契約書記入システム等に関するものである。
従来、紙に印刷されていた書類がデジタル化され、デジタル化された電子文書がネットワークを介して配信されるようになった。契約書のように完全性(情報の改ざんや間違いから保護すること)が求められる電子文書を配信する場合、デジタル署名技術を用いて、本人が作成した書類であることを証明することが一般的である。しかし、デジタル署名技術だけでは、従来の紙書類における押印のように、人が視覚によって確認することが難しく、心理的に不安に感じる人が多い。
そこで、契約書を本人が作成したことを人間が視覚によって確認するため、特許文献1には、電子印鑑とデジタル署名の二つの技術を用いた電子印鑑埋め込みシステムが開示されている。
特許文献1に記載の電子印鑑埋め込みシステムでは、サーバが電子印鑑データ作成用情報に対してデジタル署名を施して電子印鑑データを作成し、電子文書にデジタル署名を施すために使用する利用者情報ファイルを作成する。利用者端末は、サーバによって作成された利用者情報ファイルにより、利用者の本人認証を実施し、利用者による押印操作に従って、電子文書に対するデジタル署名を生成する。利用者端末は、デジタル署名の署名文と利用者の電子印鑑データを一つにまとめたデータに対し、利用者のデジタル署名を施して押印署名データを作成し、押印署名データを電子文書に埋め込む。
特開2010−50608号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、各利用者は予め機密情報データである秘密鍵から電子印鑑データを作成する必要があり、利用者の作業負担が大きい。また、利用者は秘密鍵と電子印鑑データの2つの情報を長期にわたって安全に保管する必要があり、利用者の管理負担が大きい。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすることは、利用者に余計な負荷をかけることなく、契約書への複数人の記名処理を行う契約書記入システム等を提供することである。
前述した目的を達成するために第1の発明は、媒介人が利用する媒介人端末と、契約者が利用する契約者端末とがネットワークを介して接続される契約書記入システムであって、前記媒介人端末は、前記契約者ごとの契約者公開鍵を保持する第1保持手段と、契約書に相当する電子文書内の契約者入力欄の中から指定される単一の前記契約者入力欄ごとに、前記第1保持手段によって保持される前記契約者公開鍵の中から指定される単一の前記契約者公開鍵によって暗号化し、契約書データを作成する作成手段と、前記作成手段によって作成される前記契約書データを前記契約者端末に送信する第1送信手段と、を具備し、前記契約者端末は、前記契約者の単一の契約者秘密鍵を保持する第2保持手段と、前記媒介人端末から受信する前記契約書データ内の一部を、前記第2保持手段によって保持される前記契約者秘密鍵によって復号処理を行う復号処理手段と、前記契約者入力欄に対する入力データに基づいて前記契約書データを再構築する再構築手段と、前記再構築手段によって再構築される前記契約書データを前記媒介人端末に送信する第2送信手段と、を具備することを特徴とする契約書記入システムである。
第1の発明によって、契約書データの契約者入力欄に入力することができるのは、契約者入力欄の暗号化に利用された契約者公開鍵に対応する契約者秘密鍵を保持する契約者のみであることが保証される。各契約者は、契約者秘密鍵のみを秘匿に保管するだけで良く、記名処理においても、特別な作業を行う必要がない。従って、契約者に対して、余計な負荷をかけることなく、契約書への複数人の記名処理を行うことができる。
また、第1の発明の媒介人端末の前記作成手段は、更に、指定された前記契約者入力欄の直前に開始タグを挿入し、指定された前記契約者入力欄の直後に終了タグを挿入することによって、前記契約者データを作成し、契約者端末の前記復号処理手段は、前記媒介人端末から受信する前記契約書データ内の全ての前記開始タグ及び前記終了タグを検索し、検索された前記開始タグ及び前記終了タグによって囲まれる範囲ごとに復号処理を行い、復号が成功した範囲は復号処理後の結果を表示部に表示する。
これにより、契約者が自らの契約者入力欄を選択しなくても、コンピュータが自動的に必要な箇所を復号することができる。
第2の発明は、媒介人が利用し、契約者ごとの契約者公開鍵を保持する媒介人端末と、前記契約者が利用し、前記契約者の単一の契約者秘密鍵を保持する契約者端末とがネットワークを介して接続される契約書記入システムにおける契約書記入方法であって、前記媒介人端末が、契約書に相当する電子文書内の契約者入力欄の中から指定される単一の前記契約者入力欄ごとに、前記第1保持ステップによって保持される前記契約者公開鍵の中から指定される単一の前記契約者公開鍵によって暗号化し、契約書データを作成する作成ステップと、前記媒介人端末が、前記作成ステップによって作成される前記契約書データを前記契約者端末に送信する第1送信ステップと、前記契約者端末が、前記媒介人端末から受信する前記契約書データ内の一部を、前記第2保持ステップによって保持される前記契約者秘密鍵によって復号処理を行う復号処理ステップと、前記契約者端末が、前記契約者入力欄に対する入力データに基づいて前記契約書データを再構築する再構築ステップと、前記契約者端末が、前記再構築ステップによって再構築される前記契約書データを前記媒介人端末に送信する第2送信ステップと、を含むことを特徴とする契約書記入方法である。
第2の発明によって、契約書データの契約者入力欄に入力することができるのは、契約者入力欄の暗号化に利用された契約者公開鍵に対応する契約者秘密鍵を保持する契約者のみであることが保証される。各契約者は、契約者秘密鍵のみを秘匿に保管するだけで良く、記名処理においても、特別な作業を行う必要がない。従って、契約者に対して、余計な負荷をかけることなく、契約書への複数人の記名処理を行うことができる。
第3の発明は、媒介人が利用する媒介人端末と、契約者が利用する契約者端末とがネットワークを介して接続される契約書記入システムを構築するためのコンピュータ読取可能なプログラムであって、第1のコンピュータを、前記契約者ごとの契約者公開鍵を保持する第1保持手段と、契約書に相当する電子文書内の契約者入力欄の中から指定される単一の前記契約者入力欄ごとに、前記第1保持手段によって保持される前記契約者公開鍵の中から指定される単一の前記契約者公開鍵によって暗号化し、契約書データを作成する作成手段と、前記作成手段によって作成される前記契約書データを前記契約者端末に送信する第1送信手段と、を具備する前記媒介人端末として機能させるためのプログラムであり、かつ、第2のコンピュータを、前記契約者の単一の契約者秘密鍵を保持する第2保持手段と、前記媒介人端末から受信する前記契約書データ内の一部を、前記第2保持手段によって保持される前記契約者秘密鍵によって復号処理を行う復号処理手段と、前記契約者入力欄に対する入力データに基づいて前記契約書データを再構築する再構築手段と、前記再構築手段によって再構築される前記契約書データを前記媒介人端末に送信する第2送信手段と、を具備する前記契約者端末として機能させるためのプログラムである。
第3の発明を汎用的なコンピュータにインストールすることによって、第1の発明を構築することができる。
第4の発明は、第3の発明のプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体である。
第4の発明によって、第3の発明のプログラムを配布することができる。
本発明により、利用者に余計な負荷をかけることなく、契約書への複数人の記名処理を行う契約書記入システム等を提供することができる。
契約書記入システム1の概要図 媒介人端末3(契約者端末5)を実現するコンピュータのハードウエア構成図 媒介人端末3の記憶部12の詳細を示す図 契約者端末5の記憶部12の詳細を示す図 契約者公開鍵リスト24の一例を示す図 契約書データ25のテキスト部分の一例を示す図 契約書記名処理を示すフローチャート 契約書40の表示の一例を示す図 契約書40のXMLファイルの一例を示す図 契約書データ25の暗号化処理の詳細を示すフローチャート 契約書作成画面50の一例を示す図 契約書データ25の記名処理の詳細を示すフローチャート 一時保存メモリ60に記憶されるデータの一例を示す図 契約書記名画面70の一例を示す図
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
最初に、図1から図4を参照しながら、契約書記入システム1の構成について説明する。契約書記入システム1は、媒介人が作成した契約書に複数の契約人が記名をするためのシステムである。以下では、不動産等の賃貸契約を締結する際に媒介人が賃貸契約書を作成し、貸主、借主、連帯保証人等の契約者が記名を行う場合を例にして説明する。
図1は、契約書記入システム1の概要図である。図1に示すように、契約書記入システム1は、媒介人端末3と複数の契約者端末5−1、5−2、5−3とがネットワーク7を介して接続されて構成される。以下では、契約者端末5−1、5−2、5−3を総称するときは、「契約者端末5」と記載する。
媒介人端末3は、契約の媒介を行う媒介人等の事務所に設置されるコンピュータである。媒介人端末3は、媒介人の指示に従い、契約の内容が記述された電子文書を作成し、暗号化することにより、契約書データを作成する。また、媒介人端末3は、媒介人の指示に従い、契約者端末5とデータの送受信を行う。
契約者端末5は、貸主、借主、連帯保証人等の契約者の自宅等に設置されるコンピュータ等である。契約者端末5は、契約者の指示に従い、契約書データを復号し、記名処理を行う。また、契約者端末5は、契約者の指示に従い、媒介人端末3とデータの送受信を行う。
図2は、媒介人端末3(契約者端末5)を実現するコンピュータのハードウエア構成図である。尚、図2のハードウエア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
コンピュータは、制御部11、記憶部12、メディア入出力部13、通信制御部14、入力部15、表示部16、周辺機器I/F部17等が、バス18を介して接続される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各装置を駆動制御し、コンピュータが行う後述する処理を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部12、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部12は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部11が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OS(オペレーティングシステム)に相当する制御プログラムや、後述する処理をコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムが格納されている。
これらの各プログラムコードは、制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部13(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)等のメディア入出力装置を有する。
通信制御部14は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワークを介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。ネットワークは、有線、無線を問わない。
入力部15は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。
入力部15を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部16は、液晶パネル等のディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
周辺機器I/F(インタフェース)部17は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部17を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部17は、USBやIEEE1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図3は、媒介人端末3の記憶部12の詳細を示す図である。尚、媒介人端末3の記憶部12には、図3に示すプログラム、データの他、必要なプログラムや、プログラムの実行に必要なデータが記憶される。
図3に示すように、媒介人端末3の記憶部12には、OS21、作成ツール22、媒介人秘密鍵23、契約者公開リスト24、契約書データ25等が記憶される。
OS21は、コンピュータの基本的な機能を実現するためのプログラムである。
作成ツール22は、文書作成アプリケーションにより作成された電子文書から契約書データ25を作成するためのプログラムである。
作成ツール22がインストールされた媒介人端末3の制御部11は、文書作成アプリケーションにより作成された電子文書の中で、各契約者の入力欄として指定された箇所を各契約者の公開鍵を用いて暗号化し、契約書全体を媒介人の秘密鍵を用いて暗号化し、XML(Extensible Markup Language)形式の契約書データ25を作成する。
媒介人秘密鍵23は、公開暗号鍵方式における媒介人の秘密鍵、公開鍵の対のうちの秘密鍵である。
契約者公開鍵リスト24は、公開暗号鍵方式における各契約者の秘密鍵、公開鍵の対のうちの公開鍵のリストである。媒介人端末3の記憶部12には、図7に示す契約書記名処理の前に、各契約者の契約者公開鍵が予め記憶されている。
図4は、契約者端末5の記憶部12の詳細を示す図である。尚、契約者端末5の記憶部12には、図4に示すプログラム、データの他、必要なプログラムや、プログラムの実行に必要なデータが記憶される。
図4に示すように、契約者端末5の記憶部12には、OS31、記名ツール32、契約者秘密鍵33、媒介人公開鍵34等が記憶される。
OS31は、コンピュータの基本的な機能を実現するためのプログラムである。
記名ツール32は、契約書データ25の入力欄に記名するためのプログラムである。
契約者秘密鍵33は、公開暗号鍵方式における契約者の秘密鍵である。
媒介人公開鍵34は、公開暗号鍵方式における媒介人の公開鍵である。契約者端末5の記憶部12には、図7に示す契約書記名処理の前に、媒介人公開鍵34が予め記憶されている。
次に、図5、6を参照しながら、契約書記入システム1において利用されるデータの詳細について説明する。
図5は、契約者公開鍵リスト24の一例を示す図である。図5では、1行目にデータ項目を示し、2行目以降に実体データの一例を示している。尚、契約者公開鍵リスト24が保持するデータ項目は、図5に示すデータ項目に限定されない。
図5に示すように、契約者公開鍵リスト24は、例えば、契約者名27、公開鍵28等のデータ項目を有する。
契約者名27は、契約者の氏名である。
公開鍵28は、契約者の公開鍵である。
図6は、契約書データ25のテキスト部分の一例を示す図である。尚、契約書データ25に保持されるデータ項目は、図6に示すデータ項目に限定されない。
図6に示すように、契約書データ25のテキスト部分は、例えば、契約事項41、契約者1入力欄42、契約者2入力欄43、契約者3入力欄44、開始タグ45−1、45−2、45−3、終了タグ46−1、46−2、46−3等のデータを有する。
契約事項41は、具体的な契約事項を示すテキストデータである。
契約者1入力欄42、契約者2入力欄43、契約者3入力欄44は、それぞれ契約者1、契約者2、契約者3が氏名、住所等を入力する箇所を示すデータである。契約者入力欄1入力欄42、契約者2入力欄43、契約者3入力欄44は、媒介人端末3によりそれぞれ契約者1、契約者2、契約者3の公開鍵を用いて個別に暗号化されている。
開始タグ45−1、45−2、45−3は、契約者1入力欄42、契約者2入力欄43、契約者3入力欄44の開始位置を示すタグデータである。
終了タグ46−1、46−2、46−3は、契約者1入力欄42、契約者2入力欄43、契約者3入力欄44の終了位置を示すタグデータである。
以下では、開始タグ45−1、45−2、45−3を総称するときは、「開始タグ45」と記載する。また、終了タグ46−1、46−2、46−3を総称するときは、「終了タグ46」と記載する。
開始タグ45及び終了タグ46は、コンピュータの処理を実現する為のデータであり、図7に示す契約書記名処理において、各契約者が記名を行うときには、契約者端末5の表示部16には表示されない。
次に、図7から図14を参照しながら、契約書記入システム1における契約書記名処理について説明する。
図7は、契約書記名処理を示すフローチャートである。
媒介人端末3の制御部11は、予め公開暗号鍵方式により秘密鍵、公開鍵を作成し、作成した秘密鍵を媒介人秘密鍵23として記憶部12に保存する。また、媒介人端末3の制御部11は、各契約者が公開暗号鍵方式により作成した公開鍵を予め受信し、契約者公開鍵リスト24として保存する。
契約者端末5の制御部11は、予め公開暗号鍵方式により秘密鍵、公開鍵を作成し、作成した秘密鍵を契約者秘密鍵33として記憶部12に保存する。また、媒介人が公開暗号鍵方式により作成した公開鍵を予め受信し、媒介人公開鍵34として保存する。
媒介人端末3の制御部11は、文書作成アプリケーションの機能によって、媒介人の入力部15からの入力に従って、契約内容を示す電子書類を作成する(ステップS101)。
図8は、契約書40の表示の一例を示す図である。
契約書40は、文書作成アプリケーションにより作成された電子書類が媒介人端末3あるいは契約者端末5の表示部16に表示された例である。文書作成アプリケーションは、例えば、Microsoft(登録商標)社の「Word2007」である。契約書40は、契約事項41、契約者1入力欄42、契約者2入力欄43、契約者3入力欄44、コンテンツコントロール47等を有する。
コンテンツコントロール47は、ユーザによる入力を支援するためのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)である。図8に示すコンテンツコントロール47は、ユーザが入力すべき箇所を示しており、契約者1入力欄42、契約者2入力欄43、契約者3入力欄44である。例えば、媒介人は、電子文書の作成時、コンテンツコントロール47を除く部分を編集不可能に設定することも可能である。
図9は、契約書40のXMLファイルの一例を示す図である。
図9に示すXMLファイルは、図8の「貸主(甲)」の「住所」に対応している。図9の符号48が付された部分は、図8に示すコンテンツコントロール47に対応している。
図9に示すXMLファイルは、暗号化前の状態であり、図6の開始タグ45及び終了タグ46が挿入されていない。
図7の説明に戻る。
媒介人端末3の制御部11は、媒介人の入力部15を介した指示により作成ツール22を起動し、契約者公開鍵リスト24及び媒介人秘密鍵23を読み込み、文書作成アプリケーションによって作成された電子文書内の契約者1入力欄42、契約者2入力欄43、契約者3入力欄44を各契約者の公開鍵によって暗号化し(ステップS102)、電子文書全体を媒介人秘密鍵23によって暗号化することにより、契約書データ25を作成する(ステップS103)。
図10は、ステップS102、S103の契約書データ25の暗号化処理の詳細を示すフローチャートである。
媒介人端末3の制御部11は、文書作成アプリケーションによって作成されたXMLファイルを読み出し(ステップS201)、XMLファイルの中から<w:r>タグを検索し(ステップS202)、<w:r>タグから</w:r>タグまでのランに含まれる全ての<w:t>タグの要素を取り出し、表示部16に、後述する契約書作成画面50の「内容」として表示する(ステップS203)。
ここで、「ラン」とは、電子文書のテキスト部分においてスタイルが変更されるまで、あるいは段落が終わるまでの一纏まりの範囲を意味する。
媒介人端末3の制御部11は、電子文書の中の全ての<w:r>タグを処理したか判定し、他にも<w:r>タグがある場合はステップS202、ステップS203の処理を繰り返す(ステップS204のNo)。
図11は、契約書作成画面50の一例を示す図である。
契約書作成画面50は、ラン番号51、ラン内容52、契約者名プルダウン53、OKボタン54、キャンセルボタン55等を有する。
ラン番号51は、取り出されたランを一意に識別する番号である。
ラン内容52は、ラン番号51に対応するランのテキストデータである。
契約者名プルダウン53は、暗号化に用いる契約者公開鍵を選択するためのGUIである。契約者名プルダウン53には、媒介人端末3の記憶部12に記憶されている契約者公開鍵リスト24に含まれる全ての契約者名27が含まれる。尚、契約者名プルダウン53の初期値は「選択なし」である。
図10の説明に戻る。
媒介人端末3の制御部11は、契約書データ25の中の全ての<w:r>タグを処理した後(ステップS204のYes)、記憶部12に記憶されている契約者公開鍵リスト24の契約者名27を契約書作成画面50の契約者名プルダウン53として表示する(ステップS205)。媒介人は、媒介人端末3の入力部15を介して、契約者の入力欄に相当するラン毎に契約者名27を指定する。
媒介人が、媒介人端末3の入力部15を介して、契約書作成画面50のOKボタン54を押下すると、媒介人端末3の制御部11は、契約者名プルダウン53で契約者名27が指定されたラン番号51に対応するランの部分を、指定された契約者名27の公開鍵28によって暗号化し(ステップS206)、暗号化されたランの直前に開始タグ45(例えば、<keiyaku>タグ)を挿入し、暗号化されたランの直後に終了タグ46(例えば、</keiyaku>タグ)を挿入し、契約書データ25を作成する(ステップS207)。
媒介人端末3の制御部11は、契約書データ25全体を媒介人秘密鍵23によって暗号化し、記憶部12に記憶する(ステップS208)。
S207において、契約者名27の公開鍵28によりランごとに暗号化する目的は、契約者本人のみが、契約書データ25の記名箇所(契約者1入力欄42、契約者2入力欄43、契約者3入力欄44)を入力できること、すなわち完全性(情報の改ざんや間違いから保護すること)を保証すること、かつ人間の視覚によって完全性が保証されていることを確認可能にすることである。これは、契約者端末5の制御部11は、公開鍵28が記憶部12に記憶されていない他の契約者に係るランを復号できないので、コンテンツコントロール47自体が表示されない又は暗号化されて表示されるという作用に基づく。
尚、S208において、契約書データ25全体を媒介人秘密鍵23により暗号化する目的は、ネットワーク7を介したデータの送受信において、セキュリティを維持することである。
図7の説明に戻る。
媒介人端末3の制御部11は、記憶部12に記憶されている契約書データ25を、ネットワーク7を介して契約者端末5に送信する(ステップS104)。
契約者端末5の制御部11は、媒介人端末3から送信された契約書データ25を受信し、契約者の入力部15を介した指示により記名ツール32を起動し、記憶部12に記憶している媒介人公開鍵34によって契約書データ25の復号処理を行う(ステップS105)。
契約者端末5の制御部11は、契約書データ25の中の契約者入力欄に対して、記憶部12に記憶されている契約者秘密鍵33による復号処理を行う(ステップS106)。ここで、自身の契約者入力欄に対しては、復号処理の結果、意味のある文字列が得られる(復号が成功する)。一方、他の契約者の契約者入力欄に対しては、復号処理の結果、意味のない文字列が得られる(復号が失敗する)。
契約者端末5の制御部11は、契約者により契約者端末5の入力部15を介して、該当する契約者入力欄に入力された住所、氏名等を契約書データ25に上書きして保存し(ステップS107)、契約書データ25を媒介人公開鍵34によって暗号化する(ステップS108)。
図12は、ステップS105からステップS108の契約書データ25の記名処理の詳細を示すフローチャートである。
契約者端末5の制御部11は、媒介人端末3から受信する契約書データ25を媒介人公開鍵34によって復号する(ステップS301)。
契約者端末5の制御部11は、復号された契約書データ25から<w:r>タグ、<keiyaku>タグを検索し、<w:r>タグ、<keiyaku>タグ単位で要素を取り出し、一時保存メモリ(RAM)に保存する(ステップS302)。
図13は、一時保存メモリ60に記憶されるデータの一例を示す図である。
一時保存メモリ60には、ラン番号51、タグ62、タグ内データ63、復号可否64、復号後データ65等が記憶される。
ラン番号51は、契約書データ25から検索された<w:r>タグから</w:r>タグ、あるいは、<keiyaku>タグから</keiyaku>タグに囲まれるランを一意に識別する番号である。
タグ62は、ランを囲んでいるタグの種類を示すデータであり、「<w:r>」、あるいは、「<keiyaku>」である。
タグ内データ63は、ランの内容を示すデータであり、ランが暗号化されている場合には復号前のデータである。
復号可否64は、ランの復号ができたかどうかを示すデータである。<keiyaku>タグに囲まれていたタグ内容63の復号ができた場合は「○」の値、復号ができなかった場合は「×」の値とする。<w:r>タグに囲まれていたタグ内容63は復号処理を行わないので、「−」(NULL)の値とする。
復号後データ65は、タグ内容63に対して復号処理を行い、得られたデータである。復号可否64の値が「○」の場合、復号後データ65を保存するが、復号可否64の値が「×」あるいは「−」の場合、復号後データ65の値は「−」(NULL)とする。
図12の説明に戻る。
契約者端末5の制御部11は、一時保存メモリ60のタグ62が<keiyaku>であるタグ内データ63を契約者秘密鍵33によって復号処理を行う(ステップS303)。
復号できた場合(ステップS304のYes)、契約者端末5の制御部11は、復号可否64の値を「○」とし、復号処理の結果を復号後データ65として保存し、契約書データ25内の該当する<keiyaku>タグ、</keiyaku>タグを削除する(ステップS305)。
復号できなかった場合(ステップS304のNo)、契約者端末5の制御部11は、復号可否64の値を「×」とし、復号後データ65の値を「−」とする。
復号できたかどうかは、例えば、契約者秘密鍵33による復号処理の結果の中に、所定のタグ(例えば、<w:r>タグなど)が含まれているか(XMLファイルのデータとして意味のある文字列が含まれているか)によって判断する。
契約者端末5の制御部11は、一時保存メモリ60の中でタグ62が<w:r>のランのタグ内データ63、及び、タグ62が<keiyaku>かつ復号可否64が「○」のランの復号後データ65を表示部16の契約書記名画面70に表示する(ステップS306)。
図14は、契約書記名画面70の一例を示す図である。契約書記名画面70は、図8に図示するコンテンツコントロール47の代わりに、記名処理を支援するためのGUIである。尚、本発明の実施の形態では、記名処理のためのGUIを特に限定せず、図8に図示するコンテンツコントロール47でも良いし、図14に図示する契約書記名画面70でも良いし、他のGUIでも良い。
契約書記名画面70は、内容71、氏名入力欄72、住所入力欄73、OKボタン74、キャンセルボタン75等を有する。
内容71は、タグ62が<w:r>のランのタグ内データ63、及び、タグ62が<keiyaku>かつ復号可否64が「○」のランの復号後データ65の中から、全ての<w:t>タグの要素を取り出し表示する。
氏名入力欄72は、契約者の氏名を入力する欄である。
住所入力欄73は、契約者の住所を入力する欄である。
図12の説明に戻る。
契約者が、契約者端末5の入力部15を介して、契約書記名画面70の氏名入力欄72と住所入力欄73に入力し、OKボタン74を押下すると、契約者端末5の制御部11は、氏名入力欄72、住所入力欄73に入力された内容を、図8に図示したコンテンツコントロール42に反映する(ステップS307)。
契約者端末5の制御部11は、一時保存メモリ60の復号後データ65を採用して契約書データ25を再構築し、再構築された契約書データ25を記憶部12に保存する(ステップS308)。
また、契約書端末5の制御部11は、再構築された契約書データ25を媒介人公開鍵34によって暗号化する(ステップS309)。
図7の説明に戻る。
契約者端末5の制御部11は、契約書データ25を媒介人端末3に送信する(ステップS109)。
媒介人端末3の制御部11は、媒介人の入力部15を介した指示により作成ツール22を起動し、媒介人端末3から受信する契約書データ25を読み込み、媒介人秘密鍵23によって復号する(ステップS110)。媒介人端末3の制御部11は、復号された契約書データ25を表示部16に表示し、媒介人は契約者により記名された内容を確認する。
ステップS104からステップS110の契約者による契約書への記名処理は、該当する契約者数分繰り返して行う。
媒介人端末3の制御部11は、再度、契約書データ25を媒介人秘密鍵23によって暗号化し(ステップS111)、契約者端末5に送信する(ステップS112)。
契約者端末5の制御部11は、媒介人端末3から受信する契約書データ25を媒介人公開鍵34によって復号する(ステップS113)。契約者は、記憶部12に保存されている契約書データ25と、媒介人端末3から受信する契約書データ25との内容を比較し、媒介人によって契約書データ25が不正に改ざんされていないことを確認することができる。
以上の通り、契約書記入システム1における契約書記名処理では、媒介人端末3が、文書作成アプリケーションによって作成される電子文書内の契約者入力欄を各契約者の公開鍵によって暗号化して契約書データ25を作成し、契約書データ25全体を媒介人秘密鍵23によって暗号化して契約者端末5に送信する。
契約者端末5は、受信する契約書データ25を媒介人公開鍵34によって復号し、契約者入力欄を契約者秘密鍵33によって復号する。契約者端末5は、契約者により入力された内容を採用して契約書データ25を再構築し、再構築された契約書データ25を媒介人公開鍵34によって暗号化し、媒介人端末3に送信する。
これにより、契約書データ25の契約者入力欄に入力することができるのは、契約者入力欄の暗号化に利用された契約者公開鍵に対応する契約者秘密鍵を保持する契約者のみであることが保証される。本発明の実施の形態では、各契約者は、契約者秘密鍵33(図4参照)のみを秘匿に保管するだけで良く、記名処理においても、特別な作業を行う必要がない。従って、契約者に対して、余計な負荷をかけることなく、契約書への複数人の記名処理を行うことができる。
また、媒介人端末3は、更に、指定された契約者入力欄の直前に開始タグ45を挿入し、指定された契約者入力欄の直後に終了タグ46を挿入することによって、契約者データ25を作成する。そして、契約者端末5は、媒介人端末3から受信する契約書データ25内の全ての開始タグ45及び終了タグ46を検索し、検索された開始タグ45及び終了タグ46によって囲まれる範囲ごとに、記憶部12に保持する契約者秘密鍵33によって復号処理を行い、復号が成功した範囲は復号処理後の結果を表示部16に表示する。
これにより、契約者が自らの契約者入力欄を選択しなくても、コンピュータが自動的に必要な箇所を復号することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る契約書記入システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………契約書記入システム
3………媒介人端末
5、5−1、5−2、5−3………契約者端末
7………ネットワーク
21、31………OS
22………作成ツール
23………媒介人秘密鍵
24………契約者公開鍵リスト
25………契約書データ
32………記名ツール
33………契約者秘密鍵
34………媒介人公開鍵
40………契約書
50………契約書作成画面
60………一時保存メモリ
70………契約書記名画面

Claims (5)

  1. 媒介人が利用する媒介人端末と、契約者が利用する契約者端末とがネットワークを介して接続される契約書記入システムであって、
    前記媒介人端末は、
    前記契約者ごとの契約者公開鍵を保持する第1保持手段と、
    契約書に相当する電子文書内の契約者入力欄の中から指定される単一の前記契約者入力欄ごとに、前記第1保持手段によって保持される前記契約者公開鍵の中から指定される単一の前記契約者公開鍵によって暗号化し、契約書データを作成する作成手段と、
    前記作成手段によって作成される前記契約書データを前記契約者端末に送信する第1送信手段と、
    を具備し、
    前記契約者端末は、
    前記契約者の単一の契約者秘密鍵を保持する第2保持手段と、
    前記媒介人端末から受信する前記契約書データ内の一部を、前記第2保持手段によって保持される前記契約者秘密鍵によって復号処理を行う復号処理手段と、
    前記契約者入力欄に対する入力データに基づいて前記契約書データを再構築する再構築手段と、
    前記再構築手段によって再構築される前記契約書データを前記媒介人端末に送信する第2送信手段と、
    を具備することを特徴とする契約書記入システム。
  2. 前記作成手段は、更に、指定された前記契約者入力欄の直前に開始タグを挿入し、指定された前記契約者入力欄の直後に終了タグを挿入することによって、前記契約者データを作成し、
    前記復号処理手段は、前記媒介人端末から受信する前記契約書データ内の全ての前記開始タグ及び前記終了タグを検索し、検索された前記開始タグ及び前記終了タグによって囲まれる範囲ごとに復号処理を行い、復号が成功した範囲は復号処理後の結果を表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の契約書記入システム。
  3. 媒介人が利用し、契約者ごとの契約者公開鍵を保持する媒介人端末と、前記契約者が利用し、前記契約者の単一の契約者秘密鍵を保持する契約者端末とがネットワークを介して接続される契約書記入システムにおける契約書記入方法であって、
    前記媒介人端末が、契約書に相当する電子文書内の契約者入力欄の中から指定される単一の前記契約者入力欄ごとに、前記第1保持ステップによって保持される前記契約者公開鍵の中から指定される単一の前記契約者公開鍵によって暗号化し、契約書データを作成する作成ステップと、
    前記媒介人端末が、前記作成ステップによって作成される前記契約書データを前記契約者端末に送信する第1送信ステップと、
    前記契約者端末が、前記媒介人端末から受信する前記契約書データ内の一部を、前記第2保持ステップによって保持される前記契約者秘密鍵によって復号処理を行う復号処理ステップと、
    前記契約者端末が、前記契約者入力欄に対する入力データに基づいて前記契約書データを再構築する再構築ステップと、
    前記契約者端末が、前記再構築ステップによって再構築される前記契約書データを前記媒介人端末に送信する第2送信ステップと、
    を含むことを特徴とする契約書記入方法。
  4. 媒介人が利用する媒介人端末と、契約者が利用する契約者端末とがネットワークを介して接続される契約書記入システムを構築するためのコンピュータ読取可能なプログラムであって、
    第1のコンピュータを、
    前記契約者ごとの契約者公開鍵を保持する第1保持手段と、
    契約書に相当する電子文書内の契約者入力欄の中から指定される単一の前記契約者入力欄ごとに、前記第1保持手段によって保持される前記契約者公開鍵の中から指定される単一の前記契約者公開鍵によって暗号化し、契約書データを作成する作成手段と、
    前記作成手段によって作成される前記契約書データを前記契約者端末に送信する第1送信手段と、
    を具備する前記媒介人端末として機能させるためのプログラムであり、かつ、
    第2のコンピュータを、
    前記契約者の単一の契約者秘密鍵を保持する第2保持手段と、
    前記媒介人端末から受信する前記契約書データ内の一部を、前記第2保持手段によって保持される前記契約者秘密鍵によって復号処理を行う復号処理手段と、
    前記契約者入力欄に対する入力データに基づいて前記契約書データを再構築する再構築手段と、
    前記再構築手段によって再構築される前記契約書データを前記媒介人端末に送信する第2送信手段と、
    を具備する前記契約者端末として機能させるためのプログラム。
  5. 請求項4記載のプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
JP2010204040A 2010-09-13 2010-09-13 契約書記入システム、契約書記入方法、プログラム及び記憶媒体 Expired - Fee Related JP5614190B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010204040A JP5614190B2 (ja) 2010-09-13 2010-09-13 契約書記入システム、契約書記入方法、プログラム及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010204040A JP5614190B2 (ja) 2010-09-13 2010-09-13 契約書記入システム、契約書記入方法、プログラム及び記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012059175A true JP2012059175A (ja) 2012-03-22
JP5614190B2 JP5614190B2 (ja) 2014-10-29

Family

ID=46056162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010204040A Expired - Fee Related JP5614190B2 (ja) 2010-09-13 2010-09-13 契約書記入システム、契約書記入方法、プログラム及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5614190B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100735068B1 (ko) * 2000-09-28 2007-07-06 후지쯔 가부시끼가이샤 탄성표면파 공진기 및 이를 사용한 탄성표면파 필터
JP2017010096A (ja) * 2015-06-17 2017-01-12 弁護士ドットコム株式会社 情報処理システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7376296B2 (ja) 2019-09-26 2023-11-08 三和シヤッター工業株式会社 ドアの防水構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001134180A (ja) * 1999-11-05 2001-05-18 Canon Inc データ処理方法及び装置、及び記憶媒体
JP2002259849A (ja) * 2001-02-27 2002-09-13 Dainippon Printing Co Ltd オンライン契約システムのサーバ装置及びそのためのプログラム
JP2010050760A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Hitachi Ltd コンテンツ保護装置、および、コンテンツ利用装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001134180A (ja) * 1999-11-05 2001-05-18 Canon Inc データ処理方法及び装置、及び記憶媒体
JP2002259849A (ja) * 2001-02-27 2002-09-13 Dainippon Printing Co Ltd オンライン契約システムのサーバ装置及びそのためのプログラム
JP2010050760A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Hitachi Ltd コンテンツ保護装置、および、コンテンツ利用装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100735068B1 (ko) * 2000-09-28 2007-07-06 후지쯔 가부시끼가이샤 탄성표면파 공진기 및 이를 사용한 탄성표면파 필터
JP2017010096A (ja) * 2015-06-17 2017-01-12 弁護士ドットコム株式会社 情報処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5614190B2 (ja) 2014-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4896054B2 (ja) 個人情報管理装置,個人情報管理プログラムおよび個人情報管理システム
CN101646995B (zh) 用于存储管理器的数据流过滤器和插件
JP2006323503A (ja) 文書管理装置及びその制御方法、コンピュータプログラム、記憶媒体
WO2008001707A1 (fr) Système et procédé de gestion d'informations personnelles ou confidentielles
CN101641702A (zh) 结合人类参与的安全数据存储与检索
CN104008262A (zh) 用于显示医学内容的方法和系统
JP5614190B2 (ja) 契約書記入システム、契約書記入方法、プログラム及び記憶媒体
JP6690346B2 (ja) セキュリティリスク管理システム、サーバ、制御方法、プログラム
Englert et al. ALIIAS: Anonymization/Pseudonymization with LimeSurvey integration and II-factor Authentication for Scientific research
JP4303730B2 (ja) データ連携システムおよびデータ連携装置
US8738905B2 (en) Third party secured storage for web services and web applications
JP6194639B2 (ja) 電子情報利用装置、電子情報利用システム、プログラムおよび制御方法
JP2005108063A (ja) 暗号化データ変換装置を利用した電子自治体共用サーバ及び暗号化データ復号化装置を利用した電子自治体用端末
JP2006330789A (ja) アプリケーションシステム、アプリケーションプログラム、記憶媒体、及びサーバ装置
JP2005284703A (ja) 医療情報流通システム及びその情報アクセス制御方法、コンピュータプログラム
JP2007188307A (ja) データファイル監視装置
EP1901196A2 (en) Method of and system for security and privacy protection in medical forms
JP2008035449A (ja) 自己復号ファイルによるデータ配布方法および該方法を用いた情報処理システム
EP4391446A1 (en) Privacy shield
JP2006018744A (ja) ソフトウェア配布管理方法、ソフトウェア配布の管理端末、およびソフトウェアの配布端末
JP7468717B2 (ja) 端末、制御方法、及びプログラム
JP2002152188A (ja) 情報取得システム
JP5372051B2 (ja) ファイル管理装置、ファイル管理方法及びプログラム
JP2020067883A (ja) ユーザ属性情報管理システム、方法およびプログラム
JP7284957B2 (ja) 情報管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140812

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5614190

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees