JP2012058841A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本明細書では、一方の通信装置から他方の通信装置に特定のデータが送信されるべき際に、他方の通信装置が上記の特定のデータのための処理を実行可能な状態になった後に、上記の特定のデータを他方の通信装置に送信し得る技術を提供する。
【解決手段】 第1多機能機10は、第2多機能機200が特定の処理を実行可能である場合に、特定のデータを第2多機能機200に送信する(S118)。第1多機能機10は、第2多機能機200が特定の処理を実行不可能である場合に、特定の処理を実行するための特定のファームウェアを、第2多機能機200に送信する(S116)。第1多機能機10は、第2多機能機200が現在のファームウェア群を上記の特定のファームウェアを含む新たなファームウェア群に更新したことを示す更新情報を、第2多機能機200から受信すると、特定のデータを第2多機能機200に送信する(S118)。
【選択図】 図3

Description

本明細書では、通信装置を開示する。
特許文献1には、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)に従って、全体メールサーバ及び個別メールサーバを介さずに、端末装置に電子メールを送信することが可能であるファクシミリ複合装置が開示されている。
特開2008−140355号公報
上記の端末装置が、全体メールサーバ及び個別メールサーバを介さずに、電子メールを受信する受信処理を実行不可能である場合には、ファクシミリ複合装置は、電子メールを端末装置に送信することができない。
本明細書では、一方の通信装置から他方の通信装置に特定のデータが送信されるべき際に、他方の通信装置が上記の特定のデータのための処理を実行可能な状態になった後に、上記の特定のデータを他方の通信装置に送信し得る技術を提供する。
本明細書によって開示される第1の技術は、第2の通信装置と通信可能に接続される第1の通信装置である。上記の第1の通信装置は、送信情報送信部と実行可否情報受信部とデータ送信部とファームウェア情報送信部と更新情報受信部とを備える。送信情報送信部は、第1の通信装置から第2の通信装置に特定のデータが送信されるべき際に、特定のデータの送信に関する送信情報を第2の通信装置に送信する。実行可否情報受信部は、送信情報の応答として第2の通信装置から送信される実行可否情報であって、第2の通信装置が上記の特定のデータのための特定の処理を実行可能であるのか否かを示す実行可否情報を受信する。データ送信部は、実行可否情報が上記の特定の処理を実行可能であることを示す第1の場合に、第2の通信装置が上記の特定の処理を実行するように、上記の特定のデータを第2の通信装置に送信する。ファームウェア情報送信部は、実行可否情報が上記の特定の処理を実行不可能であることを示す第2の場合に、上記の特定の処理を実行するための特定のファームウェアを第2の通信装置が取得するように、上記の特定のファームウェアに関するファームウェア情報を、第2の通信装置に送信する。更新情報受信部は、第2の通信装置が、第2の通信装置の現在の1個以上のファームウェアを上記の特定のファームウェアを含む新たな1個以上のファームウェアに更新したことを示す更新情報を、第2の通信装置から受信する。データ送信部は、さらに、第2の場合であって、かつ、更新情報が取得される場合に、第2の通信装置が上記の特定の処理を実行するように、上記の特定のデータを第2の通信装置に送信する。
上記の第1の通信装置は、第1の通信装置から第2の通信装置に特定のデータが送信されるべき際に、第2の通信装置が上記の特定のデータのための特定の処理を実行可能であるのか否かを知ることができる。第2の通信装置が上記の特定の処理を実行可能である場合に、第1の通信装置は、特定のデータを第2の通信装置に送信する。一方、第2の通信装置が上記の特定の処理を実行不可能である場合に、第1の通信装置は、ファームウェア情報を第2の通信装置に送信する。この結果、第2の通信装置は、上記の特定のファームウェアを取得して、第2の通信装置の現在の1個以上のファームウェアを、特定のファームウェアを含む新たな1個以上のファームウェアに更新することができる。これにより、第2の通信装置は、特定の処理を実行可能となり、更新情報を第1の通信装置に送信する。第1の通信装置は、更新情報が取得される場合に、上記の特定のデータを第2の通信装置に送信する。従って、第1の通信装置は、第2の通信装置が特定の処理を実行可能な状態になった後に、特定のデータを第2の通信装置に送信し得る。
上記の第1の通信装置は、第2の場合に、上記の特定のファームウェアを格納しているサーバから、上記の特定のファームウェアを取得する第1のファームウェア取得部をさらに備えていてもよい。ファームウェア情報送信部は、サーバから上記の特定のファームウェアが取得される場合に、取得済みの特定のファームウェアを含むファームウェア情報を第2の通信装置に送信してもよい。この構成によれば、第2の通信装置は、サーバから上記の特定のファームウェアを取得する処理を実行しなくて済む。
上記の第1の通信装置は、第2の場合に、上記の特定のファームウェアを格納しているサーバから、上記の特定のファームウェアが格納されているサーバ内の格納場所を示す場所情報を取得する場所情報取得部をさらに備えていてもよい。ファームウェア情報送信部は、サーバから場所情報が取得される場合に、取得済みの場所情報を含むファームウェア情報を第2の通信装置に送信してもよい。この構成によれば、第2の通信装置は、第1の通信装置から取得された場所情報を用いて、サーバから上記の特定のファームウェアを取得することができる。
ファームウェア情報送信部は、第2の場合において、第2の通信装置がファームウェアを更新可能である場合に、ファームウェア情報を第2の通信装置に送信し、第2の通信装置がファームウェアを更新不可能である場合に、ファームウェア情報を第2の通信装置に送信しなくてもよい。この構成によれば、第1の通信装置は、第2の通信装置にファームウェア情報を送信する必要がない場合に、ファームウェア情報を送信しなくて済む。
上記の特定の処理は、第2の通信装置が、第1及び第2の通信装置と別体で構成されている電子メールサーバを介さずに、電子メールを受信するための処理であってもよい。データ送信部は、電子メールサーバを介さずに、上記の特定のデータを含む電子メールを、第2の通信装置に送信してもよい。
本明細書によって開示される第2の技術は、第1の通信装置と通信可能に接続される第2の通信装置である。この第2の通信装置は、送信情報受信部と第2のファームウェア取得部と実行可能情報送信部と実行部とを備える。送信情報受信部は、第1の通信装置から第2の通信装置に特定のデータが送信されるべき際に、第1の通信装置から第2の通信装置に送信される送信情報であって、特定のデータの送信に関する送信情報を受信する。第2のファームウェア取得部は、送信情報が受信され、かつ、第2の通信装置が上記の特定のデータのための特定の処理を実行不可能である特定の場合に、上記の特定の処理を実行するための特定のファームウェアを取得して、第2の通信装置の現在の1個以上のファームウェアを、取得済みの上記の特定のファームウェアを含む新たな1個以上のファームウェアに更新する。実行可能情報送信部は、送信情報が受信され、かつ、第2の通信装置が上記の特定の処理を実行可能である場合に、上記の特定の処理を実行可能であることを示す実行可能情報を第1の通信装置に送信する。実行可能情報送信部は、上記の特定の場合であって、かつ、新たな1個以上のファームウェアに更新された場合に、実行可能情報を第1の通信装置に送信する。実行部は、上記の特定のファームウェアを用いて、上記の特定の処理を実行する。実行部は、実行可能情報に応じて第1の通信装置から送信される上記の特定のデータのための上記の特定の処理を実行する。
この構成によれば、第2の通信装置は、上記の特定の処理を実行不可能である場合に、特定のファームウェアを取得して、第2の通信装置の現在の1個以上のファームウェアを、上記の特定のファームウェアを含む新たな1個以上のファームウェアに更新することができる。この結果、第2の通信装置は、第1の通信装置から送信される上記の特定のデータのための特定の処理を実行することができる。
第2のファームウェア取得部は、上記の特定の場合に、上記の特定のファームウェアを格納しているサーバから、上記の特定のファームウェアを取得してもよい。
第2のファームウェア取得部は、上記の特定の場合に、第1の通信装置から上記の特定のファームウェアを取得してもよい。
上記の特定の処理は、第2の通信装置が、第1及び第2の通信装置と別体で構成されている電子メールサーバを介さずに、電子メールを受信するための処理であってもよい。実行部は、電子メールサーバを介さずに、上記の特定のデータを含む電子メールを、第1の通信装置から受信してもよい。
なお、上記の第1の通信装置と第2の通信装置とを備えるシステムも新規で有用である。また、上記の第1及び第2の通信装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納しているコンピュータ読取可能記憶媒体も新規で有用である。
ネットワークシステムの構成を示す。 各装置によって実行される処理のシーケンス図を示す。 第1実施例の各装置によって実行される処理のシーケンス図を示す。 第2実施例の各装置によって実行される処理のシーケンス図を示す。 第3実施例の各装置によって実行される処理のシーケンス図を示す。
(第1実施例)
(ネットワークシステムの構成)
図1に示すように、ネットワークシステム2は、複数個の多機能機10,200と、サーバ100と、を備える。各多機能機10,200は、LAN4を介して、相互に通信可能に接続されている。各多機能機10,200は、LAN4を介して、サーバ100と通信可能に接続されている。
(第1多機能機の構成)
第1多機能機10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェイス16と、制御部18と、を備える。制御部18は、CPU20とメモリ30とを備える。CPU20は、メモリ30に記憶されているファームウェア群32に従って処理を実行する。CPU20がファームウェア群32に従って処理を実行することによって、送信情報送信部40、ファームウェア情報送信部42、実行可否情報受信部44、データ送信部46、第1のファームウェア取得部48及び更新情報受信部50の各機能が実現される。なお、本実施例では、場所情報取得部52の機能は実現されなくてもよい。場所情報取得部52は、後述の第2実施例で利用される。
メモリ30は、CPU20によって実行されるファームウェア群32を記憶している。なお、ファームウェア群32は、1個のファームウェアのみによって構成されていてもよいし、複数個のファームウェアによって構成されていてもよい。後述のファームウェア群232についても同様である。制御部18は、ベンダが提供するサーバ(例えばサーバ100)からファームウェアを取得して、メモリ30に記憶させてもよい。あるいは、制御部18は、例えば、第1多機能機10に接続されたUSBメモリ等の記録媒体を読み取ることによって、記憶媒体に記憶されているファームウェアを取得して、メモリ30に記憶させてもよい。
ファームウェア群32は、CPU20がSMTPサーバ機能を実行するためのSMTPサーバプログラムと、CPU20がSMTPクライアント機能を実行するためのSMTPクライアントプログラムと、を含む。SMTPサーバ機能は、例えば、第1及び第2多機能機10,200と別体で構成される特定の電子メールサーバを介さずに、第2多機能機200から電子メールを受信するための機能(即ちダイレクトSMTPの受信機能)を含む。SMTPクライアント機能は、例えば、上記の特定の電子メールサーバを介さずに、第2多機能機200に電子メールを送信する機能(即ちダイレクトSMTPの送信機能)を含む。
(第2多機能機の構成)
第2多機能機200は、操作部212と、表示部214と、ネットワークインターフェイス216と、制御部218と、を備える。制御部218は、CPU220とメモリ230とを備える。CPU220は、メモリ230に記憶されているファームウェア群232に従って処理を実行する。CPU220がファームウェア群232に従って処理を実行することによって、送信情報受信部240、第2のファームウェア取得部242、実行可否情報送信部244、及び実行部246の機能が実行される。
メモリ230は、CPU220によって実行されるファームウェア群232を記憶している。第1多機能機10の制御部18の場合と同様に、制御部218は、サーバ又は記憶媒体からファームウェアを取得してもよい。また、制御部218は、外部装置(例えば第1多機能機10)から、ファームウェアを取得してもよい。
(サーバの構成)
サーバ100は、特定のファームウェア102を含む複数個のファームウェアを格納することが可能である。サーバ100は、複数個のファームウェアのそれぞれについて、当該ファームウェアのURL(Uniform Resource Locator)によって特定される場所に、当該ファームウェアを格納する。なお、本実施例では、特定のファームウェア102は、SMTPサーバ機能(即ちダイレクトSMTPの受信機能)を実現するためのプログラムである。
(第1及び第2多機能機とサーバとが実行する処理)
次いで、図2及び図3を参照して、多機能機10,200及びサーバ100が実行する処理を説明する。なお、図2及び3では、第1多機能機10の判断に応じて多機能機10が実行する処理が異なる場合、及び、第2多機能機200から送信される情報が異なるために、第1多機能機10が受信する情報が異なる場合、第1多機能機10の処理の流れを示す縦線は、二重波線で区切って記載されている。第2多機能機200の処理の流れを示す縦線も同様である。また、後述する図4及び5も同様である。
第1多機能機10のユーザは、第2多機能機200に送信されるべき特定のデータ(例えばPDF形式のデータ)を選択するための選択操作を、操作部12に加えることができる。また、第1多機能機のユーザは、第1多機能機10から第2多機能機200に上記の特定のデータを送信するための送信操作を、操作部12に加えることができる。本実施例では、第1多機能機10のデータ送信部46は、ファームウェア群32に含まれるSMTPクライアントプログラムに従って、電子メールサーバを介さずに、上記の特定のデータを含む電子メールを、第2多機能機200に送信する(即ちダイレクトSMTPの送信機能を実行する)。第2多機能機200の制御部218は、SMTPサーバ機能(即ちダイレクトSMTPの受信機能)を実行可能であれば、上記の電子メールの受信処理を実行することができるが、SMTPサーバ機能を実行不可能であれば(即ちSMTPサーバプログラムがメモリ230に格納されていなければ)、上記の電子メールの受信処理を実行することができない。
選択操作と送信操作とが実行されると、S102において、第1多機能機10の送信情報送信部40は、上記の特定のデータの送信に関する送信情報を第2多機能機200に送信する。送信情報送信部40は、TCP(Transmission Control Protocol)に従って、送信情報を第2多機能機200に送信する。送信情報は、上記の特定のデータを送信するために利用されるプロトコル(本実施例ではSMTP)を示すプロトコル情報と、上記の特定のデータのデータ形式(例えばPDL)を示すデータ形式情報と、を含む。
第2多機能機200の送信情報受信部240は、第1多機能機10から送信された送信情報を受信する。次いで、S202では、第2多機能機200の制御部218は、送信情報に含まれるプロトコル情報によって示されるプロトコル(SMTP)に従って、ダイレクトSMTPの受信処理を実行可能であるのか否かを判断する。具体的には、制御部218は、ダイレクトSMTPの受信処理を実行するためのプログラム(SMTPサーバプログラム)が、ファームウェア群232に含まれているのか否かを判断する。ダイレクトSMTPの受信処理を実行不可能であると判断される場合(S202でNO)、S204において、実行可否情報送信部244は、実行不可能であることを示す実行不可能情報を第1多機能機10に送信する。なお、S204では、実行可否情報送信部244は、第2多機能機200のデバイス情報(例えば機種名)と、実行不可能な処理(即ちダイレクトSMTPの受信処理)を示す不可能処理情報と、を含む実行不可能情報を送信する。一方、ダイレクトSMTPの受信処理を実行可能であると判断される場合(S202でYES)、実行可否情報送信部244は、S206において、実行可能であることを示す実行可能情報を第1多機能機10に送信する。
第1多機能機10の実行可否情報受信部44は、第2多機能機200から送信された実行可能情報又は実行不可能情報(以下では実行可能情報と実行不可能情報との両者を合わせて「実行可否情報」と呼ぶ)を受信する。次いで、S104では、第1多機能機10の制御部18は、実行可否情報を用いて、第2多機能機200が処理を実行可能であるのか否かを判断する。具体的に言うと、実行可能情報が受信されると、制御部18は、第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行可能であると判断して(S104でYES)、図3のS118に進む。一方、実行不可能情報が受信されると、制御部18は、第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行不可能であると判断して(S104でNO)、図3のS106に進む。
図3に示すように、S106では、第1多機能機10の第1のファームウェア取得部48は、第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行するためのファームウェアが、サーバ100に格納されているのか否かを問い合わせる。なお、第1多機能機10にはサーバ100のURLが予め記憶されており、第1のファームウェア取得部48は、当該URLを用いて、サーバ100に対する問い合わせを実行する。第1のファームウェア取得部48は、実行不可能情報に含まれる第2多機能機200のデバイス情報と、実行不可能情報に含まれる不可能処理情報(即ちダイレクトSMTPの受信処理を示す情報)と、を含む問い合わせを、サーバ100に送信する。
サーバ100は、第1多機能機10から問い合わせを受信すると、問い合わせに含まれるデバイス情報によって示される第2多機能機200が、問い合わせに含まれる不可能処理情報によって示されるダイレクトSMTPの受信処理を実行するための特定のファームウェア102を検索する。サーバ100は、特定のファームウェア102がサーバ100に格納されている場合、特定のファームウェア102を第1多機能機10に送信する。一方、サーバ100は、特定のファームウェア102がサーバ100に格納されていない場合、特定のファームウェア102が無いことを示す情報を、第1多機能機10に送信する。
第1多機能機10の第1のファームウェア取得部48は、S108において、サーバ100から特定のファームウェア102を取得することを監視している。サーバ100から特定のファームウェア102が無いことを示す情報が取得される場合(S108でNO)、S110において、制御部18は、特定のファームウェア102が無いことを示す情報を多機能機200に送信する。次いで、S111では、データ送信部46は、上記の特定のデータを含む電子メールを送信不可であると判断して、上記の特定のデータを含む電子メールを送信することなく、処理を終了する。一方、サーバ100から特定のファームウェア102が取得される場合(S108でYES)、S112において、特定のファームウェア102が有ることを示す情報を、第2多機能機200に送信する。
第2多機能機200の制御部218は、第1多機能機10から特定のファームウェア102が無いことを示す情報を取得すると(S207でNO)、処理を終了する。一方、第2のファームウェア取得部242は、第1多機能機10から特定のファームウェア102が有ることを示す情報を取得すると(S207でYES)、S208において、ファームウェア群232を更新することが可能であるのか否かを判断する。
第2多機能機200のユーザは、操作部212を操作することによって、ファームウェア群232の更新を禁止するための禁止設定を、第2多機能機に予め設定することができる。第2のファームウェア取得部242は、第2多機能機200に禁止設定が設定されている場合にS208でNOと判断し、禁止設定が設定されていない場合にS208でYESと判断する。別の実施例では、第2のファームウェア取得部242は、ファームウェア群を更新するのか否かをユーザに選択させるための画面を、第2多機能機200の表示部214に表示させてもよい。第2のファームウェア取得部242は、ファームウェア群を更新することがユーザによって選択された場合にS208でYESと判断し、ファームウェア群を更新しないことがユーザによって選択された場合にS208でNOと判断してもよい。
S208でNOの場合、S210において、第2のファームウェア取得部242は、ファームウェアを更新することができないことを示す更新不可能情報を、第1多機能機10に送信して、処理を終了する。一方、S208でYESの場合、S212において、第2のファームウェア取得部242は、ファームウェアを更新することができることを示す更新可能情報を、第1多機能機10に送信する。
第1多機能機10のファームウェア情報送信部42は、更新不可能情報を受信すると、第2多機能機200がファームウェア群を更新不可能であると判断する(S114でNO)。この場合、ファームウェア情報送信部42は、特定のファームウェア102を、第2多機能機200に送信しない。この構成によれば、第2多機能機200がファームウェア群を更新することができない場合に、第1多機能機10は、特定のファームウェア102を第2多機能機200に送信しなくて済む。
次いで、S120において、データ送信部46は、上記の特定のデータを含む電子メールを送信することができないと判断して、上記の特定のデータを含む電子メールを送信せずに、処理を終了する。一方、ファームウェア情報送信部42は、更新可能情報を受信すると、第2多機能機200がファームウェア群を更新可能であると判断する(S114でYES)。この場合、S116において、ファームウェア情報送信部42は、特定のファームウェア102そのものを含むファームウェア情報を、第2多機能機200に送信する。
S214において、第2多機能機200の第2のファームウェア取得部242は、ファームウェア情報を取得して、第2多機能機200の現在のファームウェア群232を、ファームウェア情報に含まれる特定のファームウェア102を含む新たなファームウェア群に更新する。なお、「ファームウェアを更新する」とは、現在のファームウェア群232(1個以上のファームウェア)に特定のファームウェア102を追加すること、及び、現在のファームウェア群232(1個以上のファームウェア)に含まれる一部のファームウェアを特定のファームウェア102に置き換えること、のどちらも含む。を含む。次いで、S216では、実行可否情報送信部244は、ファームウェアの更新が完了したことを示す更新情報を、第1多機能機10に送信する。この構成によれば、第2多機能機200は、第1多機能機10から特定のファームウェア102を取得することができるために、サーバ100から特定のファームウェア102を取得しなくて済む。また、第2多機能機200は、ファームウェア群232を更新することによって、ダイレクトSMTPの受信処理を実行することが可能となる。
第1多機能機10の更新情報受信部50は、第2多機能機200から更新情報を受信すると、S118に進む。S118では、第1多機能機10のデータ送信部46は、上記の特定のデータを含む電子メールを第2多機能機200に送信して、処理を終了する。なお、データ送信部46は、SMTPクライアントプログラムに従って、各多機能機10,200と別体で構成されている電子メールサーバを介さずに、上記の特定のデータを含む電子メールを第2多機能機200に送信する。即ち、データ送信部46は、ダイレクトSMTPの送信機能を実行する。
第2多機能機200の実行部246は、S214で更新済みの特定のファームウェア102(即ちSMTPサーバプログラム)を用いて、上記の特定のデータを含む電子メールの受信処理を実行する。さらに、実行部246は、上記の特定のデータによって表わされる画像を印刷媒体に印刷する。
第1実施例について詳しく説明した。第1多機能機10は、第2多機能機200に特定のデータを送信すべき際に、即ち、第1多機能機10のユーザによって、特定のデータの送信が指示される際に、送信情報を第2多機能機200に送信する(図2のS102)。第1多機能機10は、第2多機能機200から実行不可能情報を受信すると、第2多機能機200から更新情報を受信するまで、上記の特定のデータを送信しない。第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行することができない場合、第1多機能機10は、特定のデータを第2多機能機200に送信することができない。この構成によれば、第1多機能機10は、第2多機能機200が上記の特定のデータのための処理を実行できない場合に、特定のデータを送信することを試行しなくて済む。
第1多機能機10は、第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行できない場合に、第2多機能機200が処理を実行するための特定のファームウェア102を、第2多機能機200に送信する。第1多機能機10は、第2多機能機200から更新情報を取得した後に、特定のデータを送信する。この結果、第1多機能機10は、第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行可能な状態になった後に、特定のデータを第2の通信装置に送信することができる。
なお、第1及び第2多機能機10,200のそれぞれが、「第1の通信装置」及び「第2の通信装置」の一例である。ダイレクトSMTPの受信処理が「特定の処理」の一例である。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点について説明する。図1に示すように、第1多機能機10のCPU20がファームウェア群32に従って処理を実行することによって、場所情報取得部52の機能を実現する。なお、本実施例では、第1のファームウェア取得部48の機能は、実現されなくてもよい。
(第1及び第2多機能機とサーバとが実行する処理)
次いで、図2及び図4を参照して、各多機能機10,200及びサーバ100が実行する処理を説明する。図2に示す各多機能機10,200の処理は、第1実施例と同じである。即ち、図2に示すように、S104において、第1多機能機10の制御部18は、実行可否情報を用いて、第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行可能であるのか否かを判断する。S104でYESの場合に図4のS150に進み、S104でNOの場合に、図4のS142に進む。
図4に示すように、S142では、第1多機能機10の第1のファームウェア取得部48は、第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行するための特定のファームウェアのURLを、サーバ100に問い合わせる。
サーバ100は、第1多機能機10から問い合わせを受信すると、問い合わせに含まれるデバイス情報によって示される第2多機能機200が、問い合わせに含まれる不可能処理情報によって示されるダイレクトSMTPの受信処理を実行するための特定のファームウェア102を検索する。サーバ100は、特定のファームウェア102がサーバ100に格納されている場合、特定のファームウェアのURL(即ちaabb.cc)を第1多機能機10に送信する。一方、サーバ100は、特定のファームウェア102がサーバ100に格納されていない場合、特定のファームウェア102が無いことを示す情報を、第1多機能機10に送信する。
第1多機能機10の場所情報取得部52は、S144において、サーバ100から特定のファームウェア102のURLを取得することを監視している。サーバ100から特定のファームウェア102が無いことを示す情報が取得される場合(S144でNO)、S146において、場所情報取得部52は、特定のファームウェアが無いことを示す情報を多機能機200に送信する。次いで、S147では、データ送信部46は、特定のデータを送信不可であると判断して、上記の特定のデータを送信することなく、処理を終了する。一方、特定のファームウェア102のURLが取得される場合(S144でYES)、S148において、場所情報取得部52は、特定のファームウェア102のURLを含むファームウェア情報を、第2多機能機200に送信する。
なお、別の実施例では、第1実施例と同様に、第1多機能機10は、特定のファームウェア102が有ることを示す情報を、第2多機能機200に送信し(図3のS112参照)、第2多機能機200は、更新可能情報又は更新不可能情報を第1多機能機10に送信してもよい(図3のS210又はS212参照)。この場合、第1多機能機10は、更新可能情報を、第2多機能機200から受信すると、S148の処理を実行してもよい。
第2多機能機200の第2のファームウェア取得部242は、第1多機能機10からファームウェアが無いことを示す情報を取得すると(S242でNO)、処理を終了する。一方、第2のファームウェア取得部242は、第1多機能機10からファームウェア情報を取得すると(S242でYES)、S244において、第2のファームウェア取得部242は、ファームウェア要求をサーバ100に送信する。なお、第2多機能機200にはサーバ100のURLが予め記憶されており、第2のファームウェア取得部242は、当該URLを用いて、サーバ100に対してファームウェア要求を送信する。ファームウェア要求は、ファームウェア情報に含まれている特定のファームウェア102のURL(即ちaabb.cc)を含む。
この結果、S246において、第2のファームウェア取得部242は、サーバ100から特定のファームウェア102をサーバ100から取得して、第2多機能機200の現在のファームウェア群232(1個以上のファームウェア)を、ファームウェア情報に含まれる特定のファームウェア102を含む新たなファームウェア群(1個以上のファームウェア)に更新する。S248の処理は、図3のS216の処理と同様である。この構成では、第2多機能機200は、第1多機能機10から特定のファームウェア102を取得しなくても、サーバ100から特定のファームウェア102を取得することができる。
第1多機能機10の制御部18は、第2多機能機200から更新情報を受信すると、S150に進む。S150では、データ送信部46は、SMTPクライアントプログラムに従って、各多機能機10,200と別体で構成されている電子メールサーバを介さずに、上記の特定のデータを含む電子メールを第2多機能機200に送信して、処理を終了する。即ち、データ送信部46は、ダイレクトSMTPの送信機能を実行する。第2多機能機200の実行部246は、S214で更新済みの特定のファームウェア102(即ちSMTPサーバプログラム)を用いて、上記の特定のデータを含む電子メールの受信処理を実行する。さらに、実行部246は、上記の特定のデータによって表わされる画像を印刷媒体に印刷する。
第2実施例について詳しく説明した。第2実施例においても、第1実施例と同様に、第1多機能機10は、第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行できない場合に、特定のデータを送信するための処理を試行しなくて済む。
また、第1多機能機10は、第2多機能機200が、ダイレクトSMTPの受信処理を実行できない場合に、第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行するための特定のファームウェア102のURLを、第2多機能機200に送信する。第1多機能機10は、第2多機能機200から更新情報を取得した後に、特定のデータを送信する。この結果、第2多機能機200は、ダイレクトSMTPの受信処理を実行することができる。
なお、本実施例の特定のファームウェアのURLが、「位置情報」の一例である。
(第3実施例)
上記の各実施例と異なる点について説明する。第1多機能機10は、サーバ100から、特定のファームウェア及び特定のファームウェアのURLを取得しない。即ち、第1多機能機10のCPU20がファームウェア群32に従って処理を実行することによって、第1のファームウェア取得部48及び場所情報取得部52の機能を実行しなくてもよい。また、第1多機能機10は、サーバ100と通信可能に接続されていなくてもよい。
(第1及び第2多機能機とサーバとが実行する処理)
次いで、図5を参照して、各多機能機10,200及びサーバ100が実行する処理を説明する。図5の第1多機能機10が実行するS162の処理及び第2多機能機200が実行するS262の処理は、それぞれ、図2のS102の処理及びS202の処理と同様である。
S262でYESの場合(第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行可能な場合)にS270に進み、S262でNOの場合(第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行不可能な場合)にS264に進む。
S264では、第2多機能機200の第2のファームウェア取得部242は、図3のS106で第1のファームウェア取得部48が実行する処理と同様に、特定のファームウェア102が、サーバ100に格納されているのか否かを問い合わせる。第2のファームウェア取得部242は、第2多機能機200のデバイス情報と、不可能処理情報と、を含む問い合わせを、サーバ100に送信する。
サーバ100は、第2多機能機200から問い合わせを受信すると、特定のファームウェア102を検索する。サーバ100は、特定のファームウェア102がサーバ100に格納されている場合、特定のファームウェア102を第2多機能機200に送信する。一方、サーバ100は、特定のファームウェア102がサーバ100に格納されていない場合、特定のファームウェア102が格納されていないことを示す情報を、第2多機能機200に送信する。
S266では、第2のファームウェア取得部242は、サーバ100から特定のファームウェア102を取得することを監視している。特定のファームウェア102が無いことを示す情報が受信される場合(S266でNO)にS268に進む。一方、第2のファームウェア取得部242は、サーバ100から特定のファームウェア102を取得すると(S266でYES)、第2多機能機200の現在のファームウェア群232を、ファームウェア情報に含まれる特定のファームウェア102を含む新たなファームウェア群に更新する。この構成によれば、第1多機能機10は、サーバ100から特定のファームウェア及び特定のファームウェアのURLを取得しなくて済む。また、第1多機能機10は、特定のファームウェア及び特定のファームウェアのURLを、第2多機能機200に送信しなくて済む。
S268では、実行可否情報送信部244は、実行不可能情報を、第1多機能機10に送信して、処理を終了する。S270では、実行可否情報送信部244は、実行可能情報を、第1多機能機に送信する。S164では、第1多機能機10のデータ送信部46は、第2多機能機200が特定の処理を実行可能であるのか否かを判断する。S164でYESの場合、S166で、データ送信部46は、SMTPクライアントプログラムに従って、各多機能機10,200と別体で構成されている電子メールサーバを介さずに、上記の特定のデータを含む電子メールを第2多機能機200に送信して、処理を終了する。即ち、データ送信部46は、ダイレクトSMTPの送信機能を実行する。一方、S164でNOの場合、S168において、データ送信部46は、特定のデータを送信不可であると判断して、処理を終了する。
第2多機能機200の実行部246は、S214で更新済みの特定のファームウェア102(即ちSMTPサーバプログラム)を用いて、上記の特定のデータを含む電子メールの受信処理を実行する。さらに、実行部246は、上記の特定のデータによって表わされる画像を印刷媒体に印刷する。
第3実施例について詳しく説明した。第3実施例でも、上記の各実施例と同様に、第1実施例と同様に、第1多機能機10は、第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行できない場合に、特定のデータを送信するための処理を試行しなくて済む。
また、第2多機能機200は、ダイレクトSMTPの受信処理を実行できない場合に、第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行するための特定のファームウェア102を、サーバ100から取得して、ファームウェア群232を更新する。第1多機能機10は、ファームウェア群232が特定のファームウェア102を含むファームウェア群に更新された後に送信される実行可能情報を、第2多機能機200から取得した後に、特定のデータを送信する。この結果、第2多機能機200は、ダイレクトSMTPの受信処理を実行することができる。
(変形例)
(1)上記の第1実施例では、第1多機能機10は、サーバ100から特定のファームウェアを取得した(図3のS108でYES)後に、第2多機能機200から、更新不可能情報又は更新可能情報を取得する。しかしながら、第1多機能機10は、サーバ100から特定のファームウェアを取得する前に、第2多機能機200から、更新不可能情報又は更新可能情報を取得してもよい。第1多機能機10は、第2多機能機200から更新不可情報を取得する場合に、サーバ100から、特定のファームウェアを取得しなくてもよい。この構成によれば、第1多機能機10は、第2多機能機200から更新不可情報を取得する場合に、サーバ100から、特定のファームウェアを取得しなくて済む。
(2)上記の実施例では、送信情報は、プロトコル情報とデータ形式情報とを含む。しかしながら、送信情報は、特定のデータの送信を開始することを示す情報を含んでいてもよいし、特定のデータを用いて実行すべき処理を示す情報(例えば印刷処理を示す情報)を含んでいてもよい。また、送信情報は、プロトコル情報及びデータ形式情報の少なくとも一方を含んでいなくてもよい。一般的に言うと、「送信情報」は、データの送信に関係する情報であれば、どのような情報であってもよい。
(3)上記の実施例では、「特定の処理」は、ダイレクトSMTPの受信処理である。しかしながら、「特定の処理」は、第2多機能機200によって受信された特定のデータの印刷処理であってもよいし、特定のデータの保存処理、特定のデータを別のデータに変換するための変換処理(画像処理)、及び、特定のデータを用いた演算処理であってもよい。
(4)第1多機能機10は、特定の処理を示す情報を含む送信情報を、第2多機能機200に送信してもよい(図2のS102)。第2多機能機200は、図2のS202において、特定の処理を実行可能であるのか否かを判断してもよい。例えば、送信情報に、PDL形式のデータの印刷処理を示す情報が含まれている場合に、第2多機能機200は、印刷処理を実行可能であるのか否かを判断してもよい。また、第1多機能機10は、複数種類の特定の処理(例えばダイレクトSMTPの受信処理と印刷処理と保存処理)を含む送信情報を、第2多機能機200に送信してもよい(図2のS102)。この場合、第2多機能機200は、送信情報に含まれる複数種類の特定の処理のうち、1種類の特定の処理を実行することができない場合に、実行不可能と判断してもよい。
(5)上記の実施例では、特定のファームウェア102は、第2多機能機200がダイレクトSMTPの受信処理を実行するためのファームウェアである。しかしながら、例えば、「特定のファームウェア102」は、所定のデータ形式のデータ(例えば、PDF形式のデータ)を、第2多機能機200で印刷可能なデータ形式の印刷データに変換するためのファームウェアであってもよいし、特定のデータをメモリ230に保存するためのファームウェア、特定のデータを別のデータに変換するためのファームウェア、及び、特定のデータを用いた演算処理のためのファームウェアであってもよい。
(6)第1多機能機10は、送信情報として、特定の処理(ダイレクトSMTPの受信処理)を実行可能であるのか否かを問い合わせを送信してもよい。即ち、「送信情報を送信する」は、例えば、「特定のデータのための特定の処理を実行可能か否かを問い合わせを実行する」と言い換えてもよい。
(7)上記の実施例では、第1多機能機10のCPU20がファームウェア群32に従って処理を実行することによって、各部40〜50が実現されるが、各部40〜50の少なくとも1個は、論理回路等のハードウェアで実現されてもよい。また、CPU220がファームウェア群232に従って処理を実行することによって各部240〜244が実現されるが、各部240〜244の少なくとも1個は、論理回路等のハードウェアで実現されてもよい。
(9)上記の実施例では、第1多機能機10とサーバ100とは、別体で構成されているが、これに替えて、第1多機能機10が、サーバ100の機能を備えていてもよい。
(10)「第1の通信装置」は、第1多機能機10以外に、PC、プリンタ、PDA等の制御装置であってもよい。「第2の通信装置」も同様である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:ネットワークシステム、10:第1多機能機、18:制御部、20:CPU、30:メモリ、32:ファームウェア群、40:送信情報送信部、42:ファームウェア情報送信部、44:実行可否情報受信部、46:データ送信部、48:第1のファームウェア取得部、50:更新情報取得部、52:場所情報取得部、100:サーバ、102:特定のファームウェア、200:第2多機能機、218:制御部、220:CPU、230:メモリ、232:ファームウェア群、240:送信情報受信部、242:第2のファームウェア取得部、244:実行可能情報送信部、246:実行部

Claims (9)

  1. 第2の通信装置と通信可能に接続される第1の通信装置であって、
    前記第1の通信装置から前記第2の通信装置に特定のデータが送信されるべき際に、前記特定のデータの送信に関する送信情報を前記第2の通信装置に送信する送信情報送信部と、
    前記送信情報の応答として前記第2の通信装置から送信される実行可否情報であって、前記第2の通信装置が前記特定のデータのための特定の処理を実行可能であるのか否かを示す前記実行可否情報を受信する実行可否情報受信部と、
    前記実行可否情報が前記特定の処理を実行可能であることを示す第1の場合に、前記第2の通信装置が前記特定の処理を実行するように、前記特定のデータを前記第2の通信装置に送信するデータ送信部と、
    前記実行可否情報が前記特定の処理を実行不可能であることを示す第2の場合に、前記特定の処理を実行するための特定のファームウェアを前記第2の通信装置が取得するように、前記特定のファームウェアに関するファームウェア情報を、前記第2の通信装置に送信するファームウェア情報送信部と、
    前記第2の通信装置が、前記第2の通信装置の現在の1個以上のファームウェアを、前記特定のファームウェアを含む新たな1個以上のファームウェアに更新したことを示す更新情報を、前記第2の通信装置から受信する更新情報受信部と、を備え、
    前記データ送信部は、さらに、前記第2の場合であって、かつ、前記更新情報が取得される場合に、前記第2の通信装置が前記特定の処理を実行するように、前記特定のデータを前記第2の通信装置に送信する、第1の通信装置。
  2. 前記第2の場合に、前記特定のファームウェアを格納しているサーバから、前記特定のファームウェアを取得する第1のファームウェア取得部をさらに備え、
    前記ファームウェア情報送信部は、前記サーバから前記特定のファームウェアが取得される場合に、取得済みの前記特定のファームウェアを含む前記ファームウェア情報を前記第2の通信装置に送信する、請求項1に記載の第1の通信装置。
  3. 前記第2の場合に、前記特定のファームウェアを格納しているサーバから、前記特定のファームウェアが格納されている前記サーバ内の格納場所を示す場所情報を取得する場所情報取得部をさらに備え、
    前記ファームウェア情報送信部は、前記サーバから前記場所情報が取得される場合に、取得済みの前記場所情報を含む前記ファームウェア情報を前記第2の通信装置に送信する、請求項1に記載の第1の通信装置。
  4. 前記ファームウェア情報送信部は、前記第2の場合において、
    前記第2の通信装置がファームウェアを更新可能である場合に、前記ファームウェア情報を前記第2の通信装置に送信し、
    前記第2の通信装置がファームウェアを更新不可能である場合に、前記ファームウェア情報を前記第2の通信装置に送信しない、請求項1から3のいずれか一項に記載の第1の通信装置。
  5. 前記特定の処理は、前記第2の通信装置が、前記第1及び前記第2の通信装置と別体で構成されている電子メールサーバを介さずに、電子メールを受信するための処理であり、
    前記データ送信部は、前記電子メールサーバを介さずに、前記特定のデータを含む電子メールを、前記第2の通信装置に送信する、請求項1から4のいずれか一項に記載の第1の通信装置。
  6. 第1の通信装置と通信可能に接続される第2の通信装置であって、
    前記第1の通信装置から前記第2の通信装置に特定のデータが送信されるべき際に、前記第1の通信装置から前記第2の通信装置に送信される送信情報であって、前記特定のデータの送信に関する前記送信情報を受信する送信情報受信部と、
    前記送信情報が受信され、かつ、前記第2の通信装置が前記特定のデータのための特定の処理を実行不可能である特定の場合に、前記特定の処理を実行するための特定のファームウェアを取得して、前記第2の通信装置の現在の1個以上のファームウェアを、取得済みの前記特定のファームウェアを含む新たな1個以上のファームウェアに更新する第2のファームウェア取得部と、
    前記送信情報が受信され、かつ、前記第2の通信装置が前記特定の処理を実行可能である場合に、前記特定の処理を実行可能であることを示す実行可能情報を前記第1の通信装置に送信する実行可能情報送信部であって、前記特定の場合であって、かつ、前記新たな1個以上のファームウェアに更新された場合に、前記実行可能情報を前記第1の通信装置に送信する前記実行可能情報送信部と、
    前記特定のファームウェアを用いて、前記特定の処理を実行する実行部であって、前記実行可能情報に応じて前記第1の通信装置から送信される前記特定のデータのための前記特定の処理を実行する前記実行部と、を備える第2の通信装置。
  7. 前記第2のファームウェア取得部は、前記特定の場合に、前記特定のファームウェアを格納しているサーバから、前記特定のファームウェアを取得する、請求項6に記載の第2の通信装置。
  8. 前記第2のファームウェア取得部は、前記特定の場合に、前記第1の通信装置から前記特定のファームウェアを取得する、請求項6に記載の第2の通信装置。
  9. 前記特定の処理は、前記第2の通信装置が、前記第1及び前記第2の通信装置と別体で構成されている電子メールサーバを介さずに、電子メールを受信するための処理であり、
    前記実行部は、前記電子メールサーバを介さずに、前記特定のデータを含む電子メールを、前記第1の通信装置から受信する、請求項6から8のいずれか一項に記載の第2の通信装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101840207B1 (ko) * 2017-10-26 2018-03-20 나은시스템 주식회사 상수도 배수지 가압펌프 시스템 및 제어방법

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