JP2012054761A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明によれば、スクリーン処理をする場合に生じる量子化誤差を、画像に応じて適切に検出できる。
【解決手段】 入力画像データに対してスクリーン処理するスクリーン処理手段と、前記入力画像データの特徴情報を検出する画像特徴検出手段と、前記入力画像データと前記スクリーン処理手段による処理後データとの差の、前記特徴情報に応じた周波数帯域の成分値を検出する誤差検出手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 入力画像データに対してスクリーン処理するスクリーン処理手段と、前記入力画像データの特徴情報を検出する画像特徴検出手段と、前記入力画像データと前記スクリーン処理手段による処理後データとの差の、前記特徴情報に応じた周波数帯域の成分値を検出する誤差検出手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、スクリーン処理を行うものに関する。
従来、記録媒体上に画像を形成する方法において、階調再現を実現するためには面積階調の手法が用いられている。面積階調とは色材の付着領域の割合を変化させることにより階調を表現する手法であり、代表的なものとしてAM(振幅変調)スクリーンとFM(周波数変調)スクリーンが知られている。AMスクリーンは色材の付着領域の大きさ(いわゆる網点の大きさ)を変調することで階調を表現し、網点の形状、網点を配置する方向(網点角度)、周期的な網点の配置密度(線数)により特徴付けられる。一方、FMスクリーンは一定の大きさの微小な孤立ドットを擬似ランダムに配置し、ドットの密度で階調を表現する。FMスクリーンを用いるには微小ドットを安定して記録する必要がある。微小ドットの再現が不安定な画像形成装置ではAMスクリーンが用いられている。
AMスクリーンを用いた場合、出力画像において、原稿モアレ、細線の途切れ、ジャギーが生じることがある。原稿モアレは、入力画像における高周波成分が周期的に配列した網点と干渉し、入力画像における高周波成分が低周波領域に折り返すことによって視認される周期的パターンである。細線の途切れは、細線の角度と網点の角度が近い場合に、細線と網点が干渉することによって起こる現象である。ジャギーは、画像におけるエッジの角度が網点の角度と近い場合に、エッジと網点が干渉することによって起こる現象である。
原稿モアレを抑制する方法として、以下に示す二つの方法が提案されている。一つ目は、入力画像に対してフィルタ処理を行い、モアレの原因となる周波数成分を入力画像から除去する方法である(特許文献1)。二つ目は、AMスクリーンを用いた際に原稿モアレが発生する場合は、AMスクリーンの代わりに、微小な孤立ドットが擬似ランダムに配置されたFMスクリーンを用いる方法である(特許文献2)。
細線の途切れ、ジャギーを抑制する方法として、画像の細線、エッジを判定し、エッジ部で視覚特性フィルタをかけた後にPWM補正する方法が提案されている(特許文献3)。
しかしながら、前述の文献に開示された技術では、以下に示すような問題が生じることがある。
特許文献1に記載された方法では、入力画像に対してローパスフィルタを用いてフィルタ処理を行い、モアレの原因となる周波数成分を入力画像から除去する。モアレの原因となる周波数成分はスクリーン周波数付近の高周波成分であり、入力画像に対してモアレの原因となる周波数成分を取り除くのに十分なローパスフィルタをかけると、全体的にぼけた画像になってしまう。
特許文献2のようにFMスクリーンを用いる方法では、微小ドットの再現が不安定である画像形成装置では、出力画像においてざらつきが目立つという問題がある。
一方、特許文献3に記載された方法では、細線の途切れ、ジャギーは抑制できるが、原稿モアレは補正することができない。
そこで本発明の目的は、スクリーン処理をする場合に生じる量子化誤差を、画像に応じて適切に検出する画像処理装置および方法を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の画像処理装置は、入力画像データに対してスクリーン処理するスクリーン処理手段と、前記入力画像データの特徴情報を検出する画像特徴検出手段と、前記入力画像データと前記スクリーン処理手段による処理後データとの差の、前記特徴情報に応じた周波数帯域の成分値を検出する誤差検出手段とを有する。
本発明によれば、スクリーン処理をする場合に生じる量子化誤差を、画像に応じて適切に検出できる。
以下、添付の図面を参照して、本発明を適用した好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下の実施例において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
(画像処理装置および画像形成装置の構成)
図1は、実施例1に係る画像処理装置および画像形成装置の構成を示すブロック図である。図1において、101は画像処理装置、115は画像形成装置を示す。なお、画像処理装置101は、例えば、画像形成装置115に対応するドライバソフトがインストールされたパーソナルコンピュータである。その場合、以下に説明する画像処理装置101の各構成は、コンピュータが所定のプログラムを実行することにより実現される。また、別の構成例として、例えば、画像形成装置115が画像処理装置101を含む構成としてもよい。
図1は、実施例1に係る画像処理装置および画像形成装置の構成を示すブロック図である。図1において、101は画像処理装置、115は画像形成装置を示す。なお、画像処理装置101は、例えば、画像形成装置115に対応するドライバソフトがインストールされたパーソナルコンピュータである。その場合、以下に説明する画像処理装置101の各構成は、コンピュータが所定のプログラムを実行することにより実現される。また、別の構成例として、例えば、画像形成装置115が画像処理装置101を含む構成としてもよい。
画像処理装置101と画像形成装置115は、インタフェース又は回路によって接続されている。画像処理装置101は、画像データ入力端子102より印刷対象の画像データを入力し、入力画像格納バッファ103に格納する。
色分解処理部104は、色分解用ルックアップテーブル(LUT)記憶部105に記憶された色分解LUTを参照して、入力画像格納バッファ103に格納された画像データを画像形成装置115が備える色材色に対応した色成分データへ色分解する。
量子化誤差算出部106は、スクリーン処理部107と減算部108を有する。スクリーン処理部107は、色分解処理部104にて分解された各色成分データに対してスクリーン処理を施す。スクリーン処理部107による処理結果と入力した色成分データとを、減算部108にて減算し、スクリーン処理によって生じる量子化誤差を算出する。
細線・エッジ検出部109は、色分解処理部104にて分解された各色成分データに含まれる細線やエッジを検出する。
フィルタ処理部110は、量子化誤差算出部106から出力された量子化誤差に対してフィルタ処理を行う。フィルタ処理部110は、図4に示すフィルタ401及び402を有する。フィルタ処理に用いるフィルタは、細線・エッジ検出部109からの出力に応じて選択される。
入力画像補正部111は、色分解処理部104から出力された各色成分データから、フィルタ処理部110から出力された値を減算する。スクリーン処理部112は、入力画像補正部111より補正された色成分データに対してスクリーン処理を行い、スクリーン画像格納バッファ113に格納する。スクリーン画像格納バッファ113に格納されたスクリーン処理後データは、出力端子114より画像形成装置115へ出力される。
また画像形成装置115においては、116、117、118、119はYMCK色材に対応した感光体ドラム、120は中間転写ベルト、121は転写部、122は定着部、123は給紙トレイ、124は排紙トレイである。なお、図1に示す例ではシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の色材を用いる。
画像処理装置101から送られたスクリーン処理後データに従って、感光体ドラム116、117、118、119上に潜像画像が形成され、それぞれCMYK色材によって現像される。さらに、感光体ドラム116、117、118、119に形成されたCMYK色材の像は中間転写ベルト120上に転写され、フルカラーの像が中間転写ベルト120上に形成される。このフルカラーの像は、転写部121において、給紙トレイ123から供給された用紙上に転写され、定着部122にて定着され、排紙トレイ124に搬送される。
(画像処理フロー)
次に、本実施例に係る画像処理装置101の画像処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。
次に、本実施例に係る画像処理装置101の画像処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS201において、画像処理装置101は、多階調のカラー入力画像データを入力端子102より入力し、入力画像格納バッファ103に格納する。ここで入力画像データは、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3つの色成分データを有する。
次に、ステップS202において、色分解処理部104は、入力画像バッファ103に格納された多階調のカラー入力画像データに対し、色分解用LUT記憶部105に記憶された色分解LUTを用いて、RGBデータをCMYKデータに変換する。本実施例では、色分解処理後の各画素データを8ビットとして扱うが、それ以上の階調数への変換を行っても構わない。
画像形成装置115は、CMYK4種類の色材を使用する。そのため、RGBの入力画像データは、CMYK各プレーンの計4プレーンの画像データ(色分解後デューティデータD_c、D_m、D_y、D_k(0〜255))へ、式(1)〜式(4)を用いて変換される。
D_c= C_LUT_3D(R,G,B) ・・・(1)
D_m= M_LUT_3D(R,G,B) ・・・(2)
D_y= Y_LUT_3D(R,G,B) ・・・(3)
D_k= K_LUT_3D(R,G,B) ・・・(4)
ここで、式(1)〜(4)の右辺に定義される各関数が、色分解用LUTの内容に該当する。色分解用LUTはRGB3入力値から、CMYK 出力値を定める。
D_c= C_LUT_3D(R,G,B) ・・・(1)
D_m= M_LUT_3D(R,G,B) ・・・(2)
D_y= Y_LUT_3D(R,G,B) ・・・(3)
D_k= K_LUT_3D(R,G,B) ・・・(4)
ここで、式(1)〜(4)の右辺に定義される各関数が、色分解用LUTの内容に該当する。色分解用LUTはRGB3入力値から、CMYK 出力値を定める。
以上の処理により、本実施例における色分解処理が完了する。
次に、ステップS203において、細線・エッジ検出部109は、各色分解後デューティデータD_c、D_m、D_y、D_kにおける細線・エッジ領域を判定する。例えば、ラプラシアンフィルタやLOGフィルタにより、細線・エッジを判定することが可能である。また、細線・エッジ領域は、画像データに基づいて判定するのではなく、入力画像データの属性データを用いて判定してもかまわない。また、画像解析と属性データの両方を使用するなど、細線・エッジ領域の判定方法として他の判定方法を使用してもかまわない。
次に、ステップS204において、量子化誤差算出部106は、量子化誤差を算出する。以下に図1を参照しながら、量子化誤差算出部106の処理についての詳細を説明する。
量子化誤差算出部106は、スクリーン処理部107、減算部108から構成される。図1では簡単のため、シアンを処理するブロック以外は、これら構成要素は省略している。
スクリーン処理部107は、色分解処理部104にて生成された色分解後デューティデータD_c、D_m、D_y、D_kに対してスクリーン処理を行う。これによりスクリーン処理後データOut_c、Out_m、Out_y、Out_kを出力する。
具体的な処理を以下に説明する。スクリーン処理部107には、CMYK各色の閾値テーブルTh_c、Th_m、Th_y、Th_kのうち、スクリーン処理の対象色成分に対応する閾値テーブルが格納されている。スクリーン処理部107は、処理を行う色の色分解後デューティデータと、処理を行う色の閾値テーブルとを画素ごとに比較し、スクリーン処理後データを出力する。ここで、説明を簡略化するため、シアンを例に、スクリーン処理の概要を示す。
図3は、スクリーン処理について示している。シアン色分解後データD_c301は各画素が0〜255のいずれかの値をもつ。また、スクリーンTh_c302は、大小様々な値が各画素に対応する閾値として配置されている。スクリーン処理はこのスクリーンTh_c302を用いて式(5)〜式(6)のように画像データを2値化する。具体的には、注目画素の色分解後データと注目画素に対応するスクリーンの閾値を比較し、色分解後データの方が大きければ255が出力する。また色分解後データの方が小さければ0が出力する。このようにしてスクリーン処理後データ303を得る。なお、スクリーンTh_c302は、印刷画像上のアドレスに対応した閾値群で、周期性をもっている。
D_c ≦ Th_cのとき、Out_c=0 ・・・(5)
Th_c<D_cのとき、 Out_c=255 ・・・(6)
上記例では、シアンを例に挙げたが、マゼンタ、イエロー、ブラックに対しても同様にスクリーン処理を行う。スクリーン処理後データとしてシアンデータOut_c、マゼンタデータOut_m、イエローデータOut_y、ブラックデータOut_kを得る。
D_c ≦ Th_cのとき、Out_c=0 ・・・(5)
Th_c<D_cのとき、 Out_c=255 ・・・(6)
上記例では、シアンを例に挙げたが、マゼンタ、イエロー、ブラックに対しても同様にスクリーン処理を行う。スクリーン処理後データとしてシアンデータOut_c、マゼンタデータOut_m、イエローデータOut_y、ブラックデータOut_kを得る。
なお、本実施形態におけるスクリーン処理では、256値の色分解後デューティデータを2値のスクリーン処理後データに変換したが、これに限定されない。すなわち、任意のM値の色分解後デューティデータを、任意のN値のスクリーン処理後データに変換するN値化処理(ただしN,Mはともに正の整数であり、N>Mを満たす)でもよい。
次に、減算部108は、式(7)〜式(10)のようにスクリーン処理後データOut_c、Out_m、Out_y、Out_kと、色分解後デューティデータD_c、D_m、D_y、D_kとの差分を算出する。そして、量子化誤差E_c、E_m、E_y、E_kを算出する。
E_c= Out_c − D_c ・・・(7)
E_m= Out_m − D_m ・・・(8)
E_y= Out_y − D_y ・・・(9)
E_k= Out_k − D_k ・・・(10)
以上の処理により、本実施例における量子化誤差算出処理が完了する。
E_c= Out_c − D_c ・・・(7)
E_m= Out_m − D_m ・・・(8)
E_y= Out_y − D_y ・・・(9)
E_k= Out_k − D_k ・・・(10)
以上の処理により、本実施例における量子化誤差算出処理が完了する。
次に、ステップS205において、フィルタ処理部110は、量子化誤差E_c、E_m、E_y、E_kに対して、式(11)〜(14)のようにフィルタ処理を行い、フィルタ処理後量子化誤差E1_c、E1_m、E1_y、E1_kを算出する。下式において、Fはフィルタ係数を示す。
本実施例においてフィルタ処理部は、異なるフィルタ係数をもつ2つのフィルタ401及び402を有する。フィルタ401、402はそれぞれ、11画素×11画素のフィルタ係数であり、ローパス特性をもつ。フィルタ401は、カットオフ周波数がスクリーン処理部107で参照されたスクリーンのスクリーン周波数よりも低い。このフィルタ401を用いて量子化誤差にフィルタ処理をすると、量子化誤差におけるスクリーン周波数以上の周波数成分を取り除くことができる。よって、モアレの原因となる周波数成分が除去され、モアレの補正に適した量子化誤差を検出することができる。
一方フィルタ402は、カットオフ周波数が大きくほとんどの周波数成分を通過させる。フィルタ402を用いて量子化誤差にフィルタ処理すると、低周波成分からスクリーン周波数よりも高域の周波数成分までほとんどの周波数成分が通過し、細線やエッジの補正に適した量子化誤差を検出することができる。以上の通り、フィルタ処理部110では、画像領域の特徴によって量子化誤差のフィルタを切り替えて、異なる周波数帯域の量子化誤差を検出する。
具体的にはフィルタ処理部110は、ステップS203にて細線・エッジと判定されなかった画素においては、カットオフ周波数がスクリーン周波数付近であるフィルタ401を選択し、量子化誤差に対してフィルタ処理をする。また、細線・エッジと判定された画素においては、量子化誤差の低周波成分だけではなく高周波成分まで通過させるフィルタ402を選択し、量子化誤差に対してフィルタ処理をする。
なお、式(15)におけるrは、フィルタ係数の原点からの距離である。また、σはガウシアンカーネルを示し、フィルタ401の場合は2.5、フィルタ402は0.5である。
E1_c= E_c*F ・・・(11)
E1_m= E_m*F ・・・(12)
E1_y= E_y*F ・・・(13)
E1_k= E_k*F ・・・(14)
ただし、*はコンボリューションを示す
E1_c= E_c*F ・・・(11)
E1_m= E_m*F ・・・(12)
E1_y= E_y*F ・・・(13)
E1_k= E_k*F ・・・(14)
ただし、*はコンボリューションを示す
以上の処理により、本実施例におけるフィルタ処理が完了する。
次に、ステップS206において、入力画像補正部111は式(16)〜式(17)のように色分解後デューティデータD_c、D_m、D_y、D_kからフィルタ処理後量子化誤差E1_c、E1_m、E1_y、E1_kを除去する。
画素がエッジまたは細線いずれでもないと判定された領域では、色分解後デューティデータから量子化誤差を減算した結果新たなモアレが発生しないように量子化誤差の低周波成分に基づいて補正する。また、画素がエッジまたは細線であると判定された領域では、細線の途切れやジャギーが抑制されるように量子化誤差をぼかすことなく色分解後デューティデータから減算する。
D1_c= D_c − E1_c ・・・(16)
D1_m= D_m − E1_m ・・・(17)
D1_y= D_y − E1_y ・・・(18)
D1_k= D_k − E1_k ・・・(19)
次に、ステップS207において、スクリーン処理部112は、量子化誤差除去後デューティデータD1_c、D1_m、D1_y、D1_kに対してスクリーン処理を行う。そして、量子化誤差除去後スクリーン処理後データOut1_c、Out1_m、Out1_y、Out1_kを、スクリーン画像格納バッファ113に格納する。なお、このとき用いられるスクリーンは、スクリーン処理部107で用いたものと同一である必要がある。そして、スクリーン画像格納バッファ113に格納されたスクリーン処理後データを出力端子114より画像形成装置115へ出力する。
D1_c= D_c − E1_c ・・・(16)
D1_m= D_m − E1_m ・・・(17)
D1_y= D_y − E1_y ・・・(18)
D1_k= D_k − E1_k ・・・(19)
次に、ステップS207において、スクリーン処理部112は、量子化誤差除去後デューティデータD1_c、D1_m、D1_y、D1_kに対してスクリーン処理を行う。そして、量子化誤差除去後スクリーン処理後データOut1_c、Out1_m、Out1_y、Out1_kを、スクリーン画像格納バッファ113に格納する。なお、このとき用いられるスクリーンは、スクリーン処理部107で用いたものと同一である必要がある。そして、スクリーン画像格納バッファ113に格納されたスクリーン処理後データを出力端子114より画像形成装置115へ出力する。
以上により、処理の全てが終了する。
本実施例では、スクリーン処理によって生じる量子化誤差に対して、画像に応じて異なるフィルタ処理を行い、フィルタ処理した量子化誤差に基づいて入力画像の補正をした後、スクリーン処理をする。本実施例における処理の効果を図5、図6、図7に示す。図5はいろいろな周波数を含む画像、図6は細線を含む画像、図7はエッジを含む画像に対して、本実施例を実行した処理結果である。まず図5について、いろいろな周波数を含む画像501を入力画像として、補正をせずに量子化すると処理結果502のようにモアレが発生してしまう。
そこで、量子化誤差を算出し、画像特徴に応じたフィルタ処理を施した結果を用いて、入力画像を補正する。処理結果503はフィルタ処理部にフィルタ401を用いた場合の処理結果である。この場合、量子化誤差の低周波成分504を用いて入力画像501を補正した画像に対してスクリーン処理すると、ほとんどモアレのない処理結果503が得られる。これは前述の通り、量子化誤差の低周波成分によってスクリーン処理をしてもモアレが発生しないよう補正でき、かつ新たなモアレを発生させてしまう原因となる量子化誤差の高周波成分が除去されているためである。
一方、同じ入力画像501にスクリーン処理を施したときに生じる量子化誤差に対して、カットオフ周波数が大きいフィルタ402を用いてフィルタ処理をすると、量子化誤差の低周波成分506が得られる。この量子化誤差の低周波成分506に基づいて入力画像501を補正した後、スクリーン処理すると処理結果505が得られる。処理結果505からわかる通り、モアレは低減されていない。さらに、フィルタ402は高域の周波数まで通過させるため、量子化誤差の低周波成分506が高域まで含み、新たなモアレが発生してしまっている。
本実施例では、細線、エッジの領域がない入力画像501に対しては、スクリーン周波数より低いカットオフ周波数を有するフィルタ401を用いたフィルタ処理が行われ、処理結果503が出力される。以上のように本実施例によれば、細線・エッジ部ではない様々な周波数を含む入力画像501をスクリーン処理する際、適切に検出した量子化誤差の低周波成分に基づいて入力画像を補正し、再現性の高い出力画像を得ることができる。
次に図6について、細線を含む画像601を入力画像として、補正をせずに量子化すると処理結果602のように目立った細線の途切れが発生してしまう。
そこで量子化誤差を算出し、量子化誤差に対して画像特徴に応じたフィルタ処理を施した結果を用いて、入力画像を補正する。量子化誤差の低周波成分604は、細線であると判定された画素の量子化誤差に対しては、カットオフ周波数がスクリーン周波数以下であるフィルタ401を用いて処理した結果である。この量子化誤差の低周波成分604を用いて入力画像601を補正した画像に対してスクリーン処理すると、処理結果603が得られる。入力画像が細線を含む画像601である場合、フィルタ処理部110にフィルタ401を用いると、量子化誤差がぼやけすぎてしまいうため十分な補正がされず、細線の途切れにあまり改善が見られない。
一方、入力画像601にスクリーン処理を施したときに生じる量子化誤差に対して、カットオフ周波数が大きいフィルタ402を用いてフィルタ処理をすると、量子化誤差の低周波成分606が得られる。この量子化誤差の低周波成分606に基づいて入力画像601を補正した後、スクリーン処理をすると処理結果605が得られる。細線の途切れが発生している画素を、量子化誤差に基づいて十分に補正でき、目立った細線の途切れが低減している。
本実施例では、入力画像601において細線の領域であると検出された画素に対しては、カットオフ周波数が大きいフィルタ402がフィルタ処理に採用され、処理結果605が出力される。以上のように本実施例によれば、細線を含む入力画像601をスクリーン処理する際、適切に検出した量子化誤差の低周波成分に基づいて十分に補正し、再現性の高いスクリーン処理ができる。
図7について、エッジを含む画像701を入力画像として、スクリーン処理すると処理結果702に示すように、エッジ部にがたつき(ジャギー)が発生してしまう。
そこで、量子化誤差を算出し、量子化誤差に対して画像特徴に応じたフィルタ処理を施した結果を用いて入力画像を補正する。
まず、入力画像701を入力画像としてスクリーン処理した量子化誤差に対してフィルタ401および402によってフィルタ処理した例をそれぞれ示す。
まず、カットオフ周波数がスクリーン周波数以下であるフィルタ401をフィルタ処理部に用いた場合、量子化誤差の低周波成分704が得られる。量子化誤差の低周波成分704に基づいて入力画像701を補正した画像に対してスクリーン処理すると、処理結果703がえられる。エッジ部の量子化誤差がフィルタ処理によってぼやけ過ぎてしまうため、十分な補正ができず、ほとんどエッジ部のジャギーが改善されていないことがわかる。
一方、カットオフ周波数が大きいフィルタ402を用いてフィルタ処理した場合、量子化誤差の低周波成分706が得られる。量子化誤差の低周波成分706量子化誤差の低周波成分706に基づいて入力画像701を補正した画像に、スクリーン処理を施すと処理結果705が得られる。処理結果705によれば、エッジ部においてジャギーが発生している画素の量子化誤差が過剰にぼやけていないため、十分に入力画像を補正でき、エッジ部のジャギーが低減できることがわかる。しかしながら、グレーの四角内部、つまりエッジ部ではない領域では、量子化誤差の周波数成分が高域まで含むため、粒状感が悪化してしまう。
そこで本実施例では、入力画像701においてエッジの領域であると検出された画素(四角の各辺)の量子化誤差に対しては、カットオフ周波数が大きいフィルタ402がフィルタ処理に採用される。また、入力画像701においてエッジの領域として検出されなかった画素(四角内部)の量子化誤差に対しては、カットオフ周波数がスクリーン周波数以下であるフィルタ401がフィルタ処理に採用される。そして周波数帯域の異なる量子化誤差の低周波成分に基づいて入力画像データを補正し、スクリーン処理すると処理結果707が出力される。処理結果707は、エッジ部のジャギーが低減できていると同時に、四角内部の粒状感も悪化していない。以上のように本実施例によれば、エッジを含む入力画像701をスクリーン処理する際、各画素の補正に適した量子化誤差の周波数成分を検出し、再現性の高いスクリーン処理ができる。
以上説明したように、画像の特徴によって検出すべき量子化誤差の周波数帯域が異なる。細線やエッジ部での補正には高域まで含む量子化誤差が適している。しかし、細線やエッジのない領域では、量子化誤差に基づいた補正によって新たなモアレが出現したり、粒状感が悪化したりするため、それらの原因となるスクリーン周波数以上の周波数成分を除去した量子化誤差が補正に適している。そこで本実施例は、入力画像をスクリーン処理したときに生じる量子化誤差に対して、画像の特徴に応じて異なるフィルタ処理を施す。このように画像に応じて適切に検出した量子化誤差を用いて入力画像を補正することにより、再現性の高い出力画像を得ることができる。
なお、本実施例では細線やエッジ部ではないと判定された領域には、カットオフ周波数がスクリーン周波数以下のローパス特性をもつフィルタ401を用いた。しかしながら、許容範囲内であれば、厳密にスクリーン周波数以下のカットオフ周波数ではなくても、スクリーン周波数付近であればよい。
また本実施例では、検出した量子化誤差に基づいて補正値を算出し、入力画像に対して補正をした。しかしながら、検出した誤差に基づいて、注目画素に対応する閾値を補正する構成も同様である。また、スクリーン処理した処理結果に対して補正を行うような構成でもよい。
(変形例1)
変形例1では、フィルタ処理部の変形例を示す。実施例1では、フィルタ処理に2種類のフィルタを用いる構成について説明したが、フィルタは3種類以上であってもよい。
変形例1では、フィルタ処理部の変形例を示す。実施例1では、フィルタ処理に2種類のフィルタを用いる構成について説明したが、フィルタは3種類以上であってもよい。
まず、細線・エッジ検出部109にて入力画像に対してラプラシアンフィルタを用いることにより、画素ごとに細線・エッジの強度を算出する。そして、細線・エッジ強度に応じてフィルタ係数を3段階以上に切り替える構成とすることも可能である。
図8は、式(15)に示したガウシアンカーネルを一次元で示したもので、σの異なるものを4種類示している。この場合、細線・エッジ強度の強さに応じて、これら4種類のフィルタを切り替えて使用する。具体的には、細線・エッジ強度が高いほど、σの値の小さいフィルタを用いる。なお、細線・エッジ強度に応じてσの値を連続的に変化させる構成とすることも可能である。また、フィルタ係数はガウシアンカーネルに限らず、他のカーネルであってもよい。
また、実施例1では実空間でフィルタを掛ける構成について説明したが、周波数空間でフィルタ処理をする構成でもよい。
また、フィルタ処理部110は、量子化誤差を複数のサブバンドに分解し、これらサブバンドを領域に応じて処理した後に再構成するフィルタバンクのような構成とすることも可能である。この場合、フィルタ処理後の量子化誤差には、細線・エッジ強度の高い領域ほど量子化誤差の高周波成分が多く含まれるように処理を行う。
また、入力画像データが細線・エッジ領域の場合、量子化誤差に対してフィルタ処理をせずにそのままの値を用いて補正してもよい。つまり、細線やエッジ領域かどうかに応じて、フィルタ処理のオンオフを切り替える。この場合、フィルタ処理部110にはスクリーン周波数に応じたローパスフィルタが1つあるだけでいいので、簡易な構成で本実施例と同様の効果を得ることができる。
(変形例2)
変形例2では、入力画像補正部の変形例を示す。
変形例2では、入力画像補正部の変形例を示す。
前述の実施例および変形例では色分解後デューティデータからフィルタ処理後量子化誤差を減算する構成としたが、フィルタ処理後量子化誤差に重みづけをしたデータを減算する構成でもよい。例えば、補正強度を強くしたい場合はフィルタ処理後量子化誤差に1より大きい値を掛けたデータを減算し、補正強度を弱くしたい場合はフィルタ処理後量子化誤差に1より小さい値を掛けたデータを減算する。この場合、補正強度を画像領域に応じて変化させる構成とすることも可能である。
また、ここで説明した補正の対象となる元画像は、色分解後デューティデータに限定されず、色分解前の画像データや、その他各種処理の過程で生成される画像データであってもかまわない。
(変形例3)
変形例3では、画像特徴検出部の変形例について示す。実施例1では、細線及びエッジの両方を検出する構成としたが、そのいずれかを検出するだけでもよい。
変形例3では、画像特徴検出部の変形例について示す。実施例1では、細線及びエッジの両方を検出する構成としたが、そのいずれかを検出するだけでもよい。
また、入力画像データに対して周波数帯域を検出するような構成でもよい。例えば、ラプラシアンフィルタなどを用いて、画像データの高周波成分を検出する。この時検出された入力画像データにおける高域の領域は、細線またはエッジ部であることを示している。そこで、画素の周波数帯域に応じて、フィルタ処理を切り替えることも考え得る。ある周波数帯域の周波数成分をもつ領域は、エッジや細線の領域であるとみなすと設定する。そして、設定した周波数帯域を超えた高域まで含む画素に対しては、その量子化誤差の高周波成分まで検出する。また設定した周波数帯域の周波数成分をもたない低域の画素に対してはその量子化誤差に対して、スクリーン周波数付近までの低周波成分を検出する。
(変形例4)
これまで、量子化誤差を算出するのに、色分解後デューティデータとスクリーン処理後データとを減算した結果にフィルタ処理をする例を示した。しかしながら、これに限定されず、画像の特徴に応じた周波数帯域の量子化誤差が検出できるような構成になっていればよい。
これまで、量子化誤差を算出するのに、色分解後デューティデータとスクリーン処理後データとを減算した結果にフィルタ処理をする例を示した。しかしながら、これに限定されず、画像の特徴に応じた周波数帯域の量子化誤差が検出できるような構成になっていればよい。
例えば、色分解後デューティデータとスクリーン処理後データのそれぞれに対してフィルタ処理を行い、各データの低周波成分を抽出する。そして、色分解後デューティデータの低周波成分とスクリーン処理後データの低周波成分とを減算する方法が考えられる。
(変形例5)
上述した実施例および変形例では、電子写真方式の画像処理装置を例に説明した。しかしながら本発明は、電子写真方式以外の方式に従って記録を行う記録装置(例えばインクジェット方式、熱転写方式、オフセット印刷方式)に対しても適用できる。
上述した実施例および変形例では、電子写真方式の画像処理装置を例に説明した。しかしながら本発明は、電子写真方式以外の方式に従って記録を行う記録装置(例えばインクジェット方式、熱転写方式、オフセット印刷方式)に対しても適用できる。
また、本発明は、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能である。複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚本発明は、ソフトウェアのプログラムを、システムや装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。なお、この場合のプログラムとは、本発明に記載の機能を実現するためのプログラムである。
Claims (16)
- 入力画像データに対してスクリーン処理するスクリーン処理手段と、
前記入力画像データの特徴情報を検出する画像特徴検出手段と、
前記入力画像データと前記スクリーン処理手段による処理後データとの差の、前記特徴情報に応じた周波数帯域の成分値を検出する誤差検出手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記誤差検出手段の結果に基づいて処理をする処理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記処理手段は、前記入力画像データを補正することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記処理手段は、前記スクリーン処理手段による処理後データを補正することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記処理手段は、前記スクリーン処理手段に用いられるスクリーンの閾値を補正することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記画像特徴検出手段は、前記入力画像データに対して、エッジかどうかを判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記画像特徴検出手段は、前記入力画像データに対して、細線かどうかを判定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記誤差検出手段は、前記入力画像データと前記処理後データとの差を求める減算手段と、
前記差に対してローパスフィルタを用いたフィルタ処理をするフィルタ処理手段を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記入力画像データが細線またはエッジの領域ではない場合、前記フィルタ処理手段は前記差に対して、前記スクリーン処理に用いられるスクリーンのスクリーン周波数に応じたカットオフ周波数をもつ第1のフィルタを用いてフィルタ処理をすることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
- 前記入力画像データが細線またはエッジである場合、前記フィルタ処理手段は第1のフィルタのカットオフ周波数よりも高いカットオフ周波数をもつ第2のフィルタを用いて前記差に対してフィルタ処理をすることを特徴とする請求項8又は9に記載の画像処理装置。
- 前記フィルタ処理手段は、前記入力画像データが細線またはエッジである場合、前記差に対してフィルタ処理をしないことを特徴とする請求項8または9に記載の画像処理装置。
- 前記フィルタ処理手段は、前記画像特徴検出手段よって検出した細線またはエッジの強度に応じて、フィルタ処理に用いるローパスフィルタのフィルタ係数を変えることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
- 前記画像特徴検出手段は、前記入力画像データの周波数情報を前記特徴情報として検出することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記誤差検出手段は、前記入力画像データの低周波成分と、前記スクリーン処理手段による処理結果の低周波成分を求めたあと、前記入力画像データの低周波成分と前記スクリーン処理手段の低周波成分との差分を算出することを特徴とする請求項1乃至13に記載の画像処理装置。
- 入力画像データに対してスクリーン処理するスクリーン処理ステップと、
前記入力画像データの特徴情報を検出する画像特徴検出ステップと、
前記入力画像データと前記スクリーン処理ステップによる処理後データとの差の、前記特徴情報に応じた周波数帯域の成分値を検出する誤差検出ステップと
を有することを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータ装置を制御して、請求項1から請求項14の何れか一項に記載された画像処理装置の各手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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