JP2012054735A - 移動体通信システムにおける中継局および中継局の基地局側アンテナの制御方法 - Google Patents

移動体通信システムにおける中継局および中継局の基地局側アンテナの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】中継局の基地局側アンテナを、最適な方向に自動調整する。また、受信信号品質が一定以上であれば自動的に中継局の送信機の利得調整を行なう。
【解決手段】 予め決めておいた受信信号強度および受信信号品質の閾値および前記測定部の測定結果を記憶しておき、予め決めておいた契機に、基地局からの受信信号を測定し、測定した受信信号強度と受信信号品質を前記閾値と比較し、受信信号強度が閾値以下かつ受信信号品質が閾値以上の場合には、基地局から受信した信号に対して利得処理を行なって移動機に送信し、受信信号強度および受信信号品質がともに閾値以下の場合には、予め決めておいた規定値に基づいて基地局側アンテナの角度を変化させ変化後の受信信号強度および受信信号品質、基地局識別子を測定し、前記閾値以上または測定結果が最良の方向に基地局側アンテナの角度を制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、移動体通信システムに関し、特に基地局からの信号を移動機に中継する中継局および中継局のアンテナ制御方法に関する。
移動体通信システムにおいて、基地局が送信する電波が届きにくい建物内や地下街などは、移動機のユーザが十分な通信サービスを受けることが出来ないエリアとなっている。これを解消し、移動体通信サービスが可能なエリアを拡大、またはエリアの品質を向上させる装置として、中継局の設置数が増えてきている。中継局は、基地局から送信された無線周波数(RF:Radio Frequency)信号を増幅して、電波の届きにくいエリアにいる移動機に対して増幅したRF信号を送信する装置であり、基地局と中継局間のRF信号の受信品質が劣化すると、中継局から移動機に対して送信されるRF信号も劣化してしまう。その結果、中継局がカバーするエリア内に、移動機が通信できないエリアが発生する可能性がある。
現状の中継局には、基地局と中継局間のRF信号の受信品質が劣化しても、中継局の対基地局の受信機にRF信号の変化を測定して検出する機能がない。そのため、基地局と中継局間のRF信号の品質が劣化した場合、問題の発生がわかるのにも時間がかかり、また保守作業やクレームに対応するために現地に作業員が行く時まで、そのエリアの品質劣化は放置されたままとなっている。
基地局と中継局間のRF信号の受信品質が劣化する一因として、新たに基地局が設置されるなどして、基地局が変更された場合がある。特許文献1は、自動車電話等の基地局に関する発明で、上位の基地局が変更された場合に、下位の基地局が指向性アンテナの方向を自動的に調整する技術が開示されている。特許文献1では、下位の基地局は、入力された上位の基地局の位置情報に基いて指向性アンテナの方向等を算出してアンテナを制御し、さらに指向性アンテナの方向を微細に変化させながらそのときの受信強度を求め、最大の受信電界強度となる方向に指向性アンテナの方向を決定している。
特開平5-91011号
中継局の設置時は、基地局と中継局との間は見通しがよく、基地局と中継局間のRF信号の品質に問題は無かった場合でも、建物の建設等により環境が変化し、基地局と中継局との間に障害物ができてしまうことがある。特に都市部ではそのような環境の変化が頻繁に起きる。障害物ができると、基地局と中継局との間のRF信号の品質が劣化してしまい、従来の中継局では、対基地局側のアンテナの方向を基地局からのRF信号の受信電界強度を測定しながら手作業で調整する必要があった。この作業は高所での危険な作業になるとともに、労力や費用が必要とされる。また、受信電界強度が変化した場合には、受信信号品質(Ec/Io:希望信号と干渉成分を含めた全ての信号との比)も変化するため、中継局における増幅幅を調整する必要が生じ、中継局側の送信機も利得調整をする必要がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、中継局の対基地局側のアンテナを、基地局からの電波を受信するのに最適な方向に自動的に調整することを目的とする。また、中継局と基地局間の受診信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)によらず、受信信号品質(Ec/Io)が一定以上であれば自動的に中継局の送信機の利得調整を行なうことができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、予め決めておいた受信信号強度および受信信号品質の閾値および測定部の測定結果を記憶しておき、予め決めておいた契機に、基地局からの受信信号を測定し、測定した受信信号強度と受信信号品質を閾値と比較し、
受信信号強度が閾値以下かつ受信信号品質が閾値以上の場合には、基地局から受信した信号に対して利得処理を行なって移動機に送信し、
受信信号強度および受信信号品質がともに閾値以下の場合には、予め決めておいた規定値に基づいて基地局側アンテナの角度を変化させ変化後の受信信号強度および受信信号品質、基地局識別子を測定し、閾値以上または測定結果が最良の方向に基地局側アンテナの角度を制御するようにした。
本発明によれば、中継局の対基地局側のアンテナを、基地局からの電波を受信するのに最適な方向に自動的に調整することができる。また、中継局と基地局間の受診信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)によらず、受信信号品質(Ec/Io)が一定以上であれば自動的に中継局の送信機の利得調整を行なうことができるようになる。
中継局の中継機能を説明するための図である。 本発明の一実施例における中継局の構成を説明する図である。 本発明の一実施例における中継局の処理内容を説明するフローチャートである。 本発明の一実施例における測定値データベースの構成例および処理の各時点における測定値の例を示す図である。
以下、図面を用いて本発明を実施するための形態を説明する。
図1は中継局の機能を説明するための図である。
図1において、中継局A200は、基地局A100からの電波を対基地局側アンテナ201より受信し、増幅して対移動機側アンテナ202から建物400内の移動機A300に送信する。このようにすることで、図1のような建物内の他、地下街など、基地局A100または基地局B101の電波が届きにくいエリアにいる移動機A300にも、移動体通信サービスを高品質に行う。中継局A200は、無線通信を行うことの出来る基地局A100と、建物内の電波の届きにくいエリアに位置する移動機A300との間の移動体通信のパイプ役として機能する。図1の対基地局側アンテナ201は、アンテナの方向を変化させることが可能なアンテナである。
図2は本発明の一実施例における中継局の構成を説明する図である。
中継局200には、基地局と無線で通信できる位置に設置され、基地局からの電波を受信する対基地局側アンテナ201と、この対基地局側アンテナの方向を水平方向に変化調整するアンテナ駆動部203と、対基地局側アンテナを通して基地局からの電波を受信し、同期をとり復調する受信部204と、受信信号強度(RSSI)、受信信号品質(Ec/Io)およびセル識別信号(EVDOシステムにおいてはPN(Pseudo Noise)符号、WCDMAシステムにおいてはSC(Scrambling code)、LTEシステムにおいてはRS(Reference Signal))を測定する測定部205と、測定部205で得られた情報をデータベース化208し処理を行い、アンテナ駆動部203と送信部207を制御する情報処理部206と、建物内の移動機に対して電波を送信する送信部207と、建物内の移動機と無線で通信できる位置に設置された対移動機側アンテナ202とを備える。
図3は本発明の一実施例における中継局の処理内容を説明するフローチャートである。
中継局は、例えば一定時間間隔で図3に示す処理を実施する。
まず、上位の基地局からの電波を対基地局側アンテナより受信し受信信号強度(RSSI)および受信信号品質(Ec/Io)を測定する(S301)。中継局は、受信信号強度(RSSI)および受信信号品質(Ec/Io)を閾値と比較する。閾値は、予め設定しておく他、一定期間の測定値の平均値を閾値として用いてもよい。中継局はまた、セル識別信号(PN、SC、RS)を取得し前回取得したセル識別信号と比較する。中継局は、受信信号強度(RSSI)、受信信号品質(Ec/Io)がともに閾値以下であれば(S302)、対基地局側アンテナの方向を水平にプラス方向およびマイナス方向に規定値分変化させる(S303)。アンテナ方向を変化させた後、中継局は、基地局からの電波を測定(受信信号強度(RSSI)、受信信号品質(Ec/Io)、セル識別信号(PN、SC、RS)を測定)する(S304)。次に、中継局は、受信信号強度(RSSI)、受信信号品質(Ec/Io)が閾値以下であるかどうか判定し(S305)、対基地局側アンテナの方向を水平方向に変化させても受信信号強度(RSSI)、受信信号品質(Ec/Io)が閾値以下である場合には、受信信号品質(Ec/Io)が一番高い電波のセル識別信号(PN、SC、RS)を判別しながら、適切なアンテナの方向を探すために対基地局側アンテナの方向を水平方向にさらに規定値分変化させる(S306)。中継局は、アンテナ方向を規定値分変化させた後、基地局からの電波を測定(受信信号強度(RSSI)、受信信号品質(Ec/Io)、セル識別信号(PN、SC、RS)を測定)する(S307)。中継局は測定した受信信号強度(RSSI)、受信信号品質(Ec/Io)が閾値以下であるかどうか判定し(S308)、ともに閾値以下であれば、対基地局側アンテナの方向が一周して元の方向に戻ったかどうかの判定を行なう(S309)。水平方向に規定値分づつ変化させていっても受信信号強度(RSSI)、受信信号品質(Ec/Io)が閾値以上の方向がなく、元の方向に戻ってしまった場合には、中継局は、それまで取得したのデータの中で受信信号強度(RSSI)、受信信号品質(Ec/Io)が、最も良い値となった方向に、対基地局側アンテナの方向を変化させる(S310)
受信信号強度(RSSI)と受信信号品質(Ec/Io)を閾値と比較するステップ(S302、S305、S308)において、受信信号強度(RSSI)、受信信号品質(Ec/Io)の両方またはどちらか一方が閾値以上の場合、中継局は、受信信号品質(Ec/Io)のみ閾値以上かどうかの判定を行なう(S311)。受信信号強度(RSSI)と受信信号品質(Ec/Io)の両方が閾値以上でステップ311の判定結果がNoの場合には、対基地局側アンテナの方向はそのままでよく、中継局は処理を終了して処理開始の次のトリガを待つ。受信信号強度(RSSI)が閾値以上で受信信号品質(Ec/Io)が閾値以下でステップ311の判定結果がNoの場合は、基地局側アンテナの方向を変化させるだけでは受信状況は改善しないと考えられるため、中継局は例えば基地局を介して管理装置(図示せず)にアラームを送るなどして処理を終了する。
受信信号強度(RSSI)は閾値以下で受信信号品質(Ec/Io)のみ閾値以上でステップ311の判定結果がYesの場合は、対基地局側アンテナの方向は変化させず、中継局内で利得処理を行なう(S312)。そして、利得処理が行なわれた値で、送信部より移動機に対して信号を送信すし(S313)処理開始の次のトリガを待つ。
図4は本発明の一実施例における測定値データベースの構成例および処理の各時点における測定値の例を示す図である。
図4の(1)は、閾値(基準値)として測定値データベースに設定されている値の例を示している。
中継局における閾値の設定は、例えば、一定期間(例えば一週間)受信信号強度(RSSI)、受信信号品質(Ec/Io)、セル識別信号(PN、SC、RS)を測定し、一定期間の平均値に基づいて設定する。その後、一定時間間隔(例えば一週間毎)に、受信信号強度(RSSI)、受信信号品質(Ec/Io)、セル識別信号(PN、SC、RS)を測定し、閾値および基準値を更新する。受信信号強度(RSSI)、受信信号品質(Ec/Io)の閾値は、一定期間の測定結果に基づいて設定し更新する他、固定値として設定しておいてもよい。図4の例では、上記のいずれかの方法で、受信信号強度(RSSI)の閾値が−75dBm、受信信号品質(Ec/Io)の閾値が−4.5dB、セル識別信号(PN、SC、RS)の基準値としてA−1が設定されている場合を示している。
中継局は、基地局からの電波を定期的または管理装置などからの指示により測定し、測定結果が(1)に示す受信信号強度(RSSI)と受信信号品質(Ec/Io)の閾値およびセル識別信号(PN、SC、RS)の基準値から変化がないようであれば、対基地局側アンテナの方向を現状のままとする。
基地局から受信した電波を測定した結果、(2)に示すように受信信号強度(RSSI)が閾値の−75dBmを下回った場合、受信信号品質(Ec/Io)の測定値は閾値以上で問題が無ければ、中継局は、受信した信号に対して利得処理(増幅)を行うだけでよく、利得処理により増幅された電力値で送信部から電波を送信する。
一方、基地局から受信した電波を測定した結果、(3)に示すように受信信号強度(RSSI)が−80dBmと閾値を下回り、また受信信号品質(Ec/Io)も−8.1dBと閾値を下回った場合は、中継局は対基地局側アンテナの方向を水平方向に+、−規定値分ずつ変化させ、変化させる度に基地局から受信した電波を測定し、基地局に対して最適なアンテナ方向を探す。
対基地局側アンテナの方向を水平方向に+、−規定値分ずつ変化させて基地局から受信する電波を測定し、+規定値分、または−規定値分変化させた方向で(4)に示すように受信信号強度(RSSI)が−75dBm、受信信号品質(Ec/Io)が−4.5dB、という結果が得られれば、対象の基地局はA−1のまま、その方向にアンテナを向けて中継動作を行なう。
または、+規定値分、または−規定値分変化させた方向で(5)に示すように受信信号強度(RSSI)が−80dBmと閾値以下であるけれども、受信信号品質(Ec/Io)は−4.5dB?で閾値以上という結果が得られれば、中継局は、その方向にアンテナを向け、利得処理を行なうことで移動機へ送信する電波の受信信号強度の改善を行なうことで中継動作を続ける。
対基地局側アンテナの方向を水平方向に+規定値分または−規定値分ずつ変化させて基地局から受信する電波を測定しても、(6)に示すように受信信号強度(RSSI)が−80dBm、受信信号品質(Ec/Io)が−8.5dBと閾値以下の場合には、中継局は水平の一定方向に規定値分ずつ対基地局側アンテナの方向を変化させ、基地局から受信する電波を測定する。測定の結果、受信信号強度(RSSI)および受信信号品質(Ec/Io)がともに閾値以上の測定結果が得られれば、対基地局側アンテナをその方向に固定し、中継動作を行なう。
または、(7)に示すように、セル識別信号(PN、SC、RS)が基地局B−1を示す電波について、受信信号強度(RSSI)が−80dBm、受信信号品質(Ec/Io)が−4.5dBという測定結果が得られれば、中継局は、基地局B−1を上位基地局とし、(7)の測定結果が得られた方向にアンテナを向け、利得処理を行なうことで移動機へ送信する電波の受信信号強度の改善を行なうことで中継動作を続ける。
このとき、水平方向の+−どちらの方向に対基地局側アンテナの方向を変化させていくかは、基地局A−1について、より電波状況のよい方向を+−規定値分変化させたときに得た測定結果を元に判断する他、予めきめておいてもよいし、上位の管理装置などからの指示によってもよい。
水平の一定方向に規定値分づつ対基地局側アンテナの方向を変化させ、上記基地局を切換えつつ基地局から受信できる電波を測定しても、基地局からの電波の測定値が閾値以上とならないまま1周してもとの位置に戻ってしまった場合には、それまで取得したデータの中で最も良い測定結果が得られた方向に、対基地局側アンテナを変更する。
図3にの処理フローは、上述の実施例のように一定時間隔で繰り返し行なう他、上位の管理装置などからの指示をトリガにおこなってもよい。
次に実施例2について説明する。実施例2においても、図1、図2に示す構成は実施例1と共通である。実施例2のフローについては、図示してはいないが以下説明する。
実施例2では、パラメータを以下のように設定して、最適な上位基地局のサーチを行なう。角度は、現在の対基地局側アンテナの方向を0゜として表現している。
サーチ開始角度: 270゜
サーチ最終角度: 90°
サーチ回数 2
サーチ角度刻み幅: 30゜
サーチ最短判定測定時間 1分。
この時間が経過して、良好な測定が得られなければ、次の角度に移動する。
サーチ測定時間 10分。
実施例2では、基地局からの電波の測定結果が良好でも、次の角度に変更する。
RSSIの閾値 −75dBm これ以下の場合、不適と判定する。
Ec/Ioの閾値 −9.0dB これ以下の場合、不適と判定する。
RSSI、Ec/Ioの一方が閾値以下の場合も不適と判定する。
サーチ角度は、サーチ開始角度から始めて、刻み幅分ずつ増やす。
サーチ開始角度からサーチ最終角度の範囲で上位基地局のサーチを行なう。
サーチ時は、角度を変更するたびにRSSI、Ec/Ioを角度および時刻とともに記録する。
サーチ回数分の測定を行い、その後は、優良な角度に移動する。
実施例2においては、中継局は、通常は、最良の測定値の角度に移動するようにする。通常運用では、中継局は最良の角度で送信する。そして、一定時間間隔または上位の管理装置等からの指示により、上位基地局からの電波を測定を行い、測定の結果、RSSIまたはEc/Ioが前述の閾値以下なら、サーチを開始する。サーチ開始角度からサーチ最終角度までサーチを行なった結果、RSSIおよびEc/Ioが閾値以上の方向がない場合でも、中継局は、測定結果が最もよかった角度に対基地局側アンテナの変更し、中継動作を行なう。
100、101 基地局
200 中継局
201 対基地局側アンテナ
202 対移動機側アンテナ
203 アンテナ駆動部
204 受信部
205 測定部
206 情報処理部
207 送信部
208 データベース
300 移動機

Claims (6)

  1. 電波が届きにくいエリアに、基地局から送信される信号を中継する中継局であって、
    基地局からの信号を受信する基地局側アンテナと、
    受信信号の受信信号強度と、受信信号品質と、基地局識別信号を求める測定部と、
    前記受信信号に必要な情報処理を行なうとともに、前記受信信号強度と、受信信号品質と、基地局識別信号に基づき、前記基地局側アンテナの角度の変更の判断および指示を行なう情報処理部と、
    移動機と信号の送受信を行なう移動機側アンテナと、
    前記情報処理部からの指示に基づいて前記基地局側アンテナの駆動制御を行なうアンテナ駆動部とを備え、
    前記情報処理部は、
    予め決めておいた受信信号強度および受信信号品質の閾値および前記測定部の測定結果を記憶するデータベースを有し、予め決めておいた契機に、前記測定部で測定した受信信号強度と受信信号品質を前記閾値と比較し、
    受信信号強度が閾値以下かつ受信信号品質が閾値以上の場合には、基地局から受信した信号に対して利得処理を行なって前記移動機側アンテナを介して送信し、
    受信信号強度および受信信号品質がともに閾値以下の場合には、予め決めておいた規定値に基づいて前記基地局側アンテナの角度を変化させ変化後の受信信号強度および受信信号品質、基地局識別子を前記測定部で測定し、前記閾値以上または測定結果が最良の方向に基地局側アンテナの角度を制御することを特徴とする中継局。
  2. 請求項1記載の中継局であって、
    前記アンテナ駆動部は、基地局側アンテナを水平方向に360度駆動可能であり、
    前記情報処理部は、前記測定部で測定した結果、受信信号強度および受信信号品質がともに閾値以下の場合には現在の方向を0度として、予め決めておいた規定値分、プラスおよびマイナス方向に基地局側アンテナの方向を変化させて受信信号強度および受信信号品質を測定し、受信信号強度および受信信号品質が閾値以上となる方向にアンテナを制御するよう指示し、
    プラスおよびマイナス方向に基地局側アンテナの方向を変化させても受信信号強度および受信信号品質が閾値以上とならない場合には、水平の一定方向に、予め決めておいた規定値分、基地局側アンテナの方向を変化させて受信信号強度および受信信号品質を測定し、受信信号強度および受信信号品質を閾値と比較し、前記閾値以上または測定結果が最良の方向に基地局側アンテナの角度を制御することを特徴とする中継局。
  3. 電波が届きにくいエリアに、基地局から送信される信号を中継する中継局であって、
    基地局からの信号を受信する基地局側アンテナと、
    受信信号の受信信号強度と、受信信号品質と、基地局識別信号を求める測定部と、
    前記受信信号に必要な情報処理を行なうとともに、前記受信信号強度と、受信信号品質と、基地局識別信号に基づき、前記基地局側アンテナの角度の変更の判断および指示を行なう情報処理部と、
    移動機と信号の送受信を行なう移動機側アンテナと、
    前記情報処理部からの指示に基づいて前記基地局側アンテナの駆動制御を行なうアンテナ駆動部とを備え、
    前記情報処理部は、
    予め決めておいた受信信号強度および受信信号品質の閾値および前記測定部の測定結果を記憶するデータベースを有し、予め決めておいた契機に、前記測定部で測定した受信信号強度と受信信号品質を前記閾値と比較し、
    受信信号強度および受信信号品質の少なくとも一方が閾値以下の場合には、予め決めておいた範囲で規定値分ずつ前記基地局側アンテナの角度を変化させ変化後の受信信号強度および受信信号品質、基地局識別子を前記測定部で測定し、測定結果が最良の方向に基地局側アンテナの角度を制御することを特徴とする中継局。
  4. 電波が届きにくいエリアに、基地局から送信される信号を中継する中継局において基地局からの信号を受信する基地局側アンテナの方向を制御する方法であって、
    予め決めておいた受信信号強度および受信信号品質の閾値および前記測定部の測定結果を記憶しておき、予め決めておいた契機に、基地局からの受信信号を測定し、測定した受信信号強度と受信信号品質を前記閾値と比較し、
    受信信号強度が閾値以下かつ受信信号品質が閾値以上の場合には、基地局から受信した信号に対して利得処理を行なって移動機に送信し、
    受信信号強度および受信信号品質がともに閾値以下の場合には、予め決めておいた規定値に基づいて基地局側アンテナの角度を変化させ変化後の受信信号強度および受信信号品質、基地局識別子を測定し、前記閾値以上または測定結果が最良の方向に基地局側アンテナの角度を制御することを特徴とするアンテナ制御方法。
  5. 請求項4記載のアンテナ制御方法であって、
    前記基地局側アンテナは、水平方向に360度駆動可能であり、
    基地局からの受信信号を測定した結果、受信信号強度および受信信号品質がともに閾値以下の場合には現在の方向を0度として、予め決めておいた規定値分、プラスおよびマイナス方向に基地局側アンテナの方向を変化させて受信信号強度および受信信号品質を測定し、受信信号強度および受信信号品質が閾値以上となる方向にアンテナを制御し、
    プラスおよびマイナス方向に基地局側アンテナの方向を変化させても受信信号強度および受信信号品質が閾値以上とならない場合には、水平の一定方向に、予め決めておいた規定値分、基地局側アンテナの方向を変化させて受信信号強度および受信信号品質を測定し、受信信号強度および受信信号品質を閾値と比較し、前記閾値以上または測定結果が最良の方向に基地局側アンテナの角度を制御することを特徴とするアンテナ制御方法。
  6. 電波が届きにくいエリアに、基地局から送信される信号を中継する中継局において基地局からの信号を受信する基地局側アンテナの方向を制御する方法であって、
    予め決めておいた受信信号強度および受信信号品質の閾値および前記測定部の測定結果を記憶し、予め決めておいた契機に、基地局からの受信信号の受信信号強度および受信信号品質および基地局識別子を測定し、測定した受信信号強度と受信信号品質を前記閾値と比較し、
    受信信号強度および受信信号品質の少なくとも一方が閾値以下の場合には、予め決めておいた範囲で規定値分ずつ前記基地局側アンテナの角度を変化させ変化後の受信信号強度および受信信号品質、基地局識別子を測定し、測定結果が最良の方向に基地局側アンテナの角度を制御することを特徴とするアンテナ制御方法。
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