JP2012053867A - 手書きデータ出力処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】受け付けた手書きのデータを表示画面の任意の箇所に、見やすく(文字の場合滑らかな形で読みやすく)表示させることができる手書きデータ出力処理装置を提供すること。
【解決手段】手書きデータ出力処理装置10は、セルをマトリックス状に構成させた表示部2014と、入力表示装置201の前面に配置され透光性を有する入力タブレット202を一体に構成させた手書入力部12とを備える。そして、入力タブレット202上に、通常入力エリア211と、拡張入力エリア221とを構成し、通常入力エリア211と一のセルとを対応付ける。そして、スタイラスペン301の軌跡を、対応付けられた一のセルの解像度に合わせて表示させる。データ出力処理装置10は、検出されたスタイラスペン301の軌跡が、通常入力エリア211の内側から外側へ連続して検出された場合に、通常入力エリア211を拡大させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、手書きデータ出力処理装置に関する。
従来より、ノートやメモ帳に代えて、キーボード入力による電子手帳や、ライトペンを使用した電子メモ帳が存在する。さらに、コンピュータの小型軽量化や、記憶媒体の小型大容量化によって、機能を向上させた携帯型の電子式情報記憶装置(PDA、ノートパソコン等)も開発されている。このような装置を携帯し利用すれば、アイデアが浮かんだときにその場でメモをある程度書き留めることができる。
例えば、特許文献1に開示された発明は、簡便な手書き入力によって文字や図形の記録を可能にした携帯型の電子式情報記憶装置である。すなわち、特許文献1に開示された発明は、一般のペン等の筆記具と、液晶表示部上に設けた透明なタッチパネルとの接触によって筆記具の座標位置を検出し、検出した座標位置をサンプリングして取り込んだ文字や図形を液晶表示部に表示し、記憶する。
また、特許文献2に開示された発明は、入力した文字を自由に編集し、多くの手書き文字を記憶する装置である。すなわち、特許文献2に開示された発明は、直交座標が予め設定された表示面を備える表示パネルと、直交座標が予め設定された入力面を備えるタッチパネルとが、重なるようにして配置されている。そして、入力面を連続して指示する手書き入力時には、特許文献1に開示された発明は、指示された複数の座標点と一致する表示面の座標点を表示する。手書き入力終了後には、特許文献1に開示された発明は、手書き入力時にタッチパネルから出力された複数の座標点の中から予め定める基準に基づいて抽出した座標点から成るストロークデータを作成し、当該ストロークデータをカーソルの表示位置以後に、表示面に設定される行の幅に対応した大きさに変換して表示する。
また、特許文献3に開示された発明は、パーソナルコンピュータ等の電子情報機器において、タッチパッドを用い、表示画面に対するカーソルの移動操作と手書き入力操作とを適宜切り替えて行う装置である。すなわち、特許文献3に開示された発明は、タッチパッドの所定のエリアがペンによりタッチ操作されると、制御部が手書き認識モードに設定され、タッチパッドにより検出される座標データの軌跡が検出座標メモリに順次記憶されてその座標データの軌跡に応じて手書きの文字あるいは記号が認識される発明である。また、特許文献3に開示された発明は、タッチパッドの所定のエリアがペンによりタッチ操作されない通常入力モードにあっては、タッチパッドにより検出される座標データに相対的に対応させて、液晶表示部に表示されるカーソルの移動位置が制御される発明である。
特開平2−277158号公報 特開平7−311817号公報 特開2004−213269号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明は、タッチパッドに入力された文字や図形をそのまま取り込みそのまま表示しているだけなので、タッチパッドの大きさよりも大きい図形を入力することができない。また、特許文献2に開示された発明は、入力面に入力された文字や図形を表示面の行の幅に対応した大きさに変換して表示するので、表示面の行の幅が通常手書き入力できない幅であっても文字や図形を手書きで入力することができるが、行の幅を超えた文字や図形等を入力することはできない。特許文献3に開示された発明は、タッチパッドに入力された手書きの文字あるいは記号を認識して表示するだけなので、タッチパッドの大きさよりも大きな手書きの文字や記号を認識することはできない。
このように、携帯型の電子式情報記憶装置や、開示された発明は、アイデアが浮かんだときにその場でメモをある程度書き留めることができるが、浮かんだイメージをありのままに書き留めることはできない。
ここで、例えば、携帯型の電子式情報記憶装置として携帯電話に、ユーザの脳裏に浮かんだイメージをありのままに書き留めることを考える。例えば、携帯電話の表示画面は、240×400等の解像度を有している。文字を視認することができるように、1文字について16×16ドットを割り当てているとすると、375文字(15文字×25文字)に相当する文字や図形を用いて、浮かんだイメージを書き留めることができるはずである。しかし、浮かんだイメージをありのままに書き留めるために手書き入力を行うためには、手書き入力するための面積が必要になるので、上述の方法では、表示画面の解像度分を充分に利用してイメージをありのままに書き留めることはできない。入力したイメージを表示画面の解像度に変換する方法であっても、入力面積を超えたイメージの図形等を入力することができないので、浮かんだイメージをありのままに書き留めることはできない。さらに、表示画面の表示容量(例えば375文字)以上の情報を書き留めるために、イメージを文字コードに一旦変換し、テキストファイルに変換する方法は、浮かんだ文字の入力、変換、そして認識の過程において多くの選択をユーザにさせる必要があるので、ユーザの操作がスムーズに行かず、しばしば折角のユーザのひらめきを中断させてしまうことがある。
ユーザが思いつくままに入力しても、入力内容の大きさがそろっていて、手書きデータでも見やすい装置が求められている。手書きしやすい入力面積を確保しながら、表示画面の解像度を有効に利用して手書きされたデータを表示できる装置が求められている。
受け付けた手書きのデータを表示画面の任意の箇所に、見やすく(文字の場合滑らかな形で読みやすく)表示させることができる装置が求められている。
本発明は、受け付けた手書きのデータを表示画面の任意の箇所に、見やすく(文字の場合滑らかな形で読みやすく)表示させることができる手書きデータ出力処理装置を提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(1) 画像を表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段とは別に画像を表示する第2の表示手段と、
前記第1の表示手段に、所定の数のセルをマトリックス状に構成させ、構成させた前記セルごとに画像を表示させるセル表示構成手段と、
前記第2の表示手段の前面に配置され透光性を有する入力タブレットを一体に構成させた手書き入力手段と、
スタイラスペンによって前記手書き入力手段の前記入力タブレットに手書きされた軌跡を前記手書き入力手段の前記第2の表示手段に表示させる入力表示手段と、
前記手書き入力手段と、前記セル表示構成手段によって構成された複数のセルのうち一のセルと、を前記手書き入力手段に入力された前記スタイラスペンの軌跡が当該一のセルに表示される様に対応付ける通常セル対応付け手段と、
前記手書き入力手段に入力された前記スタイラスペンの軌跡を、前記通常セル対応付け手段によって対応付けられた一のセルの解像度に合わせて当該一のセルに表示させると共に、ストロークデータを作成するデータ表示作成手段と、
を備える手書きデータ出力処理装置。
(1)の構成によれば、本発明に係る手書きデータ出力処理装置は、画像を表示する第1の表示手段と、第1の表示手段とは別に画像を表示する第2の表示手段とを備え、第1の表示手段に、所定の数のセルをマトリックス状に構成させ、構成させたセルごとに画像を表示させる。そして、手書きデータ出力処理装置は、第2の表示手段の前面に配置され透光性を有する入力タブレットを一体に構成させ、スタイラスペンによって入力タブレットに手書きされた軌跡を第2の表示手段に表示させ、手書き入力手段と、第1の表示手段に構成された複数のセルのうち一のセルと、を手書き入力手段に入力されたスタイラスペンの軌跡が当該一のセルに表示される様に対応付ける。そして、手書きデータ出力処理装置は、入力されたスタイラスペンの軌跡を、対応付けられた一のセルの解像度に合わせて当該一のセルに表示させると共に、ストロークデータを作成する。
したがって、本発明に係る手書きデータ出力処理装置は、受け付けた手書きのデータを表示画面の任意の箇所に、見やすく(文字の場合滑らかな形で読みやすく)表示させることができる。
(2) 前記通常セル対応付け手段によって対応付けられた前記一のセルから、当該一のセルとは別の所定のセルに対応付けを移動させる対応セル移動手段と、前記手書き入力手段によって検出されていた前記スタイラスペンの位置が検出されなくなった場合に、検出されない時間を計測する中断時間計測手段と、入力の終了を指示する入力終了手段と、をさらに備え、前記対応セル移動手段は、前記中断時間計測手段によって計測された時間がストローク閾値以上である場合、又は前記入力終了手段によって入力の終了が指示された場合に、前記対応セル移動手段によって、前記通常セル対応付け手段によって対応付けられた前記一のセルから、当該一のセルとは別の所定のセルに対応付けを移動させる(1)に記載の手書きデータ出力処理装置。
(2)の構成によれば、手書きデータ出力処理装置は、スタイラスペンの位置が検出されなくなってからの時間を計測し、計測した時間がストローク閾値以上である場合、又は入力の終了が指示された場合に、対応付けられた一のセルから、当該一のセルとは別の所定のセルに対応付けを移動させる。したがって、手書きデータ出力処理装置は、次々と手書き入力を受け付けて、対応するセルに表示させることができる。
(3) 前記データ表示作成手段は、前記中断時間計測手段によって時間が計測されるごとに、前記ストロークデータに当該計測された時間を対応付けて記憶させる中断時間記憶制御手段と、前記中断時間記憶制御手段によって前記ストロークデータに対応付けて記憶された時間に基づいて統計処理により前記ストローク閾値を算出し、最適化する閾値最適化手段と、をさらに備える(2)に記載の手書きデータ出力処理装置。
(3)の構成によれば、手書きデータ出力処理装置は、ストローク待ち時間を計測するごとに、ストロークデータに当該計測した時間を対応付けて記憶させ、ストロークデータに対応付けて記憶された時間に基づいて統計処理によりストローク閾値を算出し、最適化する。すなわち、手書きデータ出力処理装置は、ストローク閾値(入力の終了の指示がされない場合に入力の終了とみなす時間)を、ユーザの手書きによるストローク間の時間に基づいた統計処理により最適化する。よって、手書きデータ出力処理装置は、ユーザごとの手書きに応じて、通常入力エリアとセルとの対応付けを移動させることができる。したがって、手書きデータ出力処理装置は、入力の終了の指示がされなくても次々と手書き入力を受け付けて、対応するセルに表示させることができる。
(4) 前記対応セル移動手段は、前記通常セル対応付け手段によって対応付けられた前記一のセルから、当該一のセルとは別の所定のセルに対応付けを移動させるごとに移動させた方向を記憶手段に記憶させ、前記中断時間計測手段によって計測された時間が前記ストローク閾値以上である場合に、前記通常セル対応付け手段によって対応付けられた前記一のセルから、前記記憶手段に記憶させた移動方向と同じ方向の所定のセルに、対応付けを移動させる(3)に記載の手書きデータ出力処理装置。
(4)の構成によれば、手書きデータ出力処理装置は、通常入力エリアに対応付けられた一のセルから、当該一のセルとは別の所定のセルに対応付けを移動させるごとに移動させた方向を記憶手段に記憶させ、スタイラスペンの位置が検出されない場合に計測された時間がストローク閾値以上である場合、通常入力エリアに対応付けられた一のセルから、記憶手段に記憶させた移動方向と同じ方向の所定のセルに、対応付けを移動させる。したがって、手書きデータ出力処理装置は、入力の終了の指示がされなくても、さらに次々と手書き入力を受け付けて、対応するセルに表示させることができる。
(5) 画像を表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段の前面に配置され透光性を有する入力タブレットを一体に構成させた手書き入力手段と、前記手書き入力手段のうち一部を手書きデータの入力をするための通常入力エリアとして構成する入力範囲構成手段と、前記第1の表示手段のうち前記手書き入力手段によって構成された通常入力エリアに対応する第2の表示手段と、前記第1の表示手段に、所定の数のセルをマトリックス状に構成させ、構成させた前記セルごとに画像を表示させるセル表示構成手段と、スタイラスペンによって前記通常入力エリアに手書きされた軌跡を前記第2の表示手段に表示させる入力表示手段と、前記通常入力エリアと、前記セル表示構成手段によって構成された複数のセルのうち一のセルと、を前記通常入力エリアに入力された前記スタイラスペンの軌跡が当該一のセルに表示される様に対応付ける通常セル対応付け手段と、前記通常入力エリアに入力された前記スタイラスペンの軌跡を、前記通常セル対応付け手段によって対応付けられた一のセルの解像度に合わせて当該一のセルに表示させると共に、ストロークデータを作成するデータ表示作成手段と、前記入力範囲構成手段は、前記手書き入力手段によって検出された前記スタイラスペンの軌跡が、前記通常入力エリアの内側から外側へ連続して検出された場合に、前記通常入力エリアを拡大させる、を備える手書きデータ出力処理装置。
(5)の構成によれば、本発明に係る手書きデータ出力処理装置は、検出されたスタイラスペンの軌跡が、通常入力エリアの内側から外側へ連続して検出された場合に、通常入力エリアを拡大させる。したがって、(5)に係る手書きデータ出力処理装置は、手書きデータを、見やすく(文字の場合滑らかな形で読みやすく)表示させることができるように、受け付けることができる。
(6) 前記通常セル対応付け手段は、前記通常入力エリアから抽出したストロークデータの範囲と、前記セルとを対応付ける、(5)に記載の手書きデータ出力処理装置。
したがって、(6)に係る手書きデータ出力処理装置は、受け付けた手書きのデータを表示画面の任意の箇所に、さらに見やすく(文字の場合滑らかな形で読みやすく)表示させることができる。
(7) 前記通常セル対応付け手段は、前記通常入力エリアから抽出したストロークデータの範囲の縦と横との比に相当する複数の前記セルと、当該抽出したストロークデータの範囲とを対応付ける、(6)に記載の手書きデータ出力処理装置。
したがって、(7)に係る手書きデータ出力処理装置は、受け付けた手書きのデータを表示画面の任意の箇所に、入力された手書きデータの大きさにさらに見やすく(文字の場合滑らかな形で読みやすく)表示させることができる。
本発明によれば、本発明は、受け付けた手書きのデータを表示画面の任意の箇所に、見やすく(文字の場合滑らかな形で読みやすく)表示させることができる。
本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置の特徴を示す図である。 本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置の機能の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置のストロークデータの例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置の手書き入力の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置の実施形態2の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置の実施形態2の別の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置の実施形態3における通常入力エリアとセルとの関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置の実施形態3における通常入力エリアとセルとの関係を示す別の例の図である。 本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置の処理内容を示すフローチャートである。
[実施形態1]
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置10の特徴を示す図である。図1が示す例は、手書きデータ出力処理装置10の第1の表示手段(後述する表示部2014)と、手書き入力手段(後述する手書入力部12)の入力タブレット202との対応関係を示す例である。
表示部2014は、所定の数のセル101(以下、表示部2014に構成されたセルをセル101といい、構成されたセルのうち特定の位置のセル、例えば1行1列目のセルをセルC101という)がマトリックス状に構成されている。表示部2014は、構成されたセル101ごとに画像を表示する。手書入力部12は、入力表示装置201と、入力表示装置201の前面に配置され透光性を有する入力タブレット202とが一体に構成されている。
そして、図1の破線411〜414は、入力タブレット202と、表示部2014に構成された複数のセル101のうち一のセルC704とが、入力タブレット202に入力されたスタイラスペン301の軌跡401が当該一のセルC704に表示される様に対応付けられていることを示している。
そして、図1の例は、スタイラスペン301によって手書入力部12の入力タブレット202に手書きされた軌跡401が手書入力部12の入力表示装置201に表示されていることを示す例である。この例において、手書きデータ出力処理装置10は、採取された軌跡の座標点のうちの所定個数(例えば4点)の座標を利用して、線形補間又はスプライン補間をして、スタイラスペンの移動の流れに乗って進むはずの軌跡の座標点を算出しながらストロークデータを作成し、記憶部(後述する補助記憶部2015)に記憶させる。そして、手書きデータ出力処理装置10は、作成したストロークデータに基づいて、対応するセルC704の解像度に従って表示するデータを作成し、セルC704に表示させる。
ストロークデータは、一定の時間間隔でサンプリングした点(例えば、サンプリング点901〜909)を曲線(例えばスプライン関数等)によって連続させてつなげたデータである。始点から終点までの点列からなるストロークデータのひとまとまりとして、その点の集合のx、y座標の値から入力データの範囲を自動的に切り出し、対応するカレントのセルの解像度に合わせて、縮小又は拡大してから、同一のストロークの点列を曲線(例えばスプライン曲線)によって滑らかに表示させることができる。
入力タブレット202の大きい面積から、対応するカレントのセルの小さい面積に面積的に縮小される(高解像度に変換される)ので滑らかに表示される。
例えば、促音等については、入力タブレット202の入力範囲の4分の1の面積内で入力されたデータはセルの4分の1と対応付けて表示する。
図2は、本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置10の機能の構成を示す機能ブロック図である。手書きデータ出力処理装置10は、第1の表示手段としての表示部2014と、第2の表示手段としての入力表示装置201と、セル表示構成手段としてのセル表示構成部11と、手書き入力手段としての手書入力部12と、入力表示手段としての入力表示部13と、入力範囲構成手段としての入力範囲構成部14と、通常セル対応付手段としての通常セル対応付け部15と、データ表示作成手段としてのデータ表示作成部17と、対応セル移動手段としての対応セル移動部19と、中断時間計測手段としての中断時間計測部20と、入力終了手段としての入力終了部21とを備える。
表示部2014は、上述の様に手書き入力された軌跡をセルの解像度に合わせて表示する。入力表示装置201は、手書き入力された軌跡を表示する。
セル表示構成部11は、表示部2014に、所定の数のセルをマトリックス状に構成させ、構成させたセルごとに画像を表示させる。例えば、セル表示構成部11は、表示部2014の解像度(例えば240×400)に合わせて、マトリックス状のセル101(15×25)を構成させ、入力表示部13に手書き入力された軌跡を、表示部2014の解像度に合わせて、セルに表示させる。セルの所定の数は、セル数についての設定値によって可変である。
手書入力部12は、入力表示装置201と、入力表示装置201の前面に配置され透光性を有する入力タブレット202とが一体に構成される。入力タブレット202は、スタイラスペン301との接触を検出し、検出した接触の位置を示す座標情報を出力する。手書入力部12は、入力タブレット202に透光性を有するタッチパッドを使用し、液晶ディスプレイ等の表示装置を一体に構成させたタッチパネルであってもよい。入力タブレット202は、抵抗感圧方式や、静電容量方式、電磁誘導方式等であってよい。入力タブレット202と表示部2014とは、それぞれ別な解像度であってもよい。スタイラスペン301は、それぞれの方式に合った専用のペンが望ましいが、抵抗感圧方式の場合、一般のペンや、鉛筆等であってもよい。
入力表示部13は、スタイラスペン301によって手書入力部12の入力タブレット202に手書きされた軌跡を手書入力部12の入力表示装置201に表示させる。例えば、入力表示部13は、スタイラスペン301によって手書きされた軌跡の座標情報を入力タブレット202から受信し、受信した座標情報に基づいて入力表示装置201に表示させる。例えば、入力表示部13は、スタイラスペン301の接触を検知した入力タブレット202から、座標情報を受信し、受信した座標情報に基づいて入力表示装置201にスタイラスペン301の軌跡を表示する。スタイラスペン301の軌跡は、受信した座標値に対応する入力表示装置201の表示点を曲線(例えばスプライン関数等)で連続させて作成される。
入力範囲構成部14は、手書入力部12上に、スタイラスペン301の軌跡を手書き入力することができる通常入力エリア211と、当該通常入力エリア211の外周に沿って囲まれた拡張入力エリア221と、を構成する。例えば、入力範囲構成部14は、手書入力部12の入力表示装置201を図1のように構成する。通常入力エリア211の大きさや、拡張入力エリア221の幅は、設定値によって可変である。
通常セル対応付け部15は、通常入力エリア211と、セル表示構成部11によって構成された複数のセルのうち一のセルと、を通常入力エリア211に入力されたスタイラスペン301の軌跡が当該一のセルに表示される様に対応付ける。例えば、通常セル対応付け部15は、図1に示すように、通常入力エリア211に入力されたスタイラスペン301の軌跡がセルC704に表示される様に対応付ける。
データ表示作成部17は、通常入力エリア211に入力されたスタイラスペン301の軌跡を、通常セル対応付け部15によって対応付けられた一のセルの解像度に合わせて表示させると共に、ストロークデータを作成する。例えば、データ表示作成部17は、図1に示すように、通常入力エリア211に入力されたスタイラスペン301の軌跡を、通常セル対応付け部15によって対応付けられたセルC704の解像度に合わせて表示させると共に、ストロークデータを作成する。
さらに、データ表示作成部17は、中断時間記憶制御手段としての中断時間記憶制御部22と、閾値最適化手段としての閾値最適化部23とを備える。中断時間記憶制御部22は、中断時間計測部20によって時間が計測されるごとに、ストロークデータに当該計測された時間を対応付けて記憶させる。閾値最適化部23は、中断時間記憶制御部22によってストロークデータに対応付けて記憶された時間に基づいて統計処理によりストローク閾値を算出し、最適化する。例えば、中断時間計測部20は、手書きされる際にスタイラスペン301による軌跡と軌跡との間の時間(例えば、文字を入力する際の一画ごとに次のストロークを待つ時間)を計測する。そして、中断時間記憶制御部22は、その計測された時間をストロークデータに対応付けて記憶させる(例えば、図4のストロークデータにおけるストローク待ち時間Tsを参照)。そして、閾値最適化部23は、例えば、1セルの入力終了ごとに、ストロークデータに対応付けて記憶された時間を集計し、統計処理をする。統計処理は、例えば、一定の値以上の時間や、一定の値以下の時間を除いて相加平均を行ったり、ストロークデータの長さによる加重平均を行ったりする。閾値最適化部23は、算出した値をさらに最適化(例えば、入力待ち時間Tgの統計値よりも小さい値で、算出した値の2倍等)し、入力の終了とみなすストローク閾値を動的に決定する。
対応セル移動部19は、通常セル対応付け部15によって対応付けられた一のセルから、当該一のセルとは別のセルに対応付けを移動させる。例えば、対応セル移動部19は、ニュートラルの状態で、拡張入力エリア221の区画でのスタイラスペン301の接触を検出すると、当該セルと通常入力エリア211との対応付けを接触された区画に従って移動させる。対応セル移動部19は、接触を検出した区画が、それぞれ左上方向、右上方向、右下方向又は左下方向へ移動させる。ここで、ニュートラルの状態とは、スタイラスペン301が通常入力エリア211及び拡張入力エリア221に接触していない状態のことである。また、入力終了部21から入力の終了を指示されると、入力終了部21によって検出された拡張入力エリア221の区画に従って、当該セルと通常入力エリア211との対応付けを、それぞれ移動させる。ここで、所定のセルは、例えば、右方向への移動の場合、隣接する右のセルであり、例えば、右端のセルの場合、次行の左端のセルである。
さらに、対応セル移動部19は、通常セル対応付け部15によって対応付けられた一のセルから、当該一のセルとは別の所定のセルに対応付けを移動させるごとに移動させた方向をメモリ2012に記憶させる。そして、対応セル移動部19は、中断時間計測部20によって計測された時間がストローク閾値以上である場合に、通常セル対応付け部15によって対応付けられた一のセルから、メモリ2012に記憶させた移動方向と同じ方向の所定のセルに、対応付けを移動させる。例えば、対応セル移動部19は、通常セル対応付け部15によって対応付けられた一のセルから、右に隣接するセルに対応付けを移動させるごとに移動させた右方向をメモリ2012に記憶させる。そして、対応セル移動部19は、中断時間計測部20によって計測された時間がストローク閾値以上である場合に、入力の終了とみなし、メモリ2012に記憶させた右方向(すなわち、直前の方向と同じ方向)の隣接するセルに、対応付けを移動させる。
中断時間計測部20は、手書入力部12によって検出されていたスタイラスペン301の位置が検出されなくなった場合に、検出されない時間を計測する。中断時間計測部20が計測した時間によって、手書きデータ出力処理装置10は、ストロークとストロークとの間の待ち時間や、1セルへの入力から次のセルへの入力の待ち時間を計測することができる。
入力終了部21は、入力の終了を指示する。例えば、入力終了部21は、中断時間計測部20によって計測中の状態で、拡張入力エリア221の区画でのスタイラスペン301の接触を検出すると、当該セルでの入力の終了を対応セル移動部19に指示する。なお、拡張入力エリア221の特定の区画(例えば、拡張入力エリア221の右下隅区画221−C)でのスタイラスペン301の接触を検出すると、当該セルでの入力の終了を指示する、としてもよい。手書きデータ出力処理装置10は、中断時間計測部20によって計測された時間がストローク閾値以上である場合、又は入力終了部21によって入力の終了が指示された場合に、通常セル対応付け部15によって対応付けられた一のセルから、当該一のセルとは別の所定のセルに対応付けを移動させる。
図3は、本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3に示すように、手書きデータ出力処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)2011、メモリ2012、操作部2013、表示部2014、補助記憶部2015、I/F部2040及び入力表示部13がバスライン2050により接続され、入力表示部13に接続された手書入力部12は、入力表示装置201及び入力タブレット202から構成されている。
CPU2011は、手書きデータ出力処理装置10を統括的に制御する部分であり、メモリ2012に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
操作部2013は、各種設定や入力操作を行う操作ボタン群、決定操作ボタン等を備えており、操作部2013による入力情報はCPU2011の制御下で処理される。表示部2014は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)によって構成され、各種情報を表示する。
補助記憶部2015は、フラッシュメモリ等により構成され、手書きデータ出力処理装置10が機能するための各種プログラム及び本発明の機能を実行するプログラムを記憶しており、さらに、手書きデータDB31等の各種データベースを構成可能である。
I/F部2040は、手書きデータ出力処理装置10と、手書きデータを記憶させるための補助記憶装置や、サーバと接続するための通信機器等の周辺機器とを接続するインターフェースである。
入力表示部13は、スタイラスペン301によって手書入力部12の入力タブレット202に手書きされた軌跡を手書入力部12の入力表示装置201に表示させる。手書入力部12は、入力表示装置201と、入力表示装置201の前面に配置され透光性を有する入力タブレット202とが一体に構成される。
入力表示装置201は、LCDや有機EL等によって構成され、入力タブレット202に入力された軌跡を表示する。入力タブレット202は、透光性を有するタブレットや、タッチパッド等によって構成され、スタイラスペン301の接触を検出し、検出した接触の位置の座標情報を出力する。
図4は、本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置10のストロークデータの例を示す図である。ストロークデータは、例えば、セル情報と、入力待ち時間Tgと、座標情報と、ストローク待ち時間Tsとから構成される。
セル情報は、通常入力エリア211に対応付けられたセルの位置情報(例えば、表示部2014に構成されたセルの位置情報や、後述する実施形態2で説明する電子シート501の場合、ページ情報及びページ内の位置)である。
入力待ち時間Tgは、1セル内の入力の終了を検出し次のセル内の入力を検出するまで(例えば、1文字を手書きし終わってから、次のセルに手書きし始めるまで)に計測された時間である。手書きデータ出力処理装置10は、実際に計測した入力待ち時間Tgが所定の入力待ち時間(例えばTgの平均の1.618倍)より長ければ、所定の入力待ち時間を、このセルに入力し終わってから次のセルに入力し始めるまでの入力待ち時間Tgとする。手書きデータ出力処理装置10は、この所定の入力待ち時間を、手書きデータDB31に記憶されたストロークデータに基づいて入力待ち時間Tgについて平均処理等の統計処理をし、算出する。
ストローク待ち時間Tsは、1ストロークから次のストロークまで(例えば、文字の一画を書き終えてから次の一画を書き始めるまで)に計測された時間である。そして、手書きデータ出力処理装置10は、手書きデータDB31に記憶されたストロークデータに基づいてストローク待ち時間Tsについて平均処理等の統計処理をする。そして、手書きデータ出力処理装置10は、例えば、1セルの入力終了ごとに入力待ち時間Tgを統計処理した値及びストローク待ち時間Tsを統計処理した値に基づいて、1セルの入力終了を監視するためのストローク閾値(例えば、Tsを統計処理した値より大きく、Tgを統計処理した値より小さい値)を動的に決定する。例えば、ユーザの手書きのスピードが速い場合、ストローク閾値はより小さ値となる。よって、手書きデータ出力処理装置10は、ユーザの手書きスピードに合わせて、1セル内の入力終了を自動的に判断することができる。
座標情報は、入力タブレット202から出力された座標情報である。手書きデータ出力処理装置10は、スタイラスペン301の接触からスタイラスペン301の離脱まで(ペンダウンからペンアップまで)に、入力タブレット202から出力された座標情報を一定時間間隔(例えば0.1秒)でサンプリングし、所定の条件によって座標情報を抽出する。例えば、手書きデータ出力処理装置10は、同一点のデータ(例えば、所定の範囲内のデータ)と判断した場合に、同一点のデータを削除する。
図5は、本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置10の手書き入力の例を示す説明図である。図5(1)〜(3)の例は、1セルごとの手書き入力を示す例である。図5(1)〜(3)の例において、手書きデータ出力処理装置10は、ニュートラルの状態で、拡張入力エリア221の上区画221−1にスタイラスペン301が接触したことを検出すると、セルと通常入力エリア211との対応付けを上方向へ移動させる(通常入力エリア211に手書き入力中であった場合は、通常入力エリア211への手書き入力を終了して、上方向へ移動させる)。同様に、手書きデータ出力処理装置10は、拡張入力エリア221の右区画221−2、下区画221−3又は左区画221−4にスタイラスペン301が接触したことを検出すると、セルと通常入力エリア211との対応付けを、それぞれ右方向、下方向又は左方向へ移動させる。さらに、手書きデータ出力処理装置10は、拡張入力エリア221の左上隅区画221−A、右上隅区画221−B、右下隅区画221−C又は左下隅区画221−Dにスタイラスペン301が接触したことを検出すると、セルと通常入力エリア211との対応付けを、それぞれ左上方向、右上方向、右下方向又は左下方向へ移動させる。また、セルを示す格子のうち太い線で囲まれた格子(以後、カーソル230という)は、通常入力エリア211とセルとの現在の対応付けを示している。
図5(1)の例は、拡張入力エリア221でのスタイラスペン301の接触を検知した手書きデータ出力処理装置10が、セルと通常入力エリア211との対応付けをC101からC704へ移動させたことを破線431で示す例である。
図5(2)の例は、通常入力エリア211でのスタイラスペン301の接触を検知した手書きデータ出力処理装置10が、通常入力エリア211でのスタイラスペン301の軌跡に従って入力表示装置201に表示させると共に、通常入力エリア211に対応付けられたセルC704にスタイラスペン301の軌跡を表示させていることを示す例である。
図5(3)の例は、図5(2)で通常入力エリア211の軌跡を手書き入力後、拡張入力エリア221の右区画221−2でのスタイラスペン301の接触を検出し、通常入力エリア211とセルC704との対応付けを、右のセルC705に1つ移動させたことを示す例である。
図6は、本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置10の一例を示す図である。図6(1)が示す例は、手書きデータ出力処理装置10を携帯電話60によって構成した場合を示す例である。図6(1)の例において、携帯電話60のハードウェア構成は、図3に示したハードウェア構成と同様であり、携帯電話60の操作パネル部62は、タッチパネルで構成される。そして、携帯電話60が通常の携帯電話機能を実行中である場合に、携帯電話60の表示部61は、通常の携帯電話機能に関する表示を行い、操作パネル部62は、タッチパネル機能による操作入力を受け付ける。また、携帯電話60が手書きデータ出力処理装置10の機能を実行中である場合に、携帯電話60の表示部61は、手書きデータ出力処理装置10の表示部2014と同様の表示を行い、操作パネル部62は、手書入力部12による処理と同様の処理を実行する。さらに、手書きデータ出力処理装置10の機能を実行中である携帯電話60は、上述のように、スタイラスペン301の軌跡を検出し、検出したスタイラスペン301の軌跡を操作パネル部62に表示させると共に、表示部61に表示させ、ストロークデータを作成し、ファイル化して記憶する。手書きデータ出力処理装置10は、自動認識によるテキスト変換によって、筆跡データをテキスト化できるストロークデータを作成する。また、手書きデータ出力処理装置10は、イメージデータに変換し画像再生できるストロークデータを作成する。同様に、図6(2)が示す例は、手書きデータ出力処理装置10をノートパソコン70に組み込んだ場合を示す例である。図6(2)の例において、ノートパソコン70の操作パネル部72は、タッチパネルで構成される。そして、ノートパソコン70に組み込まれた手書きデータ出力処理装置10は、操作パネル部72にスタイラスペン301によって手書きされた軌跡を、表示装置71の対応付けられたセルに表示する。
本実施形態1によれば、手書きデータ出力処理装置10は、所定の数のセルをマトリックス状に構成させた表示部2014と、入力表示装置201の前面に配置され透光性を有する入力タブレット202を一体に構成させた手書入力部12とを備える。そして、手書きデータ出力処理装置は、スタイラスペン301によって入力タブレット202に手書きされた軌跡を表示部2014に表示させる。また、手書きデータ出力処理装置10は、入力タブレット202上に、スタイラスペン301の軌跡を手書き入力することができる通常入力エリア211と、当該通常入力エリア211の外周に沿って囲まれた拡張入力エリア221と、を構成し、通常入力エリア211と、表示部2014に構成された複数のセルのうち一のセルと、を通常入力エリア211に入力されたスタイラスペン301の軌跡が当該一のセルに表示される様に対応付ける。そして、手書きデータ出力処理装置10は、通常入力エリア211に入力されたスタイラスペン301の軌跡を、対応付けられた一のセルの解像度に合わせて当該一のセルに表示させると共に、ストロークデータを作成する。したがって、手書きデータ出力処理装置10は、受け付けた手書きのデータを表示部2014の任意の箇所に、見やすく(文字の場合滑らかな形で読みやすく)表示させることができる。
[実施形態2]
実施形態2は、実施形態1の機能に加えて、手書入力部が表示部上に構成される。図7は、本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置10の実施形態2の例を示す図である。
表示部3000(例えば、デジタルカメラの表示部)は、前面に透光性を有する入力タブレット3010が一体に構成される。手書入力部3012は、仮想の入力表示装置及び入力タブレットによって表示部3000上に構成される。そして、手書入力部3012は、仮想の通常入力エリア3211と、表示部3000を構成するセルとの対応付けによって、カレントのセルの表示が視認されるように、随時移動する(フローティング状態を構成する)。例えば、表示部3000において、セルがタッチされるとタッチされたセルがカレントのセルとなり、手書入力部3012は、カレントのセルの表示が視認されるような場所に表示され、手書き入力が可能となる。そして、手書き入力されたデータは、カレントのセルの解像度に合わせて表示される。
図8は、本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置10の実施形態2の別の例を示す図である。
仮想の通常入力エリア3211と、表示部3000を構成する指定された複数のセルとが対応付けられ、通常入力エリア3211に入力された手書きデータは、対応付けられた複数のセルを1つのセルとした解像度に合わせて表示される。
本実施形態2によれば、手書きデータ出力処理装置10は、手書入力部3012が表示部3000上に構成されるので、表示部3000とは別に手書き入力する装置を設置するスペースがない携帯用装置や、デジタルカメラとして構成される場合であっても、受け付けた手書きのデータを表示部3000の任意の箇所に、見やすく(文字の場合滑らかな形で読みやすく)表示させることができる。
[実施形態3]
実施形態3は、実施形態1及び実施形態2の機能に加えて、通常入力エリア211が、入力に応じて拡大される。実施形態3において、手書きデータ出力処理装置10は、図2の構成により、実施形態1と同様の構成を備え、さらに次の機能を備えている。
入力範囲構成部14は、手書入力部12のうち一部を手書きデータの入力をするための通常入力エリア211として構成し、手書入力部12上に構成された通常入力エリア211を、手書き入力に応じて拡大する。具体的には、入力範囲構成部14は、手書き入力の軌跡が通常入力エリア211を示す枠の内側から外側へ連続して検出されることに応じて、通常入力エリア211を拡大する(図9及び図10参照)。入力範囲構成部14は、設定されている拡大率に基づいて拡大する。
横書きモードの場合、軌跡が通常入力エリア211の内側から外側へ横方向に検出されると、通常入力エリア211は横方向に拡大され、通常入力エリア211の内側から外側へ縦方向に検出されると、通常入力エリア211は横及び縦方向に拡大される。
縦書きモードの場合、軌跡が通常入力エリア211の内側から外側へ縦方向に検出されると、通常入力エリア211は縦方向に拡大され、通常入力エリア211の内側から外側へ横方向に検出されると、通常入力エリア211は横及び縦方向に拡大される。
例えば、入力範囲構成部14は、スタイラスペン301が通常入力エリア211を示す枠の内側から外側へ出た軌跡の範囲が枠から所定の範囲である場合や、スタイラスペン301が通常入力エリア211を示す枠の内側から外側へ出て停留している時間が所定の時間である場合に、通常入力エリア211を拡大する。
データ表示作成部17は、通常入力エリア211に入力されたスタイラスペン301の軌跡を、通常セル対応付け部15によって対応付けられた一のセルの解像度に合わせてスケール変換して表示させる際に、入力表示モードに応じて表示させる。
入力表示モードが通常モードの場合、データ表示作成部17は、通常入力エリア211内に入力されたスタイラスペン301の軌跡を抽出し、抽出した範囲とセルとを対応させて、表示させる。データ表示作成部17は、抽出した範囲とセルとの対応として、抽出した範囲と、抽出した範囲の縦と横との比に応じたセル数と、を対応付ける。例えば、データ表示作成部17は、抽出した範囲の縦と横との比が四捨五入して1:2の場合、抽出した範囲と2個のセル(横書きモードの場合:横方向の2個のセル、縦書きモードの場合:縦方向の2個のセル)とを対応付け、抽出した範囲の縦と横との比が四捨五入して1:3の場合、同様に、抽出した範囲と3個のセルとを対応付ける。
入力表示モードがエリアモードの場合、データ表示作成部17は、通常入力エリア211内に入力されたスタイラスペン301の軌跡を、通常入力エリア211全体と、セルとを対応させて、表示させる。手書きデータ出力処理装置10は、通常入力エリア211に入力された手書きデータと、枠との関係を維持した状態の軌跡を、セル内に表示することができる。このように、手書きデータ出力処理装置10は、手書きデータをセル内にバランスよく、見やすく表示する。
さらに、データ表示作成部17は、拡大されないデフォルトの通常入力エリア211の場合に、通常入力エリア211全体と、セルとを対応させ、通常入力エリア211が拡大された場合に、抽出したストロークデータの範囲とセルとを対応させるとしてもよい。また、促音等の小さな文字については、通常入力エリア211の、例えば、4分の1の面積内で入力されたデータを、セルの面積の4分の1と対応付けるとしてもよい。
図9は、本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置10の実施形態3における通常入力エリア211とセルとの関係を示す図である。
手書きデータ出力処理装置10は、スタイラスペン301の描く軌跡が通常入力エリア211を示す枠2111の内側から外側へ縦方向に連続して検出されると、通常入力エリア211を拡大された通常入力エリア211―1に、自動的に拡大する。手書きデータ出力処理装置10は、通常入力エリア211への入力途中であっても入力のための面積が足りないことを検知して通常入力エリア211を自動的に拡大するので、ユーザに、入力のための適切な面積を提供することができる。
図10は、本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置10の実施形態3における通常入力エリア211とセルとの関係を示す別の例の図である。
手書きデータ出力処理装置10は、スタイラスペン301の描く軌跡が通常入力エリア211を示す枠2111の内側から外側へ横方向に連続して検出されると、通常入力エリア211を拡大された通常入力エリア211―2に、自動的に拡大する(横書きモード)。手書きデータ出力処理装置10は、抽出したストロークデータの範囲の縦と横との比(例えば、1:2)に応じた複数のセル(比に応じて、例えば2個のセル)と、抽出したストロークデータの範囲とを対応付ける。手書きデータ出力処理装置10は、抽出したストロークデータの範囲を、セルに対応付けているので、通常入力エリア211に偏って入力された手書きデータであっても、対応するセル(例えば、2つのセル)の中央付近に、バランスよく表示させることができる。
図11は、本発明の一実施形態に係る手書きデータ出力処理装置10の処理内容を示すフローチャートである。
ステップS301において、CPU2011は、スタイラスペン301の軌跡を検出する。より具体的には、CPU2011は、スタイラスペン301の座標情報を受信し、手書きデータDB31に記憶する。その後、CPU2011は、処理をステップS302に移す。
ステップS302において、CPU2011は、スタイラスペン301の軌跡が通常入力エリア211内か否かを判断する。より具体的には、CPU2011は、受信したスタイラスペン301の座標情報が通常入力エリア211内か否かを判断する。この判断がYESの場合、CPU2011は、処理をステップS303に移し、NOの場合、CPU2011は、処理をステップS304に移す。
ステップS303において、CPU2011は、スタイラスペン301の軌跡を通常入力エリア211に表示させる。より具体的には、CPU2011は、受信した座標値に対応する表示点を曲線(例えばスプライン関数等)で連続させて、表示させる。その後、CPU2011は、処理をステップS301に移す。
ステップS304において、CPU2011は、通常入力エリア211の内側から外側へ連続して検出したか否かを判断する。より具体的には、CPU2011は、今回受信した座標値と、前回受信した座標値とを比較し、座標値が通常入力エリア211の内側と外側との座標値であり、かつ、所定の範囲内であるか否かを判断する。この判断がYESの場合、CPU2011は、処理をステップS307に移し、NOの場合、CPU2011は、処理をステップS305に移す。
ステップS305において、CPU2011は、入力の終了か否かを判断する。より具体的には、CPU2011は、受信した座標値が通常入力エリア211の範囲外であるか否か、又は一定の中断時間が経過したか否かを判断する。この判断がYESの場合、CPU2011は、処理をステップS306に移し、NOの場合、CPU2011は、処理をステップS301に移す。
ステップS306において、CPU2011は、対応するセルに手書きデータを表示させ、対応するセルを移動させる。より具体的には、CPU2011は、通常入力エリア211に入力された手書きデータを対応するセルに表示させ、通常入力エリア211に次のセルを対応付ける。その後、CPU2011は、処理をステップS301に移す。
ステップS307において、CPU2011は、通常入力エリア211を拡大する。より具体的には、CPU2011は、設定されているモード(横書きモードか縦書きモードか)に基づいて、設定されている拡大率に従い通常入力エリア211を拡大する。その後、CPU2011は、処理をステップS301に移す。
本実施形態3によれば、手書きデータ出力処理装置10は、検出されたスタイラスペン301の軌跡が、通常入力エリア211の内側から外側へ連続して検出された場合に、通常入力エリア211を拡大させる。さらに、手書きデータ出力処理装置10は、通常入力エリア211から抽出したストロークデータの範囲と、セルとを対応付ける。さらに、手書きデータ出力処理装置10は、通常入力エリア211から抽出したストロークデータの範囲の縦と横との比に相当する複数のセルと、当該抽出したストロークデータの範囲とを対応付ける。
したがって、手書きデータ出力処理装置10は、手書きデータを、見やすく表示させることができるように、受け付けることができ、受け付けた手書きのデータを表示画面の任意の箇所に、さらに見やすく(文字の場合滑らかな形で読みやすく)、バランスよく表示させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明の実施形態を、単独で使用する携帯型の低消費電力、常時スタンバイできるアイデアを書き留める装置とすることができる。また、本発明の便利な手書きメモ機能を、電子手帳、PDA、電子辞書、MP3、デジタルカメラ、携帯電話、携帯型GPS装置、カーナビゲーション装置、電子ブックリーダ、ノートパソコンに組み込んで実施することができる。例えば、携帯電話に組み込まれた本機能は、使用者の個性を反映できるような自筆の電子メールのためのストロークデータを作成することができる。このストロークデータは、本機能によってセルごとに文字ごとのストローク情報が正確に纏められているので、文字認識のアルゴリズムと文節解析のアルゴリズムを適用し、一括してテキストデータに変換されることができる。よって、本発明は、入力時に一文字、一文節ごとに文字認識アルゴリズムの認識候補を選択する煩わしさからユーザを解放するような機能を提供することができる。また、例えば、デジタルカメラに組み込まれた本機能は、風景を撮影した際に、撮影した画像を表示した表示画面とタッチパネルとから、その場でその写真を撮る際の状況や感想等を書き留めた手書き文字を受け付けて、撮影した画像と組み合わせることができるストロークデータを作成することができる。また、例えば、デジタルカメラに組み込まれた本機能は、有名人の写真を撮った場合、その場でその写真に有名人のサインを受け付けて、撮影した有名人の画像と組み合わせることができるストロークデータを作成することができる。また、例えば、電子ブックリーダに組み込まれた本機能は、学校現場において、電子ブックリーダに教科書等をロードさせておいて、ロードさせた教科書の領域を本発明の電子シートに対応させて表示部に表示させ、生徒に表示画面の大きさと入力部の大きさに制限されることなく感想文や回答を必要な長さで補助メモリがある限り書き留めさせることができる。
さらに、手書きデータ出力処理装置10は、ネットワーク対応機能を備える。例えば、インターネットにおいて、記事や発言をブログ等に投稿する際の入力装置に、手書きデータ出力処理装置10を利用することができる。手書きデータ出力処理装置10は、手書入力部12に入力された手書きデータを抽出し、ブログの投稿欄に合わせて、抽出したストロークデータをスケール変換して送信する。
また、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
10 手書きデータ出力処理装置
11 セル表示構成部
12 手書入力部
13 入力表示部
14 入力範囲構成部
15 通常セル対応付け部
16 拡張セル対応付け部
17 データ表示作成部
19 対応セル移動部
20 中断時間計測部
21 入力終了部
22 中断時間記憶制御部
23 閾値最適化部
31 手書きデータDB
201 入力表示装置
202 入力タブレット
301 スタイラスペン
2014 表示部

Claims (7)

  1. 画像を表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段とは別に画像を表示する第2の表示手段と、
    前記第1の表示手段に、所定の数のセルをマトリックス状に構成させ、構成させた前記セルごとに画像を表示させるセル表示構成手段と、
    前記第2の表示手段の前面に配置され透光性を有する入力タブレットを一体に構成させた手書き入力手段と、
    スタイラスペンによって前記手書き入力手段の前記入力タブレットに手書きされた軌跡を前記手書き入力手段の前記第2の表示手段に表示させる入力表示手段と、
    前記手書き入力手段と、前記セル表示構成手段によって構成された複数のセルのうち一のセルと、を前記手書き入力手段に入力された前記スタイラスペンの軌跡が当該一のセルに表示される様に対応付ける通常セル対応付け手段と、
    前記手書き入力手段に入力された前記スタイラスペンの軌跡を、前記通常セル対応付け手段によって対応付けられた一のセルの解像度に合わせて当該一のセルに表示させると共に、ストロークデータを作成するデータ表示作成手段と、
    を備える手書きデータ出力処理装置。
  2. 前記通常セル対応付け手段によって対応付けられた前記一のセルから、当該一のセルとは別の所定のセルに対応付けを移動させる対応セル移動手段と、
    前記手書き入力手段によって検出されていた前記スタイラスペンの位置が検出されなくなった場合に、検出されない時間を計測する中断時間計測手段と、
    入力の終了を指示する入力終了手段と、をさらに備え、
    前記対応セル移動手段は、前記中断時間計測手段によって計測された時間がストローク閾値以上である場合、又は前記入力終了手段によって入力の終了が指示された場合に、前記通常セル対応付け手段によって対応付けられた前記一のセルから、当該一のセルとは別の所定のセルに対応付けを移動させる請求項1に記載の手書きデータ出力処理装置。
  3. 前記データ表示作成手段は、
    前記中断時間計測手段によって時間が計測されるごとに、前記ストロークデータに当該計測された時間を対応付けて記憶させる中断時間記憶制御手段と、
    前記中断時間記憶制御手段によって前記ストロークデータに対応付けて記憶された時間に基づいて統計処理により前記ストローク閾値を算出し、最適化する閾値最適化手段と、
    をさらに備える請求項2に記載の手書きデータ出力処理装置。
  4. 前記対応セル移動手段は、前記通常セル対応付け手段によって対応付けられた前記一のセルから、当該一のセルとは別の所定のセルに対応付けを移動させるごとに移動させた方向を記憶手段に記憶させ、前記中断時間計測手段によって計測された時間が前記ストローク閾値以上である場合に、前記通常セル対応付け手段によって対応付けられた前記一のセルから、前記記憶手段に記憶させた移動方向と同じ方向の所定のセルに、対応付けを移動させる請求項3に記載の手書きデータ出力処理装置。
  5. 画像を表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段の前面に配置され透光性を有する入力タブレットを一体に構成させた手書き入力手段と、
    前記手書き入力手段のうち一部を手書きデータの入力をするための通常入力エリアとして構成する入力範囲構成手段と、
    前記第1の表示手段のうち前記手書き入力手段によって構成された通常入力エリアに対応する第2の表示手段と、
    前記第1の表示手段に、所定の数のセルをマトリックス状に構成させ、構成させた前記セルごとに画像を表示させるセル表示構成手段と、
    スタイラスペンによって前記通常入力エリアに手書きされた軌跡を前記第2の表示手段に表示させる入力表示手段と、
    前記通常入力エリアと、前記セル表示構成手段によって構成された複数のセルのうち一のセルと、を前記通常入力エリアに入力された前記スタイラスペンの軌跡が当該一のセルに表示される様に対応付ける通常セル対応付け手段と、
    前記通常入力エリアに入力された前記スタイラスペンの軌跡を、前記通常セル対応付け手段によって対応付けられた一のセルの解像度に合わせて当該一のセルに表示させると共に、ストロークデータを作成するデータ表示作成手段と、
    前記入力範囲構成手段は、前記手書き入力手段によって検出された前記スタイラスペンの軌跡が、前記通常入力エリアの内側から外側へ連続して検出された場合に、前記通常入力エリアを拡大させる、
    を備える手書きデータ出力処理装置。
  6. 前記通常セル対応付け手段は、前記通常入力エリアから抽出したストロークデータの範囲と、前記セルとを対応付ける、
    請求項5に記載の手書きデータ出力処理装置。
  7. 前記通常セル対応付け手段は、前記通常入力エリアから抽出したストロークデータの範囲の縦と横との比に相当する複数の前記セルと、当該抽出したストロークデータの範囲とを対応付ける、
    請求項6に記載の手書きデータ出力処理装置。
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