JP2012053037A - エア駆動型シャッタ装置、及び、光分析装置 - Google Patents

エア駆動型シャッタ装置、及び、光分析装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電力が不要であり爆発性の高い地点でも危険を伴うことなく使用でき、且つ、簡便な構成で安価とすることができるエア駆動型シャッタ装置を提供すること。
【解決手段】サンプルが供給される測定場と、測定場内のサンプルに測定光を出力する発光部と、サンプルを通過した測定光が入力される受光部と、パージエアを供給するパージエア供給部とを備えた光分析装置に用いられるエア駆動型シャッタ装置であって、発光部及び/又は受光部と測定場との間に設けられるシャッタと、パージエア供給部から供給されるガスの圧力により、シャッタを開放状態としており、パージエア供給部から供給されるガスの圧力が所定値以下となることに応じてシャッタを閉鎖状態にさせるシャッタ開閉機構とを備えるエア駆動型シャッタ装置。
【選択図】図1B

Description

本発明は、エア駆動型シャッタ装置、及び、光分析装置に関する。
従来、光分析装置等において、故障、操作ミス、設計上の不具合等の障害が発生することを予め想定し、障害が発生した際の被害を最小限に止めるための機構(フェイルセーフ機構)が設けられることがある。
このような装置として、従来、フェイルセーフシャッタが存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のフェイルセーフシャッタは、円形の穴と、スライドすることにより、この穴を塞ぐことが可能なゲートを有している。ゲートには、バネが設けられており、穴を塞ぐように付勢されている。また、このゲートには、モータからの動力が伝達されるクラッチが接続されており、電源が供給されている場合には、このゲートが開放状態となる。一方、電源供給に不具合があった場合には、クラッチが外れ、バネの付勢によりゲートが引き寄せられ、穴が閉鎖状態となる。
米国特許第7469717号明細書
特許文献1の従来のフェイルセーフシャッタでは、常にモータに電力を供給する必要があり、電力を供給する制御回路が取り付けられている。そのため、フェイルセーフシャッタとしての構成が複雑となるばかりか、モータや制御回路等が必須となるため、装置として高価なものとなるといった問題があった。また、常に電力を供給しておく必要があるため、省エネルギーの観点からも好ましいものとはいえない。
本発明は前記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、電力が不要であり、かつ、簡便な構成で安価とすることができるエア駆動型シャッタ装置、及び、当該エア駆動型シャッタ装置を備えた光分析装置を提供することにある。
本発明の第1見地に係るエア駆動型シャッタ装置は、サンプルが供給される測定場と、前記測定場内のサンプルに測定光を出力する発光部と、前記サンプルを通過した測定光が入力される受光部と、パージエアを供給するパージエア供給部とを備えた光分析装置に用いられるエア駆動型シャッタ装置である。エア駆動型シャッタ装置は、前記発光部及び前記受光部の少なくとも一方と前記測定場との間に設けられるシャッタと、前記パージエア供給部から供給されるガスの圧力により、前記シャッタを開放状態とし、かつ、前記パージエア供給部から供給されるガスの圧力が所定値以下となることにより、前記シャッタを閉鎖状態にするシャッタ開閉機構とを備える。
前記構成によれば、パージエア供給部から供給されるガスの圧力が、シャッタの動作を制御するための動力となる。よって、シャッタを駆動させる動力又は駆動させる契機となる動力を供給する動力源を別途に設ける必要がなくなる。従って、装置構成を簡便とすることができるとともに、コスト削減を図ることができる。また、シャッタを駆動させる動力又は駆動させる契機となる動力を供給する動力源を別途に設ける必要がないため、設置が容易となる。
また、上記構成によると、パージエア供給部から供給されるガスの圧力が所定量以下となった場合(例えば、パージエアの供給量が著しく少なくなる等の不具合が発生した場合)にシャッタが閉鎖する。よって、パージエアの不足によりサンプルが流れ込み、発光部及び/又は受光部に接触して汚染等が発生することを効果的に防止できる。その結果、光分析装置の高い測定精度の維持を図ることができる。よって、パージエアの不足により光分析装置の発光部及び/又は受光部側に流れ込んだサンプル(例えば、高温ガスや、有毒ガス)が例えば、前記発光部及び/又は前記受光部近辺でメンテナンス等の作業をしている作業者に接触することを抑制することができる。その結果、作業者を効果的に保護することができる。特に、サンプルガスが加圧条件にあるときは、作業者をより適切に保護することができる。
また、パージエア供給部から供給されるガスの圧力によってシャッタを閉鎖するため、電力を要しない。その結果、爆発性の高い地点でも危険を伴うことなく使用することが可能となる。
前記構成において、前記シャッタ開閉機構には、弾性体が設けられていてもよい。前記シャッタは、前記弾性体に力が加えられた状態で係止されることにより、開放状態となってもよい。前記シャッタ開閉機構は、前記パージエア供給部から供給されるガスの圧力が所定値以下となった場合に、前記パージエア供給部から供給されるガスの圧力が前記所定値以下となることに応じて前記弾性体の弾性力により前記係止を解除し、前記弾性体の応力により前記シャッタを閉鎖状態にしてもよい。
長年に渡ってシャッタが一度も閉鎖されることがなかった場合等、シャッタ開閉機構の駆動部分にダストが溜まっていたり、錆が発生しており、シャッタが開放状態のまま他の部材(例えば、筐体)に固着したり、可動部の摺動性が低下することが想定される。しかしながら、前記構成によれば、シャッタは、弾性体(例えば、バネ)により大きな応力を加えた状態で係止される。よって、パージエア供給部から供給されるガスの圧力が所定値以下となった場合に、係止が解除されると、シャッタは、より大きな力で閉鎖される。その結果、前記固着や前記摺動性の低下等により、シャッタを閉鎖することができないといった不具合の発生を抑制することができ、フェイルセーフ機能を効果的に発揮させることができる。
なお、フェイルセーフ用のシャッタ装置は、通常、発生し得ない不具合に備えて設置されるものであり、長年に渡って一度もシャッタが閉鎖されないことは、充分に起こり得ることである。そのため、前記のように、より大きな力でシャッタを閉鎖することを可能とする構成は、極めて優れた効果を奏するものである。
前記構成において、前記シャッタ開閉機構は、前記シャッタが閉鎖状態にあるときに、前記パージエア供給部から供給されるガスの圧力が前記所定値より大きくなった場合でも、前記弾性体の応力により閉鎖状態を維持してもよい。
シャッタが閉鎖された場合、通常、光分析装置においては異常が発生している。そのため、シャッタ開閉機構が、パージエアの流量が一定値より大きくなった場合に、シャッタを開放するように構成されている場合、パージエアの流量が一時的に一定値以下となった後に光分析装置が異常から復帰することで、シャッタが開放されることがある。この場合、シャッタが開放されたときには、根本的には、不具合が解消されていない場合がある。不具合が解消されないまま、シャッタが開放され、光分析装置が稼働し続けることとなると、さらに重大な不具合につながることにもなり得る。
しかしながら、弾性体の応力によってシャッタの閉鎖状態が維持される場合、シャッタは、閉鎖された後、パージエア供給部から供給されるガスの圧力が再び前記所定値より大きくなった場合も、シャッタの閉鎖状態が維持される。そのため、再び開放状態とするためには、例えば、作業員等の手動による操作等が必要である。すなわち、前記構成によれば、作業員等が直接に、パージエアの流量が一定値以下となった原因を確認し、その上で、作業員等の手動によりシャッタを開放状態とすることができる構成としたため、不具合の原因を逐一チェックすることができ、重大な不具合が発生することを効率的に抑制することが可能となる。
前記構成においては、前記シャッタ開閉機構は、前記シャッタが閉鎖状態にあるときに、前記パージエア供給部から供給されるガスの圧力が前記所定値より大きくなった場合、前記シャッタを開放状態にしてもよい。
また、前記構成においては前記シャッタ開閉機構には、前記パージエア供給部から供給されるガスが導入される空間と、弾性体が設けられており、前記シャッタ開閉機構は、前記空間に導入されるガスの圧力と、前記弾性体の弾性力とに応じて、前記シャッタを開閉動作させてもよい。
シャッタが閉鎖されたとき、場合によっては、その原因が特定されている等、作業員等が直接にパージエアの流量が一定値以下となった原因を確認しなくとも、シャッタを開放してもよい場合がある。前記構成によれば、前記空間に導入されるガスの圧力と、前記弾性体の弾性力とのバランスに応じて、シャッタを開閉動作させる。従って、パージエア供給部から供給されるガスの圧力を増加させることにより、作業員等が現地に赴かなくとも、シャッタを開放することができる。
また、前記構成によれば、自動で校正を行うことも可能となる。具体的には、まず、パージエア供給部から供給されるガスの圧力を低下させてシャッタを閉鎖し、サンプルの流入を停止する。そして、サンプルの存在しない状態で校正を行う。校正は、例えば、シャッタの発光部側にミラーを設けておき、発光部からの光をミラーで反射するとともに、この反射光を受光部で受光することにより行うことができる。そして、校正の後、再び、パージエア供給部から供給されるガスの圧力を増加させることにより、シャッタを開放し、サンプルの測定を行うことができる。
また、本発明の第2見地に係る光分析装置は、前記エア駆動型シャッタ装置を備えた光分析装置であって、サンプルが供給される測定場と、前記測定場内のサンプルに測定光を出力する発光部と、前記サンプルを通過した測定光が入力される受光部と、パージエアを供給するパージエア供給部と、前記パージエア供給部から供給されるガスを前記発光部及び/又は前記受光部方向に導出するための第1配管と、前記第1配管から分岐する第2配管とを備える。前記第2配管の他端は、前記エア駆動型シャッタ装置に接続されている。また、前記第2配管内のガスの圧力が前記パージエアの流量と連動する。
前記構成の光分析装置において、前記測定場は、サンプルが流れる配管に少なくとも交差するように設置され、かつ、内部を測定光が通過する筒状のガス分析用プローブ内にあり、前記ガス分析用プローブは、サンプルガスを採取するための開口を有していてもよい。光分析装置は、前記開口を開閉するカバーを備えてもよい。
前記構成によれば、測定場は、筒状のガス分析用プローブ内にあり、ガス分析用プローブは、サンプルガスを採取するための開口を備える。また、ガス分析用プローブは、前記開口を開閉するカバーを備えるため、前記開口を閉鎖した後、内部にスパンガス等を満たすことにより、測定光の校正を行うことが可能となる。従って、ガス分析用プローブを測定用としても校正用としても使用することができ、ガス分析用プローブの構成を簡略化することができる。
前記構成において、前記開口は、ガス分析用プローブにおける前記サンプルガスの流れの下流側側面に設けられていてもよい。
この構成によれば、測定場は、筒状のプローブ内にあり、ガス分析用プローブは、サンプルガスを採取するための開口をサンプルの流れの下流側側面に備えるため、サンプルガス(例えば、燃焼排ガス)は下流側のこの開口に回り込んで流入する。一方、ダストはある程度の質量を有しており、慣性の法則により運動方向に移動し続けるため、ガス分析用プローブの下流側に形成されている開口に回り込み難い。また、下流側にサンプルガスを採取するための開口が形成されており、上流側には、サンプルガスを採取するための開口が形成されていない。そのため、上流側からダストが流入することはない。従って、前記構成によれば、サンプルガスを下流側の開口から流入させることができるとともに、ダストの流入を抑制することができる。その結果、内部を通過する測定光の光量を確保することが可能となる。
なお、前記構成の光分析装置において、前記測定場は、サンプルが流れる配管に少なくとも交差するように設置され、かつ、内部を測定光が通過する筒状のガス分析用プローブ内にあり、前記サンプルガスの流れが回り込んで前記測定場にサンプルガスが採取されてもよい。
この構成によれば、ガス分析用プローブは、サンプルガスが回り込んで測定場にサンプルガスが採取される。一方、ダストはある程度の質量を有しており、慣性の法則により運動方向に移動し続けるため、ガス分析用プローブに回り込み難い。従って、前記構成によれば、ダストの流入を抑制することができる。その結果、内部を通過する測定光の光量を確保することが可能となる。また、ダストの流入を抑制することができるため、内部へのダストの付着量を低減でき、定期的な掃除を極力不要とすることができる。前記構成は、ダストを直接測定場に入らないようにサンプルガスを回り込ませて測定場にサンプルガスを供給するものである。例えば、一旦、サンプルガスをガス分析用プローブの外周面や、ガス分析用プローブを覆うカバー等に接触させてから測定場に供給する。
このような構成としては、例えば、側面にフィルタを有する筒に、ガス分析用プローブを内部に設置した二重管構造としてもよい。また、例えば、ガス分析用プローブのサンプルガスの流れの上流側側面に開口を設けるとともに、その開口を覆うカバーであって、サンプルガスがカバーに回り込んで測定場に入る程度の隙間を有するカバーを備えた構造であってもよい。また、例えば、ガス分析用プローブのサンプルガスの流れの左側及び/又は右側側面に開口を設けた構造であってもよい。
前記構成において、光分析装置は、さらに、光源と、サンプルを通過した前記光源からの光の強度を検出する光検出手段とを備え、前記光源と前記発光部との間、及び、前記受光部と前記光検出手段との間がそれぞれ電線、又は、光ファイバによって接続されていてもよい。
特許文献1のフェイルセーフシャッタを爆発性の高い地点において使用する場合には、供給される電力による火花や加熱による危険が伴うといった問題があった。そのため、火花や加熱が発生しても外部に漏洩しないように防爆型の装置とする必要がある。しかしながら、防爆型の装置とするには、例えば、装置の外側を強固な外装により取り囲む等の構成としなければならず、大掛かりとなってしまうといった問題があった。
前記構成によれば、電力が不要である発光部及び受光部のみを爆発性の高い地点に設置し、電力を必要とする光源や光検出手段等を爆発性の高い地点から遠ざけて設置することができる。発光部及び受光部が設置される箇所では、電力が一切不要であるため、大掛かりな防爆構造を要しない。従って、防爆機能を有する光分析装置を簡便な構成とすることができるとともに、安価とすることができる。また、電力を必要としないため、そもそも、火花や加熱が発生する可能性が極めて低く、防爆性に優れる。
本発明によれば、電力が不要であり、例えば、爆発性の高い地点でも危険を伴うことなく使用でき、且つ、簡便な構成で安価に提供できるエア駆動型シャッタ装置、及び、当該エア駆動型シャッタ装置を備えた光分析装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るエア駆動型シャッタ装置を備える光分析装置の発光部及びその周辺を模式的に示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るエア駆動型シャッタ装置を備える光分析装置の発光部及びその周辺を模式的に示す側面図である。 図1A及び図1Bに示した光分析装置の発光部及びその周辺の斜視図である。 図1に示したエア駆動型シャッタ装置の正面図である。 図1に示したエア駆動型シャッタ装置の右側面断面図である。 図1に示したエア駆動型シャッタ装置の背面図である。 図1に示したエア駆動型シャッタ装置の裏面図である。 図1A及び図1Bに示したエア駆動型シャッタ装置の背面断面図である。 図1A及び図1Bに示したエア駆動型シャッタ装置を備える光分析装置の構成を模式的に示す構成図である。 他の実施形態に係る光分析装置を示す部分模式図である。 他の実施形態に係る光分析装置の発光部及びその周辺を模式的に示す側面図である。 エアー弁の動作を説明するための図である。 エアー弁の動作を説明するための図である。 他の実施形態に係るエア駆動型シャッタ装置を備える光分析装置の発光部及びその周辺を模式的に示す側面図である。 他の実施形態に係る光分析装置の模式図である。 他の実施形態に係るガス分析用プローブの縦断面図である。 他の実施形態に係るガス分析用プローブの縦断面図である。 他の実施形態に係るガス分析用プローブの縦断面図である。 他の実施形態に係るガス分析用プローブの縦断面図である。
1.第1実施形態
1−1.エア駆動型シャッタ装置
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
本実施形態に係るエア駆動型シャッタ装置は、サンプルガスが通過するガスセルと光分析装置(例えば、赤外線ガス分析装置)の発光部及び受光部とが連通する経路上に設けられるものである。ここでは、まず、エア駆動型シャッタ装置の動作の概略について説明することとする。
図1A及び図1Bは、本発明の一実施形態に係るエア駆動型シャッタ装置を備える光分析装置の発光部及びその周辺を模式的に示す側面図であり、図2はその斜視図である。
分析部2(図5参照)を構成する発光側分析部2aは、第1光ファイバ91の端部が固定された発光部50を有している。発光部50には、第1光ファイバ91から出力されるレーザ光が通過する中空の導光管51(導光管51a、導光管51b)の一端が接続されており、導光管51の他端は、ガスセル95(測定場に相当)の側面に設けられた開口に接続されている。なお、ガスセル95の反対側の側面にも、発光側分析部2aに対向するように受光側分析部2b(図5参照)が接続されており、発光側分析部2aからのレーザ光を受光することが可能である。
導光管51における発光部50の近傍には、第1配管52が接続されている。パージエア供給部56から供給されるパージエアPAは、第1配管52を介して発光部50方向に送出される。パージエアPAが発光部50方向に送出されるため、発光部50にダスト等が付着することを防止することができる。よって、発光部50を常に清浄な状態に維持することができる。また、パージエアPAにより、導光管51からガスセル95方向へのガス流が形成されるため、ガスセル95を流れるサンプルガスSが導光管51側に流れ込むことを抑制することができる。従って、発光部50にサンプルガスSが接触して汚染等が発生することを防止することができる。なお、発光部50は、光透過窓を備えていてもよく、備えていなくてもよい。発光部50が光透過窓を備えている場合、パージエアPAにより光透過窓の汚れを防止することができる。
第1配管52の途中には、レギュレータ53が設けられており、パージエアPAの圧力を制御することができる。
導光管51の途中(つまり、導光管51aと導光管51bとの間)には、エア駆動型シャッタ装置30が設けられている。エア駆動型シャッタ装置30は、筐体31と、筐体31に設けられ、導光管51と同程度の径を有する開口34(図3A参照)と、筐体31の内部を上下方向に移動可能であり、開口34を閉鎖状態とすることが可能なシャッタ32と、シリンダ42とを備えている。シリンダ42には、第1配管52から分岐された第2配管54が接続されており、パージエアPAから分岐されたエアCAの圧力が加えられる。エアCAは、シャッタ開閉用と使用することができるエアである。図1Aにおいては、パージエアPAが一定量以上の流量を有しており、これに連動するエアCAの圧力が所定量より大きくなっているため、エアCAの圧力によりシリンダ42内のピストン44(図3B参照)が押し込まれている。そのため、ピストン44によりシャッタ32が開放状態で固定されている。ここで、シャッタ32には、バネ39(図4参照)が設けられており、バネ39は、シャッタ32が開口34を塞ぐ方向に付勢されているが、エアCAの圧力が所定量より大きくなっており、ピストン44による固定が解除されないため、シャッタ32が閉鎖方向(図1A中、上方向)に移動することはできない。
図1Bは、パージエアPAが一定量以下の流量となったときの様子を示している。パージエアPAが一定量以下になると、これに連動してエアCAの圧力は、所定量以下となる。その結果、ピストン44を押し込む力が小さくなり、シャッタ32の固定が解除される。これにより、シャッタ32がバネ39によって引き寄せられ、開口34を閉じた閉鎖状態となる。
このように、エア駆動型シャッタ装置30によれば、パージエアPAから分岐して供給されるエアCAが、シャッタ32の動作を制御するための動力となるため、シャッタ32を駆動させる動力又は駆動させる契機となる動力(例えば、電力)を別途に設ける必要がなくなり、フェイルセーフ機能を有するシャッタ装置としての構成を簡便とすることができるとともに、コスト削減を図ることができる。また、シャッタ32を駆動させる動力又は駆動させる契機となる動力を別途に設ける必要がないため、設置が容易となる。
また、エアCAの圧力がパージエアPAの流量と連動しており、エアCA圧力が、所定量以下となった場合にシャッタ32が開口34を閉鎖するため、パージエアPAの不足によりサンプルSが流れ込み、発光部50に接触して汚染等が発生することを防止することができる。その結果、光分析装置100(図5参照)の高い測定精度の維持を図ることができる。また、エアCAの圧力が、所定量以下となった場合にシャッタ32が閉鎖するため、パージエアPAの不足によりサンプルガス(例えば、高温ガスや、有毒ガス)が光分析装置100の発光部50側に流れ込み、このサンプルガスが、例えば、発光部50近辺でメンテナンス等の作業をしている作業者に接触しないようにすることができ、作業者を保護することができる。
また、エアCAによってシャッタ32を閉鎖するため、電力を要しない。その結果、爆発性の高い地点でも危険を伴うことなく使用することが可能となる。
また、パージエアPAにより形成される導光管51からガスセル95方向へのガス流により、シャッタ32は、ダスト等が付着し難い。その結果、シャッタ32の駆動部分の摺動性を高く維持することができる。
次に、エア駆動型シャッタ装置30の構成について詳細に説明する。
図3Aは、図1に示したエア駆動型シャッタ装置の正面図であり、図3Bは、その右側面断面図であり、図3Cは、その背面図であり、図3Dは、その裏面図である。図4は、図1に示したエア駆動型シャッタ装置の背面断面図である。
エア駆動型シャッタ装置30は、正面視で中央上寄りに開口34を有する板状体31aと板状体31bとがネジ止めされることにより形成された筐体31を有している。板状体31aと板状体31bとの間には、空間33が形成されており、この空間33内には、上下方向に移動可能な板状のシャッタ32が配置されている。
シャッタ32は、図4に示すように、板状体31b側の中央に係合凹部35が形成されるとともに、下側の2隅にバネ固定部36が設けられている。また、シャッタ32には、下側に棒状体37が接続されており、例えば、手動によりシャッタ32を上下方向に移動させることができる。
また、板状体31aの空間33側における上側の2隅にもバネ固定部38が設けられており、シャッタ32のバネ固定部36と、板状体31aのバネ固定部38とがバネ39により接続されている。なお、シャッタ32は、外力が加えられていない場合には、バネ39の応力により、開口34を覆う位置に配置される。
図3Bに示すように、板状体31bには、開口34よりも下側に、中央部分に開口40を有する凹部41が形成されるとともに、凹部41を覆うようにシリンダ42が設けられており、凹部41とシリンダ42により形成された空間には、開口40に嵌合し、かつ、開口40の深さよりも長い凸部43を有するピストン44が配置されている。
シリンダ42には、中央に貫通孔45が設けられており、第2配管54(図1A参照)が接続される。従って、第2配管54からのエアCAの圧力に応じて、ピストン44は、板状体31a側へと押し込まれることとなる。エアCAの圧力を所定量より大きい状態に保った状態で、例えば、棒状体37を引っ張ってバネ39に応力を加え、シャッタ32の係合凹部35が、ピストン44の凸部43に位置するように配置すると、エアCAの圧力により、シャッタ32の係合凹部35が、ピストン44の凸部43に係止された状態でシャッタ32が固定される。
前記の状態において、エアCAの圧力が所定量以下になると、ピストン44に設けられたバネ46の応力によりピストン44が押し戻されて凸部43が係合凹部35から脱落し、凸部43の係合凹部35への係止が解除される。その結果、シャッタ32が開口34を閉鎖することとなる。
このように、エア駆動型シャッタ装置30では、エアCAの圧力をシャッタ32の動力そのものとして使用するのではなく、シャッタ32を閉鎖させる契機となる動力として使用するため、高圧力を要しない。一方で、バネ39としてばね定数の大きいものを使用し、バネ39に大きな応力を加えた状態で係止しておけば、エアCAの圧力が所定量以下となり、係止が解除されると、より大きな力でシャッタ32を閉鎖することができる。その結果、シャッタ32の筐体31への固着や、ダスト等による摺動性の低下等により、シャッタ32を閉鎖することができないといった不具合を防止することができ、フェイルセーフとしての機能を効果的に発揮させることができる。
また、シャッタ32は、閉鎖された後、エアCAの圧力が再び所定量より大きくなった場合であっても、バネ39の応力により閉鎖状態が維持される。そのため、再び開放状態とするためには、例えば、作業員等が直接に手動により操作する必要がある。すなわち、本実施形態に係るエア駆動型シャッタ装置30によれば、作業員等が直接に、パージエアの流量が低くなった原因を確認し、その上で、作業員等の手動により棒状体37を操作してシャッタ32を開放状態とする構成としたため、不具合の原因を逐一チェックすることができ、重大な不具合が発生することを効率的に防止することが可能となる。
上述した実施形態では、バネ39(弾性を有していない素材を、弾性を有するように形成又は加工した部材)を用いる場合について説明したが、本発明の弾性体は、これに限定されず、気体又は液体が内蔵されたシリンダのように、機構的に弾性を有するものであってもよく、ゴムのように素材そのものが弾性を有するものであってもよい。なお、構成の簡略化、及び、信頼性の観点から、バネを用いることが好ましい。
第2配管又はシリンダにエア抜き用の孔が形成されていてもよい。この場合、パージエアの流量が一定量より大きい状態では、シャッタ開閉用エアの圧力は、所定量より大きく維持されるが、パージエアの流量が一定量以下となると、シリンダ内の圧力が即座に低下し、係止が直ちに解除されることとなる。その結果、パージエアの流量が一定以下となると、いち早くシャッタを閉鎖状態とすることができる。
上述した実施形態では、バネ39を用い、その応力によりシャッタ32を閉鎖する場合について説明したが、本発明においては、自重によりシャッタを閉鎖することとしてもよい。このような例としては、例えば、図1に示したエア駆動型シャッタ装置30のバネ39を取り外すとともに、上下を反対にして設置する例が挙げられる。また、例えば、シャッタ開閉用エアの圧力により、直接にシャッタを押し上げて開放状態としておき、シャッタ開閉用エアの圧力が所定量以下となった場合に、自重によりシャッタが下降して閉鎖状態となる構成としてもよい。
1−2.光分析装置
次に、エア駆動型シャッタ装置30を光分析装置に適用した場合について説明する。
図5は、図1に示したエア駆動型シャッタ装置を備える光分析装置の構成を模式的に示す構成図である。本実施形態に係る光分析装置100は、測定装置10、分析部2、及び、測定装置10と分析部2とを光学的に接続する光ファイバ91(光ファイバ91a、光ファイバ91b)を備える。
測定装置10は、測定光を出力する光源11(例えば、レーザやLED)、光検出手段12(例えば、フォトダイオード)、及び、制御装置13を有する一般的な測定装置である。制御装置13は、光源11や光検出手段12の動作制御を行うとともに、光検出手段12が受信する信号に基づいて、分析対象物の濃度を算出する。制御装置13としては、例えば、アナログ回路や、CPUなどのデジタル回路を利用して構成することができる。
測定装置10は、光を用いて分析対象物を測定するものであれば、特に限定されないが、例えば、吸光分光法(TDLAS法)を利用するものを挙げることができる。TDLAS法を利用する場合、測定装置10は、測定吸収波長を選択することにより、赤外から近赤外域に吸収スペクトルを有するO、CO、CO、HO、NH、HCl等のガス濃度測定を行うことができる。また、測定装置10は、光源に量子カスケードレーザ(QCL)を用いれば、中赤外域に吸収スペクトルを有するSO、NO、NO等のガス濃度測定を行うことができる。また、可視項領域の光を照射し、その透過量を測定することでダスト量の測定を行うこともできる。
測定装置10には、光ファイバ91aと光ファイバ91bが接続されており、測定装置10から出力される光は、光ファイバ91aを介して、発光側分析部2aに導かれ、受光側分析部2bに入力される光は、光ファイバ91bを介して、測定装置10に入力される。
分析部2は、発光側分析部2aと受光側分析部2bとを有しており、発光側分析部2aがガスセル95の一側面に設けられるとともに、受光側分析部2bが他側面に設けられている。発光側分析部2aは、光ファイバ91aに接続されており、測定装置10の光源11からの光をガスセル95内に導入することができる。発光側分析部2aからガスセル95内に導入される光は、サンプルガスS中の分析対象物(例えば、O、CO、CO、HO、NH、HCl)によって減衰された後、受光側分析部2bに出力されるように構成されている。ガスセル95は、本発明の測定セルに相当する。
発光側分析部2aについては、すでに図1及び図2を用いて説明済みであるので、ここでの詳細な説明は省略するが、発光側分析部2aは、発光部50とエア駆動型シャッタ装置30とを備えており、発光部50方向に送出されるパージエアPAの流量が一定以下となった場合には、発光部50とサンプルガスSとの接触を遮断するためのシャッタ32が閉鎖状態となる。受光側分析部2bは、発光部50の代わりに受光部51(図示せず)を有する以外は、発光側分析部2aと同様の構成を有している。
また、図示していないが、パージエアPAは、第2配管54とは別の第2配管55にも分岐されるとともに、受光側分析部2bが備えるエア駆動型シャッタ装置30にも供給されており、パージエアの流量が一定量以下となると、発光側分析部2aが備えるエア駆動型シャッタ装置30が閉鎖状態となるとともに、受光側分析部2bが備えるエア駆動型シャッタ装置30が閉鎖状態となる。なお、本実施形態では、発光側分析部2aと受光側分析部2bとの両方にエア駆動型シャッタ装置30が設けられている場合について説明するが、本発明においては、いずれか片方であってもよい。ただし、発光側分析部と受光側分析部との両方にエア駆動型シャッタ装置の両方に設けられていることが好ましい。
光分析装置100によれば、光源と発光部50との間、及び、受光部と光検出手段との間がそれぞれ光ファイバ91によって接続されており、光路が全て光ファイバで構成されているため、配置のフレキシビリティ性が向上し、分析部2を自在な箇所に設置することができる。従って、例えば、光ファイバ91の長さを1000m程度とする等して、分析部2を測定装置10から遠ざけ、爆発性の高い危険な分析対象物を測定することができる。また、分析部2をチャンバ内に設置するとともに、測定装置10をチャンバ外に設置してin-situ測定することが極めて容易となる。
上述した実施形態では、分析部2が発光側分析部2aと受光側分析部2bとを有する場合について説明したが、本発明においてはこれに限定されず、例えば、受光側分析部2bに換えて反射鏡MRを設け、光源から射出された光を反射鏡MRにより光ファイバ91(発光側分析部2a)に反射することとしてもよい。この場合、反射鏡MRとガスセルとの間にエア駆動型シャッタ装置を設けることが好ましい。
2.第2実施形態
図6は、他の実施形態に係る光分析装置を示す部分模式図である。
受光側分析部2bに換えて反射鏡MRを設ける場合、測定装置10と発光側分析部2aとをファイバ91cにて接続すればよい。これにより、発光側分析部2aから射出され、ガスセル95を通過して戻ってくる光を、再びファイバ91cに導き、光検出手段12で戻り光の光強度を検出する。
本実施形態の光分析装置は、図1〜図6を用いて説明した光分析装置100に対して、さらに、パージエアPAの圧力が所定値以下となった場合にパージエア供給部56からの流路を外気に切り換えるエアー弁が、第1配管52と第2配管54との分岐よりも前に設けられていてもよい。このような構成は、サンプルガスの圧力が大気圧よりも小さく、かつ、大気圧が正常時のパージエアの圧力よりも高い場合に、特に有効に機能する。以下この例について説明する。
図7Aは、他の実施形態に係る光分析装置の発光部及びその周辺を模式的に示す側面図である。図7Aに示すように、光分析装置130には、第1配管52と第2配管54との分岐よりも前にエアー弁131が設けられている。エアー弁131は、パージエアPAの圧力が所定値以下となった場合にパージエア供給部56からの流路を外気Fに切り換える。このようなエアー弁131としては、従来公知のものを採用することができる。なお、光分析装置130の他の構成については、図1〜図6を用いて説明した光分析装置100と同様であるからここでの説明は省略する。
以下では、サンプルガスSの圧力が大気圧よりも小さく、かつ、大気圧が正常時のパージエアPAの圧力よりも高い場合について説明する。パージエアPAの圧力が正常の場合、すなわち、パージエアPAの圧力が所定値より大きい場合、エアー弁131の流路は、パージエア供給部56からのパージエアPAが通過する状態となっている(図7B参照)。
ここで、パージエアPAの圧力が所定値以下となると、エアー弁131の流路は、パージエア供給部56からの流路を遮断し、外気Fが通過する状態となる(図7C参照)。サンプルガスSの圧力は、大気圧(外気F)よりも小さいため、外気Fがパージエア供給部56からのパージエアPAに代わって、第1配管52及び第2配管54に流入する。第1配管52から流入した外気Fは、導光管51を介してガスセル95方向へ流れるため、発光部50にダスト等が付着することを防止することができ、発光部50を常に清浄な状態に維持することができる。また、第2配管54から流入した外気Fの圧力は、正常時のパージエアPAの圧力よりも高いため、シャッタ32は閉鎖されない。
次に、エアー弁131の流路が、外気Fが通過する状態(図7C参照)のときに、サンプルガスSの圧力が上昇した場合(具体的には、(外気Fの圧力)−(サンプルガスSの圧力)が所定値以下となった場合)について説明する。これは、例えば、突発的にサンプルガスSの圧力が上昇した場合等を想定したものである。この場合、シリンダ42内の圧力は所定値以下となる。その結果、シャッタ32は閉鎖される。
このように、光分析装置130によれば、エアー弁131が設けられているため、パージエア供給部56からのパージエアPAの供給が何らかの原因で停止又は減少した場合であっても、シャッタ32が閉鎖されない。その結果、測定を継続して行うことができる。そして、さらに、突発的にサンプルガスSの圧力が上昇した等の場合にのみ、シャッタ32を閉鎖して、発光部50にサンプルガスSが接触して汚染等が発生することを防止することができる。なお、図7を用いて説明した例において、光分析装置には、エア駆動型シャッタ装置30が備えられている場合について説明した。しかし、この例においては、エア駆動型シャッタ装置を備えておらず、パージエアの圧力が所定値以下となると、エアー弁の流路が図7Cの状態となるだけでも効果は充分発揮される。
3.第3実施形態
エア駆動型シャッタ装置は、以下のような構成であってもよい。
図8は、他の実施形態に係るエア駆動型シャッタ装置を備える光分析装置の発光部及びその周辺を模式的に示す側面図である。なお、説明のために、エア駆動型シャッタ装置については、部分的に断面図としている。
図8に示すエア駆動型シャッタ装置120は、筐体31と、筐体31に設けられ、導光管51aと同程度の径を有する開口34と、筐体31の内部を上下方向に移動可能であり、開口34を閉鎖状態とすることが可能なシャッタ32と、シャッタ32の下側に設けられた棒状体37と、棒状体37の他端に設けられ、筐体31内を摺動可能な可動部121と、可動121の他端と筐体31内の下端との間に設けられたバネ122とを備える。シャッタ開閉機構132は、シャッタ32を開いた状態にしたり、閉じた状態にしたり開閉状態を保つための機構であり、弾性体としてのバネ122や後述する空間125が含まれる。
また、筐体31の側面には貫通孔123が設けられており、貫通孔123は、第1配管52から分岐された第2配管54が接続されている。貫通孔123は、筐体31内中央付近に設けられた上壁124と可動部121とで囲まれた空間125につながっており、第2配管54からのエアCAにより空間125が加圧される。そして、エアCAの圧力が所定値より大きくなると、可動部121が下側へと移動し、シャッタ32は開放状態となる。一方、筐体31の空間125に通じる配管129上には、ニードルバルブ126が設けられており、ニードルバルブ126を介して、空間125から一定の流量でエアCAが外部へと放出されている。通常測定時においては、ニードルバルブ126からエアCAが外部へと放出されているものの、貫通孔123から充分にエアCAが供給されているため、空間125は充分に加圧された状態となる。一方、パージエア供給部56から供給されるガスの量が減少、又は、停止し、空間125内のエアCAの圧力が所定値以下となった場合、可動部121はバネ122の弾性により可動部121は上側へと移動し、シャッタ32は閉鎖状態となる。なお、上壁124には、棒状体37との当接部分にシール材128が設けられており、空間125の気密性が確保されている。
また、シャッタ32には、受発光部50c側にミラー127が設けられており、シャッタ32が閉鎖状態になると、受発光部50cから出力される測定光Lを受発光部50a側に反射する。一方、シャッタ32が閉鎖状態となったとき、図示しない配管よりスパンガス等を導出管51a内に満たす。これにより、測定光Lの校正を行うことが可能となる。このように、エア駆動型シャッタ装置120によれば、まず、パージエア供給部56から供給されるガスの圧力(エアCAの圧力)を所定値以下にしてシャッタ32を閉鎖し、導光管51a内へのサンプルの流入を停止する。そして、導光管51a内にサンプルの存在しない状態で測定光Lの校正を行うことができる。そして、校正の後、再び、パージエア供給部56から供給されるガスの圧力を所定値より大きくすることにより、シャッタ32を開放状態にし、サンプルの測定を行うことができる。従って、エア駆動型シャッタ装置120によれば、現地に作業員等が赴くことなく、自動で校正を行うことが可能となる。
上述した実施形態では、測定場がガスセル95である場合について説明したが、本発明において、測定場は、サンプルが流れる配管にサンプルの流れに直交するように設置され、かつ、内部を測定光が通過する筒状のガス分析用プローブ内にあることとしてもよい。以下、光分析装置が上記ガス分析用プローブを搭載した場合について説明する。
4.第4実施形態
図9は、他の実施形態に係る光分析装置の模式図である。
本実施形態に係る光分析装置140は、測定装置10と分析部2cとを備える。測定装置10についてはすでに説明済みであるからここでの説明は省略する。
分析部2cは、ガス分析用プローブ60と、光源11から出力されるレーザ光Lをガス分析用プローブ60に導く中空の導光管51(51a、51b)と、導光管51の途中に設けられたエア駆動型シャッタ装置30とを備える。ガス分析用プローブ60は、筒状体61と筒状体61の端部に設けられたフランジ62とから構成されており、筒状部材61と導光管51bとは、フランジ62を介して接続されている。なお、エア駆動型シャッタ装置30についてはすでに説明済みであるからここでの説明は省略する。
筒状体61は、サンプルガスSが流れる配管96に、サンプルガスSの流れに直交するように設置されている。また、筒状体61には、サンプルガスSの流れの下流側側面のみに筒状部材61内の測定場69の全長にわたる方向に開口65が形成されており、この開口65からサンプルガスSをサンプリングすることができる。なお、本実施形態においては、筒状体61は、サンプルガスSが流れる配管96に、サンプルガスSの流れに直交するように設置されている場合について説明するが、本発明において、筒状体は、この例に限定されず、サンプルガスが流れる配管に、サンプルガスの流れに少なくとも交差するように設置されていればよく、例えば、筒状体の先端(フランジとは反対側)がフランジよりも下流側に傾斜するように設置されていてもよい。
筒状体61には、サンプルガスの流れの下流側側面にサンプルガスを採取するための開口65が形成されており、上流側にはサンプルガスを採取するための開口が形成されていない。従って、サンプルガスSに混入しているダストが筒状体61の上流側から内部に侵入することはない。また、筒状体61には、下流側側面のみに測定場69の全長にわたる開口65が形成されているため、サンプルガスSは下流側の開口65に回り込んで、筒状体61内に流入する。一方、サンプルガスSに混入しているダストはある程度の質量を有しており、慣性の法則により運動方向(下流方向)に移動し続ける。そのため、下流側に形成されている開口65に回り込み難い。なお、下流側側面とは、筒状体61を横から見て周方向に分割したとき、最下流側から前後60度未満の位置をいい、45度未満が好ましい。
筒状体61の他端側には、ミラー63が設けられており、光源11から出力されるレーザ光を光検出手段12側に反射する。これにより、光検出手段12では、戻り光の光強度が検出され、その減衰量によりサンプルガスS中の測定対象物を測定することができる。
ガス分析用プローブには、開口65を開閉するカバーが取り付けられていてもよい。以下、この例について図10及び図11を用いて説明する。
図10A及び図10Bは、他の実施形態に係るガス分析用プローブの縦断面図である。図10A及び図10Bに示すガス分析用プローブ74は、図9に示したガス分析用プローブ60の筒状体61に内接するように、1の面全体にわたって開口75を有する筒状体76が設けられた構成を有している。筒状体76は、上述のカバーに相当するものである。ガス分析用プローブ74を有する光分析装置では、図10Aに示すように、筒状体76の開口75と筒状体61の開口65とが連通する位置関係となっている場合には、上述した光分析装置140と同様にしてサンプルガスSの分析を行うことができる。
ここで、図10Aの状態から筒状体76を回転させると、図10Bに示すように、筒状体76の開口75と筒状体61の開口65とが連通しない位置関係とすることができる。この状態の場合、サンプルガスSは、筒状体61内に流入することができない。従って、この状態で筒状体61内にスパンガス等を満たすことにより、測定光の校正を行うことが可能となる。このように、ガス分析用プローブ74によれば、筒状体61を測定用としても校正用としても使用することができ、ガス分析用プローブの構成を簡略化することができる。また、筒状体76を回転させることにより、筒状体76の開口75のエッジで筒状体61の内壁に付着したダストを取り除くこともできる。なお、筒状体76の回転は、手動で行っても電動等により行ってもよい。
図11A及び図11Bは、他の実施形態に係るガス分析用プローブの横断面図である。図11A及び図11Bに示すガス分析用プローブ78では、筒状体61には、幅が略同一となるようにリブ79と開口80とが形成されている。また、筒状体61には、筒状体61に内接し、開口80と略同一の幅を有する複数の開口81が筒状体61のリブ79及び開口80側に形成された筒状体82が設けられている。筒状体82は、上述のカバーに相当するものである。ガス分析用プローブ78を有する光分析装置では、図11Aに示すように、筒状体82の開口81と筒状体61の開口80とが連通する位置関係となっている場合には、上述した光分析装置140と同様にしてサンプルガスSの分析を行うことができる。
ここで、図11Aの状態から筒状体82を長さ方向(図11中、左右方向)にスライドさせると、図11Bに示すように、筒状体82の開口81と筒状体61の開口80とが連通しない位置関係とすることができる。この状態の場合、サンプルガスSは、筒状体61内に流入することができない。従って、この状態で筒状体61内にスパンガス等を満たすことにより、測定光の校正を行うことが可能となる。このように、ガス分析用プローブ78によれば、筒状体61を測定用としても校正用としても使用することができ、ガス分析用プローブの構成を簡略化することができる。また、筒状体82を長さ方向にスライドさせることにより、筒状体78の開口81のエッジで筒状体61の内壁に付着したダストを取り除くこともできる。なお、筒状体78のスライドは、手動で行っても電動等により行ってもよい。
上述した実施形態では、サンプルが気体(サンプルガスS)である場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、液体であってもよい。
上述した実施形態では、ガス濃度を分析する場合について説明したが、本発明における光分析装置は、TDLAS法を利用した温度計であってもよい。また、光分析装置100のような構成であれば、ダストによる測定光の透過率減衰を測定してダスト濃度を測定するダスト計であってもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各手段等の具体的構成は、適宜設計変更可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
2 分析部
2a 発光側分析部
2b 受光側分析部
10 測定装置
11 光源
12 光検出手段
13 制御装置
30、120 エア駆動型シャッタ装置
32 シャッタ
39 バネ
42 シリンダ
44 ピストン
50 発光部
52 第1配管
54 第2配管
60 プローブ
91(91a、91b、91c) 光ファイバ
95 ガスセル
96 配管
100、140 光分析装置
S サンプルガス
PA パージエア
CA シャッタ開閉用エア

Claims (6)

  1. サンプルが供給される測定場と、前記測定場内のサンプルに測定光を出力する発光部と、前記サンプルを通過した測定光が入力される受光部と、パージエアを供給するパージエア供給部とを備えた光分析装置に用いられるエア駆動型シャッタ装置であって、
    前記発光部及び前記受光部の少なくとも一方と前記測定場との間に設けられるシャッタと、
    前記パージエア供給部から供給されるガスの圧力により、前記シャッタを開放状態とし、前記パージエア供給部から供給されるガスの圧力が前記所定値以下となることにより、前記シャッタを閉鎖状態にするシャッタ開閉機構と
    を備えるエア駆動型シャッタ装置。
  2. 請求項1に記載のエア駆動型シャッタ装置であって、
    前記シャッタ開閉機構には、弾性体が設けられており、
    前記シャッタは、前記弾性体に力が加えられた状態で係止されることにより、開放状態となっており、
    前記シャッタ開閉機構は、前記パージエア供給部から供給されるガスの圧力が前記所定値以下となった場合に、前記弾性体の弾性力により前記係止を解除し、前記シャッタを閉鎖状態にするエア駆動型シャッタ装置。
  3. 請求項1に記載のエア駆動型シャッタ装置であって、
    前記シャッタ開閉機構には、前記パージエア供給部から供給されるガスが導入される空間と、弾性体とが設けられており、
    前記シャッタ開閉機構は、前記空間に導入されるガスの圧力と、前記弾性体の弾性力とに応じて、前記シャッタを開閉動作させる、エア駆動型シャッタ装置。
  4. 請求項1に記載のエア駆動型シャッタ装置であって、
    前記シャッタ開閉機構は、
    前記シャッタを、閉鎖方向に付勢するように配置された弾性体と、
    前記パージエア供給部から供給されるガスの圧力によって前記シャッタを開放状態で固定し、かつ、前記ガスの圧力が所定量以下になると、前記シャッタの固定を解除するように配置されたシリンダと、
    を備える、エア駆動型シャッタ装置。
  5. サンプルが供給される測定場と、
    前記測定場内のサンプルに測定光を出力する発光部と、
    前記サンプルを通過した測定光が入力される受光部と、
    パージエアを供給するパージエア供給部と、前記パージエア供給部から供給されるガスを前記発光部及び前記受光部の一方の方向に導出するための第1配管と、
    前記第1配管から分岐し、内部のガスの圧力が前記パージエアの流量と連動するように構成されている第2配管と、
    前記第2配管に接続された、請求項1〜4のいずれか1に記載のエア駆動型シャッタ装置と、を備える、光分析装置。
  6. サンプルが流れる配管にサンプルの流れに少なくとも交差するように設置され、かつ、内部を測定光が通過する筒状のガス分析用プローブをさらに備え、
    前記測定場は、前記プローブ内に設けられ、
    前記プローブは、サンプルを採取するための開口を有し、前記開口を開閉するカバーをさらに備える、請求項5に記載の光分析装置。
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