JP2012048497A - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012048497A
JP2012048497A JP2010189940A JP2010189940A JP2012048497A JP 2012048497 A JP2012048497 A JP 2012048497A JP 2010189940 A JP2010189940 A JP 2010189940A JP 2010189940 A JP2010189940 A JP 2010189940A JP 2012048497 A JP2012048497 A JP 2012048497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
character
tactile sensation
finger
touch panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010189940A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5656511B2 (ja
Inventor
Kosuke Kido
浩介 木戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2010189940A priority Critical patent/JP5656511B2/ja
Priority to US13/818,958 priority patent/US9110529B2/en
Priority to PCT/JP2011/004491 priority patent/WO2012026076A1/ja
Publication of JP2012048497A publication Critical patent/JP2012048497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5656511B2 publication Critical patent/JP5656511B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/016Input arrangements with force or tactile feedback as computer generated output to the user
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • G06F3/04842Selection of displayed objects or displayed text elements
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
    • G06F3/04883Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures for inputting data by handwriting, e.g. gesture or text
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2203/00Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
    • G06F2203/01Indexing scheme relating to G06F3/01
    • G06F2203/014Force feedback applied to GUI

Abstract

【課題】タッチパネル付きディスプレイに表示されている文字列を指でなぞることにより範囲選択を行う際に、指で文字が隠れていても、選択している文字列の終端を確認することができ、容易に文字列の範囲を選択できる表示装置を提供する。
【解決手段】表示部1に表示されている文字列を、表示部1上に設置されているタッチパネル部2を指でタッチし、文字列上でなぞり操作を行うことで、文字列の範囲選択を行う。選択操作を行う指が、表示されている文字上にあると判断された場合、指の接触位置にある文字の文字種情報を判断する。次に、選択操作を行っている指の位置が、表示されている文字列上のある文字から次の文字に移った際に、各文字に付加されている情報に基づき指に触感を呈示する。文字列の範囲選択の終点は、指のリリースが検出される直前に触感が呈示された文字に設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルを搭載した表示装置に関する。
近年、直感的な入力デバイスとしてタッチパネルを搭載した表示装置が広く用いられている。以前は、タッチパネルは、単一画面で複数種類の操作画面を操ることができるため、券売機やATMへの利用が多かったが、携帯端末への搭載や、Windows(登録商標)7などのタッチパネルインターフェースの登場などにより、急速に市場規模も大きくなっている。
また、ディスプレイ上に表示されている文字をコピー/ペースト等で範囲選択操作を行うという行為は、日常的に行われており、タッチパネルでも常用的に用いられている。
しかしながら、タッチパネルは、パネルの操作面内に凹凸がなく、機械的なボタンやスイッチも備えていないものが一般的であり、ユーザが操作を行った際にフィードバックがないため、操作感に乏しく誤操作が多くなってしまうという問題がある。
そこで、直感的な入力操作が可能であり、操作を行った際の触感を返す入力デバイスとして、例えば、特許文献1では、利用者に出力する情報に含まれる言語情報とその付加属性情報を、視覚だけでなく聴覚、触覚といった異なる知覚器に対して並行して出力することで、効率よく情報を伝達することを目的として、文字列に対して音声で文字列を読み上げることに加えて、文字列に付加された属性に基づいて特定の触覚パターンを触覚ピンによりユーザに提供する音声出力装置を提案している。
また、特許文献1では、触覚ピンによる触覚パターンの提供を応用し、複数の入力欄に入力を行う際に特定の入力欄に対して触覚パターンを提供する方法、ファイルに付加された情報に基づいて触覚パターンを提供する方法なども提案している。
また、特許文献2では、タッチパネルの操作性の向上のために、操作時のキータッチを体感させることを目的として、タッチパネルに対して振動機構を有するペン型入力装置を用意し、ペン型入力装置により押下されたタッチパネル上の位置が文字、図形の表示領域内であるときに、各表示領域に対して設定された振動時間、振動の大きさ、振動パターンをペン型入力装置により提供する方法を提案している。
特開2005−77674号公報 特開2002−259044号公報
ところで、タッチパネル付きディスプレイは、ディスプレイに表示されている文字列を指でなぞることにより範囲選択を行う際に、指で文字列が隠れてしまうことで選択する文字列の終端が確認できず、意図していないところで選択を終了してしまい、なかなか目的とする文字列を選択できないという課題がある。
この課題は、従来技術である特許文献1、特許文献2の装置では解決することはできない。なぜなら、特許文献1の装置では、文字認識のために各文字に付加された情報に基づいて触感を呈示する方法を提案しているが、文字を選択する過程については全く検討しておらず、文字があるだけで振動するだけでは意図したところで文字列の範囲選択を終了するということは困難である。
特許文献2の装置では、指で操作することを想定しておらず、またタッチパネルの操作としても特定領域を押下した場合の動作のみで、なぞり操作を行うことで範囲を選択するということは想定されていない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、タッチパネル付きディスプレイに表示されている文字列を指でなぞることにより範囲選択を行う際に、指で文字が隠れていても、選択している文字列の終端を確認することができ、容易に目的とする文字列の範囲を選択することができる表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、文字列を含む情報を表示する表示部と、前記表示部の前面に配設され、前記表示部に表示された文字列に対する押下体の接触操作を受け付けるタッチパネル部と、前記タッチパネル部に接触する押下体に対して触感を呈示する触感呈示部と、前記表示部、前記タッチパネル部、および前記触感呈示部の制御を行う制御部とを有する表示装置であって、前記制御部は、前記タッチパネル部において、受け付けた前記接触操作の接触位置が前記表示部に表示された文字列上であると判断された場合に、前記接触位置にある文字の文字種を判断する文字判断部と、前記タッチパネル部における前記接触操作に基づいて、始点と終点を決定することにより範囲指定を行う範囲指定部と、を有し、前記範囲指定部により範囲指定を行う際に、前記文字判断部から得られる判断結果に基づいて、前記触感呈示部を制御することを特徴とする。
前記文字判断部が判断する文字種は、全角漢字、半角漢字、全角ひらがな、半角ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナ、全角英字、半角英字、全角数字、半角数字、全角記号、半角記号、絵文字、句読点、および文字フォント(字体、斜体、太字、文字サイズ、文字色、文字背景色、文字飾り、下線)のうちのいずれかであり、前記文字種毎に異なる触感パターンを記憶する記憶部を有し、前記制御部は、前記文字判断部が判断する文字種に対応する前記記憶部に記憶された触感パターンに基づいて前記触感呈示部に触感を呈示するように指示することが好ましい。
前記制御部は、前記文字判断部が一文字検出する毎に前記触感呈示部に対して触感の呈示を指示することが好ましい。
あるいは、前記制御部は、前記文字判断部が判断した文字種が変わる毎に前記触感呈示部に対して触感の呈示を指示することが好ましい。
また、本発明は、文字列を含む情報を表示する表示部と、前記表示部の前面に配設され、前記表示部に表示された文字列に対する押下体の接触操作を受け付けるタッチパネル部と、前記タッチパネル部に接触する押下体に対して触感を呈示する触感呈示部と、前記表示部、前記タッチパネル部、および前記触感呈示部の制御を行う制御部とを有する表示装置であって、前記制御部は、前記文字列の構造解析を行い、前記タッチパネル部において、受け付けた前記接触操作の接触位置にある前記表示部に表示された単語や語句、文節、あるいは文字種により文字列を区分けする文章解析部と、前記タッチパネル部における接触操作に基づいて、始点と終点を決定することにより範囲指定を行う範囲指定部と、を有し、前記範囲指定部により範囲指定を行う際に、前記文章解析部から得られる区分けに基づいて、前記触感呈示部を制御することを特徴とする。
前記制御部は、前記タッチパネル部の接触位置が前記文章解析部により区分けした区間の変わる毎に、前記触感呈示部に対して触感の呈示を指示することが好ましい。
あるいは、前記制御部は、前記タッチパネル部の接触位置が前記文章解析部により区分けした区間の最終文字上にくる毎に、前記触感呈示部に対して触感の呈示を指示することが好ましい。
異なる触感パターンを記憶する記憶部を有し、前記制御部は、前記タッチパネル部の接触位置が前記文章解析部により区分けした区間の変わる毎に、または前記文章解析部により区分けした区間の最終文字上にくる毎に、前記記憶部に記憶された触感パターンに基づいて隣接区間で少なくとも異なる触感パターンとなるように前記触感呈示部に対して指示することが好ましい。
本発明は、タッチパネル付きディスプレイに表示されている文字列を指でなぞることにより範囲選択を行う際に、タッチパネルを押下する指に対して触感を呈示するので、指で文字が隠れていても、選択している文字列の終端を確認することができ、容易に目的とする文字列の範囲を選択することができる。
本発明の第1の実施形態に係る表示装置の内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。 文字種別触感テーブルの一例を示す図である。 表示部に表示されている文字列を指でなぞることにより範囲選択を行っているときの状態を示す図である。 範囲選択の実施例1の動作を説明する図である。 範囲選択の実施例2の動作を説明する図である。 実施例1および実施例2の動作を説明するフローチャートである。 範囲選択の実施例3の動作を説明する図である。 範囲選択の実施例4の動作を説明する図である。 実施例3および実施例4の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る表示装置の内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。 範囲選択の実施例5の動作を説明する図である。 実施例5の動作を説明するフローチャートである。 範囲選択の実施例6の動作を説明する図である。 範囲選択の実施例7の動作を説明する図である。 実施例6および実施例7の動作を説明するフローチャートである。 範囲選択の実施例8の動作を説明する図である。 範囲選択の実施例9の動作を説明する図である。 実施例8および実施例9の動作を説明するフローチャートである。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係る表示装置の内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。表示装置は、例えば、タッチパネルを備えていて文字を入力することのできる携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC(Personal Computer)等である。図1に示すように、表示装置は、表示部1と、タッチパネル部2と、触感呈示部3と、制御部4と、記憶部5を備えている。
表示部1は、文字列を含む情報を表示する。例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどを指す。タッチパネル部2は、表示部1の前面に配設され、ユーザからの操作を受け付ける。例えば、抵抗膜方式、静電容量方式、光学式等の公知の方式のものを指す。触感呈示部3は、タッチパネル部2を接触する押下体に対して触感を呈示するもので、タッチパネル部2に貼り付ける等でタッチパネル部を振動させるように設置すればよい。例えば、タッチパネル部2を振動させるものであればよく、圧電素子等の振動素子などを指す。なお、本発明では、指やスタイラス等のタッチパネル部2に接触するものを「押下体」とし、タッチパネル部2に押下体を検知することを「接触」とし、押下体がタッチパネル部2に接触されたり、押圧されたりすることで押下体の接触位置信号を発生することを「接触操作の接触位置の入力を受け付ける」とする。
制御部4は、表示部1、タッチパネル部2および触感呈示部3の制御を行う。また、制御部4は、文字判断部6と範囲指定部7を備えている。
文字判断部6は、タッチパネル部2において受け付けたユーザ操作の押下位置が表示部1に表示された文字上であるか否かを判断するとともに、当該文字の文字種を判断する。文字判断部6が判断する文字種は、全角漢字、半角漢字、全角ひらがな、半角ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナ、全角英字、半角英字、全角数字、半角数字、全角記号、半角記号、絵文字、句読点、および文字フォント(字体、斜体、太字、文字サイズ、文字色、文字背景色、文字飾り、下線)のうちのいずれかである。
範囲指定部7は、タッチパネル部2におけるユーザ操作に基づいて、始点と終点を決定することにより範囲指定を行う。
制御部4は、範囲指定部7により範囲指定を行う際に、文字判断部6から得られる判断結果に基づいて、触感呈示部3を制御する。なお、制御部4は、文字判断部6の判断する文字種に基づいて異なる触感を呈示するように触感呈示部3に対して指示しても良い。また、制御部4は、文字判断部6が一文字検出する毎に触感呈示部3に対して触感の呈示を指示するようにしても良し、文字判断部6が判断した文字種が変わる毎に触感呈示部3に対して触感の呈示を指示するようにしても良い。
記憶部5は、制御部4での判定結果に対応した触感呈示部3への指示情報を格納する文字種別触感テーブル8と、文字種情報を格納する文字種格納部9を有する。図2に文字種別触感テーブル8の一例を示す。文字種別触感テーブル8には、文字種毎に触感呈示部3が呈示する触感パターンが格納されている。触感パターンを異ならせるには、触感呈示部3として圧電素子を用いた場合、圧電素子への駆動信号となる一定周波数、周期(波長)、振幅等を可変すればよい。
文字種格納部9には、文字種判断に供するための、全角漢字、半角漢字、全角ひらがな、半角ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナ、全角英字、半角英字、全角数字、半角数字、全角記号、半角記号、絵文字、句読点、および文字フォント(字体、斜体、太字、文字サイズ、文字色、文字背景色、文字飾り、下線)等の文字種情報が格納されている。
次に、表示装置10において、表示されている文字列を指でなぞることにより範囲選択を行う動作について説明する。なお、以下の実施例では、例えば、Webブラウジングアプリケーションが起動中として、表示部1には、図3に示すように、現在読み進めているWebページが表示されているものとする。具体的には、図3では、表示部1に表示された黒文字の文字列"Do you need both a pen and paper?"につき、指Aがタッチパネル部2に対して“need both a pen"をなぞり、なぞった部分を黒枠で塗りつぶして白文字に反転させている。この場合、範囲指定(選択範囲)の始点はneedの"n"、終点はpenの"n"となる。なお、図面では、表示部1の前面にタッチパネル部が配置されるため、表示部1とタッチパネル部2が同じものを指すようにしている。
(実施例1)
図4は、範囲選択の実施例1の動作を説明する図である。図4に示す実施例1では、表示部1に表示されている文字列を、表示部1上に設置されているタッチパネル部2を指Aでタッチし、文字列上でなぞり操作を行うことで、制御部4は文字列の範囲選択を行う。そして、制御部4は、選択操作を行う指Aが、表示されている文字上にあると判断された場合、指Aの接触位置にある文字の文字種情報を判断する。次に、選択操作を行っている指Aの位置が、表示されている文字列上のある文字から次の文字に移った際に、各文字の文字種に付加されている情報に基づき触感呈示部3によりタッチパネル部2を介して指Aに触感を呈示する。これにより、文字列の範囲選択の際の誤操作を少なくすることができる。本実施例1は、文字列の範囲選択の終点は、指のリリースが検出される直前に触感が呈示された文字とした場合であり、図4に示す3行は同じ位置にある文字列を示すもので、矢印が所定時間経過後を意味する。そして、本実施例1では、まず1行目に示すように「追」が選択した範囲の始点となり、2行目に示すように指Aが「追」から「求」に移る時に指Aに全角漢字に対応する「ブルッ」という触感を呈示して「追及」を選択した範囲とし、3行目に示すように「求」から「す」に移る時に全角ひらがなに対応する「ブルルッ」という全角漢字と異なる触感を呈示して「追求す」を選択した範囲とする。
なお、本実施例では、全角漢字に対応する触感パターンを「ブルッ」、全角ひらがなに対応する触感パターンを「ブルルッ」としたが、他の文字種も含めてどのようなパターンとしてもよく、全てを異なるパターンとする必要もない。
(実施例2)
図5は、範囲選択の実施例2の動作を説明する図である。実施例2では、図4の実施例1と同様に、文字列の範囲選択操作を行っている指Aが、表示されている文字列上のある文字から次の文字に移った際に、各文字に付加されている情報に基づき指Aに触感を呈示するが、文字列の範囲選択の終点は、指Aのリリースが検出される直前に触感が呈示された文字から1つ前の文字に設定される。具体的には、2行目に示すように指Aが「追」から「求」に移る時に指Aに全角漢字に対応する「ブルッ」という触感を呈示して「追」を選択した範囲とし、3行目に示すように「求」から「す」に移る時に全角ひらがなに対応する「ブルルッ」という全角漢字と異なる触感を呈示して「追求」を選択した範囲とする。
図6は、実施例1および実施例2の動作を説明するフローチャートの一例である。まず、制御部4は、ユーザの指Aがタッチパネル部2へ接触したか否かを検出する(S101)。ここで、「接触」は、上述したようにタッチパネル部2が指Aを検出する状態を意味する。そして、指Aがタッチパネル部2へ接触したことを検出した場合(Yesの場合)、文字判断部6は、指Aの接触位置が、表示部1に表示される文字列上であるか否かを判定し(S102)、指Aの接触位置が文字列上であると判定した場合(Yesの場合)は、指Aの接触位置にある文字の文字種情報を判定する(S103)。指Aがタッチパネル部2へ接触したことを検出しない場合(S101でNoの場合)、および指Aの接触位置が文字列上でないと判定した場合(S102でNoの場合)は、制御部4は、S101のタッチパネル部2への指Aの接触検出に戻る。S103で文字の文字種情報を判定した後、範囲指定部7は、判定に用いた文字を文字列範囲選択の始点として設定し(S104)、制御部4は、判定結果に基づいて触感呈示部3に触感の呈示を指示する(S105)。
次に、制御部4は、タッチパネル部2から押下体(本実施例では指A)がリリースされたか否かを検出する(S106)。指Aのリリースが検出された場合(Yesの場合)は、範囲指定部7は、実施例1では、リリースを検出する前に接触していた文字を文字範囲選択の終点として設定し、実施例2では、リリースを検出する前に接触していた文字の隣の文字であり、かつ始点に近い文字を終点として設定する(S107)。
制御部4は、S106で指Aのリリースが検出されない場合(S106でNoの場合)は、押下体の座標の移動(本実施例では指Aの移動)の検出を判定する(S108)。指Aの移動が検出された場合(Yesの場合)、文字判断部6は、指Aの移動した先が表示部1に表示される文字列上であるか否かを判定し(S109)、指Aの接触位置が文字列上であると判定した場合(Yesの場合)は、指Aの接触位置にある文字の文字種情報を判定する(S110)。S108で指Aの移動が検出されない場合(Noの場合)、およびS109で指Aの接触位置が文字列上でないと判定した場合(Noの場合)は、制御部4は、S106の指Aのリリース検出に戻る。更に、S110で文字種情報を判定した後、制御部4は、S110の判定結果に基づいて触感呈示部3に触感の呈示を指示し(S111)、S106の指Aのリリース検出に戻る。
(実施例3)
図7は、範囲選択の実施例3の動作を説明する図である。実施例3では、表示部1に表示されている文字列を、表示部1上に設置されているタッチパネル部2を指Aでタッチし、文字列上でなぞり操作を行う際に、文字列の範囲選択を行う指Aの接触位置にある文字の文字種情報を判断し、指Aの接触位置が、表示されている文字列上のある文字から次の文字に移った際に、各文字に付加されている文字種情報を比較し、文字種情報が異なっている場合には、文字種情報に基づき指Aに触感を呈示する。また、文字列の範囲選択の終点は、指Aのリリースが検出される直前に触感が呈示された文字に設定される。具体的には、1行目に示すように「物」が選択した範囲の始点となり、2行目に示すように指Aで「物心両面」までを選択した範囲とし、3行目に示すように漢字からひらがなに変化する「物心両面の」の「の」を選択した時に「物心両面の」を選択した範囲とするとともに、指Aに全角漢字に対応する「ブルッ」という触感を呈示する。なお、図示はしないが、更に指Aで「幸」まで行くと、「物心両面の幸」を選択した範囲とするとともに、指Aに全角ひらがなに対応する「ブルルッ」という触感を呈示する。
(実施例4)
図8は、範囲選択の実施例4の動作を説明する図である。実施例4では、実施例3のときと同様に、指Aの位置が、表示されている文字列上のある文字から次の文字に移った際に、各文字に付加されている文字種情報が異なっている場合に、文字種情報に基づき触感を呈示するが、文字列の範囲選択の終点は、指Aのリリースを検出する直前に接触していた文字の文字種情報を有する文字列に隣接し、リリースを検出する直前に接触していた文字の文字種情報から1つ前の文字種情報を有する文字に設定される。具体的には、1行目に示すように指Aが「物」を始点として、2行目に示すように「物心両面」まで選択し、3行目に示すように漢字からひらがなに変化する「物心両面の」の「の」を選択した時に「物心両面」を選択した範囲とするとともに、指Aに全角漢字に対応する「ブルッ」という触感を呈示する。
図9は、実施例3および実施例4の動作を説明するフローチャートの一例である。まず、制御部4は、ユーザの指Aがタッチパネル部2へ接触したか否かを検出する(S201)。指Aがタッチパネル部2へ接触したことを検出した場合(Yesの場合)、文字判断部6は、指Aの接触位置が、表示部1に表示される文字列上であるか否かを判定し(S202)、指Aの接触位置が文字列上であると判定した場合(Yes場合)は、指Aの接触位置にある文字の文字種情報を判定する(S203)。指Aの接触位置がタッチパネル部2へ接触したことを検出しない場合(S101でNoの場合)、および指Aの接触位置が文字列上でないと判定した場合(S202でNoの場合)は、制御部4は、S201のタッチパネルへの指Aの接触検出に戻る。次に、制御部4は、S203で判定を行った文字種情報を文字種格納部9に保存し(S204)、範囲指定部7は、S203で判定に用いた文字を文字列範囲選択の始点として設定する(S205)。
次に、制御部4は、タッチパネル部2から押下体(本実施例では指A)がリリースされたか否かを検出する(S206)。指Aのリリースが検出された場合(Yesの場合)、範囲指定部7は、実施例3では、リリースを検出する前に接触していた文字を文字範囲選択の終点として設定し、実施例4では、リリースを検出する前に接触していた文字の文字種から1つ前の文字種であり、かつ始点に近い文字を終点として設定する(S207)。
制御部4は、S206で指Aのリリースが検出されない場合(Noの場合)は、押下体の座標の移動(本実施例では指Aの移動)の検出を判定する(S208)。指Aの移動が検出された場合(Yesの場合)、文字判断部6は、指Aの移動した先が表示部1に表示される文字列上であるか否かを判定し(S209)、指Aの接触位置が文字列上であると判定した場合(Yesの場合)は、指Aの接触位置にある文字の文字種情報を判定する(S210)。S208で指の移動が検出されない場合(Noの場合)、およびS209で指Aの接触位置が文字列上でないと判定した場合(Noの場合)は、制御部4は、S206の指Aのリリース検出に戻る。
次に、S210で文字種情報を判定した後、制御部4は、文字種格納部9に保存された文字種と、S210で判定を行った文字の文字種が同じであるか否かを判定し(S211)、文字種が同じでないと判定した場合(Noの場合)は、S210の判定結果に基づいて触感呈示部3に触感の呈示を指示する(S212)。文字種が同じであると判定した場合(Yesの場合)は、制御部4は、S206の指Aのリリース検出に戻る。更に、S212で触感の呈示をした後、制御部4は、S210で判定を行った文字種情報を文字種格納部9に上書保存し(S213)、S206の指Aのリリース検出に戻る。
ここで、図2に示すように触感テーブル8に文字種別に触感パターンを記憶させ、異なる文字種により、S212の触感呈示のパターンを変えるようにしてもよい。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態に係る表示装置について説明する。図10は、本発明の第2の実施形態に係る表示装置の内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。図10に示すように、表示装置は、表示部1と、タッチパネル部2と、触感呈示部3と、制御部4と、記憶部5を備えている。
制御部4は、表示部1、タッチパネル部2および触感呈示部3の制御を行う。また、制御部4は、文章解析部10と範囲指定部7を備えている。
文章解析部10は、表示部1に表示された文字列の構造解析を行い、タッチパネル部2の押下位置に基づく単語や語句、文節、文字種を判断し、文字列を区分けする。文章解析部10が解析を行う文字種は、全角漢字、半角漢字、全角ひらがな、半角ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナ、全角英字、半角英字、全角数字、半角数字、全角記号、半角記号、絵文字、句読点、および文字フォント(字体、斜体、太字、文字サイズ、文字色、文字背景色、文字飾り、下線)のうちのいずれかである。
範囲指定部7は、タッチパネル部2におけるユーザ操作に基づいて、始点と終点を決定することにより範囲指定を行う。
制御部4は、範囲指定部7により範囲指定を行う際に、文章解析部10から得られる区分けに基づいて、触感呈示部3を制御する。なお、制御部4は、文章解析部10から得られる区分けに基づいて異なる触感を呈示するように触感呈示部3に対して指示するようにしても良い。この場合、区分けが来る毎に異なる触感パターンを呈示するようにすれば良く、例えば範囲指定をしている間の呈示回数に応じて触感パターンを異なるようにしても良い。また、制御部4は、タッチパネル部2の接触位置が文章解析部10から得られる区分けが変わる毎に触感呈示部3に対して触感の呈示を指示するようにしても良い。また、制御部4は、タッチパネル部2の接触位置が文章解析部10から得られる区分けの最終文字上にくる毎、または区分けの最初の文字上にくる毎に、触感呈示部3に対して触感の呈示を指示するようにしても良い。これらは、第1の実施形態と同様に、記憶部5に触感パターン等の必要な情報を記憶させることで実現することができる。また、触感パターンを変える際、呈示する毎に全て異なる触感パターンとしてもよいが、少なくとも区分けられた隣接区間で少なくとも触感パターンを変えるようにすれば文字列の選択範囲の識別をより容易する目的は達せられるため、2つの触感パターンとしてもよい。
表示部1と、タッチパネル部2と、触感呈示部3と、記憶部5は、第1の実施形態と同様であるので、説明は省略する。
(実施例5)
図11は、範囲選択の実施例5の動作を説明する図である。実施例5では、表示されるWebページの全ての文章の構造を文字種や単語、文節等の文字境界情報について予め解析しておく。そして、指Aで文字列の範囲選択を行った際に、指Aの接触位置にある文字が、予め解析された文字境界情報(区分けされた際の区分け位置の情報)に基づき、各文字境界に隣接した文字であった場合に、触感を呈示する。また、文字列の範囲選択の終点は、リリースが検出される直前に触感が呈示された文字に設定される。具体的には、1行目に示すように「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、」という文章の場合、文章解析部10にて2行目に示すように「全従業員/の/物心両面/の/幸福/を/追求/すると/同時/に/、」のように文字境界情報を入れる。そして、3行目に示すように指Aが「物」に対応する位置に接触した場合、文字種の境界に隣接する(「の」と「物」の境界に隣接する)ため「ブルッ」と触感を呈示し、4行目に示すように指Aでなぞっていき、5行目に示すように「物心両面」まで行った時に設定された文字種の境界に隣接する(「面」と「の」の境界に隣接する)ため再び「ブルッ」と触感を呈示する。
図12は、実施例5の動作を説明するフローチャートの一例である。まず、文章解析部10は、文章全体の解析を行い、文章を文字種/文節/語句/単語毎に区切った(区分けした)境界を記憶部5に保存する(S301)。次に、制御部4は、押下体(本実施例ではユーザの指A)がタッチパネル部2へ接触したか否かを検出する(S302)。指Aがタッチパネル部2へ接触したことを検出した場合(Yesの場合)、文章解析部10は、指Aの接触位置が、表示部1に表示される文字列上であるか否かを判定し(S303)、指Aの接触位置が文字列上であると判定した場合(Yes場合)、範囲指定部7は、指Aの接触位置にある文字を始点として決定する(S304)。指Aの接触位置が文字列上でないと判定した場合(Noの場合)は、制御部4は、S302のタッチパネルへの指Aの接触検出に戻る。
次に、文章解析部10は、指Aの接触位置にある文字がS301で解析、保存した境界に隣接した文字であるか否か判定し(S305)、指Aの接触位置にある文字が境界に隣接した文字であると判定した場合(Yesの場合)、指Aの接触位置にある文字の文字種を判断する(S306)。制御部4は、判断された文字種情報に基づいて触感呈示部3に触感の呈示を指示する(S307)。次に、制御部4は、タッチパネル部2から指Aがリリースされたか否かを検出する(S308)。また、制御部4は、S305にて、指Aの接触位置にある文字が境界に隣接した文字でないと判定した場合(Noの場合)においても、タッチパネル部2から指Aがリリースされたか否かを検出する(S308)。指Aのリリースが検出された場合(Yesの場合)、範囲指定部7は、S305およびS306で判定を行った文字を文字範囲選択の終点として設定する(S309)。
制御部4は、S308で指Aのリリースが検出されない場合(Noの場合)は、押下体の座標の移動(本実施例では指Aの移動)の検出を判定する(S310)。指Aの移動が検出された場合(Yesの場合)、文章解析部10は、指Aの移動した先が表示部1に表示される文字列上であるか否かを判定し(S311)、指Aの接触位置が文字列上であると判定した場合(Yesの場合)は、S305の文字が境界位置に隣接しているか否かの判定に戻る。S310で指Aの移動が検出されない場合(Noの場合)、および、S311で指Aの接触位置が文字列上でないと判定した場合(Noの場合)は、制御部4は、S308の指Aのリリース検出に戻る。
(実施例6)
図13は、範囲選択の実施例6の動作を説明する図である。実施例6では、表示されるWebページの全ての文章の構造を文字種や単語、文節等の文字境界情報について予め解析しておく。そして、指Aで文字列の範囲選択を行い、指Aの接触位置が、表示されている文字列上のある文字から次の文字に移る際に、文字の間に設定されている文字境界情報を指Aが跨いだ場合に、文字境界情報に基づいて指Aに触感を呈示する。また、文字列の範囲選択の終点は、指Aのリリースが検出される直前に接触していた文字に設定される。具体的には、図11の2行目までと同様に文字境界情報を入れた後、3行目に示すように指Aが「物」に対応する位置に接触し、4行目に示すように指Aでなぞっていき、5行目に示すように「物心両面の」まで行った時に設定された文字境界情報を跨ぐ(すなわち、区分けした区間を跨ぐ)ため「ブルッ」と触感を呈示する。また、この時点でリリースされると、選択範囲は「物心両面の」となる。
(実施例7)
図14は、範囲選択の実施例7の動作を説明する図である。実施例7では、実施例6のときと同様に文字列の範囲選択を行うが、文字列の範囲選択の終点は、指Aのリリースを検出する直前に触感が呈示された文字境界情報の隣にあり、文字境界情報を跨ぐ直前に接触された文字に設定される。具体的には、図14の4行目までと同様に動作した後、5行目に示すように「物心両面の」まで行った時に設定された文字境界情報を跨ぐため「ブルッ」と触感を呈示する。また、この時点でリリースされると、選択範囲は「物心両面」となる。
図15は、実施例6および実施例7の動作を説明するフローチャートの一例である。まず、文章解析部10は、文章全体の解析を行い、文章を文字種/文節/語句/単語毎に区切って、記憶部5に保存する(S401)。次に、制御部4は、押下体(本実施例ではユーザの指A)がタッチパネル部2へ接触したか否かを検出する(S402)。指Aがタッチパネル部2へ接触したことを検出した場合(Yesの場合)、文章解析部10は、指Aの接触位置が、表示部1に表示される文字列上であるか否かを判定し(S403)、指Aの接触位置が文字列上であると判定した場合(Yes場合)、範囲指定部7は、指Aの接触位置にある文字を始点として決定する(S404)。指Aの接触位置が文字列上でないと判定した場合(Noの場合)は、制御部4は、S402のタッチパネルへの指Aの接触検出に戻る。
次に、制御部4は、タッチパネル部2から指Aがリリースされたか否かを検出する(S405)。指Aのリリースが検出された場合(Yesの場合)、実施例6では、指Aが接触していた文字を文字範囲選択の終点として設定し、実施例7では、文字境界情報を跨ぐ前に指Aが接触していた文字を文字範囲選択の終点として設定する(S406)。
制御部4は、S405で指Aのリリースが検出されない場合(Noの場合)は、押下体の座標の移動(本実施例では指Aの移動)の検出を判定する(S407)。指Aの移動が検出された場合(Yesの場合)、文章解析部10は、指Aの移動した先が表示部1に表示される文字列上であるか否かを判定し(S408)、指Aの接触位置が文字列上であると判定した場合(Yesの場合)は、指Aが文字境界情報を跨いだか否かの検出を行い(S409)、指Aが文字境界情報を跨いだ場合(Yesの場合)は、文字種/文節/語句/単語情報を判定する(S410)。S407で指Aの移動が検出されない場合(Noの場合)、および、S408で指Aの接触位置が文字列上でないと判定した場合(Noの場合)、および、S409で指Aが文字境界情報を跨いでいない場合(Noの場合)は、制御部4は、S405の指Aのリリース検出に戻る。更に、制御部4は、S410の判定結果に基づいて触感呈示部3に触感の呈示を指示し(S411)、S405の指Aのリリース検出に戻る。
(実施例8)
図16は、範囲選択の実施例8の動作を説明する図である。実施例8では、表示されるWebページの全ての文書の構造を単語、文節などの単語・文節情報に予め解析しておく。そして、指Aで文字列の範囲選択を行い、指Aの接触位置が、表示されている文字列上のある文字から次の文字に移った際に、各文字の予め解析を行った単語・文節情報を比較し、異なっている場合には、単語・文節情報に基づき指Aに触感を呈示する。また、文字列の範囲選択の終点は、リリースを検出する直前に触感が呈示された文字に設定される。具体的には、1行目に示すように「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、」という文章の場合、文章解析部10にて2行目に示すように「全従業員の/物心両面の/幸福を/追求すると/同時に/、」のように単語・文節情報を入れて区切る。そして、3行目に示すように指Aが「物」に対応する位置に接触し、4行目に示すように指Aでなぞっていき、5行目に示すように「物心両面の幸」まで行った時に設定された単語・文節情報が異なるため「ブルッ」と触感を呈示する。また、この時点でリリースされると、選択範囲は「物心両面の幸」となる。
(実施例9)
図17は、範囲選択の実施例9の動作を説明する図である。実施例9では、実施例8のときと同様に文字列の選択を行うが、文字列の範囲選択の終点は、リリースを検出する直前に接触していた文字の単語・文節情報を有する文字列に隣接し、リリースを検出する直前に接触していた文字の単語・文節情報から1つ前の単語・文節情報を有する文字に設定される。具体的には、図16の4行目までと同様に動作した後、5行目に示すように「物心両面の幸」まで行った時に設定された文字境界情報を跨ぐため「ブルッ」と触感を呈示する。また、この時点でリリースされると、選択範囲は「物心両面の」となる。
図18は、実施例8および実施例9の動作を説明するフローチャートの一例である。まず、文章解析部10は、文章全体の解析を行い、文章を文節/語句/単語毎に区切って、記憶部5に保存する(S501)。次に、制御部4は、押下体(本実施例ではユーザの指A)がタッチパネル部2へ接触したか否かを検出する(S502)。指Aがタッチパネル部2へ接触したことを検出した場合(Yesの場合)、文章解析部10は、指Aの接触位置が、表示部1に表示される文字列上であるか否かを判定し(S503)、指Aの接触位置が文字列上であると判定した場合(Yes場合)、指Aの接触位置にある文字の文節/語句/単語情報を判定する(S504)。指Aの接触位置が文字列上でないと判定した場合(Noの場合)は、制御部4は、S502のタッチパネルへの指Aの接触検出に戻る。次に、制御部4は、S504で判定を行った文節/語句/単語情報を文字種格納部9に保存し(S505)、範囲指定部7は、S504で判定に用いた文字を文字列範囲選択の始点として設定する(S506)。
次に、制御部4は、タッチパネル部2から指Aがリリースされたか否かを検出する(S507)。指Aのリリースが検出された場合(Yesの場合)、範囲指定部7は、実施例8では、リリースを検出する前に接触していた文字を文字範囲選択の終点として設定し、実施例9では、リリースを検出する直前に接触していた文字の単語・文節情報を有する文字列に隣接し、リリースを検出する直前に接触していた文字の単語・文節情報から1つ前の単語・文節情報を有する文字を文字範囲選択の終点として設定する(S508)。
制御部4は、リリースが検出されない場合(Noの場合)は、押下体の座標の移動(本実施例では指Aの移動)の検出を判定する(S509)。指Aの移動が検出された場合(Yesの場合)、文字判断部6は、指Aの移動した先が表示部1に表示される文字列上であるか否かを判定し(S510)、指Aの接触位置が文字列上であると判定した場合(Yesの場合)は、指Aの接触位置にある文字の文節/語句/単語情報を判定する(S511)。S509で指Aの移動が検出されない場合(Noの場合)、および、S510で指Aの接触位置が文字列上でないと判定した場合(Noの場合)は、制御部4は、S507の指Aのリリース検出に戻る。
次に、制御部4は、文字種格納部9に保存された文節/語句/単語情報と、S511で判定を行った文字の文節/語句/単語情報が同じであるか否かを判定し(S512)、保存された文節/語句/単語情報とS511で判定を行った文節/語句/単語情報が同じでないと判定した場合(Noの場合)は、S511の判定結果に基づいて触感呈示部3に触感の呈示を指示する(S513)。保存された文節/語句/単語情報とS511で判定を行った文節/語句/単語情報が同じであると判定した場合(Yesの場合)は、制御部4は、S507の指Aのリリース検出に戻る。更に、制御部4は、S511で判定を行った文節/語句/単語情報を文字種格納部9に上書保存し(S514)、S507の指Aのリリース検出に戻る。
このように、タッチパネル付きディスプレイに表示されている文字列を指でなぞることにより範囲選択を行う際に、選択範囲を表示するとともに、タッチパネルを押下する指に対して触感を呈示するので、指で文字が隠れていても、選択している範囲の始点と終点、さらには選択している文字・単語・文節等の区切りを確認することができ、容易に目的とする文字列の範囲を選択することができるようになる。また、上述したリリースのタイミングと範囲選択の終点との関係をユーザが選択できるようにすることで、あるいは上述した種々の呈示パターンや呈示方法を選択できるようにすることで、ユーザにとって使い勝手のよいものとすることができる。
1 表示部
2 タッチパネル部
3 触感呈示部
4 制御部
5 記憶部
6 文字判断部
7 範囲指定部
8 文字種別触感テーブル
9 文字種格納部
10 文章解析部

Claims (8)

  1. 文字列を含む情報を表示する表示部と、前記表示部の前面に配設され、前記表示部に表示された文字列に対する押下体の接触操作を受け付けるタッチパネル部と、前記タッチパネル部に接触する押下体に対して触感を呈示する触感呈示部と、前記表示部、前記タッチパネル部、および前記触感呈示部の制御を行う制御部とを有する表示装置であって、
    前記制御部は、
    前記タッチパネル部において、受け付けた前記接触操作の接触位置が前記表示部に表示された文字列上であると判断された場合に、前記接触位置にある文字の文字種を判断する文字判断部と、
    前記タッチパネル部における前記接触操作に基づいて、始点と終点を決定することにより範囲指定を行う範囲指定部と、を有し、
    前記範囲指定部により範囲指定を行う際に、前記文字判断部から得られる判断結果に基づいて、前記触感呈示部を制御することを特徴とする表示装置。
  2. 前記文字判断部が判断する文字種は、全角漢字、半角漢字、全角ひらがな、半角ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナ、全角英字、半角英字、全角数字、半角数字、全角記号、半角記号、絵文字、句読点、および文字フォント(字体、斜体、太字、文字サイズ、文字色、文字背景色、文字飾り、下線)のうちのいずれかであり、
    前記文字種毎に異なる触感パターンを記憶する記憶部を有し、
    前記制御部は、前記文字判断部が判断する文字種に対応する前記記憶部に記憶された触感パターンに基づいて前記触感呈示部に触感を呈示するように指示することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御部は、前記文字判断部が一文字検出する毎に前記触感呈示部に対して触感の呈示を指示することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記制御部は、前記文字判断部が判断した文字種が変わる毎に前記触感呈示部に対して触感の呈示を指示することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  5. 文字列を含む情報を表示する表示部と、前記表示部の前面に配設され、前記表示部に表示された文字列に対する押下体の接触操作を受け付けるタッチパネル部と、前記タッチパネル部に接触する押下体に対して触感を呈示する触感呈示部と、前記表示部、前記タッチパネル部、および前記触感呈示部の制御を行う制御部とを有する表示装置であって、
    前記制御部は、
    前記文字列の構造解析を行い、前記タッチパネル部において、受け付けた前記接触操作の接触位置にある前記表示部に表示された単語や語句、文節、あるいは文字種により文字列を区分けする文章解析部と、
    前記タッチパネル部における接触操作に基づいて、始点と終点を決定することにより範囲指定を行う範囲指定部と、を有し、
    前記範囲指定部により範囲指定を行う際に、前記文章解析部から得られる区分けに基づいて、前記触感呈示部を制御することを特徴とする表示装置。
  6. 前記制御部は、前記タッチパネル部の接触位置が前記文章解析部により区分けした区間の変わる毎に、前記触感呈示部に対して触感の呈示を指示することを特徴とする、請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記制御部は、前記タッチパネル部の接触位置が前記文章解析部により区分けした区間の最終文字上にくる毎に、前記触感呈示部に対して触感の呈示を指示することを特徴とする、請求項5に記載の表示装置。
  8. 異なる触感パターンを記憶する記憶部を有し、
    前記制御部は、前記タッチパネル部の接触位置が前記文章解析部により区分けした区間の変わる毎に、または前記文章解析部により区分けした区間の最終文字上にくる毎に、前記記憶部に記憶された触感パターンに基づいて隣接区間で少なくとも異なる触感パターンとなるように前記触感呈示部に対して指示することを特徴とする、請求項5に記載の表示装置。
JP2010189940A 2010-08-26 2010-08-26 表示装置 Active JP5656511B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010189940A JP5656511B2 (ja) 2010-08-26 2010-08-26 表示装置
US13/818,958 US9110529B2 (en) 2010-08-26 2011-08-08 Display apparatus
PCT/JP2011/004491 WO2012026076A1 (ja) 2010-08-26 2011-08-08 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010189940A JP5656511B2 (ja) 2010-08-26 2010-08-26 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012048497A true JP2012048497A (ja) 2012-03-08
JP5656511B2 JP5656511B2 (ja) 2015-01-21

Family

ID=45723100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010189940A Active JP5656511B2 (ja) 2010-08-26 2010-08-26 表示装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9110529B2 (ja)
JP (1) JP5656511B2 (ja)
WO (1) WO2012026076A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015114836A (ja) * 2013-12-11 2015-06-22 キヤノン株式会社 画像処理装置、触感制御方法及びプログラム
JP5906344B1 (ja) * 2015-07-06 2016-04-20 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報表示プログラムおよび情報表示方法
JP2016062385A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報表示プログラムおよび情報表示方法
US10739961B2 (en) 2015-04-15 2020-08-11 Canon Kabushiki Kaisha Display apparatus for gradual expansion and contraction of selected text, and display method

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130080515A (ko) * 2012-01-05 2013-07-15 삼성전자주식회사 디스플레이 장치 및 그 디스플레이 장치에 표시된 문자 편집 방법.
JPWO2013105517A1 (ja) * 2012-01-13 2015-05-11 京セラ株式会社 電子機器及び電子機器の制御方法
EP2897349A4 (en) * 2012-09-11 2016-05-25 Nec Corp ELECTRONIC DEVICE, METHOD FOR CONTROLLING THE ELECTRONIC DEVICE AND RECORDING PROGRAM
KR102104910B1 (ko) 2013-02-28 2020-04-27 삼성전자주식회사 입력 유닛에 촉각 피드백을 제공하는 휴대 장치 및 그 방법
KR102096146B1 (ko) 2014-09-02 2020-04-28 애플 인크. 가변 햅틱 출력을 위한 시맨틱 프레임워크
DK179657B1 (en) 2016-06-12 2019-03-13 Apple Inc. Devices, methods and graphical user interfaces for providing haptic feedback
DK179823B1 (en) 2016-06-12 2019-07-12 Apple Inc. DEVICES, METHODS, AND GRAPHICAL USER INTERFACES FOR PROVIDING HAPTIC FEEDBACK
DK201670720A1 (en) 2016-09-06 2018-03-26 Apple Inc Devices, Methods, and Graphical User Interfaces for Generating Tactile Outputs
DK179278B1 (en) 2016-09-06 2018-03-26 Apple Inc Devices, methods and graphical user interfaces for haptic mixing
DK201770372A1 (en) 2017-05-16 2019-01-08 Apple Inc. TACTILE FEEDBACK FOR LOCKED DEVICE USER INTERFACES

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003263271A (ja) * 1999-03-17 2003-09-19 Fuji Xerox Co Ltd 情報受感装置、情報伝達システム、情報受感装置の制御を行なうプログラムが記憶された記憶媒体
JP2005149491A (ja) * 2004-10-27 2005-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 入力装置及び入力方法並びに記憶媒体
JP2007316760A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Sharp Corp 項目選択装置、コンピュータプログラムとその記録媒体、及び情報処理装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3543695B2 (ja) 1999-03-17 2004-07-14 富士ゼロックス株式会社 駆動力発生装置
JP4423795B2 (ja) 2001-02-26 2010-03-03 日本電気株式会社 ペン形入力装置
JP3856774B2 (ja) 2003-08-29 2006-12-13 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 音声出力装置、情報入力装置、ファイル選択装置、電話機、及びそのプログラムと記録媒体
KR101556522B1 (ko) * 2008-06-27 2015-10-01 엘지전자 주식회사 촉각 효과를 제공하는 휴대 단말기 및 그 제어방법
US10503255B2 (en) * 2010-12-02 2019-12-10 Immersion Corporation Haptic feedback assisted text manipulation

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003263271A (ja) * 1999-03-17 2003-09-19 Fuji Xerox Co Ltd 情報受感装置、情報伝達システム、情報受感装置の制御を行なうプログラムが記憶された記憶媒体
JP2005149491A (ja) * 2004-10-27 2005-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 入力装置及び入力方法並びに記憶媒体
JP2007316760A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Sharp Corp 項目選択装置、コンピュータプログラムとその記録媒体、及び情報処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015114836A (ja) * 2013-12-11 2015-06-22 キヤノン株式会社 画像処理装置、触感制御方法及びプログラム
JP2016062385A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報表示プログラムおよび情報表示方法
US10739961B2 (en) 2015-04-15 2020-08-11 Canon Kabushiki Kaisha Display apparatus for gradual expansion and contraction of selected text, and display method
JP5906344B1 (ja) * 2015-07-06 2016-04-20 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報表示プログラムおよび情報表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012026076A1 (ja) 2012-03-01
US9110529B2 (en) 2015-08-18
JP5656511B2 (ja) 2015-01-21
US20130154987A1 (en) 2013-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5656511B2 (ja) 表示装置
US10146326B2 (en) Method and handheld electronic device for displaying and selecting diacritics
JP6000385B2 (ja) 多国語キー入力装置及びその方法
JP4749468B2 (ja) 電子デバイスにおける手書き文字認識
US8381119B2 (en) Input device for pictographic languages
US20100225592A1 (en) Apparatus and method for inputting characters/numerals for communication terminal
KR101441200B1 (ko) 유동형 자판을 제공하는 단말기 및 그의 유동형 자판 표시 방법
JP2008521112A (ja) データを制御し入力するための方法およびデバイス
WO2007121673A1 (fr) Procédé et dispositif d'amélioration de la vitesse de saisie de caractères chinois
KR20080097114A (ko) 문자 입력 장치 및 방법
US20110214084A1 (en) Letter input method
WO2009074278A1 (en) Device and method for inputting combined characters
KR101791930B1 (ko) 문자입력 장치
KR20100003831A (ko) 중국어 입력 장치 및 그 입력 방법
KR20080095811A (ko) 문자입력장치
KR101248752B1 (ko) 터치스크린의 문자입력장치 및 문자입력방법
US20150317077A1 (en) Handheld device and input method thereof
KR101744124B1 (ko) 문자 출력 영역에서 입력과 출력의 듀얼 기능을 하는 문자 인식 장치 및 그 방법
US20140191975A1 (en) Electronic device and input method thereof
KR101159629B1 (ko) 드래그 방식의 문자입력방법 및 문자입력장치, 문자입력방법을 수행하기 위한 프로그램을 기록한 기록매체
JP4907296B2 (ja) 入力装置
KR20110048754A (ko) 터치스크린 패널을 이용한 정보입력방법
KR20160043767A (ko) 디스플레이 장치 및 그 제어 방법
KR102161174B1 (ko) 패턴입력부를 통해 선택된 문자 입력이 가능한 문자 입력 장치 및 방법
CN108733227B (zh) 输入装置及其输入方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5656511

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150