JP2012047899A - 交換レンズ及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の通信方式を用いた古いタイプの交換レンズにも対応しつつ、さらなる動作パフォーマンスの向上を可能にするカメラ及び交換レンズを提供する。
【解決手段】 カメラに装着可能であって、カメラとレンズ間の通信方式として同期通信と非同期通信を切替可能な交換レンズが、カメラと通信するための第1のレンズ側端子と第2のレンズ側端子を有する。同期通信時において、前記第1のレンズ側端子を介して受信した信号をクロック信号として、このクロック信号に基づいて前記第2のレンズ側端子でデータ通信する。一方、非同期通信時において、前記第1のレンズ側端子を介して受信した信号に基づいて駆動制御回路が絞りの駆動を開始するようにレンズ側制御手段が制御し、当該信号をクロック信号として用いずに前記第2のレンズ側端子でデータ通信する。
【選択図】 図8

Description

本発明は撮像装置に装着可能で通信により情報交換を行う交換レンズ及びレンズ交換可能な撮像装置に関するものである。
従来、カメラと交換レンズとの通信手法として、クロック信号を用いた同期シリアル通信が採用されてきた。図6は同期シリアル通信におけるカメラと交換レンズとの通信信号のタイミングチャート図である。特許文献1では、次のような技術内容が開示されている。まず、古いタイプの交換レンズでも通信可能な第1の通信速度で同期シリアル通信を行う。その通信内容により、装着されている交換レンズが新しいレンズと判別された場合には、より高速な第2の通信速度での同期シリアル通信に切替える。また、この通信速度切替えの際に、通信端子の回路をオープンドレインタイプから高速通信に適したCMOSタイプに切替えることも記載されている。この技術によれば、古いタイプの交換レンズとの組合せでは速度は遅いながらも動作が可能で、新しいタイプの交換レンズとの組合せでは通信速度の高速化を一定レベル向上させたものが実現できる。
特許第3658084号
ところで、従来の同期シリアル通信では、通信と通信との間でレンズが受信したデータを解析して次の通信でカメラへ送るデータをセットするため、また受信したデータに基づいて処理を実行するための待ち時間が設けられる。この待ち時間が生じている状態をBusyと呼び、Busyの間はレンズはカメラからの通信を受け付けない。そのため、クロック速度をいくら高速化しても、カメラ側のマイクロコンピュータはレンズのBusy解除を待ちながら通信するために、動作パフォーマンスの向上には限界がある。一方、レンズ側のマイクロコンピュータには頻繁にカメラからの通信割り込みが発生し、その都度Busy信号出力及び解除のための通信割り込み処理を優先的に行わなければならないので、こちらも動作パフォーマンス向上の弊害となる。
本発明の目的は、従来の通信方式を用いた古いタイプの交換レンズにも対応しつつ、さらなる動作パフォーマンスの向上を可能にするカメラ及び交換レンズを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る交換レンズは、光学部材を有し、撮像装置に装着可能で、第1の通信モード、第2の通信モードで当該撮像装置と通信可能な交換レンズであって、前記撮像装置と通信するための第1のレンズ側端子及び第2のレンズ側端子と、前記光学部材の駆動を制御する光学部材制御回路と、前記第1の通信モードにおいて、前記第1のレンズ側端子を介して受信した信号をクロック信号として当該クロック信号に基づいて前記第2のレンズ側端子でデータ通信し、前記第2の通信モードにおいて、前記第1のレンズ側端子を介して受信した信号に基づいて前記光学部材制御回路が前記光学部材の駆動を開始するように制御し、当該信号をクロック信号として用いずに前記第2のレンズ側端子でデータ通信するレンズ側制御手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置は、光学部材と、前記光学部材の駆動を制御する光学部材制御回路とを備えた交換レンズを装着可能で、第1の通信モード、第2の通信モードで当該交換レンズと通信可能な撮像装置であって、前記交換レンズと通信するための第1の端子及び第2の端子と、前記第1の通信モードにおいて、前記第1の端子を介してクロック信号を送信し、当該クロック信号に基づいて前記第2の端子でデータ通信し、前記第2の通信モードにおいて、前記第1の端子を介して前記光学部材制御回路に前記光学部材の駆動開始を指示する信号を送信し、当該信号をクロック信号として用いずに前記第2の端子でデータ通信する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、従来の通信方式を用いた古いタイプの交換レンズにも対応しつつ、さらなる動作パフォーマンスの向上を可能にするカメラ及び交換レンズを提供することができる。
本発明を実施したカメラと交換レンズの回路構成を表す図 撮像回路の動作タイミングチャート図 マイクロコンピュータの回路ブロック図 通信制御回路のブロック図 本発明を実施したカメラと交換レンズとによるレンズ駆動動作フローチャート図 同期通信方式におけるカメラと交換レンズとの通信信号のタイミングチャート図 非同期通信方式におけるカメラと交換レンズとの通信信号のタイミングチャート図 本発明を実施したカメラと交換レンズとの通信信号のタイミングチャート図 本発明を実施したカメラ側マイクロコンピュータの動作フローチャート図 本発明を実施したレンズ側マイクロコンピュータの動作フローチャート図 同期通信方式におけるカメラ側マイクロコンピュータの動作フローチャート図 同期通信方式におけるレンズ側マイクロコンピュータの動作フローチャート図 動画記録時の撮像回路の動作タイミングチャート図 比較例における動画記録時の撮像回路制御信号とレンズ駆動通信の動作タイミングチャート図
(実施例1)
図1は本発明を実施したカメラと交換レンズの回路構成を表す図である。図1において1は撮像装置としてのカメラ、2は交換レンズである。カメラ1はマウント部3を、交換レンズ2はレンズマウント部4をそれぞれ有する。カメラ1の内部にはバッテリー11、電源生成部12、カメラ側マイクロコンピュータ13がある。電源生成部12はバッテリー11が出力する電圧を入力して、カメラ側マイクロコンピュータ13等の電気回路が動作するために最適に安定化された電源電圧を発生し、これを電気回路各部に供給する。19はデジタル画像を撮影するための撮像回路であり、撮像素子やその駆動回路、AD変換回路、画像処理回路などで構成される。撮像回路19はカメラ側マイクロコンピュータ13から出力されるVD信号と不図示のシリアル制御信号及びその他タイミング信号に基づき動作する。撮像回路の動作を簡略的に示したタイミングチャート図である図2を用いて撮像回路の動作を説明する。はじめにカメラ側マイクロコンピュータ13は撮像回路19に対して、シリアル通信で撮像動作開始命令を通知する。撮像動作開始命令を受信した撮像回路19は、以降VD信号が入力されるタイミングで動作モードを切り替える。撮像回路19は最初のVD信号を検出するとスタンバイ状態を解除する。次に2回目のVD信号を検出すると撮像素子のフォトダイオード(FD)に残っている電荷をリセットし、蓄積動作を開始する。続けて3回目のVD信号を検出すると蓄積動作を終了し、FDに蓄積された電荷を読み出す動作を開始する。4回目のVD信号が検出されると読み出し動作が完了し、撮像動作が完了したことになる。
また、通常カメラ1の内部には露出制御のための測光センサー、オートフォーカス制御のための測距センサー、液晶モニタとその駆動回路、デジタル画像を記録する為のメモリ、メカ駆動用のモータードライバなどの回路構成が存在するが、本発明の主旨には深く関わらないので不図示としてある。
14から18はカメラ1側に設けられた交換レンズ2との電気信号授受のための接点部であり、14は電源生成部12が発生したレンズ用電源を交換レンズ2に供給するためのカメラ側電源端子である。15はカメラ1と交換レンズ2が通信を行う場合に同期クロック信号等を伝達するための第1の端子としてのカメラ側CLK端子である。16はカメラ1から交換レンズ2へ通信データを送信するための第2の端子としてのカメラ側DOC端子、17は交換レンズ2からカメラ1への通信データを受信するためのカメラ側DOL端子である。これらの端子15〜17はカメラ側マイクロコンピュータ13と接続されている。18はカメラ側接地端子である。
交換レンズ2の内部にはレンズ側マイクロコンピュータ21がある。24から28はレンズ2側に設けられたカメラ1との電気信号授受のための接点部である。24はカメラ1から電源供給を受けるためのレンズ側電源端子である。25はカメラ1と通信を行う場合に同期クロック信号等を伝達するための第1のレンズ側端子としてのレンズ側CLK端子である。26はカメラ1から交換レンズ2への通信データを受信するための第2のレンズ側端子としてのレンズ側DOC端子、27は交換レンズ2からカメラ1へ通信データを送信するためのレンズ側DOL端子である。28はレンズ側接地端子である。
カメラ1に交換レンズ2が正常に装着されると、カメラ側の端子14〜18とレンズ側の端子24〜28が図示したとおりにそれぞれ1対1に接続される。
22は絞りであり、光学レンズ23から入光される光量を調節する。29は光学部材としての絞り22や光学レンズ23を駆動するための駆動制御回路である。駆動制御回路29はレンズ側マイクロコンピュータ21から出力されるIRIS_CTRL信号による制御と、CLK端子からの信号(LENS_CTL_C信号)による制御が可能な構成となっている。なお、同期方式通信時にはCLK端子からの信号(LENS_CTL_C信号)は無効となるように駆動制御回路29はレンズ側マイクロコンピュータ21から制御される。
なお、本発明はカメラとレンズとの間で無線通信を行う場合においても適用できる。
また、本実施例ではカメラ側の端子14〜18がマウント部3に設けられる構成としたが、カメラ側CLK端子15はマウント部3以外に設けられる構成としても良い。同様に、レンズ側の端子24〜28がレンズマウント部4に設けられる構成としたが、レンズ側CLK端子25はレンズマウント部4以外に設けられる構成としても良い。
図3はカメラ側マイクロコンピュータ13或いはレンズ側マイクロコンピュータ21に内蔵される回路構成のうち、シリアル通信制御に関わる構成を示したものである。カメラ側マイクロコンピュータ13とレンズ側マイクロコンピュータ21とは当然別物であるが、シリアル通信制御に関わる構成としては同一の構成要件を持っていて構わないので共通の図面で説明する。
31は発振子で例えば水晶発振子やセラミック振動子などが使われる場合が多く、こうした発振子についてはマイクロコンピュータに内蔵される場合に限らず、外付けされる場合もある。32はクロック発生回路で発振子31に接続されて源振クロックを発生させる源振回路、源振クロックをより高い周波数へ変換する逓倍回路、逓倍回路で変換された高周波数のクロックを元に分周・合成等を行い様々な周波数のクロックを生成するクロック生成回路などから構成される。33は通信制御回路で図4を使って詳しく説明する。34はカウンタ・タイマー回路で入力される信号のパルス数をカウントしたり、入力される信号の時間幅を測定したりすることができる。クロック発生回路32で生成されたクロック信号は通信制御回路33及びカウンタ・タイマー回路34に供給される。35〜37はIO制御回路で、それぞれ入出力端子45〜47の入出力信号のデータ入出力方向及び入出力信号種類並びに入出力回路形態を切替える回路である。データ入出力方向切替えというのは文字通り端子をデータ入力として使うか、データ出力として使うかの切替えである。入出力信号種類切替えというのは通常のパラレルIO信号の入出力信号を端子に接続するか、通信制御回路33との入出力信号を端子に接続するかの切替えである。入出力回路形態の切替えというのは先述した特許文献1に記載されているオープンドレイン方式で出力するかCMOS方式で出力するかの切替え並びにプルアップ抵抗を接続するか否かの切替えを行う。IO制御回路35は入出力端子45の入出力切替えを行うもので、通信制御回路33からは同期クロック信号SCLKが接続されていて、このSCLK信号をカウンタ・タイマー回路34に供給可能である。IO制御回路36は入出力端子46の入出力切替えを行うもので、通信制御回路33からはシリアル通信データ出力信号TXDが接続されている。IO制御回路37は入出力端子47の入出力切替えを行うもので、通信制御回路33からはシリアル通信データ入力信号RXDが接続されている。
38は割り込み制御回路で通信制御回路33及びカウンタ・タイマー回路34から割り込み発生信号が接続されている。40はマイクロコンピュータ内のデータバスである。通信制御回路33及びカウンタ・タイマー回路34やIO制御回路35〜37はこのデータバス40に接続されて動作に必要なデータの受け渡しができる。尚、マイクロコンピュータ内には本図に記載以外のALU、プログラムカウンタ、ROM、RAM、ADコンバータ等の回路構成が存在するが、不図示としてある。
カメラ側マイクロコンピュータ13の場合、入出力端子45は図1のカメラ側CLK端子15に、入出力端子46は図1のカメラ側DOC端子16に、入出力端子47は図1のカメラ側DOL端子17にそれぞれ接続される。
レンズ側マイクロコンピュータ21の場合、入出力端子45は図1のレンズ側CLK端子25に、入出力端子46は図1のレンズ側DOL端子27に、入出力端子47は図1のレンズ側DOC端子26にそれぞれ接続される。これは本実施例の説明ではDOC信号をカメラからレンズへの送信データ、DOL信号をレンズからカメラへの送信データとしているためである。
図4は図2で示した通信制御回路33について、より詳細な構成を説明するための図である。クロック発生回路32が発生する様々な周波数のクロック信号はボーレートジェネレータ51に入力される。ボーレートジェネレータ51はデータバス40を通して送られてくる各種通信設定データに従って通信制御に必要なクロック信号を発生させる。通信設定データとしては通信のマスターかスレーブかの切替え、同期通信か非同期通信かの切替え、同期通信の場合の同期クロック周波数設定、非同期通信の場合の非同期サンプリングクロック周波数設定などがある。通信設定データにより同期通信及び通信マスターが設定されている場合は、同期通信の場合の同期クロック周波数設定値に従った同期クロック信号SCLKを出力する。通信設定データにより同期通信及び通信スレーブが設定されている場合は、同期クロック信号SCLKを入力することになる。同期クロック信号SCLKは52の送受信制御ブロックにも供給される。通信設定データにより非同期通信が設定されている場合は、非同期通信の場合の非同期サンプリングクロック周波数設定に従ったサンプリング用クロックを送受信制御ブロック52に供給する。送受信制御ブロック52はやはりデータバス40を通して送られてくる各種通信設定データに従って後述する送信シフトレジスタ53及び受信シフトレジスタ54にシフトクロックを供給したり、送受信のトリガ信号を入出力してシリアル通信のタイミング制御を行う。また、シリアル通信の送受信完了のタイミングで割り込み信号の発生も行う。
53は送信シフトバッファで、シリアル通信で送信するデータをパラレル入力し信号TXDとしてシリアル出力する。シリアル出力するためのシフトクロックは送受信制御ブロック52から供給される。非同期通信する場合は送信トリガ信号を送受信制御ブロック52から入力する。54は受信シフトレジスタで、シリアル通信で受信するデータ信号RXDをシリアル入力しパラレル出力する。シリアル入力するためのシフトクロックは送受信制御ブロック52から供給される。非同期通信する場合は受信トリガ信号を送受信制御ブロック52に出力する。55は送信データレジスタでデータバス40より送信用データを入力されて、送信シフトレジスタ53にデータセットする。56は受信データレジスタで受信シフトレジスタ54より受信データを入力されてデータバス40に出力可能とする。
背景技術で説明したとおり、図6は同期通信方式におけるカメラと交換レンズとの間のプロトコル例である。信号CLKは同期通信用の同期クロックであり、カメラと交換レンズとの間では通常はカメラ側が通信のマスター側になるので、カメラが出力してレンズが入力する。本例では8ビットを1送信単位として同期クロックCLKの立下りエッジに同期して信号DOC及びDOLのデータが変化して、同期クロックCLKの立ち上がりエッジにてカメラ1側はDOLのデータを、レンズ2側はDOCのデータをラッチする例で記載している。信号DOC及びDOLのレベルが同期クロックCLKの立下りエッジに同期してどのように変化するかは送信するデータの各ビット毎の値に依存する。
図6記載の通信プロトコルに従ってカメラ側マイクロコンピュータが交換レンズと通信を行う場合の制御フローについて図11に従って説明する。
(301)同期クロック信号CLKを出力する端子の入力レベルをチェックして、レンズ側がBusy状態でないかどうかを判別する。本例ではレンズ側がこの端子をLレベルにしている状態はBusy状態であるものとし、この状態ではカメラはレンズと通信することができない。信号CLKを出力する端子の入力レベルがHレベルで、レンズ側がBusy状態ではない場合は(302)へ進む。
(302)まず最初にレンズに送信するデータDATA_C1をシリアルデータ送信シフトレジスタにセットして、1送信単位のシリアル通信を行う。通常はまずレンズに送信するデータDATA_C1がレンズに対する何らかのコマンドであり、それに応答するレンズからの返答データは次の1送信単位の通信時のデータDATA_L2である。よって、この時にレンズからカメラに送られてくるデータDATA_L1はdon’t careデータであるので特に読み込んで処置などをしない。
(303)同期クロック信号CLKを出力する端子の入力レベルをチェックして、レンズ側がBusy状態でないかどうかを判別する。送信したデータDATA_C1の内容をレンズ側が解析してそれに対応する処理をする間はレンズ2がCLKを出力する端子をLレベルとしてBusy状態になる。処理が完了してレンズ側がBusy状態ではなくなるのを待ってから(304)へ進む。
(304)次にレンズに送信するデータDATA_C2をシリアルデータ送信シフトレジスタにセットして、1送信単位のシリアル通信を行う。(302)で送信したデータDATA_C1がレンズに対してレンズ固有の情報をカメラに送信するコマンドであった場合はデータDATA_C2の内容はdon’t careデータとなり、折り返しにレンズから送られてくるデータDATA_L2に意味があることになる。
(305)受信シフトレジスタに受信されたデータDATA_L2を取り込む。
次に図6記載の通信プロトコルに従ってレンズ側マイクロコンピュータがカメラと通信を行う場合の制御フローについて図12に従って説明する。レンズ側マイクロコンピュータは通信に際してはスレーブ側となる。よって、カメラからの1送信単位のシリアル通信を受信したことを同期クロック信号CLKの立下りエッジ数が所定数カウントされたことにより割り込み信号を発生する通信割り込み機能により検知する。
(401)まずは同期クロック信号CLKを受信する端子をLレベルにし、レンズ側がBusy状態であることをカメラが判別できるようにする。
(402)受信シフトレジスタに入力されているカメラ1からの送信データDATA_C1を入力し、その内容を解析する。尚、カメラからの送信データは最初はDATA_C1であるが、その後DATA_C2等が送られてくる場合があるので、フローチャート上はDATA_Cxと記載してある。
(403)カメラ1からの送信データDATA_C1の内容がレンズ側のアクチュエータの駆動命令である場合は(404)へ進む。
(404)カメラからの送信データDATA_C1の内容に従ってレンズ側のアクチュエータの駆動処理を行う。
(405)レンズ側のアクチュエータの駆動に関する処理が終わり、次のカメラからの通信を受信可能となったかどうかを判別する。受信可能になれば(407)へ進む。
上記(403)のステップでカメラからの送信データDATA_C1の内容がレンズ固有のデータ送信要求であった場合は(406)へ進む。
(406)カメラからの送信データDATA_C1に従い要求されているレンズ固有のデータを送信シフトレジスタにセットする。
(407)同期クロック信号CLKを受信する端子をHレベルにし、レンズ側がBusy状態ではなくなったことをカメラが判別できるようにする。
以上が同期通信におけるカメラ側マイクロコンピュータ、レンズ側マイクロコンピュータの基本的な制御フローについての説明である。本実施例のように同期通信と非同期通信を切替可能なカメラでは、その後、カメラと交換レンズの双方が非同期方式に対応していることが確認できた後に非同期方式に切替えて通信を行う。
ところで、通信方式を非同期通信に切替えると、同期通信時のBusy確認による待ち時間について改善する事が出来るが、通信のタイムラグに起因してちらつきが発生するおそれがある。以下で詳細に説明する。
一般的に露出制御を自動で行うカメラでは、周囲の明るさが変化した場合にシャッタースピード、絞り開口といったパラメータを自動的に調整し、撮影画像が常に最適な露出となるように制御する。したがって、動画記録においてはパラメータ変更と撮像回路の動作タイミングの同期を取らなくてはならない。なぜならば、あるフレームを撮像している途中でパラメータを変更すると、同一フレーム内でアンダーまたはオーバーな露出となるため、表示上ちらつきが発生してしまうためである。図13は動画記録時の撮像回路動作を簡略的に説明したタイミングチャート図である。撮像回路はカメラ側マイコンからのシリアル通信コマンドを受信し所定の設定を行う。その後はカメラ側マイコンから入力されるタイミング信号(VD信号)に基づき各動作モードを切替える。従来より、ちらつきを発生させないようにするため、撮像回路が露光動作を行わない期間(蓄積完了&読み出し開始〜FDリセット&蓄積開始まで)にパラメータの変更が行われる。しかし、交換レンズの絞り駆動は通信を介して行っているため、カメラが絞り駆動コマンドを送信してから実際に絞り駆動をするまでにタイムラグがあり、ちらつきを解消することはできない。図14はカメラと交換レンズ間の非同期方式通信における絞りやフォーカスのレンズ駆動に関する従来技術における通信プロトコルと動画記録時のタイミング信号のタイミングチャート図である。なお、非同期方式では同期用のクロック信号は使用しないためHレベルに固定されている。絞り駆動を行う際、カメラは絞り値を通知するコマンドとしてDATA_C1を、データ信号DOCを用いて交換レンズに送信する。交換レンズは受信したDATA_C1のコマンド内容を解析する。解析した結果に基づき、カメラに対して返信情報DATA_L1をデータ信号DOLを用いて返信する。カメラは返信情報を受信すると交換レンズに対して絞り駆動コマンドDATA_C2を交換レンズに送信する。交換レンズは送られてきたコマンドDATA_C2を受信すると内容を解析する。解析の結果、コマンドが絞り駆動であると判別されると、レンズはLENS_CTL_L信号を制御し絞り駆動回路を駆動し、先に受信したコマンドDATA_C1で通知された絞り開口径に制御する。同時にカメラに対してコマンドDATA_C2に対する返信情報DATA_L2を返信する。このようにカメラが絞り駆動コマンドを送信してから実際に絞り駆動動作が開始されるまでは、コマンド送信時間とコマンド解析時間によるタイムラグが発生する。このタイムラグが図14のように撮像動作を行わない期間よりも長くなってしまうと、ちらつきが発生する原因となる。
また、フォーカス制御を自動で行うカメラにおいても、撮像回路が露光動作を行わない期間にフォーカス駆動を行うことが好ましいが、絞り駆動と同様に通信のタイムラグのために露光動作中にフォーカス駆動を行うおそれがある。
ここで、本実施例のように同期通信と非同期通信を切替可能なカメラでは、同期通信時に同期クロック信号を出力するCLK端子が、非同期通信時には未使用となる。非同期通信時に未使用となるCLK端子を用いて、絞りの駆動開始を通知する信号を出力することで、非同期通信時に通信のタイムラグを発生させることなく交換レンズの絞り駆動、フォーカス駆動を行うことができる。以下でその詳細な方法を説明する。
図5は本発明を実施したカメラ1と交換レンズ2からなるカメラシステムの非同期方式通信における絞り駆動に関するフローチャートである。カメラ側及び交換レンズ側マイクロコンピュータ個々の動作については後述するが、最初に全体的な動作の流れとして本図を説明する。
不図示の電源スイッチがオンされてカメラ1と交換レンズ2が動作可能になると、フローチャートの(101)から動作を開始する。
(101)カメラ1と交換レンズ2は通信方式の初期設定として同期通信にて通信を行う。図6は同期通信方式のプロトコル例である。本実施例ではカメラ1がクロックマスターであるとし、CLK信号の出力を行う。CLK信号の出力タイミングにあわせて、カメラ1、レンズ2がそれぞれデータの出力・入力をおこなう。DOC信号がカメラ1からレンズ2に対する出力信号であり、コマンドDATA_C1、DATA_C2を送信している。DOL信号はレンズ2からカメラ1に対する出力信号であり、DATA_L1、DATA_L2がカメラ1からのコマンドに対する返信である。各コマンド通信間では、スレーブ側、すなわちレンズ2が処理中であることを示すBusy信号を出力する。
(102)同期通信中、レンズ2はCLK端子からの信号(LENS_CTL_C信号)による絞り駆動が無効になるように駆動制御回路29を制御する。
(103)その後、カメラ1と交換レンズ2の双方が非同期方式に対応していることが確認できた後に非同期方式に切替えて通信を行う。本実施例では同期方式から非同期方式への切替えについての説明は割愛する。
(104)レンズ2はCLK端子からの信号(LENS_CTL_C信号)による絞り駆動が有効になるように駆動制御回路29を制御する。
(105)カメラ1と交換レンズ2との間で非同期方式による通信を行う。図7は非同期方式のプロトコル例である。非同期方式ではCLK信号は通信には使用しない。このため、カメラ1はCLK信号端子をHレベル出力固定に制御する。また、交換レンズ2はCLK信号端子を入力に設定するとともに、Lエッジ割り込みを有効にする。非同期方式における通信信号であるDOC信号とDOL信号は、通信データの先頭にスタートビットを、最後尾にストップビットを付加しそれぞれ送信する。非同期方式では、同期方式と異なりBusyを設定しない。
図8は動画記録時における絞り駆動動作を説明するためのタイミングチャート図である。絞り駆動動作を行う前にカメラ1は交換レンズ2に対して、絞り開口径値を決めるパラメータをデータ信号線DOCを用いてコマンドDATA_C1として送信する。なお、図8では絞り駆動動作の直前にコマンドを送信しているが、説明の便宜上であり、絞り駆動動作前の任意のタイミングで構わない。レンズ2はコマンドDATA_C1を受信するとその内容を解析する。解析により絞り開口径値パラメータと判別すると、カメラ1に対してデータ信号線DOLを用いて返信情報を返信する。
(106)カメラ1はレンズ2からの返信情報を受信すると、絞り22を駆動するためにCLK信号端子にLパルスを出力する(107)。
(108)駆動制御回路29はカメラ1から出力されたLENS_CTL_C信号(CLK信号)が入力されると、先に受信したDATA_C1により通知された絞り開口径値になるように絞り22を駆動する。
以上でカメラ1と交換レンズ2とからなるカメラシステムの絞り駆動に関する動作フローの説明を終える。
次にカメラ側マイクロコンピュータ13における交換レンズ2との非同期方式通信における絞り駆動に関する動作フローを図9に示すフローチャートにて説明する。
不図示の電源スイッチがオンされてカメラ側マイクロコンピュータ13が動作を開始して交換レンズ2と通信を行う場合、図8の(111)から動作フローを実行する。
(111)図4のカメラシステムの動作フロー(101)で説明したように最初は同期方式で通信を行うように通信制御回路33並びにIO制御回路35〜37の設定をおこなう。その後、カメラ側マイクロコンピュータ13とレンズ側マイクロコンピュータ21の双方が非同期方式通信に対応していることが確認できた後に非同期方式に設定を切替える。
(112)非同期通信を行うように通信制御回路33ならびにIO制御回路35〜37の設定を行う。カメラ側マイクロコンピュータ13は非同期通信方式で使用しないCLK信号端子であるIO制御回路35をHレベル出力固定に制御する。
(113)非同期方式で通信を行う。交換レンズに2対して送信するデータDATA_C1を送信シフトレジスタ53にセットしTXD信号端子であるIO制御回路36から交換レンズ2に対してコマンド送信を行う。カメラ側マイクロコンピュータ13は絞り開口径値を決定するパラメータDATA_C1を交換レンズ2に対して送信する。
(114)交換レンズ2からの返信データがRXD端子に接続されたIO制御回路37に入力される。
(115)ここで、被写体輝度変化などにより露出条件が変わり、カメラ側マイクロコンピュータ13が絞り駆動が必要と判別すると(116)に進む。
(116)絞り駆動用信号を出力する。カメラ側マイクロコンピュータ13は撮像回路19がスタンバイ設定になるVD信号のタイミングに合わせて、IO制御回路35にLパルス信号を出力するように制御する。
なお、Lパルス信号を出力するタイミングは、撮像回路19がスタンバイ設定になるVD信号のタイミングに合わせるのが好ましいが、これに限るものではない。FDに残っている電荷をリセットし蓄積動作を開始するVD信号が出力されるまでに絞りの駆動動作が完了できるように、Lパルス信号を出力するタイミングを制御すればよい。
続いて、レンズ側マイクロコンピュータ21におけるカメラとの非同期方式通信における絞り駆動に関する動作フローを図10に示すフローチャートにて説明する。
交換レンズ2がカメラ1に装着され、カメラ1から電源供給を受けてレンズ側マイクロコンピュータ21が動作可能となると図9の(131)から動作フローを実行する。
(131)図4のカメラシステムの動作フロー(101)で説明したように、最初は同期方式で通信を行うように通信制御回路33並びにIO制御回路35〜37の設定を行う。
(132)また、レンズ側マイクロコンピュータ21は駆動制御回路29への入力信号であるLENS_CTL_C信号(CLK信号)による制御機能を無効にするための設定を行う。
(133)その後、カメラ側マイクロコンピュータ13とレンズ側マイクロコンピュータ21の双方が非同期通信方式に対応していることが確認できた後に非同期方式に設定を切替える。非同期通信を行うように通信制御回路33ならびにIO制御回路35〜37の設定を行う。レンズ側マイクロコンピュータ21は非同期通信方式で使用しないCLK信号端子に接続するIO制御回路35を入力に設定する。
(134)駆動制御回路29への入力信号LENS_CTL_C信号による制御機能を有効にするための設定を行う。この設定により、絞り駆動回路はLENS_CTL_C信号にLパルスが入力されると、絞り22を所定の絞り開口径値に駆動する。
(135)非同期通信を行う。レンズ側マイクロコンピュータ21は、IO制御回路37に入力されたカメラ1からの受信コマンドDATA_C1を解析し、解析結果に基づきIO制御回路36を用いてカメラ1に返信情報DATA_L1を送信する。解析の結果DATA_C1が絞り開口径値パラメータであった場合、レンズ側マイクロコンピュータ21はIRIS_CTRL線を介して所定信号を通知し、駆動制御回路29が絞り動作を行うとカメラ1から通知された絞り開口径となるように設定する。
(136)カメラからIO制御回路35へのLパルス信号が入力されると、
(137)駆動制御回路29は絞り21を駆動する。この時、絞り開口径は前もって通信で受信したDATA_C1に基づく開口径値となるように制御される。
なお、本実施例では絞りの駆動について説明したが、光学部材として絞りに限るものではなく、フォーカスレンズであってもよい。
また、本実施例では図8のようにLENS_CTL_Lの信号レベルをHレベル出力固定したが、LENS_CTL_L線はなくてもよい。また、駆動制御回路29の構成を変えることにより、IRIS_CTRL線とLENS_CTL_L線を同一にしてもよい。
また、CLK端子から出力されるLENS_CTL_C信号は、レンズ側マイクロコンピュータ21を介して駆動制御回路29に入力されるようにしてもよい。この場合、LENS_CTL_C線は不要となる。
(実施例2)
実施例1では、非同期通信時に未使用となるCLK端子を用いて絞りの駆動開始を通知する信号を出力する構成とした。同期通信時と非同期通信時で各端子の接続を切り替える必要が無いので、実施例1が最も好ましい実施形態であるが、当該信号を出力する端子はCLK端子に限定されるものではなく、他の端子であってもよい。
例えば、非同期通信時、DOC端子から絞り22の駆動開始を通知する信号を出力し、CLK端子を用いてカメラ1からレンズ2へ絞り開口径値パラメータなどのデータを送るようにしてもよい。この場合、非同期通信時において、カメラ側ではIO制御回路35が送信シフトレジスタ53と接続するように、レンズ側ではIO制御回路35が受信シフトレジスタ54と接続するように回路を切り替える必要がある。また、本例ではLENS_CTL_C線はレンズ側DOC端子26と駆動制御回路29を接続する構成とする。レンズ側マイクロコンピュータ21は、同期通信時にはDOC端子から入力された信号(LENS_CTL_C信号)による制御機能を無効に設定し、非同期通信時には前記制御機能を有効に設定する。
1 カメラ
2 交換レンズ
13 カメラ側マイクロコンピュータ
15 カメラ側CLK端子
16 カメラ側DOC端子
17 カメラ側DOL端子
19 撮像回路
21 レンズ側マイクロコンピュータ
22 絞り
23 光学レンズ
25 レンズ側CLK端子
26 レンズ側DOC端子
27 レンズ側DOL端子
29 駆動制御回路
32 クロック発生回路
33 通信制御回路

Claims (15)

  1. 光学部材を有し、撮像装置に装着可能で、第1の通信モード、第2の通信モードで当該撮像装置と通信可能な交換レンズであって、
    前記撮像装置と通信するための第1のレンズ側端子及び第2のレンズ側端子と、
    前記光学部材の駆動を制御する光学部材制御回路と、
    前記第1の通信モードにおいて、前記第1のレンズ側端子を介して受信した信号をクロック信号として当該クロック信号に基づいて前記第2のレンズ側端子でデータ通信し、前記第2の通信モードにおいて、前記第1のレンズ側端子を介して受信した信号に基づいて前記光学部材制御回路が前記光学部材の駆動を開始するように制御し、当該信号をクロック信号として用いずに前記第2のレンズ側端子でデータ通信するレンズ側制御手段と、を有することを特徴とする交換レンズ。
  2. 前記第2の通信モードにおいて、前記レンズ側制御手段は、前記第2のレンズ側端子を介して受信したデータが前記光学部材の駆動量のデータであるとき、当該駆動量を通知する通知信号を前記光学部材制御回路に出力することを特徴とする請求項1に記載の交換レンズ。
  3. 前記第2の通信モードにおいて、前記光学部材制御回路は、前記レンズ側制御手段から前記通知信号を受信後、前記撮像装置から前記第1のレンズ側端子を介して信号を受信すると、前記駆動量に基づいて前記光学部材を駆動することを特徴とする請求項2に記載の交換レンズ。
  4. 前記光学部材制御回路は、前記撮像装置から前記第1のレンズ側端子を介して信号を受信可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 光学部材を有し、撮像装置に装着可能で、第1の通信モード、第2の通信モードで当該撮像装置と通信可能な交換レンズであって、
    前記撮像装置と通信するための第1のレンズ側端子及び第2のレンズ側端子と、
    前記光学部材の駆動を制御する光学部材制御回路と、
    前記第1の通信モードにおいて、前記第1のレンズ側端子を介して受信した信号をクロック信号として当該クロック信号に基づいて前記第2のレンズ側端子でデータ通信し、前記第2の通信モードにおいて、前記第2のレンズ側端子を介して受信した信号に基づいて前記光学部材制御回路が前記光学部材の駆動を開始するように制御し、クロック信号を用いずに前記第1のレンズ側端子でデータ通信するレンズ側制御手段と、を有することを特徴とする交換レンズ。
  6. 前記第2の通信モードにおいて、前記レンズ側制御手段は、前記第1のレンズ側端子を介して受信したデータが前記光学部材の駆動量のデータであるとき、当該駆動量を通知する通知信号を前記光学部材制御回路に出力することを特徴とする請求項5に記載の交換レンズ。
  7. 前記第2の通信モードにおいて、前記光学部材制御回路は、前記レンズ側制御手段から前記通知信号を受信後、前記撮像装置から前記第2のレンズ側端子を介して信号を受信すると、前記駆動量に基づいて前記光学部材を駆動することを特徴とする請求項6に記載の交換レンズ。
  8. 前記光学部材制御回路は、前記撮像装置から前記第2のレンズ側端子を介して信号を受信可能であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の交換レンズ。
  9. 前記光学部材は、絞り又はフォーカスレンズであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の交換レンズ。
  10. 前記交換レンズは、レンズマウント部を有し、
    前記第1のレンズ側端子及び前記第2のレンズ側端子は、前記レンズマウント部に設置されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の交換レンズ。
  11. 光学部材と、前記光学部材の駆動を制御する光学部材制御回路とを備えた交換レンズを装着可能で、第1の通信モード、第2の通信モードで当該交換レンズと通信可能な撮像装置であって、
    前記交換レンズと通信するための第1の端子及び第2の端子と、
    前記第1の通信モードにおいて、前記第1の端子を介してクロック信号を送信し、当該クロック信号に基づいて前記第2の端子でデータ通信し、前記第2の通信モードにおいて、前記第1の端子を介して前記光学部材制御回路に前記光学部材の駆動開始を指示する信号を送信し、当該信号をクロック信号として用いずに前記第2の端子でデータ通信する制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  12. 光学部材と、前記光学部材の駆動を制御する光学部材制御回路とを備えた交換レンズを装着可能で、第1の通信モード、第2の通信モードで当該交換レンズと通信可能な撮像装置であって、
    前記交換レンズと通信するための第1の端子及び第2の端子と、
    前記第1の通信モードにおいて、前記第1の端子を介してクロック信号を送信し、当該クロック信号に基づいて前記第2の端子でデータ通信し、前記第2の通信モードにおいて、前記第2の端子を介して前記光学部材制御回路に前記光学部材の駆動開始を指示する信号を送信し、クロック信号を用いずに前記第1の端子でデータ通信する制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  13. 前記第2の通信モードにおいて、前記制御手段は、前記光学部材の駆動量のデータを前記データ通信で送信後、前記光学部材の駆動開始を指示する信号を送信することを特徴とする請求項11又は12に記載の撮像装置。
  14. 前記光学部材は、絞り又はフォーカスレンズであることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置。
  15. 前記撮像装置は、マウント部を有し、
    前記第1の端子及び前記第2の端子は、前記マウント部に設置されることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の撮像装置。
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