JP2012047644A - 振動式測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流量計測制御回路20は、入力フィルタ40A、40B、正規化部50A、50B、位相遅延フィルタ60A、60B、φ計測部70、φ−Δt変換部80、Δt計測部90、Δt判定部100、出力フィルタ110、Δt−Q変換部120を有する。検出信号SA、SB間の時間差を求める演算方法としては、φ計測部70による検出信号SA、SB間の位相差から時間差を求める方式(X)と、Δt計測部90による検出信号SA、SB間の時間差を直接求める方式(Y)とがある。Δt判定部100では、方式(X)により位相差φから求めた時間差Δt1、方式(Y)により直接計測した時間差Δt2との差分Δt1−Δt2が一定値を超えた場合に、誤出力の可能性があると判定し、アラーム信号を出力する。
【選択図】図3
Description
(1)本発明は、被測流体が流れるセンサチューブと、
加振信号の入力により前記センサチューブを加振する加振器と、
前記加振器による加振力を制御する励振制御手段と、
前記加振器による加振位置よりも上流側の前記センサチューブの変位に応じた第1検出信号を出力する流入側検出器と、
前記加振器による加振位置よりも下流側の前記センサチューブの変位に応じた第2検出信号を出力する流出側検出器と、
前記流入側検出器より出力された第1検出信号と前記流出側検出器より出力された第2検出信号との差から前記被測流体の流量を演算する流量演算手段と、
を備えた振動式測定装置において、
前記流量演算手段は、
前記流入側検出器からの第1検出信号と前記流出側検出器からの第2検出信号との時間差を異なる方法で求める複数の時間差演算手段と、
前記複数の時間差演算手段から得られた各時間差を比較し、当該比較結果により前記複数の時間差演算手段から得られた各時間差が異なる場合に異常があることを検知する異常検知手段と、
を有することを特徴とする。
(2)本発明の前記複数の時間差演算手段は、
前記流入側検出器からの第1検出信号と前記流出側検出器からの第2検出信号との位相差を演算し、当該位相差から時間差を求める第1時間差演算手段と、
前記流入側検出器からの第1検出信号と前記流出側検出器からの第2検出信号とから直接時間差を求める第2時間差演算手段と、
を有することを特徴とする。
(3)本発明の前記第1時間差演算手段は、前記流入側検出器からの第1検出信号と前記流出側検出器からの第2検出信号との位相差から三角関数を用いて時間差を求めることを特徴とする。
(4)本発明の前記異常検知手段は、前記複数の時間差演算手段から得られた各時間差の偏差が所定値を超える場合に異常があることを検知することを特徴とする。
図1は本発明による振動式測定装置の一実施例の正面図である。図2は振動式測定装置の側面図である。なお、振動式測定装置は、被測流体の密度、及び密度を利用して質量流量を求めることができるため、振動式密度計及びコリオリ式質量流量計として用いられる。振動式密度計とコリオリ式質量流量計とは、同様な構成であるので、本実施例では質量流量計として用いた場合について詳細に説明する。
〔流量計測制御回路20の構成〕
次に、上述した流量計測制御回路20について図3を用いて説明する。
〔検出信号SA、SB間の時間差の演算方法〕
次に、検出信号SA、SB間の時間差を求める演算方法について説明する。
〔検出信号SA、SB間の位相差から時間差を求める方式(X)〕
まずは、検出信号SA、SB間の位相差から時間差を求める方式について説明する。
SA信号:A・sinθ(−1≦A≦+1)・・・〔1〕
SB信号:B・sin(θ+φ)(−1≦B≦+1)・・・〔2〕
一方、位相遅延フィルタ60A、60Bでは、SA信号、SB信号の位相を90度遅延させる処理を行なう。そのため、遅延処理された各信号をSA'信号、SB'信号とすると、次式にて表現することができる。
SA'信号:A・cosθ(−1≦A≦+1)・・・〔3〕
SB'信号:B・cos(θ+φ)(−1≦B≦+1)・・・〔4〕
位相遅延フィルタ60A、60Bには、様々な方式が利用されているが、本実施例では、FiR(Finite Impulse Response)フィルタで構成したヒルベルト(Hilbert)変換器を用いる。
=sin(θ+φ)・cosθ−cos(θ+φ)・sinθ・・・〔5〕
つまり、上式〔5〕は以下のように置き換えて考えることができる。
以上より、流入側振動ピックアップ15及び流出側振動ピックアップ16で計測した検出信号SA、SBを利用して、上式〔5〕の演算を行なうことで、両信号SA、SB間の位相差φの正弦値sinφを求めることができる。
前述したφ計測部70において、式〔7〕の演算が行なわれる。
Δt(s)={φ(deg)/360(deg)}×{1/f(Hz)}・・・〔8〕
前述したφ−Δt変換部80において、式〔8〕の演算が行なわれる。
〔検出信号SA、SB間の時間差を直接求める方式(Y)〕
次に、検出信号SA、SB間の時間差を直接求める方式について説明する。
Δt=SA'信号のゼロクロス時間−SB'信号のゼロクロス時間・・・〔12〕
次にΔt判定について説明する。
={sin(θ+φ)cosθ−cos(θ+φ)sinθ}/{cos(θ+φ)cosθ+sin(θ+φ)sinθ}
={Asin(θ+φ)Bcosθ−Acos(θ+φ)Bsinθ}/{Acos(θ+φ)Bcosθ+Asin(θ+φ)Bsinθ}・・・〔13〕
この式〔13〕では、ABでくくることで振幅の項A、Bが消えるため、センサ信号の振幅の影響を受けずに演算することができる。
〔変形例1〕
図6は流量計測制御回路の変形例1を示すブロック図である。図6において、前述した図3と同一部分には、同一符合を付してその説明を省略する。尚、図6においては、各構成要素を模式的にブロック化して示しているが、各要素をソフトウエアにより作成された制御プログラムによって実施するようにしても良い。
出力保持部130は、Δt−Q変換部120より出力された各サンプリング周期ごとに入力される流量信号を自動的に更新・保持する。なお、出力保持部130には、後述の切替スイッチ140の開閉・切替動作により、Δt判定部100よりアラーム信号が入力されていない状態においてはΔt−Q変換部120より出力された流量信号の更新記憶を繰り返し、アラーム信号が入力されているときには流量信号の更新記憶を停止することによりアラーム信号が出力される直前の流量信号が記憶されるようになっている。
〔変形例2〕
図7は流量計測制御回路の変形例2を示すブロック図である。図7において、前述した図3、図6と同一部分には、同一符合を付してその説明を省略する。尚、図7においては、各構成要素を模式的にブロック化して示しているが、各要素をソフトウエアにより作成された制御プログラムによって実施するようにしても良い。
11 マニホルド
12,13 センサチューブ
14 加振器
14a 励振コイル
14b マグネット
15 流入側振動ピックアップ
16 流出側振動ピックアップ
15a、16a センサコイル
15b、16b マグネット
17 温度センサ
20、20A、20B 流量計測制御回路
40A、40B 入力フィルタ
50A、50B 正規化部
60A、60B 位相遅延フィルタ
70 φ計測部
80 φ−Δt変換部
90 Δt計測部
100 Δt判定部
110 出力フィルタ
120 Δt−Q変換部
130、160 出力保持部
140、170 切替スイッチ
150 φ判定部
Claims (4)
- 被測流体が流れるセンサチューブと、
加振信号の入力により前記センサチューブを加振する加振器と、
前記加振器による加振力を制御する励振制御手段と、
前記加振器による加振位置よりも上流側の前記センサチューブの変位に応じた第1検出信号を出力する流入側検出器と、
前記加振器による加振位置よりも下流側の前記センサチューブの変位に応じた第2検出信号を出力する流出側検出器と、
前記流入側検出器より出力された第1検出信号と前記流出側検出器より出力された第2検出信号との差から前記被測流体の流量を演算する流量演算手段と、
を備えた振動式測定装置において、
前記流量演算手段は、
前記流入側検出器からの第1検出信号と前記流出側検出器からの第2検出信号との時間差を異なる方法で求める複数の時間差演算手段と、
前記複数の時間差演算手段から得られた各時間差を比較し、当該比較結果により前記複数の時間差演算手段から得られた各時間差が異なる場合に異常があることを検知する異常検知手段と、
を有することを特徴とする振動式測定装置。 - 前記複数の時間差演算手段は、
前記流入側検出器からの第1検出信号と前記流出側検出器からの第2検出信号との位相を演算し、当該位相差から時間差を求める第1時間差演算手段と、
前記流入側検出器からの第1検出信号と前記流出側検出器からの第2検出信号とから直接時間差を求める第2時間差演算手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の振動式測定装置。 - 前記第1時間差演算手段は、前記流入側検出器からの第1検出信号と前記流出側検出器からの第2検出信号との位相差から三角関数を用いて時間差を求めることを特徴とする請求項2に記載の振動式測定装置。
- 前記異常検知手段は、前記複数の時間差演算手段から得られた各時間差の偏差が所定値を超える場合に異常があることを検知することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の振動式測定装置。
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