JP2012043416A - プロセスシステムを試験するための方法、装置、および製造物品 - Google Patents

プロセスシステムを試験するための方法、装置、および製造物品 Download PDF

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Abstract

【課題】プロセス制御システムを試験するための例示的方法、装置、および製造物品を開示する。
【解決手段】開示する例示的方法は、第1のプロセス制御システムへのユーザ入力を取得することと、第1のプロセス制御システムのプロセス入力および第1のプロセス出力を取得することと、第2のプロセス制御システムにユーザ入力およびプロセス入力を提供し、第2のプロセス制御システムを動作させることと、ユーザ入力およびプロセス入力により動作される第2のプロセス制御システムの第2のプロセス出力を取得することと、第1のプロセス出力と第2のプロセス出力とを比較し、第2のプロセス制御システムが意図されたように実装されているかどうかを判定することと、を含む。
【選択図】図5

Description

本開示は、概して、プロセス制御システムに関し、より具体的には、プロセス制御システムを試験するための方法、装置、および製造物品に関する。
プロセスプラントのライフサイクルの間に、プロセス制御システムの置き替え、修理、補修、アップグレード等が必要になる場合がある。しかしながら、プロセス制御システムのいかなる変更も、プロセスプラントの動作を中断させる潜在的な可能性がある。
プロセス制御システムを試験するための、例示的な方法、装置、および物品を開示する。開示する例示的方法は、第1のプロセス制御システムへのユーザ入力を取得することと、第1のプロセス制御システムのプロセス入力および第1のプロセス出力を取得することと、第2のプロセス制御システムにユーザ入力およびプロセス入力を提供し、第2のプロセス制御システムを動作させることと、ユーザ入力およびプロセス入力により動作される第2のプロセス制御システムの第2のプロセス出力を取得することと、第1のプロセス出力と第2のプロセス出力とを比較し、第2のプロセス制御システムが意図されたように実装されているかどうかを判定することと、を含む。
開示する例示的機械可読命令は、実行される時、プロセッサに、第1のプロセス制御システムへのユーザ入力を取得することと、第1のプロセス制御システムのプロセス入力および第1のプロセス出力を取得することと、ユーザ入力およびプロセス入力を第2のプロセス制御システムに提供し、第2のプロセス制御システムを動作させることと、ユーザ入力およびプロセス入力で動作される第2のプロセス制御システムの第2のプロセス出力を取得することと、第3のプロセス制御システムにユーザ入力およびプロセス入力を提供し、第3のプロセス制御システムを動作させることと、ユーザ入力およびプロセス入力で動作される第3のプロセス制御システムの第3のプロセス出力を取得することと、第2のプロセス出力と第3のプロセス出力とを比較して、第3のプロセス制御システムが意図されたように実装されているかを判定することと、を行わせる。
開示する例示的装置は、第1のプロセス制御システムのユーザ入力、プロセス入力、および第1のプロセス出力を取得し、第2のプロセス制御システムの第2のプロセス出力を取得する、データ収集器と、第2のプロセス制御システムにユーザ入力およびプロセス入力を提供し、第2のプロセス制御システムを動作させる、再生器と、第1のプロセス出力と第2のプロセス出力とを比較して、第2のプロセス制御システムが意図されたように動作しているかを判定する、比較器と、を含む。
本開示の教示によって組み立てられた例示的プロセス制御システムの略図である。 本開示の教示によって組み立てられた例示的プロセス制御システムの略図である。 本開示の教示によって組み立てられた例示的プロセス制御システムの略図である。 図1〜図3の例示的試験サーバを実装する例示的方式を示す図である。 図1〜図4の例示的試験サーバのいずれかまたは全てを実装するために、および/またはプロセス制御システムを試験するために、実行される場合がある例示的プロセスを表すフローチャートである。 図1〜図4の例示的試験サーバのいずれかまたは全てを実装するために、および/またはプロセス制御システムを試験するために、実行される場合がある例示的プロセスを表すフローチャートである。 図5および/または図6の例示的プロセスを実行するために、および/または図1〜図4の例示的試験サーバのいずれかまたは全てを実装するために、使用および/またはプログラムされる場合がある例示的プロセッサプラットフォームの略図である。
最新のプロセス制御システムおよび無数のプロセスプラント構成の複雑性のために、プロセス制御システムの修理、パッチ、アップグレード等が公開される前に、全ての欠陥を検出することは困難である可能性がある。かかる検出されない欠陥は、プロセス制御システムが、実際のプロセスプラントに関連して動作された後、および/または動作時においてのみ、明らかになるかもしれない。それらのプロセス制御システムを置き替え、修正、補修、更新、および/またはアップグレードする必要性を緩和するために、一部の顧客は、代わりに、他のデバイスおよび/またはネットワークからプロセス制御システムを分離することを選択している。かかる行動は、中断の潜在的な可能性を低下させるかもしれないが、プロセスエンジニアが、より新しいバージョンのプロセス制御システムで利用可能な特性および/または機能を利用することも妨げる。
概して、本明細書に記載される例示的装置、方法、および製造物品は、新規および/または更新されたプロセス制御システムが、顧客のプロセスプラントを制御するために使用される前に、既存のプロセス制御システムを使用して、顧客の実際のプロセスプラントから収集したプロセスデータを使用して、新規および/または更新されたプロセス制御システムを試験するために使用されてもよい。具体的には、第1のプロセス制御システムが、顧客のプロセスプラント内で動作する間、第1のプロセス制御システムのユーザ入力(例えば、グラフィックユーザインターフェースを介して受信した)、プロセス入力(例えば、フィールドデバイスから受信した)、およびプロセス出力(例えば、フィールドデバイスに送信した)が、捕捉される。捕捉された入力を使用して、第1のプロセス出力が捕捉される間、第2のプロセス制御システムを刺激するおよび/または動作させることができる。すなわち、第2のプロセス制御システムがユーザ入力および/またはフィールドデバイスから受信した入力に応じて動作するというよりも、むしろ、第1のプロセス制御システムから捕捉された入力を適用して、第2のプロセス制御システムを動作させる。
本明細書に記載される方法、装置、および製造物品を使用して、第2のプロセス制御システムを試験するためにプロセスプラントのモデルを定義および/または実装することは必ずしも必要ではない。代わりに、2つのプロセス制御システムから捕捉したプロセス出力を比較して、第2のプロセス制御システムが意図されたように動作しているかどうかを判定される場合がある。そのデータは、第1のプロセス制御システムが、顧客のプロセスプラント内で動作される間に捕捉されたため、捕捉されたプロセス出力が一致する場合、プロセスエンジニアは、第2のプロセス制御システムが顧客のプロセスプラントで意図されたように動作するという自信を持つことができる。限定的な精度のために(例えば、時間の量子化および/または数値の量子化)、捕捉されたプロセス出力が厳密には一致しないかもしれないが、第2のプロセス制御システムが意図されたように動作しているかを判定できるようには十分一致しているはずである。
第2のプロセス制御システムは、修理、補修、アップグレード等が適用された後ではあるが、第1のプロセス制御システムがプロセスプラントの制御を始める前である、第1のプロセス制御システムであってもよい。さらにまたは代替的に、第2のプロセス制御システムは、社内試験施設、および/またはプロセス制御システムの供給業者に関連する試験施設もしくは訓練施設等の、異なる環境および/または異なる物理的な位置で実装されてもよい。さらに、第1のおよび/または第2のプロセス制御システムは、プロセス制御システムのシミュレーションおよび/またはモデルであってもよい。
幾つかの例において、捕捉された入力は、第3のプロセス制御システムのプロセス出力が捕捉される間、第3のプロセス制御システムを刺激および/または動作させるためにも使用される。すなわち、第1のプロセス制御システムから捕捉された入力は、第2および第3のプロセス制御システムのそれぞれを動作させるのに適用される。第2のプロセス制御システムのプロセス出力と第3のプロセス制御システムのプロセス出力とを比較して、第3のプロセス制御システムが意図されたように動作しているかどうかを判定することができる。例えば、第2のプロセス制御システムが第1のプロセス制御システムと全く同じで、第2のプロセス制御システムが顧客のプロセスプラントと別個に動作されるという点のみで異なり、かつ、第3のプロセス制御システムが、第2のプロセス制御システムのプロセス出力と第3のプロセス制御システムのプロセス出力とを比較することにより、修理、補修、アップグレード等が適用された後の第2のプロセス制御である場合、プロセスエンジニアは、更新されたプロセス制御システムが顧客のプロセスプラントで意図されたように動作するという自信を持つことができる。
第1のプロセス制御システムから捕捉されたデータは、さらにまたは代替的に、プロセスプラント内で繰り返されるかもしれない1つ以上のシナリオを検出および/または特定するために使用されてもよい。例えば、第2のプロセス制御システムに捕捉された入力を適用することに代えて、第1のプロセス制御システムから捕捉された元の入力および出力を、第1のプロセス制御システムから捕捉されたさらなる入力および出力と比較することができる。元のおよびさらなる入力および出力は、繰り返されるシナリオを検出および/または特定するために比較することができる。例えば、元のおよびさらなる入力および出力が、幾らかの許容範囲内で一致する可能性がある時、プロセス制御システムのオペレータは、元の捕捉された入力および出力に関連するシナリオがプロセスプラント内で起こったか、および/またはプロセスプラント内で生じていることを、通知される可能性がある。
なお、さらに、本明細書に記載される例は、訓練システムを実装するために使用されてもよい。例えば、第1のプロセス制御システムから捕捉された入力および出力を使用して、訓練生が、第2のプロセス制御システム動作を見、および/または以前に捕捉された入力に応じて第2のプロセス制御システムを動作させる間に、第2のプロセス制御システムを動作させることができる。後の事例では、訓練生が、適切におよび/または迅速に反応したかを判定するために、訓練生の入力が、捕捉されたユーザ入力と比較されてもよい。
図1は、例えば、製造プロセス、製造システム、製造プラント、および/または任意の他の種類のプロセスプラントの全てまたはいずれか一部を制御するために使用されてもよい例示的プロセス制御システム100の略図である。簡潔さおよび明確さの利益のために、以下の説明を通じて、図1の例示的プロセス制御システム100への参照がなされる。しかしながら、本明細書に記載されるプロセス制御システムを試験するための方法、装置、および製造物品は、他のプロセス制御システムに適用することができる。図1の例示的プロセス制御システム100は、1つ以上のプロセスコントローラ(その内2つが参照数字110および111で指定される)、1つ以上のオペレータステーション(その内1つが参照数字115で指定される)、および1つ以上のワークステーション(内2つが参照数字120および121で指定される)を含む。例示的プロセスコントローラ110および111、例示的オペレータステーション115、ならびに例示的ワークステーション120および121は、一般的にアプリケーション制御ネットワーク(ACN)と呼ばれる、バスおよび/またはローカルエリアネットワーク(LAN)125を介して通信可能に結合される。
図1の例示的オペレータステーション115は、プロセスプラントオペレータが、プロセスプラント変数を視認し、プロセスプラント状態を視認し、プロセスプラント状況を視認し、プロセスプラント警報を視認し、かつ/またはプロセスプラント設定(例えば、設定値および/または動作状態、警報の消去、警報の静音化等)を変更するために使用されるようなユーザ入力を提供することを可能にする、1つ以上のオペレータ表示画面、グラフィックユーザインターフェース、および/またはアプリケーションを、プロセスプラントオペレータが、検討および/または操作することを可能にする。かかる画面および/またはアプリケーションは、典型的には、プロセス構成エンジニアにより設計および/または実装される。
図1の例示的ワークステーション120および121は、任意の数および/または種類のアプリケーションおよび/または機能を実装するように構成することができる。図示された図1の例において、ワークステーション120は、プロセス制御関連アプリケーションを第一に行うように構成されているが、例示的ワークステーション121は、プロセス制御システム100が、任意の所望の通信媒体(例えば、無線、ハードワイヤード等)およびプロトコル(例えば、HTTP、SOAP等)を使用して他のデバイスまたはシステムと相互に通信することを可能にする通信アプリケーションを第一に行うように構成されている。例えば、例示的アプリケーションステーション121は、1つ以上の情報技術アプリケーション、ユーザインタラクティブアプリケーション、および/または通信アプリケーションを実装してもよい。ワークステーション121は、以降、アプリケーションステーション121として参照する。以下により詳細に記載するように、図1の例示的アプリケーションステーション121は、図1〜3の例示的プロセス制御システム100、200、および300のいずれかのようなプロセス制御システムを試験するために使用することができる、試験サーバTSを含み、かつ/または実装する。例示的試験サーバTSを実装する例示的方式は、図4に関連して以下に記載される。プロセス制御システムを試験するために、例えば、例示的試験サーバTSにより実行される場合がある例示的プロセスは、以下に図5および6に関連して記載される。
例示的ステーション115、120、および121は、図7の例示的プロセッサプラットフォームP100等の任意の好適な計算システムおよび/または処理システムを使用して実装されてもよい。ステーション115、120、および121は、例えば、シングルプロセッサおよび/またはマルチプロセッサコンピュータを使用して実装することができる。
図1の例示的LAN125は、任意の所望の通信媒体およびプロトコルを使用して実装されてもよい。例えば、LAN125は、有線および/または無線イーサネット(登録商標)通信スキームに基づいてもよい。しかしながら、任意の他の好適な通信媒体および/またはプロトコルが使用できる可能性がある。さらに、単一LAN125が図1に図示されるが、2つ以上のLANおよび/または他の代替的な通信ハードウェアの部品を使用して、図1の例示的プロセス制御システム100内の冗長通信路を提供してもよい。
図1の例示的コントローラ110は、デジタルデータバス135および入力/出力(I/O)ゲートウェイ140を介して、複数のスマートフィールドデバイス130、131、および132に結合される。スマートフィールドデバイス130〜132は、Fieldbus対応のバルブ、アクチュエータ、センサ等であってもよく、その場合、スマートフィールドデバイス130〜132は、周知のFoundation Fieldbusプロトコルを使用して、デジタルデータバス135を介して、相互に通信する。もちろん、他の種類のスマートフィールドデバイスおよび通信プロトコルが、代わりに使用できる可能性がある。例えば、スマートフィールドデバイス130〜132は、代わりに、周知のProfibusおよびHART通信プロトコルを使用してデータバス135を介して通信するProfibusおよび/またはHART対応のデバイスであってもよい。I/Oゲートウェイ140と異なる、類似の、および/または全く同じである、さらなるI/Oデバイスが、Foundation Fieldbusデバイス、HARTデバイス等であってもよいスマートフィールドデバイスのさらなる群が、コントローラ110と相互に通信することを可能にするように、コントローラ110に結合されてもよい。例示的スマートフィールドデバイス130〜132に加え、1つ以上の非スマートフィールドデバイス133および134が、例示的コントローラ110に通信可能に結合されてもよい。図1の例示的非スマートフィールドデバイス133および134は、それぞれのリンクを介してコントローラ110および111と相互に通信する、例えば、従来の4〜20ミリアンペア(mA)または0〜10ボルト直列(VDC)デバイスであってもよい。図1には示されていないが、例示的コントローラ111も、類似のおよび/または異なるフィールドデバイスおよび/またはI/Oゲートウェイに結合される。
図1の例示的コントローラ110および111は、例えば、Emerson Process Managementの一企業である、Fisher−Rosemount Systems, Inc.により販売される、DeltaV(商標)コントローラおよび/またはDeltaV Characterization Module(Charms)I/Oカードあってもよい。しかしながら、任意の他のコントローラが使用されてもよい。さらに、2つのコントローラ110および111が図1に示されているが、任意の所望の種類および/または種類の組み合わせのさらなるコントローラが、LAN125に結合されてもよい。いずれの場合でも、例示的コントローラ110および111は、オペレータステーション115を使用してシステムエンジニアおよび/または他のシステムオペレータにより生成され、コントローラ110および111にダウンロードされ、および/またはコントローラ110および111で例示される、プロセス制御システム100に関連する、1つ以上のプロセス制御ルーチンおよび/またはモジュールを行い、実行し、および/または実装する。
例示的プロセス制御システム100の制御構成要素(例えば、例示的コントローラ110および111、例示的オペレータステーション115、例示的ワークステーション120および121、例示的I/Oゲートウェイ140および/または例示的フィールドデバイス130〜134)を構成するために、図1の例示的プロセス制御システム100は、プロセス制御システム構成サブシステム150を含む。図1の例示的構成サブシステム150は、動作データベース155に基づいてプロセス制御システム100の実際の(すなわち、物理的な)プロセス制御構成要素を、ロード、構成、作動、および/またはプログラムする。図1の例示的構成サブシステム150および例示的動作データベース155は、Emerson Process Managementの一企業である、Fisher−Rosemount Systems, Inc.により販売されるDeltaVプロセス制御システムの一部である。図1の例示的動作データベース155は、DeltaVプロセス制御システムの他のツールおよび/またはインターフェース(図示せず)を使用して、生成、定義、特定、および/または投入されてもよい。
ユーザ入力またはオペレータ入力を捕捉、記録、および/またはログをとるために、図1の例示的オペレータステーション115は、事象記録器ECを含む。ユーザが、例示的オペレータステーション115と相互に作用して、例えば、設定値またはプロセス変数の提供および/または変更、アプリケーションの開始、グラフィックユーザインターフェースを開くおよび/または閉じる等を行う時、図1の例示的事象記録器ECは、事象ログへのユーザ入力を記録および/または捕捉する。図1の例示的事象記録器ECは、例えば、Emerson Process Managementの一企業である、Fisher−Rosemount Systems,Inc.によって販売されるDeltaV Event Chronicleであってもよい。図1に示されるように、例示的ワークステーション120および例示的アプリケーションステーション121は、実質的に類似の機能性を有する事象記録器ECも実装してもよい。
プロセス入力およびプロセス制御出力を捕捉、記録、および/またはログをとるために、例示的オペレータステーション115、例示的ワークステーション120、および/または例示的アプリケーションステーション121のうちの1つ以上が、データヒストリアンDHを含むおよび/または実装する。図1の例示的データヒストリアンDHは、例示的コントローラ110および111でデータログ内に受信したプロセス入力を捕捉および/または記録する。データヒストリアンDHは、例示的コントローラ110および111によりデータログ内に生成されたプロセス制御出力も記録する。図1の例示的データヒストリアンDHは、例えば、Emerson Process Managementの一企業である、Fisher−Rosemount Systems, Inc.により販売されるDeltaV Continuous Historianにより実装されてもよい。
図1の図示された例の中で、事象記録器ECおよびデータヒストリアンDHは、例示的プロセス制御システム100の入力および出力を捕捉するために使用されるが、さらにまたは代替的に、冗長、複製、および/またはスタンドバイコントローラ(図示せず)が、入力および/または出力を捕捉するために使用できる可能性がある。冗長コントローラは、監視されたコントローラ110、111にその状態を同期化し、監視されたコントローラ110、111に送信、ならびに/または監視されたコントローラ110、111により送信されるデータ、指令、および/もしくは情報を記録するように構成できる可能性がある。記録された情報は、引き続いて、プロセス制御システムを試験するために、以下に記載されるように、例示的試験サーバTSにより、冗長コントローラから取り上げられ、使用され得る。また、冗長コントローラの状態は、記録されたユーザおよびプロセス入力で刺激する前に、試験中のプロセス制御システムの状態を初期化するために使用され得る。幾つかの例において、冗長コントローラによって捕捉されたデータは、監視コントローラと冗長コントローラとの間に伝送されなければならないデータ量を減少させるために、低い忠実度(例えば、量子化された)で捕捉されてもよい。捕捉されたプロセス出力が、引き続いて比較される時、量子化による初期状態とデータとの差異が考慮される場合がある。顧客のプロセス制御システムにインストールされ、引き続いて、別のプロセス制御システムの分析、訓練、および/または試験のために研究室に移される間に、冗長コントローラがデータを捕捉する場合がある。
例示的事象記録器ECおよび/または例示的データヒストリアンDHにより捕捉されるユーザ入力、プロセス入力、および/またはプロセス出力にアクセスするために、図1の例示的アプリケーションステーション121は、アクセスサーバASを含むおよび/または実装する。図1の例示的アクセスサーバASは、プロセス制御(OPC)標準および/または仕様のための任意の過去、現在、および/または将来のオブジェクトのリンクと埋め込み(OLE)によって実装される任意の数および/または種類の方法を使用して、ログを取ったユーザ入力、プロセス入力、およびプロセス出力にアクセスする。図1の例示的アクセスサーバASは、例示的試験サーバTS等のプロセス制御システム100の他の要素が、ログを取ったユーザ入力、プロセス入力、および/またはプロセス出力にアクセスすることを可能にする。また、例示的アクセスサーバASは、例示的試験サーバTSが、コントローラ110および111にユーザ入力および/またはプロセス入力を提供することを可能にし、例えば、フィールドデバイス130〜134、および/またはI/Oゲートウェイ140が不在の場合、および/またはさらにプロセスプラントが不在の場合に、図1の例示的コントローラ110および111に動作を行わせる。図1の例示的アクセスサーバASは、例えば、Emerson Process Managementの一企業である、Fisher−Rosemount Systems, Inc.により販売されるDeltaV OPC History Server および/またはDeltaV OPC Events Serverにより実装されてもよい。
図1、図2、および図3の例示的プロセス制御システム100、200、および300のうちのいずれか等の、プロセス制御システムをそれぞれ試験するために、図1の例示的アプリケーションステーション121は、例示的試験サーバTSを含む。図1の例示的プロセス制御システム100が動作する間、例示的事象記録器ECおよび例示的データヒストリアンDHは、コントローラ110および111の入力および出力を収集する。図1の例示的試験サーバTSは、図1の例示的プロセス制御システム100および/または図2および3に示される等の任意の他のプロセス制御システムを動作させる、例示的アクセスサーバASを介して、引き続く使用に対する、収集された入力および出力を取得する。プロセス制御システムを試験するために、例示的試験サーバTSは、記録された入力および出力を使用して試験中のプロセス制御システムを刺激するおよび/または動作させる。すなわち、試験中のプロセス制御システムが、ユーザ入力および/またはオペレータステーション115、フィールドデバイス130〜134、および/またはI/Oゲートウェイ140から受信した入力に応じて動作する代わりに、捕捉された入力は、試験中のプロセス制御システムに直接適用され、試験中のプロセス制御システムを動作させる。試験サーバTSは、アクセスサーバASを介して試験中のプロセス制御システムに捕捉された入力を適用する。
図1の例示的試験サーバTSが動作する間、試験中のプロセス制御システム、事象記録器EC、およびデータヒストリアンDHは、ユーザ入力およびプロセス入力および/または出力を収集する。例示的試験サーバTSは、2つのプロセス制御システムから捕捉されたプロセス出力を比較して、第2のプロセス制御システムが意図されたように動作しているかを判定してもよい。そのデータは、第1のプロセス制御システムが、顧客のプロセスプラント内で動作される間に捕捉されたため、捕捉されたプロセス出力が一致する場合、試験サーバTSおよび/または試験サーバTSのユーザは、試験中のプロセス制御システムが顧客のプロセスプラントで意図されたように動作するという自信を持って判定することができる。限定的な精度(例えば、時間および/または数値の量子化)のために、捕捉されたプロセス出力が厳密には一致しないかもしれないが、試験中のプロセス制御システムが意図されたように動作しているかを判定できるようには十分一致しているはずである。例えば、それらの差異が、ユーザ定義可能な閾値を超えない場合、アナログ値は一致しているものと考えることができ、および/またはそれらが、お互いに関連するユーザ定義可能なウィンドウで発生する場合、デジタル値は一致しているものと考えることができる。
図2は、図1の例示的プロセス制御システム100を試験するために使用される場合がある例示的な試験中のプロセス制御システム200を図示する。図2に図示された要素の多くは、図1に関連して上記で説明されたものと全く同じであるため、全く同じである要素は、図1および図2と全く同じ参照英数字で指定され、読者は、全く同じ要素の記述について、図1に関連して上記で提供された記述を参照する。
図示された図2の例示的な試験中のプロセス制御システム200において、例示的コントローラ110および111は、例示的フィールドデバイス130〜134および/またはI/Oゲートウェイ140から論理的におよび/または物理的に切断されている。したがって、図2の例示的コントローラ110および111は、アクセスサーバASを介して試験サーバTSによりコントローラ110および111に提供される、既に捕捉されたプロセス入力およびユーザ入力に応じて動作する。図2に示すように、実際のプロセスプラントは、プロセス制御システム200を試験するために要求されない。さらに、プロセスプラントのモデルも要求されない。代わりに、既に捕捉された入力が試験中のプロセス制御システム200内で再生され、コントローラ110および111が実際のプロセス制御プラント内で動作されているかのように、プロセス制御出力を計算する。例示的試験サーバTSは、プロセス制御システム200により計算された出力に関わらず、プロセス制御システム200に入力を適用する。したがって、元の捕捉された入力が、プロセス制御システム100の安定動作を表す場合、プロセス制御システム200の出力は、同様に安定するだろう。
図2の例示的プロセス制御システム200は、動作データベース155が、例えば、プロセスエンジニアリングの初期段階中等のI/O参照を含む前でさえ、試験される場合があることが明らかなはずである。かかる例において、プロセス制御システム200を試験するように設計、修正、および/または意図した類似のプラントおよび/または入力から捕捉された入力および出力が、例示的試験サーバTSにより適用されてもよい。
例示的コントローラ110および111は、いかなる接続されたフィールドデバイス130〜134および/またはI/Oゲートウェイ140も有さないため、プロセス制御システム200の例示的動作データベース155は、論理パラメータおよび/またはシミュレーション入力パラメータでリアルI/Oチャネル割り当て情報を置き替えるように修正される必要がある。I/Oチャネル割り当て情報の置き替えは、Emerson Process Managementの一企業である、Fisher−Rosemount Systems, Inc.により販売されるDeltaV SimulateProアプリケーションを用いて実行されてもよい。
幾つかの例において、カウンタモジュール(図示せず)が動作データベース155に付加され、所望の間隔および/または所望のレートで、試験中のプロセス制御システム200の動作のサンプリングを可能にする。例示的サンプリングレートは1秒であるが、アクセスサーバASのデータ伝送機能によりサポート可能な任意の他のレートが実装されてもよい。幾つかの例において、サンプリングレートよりも高いレートで動作する任意のプロセス制御ルーチンも、サンプリングレートで動作するように修正される。代替的に、バッファ読み取りおよび/またはバッファ書き込みアクセスサーバASにより実装されてもよく、プロセス制御ルーチンが、サンプリングレートを超えるレートで動作することを可能にする。
図1の例示的プロセス制御システム200は、例えば、修理、補修、アップグレード等が適用された後ではあるが、プロセス制御システム200が、プロセスプラントの制御を始める前である、プロセス制御システム100である場合がある。さらにまたは代替的に、プロセス制御システム200は、社内試験施設および/またはプロセス制御システム200の供給業者に関連する試験施設もしくは訓練施設等の、異なる環境および/または異なる物理的な位置で実装されてもよい。さらに、図3に示されるようにプロセス制御システムのシミュレーションおよび/またはモデルが、例示的プロセス制御システム100を実装するために使用されてもよく、および/またはプロセスプラントのシミュレーションおよび/またはモデルを使用して、例示的プロセス制御システム100を試験する場合がある。
図3は、図1の例示的プロセス制御システム100を試験するために使用することができる別の例示的な試験中のプロセス制御システム300を図示する。図3に図示された要素の多くは、図1に関連して上記で説明されたものと全く同じであるため、全く同じである要素は、図1および図3と全く同じ参照英数字で指定され、読者は、全く同じ要素の記述について、図1に関連して上記で提供された記述を参照する。
図示された図3の例示的な試験中のプロセス制御システム300において、例示的コントローラ110および111は、シミュレータSIMにより置き替えられ、モデル化され、および/またはシミュレートされる。図3の例示的プロセス制御システム300において、例示的シミュレータSIMは、例示的オペレータステーション115上で実装される。しかしながら、シミュレータSIMは、例示的アプリケーションステーション121上、例示的ワークステーション120上、および/または任意の他の処理システムまたは計算システム上で、代替的に、実装されてもよい。図3の例示的シミュレータSIMは、Emerson Process Managementの一企業である、Fisher−Rosemount Systems, Inc.により販売されるDeltaV SimulateProアプリケーションを使用して実装されてもよい。
図1、図2、および図3は、例示的プロセス制御システム100、200、および300をそれぞれ図示し、その中にプロセス制御システムを試験するための例示的装置、方法、および製造物品を有利に採用する場合があるが、本明細書に記載される装置、方法、および製造物品は、所望であれば、図1〜図3に図示された例よりも高いまたは低い複雑性(例えば、2つ以上の地理的な位置に渡って3つ以上のコントローラを有する等)の他のプロセスプラントおよび/またはプロセス制御システムで有利に採用される場合があることが、当業者には容易に理解されよう。さらに、図示を明確にするために図1〜図3には示していないが、任意の数および/または種類の、さらなるおよび/または代替的なデバイス、構成要素、および/またはシステムが、プロセスプラントおよび/またはプロセス制御システムに含まれる場合がある。例えば、プロセスプラントおよび/またはプロセス制御システムは、Emerson Process Managementの一企業である、Fisher−Rosemount Systems, Inc.により販売されるDeltaVプロセス制御システム等のプロセス制御システムにより、管理され、かつ/または制御可能なファイヤーウォール、スイッチ、ルーター、ハブ、電源、および/または任意の他のデバイスを含み、かつ/または実装してもよい。
例示的プロセス制御システム100、200および300が図1、図2および図3にそれぞれ図示されるが、図1、図2および図3に図示されたインターフェース、データ構造、要素、プロセス、および/またはデバイスのうちの1つ以上が、任意の他の方法で、組み合わせ、分割、再編成、省略、削除、および/または実装されてもよい。さらに、例示的コントローラ110、111、例示的ステーション115、120、および121、例示的フィールドデバイス130〜134、例示的I/Oゲートウェイ140、例示的構成サブシステム150、例示的事象記録器EC、例示的データヒストリアンDH、例示的アクセスサーバAS、および/または例示的試験サーバTSが、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ならびに/またはハードウェア、ソフトウェア、および/もしくはファームウェアの任意の組み合わせにより実装されてもよい。したがって、例えば、例示的コントローラ110、111、例示的ステーション115、120、および121、例示的フィールドデバイス130〜134、例示的I/Oゲートウェイ140、例示的構成サブシステム150、例示的事象記録器EC、例示的データヒストリアンDH、例示的アクセスサーバAS、および/または例示的試験サーバTSのうちのいずれかが、図7の例示的プロセッサプラットフォームP100および/または1つ以上の回路、プログラム可能なプロセッサ、アプリケーション特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、フィールドプログラム可能論理デバイス(FPLD)、フィールドプログラム可能なゲートアレー(FPGA)、ヒューズ等により実装される。これらの要素のうちの1つ以上を組み込む本特許の任意の装置請求項が、純粋にソフトウェア実装および/またはファームウェア実装を網羅するものとして読まれる時、例示的コントローラ110、111、例示的ステーション115、120、および121、例示的フィールドデバイス130〜134、例示的I/Oゲートウェイ140、例示的構成サブシステム150、例示的事象記録器EC、例示的データヒストリアンDH、例示的アクセスサーバAS、および/または例示的試験サーバTSのうちの少なくても1つが、これにより、ファームウェアおよび/またはソフトウェアを格納する有形のコンピュータ可読媒体等の有形の製造物品を含むように明確に定義される。なお、さらに、例示的プロセス制御システム100、200、および/または300は、図1、図2、および/または図3に図示されたものの代わりにまたはそれらに加えて、インターフェース、データ構造、要素、プロセス、および/またはデバイスを含んでもよく、ならびに/または図示されたインターフェース、データ構造、要素、プロセス、および/もしくはデバイスのうちのいずれかのうちの2つ以上または全てを含んでもよい。
本明細書で使用される場合、有形のコンピュータ可読媒体という用語は、いかなる種類のコンピュータ可読媒体も含み、明確に伝播信号を除外するように明確に定義される。本明細書で使用される場合、一過性ではないコンピュータ可読媒体という用語は、いかなる種類のコンピュータ可読媒体も含み、伝播信号を除外するように明確に定義される。例示的有形のおよび/または一過性でないコンピュータ可読媒体は、揮発性および/もしくは非揮発性メモリ、揮発性および/もしくは非揮発性メモリデバイス、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、プログラム可能ROM(PROM)、電気的にプログラム可能なROM(EPROM)、電気的に消去可能なPROM(EEPROM)、光記憶ディスク、光記憶デバイス、磁気記憶ディスク、磁気記憶デバイス、キャッシュ、ならびに/または任意の他の記憶媒体を含み、情報は、任意の期間(例えば、延長された期間、永久に、短時間、一時的なバッファで、および/または情報のキャッシングのために)格納され、図7に関連して以下で説明される例示的プロセッサプラットフォームP100等のプロセッサを有するプロセッサ、コンピュータ、および/または他の機械によりアクセスされ得る。
図4は、図1、図2、および図3の例示的試験サーバTSのいずれかを実装する例示的方式を図示する。データを収集するために、図4の例示的試験サーバTSは、データ収集器405を含む。図4の例示的データ収集器405は、例示的アクセスサーバAS(図1〜3)と相互に作用し、プロセス制御システムからのユーザ入力、プロセス入力、および/またはプロセス出力を取得する。例示的データ収集器405は、任意の数および/または種類のデータ構造、ファイル、および/またはファイルフォーマットを使用して、データベース410内に捕捉された入力および出力を格納する。幾つかの例において、データ収集器405は、例示的アクセスサーバASと相互に作用し、Microsoft(商標登録)Excel(商標登録)フォーマットで捕捉された入力および出力を取得する。例示的データベース410は、任意の数および/または種類の揮発性および/または非揮発性記憶デバイス、メモリ、および/またはメモリデバイスに格納されてもよい。
プロセス制御システムを刺激するおよび/または動作させるのに好適なデータを生成するために、例示的試験サーバTSは、データ修正器415を含む。例示的データ修正器415は、サンプリング間隔に対応するデータ構造のそれぞれの入力で、時間によって索引が付けられたデータ構造内の、事象記録器ECにより収集されたユーザ入力情報を、データヒストリアンDHにより収集されたプロセス入力と組み合わせる。生成された時間によって索引が付けられたデータ構造は、例示的データベース410に格納されてもよい。幾つかの例において、Microsoft Excelは、例示的データ修正器415を実装するために使用され、Microsoft Excelファイルは、時間によって索引が付けられたデータ構造を実装するために使用されるが、しかしながら任意の他のデータ構造が使用されてもよい。
コントローラ110および111により受信された、データヒストリアンDHにより捕捉される幾つかの入力は、同一のフォーマットではないかもしれない。例えば、比例積分微分(PID)制御ループのアナログ入力(AI)ブロックは、タンクレベルを表す圧力等のプロセス変数を値へスケーリングまたは変換するかもしれない。かかる事例において、図4の例示的データ修正器415は、そのスケーリングされたプロセス入力が元の入力を表すように、捕捉されたプロセス入力は、スケーリングされる。例えば、タンクレベル値は、圧力値を表すようにスケーリングできる可能性がある。幾つかの例において、捕捉されたプロセス入力の調製は、Microsoft Excel等のアプリケーションの一括編集機能を使用して実装される。例えば、データのスケーリングは、DeltaV Configuration155から取得され、Microsoft Excelファイルに格納されてもよい。例えば、Microsoft Visual Basic(VBA)コードとして実装される機械アクセス可能な命令は、捕捉されたプロセス入力の調製を実行するために使用されてもよい。
さらにまたは代替的に、幾つかの捕捉されたプロセス入力は、「名前を付けられた組」により表されてもよい。例えば、値1は、関連値が「通常開」かまたは「通常閉」かによって、「開」または「閉」を表す場合がある。かかる事例において、図4の例示的データ修正器415は、対応する数値(例えば「1」)で、事象記録器ECおよび/またはデータヒストリアンDHにより捕捉された名前を付けられた組のテキスト(例えば、「閉」)を置き替える。幾つかの例において、数値による名前を付けられた組のテキストの置き替えは、Microsoft Excel等の一括編集機能のアプリケーションを使用して実装される。名前を付けられた組のテキストと数値との関連付けは、例えば、Emerson Process Managementの一企業である、Fisher−Rosemount Systems, Inc.により販売されるDeltaV Explorerから、例えば、Microsoft Excelファイルに名前を付けられた組の情報をエクスポートすることで取得される場合がある。例えば、Microsoft Visual Basic(VBA)コードとして実装される、機械アクセス可能命令は、名前を付けられた組のテキストを数値と置き替えるのに使用される場合がある。
幾つかの例において、要求される記憶量を減少させるために、例示的データ修正器415は、時間によって索引が付けられたデータ構造を簡略化する。例えば、実際のプロセスプラントから捕捉されたデータが、ユーザ入力の発生が無く、かつ/またはプロセス入力の変更が無い時間間隔を有することは、珍しくはない。図4の例示的データ修正器415は、逐次入力の数を表す単一入力で変更が発生した場合に、逐次入力を置き替える。幾つかの例において、ユーザ定義可能な閾値を超える長さを有する不変入力のシーケンスのみが置き替えられる。
プロセス制御システムを刺激するおよび/または動作させるために、図4の例示的試験サーバTSは、再生器420を含む。図4の例示的再生器420は、例示的アクセスサーバASを介してそれぞれの論理的および/またはシミュレートされたI/Oポートにデータ修正器415により生成された、時間によって索引が付けられたデータ構造の入力エントリの各々を送信する。入力は、入力エントリに関連するタイムスタンプにおいて提供される。図4の例示的再生器420は、プロセス制御システムを刺激するが、例示的事象記録器ECおよびデータヒストリアンDHは、ユーザ入力、プロセス入力、およびプロセス出力を収集する。
プロセス制御システムが意図されたように動作しているかを判定するために、図4の例示的試験サーバTSは、比較器425を含む。図4の例示的比較器425は、元の捕捉されたプロセス出力を、再生器420がプロセス制御システムを刺激する間に捕捉されたプロセス出力と比較して、例えば、試験中のプロセス制御システムが意図されたように動作しているかを判定する。限定的な精度(例えば、時間および/または数値の量子化)のために、捕捉されたプロセス出力は、厳密には一致しないかもしれず、したがって、比較器425は、プロセス出力値を比較する時、1つ以上の許容範囲を使用する。
さらにまたは代替的に、比較器425は、プロセスプラント内で繰り返されるかもしれない1つ以上のシナリオを検出および/または特定するために使用される場合がある。例えば、再生器420が、プロセス制御システムに捕捉された入力を適用する代わりに、比較器425は、既に捕捉された入力および出力と、繰り返されるシナリオを検出および/または特定するために捕捉された、さらなる捕捉された入力および出力とを比較することができる。例えば、元のおよびさらなる入力および出力が、場合によっては幾らかの許容範囲内で一致する時、プロセス制御システムのオペレータは、元の捕捉された入力および出力に関連するシナリオがプロセスプラント内で起こったか、および/またはプロセスプラント内で起こっていることを、通知されてもよい。
なお、さらに、比較器425は、訓練システムを実装するために使用することができる。例えば、第1のプロセス制御システムから捕捉された入力および出力を使用して、訓練生が、第2のプロセス制御システム動作を見、および/または既に捕捉された入力に応じて第2のプロセス制御システムを操作する間に、第2のプロセス制御システムを動作させることができる。後の事例では、訓練生が、適切におよび/または迅速に反応したかを判定するために、比較器425が、訓練生の入力と、捕捉されたユーザ入力とを比較する。
図1、図2、および/または図3の例示的試験サーバTSを実装する例示的方式が、図4に図示されているが、図4に図示された要素、プロセス、および/またはデバイスのうちの1つ以上が、任意の他の方法で、組み合わせ、分割、再編成、省略、削除、および/または実装されてもよい。さらに、例示的データ収集器405、例示的データベース410、例示的データ修正器415、例示的再生器420、例示的比較器425、および/またはさらに一般的に、図4の例示的試験サーバTSが、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ならびに/またはハードウェア、ソフトウェア、および/もしくはファームウェアの任意の組み合わせにより実装されてもよい。したがって、例えば、例示的データ収集器405、例示的データベース410、例示的データ修正器415、例示的再生器420、例示的比較器425、および/または、さらに一般的に、例示的試験サーバTSのうちのいずれかを、図7の例示的プロセスプラットフォームP100および/または1つ以上の回路、プログラム可能なプロセッサ、ASIC、PLD、FPLD、PGA、ヒューズ等により実装することができる可能性がある。これらの要素のうちの1つ以上を組み込む本特許の任意の装置請求項が、純粋にソフトウェア実装および/またはファームウェア実装を網羅するものとして読まれる時、例示的データ収集器405、例示的データベース410、例示的データ修正器415、例示的再生器420、例示的比較器425および/または、さらに一般的に、例示的試験サーバTSのうちの少なくとも1つが、これにより、ファームウェアおよび/またはソフトウェアを格納する有形のコンピュータ可読媒体等の有形の製造物品を含むように明確に定義される。なお、さらに図4の例示的試験サーバTSは、図4に図示されたものに加えて、または代わりに、1つ以上の要素、プロセス、および/またはデバイスを含んでもよく、ならびに/または図示された要素、プロセス、およびデバイスのうちのいずれかのうちの1つ以上または全てを含んでもよい。
図5および図6は、図1、図2、図3、および/または図4の例示的試験サーバTSのいずれかまたは全てを実装するように実行されてもよい例示的プロセスを表すフローチャートである。プロセッサ、コントローラ、および/または任意の他の好適な処理デバイスが、図5および/または図6の例示的プロセスを実行するように、使用、構成、および/またはプログラムされる場合がある。例えば、図5および図6の例示的プロセスは、コード化または有形のコンピュータ可読媒体に格納された機械可読命令で具体化することができる。機械可読命令は、例えば、プロセッサ、コンピュータ、および/またはプロセッサを有する機械に1つ以上の特定のプロセスを行うことを生じさせる命令を含む。代替的に、図5および/または図6の例示的プロセスの幾つかまたは全ては、ASIC、PLD、FPLD、FPGA、離散論理、ハードウェア、ファームウェア等の任意の組み合わせを使用して実装することができる。また、図5および/または図6の例示的プロセスの幾つかまたは全ては、手動でまたは任意の前述の技術の任意の組み合わせ、例えば、ファームウェア、ソフトウェア、離散論理、および/またはハードウェアの任意の組み合わせで、実装される場合がある。さらに、図5および/または図6の例示的動作を実装する多くの他の方法が、採用される場合がある。例えば、ブロックの実行順序は、変更されるかもしれず、および/または1つ以上の記載されたブロックが、変更され、削除され、細分割され、または組み合わせられるかもしれない。さらに、図5および/または図6の例示的プロセスのいずれかまたは全てのブロックは、例えば、スレッド、プロセッサ、デバイス、離散論理、回路等を分離処理することにより、逐次的に実行され、かつ/または並行して実行される場合がある。
図5の例示的プロセスは、プロセス制御システムを試験するために使用するためのデータの生成を実行されてもよい。図5の例示的プロセスは、例示的アクセスサーバAS(ブロック505)を介してプロセス入力および出力を取得し、例示的アクセスサーバAS(ブロック510)を介してユーザ入力を取得する、例示的データ収集器405で開始する。例示的データ収集器405は、例示的データベース410内で取得されたデータを格納する。
例示的データ修正器415は、データ収集器405(ブロック515)により取得されたデータから、初期の時間によって索引が付けられたデータ組を生成する。データ修正器415は、必要に応じて、任意のプロセス入力値をスケーリングし、かつ/または数値(ブロック520)で名前を付けられた組のテキストを置き替える。データ修正器415は、時間によって索引が付けられたデータ組を簡略化し、変更された入力(ブロック525)を表さないエントリを除去する。簡略化された時間によって索引が付けられたデータ組は、データベース410内に格納され、制御は、図5の例示的プロセスを終了する。
図6の例示的プロセスは、プロセス制御システムを試験するために実行される場合がある。図6の例示的プロセスは、DeltaV Explorerにダウンロードする、またはDeltaV SimulateProに格納(ブロック605)するために使用される、試験中のプロセス制御システムの状態を初期化する例示的試験サーバTSで開始する。例示的再生器420は、簡略化された時間によって索引が付けられたデータ組に含まれる入力値を、アクセスサーバAS(ブロック610)を介してプロセス制御システムに送信することによって、試験中のプロセス制御システムを実行し、刺激し、および/または動作させる。
データ収集器405は、ブロック610(ブロック615)の実行中、事象記録器ECおよびデータヒストリアンDHにより捕捉されるユーザ入力、プロセス入力、およびプロセス出力を取得する。データ収集器405は、例えば、図5の例示的プロセスを実行することによりデータを取得することができる。例示的比較器425は、元のプロセス出力とさらに収集したプロセス出力とを比較して、試験中のプロセス制御システムは、意図されたように動作しているかを判定する(ブロック620)。その後、制御は、図6の例示的プロセスを終了する。
幾つかの例において、図6の例示的プロセスは、2回以上実行されてもよい。例えば、図6のプロセスは、第2のプロセス制御システムは、顧客のプロセスプラントとは別個に動作されるという点でのみ第1のプロセス制御プラントと異なる、第2のプロセス制御プラントの意図された動作を認証するために第1の時間を実行される場合がある。図6のプロセスは、第2のプロセス制御に、修理、補修、アップグレード等が適用された後である、第3のプロセス制御システムの意図された動作を認証する第2の時間を実行される場合がある。
図7は、本明細書に記載される、試験サーバTS、例示的オペレータステーション115、例示的ワークステーション120、例示的アプリケーションステーション121を実装および/または例示的機械アクセス可能命令および/またはプロセスのいずれかまたは全てを実行するように使用および/またはプログラムされる場合がある例示的プロセッサプラットフォームP100のブロック図である。1つ以上の汎用プロセッサ、プロセッサコア、マイクロコントローラ等は、プロセッサプラットフォームP100を実装するために使用される場合がある。プロセッサプラットフォームP100は、例えば、サーバ、パーソナルコンピュータ、埋め込みコントローラ、および/または任意の他の種類の計算デバイスであってもよい。
本例のプロセッサプラットフォームP100は、少なくとも1つのプログラム可能なプロセッサP105を含む。プロセッサP105は、プロセッサP105のメインメモリ内(例えば、RAM P115および/またはROM P120内)に存在するコード命令P110および/またはP112を実行する。プロセッサP105は、プロセッサコア、プロセッサ、および/またはマイクロコントローラ等の任意の種類の処理ユニットであってもよい。プロセッサP105は、図5および図6の例示的プロセスを実行するためにプログラムされる場合がある。したがって、コード命令P110、P112は、図5および/または図6の例示的プロセスを表す場合がある。
プロセッサP105は、バスP125を介して、ROM P110およびRAM P115を含むメインメモリと、通信する。RAM P115は、同時性のダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、RAMBUSダイナミックランダムアクセスメモリ(RDRAM)、および/または任意の他の種類のRAMデバイスにより実装されてもよい。ROM P110は、フラッシュメモリおよび/または任意の他の所望の種類のメモリデバイスにより実装されてもよい。メモリP115およびメモリP120へのアクセスは、メモリコントローラによって制御される場合がある。例示的メモリP115は、例えば、例示的データベース410を格納するために、使用される場合がある。
プロセッサプラットフォームP100は、インターフェース回路P130を含む。任意の種類のインターフェース標準、例えば、外部メモリインターフェース、シリアルポート、イーサネット(登録商標)インターフェースとしての汎用入力/出力、ユニバーサルシリアルバス(USB)、および/またはPCIエクスプレスインターフェース等が、インターフェース回路P130を実装する場合がある。
1つ以上の入力デバイスP135は、インターフェース回路P130に接続される場合がある。入力デバイスP135は、例えば、キーボード、マウス、タッチスクリーン、トラックパッド、トラックボール、アイソポイント、および/または音声認識システムにより実装することができる。また、1つ以上の出力デバイスP140は、インターフェース回路1020に接続される。出力デバイスP140は、例えば、ディスプレイデバイス(例えば、液晶ディプレイ、陰極線管ディスプレイ(CRT)、プリンタおよび/またはスピーカ)により実装することができる。インターフェース回路P130は、したがって、グラフィックドライバーカードを含むことができる。入力デバイスP135および出力デバイスP136は、さらにまたは代替的に、例示的データ収集器405を実装するために使用されてもよい。
インターフェース回路P130は、ネットワーク(例えば、LAN125)を介して外部コンピュータとのデータの交換を促進するために、モデム、トランシーバー、またはネットワークインターフェースカード等の通信デバイスも含んでもよい。
幾つかの例において、プロセッサプラットフォームP100は、ソフトウェアおよびデータを格納するために1つ以上の大容量記憶デバイスP145も含む。かかる大容量記憶デバイスP145の例は、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、ハードディスクドライブ、ソリッドステートハードディスクドライブ、CDドライブ、DVDドライブ、および/または任意の他のソリッドステート、磁気、および/または光記憶デバイスを含む。大容量記憶デバイスP145は、例示的動作データベース155および/または例示的データベース410を実装する場合がある。
本明細書に記載されるコード命令は、大容量記憶デバイスP145、RAM P115、ROM P120、および/またはCDまたはDVD等のリムーバブル記憶媒体に格納されてもよい。
先述の内容から、上記、プロセス制御システムを試験するための方法、装置、および製造物品が開示されることが理解される。特定の例示的な方法、装置、および製造物品が、本明細書に記載されているが、本特許が網羅する範囲はそれらに限定されない。逆に、本特許は、本特許の特許請求の範囲内に適正に収まる全ての方法、装置、および製造物品を網羅する。

Claims (20)

  1. 第1のプロセス制御システムへのユーザ入力を取得することと、
    前記第1のプロセス制御システムのプロセス入力および第1のプロセス出力を取得することと、
    第2のプロセス制御システムに前記ユーザ入力および前記プロセス入力を提供し、前記第2のプロセス制御システムを動作させることと、
    前記ユーザ入力および前記プロセス入力で動作される前記第2のプロセス制御システムの第2のプロセス出力を取得することと、
    前記第1および第2のプロセス出力を比較して、前記第2のプロセス制御システムが意図されたように実装されているかを判定することと、を含む方法。
  2. 第3のプロセス制御システムに前記ユーザ入力および前記プロセス入力を提供し、前記第3のプロセス制御システムを動作させることと、
    前記ユーザ入力および前記プロセス入力で動作される前記第3のプロセス制御システムの第3のプロセス出力を取得することと、
    前記第2のプロセス出力と第3のプロセス出力とを比較して、前記第3のプロセス制御システムが意図されたように実装されているかを判定することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のプロセス出力と第2のプロセス出力とを比較して、前記第2のプロセス制御システムが意図されたように実装されているかを判定することは、
    前記第1のプロセス出力の第1の出力と前記第2のプロセス出力の第1の出力との間の差異を計算することと、
    前記差異を閾値と比較することと、を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記閾値は、前記第1のプロセス出力の前記第1の出力の割合またはタイムスタンプの差異のうちの少なくとも1つを表す、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のプロセス制御システムの実行中に、前記ユーザ入力、前記プロセス入力、および前記第1のプロセス出力を捕捉することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のプロセス制御システムは、プロセスプラントで実装され、前記第2のプロセス制御システムは、試験施設で実装される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2のプロセス制御システムは、訓練システムを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2のプロセス制御システムは、前記第1のプロセス制御システムを備え、前記第2のプロセス制御システムは、前記第1のプロセス制御システムとは異なるソフトウェアバージョンを実装する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ユーザ入力および前記プロセス入力を、時間によって索引が付けられたデータ組に統合することと、
    前記第1のプロセス制御システムによる前記プロセス入力の第1の入力の修正を補正するように前記プロセス入力の前記第1の入力をスケーリングすることと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記プロセス入力の第2の入力がテキストを含む時に、数値により前記プロセス入力の前記第2の入力を置き替えることをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ユーザ入力、前記プロセス入力、および前記第1のプロセス出力のいずれとも対応しない前記データ組の要素を除去するために前記データ組を簡略化することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  12. 第1のプロセス制御システムのユーザ入力、プロセス入力、および第1のプロセス出力を取得し、第2のプロセス制御システムの第2のプロセス出力を取得するデータ収集器と、
    前記第2のプロセス制御システムに前記ユーザ入力および前記プロセス入力を提供し、前記第2のプロセス制御システムを動作させる再生器と、
    前記第1のプロセス出力と第2のプロセス出力とを比較して、前記第2のプロセス制御システムが意図されたように動作しているかを判定する比較器と、を備える装置。
  13. 前記第1のプロセス制御システムが動作中に前記ユーザ入力を捕捉する事象記録器と、
    前記第1のプロセス制御システムが動作中、前記プロセス入力および前記第1のプロセス出力を捕捉するデータヒストリアンと、をさらに備える、請求項12に記載の装置。
  14. 前記第1のプロセス制御システムは、プロセスプラント内で動作される、請求項12に記載の装置。
  15. 前記第2のプロセス制御システムは、前記第1のプロセス制御システムを備え、前記第2のプロセス制御システムは、前記第1のプロセス制御システムとは異なるソフトウェアバージョンを実装する、請求項12に記載の装置。
  16. 前記データ収集器は、前記ユーザ入力および前記プロセス入力をデータ組に統合し、前記データ組は、時間により索引が付けられ、前記第1のプロセス制御システムによる前記プロセス入力の前記第1の入力の修正を補正するように、前記プロセス入力の第1の入力をスケーリングするデータ修正器をさらに備える、請求項12に記載の装置。
  17. 前記データ修正器は、前記プロセス入力の第2の入力がテキストを含む時、数値により、前記プロセス入力の前記第2の入力を置き替える、請求項16に記載の装置。
  18. 実行される時、プロセッサに、少なくとも
    第1のプロセス制御システムへのユーザ入力を取得することと、
    前記第1のプロセス制御システムのプロセス入力および第1のプロセス出力を取得することと、
    前記ユーザ入力および前記プロセス入力を第2のプロセス制御システムに提供し、前記第2のプロセス制御システムを動作させることと、
    前記ユーザ入力および前記プロセス入力により動作される前記第2のプロセス制御システムの第2のプロセス出力を取得することと、
    第3のプロセス制御システムに前記ユーザ入力および前記プロセス入力を提供し、前記第3のプロセス制御システムを動作させることと、
    前記ユーザ入力および前記プロセス入力で動作される前記第3のプロセス制御システムの第3のプロセス出力を取得することと、
    前記第2および第3のプロセス出力を比較して、前記第3のプロセス制御システムが意図されたように実装されているかどうかを判定することと、を行わせる、機械可読命令を格納する有形の製造物品。
  19. 前記第1のプロセス制御システムは、プロセスプラントで実装され、前記第2および第3のプロセス制御システムは、試験施設で実装される、請求項18に記載の有形の製造物品。
  20. 前記第2のプロセス制御システムは、前記第1のプロセス制御システムを備え、前記第3のプロセス制御システムは、前記第2のプロセス制御システムとは異なるソフトウェアバージョンを実装する、請求項18に記載の有形の製造物品。
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