JP2012043075A - 情報処理装置及び制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のジョブの処理条件を簡便に設定することができる情報処理装置及び制御プログラムの提供。
【解決手段】ジョブの区切りを指示する特定領域が設けられた設定シートの設定情報に従ってジョブを処理する情報処理装置であって、前記設定シート上のペン先の位置情報を順次記憶する機能を備えた電子ペンから、時系列で記憶された複数の位置情報を取得する位置情報取得部と、予め記憶したテーブルを参照して、時系列で記憶された各々の位置情報を、順次、設定情報に変換する位置情報変換部と、前記ジョブの区切りを指示する設定情報を検出した場合に、当該設定情報の前後で一連の設定情報を分割し、複数のジョブに対する設定を行うジョブ設定部と、を有する。
【選択図】図9

Description

本発明は、情報処理装置及び制御プログラムに関し、特に、電子ペンで読取可能なパターンが合成された用紙を用いてジョブの処理条件を設定する情報処理装置及び当該情報処理装置で動作する制御プログラムに関する。
プリンタ機能やスキャナ機能などを備える複合機(MFP:Multi Function Peripheral)が普及しており、MFPでは、通常、操作パネルを用いて印刷条件や後処理条件などのジョブの処理条件を設定している。ここで、操作パネル上に表示可能な文字数には制限があることから、設定内容によっては画面を何度も遷移しなければならず、設定操作が煩雑になる。例えば、サービスマンが、ユーザ先で機械の設置時や修理後の調整作業時に、画質確認等のために異なる設定で多数のテスト印刷を実行する場合には、ジョブ毎に操作パネルを何度も操作して設定しなければならない。
このような背景から、MFPの設定操作を容易にする新しい手法が求められており、例えば、下記特許文献1には、プリンタが外部からの指示によってモード設定用シートのフォーマットを紙に印刷し、ユーザがそのフォーマットが印刷されたモード設定用シートの設定したい項目及びその選択メニュー等にマーキングを施した後、そのモード設定用シートをスキャナに読み込ませると、スキャナからのモード設定用の画像データがプリンタコントローラに入力され、その内部のCPUがモード設定用シートに記入された内容を解析し、その結果に応じて自動的にモード設定を行う技術が開示されている。
特開平5−112064号公報
従来技術のように、モード設定用シートを印刷し、そのモード設定用シートを用いて設定を行うことにより、操作パネル上で画面を遷移する煩雑さを解消することはできる。しかしながら、この従来技術でも、複数のジョブの処理条件を設定する場合には、ジョブ毎に、モード設定用シートの所定の項目をマーキングし、そのモード設定用シートをスキャナに読み込ませるといった操作が必要であるため、複数のジョブの処理条件を簡便に設定することができないという問題がある。また、この問題はMFPに限らず、設定した処理条件に従ってジョブを実行する任意の装置に対して、同様に生じる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、複数のジョブの処理条件を簡便に設定することができる情報処理装置及び制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、ジョブの区切りを指示するための特定領域が設けられた設定シートの設定情報に従ってジョブを処理する情報処理装置であって、前記設定シート上のペン先の位置を検出して位置情報を順次記憶する機能を備えた電子ペンから、時系列で記憶された複数の位置情報を取得する位置情報取得部と、予め記憶したテーブルを参照して、時系列で記憶された各々の位置情報を、順次、設定情報に変換する位置情報変換部と、前記ジョブの区切りを指示する設定情報を検出した場合に、当該設定情報の前後で一連の設定情報を分割し、複数のジョブに対する設定を行うジョブ設定部と、を有するものである。
また、本発明は、ジョブの区切りを指示するための特定領域が設けられた設定シートの設定情報に従ってジョブを処理する装置で動作する制御プログラムであって、前記装置に、前記設定シート上のペン先の位置を検出して位置情報を順次記憶する機能を備えた電子ペンから、時系列で記憶された複数の位置情報を取得する第1の処理、予め記憶したテーブルを参照して、時系列で記憶された各々の位置情報を、順次、設定情報に変換する第2の処理、前記ジョブの区切りを指示する設定情報を検出した場合に、当該設定情報の前後で一連の設定情報を分割し、複数のジョブに対する設定を行う第3の処理、を実行させるものである。
本発明の情報処理装置及び制御プログラムによれば、複数のジョブの処理条件を簡便に設定することができる。
その理由は、電子ペンで位置を特定可能なパターンが合成された用紙に、ジョブの区切りを指示する領域を設け、情報処理装置では、電子ペンから時系列で記憶された複数の位置情報を受信すると、予め記憶したテーブルを参照して、時系列で記憶された各々の位置情報を、順次、設定情報に変換し、ジョブの区切りを指示する設定情報を検出した場合には、当該設定情報で一連の設定情報を分割し、複数のジョブに対する設定を可能にするからである。
本発明の一実施例に係る情報処理システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係る設定シートの一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る設定シートの他の例を示す図である。 本発明の一実施例に係る設定シートの他の例を示す図である。 アノト(登録商標)パターンの一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る電子ペンの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置(画像形成装置)のコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る設定シートを用いたジョブ処理条件の設定動作の概要を説明する図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置の動作の一例を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置の動作の他の例を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置の動作の他の例を示すフローチャート図である。
背景技術で示したように、MFPの設定操作を容易にするために、設定用シートを出力して所望の項目をマーキングした後、その設定用シートをスキャナで読み取ることにより、設定を可能にする方法が提案されている。しかしながら、この方法では、ジョブ毎にモード設定用シートの所定の項目をマーキングし、そのモード設定用シートをスキャナに読み込ませるといった操作が必要であるため、複数のジョブに対する設定を行う場合に操作が非常に煩雑になるという問題がある。
そこで、本発明の一実施の形態では、電子ペンで位置を特定可能なパターンが合成された用紙に、ジョブの処理条件を設定する領域と、ジョブの区切りを指示する領域とを設け、情報処理装置では、電子ペンから時系列で記憶された複数の位置情報を取得すると、予め記憶したテーブルを参照して、時系列で記憶された各々の位置情報を、順次、設定情報に変換し、ジョブの区切りを指示する設定情報を検出した場合には、当該設定情報で一連の設定情報を分割して、ジョブの区切りまでの設定情報を1つのジョブに割り当て、複数のジョブの処理条件を一度に設定できるようにする。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る情報処理装置及び制御プログラムについて、図1乃至図11を参照して説明する。図1は、本実施例の情報処理システムの構成を模式的に示す図であり、図2乃至図4は、本実施例の設定シートの一例を示す図、図5は、アノト(登録商標)パターンの一例を示す図である。また、図6は、電子ペンの構成を示すブロック図であり、図7は、情報処理装置のコントローラの構成を示すブロック図である。また、図8は、設定シートを用いたジョブ処理条件の設定動作の概要を説明する図であり、図9乃至図11は、本実施例の情報処理装置の動作を示すフローチャート図である。
図1に示すように、本実施例の情報処理システム10は、情報処理装置40で実行するジョブの処理条件を設定するための印刷物(設定シート20と呼ぶ。)と、設定シート20上の位置情報(座標)を取得して記憶する電子ペン30と、電子ペン30から位置情報を取得し、当該位置情報を設定シート20の設定情報に変換し、その設定情報に従ってジョブを実行する情報処理装置40(本実施例では、画像形成装置とする。)と、で構成される。以下、図面を参照して詳細に説明する。
[設定シート]
図2(a)に示すように、設定シート20には、情報処理装置40で実行するジョブの処理条件(画像形成装置の場合は、ドキュメントなどを出力するための印刷条件や後処置条件など)を設定/選択する領域(ジョブ処理条件設定領域21と呼ぶ。)と、ジョブの区切りを設定する領域(ジョブ区切り設定領域22と呼ぶ。)と、が設けられている。
なお、図2(a)は例示であり、ジョブ処理条件設定領域21やジョブ区切り設定領域22の内容や構成、配置は特に限定されない。また、図2(a)では、ジョブ区切り設定領域22に、次のジョブへの移行を指示する項目(「次ジョブへ」など)を示したが、図2(b)に示すように、一連のジョブの処理条件の設定終了を指示する項目(「設定終了」など)を追加してもよいし、図2(c)に示すように、各ジョブの処理条件の設定開始を指示する項目(「設定開始」など)と設定終了を指示する項目(「設定終了」など)とを設けてもよい。また、例えば、サービスマンがユーザ先でテスト印刷を実行する場合、テスト印刷の印刷条件は予め定められている場合が多いことから、図2(d)に示すように、予め定められた印刷条件の選択肢をデフォルトで表示するようにしてもよい。
また、図2では、1枚の設定シート20で1つのジョブの処理条件を設定する構成としているが、図3に示すように、複数枚の設定シート20で1つのジョブの処理条件を設定してもよく、その場合は、最後の設定シート20にジョブ区切り設定領域22を設ければよい。また、図4に示すように、1枚の設定シート20で複数のジョブの処理条件を設定してもよく、その場合は、各ジョブの処理条件を設定した後、ジョブ区切り設定領域22でジョブの区切りを指示すればよい。
また、設定シート20には、電子ペン30が設定シート20上の位置を特定できるように、アノト(登録商標)パターンに代表される特定のパターンが合成されている。
図5は、アノト(登録商標)パターンの一例である。このアノト(登録商標)パターンは、格子状に配置されたドットパターンであり、各ドットは0.3mm間隔で直交する格子から上下左右いずれかの方向へ僅かにずれていて、電子ペン30によって、1度に縦6×横6ドット、計36ドットのマトリクス単位で読み込まれる。このアノト(登録商標)パターンはどの点をとっても一意な値であることから、設定シート20と設定シート20に合成するアノト(登録商標)パターンの配置を決めておけば(すなわち、パターン空間のどの位置から切り出したアノト(登録商標)パターンを設定シート20に合成するかを決めておけば)、電子ペン30は設定シート20上の任意の位置を認識することができる。
[電子ペン]
図6は、電子ペン30の構成を示すブロック図であり、電子ペン30は、CPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、通信モジュール34、バッテリーモジュール35、イメージセンサ36、ペン圧力検知センサ37、筆記モジュール38、時計モジュール39などで構成される。
CPU31は、プログラムに従って演算するデータ処理装置である。ROM32は、プログラムを格納する情報記憶部である。RAM33は、データを格納する情報記憶部であり、特に、筆記モジュール38が特定した位置情報を時計モジュール39が特定した時刻情報に関連付けて(すなわち、複数の位置情報を時系列で)記憶する。通信モジュール34は、Bluetooth(登録商標)に代表される短距離無線通信や有線通信により画像形成装置の電子ペン用通信モジュール47と通信を行う。バッテリーモジュール35は、電子ペン30の電源である一次電池または二次電池である。イメージセンサ36は、パターンを読み取るための小型のCCDまたはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)ビデオカメラである。ペン圧力感知センサ37は、電子ペン30の筆圧を検知する圧電素子などである。筆記モジュール38は、イメージセンサ36で読み取ったパターンに基づいてペン先の設定シート20上の位置を特定する。時計モジュール39は、イメージセンサ36がパターンを読み取った時刻を特定する。
なお、電子ペン30は、設定シート20上の位置を特定し、位置情報(座標)を画像形成装置に通知する機能を備えていればよく、その構成や形状、通知方法などは特に限定されない。例えば、電子ペン30は、アノト(登録商標)パターンを識別して位置を特定する構成としてもよいし、パターンの構成や密度、濃度などを識別して位置を特定する構成としてもよい。また、バーコードなどのパターンを読み取って位置を特定する構成としてもよいし、設定シート20近傍に設置された機器と連動して(例えば、当該機器に対する角度や距離に基づいて)位置を特定する構成としてもよい。本実施例では、アノト(登録商標)パターンに代表される特定のパターンを利用する場合について説明する。
[画像形成装置]
図7は、画像形成装置のコントローラの構成を示すブロック図であり、コントローラは、CPU41、ROM42、RAM43a、不揮発RAM43b、モータードライバ44、IR(Image Reader)/ADF(Auto Document Feeder)モーター45、表示・操作部46、電子ペン用通信モジュール47、CCD(Charge Coupled Devices)48、USB(Universal Serial Bus)インターフェース49、NIC(Network Interface Card)50、画像処理チップ51、画像処理用RAM52、プリントエンジン53、TEL応答モジュール54、モデム55、公衆回線インターフェースモジュール56などで構成される。
CPU41と、ROM42やRAM43a、不揮発RAM43bなどのメモリとで制御部が構成される。CPU41は、ROM42に保存されている制御プログラムをRAM43aにコピーした後、RAM43a上の制御プログラムに従って、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリント機能及びコピー機能などの各機能についての全体制御を行う。また、本実施例では、特に、制御部(制御プログラム)は、電子ペン用通信モジュール47を介して電子ペン30から時系列で記憶された複数の位置情報を取得する位置情報取得部、メモリに予め記憶したテーブル(設定シート20上の位置情報と設定シート20の設定情報とを対応付けるテーブル)を参照して、時系列で記憶された位置情報を、順次、設定情報に変換する位置情報変換部、ジョブの区切りを指示する設定情報を検出した場合に、ジョブの区切りまでの一連の設定情報を1つのジョブに割り当てて、複数のジョブの処理条件を一度に設定するジョブ設定部として機能する。
IR/ADFモーター45は、読取装置や自動原稿送り装置を駆動するモーターである。モータードライバ44は、IR/ADFモーター45を駆動制御する。
表示・操作部46は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)ディスプレイ上に、透明電極が格子状に配置された感圧式のタッチパネルと、ハードキーとで構成される。
電子ペン用通信モジュール47は、Bluetooth(登録商標)通信方式に代表される短距離無線通信や有線通信により電子ペン30の通信モジュール34と通信を行い、電子ペン30からの複数の位置情報を一括して受信し、RAM43aに保持する。
CCD48は、画像形成装置の読取装置や自動原稿送り装置に設置され、原稿をスキャンして原稿の反射光を検出し、この反射光を光電変換し更にアナログ−デジタル変換して画像データを生成する。USBインターフェース49は、USB対応機器と接続するためのインターフェースである。NIC50は、ユーザのコンピュータ装置などとLAN(Local Area Network)を経由して接続するための拡張カードであって、ユーザのコンピュータ装置等から送信される印刷データを入力したり、スキャンして得た画像信号に基づいて生成された画像データをユーザのコンピュータ装置等に送信したりする。
画像処理チップ51は、変倍、画像回転、濃度調整、エッジ強調、スムージング、2値化等の画像処理を行う。本実施例では、特に、ジョブの処理条件を設定するための項目及びジョブの区切りを指示する項目を配置した画像に、電子ペン30が用紙上の位置を検出するためのパターンを合成する処理を行う。画像処理用RAM52は、画像処理チップ51が画像処理の過程で出力する画像データや各種計算値などを一時的に記憶する。プリントエンジン53は、画像処理用RAM52に蓄えられた画像データに基づいて用紙上に画像を形成する。
電話応答モジュール54は、着信時の応答を行う。モデム55は、デジタル信号を電話回線のアナログ信号に変調すると共に、その逆に変換して復調する。公衆回線インターフェースモジュール56は、公衆回線網と接続するためのインターフェースである。
なお、図7は、本実施例の画像形成装置のコントローラの一例であり、電子ペン30から取得した複数の位置情報をジョブの設定情報に変換し、その設定情報に基づいてジョブを実行可能な限りにおいて、その構成は適否変更可能である。例えば、本実施例では、画像形成装置で設定シート20を印刷する構成としているが、他の画像形成装置で印刷した設定シート20を用いて、画像形成装置のジョブの処理条件を設定する構成としてもよい。
次に、上記構成の設定シート20を用いたジョブの処理条件の設定動作について、図8を参照して概説する。
例えば、3枚の設定シート20(設定シートNo.1〜3)を用いて3つのジョブの処理条件を設定する場合、ユーザは、まず、電子ペン30を用いて、設定シートNo.1のジョブ処理条件設定領域21の各項目の所望の選択肢をマーク(例えば、四角のマス内にレ点を記入)した後、ジョブ区切り設定領域22の「次ジョブ」の項目をマークする。続いて、設定シートNo.2のジョブ処理条件設定領域21の各項目の所望の選択肢をマークした後、ジョブ区切り設定領域22の「次ジョブ」の項目をマークする。続いて、設定シートNo.3のジョブ処理条件設定領域21の各項目の所望の選択肢をマークする。
この時、電子ペン30のRAM33には、設定シートNo.1のジョブ処理条件設定領域21の選択肢の位置情報と、ジョブ区切り設定領域22の「次ジョブ」の位置情報と、設定シートNo.2のジョブ処理条件設定領域21の選択肢の位置情報と、ジョブ区切り設定領域22の「次ジョブ」の位置情報と、設定シートNo.3のジョブ処理条件設定領域21の選択肢の位置情報と、が時系列で記憶される。
次に、ユーザが電子ペン30を操作して(例えば、電子ペン30に設けられた所定のボタンを押下して)位置情報の送信を指示すると、電子ペン30のCPU31は、通信モジュール34を用いて、RAM33に時系列で記憶した複数の位置情報を一括して送信する。
画像形成装置のCPU41は、電子ペン用通信モジュール47を用いて電子ペン30から複数の位置情報を受信し、受信した複数の位置情報を時系列でRAM43aに記憶する。そして、CPU41は、予め記憶したテーブルを参照して、時系列で記憶された位置情報を、順次、設定情報(コマンド)に変換し、「次ジョブ」を指示する設定情報を検出したら、その設定情報で一連の設定情報を分割して各ジョブに割り当て、3つのジョブを順次設定する。
具体的には、設定シートNo.1のジョブ区切り設定領域22の「次ジョブ」の位置情報を変換した設定情報を検出したら、設定シートNo.1のジョブ処理条件設定領域21の設定情報を1番目のジョブに割り当て、設定シートNo.2のジョブ区切り設定領域22の「次ジョブ」の位置情報を変換した設定情報を検出したら、設定シートNo.2のジョブ処理条件設定領域21の設定情報を2番目のジョブに割り当て、更に、設定シートNo.3のジョブ処理条件設定領域21の設定情報を3番目のジョブに割り当てる。
なお、ここでは、電子ペン30から複数の位置情報を送信する構成としているが、画像形成装置が電子ペン30にアクセスして、電子ペン30から複数の位置情報を取得する構成としてもよい。また、図8では、3枚の設定シート20(設定シートNo.1〜3)を用いて3つのジョブの処理条件を設定したが、1枚の設定シート20を用い、1つのジョブの処理条件を設定するたびに、ジョブ区切り設定領域22をマークすることによっても、3つのジョブの処理条件を設定することができる。
次に、本実施例の情報処理装置40(画像形成装置)の具体的な動作について説明する。なお、ユーザは予め複数の設定シート20を用いて複数のジョブの処理条件を設定しているものとし、次のジョブの処理条件を設定する前に、前のジョブの設定シート20のジョブ区切り設定領域22をマークしているものとする。
始めに、設定シート20のジョブ区切り設定領域22に次のジョブへの移行を指示する「次ジョブ」のみを設けた場合(図2(a)の構成の場合)の処理について、図9のフローチャート図を参照して説明する。
まず、画像形成装置のCPU41は、電子ペン用通信モジュール47を介して、電子ペン30から時系列で記憶された複数の位置情報を受信し、RAM43aに記憶する(S101)。
次に、CPU41は、ジョブの番号(n)を1に設定した後(S102)、受信した位置情報を順番に1つ取り出し(S103)、予め記憶したテーブルを参照して、その位置情報を設定情報(コマンド)に変換する(S104)。
次に、CPU41は、変換した設定情報が、「次ジョブ」であるかを判断する(S105)。設定情報が「次ジョブ」でない場合は、ジョブ処理条件の設定情報であるため、CPU41は、その設定情報をn番目のジョブの処理条件としてRAM43aに記憶した後(S106)、次の位置情報があるかを判断し(S107)、次の位置情報があればS103に戻って次の位置情報を取り出す。
一方、設定情報が「次ジョブ」の場合は、CPU41は、RAM43aに記憶した設定情報に従ってn番目のジョブを実行若しくはスプールし(S108)、nに1を加算した後(S109)、S103に戻って次の位置情報を取り出す。
また、S107で次の位置情報がない場合は、CPU41は、RAM43aに記憶した設定情報に従って最後のジョブを実行若しくはスプールする(S110)。
次に、ジョブ区切り設定領域22に次のジョブへの移行を指示する「次ジョブ」と一連のジョブの終了を指示する「設定終了」とを設けた場合(図2(b)の構成の場合)の処理について、図10のフローチャート図を参照して説明する。
まず、画像形成装置のCPU41は、電子ペン用通信モジュール47を介して、電子ペン30から時系列で記憶された複数の位置情報を受信し、RAM43aに記憶する(S201)。
次に、CPU41は、ジョブの番号(n)を1に設定した後(S202)、受信した位置情報を順番に1つ取り出し(S203)、予め記憶したテーブルを参照して、その位置情報を設定情報(コマンド)に変換する(S204)。
次に、CPU41は、変換した設定情報が、「次ジョブ」であるかを判断する(S205)。設定情報が「次ジョブ」でない場合は、CPU41は、変換した設定情報が、「設定終了」であるかを判断する(S206)。設定情報が「設定終了」でない場合は、CPU41は、その設定情報をn番目のジョブの処理条件としてRAM43aに記憶した後(S207)、次の位置情報があるかを判断し(S208)、次の位置情報があればS203に戻って次の位置情報を取り出し、次の位置情報がなければ処理を終了する。
一方、設定情報が「次ジョブ」の場合は、CPU41は、RAM43aに記憶した設定情報に従ってn番目のジョブを実行若しくはスプールし(S209)、nに1を加算した後(S210)、S203に戻って次の位置情報を取り出す。
また、設定情報が「設定終了」の場合は、CPU41は、RAM43aに記憶した設定情報に従ってn番目のジョブを実行若しくはスプールし(S211)、処理を終了する。
次に、ジョブ区切り設定領域22に各ジョブの設定開始を指示する「設定開始」と各ジョブの設定終了を指示する「設定終了」とを設けた場合(図2(c)の構成の場合)の処理について、図11のフローチャート図を参照して説明する。
まず、画像形成装置のCPU41は、電子ペン用通信モジュール47を介して、電子ペン30から時系列で記憶された複数の位置情報を受信し、RAM43aに記憶する(S301)。
次に、CPU41は、ジョブの番号(n)を0に設定した後(S302)、受信した位置情報を順番に1つ取り出し(S303)、予め記憶したテーブルを参照して、その位置情報を設定情報(コマンド)に変換する(S304)。
次に、CPU41は、変換した設定情報が、「設定開始」であるかを判断する(S305)。設定情報が「設定開始」でない場合は、CPU41は、次の位置情報があるかを判断し(S306)、次の位置情報があればS303に戻って次の位置情報を取り出し、次の位置情報がなければ処理を終了する。
設定情報が「設定開始」の場合は、CPU41は、nに1を加算した後(S307)、次の位置情報を取り出し(S308)、予め記憶したテーブルを参照して、その位置情報を設定情報(コマンド)に変換する(S309)。
次に、CPU41は、変換した設定情報が、「設定終了」であるかを判断する(S310)。設定情報が「設定終了」でない場合は、CPU41は、その設定情報をn番目のジョブの処理条件としてRAM43aに記憶した後(S311)、S308に戻って次の位置情報を取り出す。
一方、設定情報が「設定終了」の場合は、CPU41は、RAM43aに記憶した設定情報に従ってn番目のジョブを実行若しくはスプールした後(S312)、次の位置情報があるかを判断し(S313)、次の位置情報があればS303に戻って次の位置情報を取り出し、次の位置情報がなければ処理を終了する。
以上説明したように、設定シート20にジョブ区切り設定領域22を設けて次のジョブがあることを指示できるようにし、設定シート20に従ってジョブを実行する情報処理装置40(画像形成装置)では、電子ペン30から時系列で記憶された複数の位置情報を取得し、予め記憶したテーブルを参照して時系列で記憶された位置情報を順次設定情報に変換し、ジョブの区切りを指示する設定情報を検出したら、その設定情報で一連の設定情報を分割して各ジョブに割り当てるため、複数のジョブの処理条件を一括して設定することができる。
また、電子ペン30で認識可能なパターンを合成した設定シート20を用い、当該パターンを電子ペン30で読み取ることにより、従来技術のようにジョブの処理条件を設定したシートをスキャナで読み取る必要が無くなるため、ジョブの処理条件の設定操作を簡便にすることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、各装置の構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、正しい順番で各々の設定シート20をマークする(すなわち、ジョブ処理条件設定領域21をマークした後にジョブ区切り設定領域22をマークする)ことを前提にして説明したが、例えば、ジョブ区切り設定領域22をマークした後、ジョブ処理条件設定領域21の設定ミスを発見してジョブ処理条件設定領域21を再度マークする場合も考えられる。そのような場合には、ジョブ区切り設定領域22をマークした後にマークされたジョブ処理条件設定領域21の設定情報は無視してもよいし、後でマークしたジョブ処理条件設定領域21の設定内容を優先するといった制御を行ってもよい。
また、上記実施例では、情報処理装置として画像形成装置を例示したが、設定した処理条件に従ってジョブを実行する任意の装置に対して同様に適用することができる。
本発明は、設定シートの設定情報に従ってジョブを実行する情報処理装置、特に、設定シートを出力可能な画像形成装置に利用可能である。
10 情報処理システム
20 設定シート
21 ジョブ処理条件設定領域
22 ジョブ区切り設定領域
30 電子ペン
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 通信モジュール
35 バッテリーモジュール
36 イメージセンサ
37 ペン圧力検知センサ
38 筆記モジュール
39 時計モジュール
40 画像形成装置
41 CPU
42 ROM
43a RAM
43b 不揮発RAM
44 モータードライバ
45 IR/ADFモーター
46 表示・操作部
47 電子ペン用通信モジュール
48 CCD
49 USBインターフェース
50 NICインターフェース
51 画像処理チップ
52 画像処理用RAM
53 プリントエンジン
54 TEL応答モジュール
55 モデム
56 公衆回線インターフェースモジュール

Claims (10)

  1. ジョブの区切りを指示するための特定領域が設けられた設定シートの設定情報に従ってジョブを処理する情報処理装置であって、
    前記設定シート上のペン先の位置を検出して位置情報を順次記憶する機能を備えた電子ペンから、時系列で記憶された複数の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    予め記憶したテーブルを参照して、時系列で記憶された各々の位置情報を、順次、設定情報に変換する位置情報変換部と、
    前記ジョブの区切りを指示する設定情報を検出した場合に、当該設定情報の前後で一連の設定情報を分割し、複数のジョブに対する設定を行うジョブ設定部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記特定領域では、次ジョブへの移行が指示可能であり、
    前記ジョブ設定部は、最初の設定情報から次ジョブへの移行が指示される直前の設定情報まで、及び、次ジョブへの移行が指示された直後の設定情報から再度次ジョブへの移行が指示される直前の設定情報若しくは最後の設定情報までを、各々、1つのジョブに割り当てる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記特定領域では、次ジョブへの移行とジョブの設定終了とが指示可能であり、
    前記ジョブ設定部は、最初の設定情報から次ジョブへの移行が指示される直前の設定情報まで、及び、次ジョブへの移行が指示された直後の設定情報から再度次ジョブへの移行が指示される直前の設定情報若しくはジョブの設定終了が指示される直前の設定情報までを、各々、1つのジョブに割り当てる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記特定領域では、ジョブの設定開始とジョブの設定終了とが指示可能であり、
    前記ジョブ設定部は、ジョブの設定開始が指示された直後の設定情報からジョブの設定終了が指示される直前の設定情報までを、1つのジョブに割り当てる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記設定シートには、特定のジョブに対するデフォルトの設定情報が予め明示されている、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の情報処理装置。
  6. 更に、前記電子ペンで位置を検出可能な特定のパターンを合成した前記設定シートを印刷する印刷部を備える、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の情報処理装置。
  7. ジョブの区切りを指示するための特定領域が設けられた設定シートの設定情報に従ってジョブを処理する装置で動作する制御プログラムであって、
    前記装置に、
    前記設定シート上のペン先の位置を検出して位置情報を順次記憶する機能を備えた電子ペンから、時系列で記憶された複数の位置情報を取得する第1の処理、
    予め記憶したテーブルを参照して、時系列で記憶された各々の位置情報を、順次、設定情報に変換する第2の処理、
    前記ジョブの区切りを指示する設定情報を検出した場合に、当該設定情報の前後で一連の設定情報を分割し、複数のジョブに対する設定を行う第3の処理、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
  8. 前記特定領域では、次ジョブへの移行が指示可能であり、
    前記第3の処理では、最初の設定情報から次ジョブへの移行が指示される直前の設定情報まで、及び、次ジョブへの移行が指示された直後の設定情報から再度次ジョブへの移行が指示される直前の設定情報若しくは最後の設定情報までを、各々、1つのジョブに割り当てる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の制御プログラム。
  9. 前記特定領域では、次ジョブへの移行とジョブの設定終了とが指示可能であり、
    前記第3の処理では、最初の設定情報から次ジョブへの移行が指示される直前の設定情報まで、及び、次ジョブへの移行が指示された直後の設定情報から再度次ジョブへの移行が指示される直前の設定情報若しくはジョブの設定終了が指示される直前の設定情報までを、各々、1つのジョブに割り当てる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の制御プログラム。
  10. 前記特定領域では、ジョブの設定開始とジョブの設定終了とが指示可能であり、
    前記第3の処理では、ジョブの設定開始が指示された直後の設定情報からジョブの設定終了が指示される直前の設定情報までを、1つのジョブに割り当てる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017219911A (ja) * 2016-06-03 2017-12-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 印刷システム

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