JP2012042242A - アンテナ特性測定システムおよびアンテナ特性測定方法 - Google Patents

アンテナ特性測定システムおよびアンテナ特性測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アンテナ特性の測定時間を短縮化して測定効率を向上させる。
【解決手段】測定ポイント走査部は、測定ポイントを走査する。アンテナゲイン測定部は、複数の測定ポイント毎のアンテナゲインを測定し、全測定ポイントの中から基準ポイントを設定して、基準ポイントにおけるアンテナゲインと、他測定ポイントにおけるアンテナゲインとの差分であるアンテナゲイン差分値を求める。アンテナ特性測定部は、基準ポイントにおけるアンテナ特性である基準アンテナ特性を測定する。そして、基準アンテナ特性をアンテナゲイン差分値で補正し、他測定ポイントにおけるアンテナ特性を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ特性の測定を行うアンテナ特性測定システムおよびアンテナ特性測定方法に関する。
携帯電話器や通信機器を内蔵したノートパソコンといった移動体通信機器のアンテナ特性を含めた、通信性能(受信感度・放射電力)を測定する場合には、電波暗室において、移動体通信機器の回路や構造自体がアンテナ特性に与える影響を明らかにすることが重要である。
このような移動体通信機器の通信性能の測定には、被測定機器に対して全立体角を走査可能な球面上で通信機器の電磁界を測定できる球面測定が用いられる。
従来技術として、反射板によって被測定アンテナからの放射電力を上半球面に集中させてアンテナ放射特性を測定する技術が提案されている(特許文献1)。また、シールド室内を反射体で球状に形成した電磁波測定箱が提案されている(特許文献2)。
特開2008−89567号公報 特開2005−61949号公報
上記のような球面測定では、アンテナが設置される被測定機器を囲む球面上の複数の測定ポイント(例えば、264箇所の測定ポイント)について、該被測定機器の受信感度および放射電力を測定して、球面上での通信性能を評価することが行われる。
特に受信感度の測定では、まず、測定用アンテナから被測定機器に設置される被測定用アンテナへ電波を放射して、通信性能を測定する擬似基地局と被測定機器との間で通信状態を確立させる。そして、通信確立後に、被測定機器が一定のエラーレートを表示するときの受信レベルを測定する。
例えば、被測定機器が規定のエラーレートになるまで、受信レベルを0.1dBステップ(およそ20dB間)低下させていって、規定エラーレートとなる受信レベルを求める。規定エラーレートを表示させる最小の受信レベルが、該測定ポイントにおける受信感度となる。このような測定を行うことで、受信レベルがどこまで低下すれば受信限界になるかといったことを評価することができる。
しかし、このような受信感度測定は、球面上のすべての測定ポイントにおいて、1つの測定ポイントにつき複数の周波数の電波を用いて測定を行うために、多大な測定時間(例えば、1周波数バンド当たり26時間)を要するといった問題があった。
また、被測定機器の受信限界まで受信レベルを低下させるといったことを行うので、通信状態が途中で切断するケースも発生し、この場合には、通信確立の再設定と再測定とを行うことになる。このように、従来のアンテナ特性の測定では、膨大な測定時間を要しており、効率のよい測定が行われていなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、球面の受信感度・放射電力の測定時間を短縮化して測定効率を向上させたアンテナ特性測定システムを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、球面の受信感度・放射電力の測定時間を短縮化して測定効率を向上させたアンテナ特性測定方法を提供することである。
上記課題を解決するために、アンテナ特性測定システムが提供される。アンテナ特性測定システムは、測定ポイントを走査する測定ポイント走査部と、被測定用アンテナのアンテナゲインを測定するアンテナゲイン測定部と、前記被測定用アンテナのアンテナ特性を測定するアンテナ特性測定部と、を含む測定制御部とを備え、前記アンテナゲイン測定部は、複数の前記測定ポイント毎の前記アンテナゲインを測定し、全測定ポイントの中から基準ポイントを設定して、前記基準ポイントにおける前記アンテナゲインと、他測定ポイントにおける前記アンテナゲインとの差分であるアンテナゲイン差分値を求め、前記アンテナ特性測定部は、前記基準ポイントにおける前記アンテナ特性である基準アンテナ特性を測定し、前記基準アンテナ特性を前記アンテナゲイン差分値で補正して、前記他測定ポイントにおける前記受信感度・放射電力を求める。
受信感度・放射電力の測定時間を短縮化して測定効率を向上させることが可能になる。
アンテナ特性測定システムの構成例を示す図である。 アンテナ特性測定システムの構成例を示す図である。 測定ポイントを示す図である。 アンテナ特性測定動作の全体フローチャートである。 減衰量測定を説明するための図である。 アンテナゲイン測定を説明するための図である。 受信感度測定を説明するための図である。 放射電力測定を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1はアンテナ特性測定システムの構成例を示す図である。アンテナ特性測定システム1は、測定ポイント走査部20と測定制御部10とを備える。
測定ポイント走査部20は、被測定用アンテナ3aのアンテナ特性を測定する際の測定ポイントを走査する。測定制御部10は、アンテナゲイン測定部11、アンテナ特性測定部12および制御部13を含む。
アンテナゲイン測定部11は、被測定用アンテナ3aのアンテナゲインを測定する。アンテナ特性測定部12は、被測定用アンテナ3aのアンテナ特性を測定する。制御部13は、アンテナゲイン測定部11およびアンテナ特性測定部12に対する設定制御等を行い、また測定ポイント走査部20に対する測定ポイントの走査制御を行う。
ここで、アンテナゲイン測定部11は、複数の測定ポイント毎のアンテナゲインを測定し、全測定ポイントの中から基準ポイントを設定する。そして、基準ポイントにおけるアンテナゲインと、他測定ポイントにおけるアンテナゲインとの差分であるアンテナゲイン差分値を求める。
また、アンテナ特性測定部12は、基準ポイントにおけるアンテナ特性である基準アンテナ特性を測定する。そして、基準アンテナ特性をアンテナゲイン差分値で補正して、他測定ポイントにおけるアンテナ特性を求める(詳細は後述)。
次に具体的なシステム構成について説明する。図2はアンテナ特性測定システムの構成例を示す図である。アンテナ特性測定システム1−1は、電波暗室などに配置され、球面上を走査する測定ポイントにおいて、アンテナ特性を測定するシステムである。
アンテナ特性測定システム1−1は、回転台20a、測定用アンテナ移動部20b、ネットワークアナライザ11a、擬似基地局12aおよび端末装置13aを備える。なお、回転台20aと測定用アンテナ移動部20bは、測定ポイント走査部20の機能に含まれる。また、ネットワークアナライザ11aは、アンテナゲイン測定部11に該当し、擬似基地局12aは、アンテナ特性測定部12に該当し、端末装置13aは、制御部13に該当する。
回転台20aは、被測定機器3を置く台であって、水平面方向に360度の回転が可能である。測定用アンテナ移動部20bは、測定用アンテナ21b、アーム22bおよびアーム駆動部23b、アーム支持部24bを含む。
アーム22bの一端には測定用アンテナ21bが取り付けられ、アーム22bの他端はアーム駆動部23bに設置される。アーム22bは、アーム駆動部23bとの接続箇所を基準にして垂直面方向(上下方向)に移動可能である。
ネットワークアナライザ11aは、一方のケーブルを介して被測定機器3と接続し、他方のケーブルを介して測定用アンテナ21bと接続する。また、ケーブルのつなぎかえを行うことで、擬似基地局12aは、一方のケーブルを介して被測定機器3と接続し、他方のケーブルを介して測定用アンテナ21bと接続する。
端末装置13aは、ネットワークアナライザ11aと擬似基地局12aに接続し、ネットワークアナライザ11aと擬似基地局12aに対する設定制御や、アンテナ特性測定結果の表示制御などを行う。
また、端末装置13aは、回転台20aおよび測定用アンテナ移動部20bと接続し、回転台20aの回転駆動制御およびアーム22bの駆動制御を行って、球面上の測定ポイントの走査設定に関する制御を行う。
次に測定ポイントについて説明する。図3は測定ポイントを示す図である。アンテナ特性測定システム1−1では、回転台20aに置かれた被測定機器3を囲む球面上のすべての測定ポイントについてのアンテナ特性を評価する。
測定ポイントの走査としては、例えば、水平面の360°の範囲に対して15°ステップ、垂直面の15°〜165°の範囲に対して15°ステップで測定ポイントを走査する。
なお、垂直面のアーム移動では、アーム22bの移動範囲を0°〜180°とはせずに、アーム22bの一端に取り付けた測定用アンテナ21bが天井または床面に接しないように、15°〜165°の範囲としている。
水平面の360°の範囲に対して15°刻みなので水平面方向の測定ポイント数は24箇所であり、垂直面の15°〜165°の範囲に対して15°刻みの測定ポイント数は11箇所である。したがって、このときの球面上の測定ポイント数は、264(=11×24)ポイントとなる。
走査の仕方としては、例えば、アーム22bを15°に設定し、回転台20aを15°ステップで回転させて、15°の位置にある測定用アンテナ21bに対する、24箇所を走査する。
同様にして、アーム22bを30°に設定し、回転台20aを15°ステップで回転させて、30°の位置にある測定用アンテナ21bに対する、24箇所を走査する。このような走査をアーム22bが165°になるまで行うので、球面1回分の測定ポイント走査では、264箇所の走査を行うことになる。
次にアンテナ特性の測定動作について説明する。アンテナ特性の測定として、被測定機器3に設置されている被測定用アンテナ3a(以下、設置アンテナ3a)の受信感度および放射電力を測定する。
図4はアンテナ特性測定動作の全体フローチャートである。
〔S1〕空間減衰量を含めたシステムの減衰量を測定する。
〔S2〕ステップS1で測定した減衰量の較正(calibration)を行い、球面上の全測定ポイントに対する、設置アンテナ3a単体のアンテナゲインを測定する。
〔S3〕全測定ポイントの中から基準ポイントPrを設定する。
〔S4〕基準ポイントPrのアンテナゲインと、他測定ポイントPnのアンテナゲインとの差分値ΔGPr-Pnを求める。なお、基準ポイントPrを除く他測定ポイントは263個あるので、アンテナゲインの差分値ΔGPr-Pnも263個求まる。
〔S5〕基準ポイントPrにおける受信感度(基準受信感度Ar)を測定する。
〔S6〕他測定ポイントPnの受信感度Anを、基準ポイントPrの基準受信感度Arから推定算出する。具体的な算出式は、以下の式(1)とする。
An=ΔGPr-Pn+Ar・・・(1)
受信感度計算式(1)から、基準ポイントPrを除いた263個の測定ポイントPnの受信感度Anを推定算出することができる。
〔S7〕基準ポイントPrにおける放射電力(基準放射電力Br)を測定する。
〔S8〕他測定ポイントPnの放射電力Bnを、基準ポイントPrの基準放射電力Brから推定算出する。具体的な算出式は以下の式(2)とする。
Bn=ΔGPr-Pn+Br・・・(2)
放射電力計算式(2)から、基準ポイントPrを除いた263個の測定ポイントPnの放射電力Bnを推定算出することができる。
次に減衰量測定について説明する。図5は減衰量測定を説明するための図である。アンテナと測定機器間の接続構成としては、システムの減衰量を測定するためのアンテナ(基準アンテナR)と、ネットワークアナライザ11aの信号送信端とをケーブルC1で接続する。また、測定用アンテナ21bと、ネットワークアナライザ11aの信号受信端とをケーブルC2で接続する。
〔S11〕基準アンテナRと、測定用アンテナ21bとの距離を規定のアンテナ間距離に設定する。
〔S12〕ネットワークアナライザ11aは、信号送信端からケーブルC1を通じて、送信電力がPa(dBm)の所定周波数の試験信号を出力する。
〔S13〕基準アンテナRは、測定用アンテナ21bへ向けて試験電波を送信し、測定用アンテナ21bで受信する。
〔S14〕ネットワークアナライザ11aは、ケーブルC2を通じ、信号受信端で試験信号を受信する。受信電力がPb(dBm)とする。
〔S15〕ネットワークアナライザ11aは、空間減衰量を含めたシステムの減衰量を算出する。
ここで、基準アンテナRのアンテナゲインをGr(既知)とすると、システムの減衰量Knは、以下の式(3)で算出される。
Kn=Pb(dBm)−Pa(dBm)−Gr・・・(3)
なお、測定用アンテナ21bのアンテナゲインをGm、ケーブルC1のケーブル損失量をca、ケーブルC2のケーブル損失量をcb、基準アンテナRと測定用アンテナ21b間の空間減衰量をαとすると、以下の関係式(3a)となる。
Kn=Pb(dBm)−Pa(dBm)−Gr=Gm−α−ca−cb・・・(3a)
次に球面上の測定ポイントにおける、設置アンテナ3a単体のアンテナゲイン測定について説明する。図6はアンテナゲイン測定を説明するための図である。
アンテナと測定機器間の接続構成として、まず、基準アンテナRから被測定機器3に設置されている設置アンテナ3aに切り替える。この場合、設置アンテナ3aは、被測定機器3内部の通信回路部(通信回路基板)に接続されているため、設置アンテナ3aと通信回路部との接続を外す。
そして、被測定機器3の通信回路部から外された設置アンテナ3aと、ネットワークアナライザ11aの信号送信端とをケーブルC1で接続する。また、測定用アンテナ21bと、ネットワークアナライザ11aの信号受信端とをケーブルC2で接続する。なお、測定ポイントは、球面上の所定のポイントに設定されているとする。
〔S21〕ネットワークアナライザ11aは、信号送信端からケーブルC1を通じて、送信電力がPa(dBm)の所定周波数の試験信号を出力する。
〔S22〕設置アンテナ3aは、測定用アンテナ21bへ向けて試験電波を送信し、測定用アンテナ21bで受信する。
〔S23〕ネットワークアナライザ11aは、ケーブルC2を通じ、信号受信端で試験信号を受信する。受信電力がPb(dBm)とする。
〔S24〕ネットワークアナライザ11aは、減衰量の較正を行って、該測定ポイントにおける、設置アンテナ3aのアンテナゲインを求める(該測定ポイントにおける設置アンテナ3aの指向性利得を求める)。アンテナゲインをGxとすると、アンテナゲインGxは以下の式(4)となる。
Gx=Pb(dBm)−Pa(dBm)−Kn・・・(4)
〔S25〕回転台20aおよび測定用アンテナ移動部20bを調整して(端末装置13aから調整制御を行う)、測定ポイントを変更し、上記と同様な測定を行って、合計264箇所のアンテナゲインを測定する。
〔S26〕264箇所の測定ポイントの中から基準ポイントPrを設定する(例えば、アンテナゲインの最大となる測定ポイントを基準ポイントPrとする)。
〔S27〕基準ポイントPrのアンテナゲインと、他の測定ポイントPnのアンテナゲインとの差分値ΔGPr-Pnを求める。
次に受信感度測定について説明する。図7は受信感度測定を説明するための図である。アンテナと測定機器間の接続構成として、まず、設置アンテナ3aと被測定機器3の通信回路部との接続を元に戻す。
そして、ネットワークアナライザ11aを擬似基地局12aに切り替え、測定用アンテナ21bと、擬似基地局12aの信号送信端とをケーブルC1で接続する。また、被測定機器3の通信回路部と接続している設置アンテナ3aと、擬似基地局12aの信号受信端とをケーブルC2で接続する。
〔S31〕回転台20aおよび測定用アンテナ移動部20bの調整を行って、測定ポイントを基準ポイントPrに設定する。
〔S32〕擬似基地局12aと被測定機器3間で信号送受信を行って、通信状態を確立する。
〔S33〕擬似基地局12aは、信号送信端から測定用アンテナ21bへ試験信号を送信し、測定用アンテナ21bから設置アンテナ3aへ向けて電波を放射させる。
〔S34〕信号受信端を介して設置アンテナ3aで受信された試験信号の受信レベルを測定する。
〔S35〕擬似基地局12aは、被測定機器3の規定エラーレートに達するまで、受信レベルが低下するように、試験信号の送信レベルを段階的に下げてモニタする。
〔S36〕擬似基地局12aは、規定エラーレートに達した時の受信レベルを認識すると、該受信レベルを基準ポイントPrにおける基準受信感度Arとする。
〔S37〕他測定ポイントPnの受信感度Anを、上述の式(1)から算出する。例えば、測定ポイントP1の受信感度A1は、式(1)から、A1=ΔGPr-P1+Arで算出される。なお、ΔGPr-P1は、上述のステップS27で算出済みである。その他の測定ポイントの受信感度についても同様な計算で求められる。
以上説明したように、アンテナ特性測定システム1−1では、基準ポイントPrにおける受信感度(基準受信感度)のみを実測し、他測定ポイントに対しては、あらかじめ算出しておいた該他測定ポイントにおけるアンテナゲイン差分値で、基準受信感度を補正して算出する構成とした。これにより、受信感度の測定時間を大幅に短縮化することができ、測定効率を向上させることが可能になる。
次に放射電力測定について説明する。図8は放射電力測定を説明するための図である。アンテナと測定機器間の接続構成として、被測定機器3の通信回路部と接続している設置アンテナ3aと、擬似基地局12aの信号送信端とをケーブルC1で接続する。また、測定用アンテナ21bと、擬似基地局12aの信号受信端とをケーブルC2で接続する。
〔S41〕回転台20aおよび測定用アンテナ移動部20bの調整を行って、測定ポイントを基準ポイントPrに設定する。
〔S42〕擬似基地局12aは、信号送信端から設置アンテナ3aへ試験信号を送信し、設置アンテナ3aから測定用アンテナ21bへ向けて電波を放射させる。
〔S43〕信号受信端を介して測定用アンテナ21bで受信された試験信号の受信レベルを測定し、基準ポイントPrにおける該周波数の基準放射電力Brとする。
〔S44〕他測定ポイントPnの放射電力Bnを、上述の式(2)で算出する。例えば、測定ポイントP1の放射電力B1は、式(2)から、B1=ΔGPr-P1+Brで算出される。なお、ΔGPr-P1は、上述のステップS27で算出済みである。その他の測定ポイントの放射電力についても同様な計算で求められる。
以上説明したように、アンテナ特性測定システム1−1では、基準ポイントPrにおける放射電力(基準放射電力)のみを実測し、他測定ポイントに対しては、あらかじめ算出しておいた該他測定ポイントにおけるアンテナゲイン差分値で、基準放射電力を補正して算出する構成とした。これにより、放射電力の測定時間を大幅に短縮化することができ、測定効率を向上させることが可能になる。
以上説明したように、アンテナ特性測定システムでは、まず、通信回路部分との接続を外した設置アンテナ3a単体のゲインを測定し、その後、通信回路部分との接続を元に戻して、基準ポイントにおける被測定機器3全体の基準受信感度または基準放射電力を測定する。そして、他測定ポイントにおける被測定機器3全体の受信感度または放射電力については、基準ポイントのアンテナゲインと該他測定ポイントのアンテナゲインとの差分値で、基準受信感度または基準放射電力を補正して求める構成とした。
これにより、基準ポイントで実測した基準アンテナ特性に対して、基準ポイントのアンテナゲインと他測定ポイントのアンテナゲインとの差でゲイン補正をすれば、該他測定ポイントのアンテナ特性を実測せずに求めることができる。したがって、無線端末機器に設置されているアンテナの球面における受信感度、放射電力の特性を、短時間で効率よく測定・評価することが可能になる。
また、通信回路部分との接続を外して、設置アンテナ3a単体のアンテナゲインを測定し、通信回路部分との接続を元に戻して、基準ポイントにおける被測定機器3全体の基準アンテナ特性(基準受信感度や基準放射電力)を測定している。
このような接続の切り分けを行って測定することによって、基準アンテナ特性に対して、設置アンテナ3a単体のアンテナゲインにもとづくゲイン補正を行うことで、被測定機器3の通信回路部分から影響を受ける設置アンテナ3aのアンテナ特性を求めることが可能になる。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。
(付記1) 測定ポイントを走査する測定ポイント走査部と、
被測定用アンテナのアンテナゲインを測定するアンテナゲイン測定部と、前記被測定用アンテナのアンテナ特性を測定するアンテナ特性測定部と、を含む測定制御部と、
を備え、
前記アンテナゲイン測定部は、複数の前記測定ポイント毎の前記アンテナゲインを測定し、全測定ポイントの中から基準ポイントを設定して、前記基準ポイントにおける前記アンテナゲインと、他測定ポイントにおける前記アンテナゲインとの差分であるアンテナゲイン差分値を求め、
前記アンテナ特性測定部は、前記基準ポイントにおける前記アンテナ特性である基準アンテナ特性を測定し、前記基準アンテナ特性を前記アンテナゲイン差分値で補正して、前記他測定ポイントにおける前記アンテナ特性を求める、
ことを特徴とするアンテナ特性測定システム。
(付記2) 前記被測定用アンテナが通信機器に設置されている場合、
前記アンテナゲイン測定部は、前記通信機器内の通信回路部との接続を外した前記被測定用アンテナに対する前記アンテナゲインを測定し、
前記アンテナ特性測定部は、前記通信機器内の前記通信回路部との接続を元に戻した前記被測定用アンテナに対する前記アンテナ特性を測定する、
ことを特徴とする付記1記載のアンテナ特性測定システム。
(付記3) 前記アンテナ特性測定部は、前記アンテナ特性として、前記被測定用アンテナの受信感度を測定する場合、
前記基準ポイントにおける前記受信感度である基準受信感度を測定し、前記基準受信感度を前記アンテナゲイン差分値で補正して、前記他測定ポイントにおける前記受信感度を求める、
ことを特徴とする付記1記載のアンテナ特性測定システム。
(付記4) 前記アンテナ特性測定部は、前記アンテナ特性として、前記被測定用アンテナの放射電力を測定する場合、
前記基準ポイントにおける前記放射電力である基準放射電力を測定し、前記基準放射電力を前記アンテナゲイン差分値で補正して、前記他測定ポイントにおける前記放射電力を求める、
ことを特徴とする付記1記載のアンテナ特性測定システム。
(付記5) アンテナ特性測定方法において、
測定ポイントを走査して、被測定用アンテナのアンテナ特性を測定する場合、
複数の前記測定ポイント毎の前記被測定用アンテナのアンテナゲインを測定し、
全測定ポイントの中から基準ポイントを設定して、前記基準ポイントにおける前記アンテナゲインと、他測定ポイントにおける前記アンテナゲインとの差分であるアンテナゲイン差分値を求め、
前記基準ポイントにおける前記被測定用アンテナの前記アンテナ特性である基準アンテナ特性を測定し、
前記基準アンテナ特性を前記アンテナゲイン差分値で補正して、前記他測定ポイントにおける前記被測定用アンテナの前記アンテナ特性を求める、
ことを特徴とするアンテナ特性測定方法。
1 アンテナ特性測定システム
3a 被測定用アンテナ
10 測定制御部
11 アンテナゲイン測定部
12 アンテナ特性測定部
13 制御部
20 測定ポイント走査部

Claims (3)

  1. 測定ポイントを走査する測定ポイント走査部と、
    被測定用アンテナのアンテナゲインを測定するアンテナゲイン測定部と、前記被測定用アンテナのアンテナ特性を測定するアンテナ特性測定部と、を含む測定制御部と、
    を備え、
    前記アンテナゲイン測定部は、複数の前記測定ポイント毎の前記アンテナゲインを測定し、全測定ポイントの中から基準ポイントを設定して、前記基準ポイントにおける前記アンテナゲインと、他測定ポイントにおける前記アンテナゲインとの差分であるアンテナゲイン差分値を求め、
    前記アンテナ特性測定部は、前記基準ポイントにおける前記アンテナ特性である基準アンテナ特性を測定し、前記基準アンテナ特性を前記アンテナゲイン差分値で補正して、前記他測定ポイントにおける前記アンテナ特性を求める、
    ことを特徴とするアンテナ特性測定システム。
  2. 前記被測定用アンテナが通信機器に設置されている場合、
    前記アンテナゲイン測定部は、前記通信機器内の通信回路部との接続を外した前記被測定用アンテナに対する前記アンテナゲインを測定し、
    前記アンテナ特性測定部は、前記通信機器内の前記通信回路部との接続を元に戻した前記被測定用アンテナに対する前記アンテナ特性を測定する、
    ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ特性測定システム。
  3. アンテナ特性測定方法において、
    測定ポイントを走査して、被測定用アンテナのアンテナ特性を測定する場合、
    複数の前記測定ポイント毎の前記被測定用アンテナのアンテナゲインを測定し、
    全測定ポイントの中から基準ポイントを設定して、前記基準ポイントにおける前記アンテナゲインと、他測定ポイントにおける前記アンテナゲインとの差分であるアンテナゲイン差分値を求め、
    前記基準ポイントにおける前記被測定用アンテナの前記アンテナ特性である基準アンテナ特性を測定し、
    前記基準アンテナ特性を前記アンテナゲイン差分値で補正して、前記他測定ポイントにおける前記被測定用アンテナの前記アンテナ特性を求める、
    ことを特徴とするアンテナ特性測定方法。
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