JP2012037179A - 空調管理システム、空調管理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】空調が行われている居室空間の在室者に省エネルギーの意識を喚起させる。
【解決手段】開閉センサ5は、外部に対してエリアAR1を開放/遮蔽するドア4の開閉状態を検出する。測位通信装置7は、エリアAR1における被測位端末6の位置情報を検出する。統合管理装置8は、空調機(2、3)の運転中に、開閉センサ5によりドア4の開状態が検出された場合に、ドアに最も近い被測位端末6に対して警告情報を送信する。被測位端末6は、受信した警告情報を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、居室空間の空調を行う空調機を管理する空調管理システム、空調管理方法及びプログラムに関する。
ドアに開閉を検知するセンサを取り付け、ドアの開閉状態に応じて冷暖房の強弱を制御する空調システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−40584号公報
しかしながら、特許文献1に開示された空調システムでは、ドアの開閉状態に応じて自動的に冷暖房の強弱が調整されるのみに留まる。このため、この空調システムを用いても、例えば、在室者にドアが開いているのを認識させドアを閉めさせるといったように、在室者に省エネルギー化に対する意識を喚起させ、省エネルギー化を実現させるための行動を具体的にとらせるまでには至らない。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、省エネルギーの意識を在室者に喚起させることができる空調管理システム、空調管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係る空調管理システムは、居室空間の空調を行う空調機を管理する。この空調管理システムにおいて、被測位端末は、受信した警告情報に基づく警告を出力する。位置検出部は、居室空間における被測位端末の位置情報を検出する。開閉検出部は、外部に対して居室空間を開放/遮蔽する開閉部の開閉状態を検出する。管理部は、空調機の運転中に、開閉検出部により開閉部の開状態が検出された場合に、開閉部に最も近い被測位端末に対して警告情報を送信する。
本発明によれば、居室空間の空調を行う空調機の運転中に、外部に対して居室空間を開放/遮蔽する開閉部の開状態が検出された場合に、開閉部に最も近い携帯端末に対して警告情報を送信する。警告情報を受信した被測位端末は、その警告情報に基づく警告を出力する。これにより、この警告を見た在室者は、開閉部が開いていることを認識することができる。この結果、省エネルギー化の意識を在室者に喚起させることができる。
この発明の実施の形態1に係る空調管理システムの概略的な構成を示すブロック図である。 図1の開閉センサの構成を示すブロック図である。 図1の被測位端末の構成を示すブロック図である。 図1の測位通信装置の構成を示すブロック図である。 図4の測位管理装置の構成を示すブロック図である。 図4の測位基地局の構成を示すブロック図である。 図1の統合管理装置の構成を示すブロック図である。 測位基地局と被測位端末との間で送受信される信号を説明するための図である。 測位管理装置と測位基地局との間で送受信される信号を説明するための図である。 統合管理装置と測位管理装置との間で送受信される信号を説明するための図である。 統合管理装置と空調機(室外機、室内機)との間で送受信される信号を説明するための図である。 開閉センサと統合管理装置との間で送受信される信号を説明するための図である。 統合管理装置のCPUによって実行されるスレッド(その1)のフローチャートである。 統合管理装置のCPUによって実行されるスレッド(その2)のフローチャートである。 測位管理装置のMPUによって実行されるスレッドのフローチャートである。 測位基地局のMPUによって実行されるスレッドのフローチャートである。 被測位端末のMPUによって実行されるスレッド(その1)のフローチャートである。 被測位端末のMPUによって実行されるスレッド(その2)のフローチャートである。 開閉センサのMPUによって実行されるスレッドのフローチャートである。 全体の信号の伝送シーケンスを示すシーケンス図である。 この発明の実施の形態2における測位基地局と被測位端末との間で送受信される信号を説明するための図である。 この発明の実施の形態2における測位管理装置と測位基地局との間で送受信される信号を説明するための図である。 この発明の実施の形態2における統合管理装置のCPUによって実行されるスレッドのフローチャートである。 この発明の実施の形態2における測位管理装置のMPUによって実行されるスレッドのフローチャートである。 この発明の実施の形態2における測位基地局のMPUによって実行されるスレッドのフローチャートである。 この発明の実施の形態2における被測位端末のMPUによって実行されるスレッドのフローチャートである。 この発明の実施の形態2における全体の信号の伝送シーケンスを示すシーケンス図である。 この発明の実施の形態3に係る空調管理システムの概略的な構成を示すブロック図である。
この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
まず、この発明の実施の形態1について説明する。
図1には、この実施の形態に係る空調管理システム1の概略的な構成が示されている。図1に示すように、空調管理システム1は、居室空間としてのエリアAR1の空調を管理する。エリアAR1では、エリアAR1外に設置された室外機2と、エリアAR1内に設置された室内機3とを含んで構成される空調機によって空調が行われる。以下では、適宜、室外機2、室内機3を空調機(2、3)とも呼ぶ。
エリアAR1を形成する壁面には、エリアAR1を外部に対して開放/遮蔽する開閉部としてのドア4が設けられている。ドア4が閉じられた状態では、エリアAR1は、閉じられた空間である。
空調管理システム1は、開閉センサ5、被測位端末6、測位通信装置7及び統合管理装置8を備える。
開閉センサ5は、ドア4に取り付けられている。開閉センサ5は、ドア4の開閉状態を例えば機械的に検出する開閉検出部である。
被測位端末6は、携帯端末である。被測位端末6は、居室空間に居る在室者によって携帯されている。被測位端末6は、例えば携帯電話である。被測位端末6は、エリアAR1に複数存在する可能性がある。
測位通信装置7は、エリアAR1の被測位端末6と通信を行う。また、測位通信装置7は、この通信機能を利用して、被測位端末6の位置情報を検出する位置検出部である。
管理部としての統合管理装置8は、空調機(2、3)の運転中に、開閉センサ5により、ドア4の開状態が検出された場合に、ドア4に最も近い被測位端末6に対して警告情報を送信する。統合管理装置8は、室内機2、室内機3、開閉センサ5、被測位端末6及び測位通信装置7と、通信線11を介して接続されている。
上述の構成要素についてさらに詳細に説明する。
まず、開閉センサ5の詳細な構成について説明する。図2には、開閉センサ5の内部構成が示されている。開閉センサ5は、主として、センサ部50、ROM(Read Only Memory)51、RAM(Random Access Memory)52、通信インターフェイス(I/F)53及びMPU(Micro Processing Unit)54を備える。
センサ部50は、ドア4の開閉状態を検知し、その検出結果に応じた信号を出力する。ROM51には、プログラムが格納されている。RAM52には、このプログラムが読み込まれる。通信I/F53は、通信線11のインターフェイスである。MPU54は、ROM51からRAM52に読み込まれたプログラムを実行しつつ、センサ部50から出力された信号(後述する検出信号SIG41)を、通信I/F53を介して通信線11に送出する。
続いて、被測位端末6の詳細について説明する。図3には、被測位端末6の内部構成が示されている。被測位端末6は、主として、アンテナ60、測距・通信I/F61、入力装置62、入力I/F63、出力装置64、出力I/F65、ROM66、RAM67及びMPU68を備える。
アンテナ60は、無線通信用のアンテナである。測距・通信I/F61は、アンテナ60を介して、測距・通信を行うための通信インターフェイスである。入力装置62は、在室者の操作入力を受け付ける。入力I/F63は、入力装置62とMPU68との間のインターフェイスである。出力装置64は、例えば、表示ディスプレイである。出力I/F65は、出力装置64とMPU68との間のインターフェイスである。
ROM66にはプログラムが格納されている。このプログラムは、ROM66からRAM67に読み込まれ、MPU68によって実行される。これにより、MPU68は、入力I/F63を介した入力装置62からの操作入力情報の入力、測距・通信I/F60を介した測距・通信、出力I/F65を介した出力装置64への情報の出力等を行う。
続いて、測位通信装置7の詳細について説明する。図4には、測位通信装置7の構成が示されている。測位通信装置7は、主として、測位管理装置20と複数の測位基地局21−k(k=1〜n)とを備える。測位基地局21−kは、エリアAR1の異なる場所に設置されている。
測位管理装置20は、通信線11を介して、統合管理装置8と接続されている。測位基地局21−kは、内部通信線22を介して、それぞれ測位管理装置20と接続されている。測位基地局21−kは、被測位端末6との間の無線信号の送受信に要する時間に基づいて、被測位端末6との間の距離を測定する。測位管理装置20は、複数の測位基地局21−k各々で測定された距離に基づいて、被測位端末6の位置情報を算出する。
図5には、測位管理装置20の内部構成が示されている。測位管理装置20は、主として通信I/F30、通信I/F31、ROM32、RAM33及びMPU34を備える。通信I/F30は、通信線11のインターフェイスである。通信I/F31は、内部通信線22のI/Fである。
ROM32に格納されたプログラムは、RAM33に読み込まれ、MPU34により実行される。これにより、測位管理装置20は、統合管理装置8や複数の測位基地局21−1〜21−nとの通信や、被測位端末6の位置情報の算出を行う。
図6には、測位基地局21−kの内部構成が示されている。測位基地局21−kは、主として、アンテナ40、測距・通信I/F41、通信I/F42、タイマ43、ROM44、RAM45及びMPU46を備える。
アンテナ40は、無線通信用のアンテナである。測距・通信I/F41は、アンテナ40を介して、無線で測距・通信を行うための通信インターフェイスである。通信I/F42は、内部通信線22の通信インターフェイスである。タイマ43は、被測位端末6に対して測距信号を送信してから、被測位端末6から測距応答信号を受信するまでの時間を計測する。
ROM44に格納されたプログラムは、RAM45に読み出され、MPU46により実行される。これにより、被測位端末6との間の測距・通信が行われる。
続いて、統合管理装置8の詳細について説明する。図7には、統合管理装置8の内部構成が示されている。統合管理装置8は、主として、通信I/F70、入力装置71、入力I/F72、出力装置73、出力I/F74、タイマ75、ROM76、RAM77及びCPU(Central Processing Unit)78を備える。
通信I/F70は、通信線11の通信インターフェイスである。入力装置71は、ユーザの操作入力を入力する。入力I/F72は、入力装置71とCPU78との間のインターフェイスである。出力装置73は、例えば、表示ディスプレイである。出力I/F74は、出力装置73とCPU78との間のインターフェイスである。
タイマ75は、計時を行う。ROM76に格納されたプログラムは、RAM77に読み込まれ、タイマ75によって計測される時間に基づいて、CPU78によって一定の時間間隔で実行される。これにより、統合管理装置8の機能が実現される。
次に、空調管理システム1において、各機器で相互に送受信される信号について説明する。
まず、図8を参照して、測位通信装置7の測位基地局21−k(k=1〜n)と、被測位端末6との間で送受信される信号について説明する。図8に示すように、測位基地局21−kは、被測位端末6に、測距信号RNG1を送信する。測距信号RNG1の受信に応じて、被測位端末6は測位基地局21−kに、測距応答信号RNG2を送信する。測距信号RNG1が送信されてから測距応答信号RNG2を受信するまでの時間に基づいて、被測位端末6との距離が測定される。
また、測位基地局21−kは、被測位端末6を探索するブロードキャスト信号SIG1を送信する。ブロードキャスト信号SIG1に応じて、被測位端末6は、測位基地局21−kに、被測位端末6の探索結果を含む応答信号SIG2を返信する。また、測位基地局21−kは、被測位端末6に、警告情報を含む警告信号SIG3を送信する。
続いて、図9を参照して、測位管理装置20と測位基地局21−kとの間で送受信される信号について説明する。図9に示すように、測位管理装置20は、測位基地局21−kに、測位開始信号SIG11を送信する。これに応じて、測位基地局21−kは、測位管理装置20に、被測位端末6までの距離情報を含む距離情報信号SIG12を送信する。また、測位管理装置20は、測位基地局21−kに、警告信号SIG13を送信する。また、測位管理装置20は測位基地局21−kに、被測位端末6の探索開始信号SIG14を送信する。これに応じて、複数の測位基地局21−kは、測位管理装置20に、被測位端末6の探索結果信号SIG15を送信する。
図10には、統合管理装置8と測位管理装置20との間で送受信される信号が示されている。統合管理装置8は、測位管理装置20に、測位開始信号SIG21を送信する。これに応じて、測位管理装置20は、統合管理装置8に、被測位端末6の位置情報を含む位置情報信号SIG22を送信する。また、統合管理装置8は、測位管理装置20に、警告信号SIG23を送信する。
図11には、統合管理装置8と空調機(2、3)との間で送受信される信号が示されている。統合管理装置8は、室外機2に、空調制御信号SIG31を送信する。また、統合管理装置8は、室内機3に、空調制御信号SIG32を送信する。
図12には、開閉センサ5と統合管理装置8と間で送受信される信号が示されている。開閉センサ3は統合管理装置8に、ドア4の開閉状態の検出信号SIG41を送信する。
次に、この実施の形態に係る空調管理システム1の動作について説明する。
(統合管理装置の動作)
最初に、統合管理装置8の動作について説明する。図13には、統合管理装置8のCPU78で処理されるスレッド100のフローチャートが示されている。
まず、統合管理装置8は、タイマ75を用いて、一定時間が経過するまで待つ(ステップS101;No)。一定時間経過すると(ステップS101;Yes)、統合管理装置8は、測位開始信号SIG21を測位管理装置20に送信する(ステップS102)。
続いて、統合管理装置8は、位置情報信号SIG22を受信したか否かを判定する(ステップS103)。位置情報信号SIG22を受信していない場合(ステップS103;No)、統合管理装置8は、タイマ75を参照して、測位開始信号SIG21を送信してから一定期間経過し、タイムアウトしているか否かを判定する(ステップS104)。タイムアウトしていなければ(ステップS104;No)、統合管理装置8は、ステップS103に戻る。
このようにして、位置情報信号SIG22を受信するか(ステップS103;Yes)、タイムアウトするまで(ステップS104;Yes)、ステップS103→ステップS104が繰り返される。タイムアウトすると(ステップS104;Yes)、統合管理装置8は、空調の停止を決定する(ステップS105)。続いて、統合管理装置8は、空調停止指令を含む空調制御信号SIG31を室外機2に送信し、空調停止指令を含む空調制御信号SIG32を室内機3に送信する(ステップS106)。これにより、空調機(2、3)が停止する。その後、統合管理装置8は、ステップS101に戻る。
一方、位置情報信号SIG22を受信すると(ステップS103;Yes)、統合管理装置8は、被測位端末6からの位置情報信号SIG22に基づいて、空調機(2、3)を制御する具体的な制御内容を決定する(ステップS107)。例えば、被測位端末6が存在する位置に風を向けるように決定してもよい。また、例えば、検知した被測位端末6の数が多ければ、冷房の設定温度を下げることを決定してもよい。
続いて、統合管理装置8は、決定された制御内容を実現するための制御指令を含む空調制御信号SIG31を室外機2に送信し、空調制御信号SIG32を室内機3に送信する(ステップS108)。空調機(2、3)では、空調制御信号SIG31、32に従って運転する。
続いて、統合管理装置8は、開閉センサ5から受信したドアの開閉状態を含む検出信号SIG41に基づいて、ドアが開いているか否かを判定する(ステップS109)。ドア4が開いていなければ(ステップS109;No)、統合管理装置8は、ステップS101に戻る。
一方、ドア4が開いていれば(ステップS109;Yes)、統合管理装置8は、測位通信装置7から受信した被測位端末の位置情報信号SIG22に基づいて、ドアの近くの位置で検知された被測位端末6に対して、ドア4を閉めるように促す旨の警告情報を含む警告信号SIG23を送信する(ステップS110)。なお、開閉センサ5が取り付けられているドア4の位置情報は、予め統合管理装置8に保持されており、ここでは、そのドア4の位置情報に基づいて、最寄りの被測位端末6が選定される。
その後、統合管理装置8は、ステップS101に戻る。
図14には、統合管理装置8のスレッド200のフローチャートが示されている。このスレッド200は、マルチタスクとして、スレッド100と並行して実行される。
まず、統合管理装置8は、ドア4の開閉状態を含む検出信号SIG41を開閉センサ5から受信するまで待つ(ステップS201;No)。検出信号SIG41を受信すると(ステップS201;Yes)、統合管理装置8は、検出信号SIG41に含まれるドア4の開閉状態を記憶する(ステップS202)。ここで記憶されたドア4の開閉状態は、スレッド100のステップS109での判定に用いられる。
(測位管理装置の動作)
続いて、測位通信装置7の測位管理装置20の動作について説明する。図15には、測位管理装置20のMPU20によって実行されるスレッド300のフローチャートが示されている。
まず、測位管理装置20は、統合管理装置8から測位開始信号SIG21を受信したか否かを判定する(ステップS301)。測位開始信号SIG21を受信していなければ(ステップS301;No)、測位管理装置20は、警告信号SIG23を受信したか否かを判定する(ステップS302)。警告信号SIG23を受信していなければ(ステップS302;No)、測位管理装置20は、ステップS301に戻る。以降、測位開始信号SIG21を受信するか(ステップS301;Yes)、警告信号SIG23を受信するまで(ステップS302)、ステップS301→S302が繰り返される。
測位開始信号SIG21を受信すると(ステップS301;Yes)、測位管理装置20は、被測位端末6の探索開始信号SIG14を、測位基地局21−kに送信する(ステップS304)。続いて、測位管理装置20は、被測位端末6の探索結果信号SIG15を受信したか否かを判定する(ステップS304)。探索結果信号SIG15を受信していない場合(ステップS304;No)、測位管理装置20は、探索開始信号SIG14を送信してから、所定の時間が経過しタイムアウトしているか否かを判定する(ステップS305)。タイムアウトしていなければ(ステップS305;No)、測位管理装置20は、ステップS304に戻る。以降、探索結果信号SIG15を受信するか(ステップS304;Yes)、タイムアウトとなるまで(ステップS305;Yes)、ステップS304→S305が繰り返される。
タイムアウトになると(ステップS305;Yes)、測位管理装置20は、ステップS301に戻る。
一方、探索結果信号SIG15を受信すると(ステップS304;Yes)、測位管理装置20は、探索結果信号SIG15に含まれる被測位端末6のアドレスを取得する(ステップS306)。各被測位端末6には重複しないアドレスが設定されている。ここでは、そのアドレスが取得される。続いて、測位管理装置20は、測位基地局21−kに対して、取得されたアドレス宛の測位開始信号SIG11を送信する(ステップS307)。
続いて、測位管理装置20は、測位基地局21−kのいずれかから被測位端末6までの距離情報を含む距離情報信号SIG12を受信したか否かを判定する(ステップS308)。距離情報信号SIG12が受信されていなければ(ステップS308;No)、測位開始信号SIG11を送信してから一定の時間が経過して、タイムアウトしたか否かを判定する(ステップS309)。タイムアウトしていなければ(ステップS309;No)、測位管理装置20は、ステップS308に戻る。以降、距離情報信号SIG12を受信するか(ステップS308;Yes)、タイムアウトが発生するまで(ステップS309;Yes)、ステップS308→S309が繰り返される。
タイムアウトになると(ステップS309;Yes)、測位管理装置20は、ステップS301に戻る。
一方、距離情報信号SIG12を受信すると(ステップS308;Yes)、測位管理装置20は、指定数の距離情報が入手されたか否かを判定する(ステップS310)。まだ、指定数の距離情報が入手されていない場合(ステップS310;No)、測位管理装置20は、ステップS309に戻る。
指定数とは、最低でも被測位端末6の測位に必要な距離情報の数である。測位基地局21−kと被測位端末6との間の距離の情報は方向を持たない。そこで、各距離を半径とする円の交点から被測位端末6の位置が求められる。従って、2次元平面上における位置を算出するためには最低3つの距離の情報が必要である。この場合、指定数は3となる。
このようにして、ステップS308→S309又はステップS308→S310→S309が繰り返され、指定数の距離情報が入手される。
指定数の距離情報が入手されると(ステップS310;Yes)、測位管理装置20は、距離情報信号SIG12に含まれる複数の距離情報(被測位端末6までの距離情報)に基づいて、被測位端末6の位置を算出する(ステップS311)。続いて、測位管理装置20は、被測位端末6の位置情報を含む位置情報信号SIG22を統合管理装置8に送信する(ステップS312)。その後、測位管理装置20は、ステップS301に戻る。
一方、警告信号SIG23を受信すると(ステップS302;Yes)、測位基地局21−kに警告信号SIG13を送信する(ステップS313)。その後、測位管理装置20は、ステップS301に戻る。
(測位基地局の動作)
続いて、測位基地局21−kの動作について説明する。図16には、この実施の形態に係る測位基地局21−kのMPU46により実行されるスレッド400のフローチャートが示されている。
まず、測位基地局21−kは、探索開始信号SIG14を受信したか否かを判定する(ステップS401)。探索開始信号SIG14を受信している場合(ステップS401;Yes)、測位基地局21−kは、被測位端末6を探索するブロードキャスト信号SIG1を送信する(ステップS402)。
続いて、測位基地局21−kは、被測位端末6から被測位端末6の探索に対する応答信号SIG2を受信したか否かを判定する(ステップS403)。応答信号SIG2を受信していなければ(ステップS403;No)、測位基地局21−kは、探索開始信号SIG14を送信してから所定の時間が経過しタイムアウトしているか否かを判定する(ステップS404)。
タイムアウトしていなければ(ステップS404;No)、測位基地局21−kは、ステップS403に戻る。以降、応答信号SIG2を受信するか(ステップS403;Yes)、タイムアウトが発生するまで(ステップS404;Yes)、ステップS403→S404が繰り返される。タイムアウトになると(ステップS404;Yes)、測位基地局21−kは、ステップS401に戻る。
一方、応答信号SIG2を受信すると(ステップS403:Yes)、測位基地局21−kは、探索結果信号SIG15を測位管理装置20に送信する(ステップS405)。
ステップS405終了後、又は探索開始信号SIG14を受信していない場合(ステップS401;No)、測位基地局21−kは、測位開始信号SIG11を受信したか否かを判定する(ステップS406)。
測位開始信号SIG11を受信していなければ(ステップS406;No)、測位基地局21−kは、警告信号SIG13を受信したか否かを判定する(ステップS407)。警告信号SIG13を受信していなければ(ステップS407;No)、測位基地局21−kはステップS401に戻る。以降、探索開始信号SIG14を受信していないか(ステップS401;No)、測位開始信号SIG11を受信するか(ステップS406;Yes)、警告信号SIG13を受信するまで(ステップS407;Yes)、ステップS401→S406→S407が繰り返される。
警告信号SIG13を受信すると(ステップS407;Yes)、測位基地局21−kは、警告信号SIG3を、被測位端末6に送信する(ステップS408)。その後、測位基地局21−kは、ステップS401に戻る。
一方、測位開始信号SIG1を受信すると(ステップS406;Yes)、測位基地局21−kは、被測位端末6から測距応答信号RNG2を受信できる状態に遷移する(ステップS409)。続いて、測位基地局21−kは、被測位端末6に測距信号RNG1を送信するとともに、タイマ43による時間計測を開始する(ステップS410)。
続いて、測位基地局21−kは、被測位端末6から測距応答信号RNG2を受信したか否かを判定する(ステップS411)。測距応答信号RNG2を受信していなければ(ステップS411;No)、測位基地局21−kは、タイマ43によって計測される時間が所定の時間以上となりタイムアウトとなったか否かを判定する(ステップS412)。
タイムアウトしていなければ(ステップS412;No)、測位基地局21−kは、ステップS411に戻る。以降、測距応答信号RNG2を受信するか(ステップS411;Yes)、タイムアウトするまで(ステップS412;Yes)、測位基地局21−kは、ステップS411→S413を繰り返す。
測距応答信号RNG2を受信すると(ステップS411;Yes)、測位基地局21−kは、タイマ43によって計測された、測距信号RNG1を送信してから測距応答信号RNG2を受信するまでに要した時間に基づいて、被測位端末6までの距離を算出する(ステップS413)。ここでは、計測された時間から被測位端末6による処理時間を減算し、その値を2で除算することで、片道で要した時間が算出される。そして、その値に光速を乗算することで距離が算出される。
続いて、測位基地局21−kは、被測位端末6までの距離情報を含む距離情報信号SIG12を測位管理装置20に送信する(ステップS414)。続いて、測位基地局21−kは、測距ではない通常の通信を行なう状態に遷移する(ステップS415)。これは、ステップS412で、タイムアウトと判定された場合も同様である。その後、測位基地局21−kは、ステップS401に戻る。
(被測位端末の動作)
次に、被測位端末6の動作について説明する。
図17には、本実施形態における被測位端末6のMPU68によって実行されるスレッド500のフローチャートが示されている。
図17に示すように、まず、被測位端末6は、測距ではない通常の通信を行なう状態に遷移する(ステップS501)。被測位端末6は、測位基地局21−kから警告信号SIG3を受信したか否かを判定する(ステップS502)。警告信号SIG3を受信している場合(ステップS502;Yes)、被測位端末6は、警告信号SIG3に含まれる警告の内容を出力装置73に表示する(ステップS503)。
続いて、被測位端末6は、被測位端末6を探索するブロードキャスト信号SIG1を受信したか否かを判定する(ステップS504)。ブロードキャスト信号SIG1を受信していなければ(ステップS504;No)、被測位端末6は、ステップS502に戻る。
以降、ブロードキャスト信号SIG1を受信するまで(ステップS504;Yes)、ステップS502→S503→S504又はステップ502→S504が繰り返される。
ブロードキャスト信号SIG1を受信すると(ステップS504;Yes)、被測位端末6は、測位基地局21にアドレスを含む応答信号SIG2を送信する(ステップS505)。このとき、入力装置71に入力された操作入力情報を、応答信号SIG2に含めることで、統合管理装置8で空調機(2、3)の制御内容を決定する際に、その操作入力を反映させることが可能となる。例えば、冷房を弱くするという操作入力情報が、応答信号SIG2に含まれていれば、統合管理装置8が、その情報に従って空調機(2、3)を制御することにより、冷房を弱くすることができる。
続いて、被測位端末6は、測距信号RNG1を受信できる状態に遷移する(ステップS506)。続いて、被測位端末6は、測距信号RNG1を受信できる状態に遷移してから一定時間経過したか否かを判定する(ステップS507)。一定期間が経過していなければ(ステップS507;No)、被測位端末6は、測距信号RNG1を受信したか否かを判定する(ステップS508)。測距信号RNG1を受信していなければ(ステップS508;No)、被測位端末6は、ステップS507に戻る。以降、一定時間経過するか(ステップS507;Yes)、測距信号RNGを受信するまで(ステップS508;Yes)、ステップS507→S508が繰り返される。
測距信号RNG1を受信すると(ステップS508;Yes)、被測位端末6は、測距応答信号RNG2を測位基地局21−kに送信する(ステップS509)。その後、被測位端末6は、ステップS507に戻る。一方、一定時間経過すると(ステップS507;Yes)、被測位端末6は、ステップS501に戻る。
図18には、被測位端末6のMPU68によって実行されるスレッド600のフローチャートが示されている。このスレッド600は、マルチスレッドであり、スレッド500と同時並行に実行される。
図18に示すように、まず、被測位端末6は、入力装置62において操作入力があったか否かを判定する(ステップS601)。操作入力があると(ステップS601;Yes)、被測位端末6は、入力された操作入力情報を保持し、必要であれば、被測位端末6の出力装置64に表示する(ステップS602)。ここで保持された操作入力情報は、上述のように、上記スレッド500のステップS505で使用される。ステップS602実行後、被測位端末6は、ステップS601に戻る。
(開閉センサの動作)
次に、開閉センサ5の動作について説明する。
図19には、この実施の形態に係る開閉センサ5のMPU54によって実行されるスレッド700のフローチャートが示されている。図19に示すように、開閉センサ5は、センサ部50が、ドア4の開閉状態の変化を検知したか否かを判定する(ステップS701)。開閉の状態に変化があった場合(ステップS701;Yes)、開閉センサ5は、ドア番号を含む検出信号SIG41を送信する(ステップS702)。その後、開閉センサ5は、ステップS701に戻る。
(全体の信号の伝送シーケンス)
次に、この実施の形態に係る空調制御システム1の信号の伝送シーケンスについて説明する。
図20には、この実施の形態に係る情報の伝送シーケンスが示されている。
まず、統合管理装置8から測位管理装置20へ測位開始信号SIG21が送信されることにより伝送シーケンスが開始される。この後の信号の伝送シーケンスは、主として、被測位端末6の探索プロセスPR1、被測位端末6の測距プロセスPR2、空調機(2、3)の制御プロセスPR3、警告信号の伝送プロセスPR4に分けられる。
まず、被測位端末6の探索プロセスPR1について説明する。統合管理装置8から測位開始信号SIG21を受信した測位管理装置20は、被測位端末6の探索開始信号SIG14を測位基地局21−1に送信する。それを受信した測位基地局21−1は、被測位端末6を探索するブロードキャスト信号SIG1を被測位端末6に送信する。それを受信した被測位端末6は、応答信号SIG2を測位基地局21−1に送信する。それを受信した測位基地局21−1は測位管理装置20に探索結果信号SIG15を送信する。
続いて、被測位端末6の測距プロセスPR2について説明する。測位管理装置20は、測位基地局21−1に測位開始信号SIG11を送信する。それを受信した測位基地局21ー1は、被測位端末6に測距信号RNG1を送信する。それを受信した被測位端末6は、測距信号RNG1の送信元である測位基地局21−1に測距応答信号RNG2を送信する。それを受信した測位基地局21−1は、測位管理装置20に被測位端末6までの距離情報を含む距離情報信号SIG12を送信する。プロセスPR2では、測位基地局21−2〜測位基地局21−n各々に対して同様の信号の伝送シーケンスを行って、被測位端末6の距離情報が取得される。さらに、被測位端末6が複数ある場合は、プロセスPR2が被測位端末6の数だけ繰り返される。
測位管理装置20は、このようにして得られた距離情報に基づいて被測位端末6の位置情報を算出し、算出された被測位端末6の位置情報を含む位置情報信号SIG22を統合管理装置8に送信する。
続いて、空調機(2、3)の制御を行うプロセスPR3について説明する。統合管理装置8は、位置情報信号SIG22を受信した後、室外機2に制御信号SIG31を送信し、室内機3に制御信号SIG32を送信する。
続いて、被測位端末6に警告信号を送信するプロセスPR4について説明する。統合管理装置8は、被測位端末6の位置情報を含む位置情報信号SIG22を受信後、開閉センサ5からドア4の開閉状態の検出信号41を受信し、その検出信号41が、ドア4が開いていることを示すものである場合、警告信号SIG23を測位管理装置20に送信する。
警告信号SIG23を受信した測位管理装置20は、在室者への警告信号SIG13を測位基地局21−1に送信する。それを受信した測位基地局21−1は、在室者への警告信号SIG3を被測位端末6に送信する。なお、開閉センサ5からドア4の開閉状態を含む検出信号SIG41を受信するタイミングに制限はない。検出信号SIG41は、ドア4が開閉される度に送信されるが、プロセスPR4においては、最新の検出信号SIG41を用いればよい。
以上詳細に説明したように、この実施の形態の空調管理システム1によれば、居室空間の空調を行う空調機(2、3)の運転中に、ドア4の開状態が検出された場合に、ドア4に最も近い被測位端末6に対して警告信号SIG3を送信する。警告信号SIG3を受信した被測位端末6は、その警告信号SIG3に基づく警告を出力する。これにより、この警告情報に基づく警告を見た在室者は、ドア4が開いていることを認識することができる。この結果、省エネルギー化の意識を在室者に喚起させることができる。
また、測位によって得られたエリア内の被測位端末6の有無や被測位端末6の個数によって、空調機(2、3)の制御内容を切り替えることにより、無駄なエネルギー消費を削減することができる。
なお、開閉センサ5が取り付けられるのはドア4に限定されず、窓など開閉ができるものであれば何でもよい。また、開閉センサ5は、複数あってもよい。
また、開閉センサ5のセンサ部50によるドア・窓の開閉の検知方法には、限定されない。機械的なものであってもよいし、電気的、光学的なものであってもよい。
また、統合管理装置8と各機器との間については、通信線11のような有線で接続せず、無線で接続するようにしてもよい。
また、室外機2と室内機3の数は任意でよい。
また、被測位端末6における警告の出力は、画面表示には限定されない。音声出力やバイブレータによる振動などにより、警告を出力するようにしてもよい。
また、統合管理装置8は、開閉センサ5から送信されたたドア4の開閉状態を含む検出信号41に基づいて、空調機(2、3)を制御してもよい。
また、測位通信装置7は、室内機3に取り付けられていてもよい。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。
この実施の形態に係る空調管理システム1の構成は、上記実施の形態1の空調管理システム1の構成(図1参照)と同様である。この実施の形態では、空調管理システムの全体動作が、被測位端末6への操作入力を契機に行われるという点が、上記実施の形態1と異なる。
この実施の形態では、統合管理装置8にタイマ75が設けられている必要はない。この他、測位通信装置7、測位管理装置20、測位基地局21−k及び被測位端末6、開閉センサ5の内部の構成は、上記実施の形態1と同様である。
図21には、測位基地局21−kと、被測位端末6との間で送受信される信号が示されている。図21に示すように、上記実施の形態1とは異なり、ブロードキャスト信号SIG1と応答信号SIG2の代わりに、被測位端末6の操作入力信号SIG4が送受信される。被測位端末6の操作入力信号SIG4は、被測位端末6から測位基地局21−kに送信される。
被測位端末6の操作入力信号SIG4は、被測位端末6のアドレスの他、入力装置62を介して入力された操作入力情報が含まれる。このような操作入力情報には、例えば、警告に関する設定値(例えば受信拒否)や、空調機(2、3)による空調を規定するパラメータの設定値などが含まれている。この操作入力は、被測位端末6への警告に関する設定や空調の制御などに反映される。
図22には、測位基地局21−1〜21−nと測位管理装置20との間で送受信される信号が示されている。図22に示すように、上記実施の形態1とは異なり、被測位端末6の探索開始信号SIG14と被測位端末の探索結果信号SIG15の代わりに、被測位端末6の操作入力信号SIG16が送受信される。被測位端末6の操作入力信号SIG4は、被測位端末6から測位基地局21−kに送信される。
測位通信装置7と統合管理装置8との間で送受信される信号については、測位開始信号SIG21が除かれている点が上記実施の形態1と異なる。また、空調機(2、3)と統合管理装置8との間で送受信される信号と、統合管理装置8と開閉センサ5との間で送受信される信号は、上記実施形態1と同じである。
次に、この実施の形態に係る空調管理システム1の動作について説明する。
まず、統合管理装置8の動作について説明する。図23には、統合管理装置8のCPU78によって実行されるスレッド800のフローチャートが示されている。図23に示すように、まず、統合管理装置8は、被測位端末6の位置情報信号SIG22を受信するまで待つ(ステップS103;No)。位置情報信号SIG22を受信すると(ステップS103;Yes)、その後、統合管理装置8は、空調制御内容の決定(ステップS107)、空調制御信号SIG31、SIG32の送信(ステップS108)、ドア4が開いているか否かの判定(ステップS109)、警告信号SIG23の送信(ステップS110)が行われる。ステップS107→S108→S109→S110の具体的な処理は、上記実施の形態1で説明した通りである。
次に、測位管理装置20の動作について説明する。図24には、測位管理装置20のMPU34によって実行されるスレッド1000のフローチャートが示されている。図24に示すように、まず、測位管理装置20は、警告信号SIG23を受信したか否かを判定する(ステップS1001)。警告信号SIG23を受信した場合にのみ(ステップS1001;Yes)、測位管理装置20は、警告信号SIG13を測位基地局21−1に送信する(ステップS1002)。
警告信号SIG23を受信していない場合(ステップS1001;No)又はステップS1002終了後、測位管理装置20は、被測位端末6の操作入力信号SIG16を受信したか否かを判定する(ステップS1003)。操作入力信号SIG16を受信していなければ(ステップS1003;No)、測位管理装置20は、ステップS1001に戻る。
操作入力信号SIG16を受信していれば(ステップS1003;Yes)、その後、測位管理装置20は、被測位端末6のアドレスの取得(ステップS306)、測位開始信号SIG11の送信(ステップS307)、距離情報信号SIG12の受信判定(ステップS308)、タイムアウト判定(ステップS309)、指定数の距離情報の入手判定(ステップS310)、被測位端末6の位置情報の算出(ステップS311)、位置情報信号SIG22の送信(ステップS312)を行う。これらの処理は、上記実施の形態1で説明した通りである。
次に、測位基地局21−kの動作について説明する。図25には、測位基地局21−kのMPU46によって実行されるスレッド1100のフローチャートが示されている。図25に示すように、まず、測位基地局21−kは、被測位端末6から操作入力情信号SIG4を受信したか否かを判定する(ステップS1101)。操作入力信号SIG4を受信した場合にのみ(ステップS1101;Yes)、測位基地局21−kは、操作入力信号SIG16を測位管理装置20に送信する(ステップS1102)。その後のステップS406以降の処理は、上記実施の形態1で説明した通りである。
次に、被測位端末6の動作について説明する。図26には、被測位端末6のMPU68によって実行されるスレッド1200のフローチャートが示されている。図26に示すように、まず、通常の通信状態への遷移(ステップS501)、警告信号SIG3の受信判定(ステップS502)、警告の表示(ステップS503)を行う点は、上記実施の形態1と同じである。
その後、被測位端末6は、操作入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS1202)。受け付けていない場合(ステップS1202;No)、被測位端末6は、ステップS502に戻る。一方、受け付けていた場合(ステップS1202;Yes)、被測位端末6は、操作入力信号SIG4を測位基地局21−kに送信する(ステップS1203)。その後。被測位端末6は、測距信号受信状態に遷移する(ステップS506)。ステップS506以降の処理は、上記実施の形態1と同じである。
この実施の形態における開閉センサ5の処理の流れは、上記実施の形態1と同じである。
この実施の形態の空調制御システム1の全体の信号の伝送シーケンスについて説明する。図27には、この実施の形態に係る空調制御システムの信号の伝送シーケンスが示されている。図27に示すように、この伝送シーケンスでは、プロセスPR1がプロセスPR11に置き換えられている。
プロセスPR11について説明する。プロセスPR11では、被測位端末6の操作入力信号SIG4が、測位基地局21−1に送信される。それを受信した測位基地局21−1は、測位管理装置20に対して、被測位端末6の操作入力信号SIG16を送信する。この操作入力信号SIG16には、被測位端末6のアドレスが含まれているので、上記実施の形態1と同様に、その後の処理が可能となる。
以上詳細に説明したように、この実施の形態の空調管理システム1によれば、被測位端末6への操作入力を契機として被測位端末6の測位が開始されるので、無駄に測位が行われることによる電力消費を削減できる。
また、被測位端末6の所持者が任意のタイミングで警告の送信設定や空調の制御を行うことができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について説明する。
この実施の形態の空調管理システム1では、図1に示す実施形態1の空調管理システム1のように開閉センサ5がドア4に取り付けられているのではなく、図28に示すように、開閉センサ5が室内機3又は室内機3の近傍など、実質的に室内機3に取り付けられている点が、上記各実施の形態と異なる。開閉センサ5は、電波もしくは光(赤外線を含む)を用いてドア8の開閉状態を非接触に検知する。
以上詳細に説明したように、この実施の形態の空調管理システム1によれば、室内機3に開閉センサ5を取り付けて非接触の検出方式を用いて、ドア4の開閉状態を検出するので、開閉センサ5の配線を削減することができる。
なお、非接触の検出方式を採用することで開閉センサ5の位置を可動にすることができる。このようにすれば、1つの開閉センサ5で複数のドア・窓の開閉状態を検出することができるので、開閉センサ5の設置数を削減することができる。
なお、上記実施の形態において、実行されるプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するシステムを構成することとしてもよい。
また、プログラムをインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、ダウンロード等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、ダウンロード等してもよい。
なお、本発明は、上記実施の形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で実施の形態及び図面に変更を加えることができるのはもちろんである。
1 空調管理システム
2 室外機
3 室内機
4 ドア
5 開閉センサ
6 被測位端末
7 測位通信装置
8 統合管理装置
11 通信線
20 測位管理装置
21−k(k=1〜n) 測位基地局
22 内部通信線
30 通信インターフェイス(I/F)
31 通信インターフェイス(I/F)
32 ROM
33 RAM
34 MPU
40 アンテナ
41 測距・通信インターフェイス(I/F)
42 通信インターフェイス(I/F)
43 タイマ
44 ROM
45 RAM
46 MPU
50 センサ部
51 ROM
52 RAM
53 通信インターフェイス(I/F)
54 MPU
60 アンテナ
61 測距・通信インターフェイス(I/F)
62 入力装置
63 入力インターフェイス(I/F)
64 出力装置
65 出力インターフェイス(I/F)
66 ROM
67 RAM
68 MPU
70 通信インターフェイス(I/F)
71 入力装置
72 入力インターフェイス(I/F)
73 出力装置
74 出力インターフェイス(I/F)
75 タイマ
76 ROM
77 RAM
78 CPU
AR1 エリア

Claims (12)

  1. 居室空間の空調を行う空調機を管理する空調管理システムであって、
    受信した警告情報に基づく警告を出力する被測位端末と、
    前記居室空間における前記被測位端末の位置情報を検出する位置検出部と、
    外部に対して前記居室空間を開放/遮蔽する開閉部の開閉状態を検出する開閉検出部と、
    前記空調機の運転中に、前記開閉検出部により前記開閉部の開状態が検出された場合に、前記開閉部に最も近い前記被測位端末に対して警告情報を送信する管理部と、
    を備える空調管理システム。
  2. 前記位置検出部は、
    前記居室空間内の異なる位置に設置され、前記被測位端末との間の無線信号の送受信に要する時間に基づいて、前記被測位端末との間の距離を測定する複数の測位基地局と、
    前記複数の測位基地局各々で測定された距離に基づいて、前記被測位端末の位置情報を算出する測位部と、
    を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空調管理システム。
  3. 前記管理部は、
    一定の時間間隔で測位開始信号を前記測位部に送信し、
    前記測位部は、
    前記測位開始信号を受信した場合に、前記複数の測位基地局を介した無線信号の送受信により、前記被測位端末を探索し、
    前記複数の測位基地局各々に、探索された前記被測位端末との距離を測定させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の空調管理システム。
  4. 前記測位部は、
    前記測位基地局を介して前記被測位端末から操作入力信号を受信した場合に、前記複数の測位基地局各々に、探索された前記被測位端末との距離を測定させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の空調管理システム。
  5. 前記管理部は、
    前記位置検出部によって検出された前記被測位端末の位置情報に基づいて、前記空調機を制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の空調管理システム。
  6. 前記管理部は、
    前記被測位端末から送信される操作入力信号に含まれる制御パラメータの設定値を用いて前記空調機を制御する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の空調管理システム。
  7. 前記管理部は、
    前記位置検出部によって前記被測位端末の位置情報が検出できない場合に、前記空調機を停止させる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の空調管理システム。
  8. 前記管理部は、
    前記開閉検出部によって検出された前記開閉部の開閉状態に基づいて、前記空調機を制御する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の空調管理システム。
  9. 前記管理部は、
    前記被測位端末から送信される操作入力信号に警告情報の受信拒否の設定値が含まれている場合には、その被測位端末に警告情報を送信しない、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空調管理システム。
  10. 前記開閉検出部は、
    前記空調機を構成する室内機に実質的に取り付けられ、
    非接触方式で前記開閉部の開閉状態を検出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空調管理システム。
  11. 居室空間の空調を行う空調機を管理する空調管理方法であって、
    前記居室空間における被測位端末の位置情報を検出する位置情報検出工程と、
    外部に対して前記居室空間を開放/遮蔽する開閉部の開閉状態を検出する開閉検出工程と、
    前記空調機の運転中に、前記開閉検出工程において前記開閉部の開状態が検出された場合に、前記開閉部に最も近い前記被測位端末に対して警告情報を送信する管理工程と、
    前記被測位端末を用いて受信した警告情報に基づく警告を出力する警告出力工程と、
    を含む空調管理方法。
  12. 居室空間の空調を行う空調機を管理するコンピュータを、
    前記居室空間における被測位端末の位置情報を検出する位置情報検出手段、
    外部に対して前記居室空間を開放/遮蔽する開閉部の開閉状態を検出する開閉検出手段、
    前記空調機の運転中に、前記開閉検出手段において前記開閉部の開状態が検出された場合に、前記開閉部に最も近い前記被測位端末に対して警告情報を送信する管理手段、
    として機能させるプログラム。
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