JP2012036214A - 脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有する組成物 - Google Patents
脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有する組成物 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】組成物にアラキドン酸および/又はアラキドン酸を構成脂肪酸とする化合物、特にアラキドン酸のアルコールエステル、構成脂肪酸の一部もしくは全部がアラキドン酸であるトリグリセリド、リン脂質又は糖脂質を有効成分として含有させる。
【選択図】図3
Description
さらに、本発明者等は、酵素法により1,3-位に中鎖脂肪酸が、2-位にアラキドン酸が結合したトリグリセリドを含む油脂を製造することに成功し、本発明の効果試験に供することが可能となり、該トリグリセリドの効果を明らかにした。
本発明の組成物を医薬品として使用する場合、組成物中の有効成分の配合量は、本発明の目的が達成される限り特に限定されず、適宜適当な配合割合で使用が可能である。
本発明の組成物を医薬品として使用する場合、投与単位形態で投与するのが望ましく、特に、経口投与が好ましい。本発明の組成物の投与量は、年令、体重、症状、投与回数などにより異なるが、例えば、成人(約60kgとして)1日当たり本発明のアラキドン酸およびアラキドン酸を構成脂肪酸とする化合物を、アラキドン酸量換算として、通常約0.001g〜20g、好ましくは約0.01g〜10g、より好ましくは約0.05〜5g、最も好ましくは約0.1g〜2gを1日1〜3回に分割して投与するのがよい。
なお飲食品、健康食品、機能性食品、特定保健用食品、老人用食品などの本発明の食品組成物には、該食品組成物及び/又は該食品組成物中の成分が、脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用、より具体的には加齢に伴う脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用、記憶・学習能力の低下、認知能力の低下、感情障害(例えば、うつ病など)、知的障害(例えば、痴呆であり、具体的にはアルツハイマー型痴呆、脳血管性痴呆)の予防・改善、物忘れ予防、ボケ予防、記憶力の維持・向上、集中力の維持・向上、注意力の維持・向上、頭をすっきりさせること、頭が冴えわたること、若返りなどの作用を有することを該食品組成物の包装用容器及び/又は該食品組成物の販売を促進するためのツール(例えばパンフレット等)に記載又は表示するなどして販売するものも含まれる。
アラキドン酸生産菌としてモルティエレラ・アルピナ(Mortierella alpina)CBS754.68を用いた。グルコース1.8%、脱脂大豆粉3.1%、大豆油0.1%、KH2PO4 0.3%、Na2SO4 0.1%、CaCl2・2H2O 0.05%及びMgCl2・6H2O 0.05%を含む培地6kLを、10kL培養槽に調製し、初発pHを6.0に調整した。前培養液30Lを接種し、温度26℃、通気量 360m3/時間、槽内圧200kPaの条件で8日間の通気撹拌培養を行った。なお、攪拌数は溶存酸素濃度を10〜15ppmを維持するように調整した。
イオン交換樹脂担体(Dowex MARATHON WBA:ダウケミカル、商標)100gを、Rhizopus delemarリパーゼ12.5%水溶液(タリパーゼ粉末:田辺製薬(株))80mlに懸濁し、減圧下で乾燥させて固定化リパーゼを得た。
老齢ラットの実験群として、18ヶ月齢雄性Fischer系ラット16匹を対照飼料群(8匹:OC群)とTGA40S配合飼料群(8匹:OA群)の2群に分け、それぞれの群に、表1に示した対照飼料およびSUNTGA40S配合飼料を与えた。そして、若齢ラットのコントロール群(YC群)として、4ヶ月齢雄性Fischer系ラット8匹に表1に示した対照飼料を与えた(YC群)。なお、TGA40S配合飼料に使用したTGA40Sは実施例1で得たものを使用した。
─────────────────────────────
対照飼料 TGA40S配合飼料
(g) (g)
─────────────────────────────
カゼイン 200 200
DL-メチオニン 3 3
コーンスターチ 150 150
シュクロース 500 500
セルロースパウダー 50 50
コーンオイル 50 45
ミネラル類AIN-76 35 35
ビタミン類AIN-76 10 10
重酒石酸コリン 2 2
ビタミンE 0.05 0.05
TGA40S 0 5
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老齢ラットの実験群として、18ヶ月齢雄性Fischer系ラット20匹を対照飼料群(6匹:OC群)、TGA40S配合飼料群(6匹:OA群)と8A8配合飼料群(8匹:8A8群)の3群に分け、それぞれの群に、表3に示した対照飼料、TGA40S配合飼料及び8A8配合飼料を与えた。そして、若齢ラットの対照群(YC群)として、4ヶ月齢雄性Fischer系ラット8匹に表3に示した対照飼料を与えた。なお、8A8配合飼料に使用した8A8は実施例2で得た96モル% 8A8を使用した。
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対照飼料 TGA40SS配合飼料 8A8配合飼料
(g) (g) (g)
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カゼイン 200 200 200
DL-メチオニン 3 3 3
コーンスターチ 150 150 150
シュクロース 500 500 500
セルロースパウダー 50 50 50
コーンオイル 50 45 45.8
ミネラル類AIN-76 35 35 35
ビタミン類AIN-76 10 10 10
重酒石酸コリン 2 2 2
ビタミンE 0.05 0.05 0.05
TGA40S 0 5 0
8A8 0 0 4.2
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プローブテストを実施した結果、逃避台の位置を記憶して、あった場所を泳ぎ回っている時間(水槽を4区画に分けて、逃避台のあった区画(1/4)にいた時間(秒)で評価)は、YC群、OC群、OA群および8A8群で、それぞれ28.59±5.44a、13.27±7.89b、22.02±5.35cおよび27.18±5.10acとなった(数値:平均値±標準偏差、a、b、cは異った文字間に有意差あり(P<0.05))。したがって、アラキドン酸を構成脂肪酸とするトリグリセリドを与えることにより、加齢に伴って低下した学習の獲得の度合いが、若齢ラットのレベルに向って、有意に改善された。そして、TGA40Sと8A8の比較では、8A8の方が学習の獲得の度合いが高い傾向を示した。OA群、8A8群いずれも、ラットのアラキドン酸摂取量は同じであることから、8A8の方が吸収されやすいことを示しており、加齢により活性が低下した膵リパーゼに有効であることを実証した。
老齢ラットの実験群として、18ヶ月齢雄性Fischer系ラット20匹を対照飼料群(6匹:OC群)、8A8配合飼料群(6匹:8A8群)と8A8含有油脂配合飼料群(8匹:8A8(32モル%)群)の3群に分け、それぞれの群に、表4に示した対照飼料、8A8配合飼料及び8A8含有油脂配合飼料を与えた。そして、若齢ラットの対照群として、4ヶ月齢雄性Fischer系ラット8匹に表4に示した対照飼料を与えた(YC群)。なお、8A8配合飼料に使用した8A8は実施例2で得た96モル% 8A8を、8A8含有油脂配合飼料に使用した8A8含有油脂(トリグリセリド)は実施例2で得た8A8を31.6モル%含有する油脂(トリグリセリド)を使用した。
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対照飼料 8A8配合飼料 8A8含有油脂配合飼料
(g) (g) (g)
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カゼイン 200 200 200
DL-メチオニン 3 3 3
コーンスターチ 150 150 150
シュクロース 500 500 500
セルロースパウダー 50 50 50
コーンオイル 50 45.8 45.8
ミネラル類AIN-76 35 35 35
ビタミン類AIN-76 10 10 10
重酒石酸コリン 2 2 2
ビタミンE 0.05 0.05 0.05
8A8 0 4.2 0
8A8含有油脂 0 0 4.2
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飼育3ヶ月目(老齢ラットの場合は21ヶ月齢、若齢ラットの場合は7ヶ月齢)の前後でモリス型水迷路学習試験を実施した。
ゼラチン100質量部及び食品添加物用グリセリン35質量部に水を加え50〜60℃で溶解し、粘度2000cpのゼラチン被膜を調製した。次に実施例1で得たアラキドン酸含有油脂(トリグリセリド)にビタミンE油0.05質量%を混合し、内容物1を調製した。実施例2で得た8A8を32モル%含有する油脂(トリグリセリド)にビタミンE油0.05質量%を配合し、内容物2を調製した。
実施例2で得た8A8を32モル%含有する油脂(トリグリセリド)400g、精製卵黄レシチン48g、オレイン酸20g、グリセリン100g及び0.1N 苛性ソーダ40mlを加え、ホモジナイザーで分散させたのち、注射用蒸留水を加えて4リットルとする。これを高圧噴霧式乳化機にて乳化し、脂質乳液を調製した。該脂質乳液を200mlずつプラスチック製バッグに分注したのち、121℃、20分間、高圧蒸気滅菌処理して脂肪輸液剤とする。
β-シクロデキストリン2gを20%エタノール水溶液20mlに添加し、ここにスターラーで撹拌しながら、実施例1で得たアラキドン酸含有トリグリセリド(ビタミンEを0.05質量%配合)100mgを加え、50℃で2時間インキュベートした。室温冷却(約1時間)後、さらに撹拌を続けながら4℃で10時間インキュベートした。生成した沈殿を、遠心分離により回収し、n-ヘキサンで洗浄後、凍結乾燥を行い、アラキドン酸含有トリグリセリドを含有するシクロデキストリン包接化合物1.8gを得た。この粉末1gをジュース10Lに均一に混ぜ合わせ、アラキドン酸含有トリグリセリドを含有するジュースを調製した。
本発明により、アラキドン酸またはアラキドン酸を構成脂肪酸とする化合物を有効成分とする、脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善剤、並びに脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有する飲食品及びその製造方法を提供することができ、高齢化社会に向かう人類において特に有用である。
Claims (30)
- アラキドン酸及び/又はアラキドン酸を構成脂肪酸とする化合物を含んで成る、脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有する組成物。
- アラキドン酸を構成脂肪酸とする化合物が、アラキドン酸のアルコールエステル又は構成脂肪酸の一部もしくは全部がアラキドン酸である、トリグリセリド、リン脂質もしくは糖脂質である請求項1に記載の組成物。
- 構成脂肪酸の一部又は全部がアラキドン酸であるトリグリセリドが、1,3-位に中鎖脂肪酸が、2-位にアラキドン酸が結合したトリグリセリドである請求項2に記載の組成物。
- 中鎖脂肪酸が、炭素数6〜12個を有する脂肪酸から選ばれたものである請求項3に記載の組成物。
- 構成脂肪酸の一部又は全部がアラキドン酸であるトリグリセリドを含有するトリグリセリドを含んで成る、脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有する組成物。
- 構成脂肪酸の一部又は全部がアラキドン酸であるトリグリセリドを含有するトリグリセリドの、アラキドン酸の割合が、トリグリセリドを構成する全脂肪酸に対して10質量%以上であることを特徴とする、請求項5に記載の組成物。
- 構成脂肪酸の一部又は全部がアラキドン酸であるトリグリセリドを含有するトリグリセリドが、モルティエレラ(Mortierella)属に属する微生物から抽出したものである請求項5又は6に記載の組成物。
- 構成脂肪酸の一部又は全部がアラキドン酸であるトリグリセリドを含有するトリグリセリドが、エイコサペンタエン酸をほとんど含まないトリグリセリドである請求項5〜7のいずれかに記載の組成物。
- 1,3-位に中鎖脂肪酸が、2-位にアラキドン酸が結合したトリグリセリドを5モル%以上含有するトリグリセリドを含んで成る、脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有する組成物。
- 中鎖脂肪酸が、炭素数6〜12個を有する脂肪酸から選ばれたものである請求項9に記載の組成物。
- 脳機能の低下に起因する症状が記憶・学習能力の低下である、請求項1〜10のいずれかに記載の組成物。
- 脳機能の低下に起因する症状が認知能力の低下である、請求項1〜10のいずれかに記載の組成物。
- 脳機能の低下に起因する症状が感情障害又は知的障害である、請求項1〜10のいずれかに記載の組成物。
- 脳機能の低下に起因する疾患がうつ病又は痴呆である、請求項1〜10のいずれかに記載の組成物。
- 痴呆がアルツハイマー型痴呆又は脳血管性痴呆である、請求項14に記載の組成物。
- 組成物が、食品組成物又は医薬組成物である請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
- 成人1日当たりの摂取量がアラキドン酸量に換算して0.001〜20gとなるように、アラキドン酸及び/又はアラキドン酸を構成脂肪酸とする化合物を含んで成る食品組成物。
- アラキドン酸を構成脂肪酸とする化合物が、アラキドン酸のアルコールエステル又は構成脂肪酸の一部もしくは全部がアラキドン酸である、トリグリセリド、リン脂質もしくは糖脂質である請求項17に記載の食品組成物。
- 構成脂肪酸の一部又は全部がアラキドン酸であるトリグリセリドが、1,3-位に中鎖脂肪酸が、2-位にアラキドン酸が結合したトリグリセリドである請求項18に記載の食品組成物。
- 中鎖脂肪酸が、炭素数6〜12個を有する脂肪酸から選ばれたものである請求項19に記載の食品組成物。
- 組成物が1,3-位に中鎖脂肪酸が、2-位にアラキドン酸が結合したトリグリセリドを0.001質量%以上含有することを特徴とする食品組成物。
- 中鎖脂肪酸が、炭素数6〜12個を有する脂肪酸から選ばれたものであることを特徴とする請求項21に記載の食品組成物。
- 食品組成物が、機能性食品、栄養補助食品、特定保健用食品又は老人用食品であることを特徴とする請求項16〜22のいずれかに記載の組成物。
- さらにドコサヘキサエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸を構成脂肪酸とする化合物を含んで成る、請求項1〜23のいずれかに記載の組成物。
- ドコサヘキサエン酸を構成脂肪酸とする化合物が、ドコサヘキサエン酸のアルコールエステル又は構成脂肪酸の一部もしくは全部がドコサヘキサエン酸である、トリグリセリド、リン脂質もしくは糖脂質である請求項24に記載の組成物。
- 上記アラキドン酸とドコサヘキサエン酸の組み合わせにおいて、アラキドン酸/ドコサヘキサエン酸比(質量)が0.1〜15の範囲にあることを特徴とする請求項24又は25に記載の組成物。
- さらに、組成物中のアラキドン酸に対して、組成物中のエイコサペンタエン酸が、5分の1を超えない量であることを特徴とする請求項1〜26のいずれかに記載の組成物。
- 脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有する食品組成物の製造法であって、アラキドン酸及び/又はアラキドン酸を構成脂肪酸とする化合物を単独で、あるいはアラキドン酸を実質的に含有しない、あるいは含有していても僅かな量である飲食品原料とともに配合することを特徴とする食品組成物の製造方法。
- アラキドン酸及び/又はアラキドン酸を構成脂肪酸とする化合物を含んで成る脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有する食品組成物の販売方法であって、該食品組成物及び/又は該食品組成物中の成分が脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有することを表示した包装用容器及び/又は販売促進用ツールを用いて販売することを特徴とする脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有する食品組成物の販売方法。
- アラキドン酸及び/又はアラキドン酸を構成脂肪酸とする化合物を含んで成る食品組成物であって、該食品組成物及び/又は該食品組成物中の成分が脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有することを、該食品組成物の包装用容器及び/又は販売促進用ツールに表示して販売することを特徴とする脳機能の低下に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有する食品組成物。
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