JP2012034666A - 喫煙具 - Google Patents

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茂起 藤原
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Abstract

【課題】本体の移動によるひび割れなどの破損を防止する。
【解決手段】棒状に形成されて内部にタバコ又はタバコ成分が収容される本体1と、前記本体1の端部に設けられる吸い口2と、前記吸い口2を覆うように着脱自在に設けられるキャップ3と、前記キャップ3に設けられて該キャップ3の外面3aとの間に被挟持物Bを挟み込むクリップ4とを備え、吸い口2を覆うようにキャップ3が取り付けられた状態で、クリップ4をポケットなどの被挟持物に挟み込むことにより、キャップ3及び本体1が被挟持物に対して移動不能に位置決めされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば無煙たばこや電子たばこなどの、火を使わず煙が出ない喫煙具に関する。
従来、この種の喫煙具として、管状ホルダーに、内部に所定量のたばこ乾留香料溶液が充填されたカートリッジタイプのプラスチック容器とたばこ刻みを収納し、管状ホルダーの一端部の径を細く絞ることによって吸入口が形成され、プラスチック容器から流出したたばこ乾留香料溶液が、隣接して配置されているたばこ刻みを濡らして付着し、乾留香料溶液から気化したニコチン等のたばこ成分を吸入口から吸入することにより、たばこの喫味感が得られて、煙を全く発生させることなく、たばこを賞味することができる無煙たばこがある(例えば、特許文献1参照)。
また、全体形状が略棒状をなすケーシングの基端に吸引口が形成され、タバコ抽出成分やタバコ煙擬縮物成分等のタバコ成分等を用いた香味生成媒体がカートリッジに収納され、このカートリッジをケーシングの内部に挿着し、アクチュエータを駆動して液状の香味生成媒体が充填されたキャビティ内の圧力を変化させることにより、キャビティに連通するノズルから香味生成媒体を液滴として吐出する電子タバコがある(例えば、特許文献2参照)。
このような無煙たばこや電子たばこなどは、一般的に本体が1本の紙巻きたばことほぼ同じ大きさの細長い棒状に形成され、本体の内部に紙巻きたばこの数十本分に相当する量のタバコ又はタバコ成分をカートリッジ式に収容しており、喫煙量の個人差にもよるが、少なくとも半日から1日程度喫煙できるように設定されている。
したがって、無煙たばこや電子たばこなどの使用者は、カートリッジ1本分を一度に連続して喫煙することが困難であるから、当然、カートリッジ1本分を1日又は複数日に亘り複数回に分けて喫煙することになり、カートリッジ1本分を喫煙し終える間に何度も喫煙動作が中断される。このような中断時には、無煙たばこや電子たばこなどの喫煙具を、棒状のまま露出させた状態で、例えば衣服のポケットなどに収納して携帯することになる。
特許第2925565号公報 特開2005−34021号公報
しかし乍ら、このような従来の喫煙具では、喫煙の中断時に棒状のまま露出状態で衣服のポケットに収納して携帯すると、使用者の動作に従ってポケット内を自由に動き回り、その収納位置によっては使用者の動作に伴い細長い本体に対しそれを折り曲げるような力が作用する可能性もあり、それによって細長い本体はひび割れなど破損するおそれがあった。
本体にひび割れなどの破損が生じると、それに接触する使用者の指がケガするおそれがあり、本体中のカートリッジにひび割れなどの破損が生じると、カートリッジ内に収容されたタバコやタバコ成分などが漏れ出て、衣服などを汚すという問題もある。
本発明は、このような問題に対処することを課題とするものであり、本体の移動によるひび割れなどの破損を防止すること、喫煙時におけるキャップの紛失を防止すること、被挟持物に対する本体及びキャップの保持力を向上させること、カートリッジのひび割れなどの破損を防止すること、必要時にその場でカートリッジを交換すること、などを目的とするものである。
このような目的を達成するために本発明は、棒状に形成されて内部にタバコ又はタバコ成分が収容される本体と、前記本体の端部に設けられる吸い口と、前記吸い口を覆うように着脱自在に設けられるキャップと、前記キャップに設けられて該キャップの外面との間に被挟持物を挟み込むクリップとを備えたことを特徴とする。
前述した特徴に加えて、前記クリップに、前記キャップの前記外面と対向して該外面との間に前記被挟持物を挟み込むための挟持部を形成したことを特徴とする。
さらに前述した特徴に加えて、前記クリップに、前記本体の外面と対向して該外面との間に前記被挟持物を挟み込むための第1挟持部と、前記キャップの前記外面と対向して該外面との間に前記被挟持物を挟み込むための第2挟持部とを形成したことを特徴とする。
さらに前述した特徴に加えて、前記本体の内部に、タバコ又はタバコ成分が収容されるカートリッジを着脱自在に取り付けたことを特徴とする。
さらに前述した特徴に加えて、前記キャップの内部又は前記本体に沿って予備のカートリッジを着脱自在に取り付けたことを特徴とする。
前述した特徴を有する本発明は、棒状に形成されて内部にタバコ又はタバコ成分が収容される本体と、前記本体の端部に設けられる吸い口と、前記吸い口を覆うように着脱自在に設けられるキャップと、前記キャップに設けられて該キャップの外面との間に被挟持物を挟み込むクリップとを備え、吸い口を覆うようにキャップが取り付けられた状態で、クリップをポケットなどの被挟持物に挟み込むことにより、キャップ及び本体が被挟持物に対して移動不能に位置決めされるので、本体の移動によるひび割れなどの破損を防止することができる。
その結果、喫煙の中断時に棒状のまま露出状態で衣服のポケットに収納して携帯すると、使用者の動作に従ってポケット内を自由に動き回る従来のものに比べ、細長い本体及びキャップを折り曲げるような力が作用し難くなって、細長い本体のひび割れなど破損を原因とする使用者の指のケガなどを防止できて安全性が向上する。
さらに、前記クリップに、前記キャップの前記外面と対向して該外面との間に前記被挟持物を挟み込むための挟持部を形成した場合には、吸い口からキャップが外される喫煙時において、クリップの挟持部とキャップの外面との間に、ポケットなどの被挟持物を挟み込むことにより、キャップのみが被挟持物に対して移動不能に位置決めされるので、喫煙時におけるキャップの紛失を防止することができる。
その結果、喫煙直後にキャップで吸い口を確実に覆うことができて衛生的である。
また、前記クリップに、前記本体の外面と対向して該外面との間に前記被挟持物を挟み込むための第1挟持部と、前記キャップの前記外面と対向して該外面との間に前記被挟持物を挟み込むための第2挟持部とを形成した場合には、キャップ及び本体が連結状態のままクリップをポケットなどの被挟持物に差し込むことにより、被挟持物が第1挟持部と本体の外面との間で挟み込むと同時に、第2挟持部とキャップの外面との間でそれぞれ挟み込まれるので、被挟持物に対する本体及びキャップの保持力を向上させることができる。
その結果、本体やキャップの移動によるひび割れなどの破損を確実に防止することができるとともに、本体とキャップが分離し難くなって完全性に優れる。
また、前記本体の内部に、タバコ又はタバコ成分が収容されるカートリッジを着脱自在に取り付けた場合には、クリップをポケットなどの被挟持物に差し込んで移動不能に位置決めすることにより、使用者の動作に従って本体が移動せず、本体の移動に伴って本体及びカートリッジを折り曲げるような力が作用しなくなるので、カートリッジのひび割れなどの破損を防止することができる。
その結果、カートリッジ内に収容されたタバコやタバコ成分などの漏れ出しによる衣服などの汚れを防止できる。
また、前記キャップの内部又は前記本体に沿って予備のカートリッジを着脱自在に取り付けた場合には、予備のカートリッジが本体やキャップと常時携帯可能となるので、必要時にその場でカートリッジを交換することができる。
その結果、本体と別個に予備のカートリッジを所持していなくとも喫煙時間を延ばすことができる。
本発明の実施形態に係る喫煙具の全体構成を示す説明図であり、(a)が本体とキャップの連結状態を示す斜視図、(b)が縮小分解斜視図である。 被挟持物の挟み込み状態を示す説明図であり、(a)が本体とキャップの連結時の側面図、(b)が喫煙時の側面図である。 本発明の他の実施形態に係る喫煙具の全体構成を示す説明図であり、(a)がキャップの取り付け状態を示す斜視図、(b)が縮小分解斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る喫煙具の全体構成を示す説明図であり、(a)がキャップの取り付け状態を示す斜視図、(b)が縮小分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る喫煙具Aは、例えば無煙たばこや電子たばこなどの火を使わず煙が出ないものであり、図1〜図4に示すように、棒状に形成されて内部にタバコ又はタバコ成分などが収容される本体1と、本体1の端部に設けられる吸い口2と、吸い口2を覆うように着脱自在に設けられるキャップ3と、キャップ3に設けられてキャップ3の外面3aとの間に被挟持物Bを挟み込むクリップ4を、主要な構成要素として備えている。
本体1は、例えば合成樹脂などの硬質材料によって1本の紙巻きたばことほぼ同じ大きさの細長い筒状に形成され、その内部に、タバコやタバコ成分などを収容するための収容部が形成される。
この収容部としては、図1(a)(b)に示される例のように、タバコやタバコ成分などが収容されるカートリッジ1aを、本体1に対して出し入れ自在に配置することが好ましい。
タバコ成分としては、例えばタバコの抽出成分、タバコ葉を粉砕機で粉砕して乾留釜に入れ、空気の通気下で加熱して乾留を行なうことで得られるタバコ乾留香料を含むタバコ香料溶液などのタバコの香味成分や、タバコに似た香味成分も含まれる。
吸い口2は、例えば合成樹脂などの硬質材料によって本体1の一端部に本体1と別体又は一体の円筒状に形成され、その先端には吸入口2aが突出形成されている。
その具体例としては、図1(a)(b)に示されるように、本体1の一端開口1bに対して吸い口2の基部2bを着脱自在に取り付け、この本体1の一端開口1bから吸い口2の基部2bを取り外した状態で、本体1の内部空間に、タバコやタバコ成分などが収容されるカートリッジ1aを出し入れ自在に収納して交換可能にすることが好ましい。
また、その他の例として図示しないが、本体1自体をその内部空間にタバコやタバコ成分などが収容されるカートリッジ式に形成し、その一端開口に対して吸い口2の基部2bを着脱自在に取り付けることにより、1つの吸い口2に対してカートリッジ式の本体1を交換可能にすることも可能である。
キャップ3は、例えば合成樹脂などの硬質材料によってその一端のみが開口する有底筒状に形成され、この開口部3bを吸い口2の吸入口2aが挿入可能な収納部としている。
吸い口2に対するキャップ3の取り付け例としては、図1(a)(b)に示されるように、その開口部3bの内径を吸い口2の外径とほぼ同じにして挿入することにより、互いに嵌合して吸い口2の外周面に対しキャップ3を着脱自在に連結させることが好ましい。
また、その他の例として図示しないが、キャップ3の開口部3bを吸い口2の外周面に螺合するなどして、本体1の一端開口1bに対し着脱自在に連結させることも可能である。
クリップ4は、例えば金属板などの弾性変形可能な材料によってキャップ3の軸線方向へ長尺な形状に形成され、キャップ3の外面3aに一体的に設けられ、本体1の外面1cやキャップ3の外面3aなどとの間には、例えば衣服のポケットやそれよりも厚い板状物などからなる被挟持物Bを挟み込むための挟持部が形成される。
この挟持部としては、図1(a)(b)に示される例のように、クリップ4の軸線方向先端位置に本体1の外面1cと対向するように配置される本体用の第1挟持部4aと、クリップ4の軸線方向途中位置にキャップ3の外面3aと対向するように配置されるキャップ用の第2挟持部4bとの両方を形成することが好ましい。
さらに、本体用の第1挟持部4aの突出量をキャップ用の第2挟持部4bの突出量よりも長くして、本体1とキャップ3の連結状態でクリップ4をポケットなどの被挟持物Bに差し込むことにより、被挟持物Bを本体用の第1挟持部4aと本体1の外面1cとの間で挟み込むと同時に、キャップ用の第2挟持部4bとキャップ3の外面3aとの間で挟み込むように設定することが好ましい。
また、その他の例として図示しないが、本体用の第1挟持部4a又はキャップ用の第2挟持部4bのいずれか一方のみを形成したり、本体用の第1挟持部4a及びキャップ用の第2挟持部4bの突出量をほぼ同じにすることも可能である。
さらに、キャップ3に対するクリップ4の装着例としては、図1(a)(b)に示されるように、クリップ4の一部に形成される取付部4cを、キャップ3の外面3aに突設される支持部3cに対して揺動可能に装着し、クリップ4自体にバネ力を有するように構成するか、又はクリップ4の取付部4cとキャップ3の間に、例えば板バネやスプリングコイルなどの弾性部材を設けて、第1挟持部4aや第2挟持部4bが、本体1の外面1cやキャップ3の外面3aへ向け弾性的に付勢されるように構成している。
また、キャップ3に対するクリップ4の他の装着例として図示しないが、クリップ4の一部をキャップ3に対して揺動不能に装着し、クリップ4自体の弾性変形に対抗して発生する反発力で、第1挟持部4aや第2挟持部4bが、本体1の外面1cやキャップ3の外面3aへ向け弾性的に付勢されるように構成することも可能である。
またさらに、その他の例として図示しないが、キャップ3の外面3aにクリップ4を弾性変形可能に一体形成したり、クリップ4の一部にキャップ3の末端部が嵌挿する輪状部や一対の保持爪などを形成することにより、キャップ3に対してクリップ4を着脱可能に装着することも可能である。
このような喫煙具Aによると、図2(a)に示されるように、吸い口2を覆うようにキャップ3が取り付けられて本体1と連結させた非喫煙時において、クリップ4をポケットなどの被挟持物Bに差し込むと、キャップ3及び本体1が連結状態のまま被挟持物Bに対して移動不能に位置決めされる。
それにより、使用者の動作に従って本体1が移動せず、使用者の動作に伴い細長い本体1及びキャップ3に対しそれらを折り曲げるような力が作用し難くなって、本体1やキャップ3のひび割れなどの破損を防止することができる。
さらに、クリップ4にキャップ用の第2挟持部4bが形成される場合には、図2(b)に示されるように、吸い口2からキャップ3が取り外されて本体1と分離された喫煙時において、キャップ3のクリップ4をポケットなどの被挟持物Bに差し込むと、第2挟持部4bでキャップ3のみがポケットなどの被挟持物Bに対して移動不能に位置決めされる。
それにより、喫煙時におけるキャップ3の紛失を防止することができ、喫煙直後にキャップ3で吸い口2を確実に覆うことができて衛生的である。
次に、本発明の各実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1は、図1(a)(b)及び図2(a)(b)に示すように、クリップ4に本体用の第1挟持部4a及びキャップ用の第2挟持部4bを、それぞれ本体1の外面1c及びキャップ3の外面3aへ向けて突出状に形成し、本体用の第1挟持部4aの突出量をキャップ用の第2挟持部4bの突出量よりも長くして、非喫煙時にクリップ4をポケットなどの被挟持物Bに差し込むことにより、被挟持物Bを本体用の第1挟持部4aと本体1の外面1cとの間で挟み込むと同時に、キャップ用の第2挟持部4bとキャップ3の外面3aとの間で挟み込むように設定している。
さらに、図1(a)(b)に示される例では、例えば特許第4168088号公報に記載されるように、クリップ4の一部を切り欠き、この切り欠き部4dより折り曲げてバネ部4eを一体形成するとともに、バネ部4eの先端をキャップ3の外面3aに接触させることにより、バネ力で第1挟持部4a及び第2挟持部4bが、本体1の外面1cやキャップ3の外面3aへ向け弾性的に付勢されるように構成している。
そして、使用者がクリップ4をポケットなどの被挟持物Bに差し込んで揺動させることにより、それに対抗して発生するバネ力で、図2(a)に示される非喫煙時には、第1挟持部4aを本体1の外面1cへ向け弾性的に押圧することにより、被挟持物Bを弾性的に挟み込んでキャップ3及び本体1が移動不能に位置決めされ、図2(b)に示される喫煙時には、第2挟持部4bをキャップ3の外面3aへ向け弾性的に押圧することにより、被挟持物Bを弾性的に挟み込んでキャップ3のみが移動不能に位置決めされるように構成している。
また、実施例1に係る喫煙具Aは、図1(a)(b)に示すように、本体1の内部空間に、タバコの葉の刻みが詰まったカートリッジ1aを出し入れ自在に収納し、本体1との間にカートリッジ1aが挟み込まれるように吸い口2をセットした状態で使用者が吸い込むことにより、タバコの味・香りを楽しむ、嗅ぎタバコタイプの無煙たばこである。
さらに必要に応じて、本体1の一端開口1bの内周面と、それに挿入される吸い口2の基部2bの外周面に、互いに螺合するネジなどをそれぞれ形成して、本体1の一端開口1bに吸い口2の基部2bが着脱自在に螺着され、吸い口2にキャップ3が嵌合されたまま本体1に対し回転させながら引っ張ることにより、本体1の一端開口1bから吸い口2とキャップ3が一緒に外れて、カートリッジ1aを交換可能にすることが好ましい。
このような本発明の実施例1に係る喫煙具Aによると、非喫煙時においてキャップ3及び本体1が連結状態のままクリップ4をポケットなどの被挟持物Bに差し込むことにより、ポケットなどの被挟持物Bが、本体用の第1挟持部4aと本体1の外面1cとの間で挟み込むと同時に、キャップ用の第2挟持部4bとキャップ3の外面3aとの間でそれぞれ挟み込まれるため、被挟持物Bに対する本体1及びキャップ3の保持力が向上して、使用者が激しい動作を行っても確実に位置決めされ、本体1やキャップ3の移動によるひび割れなどの破損を確実に防止することができるとともに、本体1とキャップ3が分離し難くなるという利点がある。
また、実施例1に係る喫煙具Aは、本体1の内部空間に、タバコの葉の刻みが詰まったカートリッジ1aを収納しているため、クリップ4をポケットなどの被挟持物Bに差し込んで移動不能に位置決めすると、使用者の動作に従って本体1が移動せず、本体1の移動に伴って本体1を折り曲げるような力が作用しなくなって、カートリッジ1aのひび割れなどの破損を防止することができる。
それにより、カートリッジ内に収容されたタバコやタバコ成分などの漏れ出しによる衣服などの汚れを防止できるという利点がある。
この実施例2は、図3(a)(b)に示すように、キャップ3の内部又は本体1に沿って予備のカートリッジ1a′を着脱自在に取り付けた構成が、図1及び図2に示した実施例1とは異なり、それ以外の構成は実施例1と同じものである。
図3(a)(b)に示される例では、キャップ3の内部に予備のカートリッジ1a′を本体1の軸線と一直線状に配置している。
詳しく説明すれば、キャップ3をその軸線方向へ2分割して着脱自在に連結し、これら分割片3d,3eの間に予備のカートリッジ1a′を出し入れ自在に配置している。
すなわち、キャップ3は、吸い口2を覆う分割片3dと、クリップ4が一体的に設けられる分割片3eとを有し、これら分割片3d,3eの間に予備のカートリッジ1a′の収納空間が形成される。
図示例の場合には、クリップ4が一体的に設けられる分割片3eの内部に、予備のカートリッジ1a′の収納空間が形成され、この収納空間の開口部3fを、もう一つの分割片3dの端部3gで着脱自在に覆っている。
これら分割片3eの開口部3fと、それに挿入される分割片3dの端部3gの外周面に、互いに螺合するネジなどをそれぞれ形成して、回転操作により着脱自在に連結させることが好ましい。
また、その他の例として図示しないが、本体1に沿って予備のカートリッジ1a′を着脱自在に取り付けることも可能である。
その具体例としては、キャップ3に吸い口2の吸入口2aが挿入可能な開口部3aと、カートリッジ1aの一端部が着脱自在に連結される接続部を形成し、この連結部に予備のカートリッジ1a′の一端部を連結することにより、予備のカートリッジ1a′が本体1と略平行に保持されるように構成する。
このような本発明の実施例2に係る喫煙具Aによると、予備のカートリッジ1a′が本体1やキャップ3と常時携帯可能となる。
それにより、必要時にその場でカートリッジ1aを予備のカートリッジ1a′と交換することができるという利点がある。
この実施例3は、図4(a)(b)に示すように、キャップ3の内部に予備の吸い口2′を着脱自在に収納した構成が、図1及び図2に示した実施例1又は図3に示した実施例2とは異なり、それ以外の構成は実施例1又は実施例2と同じものである。
図4(a)(b)に示される例では、キャップ3の内部に予備の吸い口2′が、本体1の一端開口1bに取り付けた吸い口2と同じ向きで収納されている。
また、その他の例として図示しないが、本体1の一端開口1bに取り付けられる吸い口2と異なる向きで予備の吸い口2′を収納することも可能である。
このような本発明の実施例3に係る喫煙具Aによると、予備の吸い口2′が本体1やキャップ3と常時携帯可能となる。
それにより、必要時にその場で本体1に取り付けられる吸い口2を予備の吸い口2′と交換することができるという利点がある。
なお、前示実施例では、喫煙具Aが嗅ぎタバコタイプの無煙たばこである場合を示したが、これに限定されず、電子たばこなどであっても良い。この場合も前示した実施例と同様な作用効果が得られる。
1 本体 1a カートリッジ
1a′ 予備のカートリッジ 1c 外面
2 吸い口 3 キャップ
3a 外面 4 クリップ
4a 第1挟持部 4b 挟持部(第2挟持部)
B 被挟持物

Claims (5)

  1. 棒状に形成されて内部にタバコ又はタバコ成分が収容される本体と、
    前記本体の端部に設けられる吸い口と、
    前記吸い口を覆うように着脱自在に設けられるキャップと、
    前記キャップに設けられて該キャップの外面との間に被挟持物を挟み込むクリップとを備えたことを特徴とする喫煙具。
  2. 前記クリップに、前記キャップの前記外面と対向して該外面との間に前記被挟持物を挟み込むための挟持部を形成したことを特徴とする請求項1記載の喫煙具。
  3. 前記クリップに、前記本体の外面と対向して該外面との間に前記被挟持物を挟み込むための第1挟持部と、前記キャップの前記外面と対向して該外面との間に前記被挟持物を挟み込むための第2挟持部とを形成したことを特徴とする請求項1記載の喫煙具。
  4. 前記本体の内部に、タバコ又はタバコ成分が収容されるカートリッジを着脱自在に取り付けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の喫煙具。
  5. 前記キャップの内部又は前記本体に沿って予備のカートリッジを着脱自在に取り付けたことを特徴とする請求項4記載の喫煙具。
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