JP2012029283A - 効率的無線送信機会ハンドオフ - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的な送信機会(TXOP)ハンドオフを用いて無線ネットワーク内のオーバヘッドを減少させる回路、方法、装置を提供する。
【解決手段】ハンドオフはHT制御又は他の適当なフィールドのようなQoSフレームにおける一つまたはそれ以上のビットを設定することにより行われる。ハンドオフに対して許可ステーションにより多くの条件が設定される。例えば、TXOPハンドオフを受けたステーションがデータをどこへ送信するか、残りのTXOPを受けたステーションが何をできるか、または受信ステーションによってどの形式のデータを送信できるか、などの条件が設定される。これらの条件は色々な論理の組み合わせによって組み合わされ、または除外される。
【選択図】図7

Description

本発明は、無線ネットワークのチャネル使用の改良に係り、特に無線ネットワークの効率的無線送信機会ハンドオフおよび他の高スループット改善に関する。
無線ネットワークにおけるバンド幅の拡大に対する要求はこの数年に亘って止むことが無く続き、弱まる兆しを見せない。幸いにしてカリフォルニアのパロ・アルト(Palo Alto)のエアゴ・ネットワークス(Airgo Networks)社がこの要求に対応するための製品を開発した。事実上、この製品は重要な入り口に到達した。エアゴ社が開発したネットワークは家庭用ビデオストリーミングや他の高データレートのアプリケーションに必要な100Mビットのデータレートを初めて達成した。この様な驚くべきデータレートを達成するために、従来の回路技術を超える重要な改良が行われた。
この重要な改良の一つが無線プロトコルに必要なオーバヘッドの減少である。オーバヘッドを減少させるために必要な一つの関門が、無線ネットワーク内の一つ又はそれ以上のステーションによる無線媒体に対するアクセスの競争により生じる時間的な無駄である。
無線ネットワーク内での衝突を避けるために、データ送信を行うステーションに対してネットワークに空きが生じた直後の送信は許可されない。データ送信が必要なステーションは可能な時間のセットから不作為に選択された所定時間だけ待機するように要求される。この時間が経過したときにチャネルがまだ空いていれば、そのステーションはデータ送信ができる。この方法はチャネル争いと称される。
この待機時間は無駄な時間であり、その時間はデータ送信に全く使用されない。従って、このようなチャネル争いを減少させる回路、方法、および装置が求められる。これらの回路、方法、及び装置は更に従来の装置を含むネットワーク内で互換的に用いられることが望ましい。例えば、媒体上の無駄時間を減少させる新しいプロトコルを、この媒体を従来の11a/b/e/i/g WLAN(wireless LAN)装置と共用するHT WLAN
(high-throughput wireless LAN)装置に用いることができる。従って、現存するネットワーク、特に現在の802.11ネットワークにおいて新しい効率的なプロトコルを制御する信号処理機構を提供する回路、方法、装置が更に求められている。
本出願は、2005年3月18日に出願された米国特許仮出願番号60/663,567号の利益を主張する。
図1は本発明の一実施形態の無線ネットワークのブロック図を示す。 図2は本発明の一実施形態の無線ネットワーク内に伝送されるデータのタイミング図を示す。 図3は本発明の一実施形態による送信機会ハンドオフを示すタイミング図を示す。 図4は無線ネットワーク内のステーション間の送信機会の移転を示す。 図5Aは本発明の一実施形態による送信機会の移転を示す。 図5Bは本発明の一実施形態による送信機会の移転を示す。 図5Cは本発明の一実施形態による送信機会の移転を示す。 図6は本発明の一実施形態による送信機会ハンドオフを示すフローチャート。 図7は本発明の一実施形態によるサービスデータフレームの質を示す。 図8は本発明の一実施形態によるHT制御フィールドを示す。 図9は本発明の他の実施形態による送信機会ハンドオーバ制御形式の例を示す。 図10Aは本発明の他の実施形態に用いられる制御形式のいくつかを示す。 図10Bは本発明の他の実施形態に用いられる制御形式のいくつかを示す。 図10Cは本発明の他の実施形態に用いられる制御形式のいくつかを示す。 図11は本発明の更に他の実施形態による送信機会ハンドオフデータフロー制御形式を示す。 図12は本発明の他の実施形態に用いられる他の高スループット制御フィールドを示す。 図13は本発明の他の実施形態による他の高スループット制御フィールドの例を示す。 図14は本発明の他の実施形態において、受信通知要求、増強ブロック受信通知、TXOPハンドオフが用いられたときのチャネル使用の利得を示す。 図15はアクセスポイントからIPデータを介して音声を送信する3つのステーションを示す。 図16は本発明の他の実施形態において第一、第二送信機会の間におけるデータ送信を示す。 図17は本発明の他の実施形態において送信開始者と送信応答者との間の改良されたデータ送信を示す。 図18は本発明の他の実施形態による送信開始者と送信応答者との間のデータ送信を示す。
この発明の実施形態により、効率的な送信機会(TXOP)ハンドオフを用いて無線ネットワーク内のオーバヘッドを減少させる回路、方法、装置を提供する。これらのハンドオフは現在のTXOPの間でアクセスの争いの発生を減少させる。この発明の実施形態において、一つまたはそれ以上のフレームまたはパケット内において一つ又はそれ以上のフィールド内の一つまたはそれ以上のビットを用いてTXOPが送信される。この発明の特定の実施形態においては、サービス品質(QoS)フレーム内のビットを用いてTXOPが送信される。特に、QoSフレーム内の高スループット(HT)制御フィールド内のビットがTXOPハンドオフを示すようにセットされるが、他の形式のフレームまたはパケット内のHT制御フィールドを用いても良い。種々の実施形態において、TXOPハンドオフが用いられ、例えば、TXOPハンドオフの特定の条件を示すのに用いられる。フレームによって指定されたフレームは主としてハンドオフを受け取るが、データフレームを受信しているステーションがTXOPハンドオフを受信しているステーションとは異なるステーションである場合に、どのステーションがTXOPハンドオフを受信しているのか指定するためにビットを用いることができる。
この発明の更に他の実施形態では許可したステーションまたは他のステーションあるいは装置によってハンドオフに対して種々の条件を設定することができる。例えば、TXOPを受信しているステーションがTXOPの時間内にデータをどこへ送信するかの条件を設定することができる。この発明の種々の実施形態において、受信したステーションは許可したステーションにのみ返送することができ、この許可したステーションは一つ又はそれ以上の特定のステーションに送信でき、あるいはいかなるステーションに自由に送信できる。
受信ステーションが残りのTXOPにより何を為すことができるかを指定する条件を、送信を行った後で含めることができる。例えば、受信ステーションがデータ送信を行ってTXOPが終了すると、これが許可したステーションに送り返され、あるいは受信ステーションに許可が与えられ、受信ステーションはそれを自由に終了させ、あるいは他のステーションに対して条件付きあるいは無条件で移転することができる。
条件として、TXOPハンドオフを受信したステーションによってどのような形式のデータを送信するかを指定することができる。例えば、送信機会の許可を含むフレームとして同じ送信標識(TID)を持つデータのみを指定する条件を送信することができる。或いは、QoS制御フィールドのTIDフィールド内に示されたようにTIDが属する同じアクセスカテゴリー(AC)を持つデータに対して受信ステーションが残りの送信機会をどこに使うことができるかを条件で指定することができる。この発明の実施形態では、これらの条件を論理の組み合わせ内で互いに組み合わせ、或いは削除することができる。
TXOPハンドオフはステーションに送信されるデータパケットまたはフレームに含ませることができ、或いはデータとは切り離して送信できる。ハンドオフ情報は高スループット制御フィールド内の品質サービスフレーム内に含ませることができるが、他の一つ又は複数のフィールドを用いることもできる。HT制御フィールド内の複数のビットを用いて上述の一つ又は複数の条件を指定することができる。
この発明の特定の実施形態においては、TXOPハンドオフを受信したステーションがデータをどこへ送るかを指定する条件は、受信したステーションがその送信を行った後で残りのTXOPをどこへ送るかを指定する条件と一つのフィールド内で組み合わされる。この実施形態においては、送信できるデータ形式を指定する条件は第二フィールド内にセットされる。この発明の他の実施形態では、これらの条件は種々の異なる形態で組み合わせることができ、HT制御内の異なるフィールドあるいは他のフィールド内にセットできる。例えば、これらの条件の各々は別々のフィールド、即ち3個のフィールドを用いてセットできる。あるいは単一の組み合わせたフィールドを用いることもできる。
802.11ネットワーク内では、HT制御フィールドはHT装置によって送信されるパケット又はフレームのMACヘッダ内に形成することができる。他のHT装置はこの制御フィールドをHT装置用の追加的な信号処理機構として認識することができる。このフィールドの存在は「従来のMACヘッダ」内に留保されたビットのような多くの機構を介して通知することができる。HT制御フィールドは、HT装置が他のHT装置に対してその受信動作を規定することを許可するビットを含むことができる。このフィールドはどのような長さであってもよく、必要な場合には従来の802.11プロトコルに対して種々のHT強化法を与えることができる。HT制御フィールドの一つの利点は、現在のMACヘッダ内の単一の留保ビットまたは組み合わせビットを用いてフレーム内にそれがあることを指示することができるのみで、多くの信号ビットを統合し適応させることができることである。
全てのHT MAC強化の信号をHT制御フィールド内に統合することの一つの重要な利点は、MACブロックの受信に際しての直列処理の複雑さを緩和することである。従って、HT MAC強化の全てまたはその大部分を含めるためのHT制御フィールドの選択は、現在の機構を提供するのみならず、複雑な構成を大幅に減少させる可能性を提供し、技術改良の時間を早くできる。この発明の種々の実施形態において、以上に説明した種々の特徴または他の特徴を含むようにできる。
以下の詳細な説明及び添付図面を参照することでこの発明の特徴及び利点のより十分な理解が可能となる。
図1はこの発明の一実施形態による無線ネットワークのブロック図である。図には複数の無線ステーションであるステーション1 110、ステーション2 120、ステーション3 130を含む。これらのステーションの各々は、デスクトップ、ノートブック、または携帯型のようなコンピュータ又は他の計算装置に含まれ、付加され、あるいは通信接続されて設けられる。或いは、これらのステーションの各々は、メディアプレイヤ又はレコーダ、ビデオゲームコンソール、またはセットトップボックスなどのような他の形式の電子装置に含まれ、付加され、或いは通信接続されることもできる。これらのステーションの一つ又は複数は、アクセスポイント、ルータ、ゲートウエイ、メディアエクステンダ、又は他の回路であってもよい。この実施形態では3つのステーションが示されているが、他の構成として例えば2、4、5または8個のステーションが含まれるものであってもよい。これらの実施形態は例示であり、この発明の実施形態もしくは特許請求の範囲がこれらのものに限定されることはない。
この実施形態ではこれらの3つのステーションの各々は他の二つのステーションにデータを送信できるが、他の実施形態ではただ一つのステーションがアクセスポイントとなり、他のステーションはこのアクセスポイントに対してデータの送信、受信のみ行うように構成される。例えば、ステーション1 110がアクセスポイントであると、ステーション2 120は最初にデータをステーション1 110に送り、ここからステーション3 130に送るようにすることで、ステーション2 120からステーション3 130へのデータのリレーを行う。
他の実施形態では、3つのステーションのうち2つがHT装置であり、残りの一つが従来の装置である。この場合、HT装置はHTパケットまたは従来のパケットのいずれかを送受信し、従来の装置は従来のパケットのみを送受信することができる。
二つのステーションが同時に送信を行うと、衝突が生じてデータは回復できないので再送する必要がある。有線ネットワークでは典型的に衝突検出(CD)スキームを用いているが、無線ネットワークでは衝突回避(CA)法が用いられる。
この衝突の機会はランダムバックオフタイムを用いることにより減少させることができる。一つの送信が終了すると、データ送信を行いたいステーションは送信の前に可能時間幅のなかでランダム時間だけ待機する。これにより、一つの送信が終わったあとで複数のステーションが同時に送信を開始する機会を減少させる。これでもまだ衝突が起きるときは、バックオフ時間の幅を大きくし、データ送信希望ステーションは再度アクセスを行う。
従って、これらのバックオフ時間はデータ送信に用いられない時間であり、失われた時間となる。これにより、ネットワークの全体のチャネル容量が減少される。これらのバックオフ時間の使用は以下の図面に示されている。
図2は図1に示したような無線ネットワーク内におけるデータ送信のタイミング図を示す。図示の状態に先立って、ステーション1 210はタイムスロット、即ち送信機会を留保し、これは図中でTXOP214として示されている。ステーション1 210はこの時間にデータ送信を行うことができる。従って、データ212はステーション1からステーション2に送信される。
この送信後、ステーション1には送るべきデータはない。従って、ステーション1はその送信機会の残りの部分を放棄することができる。図2の場合には、ステーション2 220、ステーション3 230はいずれもデータ送信を必要としている。従って、各ステーションは可能なバックオフ時間の中からランダムバックオフ時間を選択する。選択されたバックオフ時間の後でステーションはデータ送信を行うことができる。この場合、ステーション3 230はステーション2 220より短いバックオフ時間を選択している。従って、バックオフ時間の経過後にステーション3 230はデータを送信し、図示した送信機会TXOP238が割り当てられる。従って、ステーション3 230はデータ234をステーション2 220に送信し、データ236をステーション1 210に送信する。
ネットワークに用いられる実際の無線プロトコルに応じて、この図示された実施形態に他の時間を用いることもできるが、簡単のためにここでは省略する。例えば、ステーション2 220とステーション3 230とは、チャネルが空いて使用できる状態であるか否かを決定する前に、データ212に続く待機時間を必要とする。
ここで、バックオフ時間232は未使用チャネル容量内の無駄時間となる。この場合、もし衝突が起きると状況はより悪くなり、ステーション2 220とステーション3 230は更なる衝突を避けるためにより長いランダムバックオフ時間を選択する必要がある。
従って、この実施形態では、ステーション1 210が送信機会214を保有し、この時間内で送信権利を占有する。従って、ステーション1 210はネットワーク内の他のステーションの一つにこの権利を自由に移転することができる。その一つの例を以下の図に示す。
図3はこの発明の実施形態による送信機会ハンドオフ(受け渡し)を示すタイミング図である。このタイミング図の前の段階において、ステーション1 310は要求を出し、送信機会314として示される送信機会を留保している。これにより、ステーション1 310はデータ312をステーション3 330に送信する。この送信の結果、ステーション1 310には送信するデータがなくなる。従って、ステーション1 310はステーション3 330に送信機会を移転する。このとき、ステーション3 330はバックオフ時間を最後まで待たずにデータを送信できる。このように、この例ではステーション3 330はデータ334をステーション2 320に、データ336をステーション1 310に送信する。
この例では、データ312がステーション1 310からステーション3 330に送信され、このデータが送信機会の移転のデータを含んでいたことになる。他の実施形態ではこのハンドオフは別個に送信されることもある。更に、ステーション1 310がステーション3 330にデータを送信すると、このデータは、使用はされないが、ネットワーク内の他のステーション、例えばステーション2 320にも受信される。従って、この送信機会の移転はデータを受信するステーションに対して与えられなくてもよい。しかしながら、この発明の幾つかの実施形態では送信機会の移転情報を含むデータを受信するステーションにハンドオフは送信されている。従って、この発明の他の実施形態においては、ステーション1 310からステーション3 330へのデータ送信にはステーション2 320への送信機会の移転を含ませることができる。
場合によっては、第二のステーションは送信機会の残りの部分(または使用可能な部分)すべてを使用することができず、それを元のステーションに戻し、或いは第三のステーションに送ることもできる。その例を以下の図に示す。
図4は無線ネットワーク内の幾つかのステーション間での送信機会の移転を示す。ステーション1 410が要求し、送信機会が与えられている。ここではこれが送信機会414として示されている。従って、ステーション1 410はデータ412をステーション3 430に送信する。このデータは送信機会ハンドオフを有し、これによりステーション1 410は送信機会414の残りの部分をステーション3 430に移転する。
従って、ステーション3 430はデータをステーション2 420に送信する。しかしながら、ステーション3 430では、そのデータのすべてを送信した後で送信機会314の未使用部分が残っていることが分かる。したがって、ステーション3 430は送信機会414の残りをステーション2 420にハンドオフすることができる。その後、ステーション2 420はデータ、この場合はデータ422がステーション2 420からステーション1 410に送信される。送信機会を移転する他の例を以下の図に示す。
図5A乃至図5Cはこの発明の実施形態による送信機会の移転の他の例を示す。図5Aは複数のステーションとしてステーション1 510、ステーション2 520、ステーション3 530を示す。これらのステーションは図1に示したステーションと同じものであってもよく、また同様のものであってもよい。
この場合、ステーション1 510が要求して送信機会が与えられている。ステーション1 510では、その要求の前後において、送信機会の使用可能な部分がそのデータ送信の完了後に残ることを確認している。この場合、ステーション1 510はデータをステーション2 520に送信する。
図5Bにおいて、ステーション1 510は送信機会の残りの部分をハンドオフする。この場合、送信機会はステーション2 520に送られるデータの一部としてステーション2 520に送られる。この発明の特定の実施形態においては、ハンドオフは一つのデータフレーム内で指示されるのみであり、このフレームによりアドレス指定されたステーションにはTXOPが許可される。この動作はフレームが単一であっても集合体であってもよい。あるいは、ハンドオフを含むデータフレームが実際にはステーション2 520に送られていたとしても、ハンドオフはステーション3 530に送られても良い。いずれの場合にも、ハンドオフは単一のステーションにのみ送られる。
図5Cでは、ステーション2 520は、送信機会ハンドオフに規定されたハンドオフ制御形式に従って、データをステーション1またはステーション3 530に送信する。ステーション2 520がその送信を終了すると、送信機会は自動的に終了してステーション1 510に戻され、あるいはステーション2 520は送信機会ハンドオフに規定されたハンドオフ制御形式に従って残りの送信機会により何を行うかを決定する。
図6はこの発明の一実施形態による送信機会ハンドオフを示すフローチャートである。この実施形態においては、送信ステーションが送信機会を要求し、留保する。ステーションにおいて、そのステーションがデータ送信を終了した後で、送信機会の一部(あるいは使用可能の部分)が残っていることが確認されると、送信機会の残りは他のステーションにハンドオフを移転することができる。
図において、ステップ610において送信機会が要求され、留保される。ステップ620においてデータ送信が開始される。ステップ630において、送信機会のすべてが使われるかあるいは使用可能部分が残るのかが決定される。この決定は予め行っておくことができ、例えば、チャネル要求の前またはその期間内に行うことができる。もしも使用可能な部分が残らないと、データ送信はステップ650の終了まで継続させることができる。
使用可能な送信機会が残ると、ハンドオフはステップ640において送信データとともに、あるいは別個に送信される。HT制御フィールド又は他の適当なフィールドがこのハンドオフ命令を含むことができ、あるいは他のデータの使用に際してハンドオフ命令をどのように解釈するかを示すビットを含むことができる。ハンドオフを含むHTフィールドの例や他のHTデータおよび情報の例が図8、図12、図13に示されているが、これらは例示であってこれらに限定されるものではない。更に、送信機会の移転は以下に説明するような種々の制御値によって可能である。
送信機会の移転はステーション間の送信データの一部として送信できる。例えば、送信ステーションから受信ステーションへのデータフレームの一部として送信できる。この発明の特定の実施形態において、この移転はサービス品質(QoS)フレームの一部として行われる。このフレームの一例を以下の図に示す。
図7はこの発明の実施形態に用いられるQoSデータフレームの一例を示す。この形式のデータフレームは802.11パケット送信のデータフレームとして用いられる。このフレームはフレーム制御フィールド702、時間ID704、アドレス706、708、710、714、シーケンス制御712、QoS制御716、高スループット制御718、FCS722を含む。フレーム本体720も含まれている。HT制御フィールドはHT装置によってのみ行われる。受信した装置がHT装置である場合、このHT制御フィールドが確認され、1ビットまたは複数ビットの組み合わせがHTフィールドの存在を示している。例えば、QoS制御内の1ビットがHT制御フィールドの存在を示している。他の例ではフレーム内の複数ビットの組み合わせが用いられ、シーケンスコントロールフィールドがHT制御フィールドの存在を示す。
これらのフィールドの長さは数バイトであり、各フィールドが図示されている。このデータフィールドの長さや、内容や、配置はこのフレーム内で種々の変形が可能であることは勿論である。例えば、QoS制御716およびHT制御718の位置を逆にすることは可能であり、他の部分を変えることも可能である。更に、QoSとHT制御フィールドのバイト数は2バイトから4、8、または16バイトとすることも可能である。同様に、フレーム本体720の長さも変えることができる。例えば、その長さを0バイトから2314バイトの間、あるいは0から2312バイトの間で変えることができる。更に、もしHTフィールドが図示したより長く、例えば4、8、16バイトであると、その分、後のフレーム本体は短くなる。この発明の他の実施形態では、フレーム本体は2312バイトまたは2314バイトより短かいか、或いは長い。
この発明の種々の実施形態において、これらのフレームは異なるデータレートで送信することができる。例えば、802.11.a、11.b、11.g、11.nのレートを用いることができる。もし、これらのHT QoSデータフレームがRTS−CTSのような媒体を保護するのに用いられる場合は、これらのフレームはより低いレートで送信される。
HT制御フィールド718の存在は、一つ又はそれ以上のフレーム内の一つ又はそれ以上のフィールド内の一つ又はそれ以上のビットを設定することによって示される。この発明の特定の実施形態において、HT制御フィールド718の存在又は使用は、QoS制御フィールド716内の一つ又はそれ以上のビットを設定することによって示される。例えば、QoS制御フィールド716内の予め予定されたビット7がHT制御フィールド718の使用または内蔵を示すように設定される。この発明の特定の実施形態では、この発明の実施形態では情報を持たないHT制御フィールドを持つQoSフレームの送信が許可されているが、HT制御フィールドは送信側がフィールド内への内蔵の情報を持つときはQoSデータフレーム内へ内蔵される場合のみである。
移転即ちハンドオフそれ自体はこれらのフィールドの一つ又はそれ以上のフィールド内に含ませることができる。さらに、移転即ちハンドオフの部分は一つ又はそれ以上のフレーム内に含ませることができる。特定の実施形態において、ハンドオフはHT制御フィールド718内に含まれる。そのような制御フィールドの一例を以下の図に示す。
図8はこの発明の実施形態に用いられるHT制御フィールドを示す。この例ではHT制御フィールドは2バイトの制御フィールドであって、統合されたMSDUがあるか否かを示す1ビットと、送信機会ハンドオフ制御形式を示す2ビットと、送信機会ハンドオフデータフロー制御形式を示す2ビットと、残りの留保された11ビットとを含む。他の実施形態では、他のハンドオフパラメータを含ませることができ、これらの制御のビットの位置および数は変更可能である。
送信機会が他のステーションにハンドオフ、即ち移転されると、無条件の許可、あるいは種々の制限がこの移転を受けたステーションに設定される。これらの条件は、受信したステーションからデータを送るステーションの制限、どのようなデータを送信できるかの制限、受信ステーションがデータ送信を終了した後で送信機会の残りの部分を使ってどのようなことを行い得るかの制限を含む。他の実施形態においては他の制限が用いられ、これらのすべての制限が種々の論理の組み合わせにより組み合わされる。
送信の残りの部分の許可はいかなる条件も付けずに与えられ、あるいはアクセスポイントのような許可ステーションまたは他のステーションによって条件が設定される。例えば、受信ステーションが送信機会の残りに対してデータを送ることができるか否かの許可が条件なしで与えられ、または受信ステーションが許可ステーションに対してデータを送り返すことのみが許可される。あるいは、許可を受けたステーションは他の定められた一つまたはそれ以上のステーションにのみデータの送信を許可される。
更に、受信ステーションが送信を終えた後に残った送信機会はその受信ステーションに無条件で与えられ、この受信ステーションはその残りの部分で何を行うかを自由に決定でき、例えばこの送信機会を更に他へ移転することができる。或いは、この受信ステーションに対して条件を与えることもできる。例えば、送信機会の残りの部分は元のステーションに返送でき、または受信ステーションがその送信を終えた後で残りの送信機会を消去させることもできる。
更に、受信ステーションに対して送信データの形式を随意に指定するように条件を付けることができる。例えば、移転を含むデータフレームと同じ送信標識(TID)を持つように送信データに条件を付けることができる。更に、データ送信は、QoS制御フィールドのTIDフィールド内に示されたTIDに属する同じアクセスカテゴリを持つデータに限定することができる。これらの制御の目的、TXOPの残りの部分、データ形式などの制御はこの発明の実施形態における送信ハンドオフ内に含めることができる。例えば、所定の実施形態において、TXOPが許可されたステーションによって送信されるフレームの許可されたACは802.11eルールによって決定される。更に、これらの条件は種々のロジックの組み合わせによって設定される。
送信機会ハンドオフ制御形式および送信機会ハンドオフデータフロー制御形式の意味は、この発明の実際の実施形態に応じて変化する。この発明の実施形態の特定の例について以下の図に示される。
図9はこの発明の特定の実施形態による送信機会ハンドオフ(またはハンドオーバ)制御形式の例を示す図である。これらの制御形式は送信機会のハンドオフを受信したステーションがデータをどこへ送信するかの目的を限定することができる。この特定の例において、図示された最初の状態では送信機会ハンドオフはなしである。即ち、これらの制御ビットが図示のように設定されていると、送信機会の転移は起こらない。このように、ハンドオフが必要でないときは制御ビットは、例えば、TXOPの期間にステーションによって送信される最終フレームの間、およびTXOPの利用可能な部分がある間に、このように設定されなければならない。このような設定は、従来装置との間で通信を行う場合に有用である。
図示の第二の状態においては、受信ステーションに与えられた送信機会は、許可を与えたステーションにデータを返送するときのみ用いることができる。更に、第二の受信ステーションがデータ送信を終了すると、送信機会は終了する。このことは以下に図示される。
図10Aは送信機会が受信ステーションにハンドオフされたときの無線ネットワークを示し、ここでは送信機会は許可を与えたステーションにデータを返送するときのみ使用可という条件が付されている。この場合、受信ステーションのデータ送信が終了すると、この送信機会が消去される。即ち、ステーション1 1010は送信機会の許可を含むデータをステーション2 1020に送信する。送信機会の残りの部分に対して、ステーション2 1020はステーション1 1010にデータを返送することのみが許可される。ステーション2 1020のデータ送信が終了すると、送信機会は終了となる。
図9に示した例において第三の状態では、受信ステーションにハンドオフされた送信機会は、許可を与えたステーションにデータを返送することのみ許可される。更に、この受信ステーションがデータ送信を終了すると、この送信機会は許可を与えた元のステーションに返送される。この場合の例が図10Bに示される。
図10Bは、許可を与えたステーションにデータを返送するためにのみ送信機会を用いることができる条件の下で、送信機会が受信ステーションにハンドオフされたときの無線ネットワークを示す。この場合、受信ステーションがデータ送信を終了すると、送信機会は許可を与えたステーションに返送される。図において、ステーション1 1010はステーション2 1020に対する送信機会の許可を含むデータを送信する。送信機会の残りの部分に対して、ステーション2 1020はステーション1 1010に対するデータ返送のみ許可される。ステーション2の送信が終了すると、送信機会はステーション1 1010に返送される。この動作はステーション1 1010に対する明示された許可に基づいて行われる場合と、ステーション1 1010が閾値時間より長い空き時間を検出した後で許可を取り直す場合とがある。
図9に示された例の第四の場合、受信ステーションにハンドオフされた送信機会は受信ステーションから他の任意のステーションにデータを送信するために用いることができる。更に、受信ステーションがデータ送信を終了すると、受信ステーションは送信機会の残りの部分で何を行うかを決定できる。この一例を図10Cに示す。
図10Cでは送信機会が受信ステーションにハンドオフされるが、この送信機会の残りによりデータをどこに送るかの条件は設定されない。更に、受信ステーションのデータ送信が終了すると、送信機会の残りの部分は無条件で許可され、受信ステーションはそれによって何を行うかを決定することができる。
図において、ステーション1 1010は送信機会の許可を含むデータをステーション2 1020に送信する。送信機会の残りの部分の間に、ステーション2 1020はデータを無線ネットワーク内の他のステーションに送信できる。さらに、ステーション2 1020が送信を終了すると、このステーションは送信機会の残りを用いて所望のどのような動作も行うことができる。例えば、この送信機会を終了させることができ、あるいは他のステーションに移転することもでき、その際、前記した種々の条件をつけても或いは付けなくてもよい。
以上、種々の限定の組み合わせを示したが、他の組み合わせや異なる数の組み合わせをこの発明の種々の実施形態において用いることができる。更に、HT制御又は他のフィールド内の他のデータビットをこの発明の種々の実施形態において用いることもできる。
更に、送信機会部分のハンドオフを受信したステーションによって送信されるデータ形式に関する限定を含むことができる。これらの限定はハンドオフそれ自体の部分として指定することもできるるが、あるいは他の方法でもよい。この発明の他の実施形態において、上述したように、送信機会ハンドオフデータ制御形式フィールド内にこの限定を含ませることができる。その一例を以下に図示する。
図11はこの発明の一実施形態による送信機会ハンドオフデータフロー制御形式を示す図である。この例では、4つの状態すべてを2ビットで表して制御が行われ、その最後の状態は留保状態である。
第一の状態では、送信機会ハンドオフを受信したステーションは、送信機会の許可に含まれているフレームと同一の送信標識を持つデータのみを送信できる。
第二の状態では、QoS制御フィールドのTIDフィールド内に示されているようにTIDが属する同じACを有するデータに対する残りの送信機会のみを用いることができる。最後の状態では残りの送信機会はどのデータにも使用可能である。
HT制御フィールドは統合されたMSDUとTX機会ハンドオフ以外の他の信号情報を含む。例えば、HT制御フィールドは、802.11a/b/g/e/iのような従来の標準を超えるHT装置によって標準化され、使用されたMAC層強化のすべてあるいは大部分を持つことができる。この強化は例えば、高速フィードバック、アンテナ選択、TXビーム形成の較正、サウンドフレーム送信要求、および他のMAC層係数強化などである。HT制御フィールドの更に二つの例が以下に図示される。
図12はこの発明の更に他の実施形態に用いられる他の高スループット制御フィールドを示す図である。この例では、高スループット制御フィールドは少なくとも2バイトを持ち、各フィールドの最初と最後のビットが示されている。この高スループット制御フィールドは、A−MDSUフィールド1210、送信機会ハンドオーバフィールド1212、ハンドオーバ終了フィールド1214、HT確認1216、MCS要求1218、MCSフィードバック有効1220、MCSフィードバック1222、MIMOトレーニング要求1224、留保ビット1226などを含む。
前述したように、A−MDSUビット1210は統合MDSUフレームが用いられているか否かを示す。
送信機会ハンドオーバ1212はこの場合、2ビットで四つの状態を表すが、他の実施形態では異なる数の状態を表すために異なる数のビットを用いてもよい。第一の状態では、ハンドオーバはできない。第二の状態ではハンドオーバが可能であるが、単一のフレームのみ可能である。即ち、第一ステーションが第二ステーションに送信機会をハンドオフすると、第二ステーションは第一ステーションにその送信機会を返送する前に単一フレームの送信のみ可能となる。
第三の状態では、一定割合の残りの送信機会がハンドオフされる。この割合は規定によって決定され、またはこのフィールド又は他のフィールド内に規定される。例えば、第一ステーションは残りの送信機会時間を第二ステーションにハンドオフする。第二ステーションはこの時間内に複数フレームを送信し、この割合が終了すると送信機会は第一ステーションに返送される。この発明の更に他の実施形態において、所定割合の時間の送信機会のハンドオーバの代わりに、送信機会は最大残り時間によって上限が定められた一定量の時間に対して移転される。第四の状態において、ハンドオーバは送信機会の全体の残り部分に対して実施可能である。
許可ステーションは送信機会の残り部分に対して留保の権利を有する。たとえば、許可ステーションは送信機会を受信ステーションに送信し、受信ステーションがその送信を完了すると、その送信機会は許可ステーションに返送される。更に、上述したように、許可ステーションは一定割合の残り時間に対する送信機会を送信し、その後、この送信機会は許可ステーションに返送される。
許可ステーションが送信機会の残り部分に対して留保の権利を持つと、その機会は複数の方法のうちの一つにより許可ステーションに返送される。例えば、ハンドオーバ完了ビット1214は、受信ステーションが送信を完了し、元の許可ステーションが送信機会の制御を取り戻したことを示すように設定することができる。或いは、媒体が一定時間フリー、例えばPIFS時間フリーであると、許可ステーションは送信機会の残りに対して制御するようになる。例えば、許可ステーションのみがTXOPハンドオーバフィールド1212を用い、受信ステーションのみがハンドオーバ完了フィールド1214を使用する。
高スループット通知フィールド1216は直前のすべてのMPDU/PPDUフレームがエラー無しで受信されたことを示すために用いられる。更に、最新の推奨MCSを常に送信できる能力を持つアクセスポイント即ちステーションは、MCSフィードバック有効ビット又はフレーム1220および関連MCSフィードバック値をMCSフィードバックフィールド1222に設定することにより、そのようにすることができる。明らかにMCSフィードバックを必要とするアクセスポイント即ちステーションは、MCS要求ビット1218を設定することによってその動作を行うことができる。MCSフィードバックが送信される時間制限(強制されることはあるが)はないが、MCS要求が必要なときは、その要求をMCS要求フィールド1218に設定することにより、MCSフィードバックを取得するために応答者に追加の時間が与えられ、後のフレームにおけるMCSフィードバックフィールド1222にそれを含めることができる。
サウンド用のフレームはフィールド1224内のMIMOトレーニング要求の受信に応じて送信される。留保ビット1226は色々な目的、例えば明らかな確認の使用または定義を示すために、追加的な状態フィードバックのため、追加的な情報の要求のため、または更に将来の拡張のために用いることができる。
この発明の各実施形態においては高スループット制御フィールドの長さは可変である。この長さは高スループット制御フィールド又は他の適当なフィールド内のフィールドにより規定することができる。その一例を以下の図に示す。
図13はこの発明の他の実施形態における高スループット制御フィールドの他の例を示す。この高スループット制御フィールドには高スループット制御長フィールド1310が含まれる。この例においては高スループット制御長フィールド1310は2ビットを有し、合計4個の状態を示す。第一の状態では、高スループット制御フィールドは1バイト長を有し、その長さは以下の3つの状態において順次1バイトずつ増加する。この発明の種々の実施形態において、このフィールドの長さは状態に応じて種々の長さを持つようにでき、またその状態の表示も種々の方法で可能である。図示したように、高スループット制御長フィールド1310により規定された長さに応じて高スループット制御フィールド内で種々のフィールドを追加し、あるいは削除することができる。他の実施形態において、高スループット制御長フィールド1310の機能として、フィールドの追加、削除ができる。
上述の図から明らかなように、この発明の実施形態による送信ハンドオフ機構の使用はチャネルの使用率はオーバヘッドを減少させることで大幅に増加し、特に、一つ又はそれ以上のアクセスまたはバックオフ時間を少なくすることにより増加する。チャネル使用率の更なる改善は、エアゴ・ネットワークス社により開発された改良ブロック確認技術を用いることにより実現できる。これらの技術は「無線パケットネットワーク用のブロック確認プロトコル」と題して2006年3月7日に出願された米国出願番号11/ 号(代理人整理番号:021245−004010US)の明細書に記載されている。この発明の実施形態における種々の確認技術および送信機会ハンドオフにより得られる利得は以下の図に示す。
図14は、この発明の一実施形態において確認要求、増強ブロック確認、TXOPハンドオフが用いられたときのチャネル使用率の利得を示す。第一の例ではステーション1 1410はデータ1402をステーション2 1420に送信する。ステーション2 1420はデータ1404をステーション1 1410に返送することで応答する。比較のために、データ1402は従来のブロック確認要求を含み、データ1404は従来のブロックACK確認を含む。図から明らかなように、ここに示された例の中ではこの送信は最長の送信である。
第二の例では、ステーション1 1410はデータ1412をステーション2に送信する。このデータにはブロックACK要求は含まれず、むしろブロックACK要求は包含され、あるいはデータ1412のフィールド内に含まれる。ステーション2 1420は従来のブロックACK確認に応答する。
第三の例において、明示ブロックACK確認が用いられ、ステーション2 1420は増強ブロックACK確認に応答する。例えば、増強ブロックACK確認は確認されるフレーム数をダイナミックに表示し、異なるTIDを持つフレームは一つのACKにより確認される。
第4の例において、増強ブロックACK確認およびTXOPハンドオフとともに確認要求が用いられ、他の例において見られるアクセス遅延が減少できる。図から明らかなように、これらの確認および送信ハンドオフ技術を用いることで、データ送信に必要なオーバヘッドを大幅に減らすことができる。この結果、ネットワークにおいてデータレートを増加することができる。
送信機会の許可を限定することにより送信機会の未使用の部分を許可ステーションに戻すことで、多くのステーション間でインターネットプロトコル音声データ(VOIP)を送信する際に特に有効となる。この一例を以下の図に示す。
図15はアクセスポイントを介して3つのステーション間でVOIPデータを送信する場合を示す。図において、ステーション1 1520、ステーション2 1530、ステーション3 1540がアクセスポイント1510を介してIPデータ上で音声を送信する。各ステーションがその送信を終了するたびに、送信機会の許可が元の許可ステーション、この場合はアクセスポイント1510、に返送される。
この発明の実施形態によって提供される送信機会ハンドオフ効率は、各送信機会の時間内でのチャネル使用率を大きく増加させる。しかしながら、送信機会の時間が終了すると、データ送信を必要とするステーションは再度新しくTXOPを要求し、返送する必要がある。その一例を以下の図に示す。
図16はこの発明の一実施形態において第一、第二送信機会におけるデータ送信の状態を示す。各送信機会の期間において、この発明の実施形態において用いられるハンドオフまたは許可はチャネル使用率を大きく増加させる。しかしながら、送信機会の終了後には、アクセスが行われ、新しい送信機会が留保されるときにチャネル使用率は低下する。
図17は送信イニシエータと送信レスポンダとの間のデータ送信がこの発明の一実施形態において改善されることを示す。図において、送信イニシエータ1710は一連のデータフレームを送信し、各フレームはTXOPの時間内において送信レスポンダ1720によって順次確認される。これらのステーションは、例えば802.11e標準に応じてデータの送信、受信を行う。
図18はこの発明の一実施形態による送信イニシエータと送信レスポンダとの間のデータ送信の状態を示す。この図において、送信イニシエータ1810と送信レスポンダ1820とは送信機会1830を共有し、この発明の一実施形態によるチャネルを介してデータを送信、返信する。図から明らかなように、図17に示した例と比べて、この図示の例ではチャネル使用率は大きく向上している。この例では、TXOPハンドオーバ時間は受信フレームの時間フィールドから抽出され、あるいは他の機構から抽出される。この場合、この発明の一実施形態による統合されたMCSフィードバックと統合された高スループット確認とを使用することができる。
上述した図面と明細書の説明はこの発明の各実施形態を図示し、説明するためのものである。これらの詳細な説明はこの発明を完全に、あるいは限定的に説明するものではなく。上述の説明にあるように多くの変形や変化も可能である。説明された実施形態はこの発明の特徴とその実際の適用を最もよく説明するために選択され、記述されたもので、当業者がこの発明を種々の実施形態とその変形例の中で最良の形で使用でき、期待された特定の使用に適応するものである。

Claims (34)

  1. 高スループット装置を用いてデータフレームを送信する方法であって、
    データフレームは高スループット制御フィールドを有し、
    この高スループット制御フィールドはパフォーマンス増強のための高スループット装置にのみ関連する情報を含む、無線ネットワークでデータを送信する方法。
  2. 高スループット制御フィールドは802.11MACフレームに内蔵される請求項1に記載の方法。
  3. 高スループット制御フィールドは802.11MACフォーマットでなるフレーム内に内蔵される請求項1に記載の方法。
  4. 高スループット装置は従来装置を増強した装置であり、高スループット制御フィールドは高スループット装置でのみ用いられる、請求項1に記載の方法。
  5. 従来装置は、802.11a、802.11e、802.11i、802.11gからなるグループから選択された無線標準に従った装置である、請求項4に記載の方法。
  6. HT制御フィールドの使用は従来フレームフォーマット内の少なくとも一つの留保ビットの使用により指示される、請求項1に記載の方法。
  7. 従来フレームフォーマットは802.11a、802.11e、802.11i、802.11gからなるグループから選択された無線標準に従う、請求項6に記載の方法。
  8. 高スループット制御フィールドの使用は、従来フレームフォーマット内の組み合わせビットの使用により指示される、請求項1に記載の方法。
  9. 従来フレームフォーマットは802.11a、802.11e、802.11i、802.11gからなるグループから選択された無線標準に従う、請求項8に記載の方法。
  10. データフレームは802.11n標準に従う装置によって送信される、請求項1に記載の方法。
  11. 高スループット制御フィールドは高スループット関連MAC増強の信号強化により受信装置を単純化するために用いられる、請求項1に記載の方法。
  12. 送信機会を留保し、
    送信機会の移転指示を含むデータフレームを送信し、
    前記指示はデータフレーム中の高スループット制御フィールド内の少なくとも1ビットを用いて表される、無線ネットワークにデータを送信する方法。
  13. 前記データフレームはサービス品質フレームである、請求項12に記載の方法。
  14. 前記送信機会の留保は、
    ステーションからのチャネルを用いた送信が無いことを決定し、
    可能時間のセットから一つの時間を選択し、
    その時間まで待機し、
    ステーションからのチャネルを用いた送信がないことを決定する、
    請求項12に記載の方法。
  15. 前記送信機会の移転は少なくとも一つの条件を含む、請求項12に記載の方法。
  16. 前記少なくとも一つの条件は、前記サービス品質フレームのうちの高スループット制御フィールド中の少なくとも1ビットを用いて指定される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記少なくとも一つの条件は、前記送信機会の残りに対してデータをどこへ送信できるかに限定される、請求項15に記載の方法。
  18. 前記少なくとも一つの条件は、前記送信機会の残りに対してどのデータ形式で送信できるかに限定される、請求項15に記載の方法。
  19. 前記少なくとも一つの条件は、前記送信機会を更にどこへ移転できるかに限定される、請求項15に記載の方法。
  20. 無線ネットワーク内の第一ステーションに送信機会を留保し、
    前記送信機会の移転を含むサービス品質フレームを無線ネットワーク内の第二ステーションに送信し、
    前記送信機会の移転は少なくとも一つの条件を第二ステーションに設定する、無線ネットワーク内にデータを送信する方法。
  21. 前記送信機会の留保は、
    第一ステーションにおいて、チャネルを用いた送信を行っているステーションがないことを決定し、
    可能な時間のセットから一つの時間を選択し、
    その時間まで待機し、
    チャネルを用いた送信を行っているステーションがないことを決定する、請求項20に記載の方法。
  22. 前記少なくとも一つの条件は、サービス品質フレームにおける高スループット制御フィールド内の複数ビットを用いて指定される、請求項20に記載の方法。
  23. 前記少なくとも一つの条件は、前記送信機会の残りに対してデータをどこへ送信できるかに限定される、請求項22に記載の方法。
  24. 前記少なくとも一つの条件は、前記送信機会の残りに対してどのデータ形式で送信できるかに限定される、請求項22に記載の方法。
  25. 前記少なくとも一つの条件は、前記送信機会を更にどこへ移転できるかに限定される、請求項22に記載の方法。
  26. 無線ネットワーク内における第一ステーションにおいて、
    送信機会を留保し、
    送信機会の移転を含むサービス品質フレームを送信し、
    前記無線ネットワーク内における第二ステーションにおいて、
    前記送信機会の移転を含むサービス品質フレームを受信し、
    前記サービス品質フレームのうちの高スループット制御フィールド内の少なくとも1ビットを用いて前記送信機会が移転される、無線ネットワーク内でデータを送信する方法。
  27. 前記無線ネットワークは更に第三ステーションを有し、この第三ステーションは送信機会の移転ができない、請求項26に記載の方法。
  28. 前記無線ネットワークは更に第三ステーションを有し、この第三ステーションは高スループット制御フィールドを持たない、請求項26に記載の方法。
  29. 前記送信機会の留保は、
    チャネルを用いた送信を行っているステーションがないことを決定し、
    可能な時間のセットから一つの時間を選択し、
    その時間まで待機し、
    チャネルを用いた送信を行っているステーションがないことを決定する、請求項26に記載の方法。
  30. 前記送信機会の移転は少なくとも一つの条件を含む、請求項26に記載の方法。
  31. 前記少なくとも一つの条件は、前記サービス品質フレームのうちの高スループット制御フィールド中の少なくとも1ビットを用いて指定される、請求項30に記載の方法。
  32. 前記少なくとも一つの条件は、前記送信機会の残りに対してデータをどこへ転送できるかに限定される、請求項30に記載の方法。
  33. 前記少なくとも一つの条件は、前記送信機会の残りに対してどのデータ形式を送信できるかに限定される、請求項30に記載の方法。
  34. 前記少なくとも一つの条件は、前記送信機会を更にどこへ移転できるかに限定される、請求項30に記載の方法。
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