JP2012028962A - 補聴器、補聴器のフィッティング方法および補聴器調整プログラム - Google Patents

補聴器、補聴器のフィッティング方法および補聴器調整プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、補聴器と、そのフィッティング方法に関するもので、フィッティング後の、実使用時における満足度を高めることを目的とするものである。
【解決手段】本発明は、補聴器1の機種情報管理部22から機種情報出力端子20を介し、フィッティング装置5,7にマイクロフォンの機種を特定するための情報を供給し、次に、このフィッティング装置7、5からは、補聴器1の機種依存音情報端子19を介して機種依存音情報入力部18に機種依存音情報を供給し、その後、この機種依存音情報入力部18から補聴処理部13に機種依存音情報を供給することで、フィッティングを行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、補聴器、補聴器のフィッティング方法および補聴器調整プログラムに関するものである。
補聴器の構造は、概ね下記のような構造となっている。
すなわち、マイクロフォンと、このマイクロフォンの出力側に接続されたA/D変換器と、このA/D変換器の出力側に接続された補聴処理部と、この補聴処理部の出力側に接続されたD/A変換器と、このD/A変換器の出力側に接続されたレシーバと、補聴処理部に、その出力側が接続された調整データ収納部と、この調整データ収納部の入力側に接続された調整値入力部とを備えた構成となっている。この補聴器のフィッティングを行う時には、フィッティングルームにおいて、フィッティング装置から、補聴器の調整データ収納部に、調整値入力部を介して調整データを書き込むようにしている。
しかしながら、フィッティングルームは補聴器使用者の生活環境とは大きく異なる環境であるので、このフィッティングルームにおいてフィッティングを行った場合、補聴器使用者が、実施用環境に戻ると、満足できないことが多い。そこで、マイクロフォンの出力側に、環境音信号供給部を接続し、補聴器使用者の実使用環境と類似する環境音を流し、これによってフィッティングを行うようにすることが提案されている(例えば下記特許文献1)。
特開2001−8295号公報
前述のごとく、マイクロフォンの出力側に、環境音信号供給部を接続し、補聴器使用者の実使用環境と類似する環境音、例えば事務所、工場、電車内、家庭内の音に類似する環境音を、補聴処理部に供給することよって、フィッティングを行うようにすれば、確かにフィッティングに対する満足度を、少しは高めることが出来るようになる。
しかしながら、このように補聴器の補聴処理部に、補聴器使用者の実使用環境と類似する環境音を供給し、フィッティングを行うようにしても、依然としてフィッティングに対する満足度を十分に高く出来ないことがある。これは、補聴器に設けられているマイクロフォンの特性は、機種ごとに大きく異なるものであるにも係らず、上述したフィッティングでは、マイクロフォンを介さずに類似環境音を供給し、フィッティングを行うものであるので、このフィッティング後の実使用時に、マイクロフォンを介して実環境音が供給された場合には、聞こえ方に違和感を感ずることも多く、結果としてフィッティングに対する満足度を十分に高く出来ないからである。そこで、本発明はフィッティングに対する満足度を高めることを目的とするものである。
本発明の補聴器は、音情報を出力するマイクロフォンと、フィッティング装置から出力される補聴器の調整データが収納される調整データ収納部と、前記調整データ収納部から出力された前記調整データに従って、前記音情報を補聴処理する補聴処理部と、前記補聴処理部で補聴処理された前記音情報を出力するレシーバと、前記マイクロフォンの機種を特定するための情報を記憶する機種情報管理部とを備え、前記機種情報管理部は前記フィッティング装置に前記マイクロフォンの機種を特定するための情報を出力し、前記フィッティング装置において前記マイクロフォンの機種を特定するための情報に基づいて選択された機種依存音情報が、前記補聴処理部に入力され、これにより、上記の課題が解決される。
本発明の、マイクロフォンを有する補聴器と、前記補聴器に接続されたフィッティング装置を用いたフィッティング方法は、前記補聴器が、前記マイクロフォンの機種を特定するための情報を前記フィッティング装置に出力する工程と、前記フィッティング装置が、前記マイクロフォンの機種を特定するための情報にもとづいて、複数の音情報の中から機種依存音情報を選択する工程と、前記フィッティング装置が、前記機種依存音情報を前記補聴器に出力する工程と、前記機種依存音情報を用いて前記補聴器の調整を行い、補聴器の調整値を算出する工程と、前記補聴器の調整値を、前記補聴器の補聴処理部に入力する工程と、を有し、これにより上記の課題が解決される。
本発明の補聴器調整(フィッティング)プログラムは、マイクロフォンを備える補聴器から、前記マイクロフォンの機種を特定するための情報を取得する工程と、前記マイクロフォンの機種を特定するための情報にもとづいて、複数の音情報の中から機種依存音情報を選択する工程と、前記機種依存音情報を前記補聴器に出力する工程とを有し、これにより上記の課題が解決される。なお、補聴器調整プログラムは、例えば、CD−ROM等の記憶媒体から、あるいは通信回線を介したダウンロード等により、任意のパソコン等へインストールすることによって、補聴器調整装置を構成することができる。
本発明の補聴器では、機種情報管理部がフィッティング装置にマイクロフォンの機種を特定するための情報を出力し、フィッティング装置においてマイクロフォンの機種を特定するための情報に基づいて選択された機種依存音情報が、補聴処理部に入力される。従って、マイクロフォンの機種を特定するための情報に基づいて選択された機種依存音情報を用いて補聴器のフィッティングを行うことができるので、フィッティングの精度を高めることができ、結果として、補聴器の実使用時における満足度を高めることができる。
本発明の一実施形態にかかる補聴器を用いたフィッティング状態を示すブロック図 同補聴器と、フィッティング装置を示す制御ブロック図
以下、本発明の一実施形態を、添付図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1において、使用者2が本発明の一実施形態の補聴器1を耳に装着し、フィッティング装置3により、フィッティングが行われている。フィッティング装置3は、使用者2がフィッティングを受けている第1の事務所4に設置された第1のフィッティング装置5と、第1のフィッティング装置5と通信回線6を介して接続された第2のフィッティング装置7とにより構成されており、第2のフィッティング装置7は第2の事務所8に設置されている。第1の事務所4には、使用者2と、ローカルフィッター9が在室しており、第2の事務所8にはフィッター10が在室している。この場合、第1の事務所4と第2の事務所8とは遠く離れた状態にあるが、その間を、通信回線6を介して接続することで、フィッター10によるフィッティングが可能となる。なお、本実施形態では、フィッティング装置3を異なる場所に配置された2つのフィッティング装置で構成する場合を例示するが、本発明はこれに限られず、フィッティング装置3は、1または3以上のフィッティング装置で構成してもよい。
ここで、第1の事務所4におけるローカルフィッター9と、第2の事務所8におけるフィッター10との役割について説明する。先ず、ローカルフィッター9は、例えば、第1の事務所4に来られた使用者2が持参した聴力データ(耳鼻科医の測定)等から補聴器1を選択し、それを使用者2の耳に装着する。次に、このローカルフィッター9とフィッター10は、通信回線6を介してフィッティング装置5、7を接続する。
その後、フィッター10は、通信回線6を介して接続された第1のフィッティング装置5および第2フィッティング装置7を用いて、使用者2の補聴器1のフィッティングを行う。この時、第1の事務所4のフィッティング装置5に設けた表示部5aには、その右上にフィッター10の顔が表示され、また左上にフィッティングデータが表示され、さらに下部に現在の音情報が表示されている。一方、第2の事務所8のフィッティング装置7に設けた表示部7aには、その右上に使用者2の顔が表示され、また左上にフィッティングデータが表示され、さらに下部に現在の音情報が表示されている。
図2は補聴器1、第1のフィッティング装置5、および第2のフィッティング装置7の制御ブロック図を示している。補聴器1は、マイクロフォン11と、このマイクロフォン11の出力側に接続されたA/D変換器12と、このA/D変換器12の出力側に接続された補聴処理部13と、この補聴処理部13の出力側に接続されたD/A変換器14と、このD/A変換器14の出力側に接続されたレシーバ(スピーカ)15と、補聴処理部13に、その出力側が接続された調整データ収納部16と、この調整データ収納部16の入力側に接続された調整値入力部17とを備えている。
マイクロフォン11は音情報を出力する。調整データ収納部16は、フィッティング装置3から出力される補聴器1の調整データが収納されている。補聴処理部13は、調整データ収納部16から出力された調整データに従って、音情報を補聴処理する。レシーバ15は、補聴処理部13で補聴処理された音情報を出力する。
また、A/D変換器12と補聴処理部13との間に、機種依存音情報入力部18の出力側を接続するとともに、この機種依存音情報入力部18の入力側には、フィッティング装置5からの機種依存音情報が入力される機種依存音情報端子19を接続している。さらに、第1のフィッティング装置5に機種情報を出力する機種情報出力端子20には、送信部21を介して機種情報管理部22を接続している。機種情報管理部22は、補聴器1のマイクロフォン11の機種を特定するための情報として、補聴器1の機種情報が記憶されている。
第1のフィッティング装置5は、補聴器1の機種依存音情報端子19と機種情報出力端子20が接続された制御部23を有している。制御部23には、音出力部24、調整表示部25、通信データ送信部26、通信データ受信部27、調整値書き込み部28が接続され、調整値書き込み部28には補聴器1の調整値入力端子29が接続されている。第2のフィッティング装置7は、第1のフィッティング装置5の通信データ送信部26に接続された通信データ受信部30と、第1のフィッティング装置5の通信データ受信部27に接続された通信データ送信部31とを備えている。
また、通信データ受信部30には、調整表示部32と音源選択部33とが接続されており、音源選択部33には、調整表示部32、機種依存音情報データベース部34、音出力部35、および制御部36が接続されている。また、制御部36には、調整値入力部37と、調整値出力部38が接続されている。さらに、第1のフィッティング装置5の表示部5aには制御部39が接続され、この制御部39には、使用者2の顔と声を入力するAV情報入力部40と、AV情報をフィッティング装置7に出力するためのAV情報出力部41と、第2のフィッティング装置7からのAV情報が入力されるAV情報入力部42とが接続されている。また、第2のフィッティング装置7の表示部7aには制御部43が接続され、この制御部43には、フィッター10の顔と声を入力するAV情報入力部44と、AV情報を第1のフィッティング装置5のAV情報入力部42に出力するためのAV情報出力部45と、第1のフィッティング装置5のAV情報出力部41からのAV情報が入力されるAV情報入力部46とが接続されている。
以上の構成において、第1の事務所4に来られた使用者2の補聴器1を、遠隔地の第2の事務所8からフィッター10がフィッティングする状態について説明する。先ずは、ローカルフィッター9が、例えば、第1の事務所4に来られた使用者2が持参した聴力データ(耳鼻科医の測定)等から補聴器1を選択し、それを使用者2の耳に装着する。次に、このローカルフィッター9とフィッター10は、通信回線6を介して第1のフィッティング装置5と第2のフィッティング装置7とを接続する。この時、使用者2の顔や声は、AV情報入力部40で取得され、次に、制御部39、AV情報出力部41、通信回線6を介し、第2の事務所8の第2のフィッティング装置7のAV情報入力部46に供給され、その後、制御部43から表示部7aに供給され、その結果として、図1のごとく表示部7aには使用者2の顔が表示され、また音声もここから出力されるようになっている。
一方、フィッター10の顔や声は、AV情報入力部44で取得され、次に、制御部43、AV情報出力部45、通信回線6を介し、第1の事務所4のフィッティング装置5のAV情報入力部42に供給され、その後、制御部39から表示部5aに供給され、その結果として、図1のごとく表示部5aにはフィッター10の顔が表示され、また音声もここから出力されるようになっている。
さて、この状態になると、補聴器1の機種情報管理部22から送信部21、機種情報出力端子20を介してフィッティング装置5に機種情報が出力される。ここで、機種情報管理部22が保存している機種情報とは、具体的には例えば補聴器機種の型番やシリアル番号などの補聴器の機種情報である。補聴器はその機種によってそれぞれ異なるマイクロフォンが使用される。従って、補聴器の機種情報に基づいて、補聴器に使用されているマイクロフォンの機種を特定することができる。
第1のフィッティング装置5では、制御部23を介し、通信データ送信部26、通信回線6を通じて、第2の事務所8の第2のフィッティング装置7の通信データ受信部30へと機種情報を供給する。第2のフィッティング装置7では、通信データ受信部30に供給された機種情報を音源選択部33に供給し、この音源選択部33において、機種依存音情報データベース部34からの機種依存音情報を選択する。ここで、機種依存音情報データベース部34は、フィッティング時に補聴器使用者に対して補聴器のレシーバ15を通じて提示する様々な音情報を保存している。音情報は、例えば、補聴器の実際の使用環境に類似する環境音である。機種依存音情報データベース部34に保存する環境音としては、補聴器の機種毎に異なるマイクロフォンの特性を反映するために、異なる種類の補聴器のマイクロフォンに入力し、マイクロフォンから出力されたものを、A/D変換したものである。
なお、マイクロフォンの種類だけでなく、補聴器の装着状態、すなわち、補聴器が耳穴に挿入するタイプか、耳掛けタイプか、またはレシーバーを耳栓と一体化して耳の中に入れるRIC(Receiver in Canal)タイプかといった補聴器のタイプにより、耳に対するマイクロフォンの装着位置が変化し、マイクロフォンで集音される音が装着状態によって変化する場合がある。従って、補聴器の実使用状態をより反映させるために、機種依存音情報データベース部34に保存する環境音としては、補聴器を使用者に装着させた状態で、補聴器のマイクロフォンに入力し、マイクロフォンから出力されたものを、A/D変換したものを使用するのがさらに好ましい。
音源選択部33では、図1に示すように、フィッティング装置7の表示部7a下部に示したプルダウンメニューなどを使用して、フィッター10により、補聴器使用者2に提示するための環境音が選択される。表示部7aでは、「街中」の「女性の声」という2つの音源の組み合わせを指定し、どのような背景音の下でどのような音を聞きたいかという環境音が選択できるようになっている場合を例示する。図1では、「街中」と「女性の声」との組み合わせの例を示したが、どちらか一方だけの環境音を選択するという構成であっても構わない。
そして、選択された機種依存音情報は、音出力部35、通信データ送信部31、通信回線6を介して第1のフィッティング装置5の通信データ受信部27に供給される。
このように、第1のフィッティング装置5の通信データ受信部27に供給された機種依存音情報は、次に制御部23を介して補聴器1の機種依存音情報端子19に供給される。次に、機種依存音情報は、機種依存音情報入力部18を介して補聴処理部13、D/A変換器14を介してレシーバ15に供給され、使用者2に試聴される。
本実施形態によれば、レシーバ15には、補聴器1のマイクロフォン11の特性を考慮した音が供給され、これによってフィッティングが行われるので、フィッティング後の実使用時における満足度を高めることができる。
なお、このフィッティングは、図1、図2からも理解されるように、使用者2とローカルフィッター9は第1の事務所4の表示部5aを見ながら、また使用者2はレシーバ15からの音を試聴しながら、さらにローカルフィッター9は、第1のフィッティング装置5の音出力部24からの音出力を確認しながら行われる。この時、ローカルなフィッターは音出力部24からの音出力をヘッドフォンなどを使用することにより、補聴器装用者は音出力部24からの音を聞くことなく、補聴器のレシーバ15から出力される音だけを試聴することができる。また、このフィッティングは、図1、図2からも理解されるように、フィッター10は第2の事務所8の表示部7aを見ながら、またフィッター10は、第2のフィッティング装置7の音出力部35からの音出力を確認しながら行われる。つまり、使用者2、ローカルフィッター9、フィッター10は、全員が顔と音を確認しながら、上述したフィッティングを行うことになるので、スムーズなるフィッティングが行われることになるのである。
また、フィッティングは、使用者2の実使用環境と類似する環境音、例えば事務所、工場、電車内、家庭内の音に類似する環境音が、機種依存音情報となって、補聴処理部13に供給されるのが好ましい。これにより、フィッティングの精度を高めて、使用者の満足度を、高めることができる。そして、このフィッティングによる調整値は、第2のフィッティング装置7の調整値出力部38から、通信データ送信部31を介して、第1のフィッティング装置5の通信データ受信部27、制御部23、調整値書き込み部28へと供給され、その後、補聴器1の調整値入力端子29、調整値入力部17を介して、調整データ収納部16に書き込まれることになる。また、この調整値は、表示部5a、7aの左上に表示されたフィッティングデータに反映され、これにより調整値がどのようになっているのかを、ローカルフィッター9、フィッター10は確認できる。
以上のごとく、本実施形態の補聴器は、A/D変換器12と補聴処理部13との間に、機種依存音情報入力部18の出力側を接続するとともに、この機種依存音情報入力部18の入力側には、フィッティング装置7、5からの機種依存音情報が入力される機種依存音情報端子19を接続し、また前記フィッティング装置5,7に機種情報を出力する機種情報出力端子20には機種情報管理部22を接続したものである。このため、先ずは、補聴器1の機種情報管理部22から機種情報出力端子20を介し、フィッティング装置5,7に機種情報が供給され、次に、このフィッティング装置7、5からは、補聴器1の機種依存音情報端子19を介して機種依存音情報入力部18に機種依存音情報が供給され、その後、この機種依存音情報入力部18から補聴処理部13に機種依存音情報が供給されることで、フィッティングが行われることになる。つまり、本実施形態においては、補聴処理部13に、その機種に搭載されたマイクロフォン11の特性を考慮した音が供給され、これによってフィッティングが行われるので、その結果としてフィッティング後の、実使用時における満足度を高めることができる。
本発明によれば、補聴器の補聴処理部に、その補聴器に搭載されたマイクロフォンの特性を考慮した音が供給され、これによってフィッティングが行われるので、結果としてフィッティング後の、実使用時における満足度を高めることができるため、補聴器としての活用が広く活用が期待される。

1 補聴器
2 使用者
3 フィッティング装置
4 第1の事務所
5 第1のフィッティング装置
5a 表示部
6 通信回線
7 第2のフィッティング装置
7a 表示部
8 第2の事務所
9 ローカルフィッター
10 フィッター
11 マイクロフォン
12 A/D変換器
13 補聴処理部
14 D/A変換器
15 レシーバ
16 調整データ収納部
17 調整値入力部
18 機種依存音情報入力部
19 機種依存音情報端子
20 機種情報出力端子
21 送信部
22 機種情報管理部
23 制御部
24 音出力部
25 調整表示部
26 通信データ送信部
27 通信データ受信部
28 調整値書き込み部
29 調整値入力端子
30 通信データ受信部
31 通信データ送信部
32 調整表示部
33 音源選択部
34 機種依存音情報データベース部
35 音出力部
36 制御部
37 調整値入力部
38 調整値出力部
39 制御部
40 AV情報入力部
41 AV情報出力部
42 AV情報入力部
43 制御部
44 AV情報入力部
45 AV情報出力部
46 AV情報入力部

Claims (4)

  1. 音情報を出力するマイクロフォンと、
    フィッティング装置から出力される補聴器の調整データが収納される調整データ収納部と、
    前記調整データ収納部から出力された前記調整データに従って、前記音情報を補聴処理する補聴処理部と、
    前記補聴処理部で補聴処理された前記音情報を出力するレシーバと、
    前記マイクロフォンの機種を特定するための情報を記憶する機種情報管理部とを備え、
    前記機種情報管理部は前記フィッティング装置に前記マイクロフォンの機種を特定するための情報を出力し、
    前記フィッティング装置において前記マイクロフォンの機種を特定するための情報に基づいて選択された機種依存音情報が、前記補聴処理部に入力される、補聴器。
  2. マイクロフォンを有する補聴器と、前記補聴器に接続されたフィッティング装置を用いたフィッティング方法であって、
    前記補聴器が、前記マイクロフォンの機種を特定するための情報を前記フィッティング装置に出力する工程と、
    前記フィッティング装置が、前記マイクロフォンの機種を特定するための情報にもとづいて、複数の音情報の中から機種依存音情報を選択する工程と、
    前記フィッティング装置が、前記機種依存音情報を前記補聴器に出力する工程と、
    前記機種依存音情報を用いて前記補聴器の調整を行い、補聴器の調整値を算出する工程と、
    前記補聴器の調整値を、前記補聴器の補聴処理部に入力する工程と、
    を有する補聴器のフィッティング方法。
  3. 前記フィッティング装置は、前記補聴器のフィッティング場所に存在する第1のフィッティング装置と、前記第1のフィッティング装置とは通信結合されるとともに、前記フィッティング場所とは別の場所に存在する第2のフィッティング装置とにより構成し、
    前記第2のフィッティング装置は、前記複数の音情報が格納されたデータベースを有する、請求項2に記載の補聴器のフィッティング方法。
  4. マイクロフォンを備える補聴器から、前記マイクロフォンの機種を特定するための情報を取得する工程と、
    前記マイクロフォンの機種を特定するための情報にもとづいて、複数の音情報の中から機種依存音情報を選択する工程と、
    前記機種依存音情報を前記補聴器に出力する工程とを有する、
    補聴器調整プログラム。
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