JP2012027763A - 電子書籍サーバ、情報処理方法、および電子書籍システム - Google Patents

電子書籍サーバ、情報処理方法、および電子書籍システム Download PDF

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Abstract

【課題】これから電子書籍を読むことや購入することを考えているユーザに対して、当該ユーザが当該電子書籍を読み終えるために要する時間をより正確に示すことができる電子書籍サーバを提供する。
【解決手段】電子書籍サーバ100は、第1および第2の端末と接続するための通信インターフェイス101と、プロセッサ110とを備える。プロセッサは、通信インターフェイスを介して、第1の端末から第1の電子書籍に関する第1の読書時間および第1の読書速度の少なくともいずれかを受信し、第1の読書時間および第1の読書速度の少なくともいずれかに基づいて、第1の電子書籍を閲覧するために要する必要時間を計算し、必要時間と第1の電子書籍を特定するための情報とを対応付けて第2の端末へと送信する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子書籍に関する情報を端末へ提供する電子書籍サーバ、情報処理方法、および電子書籍システムに関する。
サーバから本や漫画などの電子書籍をダウンロードして、当該電子書籍を表示する端末が知られている。換言すれば、携帯電話などのコンピュータに電子書籍をダウンロードするサービスが知られている。そのようなサービスにおいては、サーバが、クライアントに、電子書籍の内容や値段などに関する情報を送信する。
また、たとえば、特開2006−4406号公報(特許文献1)には、電子書籍装置が開示されている。電子書籍装置は、電子書籍と電子書籍の属性とを対応づけて蓄積するコンテンツ管理部と、電子書籍に対するユーザの操作履歴を蓄積する履歴データと、履歴データに蓄積された操作履歴に基づいて、属性ごとの読書速度を算出して記憶する読書速度判定部、読書速度データと、電子書籍蓄積手段に蓄積された電子書籍の属性を少なくとも1つ特定し、読書速度判定部によって算出され記憶された読書速度を参照することで、属性に対応する読書速度を特定し、特定した読書速度に基づいて、コンテンツ管理部に蓄積された電子書籍の読書に要する時間を予測する所要時間予測部とを備える。
特開2006−4406号公報
しかしながら、電子書籍を読了するために必要な時間は、電子書籍の内容や難易度によって異なるものである。たとえば、500ページの読み易い本と、500ページの読み難い本は、それらの本を読了するために必要な時間が異なる。また、本を読了するために必要な時間は、本の内容が属する分野によってだけでなく、本に含まれている読み難い文章の量によっても異なる。このため、これから電子書籍を読むことや購入することを検討しているユーザに、当該ユーザがそれらの電子書籍を読み終えるために要する時間を示すことは容易ではない。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、これから電子書籍を読むことや購入することを考えているユーザに対して、当該ユーザが当該電子書籍を読み終えるために要する時間をより正確に示すことができる電子書籍サーバ、情報処理方法、および電子書籍システムを提供することである。
この発明のある局面に従うと、電子書籍サーバが提供される。電子書籍サーバは、第1および第2の端末と接続するための通信インターフェイスと、プロセッサとを備える。プロセッサは、通信インターフェイスを介して、第1の端末から第1の電子書籍に関する第1の読書時間および第1の読書速度の少なくともいずれかを受信し、第1の読書時間および第1の読書速度の少なくともいずれかに基づいて、第1の電子書籍を閲覧するために要する必要時間を計算し、必要時間と第1の電子書籍を特定するための情報とを対応付けて第2の端末へと送信する。
好ましくは、プロセッサは、複数の第1の端末からの第1の電子書籍の全体に対応する第1の読書時間の平均値および第1の読書速度の平均値の少なくともいずれかに基づいて、必要時間を計算する。
好ましくは、プロセッサは、複数の第1の端末からの第1の電子書籍の一部に対応する第1の読書時間および第1の読書速度の少なくともいずれかと、第1の電子書籍の一部に含まれる文字数と、第1の電子書籍の全体に含まれる文字数と、に基づいて、必要時間を計算する。
好ましくは、プロセッサは、第1の端末のユーザによって第1の電子書籍が読了されたか否かを判断し、第1の電子書籍を未だ読了していないユーザに対応する第1の端末からの第1の読書時間および第1の読書速度の少なくともいずれかを必要時間の計算に採用し、第1の電子書籍を既に読了したユーザに対応する第1の端末からの第1の読書時間および第1の読書速度の少なくともいずれかを必要時間の計算に採用しない。
好ましくは、プロセッサは、第1の端末からの第1の電子書籍の一部に対応する第1の読書時間が所定時間以上である場合に、当該一部に対応する第1の読書時間を必要時間の計算に採用し、第1の端末からの第1の電子書籍の一部に対応する第1の読書時間が所定時間未満である場合に、当該一部に対応する第1の読書時間を必要時間の計算に採用しない。
好ましくは、プロセッサは、第1の端末からの第1の電子書籍の一部に対応する第1の読書速度が所定速度未満である場合に、当該一部に対応する第1の読書速度を必要時間の計算に採用し、第1の端末からの第1の電子書籍の一部に対応する第1の読書速度が所定速度以上である場合に、当該一部に対応する第1の読書速度を必要時間の計算に採用しない。
好ましくは、プロセッサは、通信インターフェイスを介して、第2の端末から第2の電子書籍の全体または一部に対応する第2の読書速度を受信し、第1の読書時間と第1の読書速度と第2の読書速度とに基づいて、第2の端末のユーザが第1の電子書籍を閲覧するために要する必要時間を計算する。
好ましくは、電子書籍サーバは、第1の電子書籍を記憶するためのメモリをさらに備える。プロセッサは、通信インターフェイスを介して、第2の端末からの購入要求に応じて、第2の端末に第1の電子書籍をダウンロードする。
この発明の別の局面に従うと、第1の電子書籍を記憶するためのメモリと、通信インターフェイスと、プロセッサとを含む電子書籍サーバにおける情報処理方法が提供される。情報処理方法は、プロセッサが、通信インターフェイスを介して、第1の端末から第1の電子書籍に関する第1の読書時間および第1の読書速度の少なくともいずれかを受信するステップと、プロセッサが、第1の読書時間および第1の読書速度の少なくともいずれかに基づいて、第1の電子書籍を閲覧するために要する必要時間を計算するステップと、プロセッサが、必要時間と第1の電子書籍を特定するための情報とを対応付けて第2の端末へと送信するステップとを備える。
この発明の別の局面に従うと、第1および第2の端末と電子書籍サーバとを備える電子書籍システムが提供される。第1の端末は、電子書籍サーバから第1の電子書籍をダウンロードし、電子書籍サーバに第1の電子書籍に関する第1の読書時間および第1の読書速度の少なくともいずれかを送信する。電子書籍サーバは、第1の読書時間および第1の読書速度の少なくともいずれかに基づいて、第1の電子書籍を閲覧するために要する必要時間を計算し、必要時間と第1の電子書籍を特定するための情報とを対応付けて第2の端末へと送信する。第2の端末は、必要時間と第1の電子書籍を特定するための情報とを対応付けて表示する。
以上のように、本発明によって、これから電子書籍を読むことや購入することを考えているユーザに対して、当該ユーザが当該電子書籍を読み終えるために要する時間をより正確に示すことができる電子書籍サーバ、情報処理方法、および電子書籍システムが提供される。
本実施の形態に係る電子書籍システムの全体構成を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る、閲覧装置で表示される、電子書籍を販売するためのサイト(ホームページ)を示すイメージ図である。 本実施の形態に係る電子書籍サーバのハードウェア構成を表わすブロック図である。 本実施の形態に係る電子書籍サーバの機能構成を表わすブロック図である。 本実施の形態に係る履歴情報データベースを示すイメージ図である。 本実施の形態に係るユーザ情報データベースを示すイメージ図である。 本実施の形態に係るコンテンツデータベースを示すイメージ図である。 本実施の形態に係る閲覧装置のハードウェア構成を表わすブロック図である。 本実施の形態に係る閲覧装置の機能構成を表わすブロック図である。 本実施の形態に係る履歴情報データベースを示すイメージ図である。 本実施の形態に係るコンテンツデータベースを示すイメージ図である。 閲覧装置におけるコンテンツ表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 電子書籍サーバにおける履歴情報処理の処理手順を示すフローチャートである。 電子書籍サーバにおける履歴情報登録処理の処理手順を示すフローチャートである。 電子書籍サーバにおける読了判定処理の処理手順を示すフローチャートである。 電子書籍サーバにおけるコンテンツ速度処理の処理手順を示すフローチャートである。 電子書籍サーバにおける平均算出処理の処理手順を示すフローチャートである。 電子書籍サーバにおけるコンテンツ標準偏差処理の処理手順を示すフローチャートである。 電子書籍サーバにおけるコンテンツ偏差値処理の処理手順を示すフローチャートである。 電子書籍サーバにおけるユーザ偏差値処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
<電子書籍システムの全体構成>
まず、本実施の形態に係る電子書籍システム1の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る電子書籍システム1の全体構成を示すイメージ図である。
図1を参照して、本実施の形態に係る電子書籍システム1は、電子書籍サーバ100と、携帯電話200Xと、ノート型のパーソナルコンピュータ200Yと、その他の携帯端末200Zとを含む。以下では、携帯電話や、ノート型のパーソナルコンピュータや、電子辞書や、電子手帳や、PDA(Personal Digital Assistants)や、電子書籍専用端末や、テーブルや壁などに載置されるディスプレイや、その他の携帯端末などを総称して閲覧装置200ともいう。
電子書籍サーバ100と、閲覧装置200とは、インターネット300やLAN(Local Area Network)やWAM(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続されている。電子書籍サーバ100は、たとえば、電子書籍を販売するためのサイト(ホームページ)を運営する。閲覧装置200は、当該サイトにアクセスする。すなわち、閲覧装置200のユーザは、当該サイトを閲覧することができる。
ユーザは、閲覧装置200を操作することによって、電子書籍サーバ100から電子書籍を購入することができる。すなわち、閲覧装置200は、電子書籍サーバ100から電子書籍をダウンロードする。電子書籍サーバ100は、閲覧装置200に電子書籍を配信する。あるいは、電子書籍サーバ100は、電子書籍を格納する他のサーバに、閲覧装置200へと電子書籍を配信させる。
なお、電子書籍は、本、漫画、新聞、雑誌などを含む。電子書籍は、電子機器のディスプレイで読むことができる出版物である。すなわち、本実施の形態に係る電子書籍は、ソフトウェアコンテンツである。
図2は、本実施の形態に係る、閲覧装置200で表示される、電子書籍を販売するためのサイト(ホームページ)を示すイメージ図である。図2を参照して、本実施の形態に係る電子書籍サーバ100は、販売したい電子書籍毎に、ユーザ名202a、タイトル202b、著者名、出版社名、予想読書時間(必要時間)202c、購入ボタン202d、電子書籍を表わす画像202e、を提供する。
電子書籍サーバ100は、電子書籍を既に読了したユーザ(第1のユーザ)が読書に要した時間に基づいて、当該電子書籍の予想読書時間を計算する。好ましくは、電子書籍サーバ100は、電子書籍の購入を検討しているユーザ(第2のユーザ)、すなわち当該電子書籍を未だ読んでいないユーザの読書速度に基づいて、当該電子書籍の予想読書時間を計算する。そのため、「ようこそ、XXXXさん」というように、電子書籍サーバ100は、第2のユーザの閲覧装置200に、第2のユーザのための(第2のユーザ毎の)ページを提供する。
このように、本実施の形態に係る電子書籍システム1においては、閲覧装置200のユーザは、購入を検討している電子書籍を読了するのにどれぐらいの時間がかかるかを容易に予想することができる。
より詳細には、電子書籍を読了するために必要な時間は、電子書籍の内容や難易度によって異なるものである。たとえば、500ページの読み易い本と、500ページの読み難い本は、それらの本を読了するために必要な時間が異なる。また、本を読了するために必要な時間は、本の内容が属する分野によってだけでなく、本に含まれている読み難い文章の量によっても異なる。
本実施の形態に係る電子書籍システム1は、電子書籍を既に読了したユーザ(第1のユーザ)が読書に要した時間、または、電子書籍の購入を検討しているユーザの読書速度に基づいて、当該電子書籍の予想読書時間を計算する。これによって、これから電子書籍を読もうと考えているユーザに対して、当該ユーザが当該電子書籍を読み終えるために要する時間をより正確に示すことができるようになる。つまり、電子書籍の購入を検討するユーザは、当該電子書籍を読む前に、他人の読書時間に基づいた電子書籍を全て読み切るのに必要な予測時間を把握することができる。
以下、このような機能を実現するための電子書籍システム1の具体的な構成について詳述する。
<電子書籍サーバ100の構成>
本実施の形態に係る電子書籍サーバ100の構成について説明する。電子書籍サーバ100は、電子書籍を販売する会社などによって管理および運営される。図3は、本実施の形態に係る電子書籍サーバ100のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図3を参照して、電子書籍サーバ100は、通信インターフェイス101と、ディスプレイ102と、マウス103と、キーボード104と、メモリ105と、HDD(Hard disk drive)106と、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)インターフェイス107と、CPU(Central Processing Unit)110とを含む。
通信インターフェイス101は、CPU110によって制御されることによって、インターネット300やLAN(Local Area Network)やWAM(Wide Area Network)などのネットワークを介して、閲覧装置200とデータを送受信する。通信インターフェイス101は、CPU110からのデータを、ネットワークを介して、閲覧装置200へと送信する。通信インターフェイス101は、閲覧装置200からのデータを、CPU110に入力する。
ディスプレイ102は、CPU110からのデータに基づいて、画像やテキストを表示する。
マウス103と、キーボード104とは、電子書籍配信サービスの管理者などからの命令を受け付けて、当該命令をCPU110に入力する。
メモリ105は、各種のRAM(Random Access Memory)や、ROM(Read-Only Memory)などである。メモリ105は、CPU110によって実行されるプログラムや、電子書籍を販売するためのサイトの内容や、当該内容を作成するために必要な中間データなどを記憶する。
HDD106は、電子書籍を不揮発に記憶する。HDD106は、CPU110によって実行されるプログラムや、電子書籍を販売するためのサイトの内容や、当該内容を作成するために必要な中間データなどを不揮発に記憶する。
ただし、電子書籍サーバ100以外の他のサーバが電子書籍を記憶してもよい。この場合には、電子書籍サーバ100は、当該他のサーバに、閲覧装置200に電子書籍を配信させることになる。
CPU110は、各種のプログラムを実行する。より詳細には、CPU110は、HDD106に記憶されているプログラムをメモリ105に読み出して、メモリ105に記憶されている各種のプログラムを実行する。CPU110は、マウス103やキーボード104を介して、管理者からの命令を受け付ける。CPU110は、管理者からの命令や動作に基づいてプログラムを実行することによって、後述するような機能を実現する。
CPU110は、通信インターフェイス101を介して、閲覧装置200からの要求を受け付ける。CPU110は、当該要求に応じて、通信インターフェイス101を介して、閲覧装置200へとサイトの内容(電子書籍の内容や値段や予想読書時間などの電子書籍に関する情報)や電子書籍自体を送信する。
ところで、電子書籍サーバ100における処理は、各ハードウェアおよびCPU110により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、HDD106に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、記憶媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。
このようなソフトウェアは、CD−ROMインターフェイス107などの読取装置を利用することによって、CD−ROM127などの記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信インターフェイス101を利用することによってダウンロードされて、メモリ105に一旦格納される。CPU110は、ソフトウェアを実行可能なプログラムの形式でメモリ105に格納してから、当該プログラムを実行する。
なお、記憶媒体としては、CD−ROM、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
次に、本実施の形態に係る電子書籍サーバ100の機能構成について説明する。図4は、本実施の形態に係る電子書籍サーバ100の機能構成を表わすブロック図である。
図4を参照して、電子書籍サーバ100は、履歴情報受信部111と、履歴情報管理部112と、履歴情報解析部113と、ユーザ情報管理部114と、サービス画面生成部115と、ホームページ配信部116と、コンテンツ管理部117と、コンテンツ配信部118と、制御部119と、履歴情報データベース105A、ユーザ情報データベース105B、コンテンツデータベース105Cとを含む。
履歴情報受信部111と、履歴情報管理部112と、履歴情報解析部113と、ユーザ情報管理部114と、サービス画面生成部115と、ホームページ配信部116と、コンテンツ管理部117と、コンテンツ配信部118と、制御部119とは、CPU110などによって実現される機能である。より詳細には、CPU110が有する各機能は、CPU110がメモリ105などに記憶されるプログラムを実行することによって実現される機能である。ただし、履歴情報受信部111と、履歴情報管理部112と、履歴情報解析部113と、ユーザ情報管理部114と、サービス画面生成部115と、ホームページ配信部116と、コンテンツ管理部117と、コンテンツ配信部118と、制御部119の一部または全部が、ハードウェア回路によって実現されてもよい。
履歴情報データベース105A、ユーザ情報データベース105B、コンテンツデータベース105Cとは、メモリ105、HDD106、CD−ROM127などの記録媒体に格納されたり更新されたりする。
履歴情報受信部111は、通信インターフェイス101を介して、閲覧装置200から、閲覧装置200における電子書籍の閲覧履歴を受信する。
履歴情報管理部112は、受信した閲覧履歴を履歴情報データベース105Aに格納したり、受信した閲覧履歴に基づいて履歴情報データベース105Aを更新したりする。
図5は、本実施の形態に係る履歴情報データベース105Aを示すイメージ図である。図5を参照して、履歴情報データベース105Aは、ユーザ毎かつ電子書籍毎に、ユーザIDと、コンテンツIDと、各ページ毎の読書時間と、全ページの読書時間(読了時間)と、読了フラグと、読書速度と、読書速度偏差値とを格納する。
なお、後述するように、CPU110は、電子書籍の全ページのうちの所定割合(たとえば、90%、95%、100%など。)以上のページが閲覧された際に、当該電子書籍に対応する読了フラグをONする(読了フラグに1を代入する)。本実施の形態においては、CPU110は、ページが、所定時間以上、表示あるいは閲覧された場合に、当該ページが閲覧されたと判断する。
ユーザ情報管理部114は、受信した閲覧履歴に基づいてユーザ情報データベース105Bを更新する。
図6は、本実施の形態に係るユーザ情報データベース105Bを示すイメージ図である。図6を参照して、ユーザ情報データベース105Bは、ユーザ毎に、ユーザIDと、ユーザ名と、氏名と、読書速度の平均偏差値とを格納する。
ユーザ情報管理部114は、履歴情報を受信するたびに、対象となるユーザの、読書速度を計算する。より詳細には、ユーザ情報管理部114は、対象となるユーザが今回読んだ電子書籍の文字数と時間とに基づいて、当該ユーザの当該電子書籍に対応する読書速度を計算し、当該ユーザの当該電子書籍に対応する読書速度の偏差値を計算し、当該ユーザに対応する1または複数の電子書籍に対応する読書速度の平均偏差値を計算する。ユーザ情報管理部114は、ユーザ情報として、ユーザIDとユーザ名と氏名とに対応付けて、これらの読書速度や、読書速度の偏差値や、読書速度の平均偏差値などをユーザ情報データベース105Bに格納または更新する。
コンテンツ管理部117は、受信した閲覧履歴に基づいてコンテンツデータベース105Cを更新する。
図7は、本実施の形態に係るコンテンツデータベース105Cを示すイメージ図である。図7を参照して、コンテンツデータベース105Cは、電子書籍毎に、コンテンツIDと、ページ数と、タイトルと、著者名と、ページ毎の文字数と、合計文字数と、平均読書速度と、読書速度の標準偏差とを格納する。
コンテンツ管理部117は、履歴情報を受信するたびに、対象となる電子書籍の、平均読書速度を計算する。より詳細には、ユーザが今回読んだ文字数と時間とに基づいて当該ユーザの当該電子書籍に関する読書速度を計算し、当該読書速度に基づいて当該電子書籍に関する平均読書速度を計算し、当該電子書籍に対応する読書速度の標準偏差を計算する。
履歴情報解析部113は、履歴情報を受信するたびに、あるいは所定期間毎に、ユーザ(将来、m番目(コンテンツID=m)の電子書籍の購入を検討する第2のユーザ)毎の読書速度の平均偏差値や、電子書籍毎の平均読書速度や、電子書籍の読書速度の標準偏差を計算する。
より詳細には、履歴情報解析部113は、履歴情報を受信するたびに、あるいは所定期間毎に、以下の数(1)に基づいて、電子書籍サーバ100に格納されているm番目の電子書籍に関する読書速度の平均Vmを計算する。
Figure 2012027763
ここで、Vunは、n番目(ユーザID=n)のユーザ(既にm番目の電子書籍を読んでいる第1のユーザ)が、当該m番目の電子書籍を読んだときの読書速度である。電子書籍サーバ100に格納されているm番目の電子書籍は、N人のユーザ(第1のユーザ)が読んでいるものとする。
履歴情報解析部113は、履歴情報を受信するたびに、あるいは所定期間毎に、以下の数(2)に基づいて、電子書籍サーバ100に格納されているm番目の電子書籍に関する読書速度の標準偏差Smを計算する。
Figure 2012027763
履歴情報解析部113は、履歴情報を受信するたびに、所定期間毎に、あるいはユーザ(第2のユーザ)がホームページを要求してきた際に、以下の数(3)に基づいて、電子書籍サーバ100に格納されているp番目の電子書籍(第2のユーザが既に読んだ電子書籍)に関する複数のユーザ(第1のユーザ)の読書速度の偏差値Apを計算する。
Figure 2012027763
ここで、vpは、ユーザ(第2のユーザ)がp番目の電子書籍を読んだときにおける読書速度である。Vpは、p番目の電子書籍を読んだ全てのユーザ(第1のユーザ)に関する読書速度の平均である。Spは、電子書籍サーバ100に格納されているp番目の電子書籍に関する読書速度の標準偏差である。
履歴情報解析部113は、履歴情報を受信するたびに、所定期間毎に、あるいはユーザ(第2のユーザ)がホームページを要求してきた際に、以下の数(4)に基づいて、ユーザの読書速度の偏差値の平均値Aを計算する。
Figure 2012027763
ここで、ユーザ(第2のユーザ)は、既に、P冊の電子書籍を読んでいるものとする。
履歴情報解析部113は、ユーザ(第2のユーザ)がホームページを要求してきた際に、以下の数(5)に基づいて、当該ユーザ(第2のユーザ)が購入を検討するm番目の電子書籍を読むのに当該ユーザ(第2のユーザ)が要するであろう予想読書時間(必要時間)Tを計算する。
Figure 2012027763
ここで、Cは、m番目の電子書籍に含まれる文字数である。
ただし、ユーザ毎の読書速度の平均偏差値は、ユーザ情報管理部114が計算してもよい。そして、電子書籍毎の平均読書速度や、電子書籍毎の読書速度の標準偏差は、コンテンツ管理部117が計算してもよい。
また、電子書籍サーバ100のCPU110は、文字数に基づいて予想読書時間Tを計算する代わりに、ページ数に基づいて予想読書時間を計算してもよい。たとえば、読書速度の単位は、文字数/秒の代わりに、ページ/分であってもよい。
そして、電子書籍サーバ100のCPU110は、第1および第2のユーザからのデータのうち、読了フラグがONであるデータのみに基づいて、ユーザの平均偏差値、電子書籍毎の平均読書速度、電子書籍毎の読書速度の標準偏差、予想読書時間(必要時間)を計算してもよい。あるいは、電子書籍サーバ100のCPU110は、読了フラグにかかわらず、第1および第2のユーザからのデータに基づいて、ユーザの平均偏差値、電子書籍毎の平均読書速度、電子書籍毎の読書速度の標準偏差、予想読書時間(必要時間)を計算してもよい。
サービス画面生成部115は、通信インターフェイス101を介して、閲覧装置200からホームページの要求を受け付けたときに、図2に示すようなホームページを作成する。本実施の形態においては、サービス画面生成部115は、ホームページを要求してきたユーザ、すなわち、電子書籍の購入を検討しているユーザに対応したホームページを作成する。
より詳細には、サービス画面生成部115は、コンテンツデータベース105Cから、ユーザが購入を検討している電子書籍のそれぞれに関する平均読書速度と標準偏差とを読み出す。サービス画面生成部115は、ユーザ情報データベース105Bから、ユーザに関する読書速度の平均偏差値を読み出す。サービス画面生成部115は、電子書籍毎に、平均読書速度と標準偏差と読書速度の平均偏差値とに基づいて、ユーザが当該電子書籍を読むのに必要な予想読書時間を算出する。サービス画面生成部115は、販売したい電子書籍毎に、電子書籍を表わす画像、タイトル、著者名、出版社名、予想読書時間を含むホームページを作成する。
ホームページ配信部116は、通信インターフェイス101を介して、当該ホームページを閲覧装置200へと送信する。
コンテンツ配信部118は、通信インターフェイス101を介して、閲覧装置200からの電子書籍の要求を受け付ける。コンテンツ配信部118は、当該要求に応じて、通信インターフェイス101を介して、閲覧装置200に電子書籍をダウンロードする。
制御部119は、履歴情報受信部111と、履歴情報管理部112と、履歴情報解析部113と、ユーザ情報管理部114と、サービス画面生成部115と、ホームページ配信部116と、コンテンツ管理部117と、コンテンツ配信部118とを制御する。
<閲覧装置200の構成>
本実施の形態に係る閲覧装置200の構成について説明する。閲覧装置200のユーザは、電子書籍の配信サービスにユーザ登録を行うことによって、当該配信サービスを利用する。図8は、本実施の形態に係る閲覧装置200のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図8を参照して、閲覧装置200は、通信インターフェイス201と、ディスプレイ202と、ボタン204と、メモリ205と、タブレット206と、カードインターフェイス207と、CPU(Central Processing Unit)210とを含む。
通信インターフェイス201は、CPU210によって制御されることによって、インターネット300やLANやWAMなどのネットワークを介して、電子書籍サーバ100とデータを送受信する。通信インターフェイス201は、CPU210からのデータを、ネットワークを介して、電子書籍サーバ100へと送信する。通信インターフェイス201は、電子書籍サーバ100からのデータを、CPU210に入力する。
ディスプレイ202は、CPU210からのデータに基づいて、画像やテキストを表示する。
ボタン204とは、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU210に入力する。
メモリ205は、各種のRAMやROMなどによって実現される。メモリ205は、CPU210によって実行されるプログラムや、電子書籍を販売するためのホームページの内容や、ダウンロードした(購入した)電子書籍などを記憶する。
タブレット206は、ユーザの指やスタイラスペンによるタッチ操作を検出して、タッチ座標などをCPU210に入力する。本実施の形態においては、ディスプレイ202の表面にタブレット206が敷設されている。すなわち、本実施の形態においては、ディスプレイ202とタブレット206とがタッチパネル203を構成する。
CPU210は、各種のプログラムを実行する。より詳細には、CPU210は、メモリ205に記憶されている各種のプログラムを実行する。CPU210は、タッチパネル203やボタン204を介して、ユーザからの命令を受け付ける。CPU210は、ユーザからの命令や動作に基づいてプログラムを実行することによって、後述するような機能を実現する。
閲覧装置200における処理は、各ハードウェアおよびCPU210により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、メモリ205に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、記憶媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。
このようなソフトウェアは、カードインターフェイス207などの読取装置を利用することによって、メモリカード227などの記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信インターフェイス201を利用することによってダウンロードされて、メモリ205に一旦格納される。CPU210は、ソフトウェアを実行可能なプログラムの形式でメモリ205に格納してから、当該プログラムを実行する。
なお、記憶媒体については、電子書籍サーバ100のそれと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。また、ここでいうプログラムとは、CPU210により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
次に、本実施の形態に係る閲覧装置200の機能構成について説明する。図9は、本実施の形態に係る閲覧装置200の機能構成を表わすブロック図である。
図9を参照して、閲覧装置200は、コンテンツ表示部211と、履歴情報管理部212と、履歴情報取得部213と、履歴情報送信部214と、コンテンツ管理部215と、ホームページ受信部216と、コンテンツ受信部217と、制御部219と、履歴情報データベース205Aと、コンテンツデータベース205Cとを含む。
コンテンツ表示部211と、履歴情報管理部212と、履歴情報取得部213と、履歴情報送信部214と、コンテンツ管理部215と、ホームページ受信部216と、コンテンツ受信部217と、制御部219とは、CPU210などによって実現される機能である。より詳細には、CPU210が有する各機能は、CPU210がメモリ205などに記憶されるプログラムを実行することによって実現される機能である。ただし、コンテンツ表示部211と、履歴情報管理部212と、履歴情報取得部213と、履歴情報送信部214と、コンテンツ管理部215と、ホームページ受信部216と、コンテンツ受信部217と、制御部219の一部または全部が、ハードウェア回路によって実現されてもよい。
履歴情報データベース205Aと、コンテンツデータベース205Cとは、メモリ205、HDD206、メモリカード227などの記録媒体に格納されたり、更新されたりする。
コンテンツ表示部211は、ユーザからの命令に応じて、メモリ205から電子書籍を読み出す。コンテンツ表示部211は、ディスプレイ202(タッチパネル203)を介して、電子書籍を表示する。コンテンツ表示部211は、タブレット206(タッチパネル203)を介して、ユーザから、ページをめくる命令を受け付けて、次ページを表示する。
履歴情報管理部212は、ページをめくる度に、先のページの閲覧時間(読書時間)を履歴情報データベース205Aに格納する。
図10は、本実施の形態に係る履歴情報データベース205Aを示すイメージ図である。図10を参照して、履歴情報データベース205Aは、電子書籍毎に、コンテンツIDと、ページ毎に要した閲覧時間とを格納する。
履歴情報取得部213は、ユーザが電子書籍の閲覧アプリケーションを終了する際に、たとえば閲覧装置200が電子書籍閲覧ウィンドウの表示を終了する際に、履歴情報データベース205Aを参照して、今回の読書(電子書籍の表示)に関するページ毎の閲覧時間を取得する。
履歴情報送信部214は、通信インターフェイス201を介して、今回の読書に関するページ毎の閲覧時間を電子書籍サーバ100に送信する。ただし、履歴情報送信部214は、通信インターフェイス201を介して、更新後のコンテンツデータベース205Cの平均読書速度、読書速度の標準偏差を電子書籍サーバ100に送信する。
コンテンツ管理部215は、電子書籍サーバ100から電子書籍をダウンロードしたときに、コンテンツデータベース205Cに電子書籍に関するデータを格納する。コンテンツ管理部215は、ユーザが電子書籍の閲覧を終了した際に、すなわち閲覧装置200が電子書籍の表示を終了した際に、今回の読書に関するページ毎の閲覧時間に基づいて、コンテンツデータベース205Cを更新する。
図11は、本実施の形態に係るコンテンツデータベース205Cを示すイメージ図である。図11を参照して、コンテンツデータベース205Cは、電子書籍毎に、コンテンツID、ページ数、タイトル、著者名、ページ毎の文字数、合計文字数、平均読書速度、読書速度の標準偏差を含む。
より詳細には、コンテンツ管理部215は、電子書籍サーバ100から電子書籍をダウンロードしたときに、コンテンツデータベース205Cに、電子書籍毎に、コンテンツID、ページ数、タイトル、著者名、ページ毎の文字数、合計文字数を格納する。コンテンツ管理部215は、ユーザが電子書籍の閲覧アプリケーションを終了する際に、すなわち閲覧装置200が電子書籍の表示を終了する際に、今回の読書に関するページ毎の閲覧時間に基づいて、コンテンツデータベース205Cの平均読書速度、読書速度の標準偏差を更新する。
ホームページ受信部216は、通信インターフェイス201を介して、電子書籍サーバ100から電子書籍を購入するためのホームページを受信する。コンテンツ表示部211は、ディスプレイ202を介して、ホームページを表示する。
コンテンツ受信部217は、タッチパネル203を介して、ユーザから電子書籍を選択するための命令を受け付ける。コンテンツ受信部217は、通信インターフェイス201を介して、閲覧装置200から電子書籍を受信する。コンテンツ受信部217は、受信した電子書籍をメモリ205に格納する。
制御部219は、コンテンツ表示部211と、履歴情報管理部212と、履歴情報取得部213と、履歴情報送信部214と、コンテンツ管理部215と、ホームページ受信部216と、コンテンツ受信部217を制御する。
<コンテンツ表示処理>
次に、本実施の形態に係る閲覧装置200におけるコンテンツ表示処理について説明する。図12は、閲覧装置200におけるコンテンツ表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
図12を参照して、CPU210は、メモリ205から電子書籍を読み出して、ディスプレイ202に当該電子書籍を表示させる(ステップS102)。CPU210は、タッチパネル203あるいはボタン204を介して、ユーザからコンテンツの表示を終了する旨の命令を受け付けたか否かを判断する(ステップS104)。
CPU210は、コンテンツの表示を終了するための命令を受け付けなかった場合(ステップS104にてNOである場合)、メモリ205から履歴情報を読み出す(ステップS106)。CPU210は、ステップS102からの処理を繰り返す。
CPU210は、コンテンツの表示を終了するための命令を受け付けた場合(ステップS104にてYESである場合)、履歴情報に基づいて、履歴情報データベース205Aを更新する(ステップS108)。CPU210は、タッチパネル203またはボタン204を介して、ユーザから次のコンテンツを表示するための命令を受け付けたか否かを判断する(ステップS110)。CPU110は、次のコンテンツを表示するための命令を受け付けた場合(ステップS110にてYESである場合)、ステップS102からの処理を繰り返す。
CPU210は、次のコンテンツを表示するための命令を受け付けなかった場合(ステップS110にてNOである場合)、コンテンツ表示アプリケーションを終了する(ステップS112)。CPU210は、通信インターフェイス201を用いて、電子書籍サーバ100へ履歴情報を送信する(ステップS114)。
CPU210は、通信インターフェイス201を用いて、履歴情報の送信に成功したか否かを判断する(ステップS116)。CPU210は、履歴情報の送信に失敗した場合(ステップS116にてNOである場合)、コンテンツ表示処理を終了する。
CPU210は、履歴情報の送信に成功した場合(ステップS116にてYESである場合)、メモリ205の履歴情報を削除する(ステップS118)。CPU210は、コンテンツ表示処理を終了する。
<履歴情報処理>
次に、本実施の形態に係る電子書籍サーバ100における履歴情報処理について説明する。図13は、電子書籍サーバ100における履歴情報処理の処理手順を示すフローチャートである。
図13を参照して、CPU110は、通信インターフェイス101を用いて、閲覧装置200から履歴情報を受信する(ステップS202)。CPU110は、履歴情報登録処理(ステップS300)を実行する。なお履歴情報登録処理(ステップS300)については後述する。
CPU110は、読了判定処理(ステップS400)を実行する。なお、読了判定処理(S400)については後述する。
CPU110は、履歴情報処理を終了する。
<履歴情報登録処理>
次に、本実施の形態に係る電子書籍サーバ100における履歴情報登録処理について説明する。図14は、電子書籍サーバ100における履歴情報登録処理の処理手順を示すフローチャートである。
図14を参照して、CPU110は、メモリ105を参照して、対象となるコンテンツIDのコンテンツのページ数を取得する(ステップS302)。メモリ105の変数pにページ数を代入する。
CPU110は、メモリ105の変数nに1を代入する(ステップS304)。CPU110は、メモリ105を参照して、対象となる履歴情報が存在するか否かを判断する(ステップS306)。
CPU110は、メモリ105に対象となる履歴情報が存在する場合(ステップS306にてYESである場合)、対象となる履歴情報をメモリ105から読み出す(ステップS308)。CPU110は、メモリ105を参照して、nページ目の読書時間データが存在するか否かを判断する(ステップS310)。CPU110は、メモリ105にnページ目の読書時間データが存在しない場合(ステップS310にてNOである場合)、ステップS320からの処理を実行する。
CPU110は、メモリ105にnページ目の読書時間データが存在する場合(ステップS310にてYESである場合)、読書時間が5秒以上か否かを判断する(ステップS312)。CPU110は、読書時間が5秒未満である場合(ステップS312にてNOである場合)、ステップS320からの処理を実行する。
ここでは、閾値を5秒としているが、他の値であってもよい。たとえば、CPU110が、書籍毎に1ページ当たりの文字数を所定値で除し、当該所定値を書籍に対応付けてメモリ105に記憶するものであってもよい。
CPU110は、読書時間が5秒以上である場合(ステップS312にてYESである場合)、当該nページ目の読書時間データが履歴情報として登録済みであるか否かを判断する(ステップS314)。CPU110は、読書時間データが登録済みである場合(ステップS314にてYESである場合)、メモリ105のnページ目の読書時間データを更新する(ステップS316)。CPU110は、ステップS320からの処理を実行する。
CPU110は、読書時間データが登録済みでない場合(ステップS314にてNOである場合)、メモリ105に、nページ目の読書時間データを新規登録する(ステップS318)。CPU110は、変数nをインクリメントする(ステップS320)。CPU110は、変数n≦変数pであるか否かを判断する(ステップS322)。
CPU110は、変数n≦変数pである場合(ステップS322にてYESである場合)、ステップS310からの処理を繰り返す。CPU110は、変数n>変数pである場合(ステップS322にてNOである場合)、履歴情報登録処理を終了する。
一方、メモリ105に対象となる履歴情報が存在しない場合(ステップS306にてNOである場合)、CPU110は、メモリ105にnページ目の読書時間データが存在するか否かを判断する(ステップS324)。CPU110は、メモリ105にnページ目の読書時間データが存在しない場合(ステップS324にてNOである場合)、CPU110は、ステップS330からの処理を実行する。
CPU110は、メモリ105にnページ目の読書時間データが存在する場合(ステップS324にてYESである場合)、当該読書時間が5秒以上であるか否かを判断する(ステップS326)。CPU110は、読書時間データが5秒未満である場合(ステップS326にてNOである場合)、ステップS330からの処理を実行する。
CPU110は、読書時間が5秒以上である場合(ステップS326にてYESである場合)、CPU110は、メモリ105にnページ目の読書時間データを新規登録する(ステップS328)。CPU110は、変数nをインクリメントする(ステップS330)。CPU110は、変数n≦変数pであるか否かを判断する(ステップS332)。
CPU110は、変数n≦変数pである場合(ステップS332にてYESである場合)、ステップS324からの処理を繰り返す。CPU110は、変数n>変数pである場合(ステップS332にてNOである場合)、履歴情報登録処理を終了する。
なお、本実施の形態においては、CPU110は、ページ毎の読書時間を取得しているが、CPU110はページ毎の読書速度(文字数/時間)を取得あるいは計算してもよい。この場合には、CPU110は、ステップS326において、読書速度が閾値(たとえば、500語/sec)以上であるか否かを判断すればよい。
<読了判定処理>
次に、本実施の形態に係る電子書籍サーバ100における読了判定処理について説明する。図15は、電子書籍サーバ100における読了判定処理の処理手順を示すフローチャートである。
図15を参照して、CPU110は、対象となるコンテンツIDのコンテンツのページ数を取得する(ステップS402)。CPU110は、変数nに1を代入し、変数xに0を代入する(ステップS404)。
CPU110は、メモリ105から対象となる履歴情報を読み出す(ステップS406)。CPU110は、読了フラグが1であるか否か否かを判断する(ステップS407)。CPU110は、読了フラグが1である場合(ステップS407においてYESである場合)、読了判定処理を終了する。
CPU110は、読了フラグが1でない場合(ステップS407においてNOである場合)、メモリ105にnページ目の読書時間データが存在するか否かを判断する(ステップS408)。CPU110は、メモリ105にnページ目の読書時間データが存在しない場合(ステップS408にてNOである場合)、ステップS414からの処理を実行する。
CPU110は、メモリ105にnページ目の読書時間データが存在する場合(ステップS408にてYESの場合)、当該読書時間が30秒以上であるか否かを判断する(ステップS410)。CPU110は、読書時間が30秒未満である場合(ステップS410にてNOである場合)、ステップS414からの処理を実行する。
CPU110は、読書時間が30秒以上である場合(ステップS410にてYESである場合)、変数xをインクリメントする(ステップS412)。CPU110は、変数nをインクリメントする(ステップS414)。CPU110は、変数n≦変数pであるか否かを判断する(ステップS416)。CPU110は、変数n≦変数pである場合(ステップS416にてYESである場合)、ステップS408からの処理を繰り返す。
CPU110は、変数n>変数pである場合(ステップS416にてNOである場合)、x/p×100≧90であるか否かを判断する(ステップS418)。CPU110は、x/p×100<90である場合(ステップS418にてNOである場合)、読了判定処理を終了する。
CPU110は、x/p×100≧90である場合(ステップS418にてYESである場合)、メモリの読了フラグを「1」に設定する(ステップS420)。CPU110は、読了時間を集計して当該読了時間をメモリ105に登録する(ステップS422)。CPU110は、読了判定処理を終了する。
<コンテンツ速度処理>
次に、本実施の形態に係る電子書籍サーバ100におけるコンテンツ速度処理について説明する。図16は、電子書籍サーバ100におけるコンテンツ速度処理の処理手順を示すフローチャートである。
図16を参照して、CPU110は、メモリ105のコンテンツデータベース105Cに登録されているコンテンツ情報の数を取得する(ステップS502)。なお、以下では変数i=コンテンツ情報の数である。CPU110は、メモリ105の変数jに1を代入する(ステップS504)。
CPU110は、平均算出処理(ステップS600)を実行する。なお平均算出処理(ステップS600)については後述する。
CPU110は、変数jをインクリメントする(ステップS602)。CPU110は、変数j≦変数iであるか否かを判断する(ステップS604)。CPU110は、変数j≦変数iである場合(ステップS604にてYESである場合)、平均算出処理(ステップS600)から繰り返す。CPU110は、変数j>変数iである場合(ステップS604にてNOである場合)、コンテンツ速度処理を終了する。
<平均算出処理>
次に、本実施の形態に係る電子書籍サーバ100における平均算出処理について説明する。図17は、電子書籍サーバ100における平均算出処理の処理手順を示すフローチャートである。
図17を参照して、CPU110は、メモリ105を参照して、指定されたコンテンツ情報のコンテンツIDと、当該コンテンツIDに対応する文字数とを取得する(ステップS602)。CPU110は、変数cに文字数を代入する。
CPU110は、メモリ105の変数Vに0を代入し、変数nに0を代入する(ステップS604)。CPU110は、履歴情報データベース105Aを参照して、コンテンツIDが一致する履歴情報を取得する(ステップS606)。CPU110は、変数kに履歴情報の数を代入する。
CPU110は、メモリ105の変数lに1を代入する(ステップS608)。CPU110は、メモリ105を参照して、l番目の読了フラグの値が「1」であるか否かを判断する(ステップS610)。CPU110は、読了フラグの値が「1」である場合(ステップS620にてYESである場合)、メモリ105を参照して、l番目の履歴情報の読了時間を取得する(ステップS612)。
CPU110は、変数tに読了時間を代入する。CPU110は、v=c/tに基づいて、読書速度を計算する(ステップS614)。CPU110は、ステップS638からの処理を実行する。
CPU110は、読了フラグの値が「1」でない場合(ステップS610にてNOである場合)、メモリ105の変数c1に0を代入し、変数t1に0を代入する(ステップS618)。CPU110は、メモリ105のコンテンツデータベース105Cを参照して、対象となるコンテンツのページ数を取得する(ステップS620)。CPU110は、変数mにページ数を代入する。
CPU110は、変数pに1を代入する(ステップS622)。CPU110は、メモリ105を参照して、読了時間データが存在するか否かを判断する(ステップS624)。CPU110は、メモリ105に読了時間が存在しない場合(ステップS624にてNOである場合)、ステップS632からの処理を実行する。
CPU110は、メモリ105に読了時間が存在する場合(ステップS624にてYESである場合)、メモリ105のコンテンツデータベース105Cを参照して、対象となる電子書籍のpページ目の文字数を取得する(ステップS626)。CPU110は、変数c2に文字数を代入する。
CPU110は、メモリ105の履歴情報データベース105Aを参照して、対象となる電子書籍のpページ目の読書時間データを取得する(ステップS628)。CPU110は、変数t2に読書時間を代入する。
CPU100は、メモリ105の変数c1にc1+c2を代入し、変数t1にt1+t2を代入する(ステップS630)。CPU110は、メモリの変数pをインクリメントする(ステップS632)。
CPU110は、変数p≦変数mであるか否かを判断する(ステップS634)。CPU110は、変数p≦変数mである場合(ステップS634にてYESである場合)、ステップS624からの処理を繰り返す。CPU110は、変数p>変数mである場合(ステップS634にてNOである場合)、v=c1/t1に基づいて、読書速度を計算する(ステップS636)。
CPU110は、メモリ105の履歴情報データベース105Aに読書速度を登録する(ステップS638)。CPU110は、メモリ105の変数VにV+vを代入する(ステップS640)。
CPU110は、変数nをインクリメントする(ステップS642)。CPU110は、変数lをインクリメントする(ステップS644)。
CPU110は、変数l≦変数kであるか否かを判断する(ステップS646)。CPU110は、変数l≦変数kである場合(ステップS646にてYESである場合)、ステップS610からの処理を繰り返す。
CPU110は、変数l>変数kである場合(ステップS646にてNOである場合)、平均読書速度=V/nに基づいて、平均読書速度を計算する(ステップS648)。CPU110は、メモリ105のコンテンツデータベース105Cに平均読書速度を登録する(ステップS650)。
<コンテンツ標準偏差処理>
次に、本実施の形態に係る電子書籍サーバ100におけるコンテンツ標準偏差処理について説明する。図18は、電子書籍サーバ100におけるコンテンツ標準偏差処理の処理手順を示すフローチャートである。
図18を参照して、CPU110は、メモリ105のコンテンツデータベース105Cに登録されているコンテンツ情報の数を取得する(ステップS702)。CPU110は、変数iにコンテンツ情報の数を代入する。
CPU110は、メモリ105の変数jに1を代入する(ステップS704)。CPU110は、メモリ105のコンテンツデータベース105Cを参照して、j番目のコンテンツ情報のコンテンツIDと、当該コンテンツIDに対応する平均読書速度とを取得する(ステップS706)。CPU110、Vに平均読書速度を代入する。
CPU110は、メモリ105の変数Xに0を代入し、変数nに0を代入する(ステップS708)。CPU110は、メモリ105の履歴情報データベース105Aを参照して、コンテンツIDが一致する履歴情報を取得する(ステップS710)。なお、CPU110は、変数kに履歴情報の数を代入する。
CPU110は、メモリ105の変数lに1を代入する(ステップS712)。CPU110は、メモリ105を参照して、l番目の履歴情報の読書速度を取得する(ステップS714)。CPU110は、変数vに読書速度を代入する。
CPU110は、X=X+(v−V)(v−V)を計算する(ステップS716)。CPU110は、メモリ105の変数nをインクリメントする(ステップS718)。CPU110は、メモリ105の変数lをインクリメントする(ステップS720)。
CPU110は、変数l≦変数kであるか否かを判断する(ステップS726)。CPU110は、変数l≦変数kである場合(ステップS726にてYESである場合)、ステップS714からの処理を繰り返す。
CPU110は、変数l>変数kである場合(ステップS726にてNOである場合)、読書速度の標準偏差を計算する(ステップS728)。CPU110は、メモリ105のコンテンツデータベース105Cに読書速度の標準偏差を登録する(ステップS730)。CPU110は、変数jをインクリメントする(ステップS732)。
CPU110は、変数j≦変数iであるか否かを判断する(ステップS734)。CPU110は、変数j≦変数iである場合(ステップS734にてYESである場合)、ステップS706からの処理を繰り返す。CPU110は、変数j>変数iである場合(ステップS734にてNOである場合)、コンテンツ標準偏差処理を終了する。
<コンテンツ偏差値処理>
次に、本実施の形態に係る電子書籍サーバ100におけるコンテンツ偏差値処理について説明する。図19は、電子書籍サーバ100におけるコンテンツ偏差値処理の処理手順を示すフローチャートである。
図19を参照して、CPU110は、メモリ105の履歴情報データベース105Aに登録されている履歴情報の数を取得する(ステップS802)。CPU110は、変数iに履歴情報の数を代入する。CPU110は、メモリ105の変数jに1を代入する(ステップS804)。
CPU110は、j番目の履歴情報のコンテンツIDと当該コンテンツIDに対応する読書速度とを取得する(ステップS806)。COU110は、変数vに読書速度を代入する。
CPU110は、メモリ105のコンテンツデータベース105Cのコンテンツ情報に基づいて、対象となるコンテンツIDに対応する平均読書速度と標準偏差とを取得する(ステップS808)。CPU110は、Vに平均読書速度を代入し、Sに標準偏差を代入する。
CPU110は、数(3)に基づいて、読書速度偏差値を計算する(ステップS810)。CPU110は、読書速度偏差値をメモリ105の履歴情報データベース105Aに登録する(ステップS812)。
CPU110は、メモリ105の変数jをインクリメントする(ステップS814)。CPU110は、変数j≦変数iであるか否かを判断する(ステップS816)。CPU110は、変数j≦変数iである場合(ステップS816にてYESである場合)、ステップS806からの処理を繰り返す。
CPU110は、変数j>変数iである場合(ステップS816にてNOである場合)、コンテンツ偏差値処理を終了する。
<ユーザ偏差値処理>
次に、本実施の形態に係る電子書籍サーバ100におけるユーザ偏差値処理について説明する。図20は、電子書籍サーバ100におけるユーザ偏差値処理の処理手順を示すフローチャートである。
図20を参照して、CPU110は、メモリ105のユーザ情報データベース105Bに登録されているユーザ情報の数を取得する(ステップS902)。CPU110は、変数iにユーザ情報の数を代入する。
CPU110は、メモリ105の変数jに1を代入する(ステップS904)。CPU110は、j番目のユーザ情報のユーザIDを取得する(ステップS906)。CPU110は、メモリ105の変数Aに0を代入し、変数nに0を代入する(ステップS908)。CPU110は、メモリ105の履歴情報データベース105Aを参照して、ユーザIDが一致する履歴情報を取得する(ステップS910)。CPU110は、変数kに履歴情報の数を代入する。
CPU110は、メモリ105の変数lに1を代入する(ステップS912)。CPU110は、l番目の履歴情報の偏差値を取得する(ステップS914)。CPU110は、変数aに偏差値を代入する。CPU110は、変数AにA+aを代入する(ステップS916)。CPU110は、変数mをインクリメントする(ステップS918)。CPU110は、変数lをインクリメントする(ステップS920)。
CPU110は、変数l≦変数kであるか否かを判断する(ステップS922)。CPU110は、変数l≦変数kである場合(ステップS922にてYESである場合)、ステップS914からの処理を繰り返す。
CPU110は、変数l>変数kである場合(ステップS922にてNOである場合)、数(4)に基づいて、平均偏差値を計算する(ステップS924)。CPU110は、メモリ105のユーザ情報データベース105Bに平均偏差値を登録する(ステップS926)。CPU110は、メモリ105の変数jをインクリメントする(ステップS928)。
CPU110は、変数j≦変数iであるか否かを判断する(ステップS930)。CPU110は、変数j≦変数iである場合(ステップS930にてYESである場合)、ステップS906からの処理を繰り返す。CPU110は、変数j>変数iである場合(ステップS930にてNOである場合)、ユーザ偏差値処理を終了する。
<その他の実施の形態>
本発明は、記事表示装置やサーバにプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電子書籍システム、100 電子書籍サーバ、101 通信インターフェイス、102 ディスプレイ、103 マウス、104 キーボード、105 メモリ、105A 履歴情報データベース、105B ユーザ情報データベース、105C コンテンツデータベース、107 インターフェイス、111 履歴情報受信部、112 履歴情報管理部、113 履歴情報解析部、114 ユーザ情報管理部、115 サービス画面生成部、116 ホームページ配信部、117 コンテンツ管理部、118 コンテンツ配信部、119 制御部、200 閲覧装置、200X 携帯電話、200Y パーソナルコンピュータ、200Z 携帯端末、201 通信インターフェイス、202 ディスプレイ、202a ユーザ名、202b タイトル、202c 予想読書時間(必要時間)、202d 購入ボタン、202e 画像、203 タッチパネル、204 ボタン、205 メモリ、205A 履歴情報データベース、205C 電子書籍データベース、206 タブレット、207 カードインターフェイス、211 コンテンツ表示部、212 履歴情報管理部、213 履歴情報取得部、214 履歴情報送信部、215 コンテンツ管理部、216 ホームページ受信部、217 コンテンツ受信部、219 制御部、227 メモリカード、300 インターネット。

Claims (10)

  1. 第1および第2の端末と接続するための通信インターフェイスと、
    プロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、
    前記通信インターフェイスを介して、前記第1の端末から第1の電子書籍に関する第1の読書時間および第1の読書速度の少なくともいずれかを受信し、
    前記第1の読書時間および前記第1の読書速度の少なくともいずれかに基づいて、前記第1の電子書籍を閲覧するために要する必要時間を計算し、
    前記必要時間と前記第1の電子書籍を特定するための情報とを対応付けて前記第2の端末へと送信する、電子書籍サーバ。
  2. 前記プロセッサは、複数の前記第1の端末からの前記第1の電子書籍の全体に対応する前記第1の読書時間の平均値および前記第1の読書速度の平均値の少なくともいずれかに基づいて、前記必要時間を計算する、請求項1に記載の電子書籍サーバ。
  3. 前記プロセッサは、複数の前記第1の端末からの前記第1の電子書籍の一部に対応する前記第1の読書時間および前記第1の読書速度の少なくともいずれかと、前記第1の電子書籍の一部に含まれる文字数と、前記第1の電子書籍の全体に含まれる文字数と、に基づいて、前記必要時間を計算する、請求項1または2に記載の電子書籍サーバ。
  4. 前記プロセッサは、
    前記第1の端末のユーザによって前記第1の電子書籍が読了されたか否かを判断し、
    前記第1の電子書籍を未だ読了していないユーザに対応する前記第1の端末からの前記第1の読書時間および前記第1の読書速度の少なくともいずれかを前記必要時間の計算に採用し、
    前記第1の電子書籍を既に読了したユーザに対応する前記第1の端末からの前記第1の読書時間および前記第1の読書速度の少なくともいずれかを前記必要時間の計算に採用しない、請求項3に記載の電子書籍サーバ。
  5. 前記プロセッサは、
    前記第1の端末からの前記第1の電子書籍の一部に対応する前記第1の読書時間が所定時間以上である場合に、当該一部に対応する前記第1の読書時間を前記必要時間の計算に採用し、
    前記第1の端末からの前記第1の電子書籍の一部に対応する前記第1の読書時間が所定時間未満である場合に、当該一部に対応する前記第1の読書時間を前記必要時間の計算に採用しない、請求項3に記載の電子書籍サーバ。
  6. 前記プロセッサは、
    前記第1の端末からの前記第1の電子書籍の一部に対応する前記第1の読書速度が所定速度未満である場合に、当該一部に対応する前記第1の読書速度を前記必要時間の計算に採用し、
    前記第1の端末からの前記第1の電子書籍の一部に対応する前記第1の読書速度が所定速度以上である場合に、当該一部に対応する前記第1の読書速度を前記必要時間の計算に採用しない、請求項3に記載の電子書籍サーバ。
  7. 前記プロセッサは、
    前記通信インターフェイスを介して、前記第2の端末から第2の電子書籍の全体または一部に対応する第2の読書速度を受信し、
    前記第1の読書時間と前記第1の読書速度と前記第2の読書速度とに基づいて、前記第2の端末のユーザが前記第1の電子書籍を閲覧するために要する前記必要時間を計算する、請求項1から6のいずれかに記載の電子書籍サーバ。
  8. 前記第1の電子書籍を記憶するためのメモリをさらに備え、
    前記プロセッサは、前記通信インターフェイスを介して、前記第2の端末からの購入要求に応じて、前記第2の端末に前記第1の電子書籍をダウンロードする、請求項1から7のいずれかに記載の電子書籍サーバ。
  9. 第1の電子書籍を記憶するためのメモリと、通信インターフェイスと、プロセッサとを含む電子書籍サーバにおける情報処理方法であって、
    前記プロセッサが、前記通信インターフェイスを介して、第1の端末から前記第1の電子書籍に関する第1の読書時間および第1の読書速度の少なくともいずれかを受信するステップと、
    前記プロセッサが、前記第1の読書時間および前記第1の読書速度の少なくともいずれかに基づいて、前記第1の電子書籍を閲覧するために要する必要時間を計算するステップと、
    前記プロセッサが、前記必要時間と前記第1の電子書籍を特定するための情報とを対応付けて第2の端末へと送信するステップとを備える、情報処理方法。
  10. 第1および第2の端末と電子書籍サーバとを備える電子書籍システムであって、
    前記第1の端末は、
    前記電子書籍サーバから第1の電子書籍をダウンロードし、
    前記電子書籍サーバに前記第1の電子書籍に関する第1の読書時間および第1の読書速度の少なくともいずれかを送信し、
    前記電子書籍サーバは、
    前記第1の読書時間および前記第1の読書速度の少なくともいずれかに基づいて、前記第1の電子書籍を閲覧するために要する必要時間を計算し、
    前記必要時間と前記第1の電子書籍を特定するための情報とを対応付けて前記第2の端末へと送信し、
    前記第2の端末は、前記必要時間と前記第1の電子書籍を特定するための情報とを対応付けて表示する、電子書籍システム。
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