JP2012022792A - 非水電解質蓄電デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】正極と負極とセパレータと非水電解質とを備え、正極および/または負極が備える集電体を多孔としながらも、蓄電デバイスにおいて電子の伝導経路となる、集電体およびリードを含む部分の抵抗(集電抵抗)を低下させた蓄電デバイスを提供する。
【解決手段】正極および負極の少なくとも一方が、多孔かつ帯状の集電体と、集電体に接続された2以上のリードとを備え、当該リードは、集電体の長さ方向に互いに間隔を置いて配置され、集電体の幅Wに対する長さ方向について隣り合うリードの中心間距離Lの比が2≦L/W≦6の関係を満たし、集電体における長さ方向の体積抵抗率RLに対する幅方向の体積抵抗率RTの比が4.5≦T/RL≦6.5の関係を満たし、集電体の幅Wに対する幅方向についてのリードと集電体との接続部分の長さYの比が0.5≦Y/W≦0.8の関係を満たす蓄電デバイスとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、非水電解質を電解質に用いた蓄電デバイス(非水電解質蓄電デバイス)に関し、特に、リチウムイオン電池およびリチウムイオンキャパシタに代表されるリチウムイオン蓄電デバイスに関する。
リチウムイオン電池およびリチウムイオンキャパシタに代表される非水電解質蓄電デバイスは高容量かつ軽量である。この特長に着目して、電気自動車およびハイブリッド自動車に使用する車両用電源あるいは住宅のエネルギーマネジメントシステム用電源への非水電解質蓄電デバイスの利用が検討されている。従来、小型のリチウムイオン電池が、デジタルビデオカメラ、パソコンなどの電子機器に広く使用されている。しかし、車両用電源および住宅用電源への使用に際しては、蓄電デバイスのさらなる大型化および高容量化が必要である。特に車両用電源に用いる場合、数秒程度の短い時間の間に大電力の充放電が繰り返されるため、高出力化も併せて要求される。
高出力を実現する技術の一つは、集電抵抗の低減である。
特許文献1には、集電抵抗の低減によって高出力を得るために、帯状の正極集電体および負極集電体に接続するリードの本数を定めた非水電解質二次電池が開示されている。
特許文献2には、集電抵抗の分布を平坦化させるために、正極集電体に接続するリードの位置と、負極集電体に接続するリードの位置との関係を、正極板および負極板が重なり合った状態(二次電池としての使用のために巻回された極板群を展開した状態)において定めたリチウム二次電池が開示されている。
特許文献3には、巻回した極板群の内周から外周へ一列となるようにリードが配置された円筒形二次電池であって、極板群の巻き終わり側の電気抵抗を低下させ、活物質の利用の均一化を図るために、空隙を有する集電体であって巻き終わり側の空隙率が巻き始め側よりも小さい集電体を備える二次電池を開示する。
特許文献4には、炭素材料を負極活物質として用いた非水電解質二次電池であって、充放電に伴う炭素層のひび割れおよび集電体からの剥離を防ぎ、高エネルギー密度および安定した電池特性を確保するために、特定の形状を有するエキスパンドメタルを負極集電体に用いた二次電池を開示する。エキスパンドメタルは、エキスパンデッドメタルあるいはラスメタルともいう。
特許文献5には、活物質層の脱落を抑制し、集電効果を改善するために、極板芯体に菱形開孔を有したラス板を用いるとともに、当該開孔の長径方向に電流導出部を設けた電池用電極板が開示されている。
特許文献6には、正極と負極とを短絡させた後の正極および負極電位が2.0V以下となるように、予め、負極および/または正極に対してリチウムイオンがドープされたリチウムイオンキャパシタであって、電極の生産性を向上させ、エネルギー密度および内部抵抗を改善するために、内接円の平均直径が100μm以下である多数の貫通孔を有する集電体を用いたキャパシタが開示されている。
特開平11-233148号公報 特開2000-182656号公報 特開2001-143712号公報 特開平10-50319号公報 実願昭59-140501号(実開昭61-54670号)のマイクロフィルム 国際公開第2007/055358号パンフレット
集電体と活物質層との良好な接合は、蓄電デバイスにおける集電抵抗の低減に寄与する。両者の良好な接合は、例えば、エキスパンドメタルあるいはパンチングメタルに代表される、貫通孔が無数に形成された多孔の集電体により実現される。しかし一方で、集電体を多孔とすることによる集電体自体の電気抵抗の増加が問題となる。このため、多孔の集電体を用いながらも、蓄電デバイスにおいて電子の伝導経路となる、集電体およびリードを含む部分の抵抗(集電抵抗)を低下させることが望まれる。
本発明者らは、まず、集電体に接続するリードの数を増やすことに着目した。リードの数を増やすことで、集電抵抗の低下が期待される。しかし、過度にリードを増やすことは、集電体におけるリードの接続部分に活物質が配置されないことから、蓄電デバイスの容量低下に繋がる。また、蓄電デバイスの製造コストが増大する。本発明では、これらのバランスから、2以上のリードを集電体に接続するとともに、当該リードを帯状の集電体の長さ方向に互いに間隔を置いて配置し、集電体の幅Wに対する、上記長さ方向に隣り合うリードの中心間距離Lの比L/Wを2以上6以下とした。
本発明者らは、これに加えてさらに、集電体における抵抗の異方性に着目し、従来になく大きな抵抗異方性を有する多孔集電体を採用するとともに、集電体の幅に対する、リードと集電体との接続部分の長さの比の設定によって、集電抵抗が低下することを見出した。
すなわち、本発明の蓄電デバイスは、正極と、負極と、セパレータと、非水電解質とを備える非水電解質蓄電デバイスであって、前記正極および負極から選ばれる少なくとも一方の電極が、多孔かつ帯状の集電体と、前記集電体に接続された2以上のリードとを備える。前記2以上のリードは、前記帯状の集電体の長さ方向に互いに間隔を置いて配置される。前記集電体の幅Wに対する、前記長さ方向について隣り合うリードの中心間距離Lの比L/Wが2≦L/W≦6の関係を満たす。前記集電体における長さ方向の体積抵抗率RLに対する幅方向の体積抵抗率RTの比RT/RLが4.5≦RT/RL≦6.5の関係を満たす。前記集電体の幅Wに対する前記集電体の幅方向についての前記リードと前記集電体との接続部分の長さYの比Y/Wが0.5≦Y/W≦0.8の関係を満たす。
本発明は、隣り合うリード間の距離と集電体の幅との比を規定するとともに、多孔集電体の抵抗異方性の制御および集電体の幅に対するリードと集電体との接続部分の長さの比を規定することによって、集電抵抗が低く、高出力化が可能な非水電解質蓄電デバイス、例えばリチウムイオン電池、リチウムイオンキャパシタに代表されるリチウムイオン蓄電デバイス、を実現する。
本発明の非水電解質蓄電デバイスの一例を示す断面図である。 図1に示す非水電解質蓄電デバイスの極板群を展開した状態を示す平面図である。 本発明の非水電解質蓄電デバイスの集電体に使用可能なエキスパンドメタルの構造の一例を示す模式図である。 実施例において作製した、蓄電デバイスにおいて電子の伝導経路となる、集電体およびリードを含む部分の抵抗(集電抵抗)を評価するための評価用試料を示す模式図である。
本発明の蓄電デバイスの一例を図1に示す。図1に示す蓄電デバイス100は、正極3と負極4とセパレータ5とを備える。正極3、負極4およびセパレータ5は、いずれも帯状であり、典型的には矩形のシートである。正極3および負極4は、セパレータ5を介して積層されている。すなわち、正極3および負極4は、セパレータ5を挟んで互いに対向する。正極3、負極4およびセパレータ5の積層体は、その長手方向に巻回され、極板群50を構成している。極板群50は、非水電解質(図示せず)が含浸された状態で筒状の本体部13と、その両端部に溶接等により固定された蓋体11,12とから構成されるケースに収容されている。
正極3に接続された複数の正極リード1は上方のリード集電板21に接続されている。蓋体11にはガスケット51を介して正極端子61が取り付けられている。正極端子61は蓋体11の外部においてナット61bと螺合されている。正極端子61とナット61bとが螺合されることにより、リード集電板21が、正極端子61の端部に設置されたフランジ部61aと蓋体11とに、ガスケット51を介して挟まれる。このような構成により、正極3と正極端子61は電気的に接続されている。
負極4に接続された複数の負極リード2は下方のリード集電板22に接続されている。蓋体12にはガスケット52を介して負極端子62が取り付けられている。負極端子62は蓋体12の外部においてナット62bと螺合されている。負極端子62とナット62bとが螺合されることにより、リード集電板22が、負極端子62の端部に設置されたフランジ部62aと蓋体12とに、ガスケット52を介して挟まれる。このような構成により、負極4と負極端子62は電気的に接続されている。
極板群50を展開した状態を図2に示す。ただし、図2では、セパレータ5の図示は省略する。また、実際は積層されている正極3および負極4を、それぞれの集電体に対するリードの接続状態がわかるように、その幅方向に分離して示す。
正極3および負極4は、それぞれ、帯状の集電体31,41と、集電体31,41の表面に形成された活物質層(合剤層)32,42と、集電体31,41に電気的に接続されたリード1,2とを有する。集電体31,41は、典型的には矩形のシートである。集電体31,41には、それぞれ、2以上のリード1,2が接続されている。なお、図2には、複数の正極リード1のうち正極リード1a,1b,1cが示され、複数の負極リード2のうち負極リード2a,2bが示されている。集電体31,41は、その厚さ方向に貫通する多数の孔を有する、すなわち多孔である。
図2に示すように、正極3では、帯状の集電体31の長さ方向に対して、2以上のリード1a,1b,1cが互いに間隔を置いて配置されている。リード1a,1b,1cは、帯状の集電体31の一方の長辺から突出するように、集電体31における当該長辺の近傍に接続されている。リード1a、1b,1cが集電体31に接続されている部分の周囲には、活物質層32が形成されず、集電体31が露出している部分がある。リード1a,1b,1cの形状は短冊状であり、その長辺が集電体31の幅方向となるように各リードが配置されている。リード1a,1b,1cの長辺の方向は、互いに平行である。
同様に、負極4では、帯状の集電体41の長さ方向に対して、2以上のリード2a,2bが互いに間隔を置いて配置されている。リード2a,2bは、集電体41の長さ方向における同一の辺側から集電体41に接続されている。リード2a,2bが集電体41に接続されている部分の周囲には、活物質層42が形成されず、集電体41が露出している部分がある。リード2a,2bの形状は短冊状であり、その長辺が集電体41の幅方向となるように各リードが配置されている。リード2a,2bの長辺の方向は、互いに平行である。正極のリード1a,1b,1cと、負極のリード2a,2bとは、集電体の長さ方向に交互に配置されている。一方の極のリードは、正極3および負極4が積層された状態でその主面に垂直な方向から見て、それぞれ、他方の極における隣り合うリード間の中間に位置する。集電体31においてリード1a,1b,1cが突出されている辺と、集電体41においてリード2a,2bが突出されている辺とは、集電体31,41の幅方向に対向する。これにより、正極リード1および負極リード2は、それぞれ、極板群50を中心にして上下反対の方向に導出される。このように、リード1を極板群50の上端側に、リード2を極板群50の下端側に位置させることで、蓄電デバイスとしての構成をシンプルなものとすることができる。
ここで、正極3および負極4は、ともに、集電体の幅W(図2のWc,Wa)に対する、集電体の長さ方向に隣り合うリードの中心間距離L(図2のLc1,Lc2,La1)の比L/Wが、2≦L/W≦6の関係を満たす。図2に示すように、短冊状のリードが、その長辺を集電体の幅方向として当該集電体に接続されている場合、隣り合うリードの中心線間の距離を中心間距離Lとすることができる。
図2に示す例では、隣り合う各リードの中心間距離Lc1,Lc2,La1は一定である(Lc1=Lc2=La1)。本発明の蓄電デバイスでは、隣り合うリードの中心間距離Lが、集電体上の場所によって異なっていてもよい。
本発明の蓄電デバイスにおけるリードおよび集電体の形状ならびにリードと集電体との接続の状態は、図2に示す例に限られない。しかし、本発明の蓄電デバイスでは、図2に示すように、正極3および負極4の双方の電極において、リードと集電体との間に上述した関係が成立することが好ましい。この場合、集電抵抗が低く、高出力化が可能な蓄電デバイスの構築がより確実となる。
集電体に接続するリードの数は、2以上である限り限定されない。接続するリードの数が多いほど集電抵抗が低くなる一方で容量が小さくなるため、両者のバランスおよびL/Wの値を考慮して定めればよい。
図2に示す例において、集電体31,41は、強い抵抗異方性を有する。そして、リードが接続される方向と当該異方性の方向とが特定の状態に保持されている。具体的には、帯状の集電体31,41における幅方向の体積抵抗率RTに対する長さ方向(当該方向に、2以上のリードが互いに間隔を置いて接続される)の体積抵抗率RLの比RT/RLが4.5≦RT/RL≦6.5の関係を満たす。この異方性は、例えば、多孔である集電体31,41における孔の形状、サイズおよび配置の状態を制御して実現される。
T/RL≧4.5の場合に本発明の効果が得られる。
T/RLは、5.5以上が好ましい。この場合、集電抵抗が低く、高出力化が可能な蓄電デバイスの構築がより確実となる。
集電体の幅W(図2では、正極3についてWc、負極4についてWa)に対する、集電体の幅方向についてのリードと集電体との接続部分の長さY(図2では、正極3についてYc、負極4についてYa)の比Y/Wが、0.5≦Y/W≦0.8の関係を満たすことが好ましい。この場合、集電抵抗が低く、高出力化が可能な蓄電デバイスの構築がより確実となる。なお、リードと集電体との「接続部分」とは、実際に両者が電気的に接続されている部分をいう。
集電体を構成する材料は、特に限定されない。当該材料は、例えば、エキスパンドメタル、パンチングメタル、網、織布、不織布のような繊維状メタルである。集電体は、エキスパンドメタルまたはパンチングメタルから構成されることが好ましい。集電抵抗のさらなる低減の観点からは、厚さ方向に波打ちがなく、活物質層からの導電経路を短くできるパンチングメタルが好ましい。集電体と活物質層との接合を良好に保ち、両者の接合面における抵抗を低減させる観点からは、エキスパンドメタルが好ましい。
エキスパンドメタルの構造の一例を図3に示す。図3に示すエキスパンドメタル10は、菱形の開孔形状を有する。開孔を囲む格子点間の周期のうち、長い方の周期をLW、短い方の周期をSWとする。SWに対するLWの比LW/SWを変化させることにより、比RT/RLを制御できる。具体的には、SWの方向を集電体の幅方向にするとともに、比LW/SWを大きくすると、比RT/RLが大きくなる。
本発明の蓄電デバイスでは、正極および負極から選ばれる少なくとも一方の電極において、2以上のリードが多孔かつ帯状の集電体に接続され、当該2以上のリードが集電体の長さ方向に対して間隔を置いて互いに配置され、比L/Wが2≦L/W≦6の関係を満たし、比RT/RLが4.5≦RT/RL≦6.5の関係を満たし、比Y/Wが、0.5≦Y/W≦0.8の関係を満たせばよい。図2に示すように、正極3および負極4の双方の電極において、リードと集電体とのこのような関係が満たされることが好ましい。すなわち、正極3および負極4の双方の電極が、上記説明した集電体と、2以上のリードとを備えることが好ましい。
正極3および負極4の集電体31,41に接続されるリードは、例えば、アルミニウムまたはアルミニウムを主成分とする合金(アルミニウム合金)により構成される。なお、主成分とは、合金中において最も含有率が大きい成分のことである。負極4の集電体41に接続されるリードは、銅またはニッケルにより構成されていてもよい。
正極3および負極4の集電体31,41は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金および銅から選ばれる少なくとも1種から構成される。アルミニウム合金は、例えば、合金番号1N30の合金である。集電体を構成する材料は、集電体全体としての平均の体積抵抗率が、1N30を用いた場合の1.5倍未満程度であることが好ましい。集電体31,41は、体積抵抗率が小さい、純アルミニウムまたは高純アルミニウムにより構成されることが好ましい。負極4の集電体41は、さらに、銅により構成されることが好ましい。
本発明の蓄電デバイスを構成する各部材について述べる。
[負極]
負極4は、集電体41の片面または両面に活物質層42が形成された構造を有する。
活物質層42は、一般に、負極活物質、導電剤および結着剤を含む。
負極活物質は、例えば、リチウムを吸蔵/放出する物質である。この場合、正極活物質もリチウムを吸蔵/放出する物質であれば、本発明の蓄電デバイスはリチウムイオン蓄電デバイスとなる。当該物質は公知の負極活物質であり、例えば、金属酸化物、金属硫化物、金属窒化物または合金ならびにカーボン材料である。負極活物質となる金属酸化物は、例えば、WO3のようなタングステン酸化物、SiOのような酸化ケイ素、およびLi4Ti512のようなスピネル構造を有するチタン酸リチウムである。蓄電デバイスとしてのサイクル性能の観点からは、チタン酸リチウムの負極活物質が好ましい。なお、チタン酸リチウムは、リチウム吸蔵電位が約1.5Vであるため、アルミニウムまたはアルミニウム合金に対して電気化学的に安定である。
負極活物質のリチウム吸蔵電位は、リチウム金属の開回路電位に対して、開回路電位で0.4V以上3V以下が好ましい。このような負極活物質により、負極集電体を構成するアルミニウム成分とリチウムとの合金化反応の進行ならびに負極集電体の微粉化が抑制される。
導電剤は、例えば、炭素材料である。より具体的な例は、アセチレンブラック、カーボンブラック、コークス、炭素繊維、黒鉛である。
結着剤は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、フッ素系ゴム、スチレンブタジエンゴムである。
活物質層42における負極活物質、導電剤および結着剤の配合比は特に限定されない。80重量%以上96重量%以下の負極活物質、2重量%以上10重量%以下の導電剤、2重量%以上10重量%以下の結着剤が好ましい。この範囲において、本発明の効果がより確実となりながら、高温保存下における導電剤表面での非水電解質の分解の抑制、ならびに十分な電極強度の確保を達成できる。
負極4は、公知の方法により製造できる。例えば、負極活物質、導電剤および結着剤を適切な溶媒と混合し、得られた混合物を集電体の表面に塗布、乾燥した後に、全体をプレスして製造される。
[正極]
正極3は、集電体31の片面または両面に活物質層32が形成された構造を有する。
活物質層32は、一般に、正極活物質、導電剤および結着剤を含む。
正極活物質は、例えば、リチウムを吸蔵/放出する物質である。この場合、負極活物質もリチウムを吸蔵/放出する物質であれば、本発明の蓄電デバイスはリチウムイオン蓄電デバイスとなる。当該物質は公知の正極活物質であり、例えば、酸化物、硫化物およびポリマーである。正極活物質となる酸化物は、例えば、二酸化マンガン(MnO2)、酸化鉄、酸化銅、酸化ニッケル、LixMn24およびLixMnO2などのリチウムマンガン複合酸化物、LixNiO2などのリチウムニッケル複合酸化物、LixCoO2などのリチウムコバルト複合酸化物、LiNi1-yCoy2などのリチウムニッケルコバルト複合酸化物、LiMnyCo1-y2などのリチウムマンガンコバルト複合酸化物、LixMn2-yNiy4などのスピネル型リチウムマンガンニッケル複合酸化物、LixFePO4、LixFe1-yMnyPO4およびLixCoPO4などのオリピン構造を有するリチウムリン酸化物である。なお、上記各化学式におけるxおよびyは、それぞれ0〜1の範囲が好ましい。正極活物質となるポリマーは、例えば、ポリアニリンおよびポリピロールなどの導電性ポリマー材料、ジスルフィド系ポリマー材料である。
導電剤は、例えば、炭素材料である。より具体的な例は、アセチレンブラック、カーボンブラック、黒鉛である。
結着剤は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、フッ素系ゴムである。
活物質層32における正極活物質、導電剤および結着剤の配合比は特に限定されない。80重量%以上98重量%以下の正極活物質、1重量%以上10重量%以下の導電剤、1重量%以上10重量%以下の結着剤が好ましい。
正極3は、公知の方法により製造できる。例えば、正極活物質、導電剤および結着剤を適切な溶媒と混合し、得られた混合物を集電体の表面に塗布、乾燥した後に、全体をプレスして製造される。
[非水電解質]
非水電解質は公知のものを利用できる。非水電解質は、例えば、電解質を有機溶媒に溶解して調製される液状電解質、液状電解質および高分子材料を複合化したゲル状電解質、ならびにリチウム塩電解質および高分子材料を複合化した固体電解質である。リチウムイオンを含有する常温溶融塩(イオン性液体)を使用してもよい。
液状電解質は、例えば、0.5〜2mol/Lの濃度で電解質を有機溶媒に溶解して調製される。
電解質は、例えば、LiBF4、LiPF6、LiCF3SO3、LiN(CF3SO22、LiN(C25SO22、LiC(CF3SO23、LiB[(OCO)22である。2種以上の電解質を使用してもよい。
有機溶媒は、例えば、プロピレンカーボネート(PC)およびエチレンカーボネート(EC)などの環状カーボネート;ジエチルカーボネート(DEC)、ジメチルカーボネート(DMC)およびメチルエチルカーボネート(MEC)などの鎖状カーボネート;ジメトキシエタン(DME)およびジエトキシエタン(DEE)などの鎖状エーテル;テトラヒドロフラン(THF)、ジオキソラン(DOX)などの環状エーテル;γ−ブチロラクトン(GBL)、アセトニトリル(AN)、スルホラン(SL)である。2種以上の有機溶媒を使用してもよい。
ゲル状電解質および固体電解質に用いる高分子材料は、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリエチレンオキサイド(PEO)である。
常温溶融塩(イオン性液体)は、リチウムイオン、有機物カチオンおよび有機物アニオンから構成されることが好ましい。常温溶融塩は、100℃以下、より好ましくは室温以下、で液体であることが好ましい。
[セパレータ]
セパレータは公知のものを利用できる。セパレータは、例えば、ポリエチレンテレフタレートおよびポリプロピレンなどの合成繊維の不織布、セルロースなどの天然繊維の不織布、ポリエチレンおよびポリプロピレンなどの合成樹脂から構成される多孔質フィルムである。
[ケース]
極板群および非水電解質を収容するケースは、限定されない。当該ケースは、例えば、肉厚が0.5mm以下である、アルミニウムなどの金属から構成されるケースである。ケースの形状は、望む蓄電デバイスの形状に応じて設定できる。形状は、例えば、角形、円筒型である。
本発明の蓄電デバイスは、本発明の効果が得られる限り、上記説明した各部材以外の任意の部材を備えていてもよい。
本発明の蓄電デバイスは、典型的には、正極、セパレータおよび負極の積層体である極板群が巻回された巻回型の蓄電デバイスである。しかし、上記説明した構成が満たされるとともに本発明の効果が得られる限り、極板群は必ずしも巻回されていなくてもよい。
以下、実施例により、本発明をさらに詳細に説明する。本発明は、以下の実施例に限定されない。
(実施例1)
[集電体の作製]
最初に、集電体に用いるエキスパンドメタルを作製した。
アルミニウム合金箔(厚さ100μm、合金番号1N30)に対して、同一方向に多数の切り込み(線幅200μm、同一長さ)をいれ、当該切り込みの伸長方向に垂直な面内方向に合金箔を引き伸ばして、図3に示すような菱形の開孔形状を有するエキスパンドメタルを作製した。このとき、引き伸ばす程度を調整することによって、比RT/RLが異なる8種類のエキスパンドメタル(試料No.A〜H)を得た。なお、エキスパンドメタルのSW方向の体積抵抗率をRT、LW方向の体積抵抗率をRLとする。
作製したエキスパンドメタルにおけるRTおよびRLの測定は以下のように行った。最初に、SW方向を幅として当該幅を3cmに固定し、LW方向を長さとして当該長さを5cm、10cm、15cm、20cmとするRL測定用の4種類の測定試料を、試料No.A〜Hのそれぞれについて作製した。次に、作製した測定試料の長さ方向における両端部の近傍に、それぞれ抵抗測定用端子を取り付け、長さ方向(LW方向)の抵抗を測定した。試料No.A〜Hの各試料につき、測定試料の長さが異なる4つの抵抗値が得られるが、長さを横軸としてこれら抵抗値をプロットして得られた「長さに対する抵抗変化のグラフ」の傾きから、RLを算出した。この方法では、端子自身が有する抵抗ならびに端子と測定試料との間の接続抵抗を相殺させて、より精度良くRLを求めることができる。RTの測定は、LW方向を幅とし、SW方向を長さとして各試料No.A〜Hにつき4種類の測定試料を作製した以外は、RLの測定と同様に行った。
作製したエキスパンドメタルの特性を以下の表1に示す。
Figure 2012022792
[特性評価試料の作製]
電子の伝導経路となる、集電体およびリードを含む部分の抵抗(集電抵抗)を評価するために、図4に示す評価用試料を作製した。
図2に示す正極3および負極4における電子伝導の経路を、蓄電デバイスの放電時を例に説明する。正極3上の点Zcおよび負極4上の点Zaは、正極3と負極4との間に配置されるセパレータの主面に垂直な方向に互いに対向しており、Zcでは還元反応が、Zaでは酸化反応が進行する。Zaにおいて発生した電子の経路は、簡易的に、『Za→負極4の集電体41→リード2a→リード1aおよび1b→正極3の集電体31→Zc』と説明される。すなわち、活物質層32,42を除いた電子伝導性の評価、すなわち集電抵抗の評価は、簡易的に、図4に示す試料により評価できることになる。図4に示す試料は、幅W(=(Wc+Wa)/2)の集電体における一方の主面に、リード1a,1b,2aが接続された構成を有する。リード1a,1b,2aは短冊状である。リード1a,1bの幅は、図2に示すリード1a,1bの半分である。リード1a,1bは、集電体の両端部に、集電体における一方の長辺から突出するように、当該一方の長辺の近傍に接続されている。リード1a,1bは、集電体の長さ方向に対して互いに間隔を置いて配置されている。リード2aは、集電体の長さ方向における中央部に、集電体における他方の長辺から突出するように、当該他方の長辺の近傍に配置、接続されている。集電体の長さは、リード1a,1bの中心間距離Lc1に等しい。集電体には、上記作製したエキスパンドメタル10を使用する。
正極または負極のリードの配置間隔が均一でない場合は、均一でないことにより生じるリードの位置ずれに応じて、図4に示す試料においてリードの位置をずらして集電抵抗を測定すればよい。
本実施例では、集電体の幅Wを75mmとし、集電体の幅方向に対する各リードと集電体との接続部分の長さYを37.5mmとした。各リードには、合金番号1N30のアルミニウム合金箔(厚さ100μm)を用い、その幅を、リード1a,1bについて2.5mm、リード2aについて5mmとした。各リードと集電体とは超音波溶接により接続した。本実施例では、Lc1を変化させることで比L/Wを1から12の間で変化させるとともに、集電体の比RT/RLを変化させたときの、リード1a,1bとリード2aとの間のインピーダンス(1kHz)を評価した。インピーダンスの評価には、YHP製4294Aインピーダンスアナライザを用いた。用いた集電体の長さLおよび幅Wの値を以下の表2に、インピーダンスの評価結果を以下の表3に示す。表3の単位はmΩである。なお、RT/RL=0.17、0.18、0.22および0.27の集電体には、表1に示すエキスパンドメタルを面内方向に90°回転させたもの(すなわち、SWの方向の体積抵抗率がRL、LWの方向の体積抵抗率がRT)を用いた。
Figure 2012022792
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表3に示すように、2≦L/W≦6かつ4.5≦RT/RL≦6.5の範囲において、インピーダンスが1mΩ未満、すなわち集電抵抗が特に低くなった。蓄電デバイスの製造においては、同一の集電体、すなわちRT/RLが同じ集電体を用いてL/Wが異なる蓄電デバイスを製造することがある。また、巻回させた極板群を備える蓄電デバイスでは、極板群の外周部分と内周部分とで、同一の集電体を用いながらL/Wを変化させることが多い。L/Wを変化させる範囲は、上述した容量低下およびコストの問題、ならびに12=L/Wの場合に集電抵抗が大きく上昇したために2≦L/W≦6とするが、RT/RL≦4.3では、L/Wの値によってはインピーダンスが1mΩを超えるため、このような蓄電デバイスの製造に対応できない。よって、4.5≦RT/RLが好ましいことがわかった。6.5<RT/RLである集電体は作製が困難であった。
(実施例2)
実施例2では、実施例1において集電抵抗低減の効果が確認された2≦L/W≦6かつ4.5≦RT/RL≦6.5の範囲において、集電体の幅Wに対する、リードと集電体との接続部分の長さYの比Y/Wを0.4から1.0の範囲で変化させたときのリード1aおよび1bとリード2aとの間のインピーダンス(1kHz)を、実施例1と同様に評価した。
変化させたYおよびWの値を以下の表4に示す。
Figure 2012022792
Y/Wを0.4としたときのインピーダンスの変化を表5に、Y/Wを0.6としたときのインピーダンスの変化を表6に、Y/Wを0.8としたときのインピーダンスの変化を表7、Y/Wを1としたときのインピーダンスの変化を表8に、それぞれ示す。表5〜8の単位は「mΩ」である。
Figure 2012022792
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表5〜8に示すように、Y/Wが大きくなるに従い、同じL/WおよびRT/RLのときのインピーダンスは減少、すなわち集電抵抗は減少した。また、Y/Wが0.4では、L/Wが6のときにインピーダンスが1mΩをわずかに超えるため、Y/Wを0.5以上とすることで集電抵抗を特に低くできることがわかった。一方、Y/Wが0.8の場合と1.0の場合とでは、測定されたインピーダンスの値にほとんど差が見られなかった。したがって、Y/Wを0.5以上0.8以下とすることで、リードの小型化による容量の確保および低コスト化が可能である。
本発明の蓄電デバイスは、従来の非水電解質蓄電デバイスと同様の用途に使用できる。本発明の蓄電デバイスは、例えば、電気二重層コンデンサ、リチウムイオン二次電池、リチウムイオンキャパシタである。
1、1a、1b、1c (正極の)リード
2、2a、2b (負極の)リード
3 正極
4 負極
5 セパレータ
10 エキスパンドメタル
31 (正極)集電体
32 (正極)活物質層
41 (負極)集電体
42 (負極)活物質層
100 蓄電デバイス

Claims (4)

  1. 正極と、負極と、セパレータと、非水電解質とを備える非水電解質蓄電デバイスであって、
    前記正極および前記負極から選ばれる少なくとも一方の電極が、多孔かつ帯状の集電体と、前記集電体に接続された2以上のリードと、を備え、
    前記2以上のリードは、前記帯状の集電体の長さ方向に互いに間隔を置いて配置され、
    前記集電体の幅Wに対する、前記長さ方向について隣り合うリードの中心間距離Lの比L/Wが2≦L/W≦6の関係を満たし、
    前記集電体における長さ方向の体積抵抗率RLに対する幅方向の体積抵抗率RTの比RT/RLが4.5≦RT/RL≦6.5の関係を満たし、
    前記集電体の幅Wに対する前記集電体の幅方向についての前記リードと前記集電体との接続部分の長さYの比Y/Wが0.5≦Y/W≦0.8の関係を満たす蓄電デバイス。
  2. 前記集電体が、アルミニウム、アルミニウム合金および銅から選ばれる少なくとも1種から構成される請求項1に記載の蓄電デバイス。
  3. 前記集電体が、エキスパンドメタルまたはパンチングメタルから構成される請求項1に記載の蓄電デバイス。
  4. 前記正極および前記負極が、前記集電体と、前記2以上のリードとを備える請求項1に記載の蓄電デバイス。
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