JP2012022685A - データ処理装置およびサイズ変更可能なグラフィカル要素の表示方法 - Google Patents

データ処理装置およびサイズ変更可能なグラフィカル要素の表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利用可能な全ての機能を、容易かつ好都合に理解および利用させることができるGUIの提供。
【解決手段】データ処理装置は、表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素が複数の所定の閾値サイズのうちの1つを上回るかまたは下回るようにサイズ変更される場合、表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素を複数のグラフィカル要素のうちの少なくとも1つの第2のグラフィカル要素に切り替えて表示する。複数のグラフィカル要素はそれぞれ、他のグラフィカル要素とは異なる少なくとも1つのグラフィカルオブジェクトまたはインタフェースコントロールを有しており、複数の所定の閾値サイズのうちの1つのサイズが増大するにつれて、第2のグラフィカル要素が有するインタフェースコントロールおよび/またはグラフィカルオブジェクトの数が増加する。
【選択図】図6

Description

本発明は、データ処理装置およびサイズ変更可能なグラフィカル要素の表示方法に関する。
ポータブルパーソナルコンピュータ、携帯電話、パーソナルメディアデバイス等のデータ処理装置がユーザに提供する機能は増加しつつある。例えば、現在、比較的安価な携帯電話ですら、音声/映像再生、インターネットアクセス、電子メール、コンテンツのストリーミング、インスタントメッセージ、衛星ナビゲーション機能等を含む機能を提供することが期待されている。
米国特許出願公開第2008/0052637号明細書 国際公開第2009/016722号 欧州特許出願公開第2023335号明細書 米国特許出願公開第2006/0236264号明細書
係るデータ処理装置上で利用可能な全ての機能を、ユーザに容易かつ好都合に理解および利用させることができるグラフィカルユーザインタフェース(以下、GUIと称する)を提供することはかなり難しい。ユーザがアイコン等の選択によってアクセス可能な様々な機能にアクセスする、従来のパーソナルコンピュータの「デスクトップ」型GUIは、表示スペースが限られているため、データ処理装置にはあまり向いていない。さらに、このような従来のGUIは、選択・表示に利用可能な機能が多数存在する場合には、その利用がますます困難になる可能性がある。
本発明の一態様によれば、1つまたは複数のコンピュータプログラムアプリケーションを実行させるためのデータ処理装置が提供される。データ処理装置は、サイズ変更可能な複数のグラフィカル要素のうち、少なくとも1つのグラフィカル要素をディスプレイに表示し、ユーザコントロールからのサイズ変更制御入力に応答して上記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素をサイズ変更する。データ処理装置は、上記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素が、複数の所定の閾値サイズのうちの1つを上回るかまたは下回るようにサイズ変更される場合、上記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素を上記複数のグラフィカル要素のうちの少なくとも1つの第2のグラフィカル要素に切り替えて表示する。上記複数のグラフィカル要素はそれぞれ、他のグラフィカル要素とは異なる少なくとも1つのグラフィカルオブジェクトまたはインタフェースコントロールを有し、上記複数の所定の閾値サイズのうちの1つのサイズが増えるにつれて、上記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素が当該所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更されるときに表示される上記少なくとも1つの第2のグラフィカル要素が有するインタフェースコントロールおよび/またはグラフィカルオブジェクトの数が増える。
本発明の係る態様によれば、グラフィカル要素を介してアクセス可能な種々の機能および情報をより好都合に編成および表示させるグラフィカル要素が提供される。パーソナルコンピュータ等の従来のデータ処理装置は、ユーザにサイズ変更可能な種々のグラフィカル要素を通じて種々の機能および情報にアクセスさせる。しかし、従来のグラフィカル要素によって提供される全ての機能および情報の痕跡を残すことでわずらわしさが生じる可能性があり、かつ、特に複数のグラフィカル要素を同時に表示する場合には、用いる画面が小さくなると、データ処理装置には不適切になるかもしれない。例えば、ユーザが、種々のグラフィカル要素をサイズ変更することができる場合であっても、このサイズ変更によって、グラフィカル要素の一部が隠されるかまたは見えるようになるかに過ぎず、どの情報および機能が利用可能であるかがユーザにとって不明確となっている。
他方、本発明の係る態様によれば、ユーザがグラフィカル要素を或る所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更すると、元のグラフィカル要素が第2の異なるグラフィカル要素に置換される。この新たなグラフィカル要素は、追加の、または第1のグラフィカル要素とは全く異なる機能および情報の表示を含むことができる。したがって、ユーザが、複数の異なるグラフィカル要素間で切り替えを行うことを可能にする好都合な手段が提供されることで、複数のグラフィカル要素を表示することによって起こるような不都合を低減しつつ、グラフィカル要素を介して利用可能な全ての情報および機能が一度に表示されることが保証される。さらに、第1のグラフィカル要素よりも高いレベルの機能を有するようにかつ/または多くの情報を提供するように第2のグラフィカル要素を構成してもよい。したがって、ユーザは、表示中のグラフィカル要素を所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更することによって、表示中のグラフィカル要素によって提供される複雑度(すなわち、利用可能な機能および情報)のレベルを指示することができる。これは、サイズ変更後に単一のグラフィカル要素の一部を隠すかまたは見えるようにするだけの従来技術とは対照的である。
本発明の一例では、データ処理装置で実行中の複数のアプリケーションのうちの1つによって、ディスプレイに各グラフィカル要素が表示される。データ処理装置は、サイズ変更制御入力に応答して、表示中のグラフィカル要素に関係付けられている第1のアプリケーションの実行から、第2のグラフィカル要素を生成するように構成されている第2のアプリケーションの実行へ切り替えることによって、複数のグラフィカル要素間で表示を切り替えるように構成される。
係る例によれば、第1のアプリケーションによって提供されている第1のグラフィカル要素のサイズ変更を利用して、第2のグラフィカル要素を提供する第2のアプリケーションを起動することができる。係る例では、簡単なアプリケーション(すなわち、容量の少ないメモリに記憶され、データ処理装置によって高速かつ効率的に実行可能なアプリケーション)によって、簡単なグラフィカル要素を提供することができる。簡単なグラフィカル要素は、少数の簡単な機能を提供するものとしてもよい。ユーザは、さらなる機能、例えば、第1のグラフィカル要素によって提供されるものに関連しているが第1のグラフィカル要素において実際には提供されていない、より複雑な機能へのアクセスを望む場合、例えば、第1のグラフィカル要素を、第1の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更することができる。このようにして、第2のアプリケーションを起動することができ、より複雑な機能を提供する第2のグラフィカル要素が表示される。理解されるように、この構成は、任意の時点に実行中のアプリケーションが、表示中のグラフィカル要素のサポートに必要である程度に複雑である(例えば、大きい)ことを意味する。これによって、比較的簡単な機能をサポートするのに過度に複雑なアプリケーションを実行させる必要性が低減される。
本発明の別の例では、データ処理装置は、上記複数のグラフィカル要素のそれぞれを上記ディスプレイ上に同時にレンダリングし、1つのみのグラフィカル要素を不透明なものとして表示することによって複数のグラフィカル要素間の表示を切り替えるように構成される。
係る例では、各グラフィカル要素が予めレンダリングされているため、各グラフィカル要素の表示を切り替えるのにかかる時間が短縮される。
本発明のさらに別の例では、データ処理装置は、複数のグラフィカル要素のうちの最初のグラフィカル要素の表示から置換グラフィカル要素へ切り替えると、サーバからデータを検索して置換グラフィカル要素とともに表示する。例によっては、データは、データ処理装置によってユーザの以前の活動を示すユーザデータである。
係る例によれば、データ処理装置は、サイズ変更動作をキューとして用い、リモートデータサーバ等のデータソースから潜在的に有益なユーザデータを検索する。これによって、実際に特定のグラフィカル要素の表示に必要とされるときにデータを検索すればよいため、上記データ処理装置に利用可能な通信資源の利用効率を上げることができる。
本発明の別の態様によれば、1つまたは複数のコンピュータプログラムアプリケーションを実行させるためのデータ処理装置が提供される。データ処理装置は、サイズ変更可能な複数のグラフィカル要素のうち、少なくとも1つのサイズ変更可能なグラフィカル要素をディスプレイに表示し、ユーザコントロールからのサイズ変更制御入力に応答して、上記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素をサイズ変更する。各グラフィカル要素は、複数のグラフィカルオブジェクトおよびインタフェースコントロールのうちの少なくとも1つを有する。データ処理装置は、上記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素が複数の所定の閾値サイズのうちの1つを上回るかまたは下回るようにサイズ変更される場合、上記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素を上記複数のグラフィカル要素のうちの少なくとも1つの第2のグラフィカル要素に切り替えて表示する。上記複数のグラフィカル要素はそれぞれ、他のグラフィカル要素とは異なる少なくとも1つのグラフィカルオブジェクトまたはインタフェースコントロールを有する。グラフィカルオブジェクトおよび/またはインタフェースコントロールの少なくとも2つは、少なくとも2つの異なるコンピュータアプリケーションによって提供される機能に関係付けられる。
本発明の係る態様によれば、データ処理装置は、「テーマ別(thematic)」グラフィカルユーザインタフェースを提供するように構成することができる。テーマ別グラフィカルユーザインタフェースでは、従来のグラフィカル要素のように多数の別々のアプリケーションを介して種々の異なるタイプの機能をユーザに提供するのではなく、テーマ別ディスプレイによって、機能で「テーマ」区切り、テーマ毎に機能をそのグラフィカル要素によって提供する。ユーザがテーマに関係付けられているより複雑な機能へのアクセスを望む場合に、当該グラフィカル要素は、さらなる機能を提供する別のグラフィカル要素に置換されることが可能である。グラフィカル要素に関係付けられているグラフィカルオブジェクトおよび/またはインタフェースコントロールは、複数の異なるアプリケーションによって提供される。
本発明の種々のさらなる態様および特徴は、添付の特許請求の範囲に規定される。
本発明の実施形態を、添付の図面を参照しながら例示としてのみ説明する。当該図面において、同様の部分には対応の参照番号を付す。
従来のパーソナルコンピュータを示す概略図である。 図1のラップトップパーソナルコンピュータに表示される従来のGUIの画面(view)の一例を示す概略図である。 図1のラップトップパーソナルコンピュータに表示される従来のGUIの画面の一例を示す概略図である。 図1のラップトップパーソナルコンピュータに表示される従来のGUIの画面の一例を示す概略図である。 図1のラップトップパーソナルコンピュータに表示される従来のGUIの画面の一例を示す概略図である。 データ処理装置の一実施例を示す概略図である。 本発明の一実施例による図6のデータ処理装置を用いて表示可能なグラフィカル要素を示す概略図である。 本発明の一実施例によって図6のデータ処理装置を用いて表示可能なグラフィカル要素を示す概略図である。 本発明の一実施例によって図6のデータ処理装置を用いて表示可能なグラフィカル要素を示す概略図である。 本発明の一実施例によって図6のデータ処理装置を用いて表示可能なグラフィカル要素を示す概略図である。 本発明の一実施例によって図6のデータ処理装置を用いて表示可能なグラフィカル要素を示す概略図である。 本発明の一実施例によって図6のデータ処理装置を用いて表示可能なさらなるグラフィカル要素を示す概略図である。 本発明の一実施例によって図6のデータ処理装置を用いて表示可能なさらなるグラフィカル要素を示す概略図である。 本発明の一実施例によって図6のデータ処理装置を用いて表示可能なさらなるグラフィカル要素を示す概略図である。 本発明の一実施例によって図6のデータ処理装置を用いて表示可能なさらなるグラフィカル要素を示す概略図である。 本発明の一実施例によって図6のデータ処理装置を用いて表示可能なさらなるグラフィカル要素を示す概略図である。 本発明の一実施例によって図6のデータ処理装置を用いて表示可能なさらなるグラフィカル要素を示す概略図である。 本発明の一実施例によって図6のデータ処理装置を用いて表示可能なさらなるグラフィカル要素を示す概略図である。 本発明の一実施例によって図6のデータ処理装置を用いて表示可能なさらなるグラフィカル要素を示す概略図である。 本発明の実施例によって3つの表示状態を確定する最小幅および高さを示す概略図である。 本発明の実施例によってグラフィカル要素を表示するためのアルゴリズムを示すフローチャートである。 多数のグラフィカル要素の表示を、図6に示されるデータ処理装置上でどのように実施することができるかについての簡略化したイラストを示す概略図である。 本発明の一実施形態によって構成されるテーマ別ディスプレイの一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態によって構成されるテーマ別ディスプレイの一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態によって構成されるテーマ別ディスプレイの一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態によって構成されるテーマ別ディスプレイの一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態によって構成されるテーマ別ディスプレイの一例を示す概略図である。 本発明による例示的な方法を示すフローチャートを示す概略図である。
[従来のGUI]
図1は、ラップトップパーソナルコンピュータ101の概略図である。ラップトップパーソナルコンピュータ101は、従来のデータ処理装置の一例である。ラップトップパーソナルコンピュータ101は、画面102と、キーボード103およびタッチパッド104を含むユーザ制御入力手段とを有する。図1には示していないが、ラップトップパーソナルコンピュータ101はまた、ソフトウェアを実行するための処理部と、データを記憶するためのメモリとを有する。
図2は、ラップトップパーソナルコンピュータ101の画面102に示されるGUI201の典型的な画面を示す概略図である。GUI201は、ラップトップパーソナルコンピュータ101上で動作するオペレーティングシステムによって生成される。このGUI201は典型的には、ユーザがラップトップパーソナルコンピュータ101上で実行したいと思う大半の他のコンピュータプログラムを制御するために提供されるインタフェースである。オペレーティングシステムによって提供されるGUIの例として、Microsoft Windows XP(商標)およびVista(商標)オペレーティングシステムのいわゆるデスクトップ画面、または、APPLE MAC OS X(商標)オペレーティングシステムのデスクトップ画面が挙げられる。
GUI201は、ユーザがタッチパッド104を用いて動かすことができるカーソル202を有する。ユーザは、カーソル202をアイテムの位置に動かし、タッチパッド104上で「ダブルタップ」等の選択動作を行うことによって、GUI201に表示されているアイテムを「選択」することができる。GUI201は、多数のアイコン203、204、205、206、207、208を有する。各アイコンは、アプリケーションを表している。アプリケーションは、プロセッサによってラップトップパーソナルコンピュータ101のメモリからロードして実行することができるコンピュータプログラムである。各アプリケーションは典型的には、オペレーティングシステムの制御下で当該オペレーティングシステムと協働して動作する。説明の簡略化のため、当該技術分野で既知であるオペレーティングシステムとアプリケーションとの相互作用の詳細については省略する。
各アプリケーションは、ユーザに多数の機能を提供する。例えば、第1のアプリケーション(例えば、「App1」)は、ユーザに様々なインターネットサイトを閲覧させるウェブブラウザである。第2のアプリケーション(例えば、「App2」)は、ユーザに音声コンテンツおよび映像コンテンツを視聴させるメディアプレイヤである。第3のアプリケーション(例えば、「App3」)は、ユーザに電子メールのやりとりをさせる電子メールクライアントである。第4のアプリケーション(例えば、「App4」)は、ユーザに、写真等の画像を表示および編集させる画像表示プログラムである。第5のアプリケーション(例えば、「App5」)は、ユーザにスプレッドシートを作成および編集させるスプレッドシートプログラムである。そして、第6のアプリケーション「App6」は、ユーザにテキスト文書を作成および編集させるワードプロセッシングアプリケーションである。
ユーザは、カーソル202を用いて対応のアイコンを選択することによって、上記アプリケーションの中から1つを起動する(すなわち、ラップトップパーソナルコンピュータ101のメモリからロードして、プロセッサ上で実行する)ことができる。これを図3に示す。
図3は、上記複数のアプリケーションのうちの1つである「App6」に関係付けられているアイコン208が選択されている、GUI201を示す概略図である。アイコン208が選択されると、App6が起動し、App6に関係付けられている新たなグラフィカル要素301が表示される。図3に示すグラフィカル要素301は、Microsoft Windows等の従来のオペレーティングシステムに関して、「ウィンドウ」、「ペイン」、「コントロールパネル」または「ダイアログボックス」と称される場合がある。App6のグラフィカル要素301は、App6に関係付けられているグラフィカルオブジェクト(ページ表示、およびユーザがキーボード103を用いてタイピングしたテキストの表示等)と、ユーザがカーソル202を用いて選択することができる「Fn1」アイコン等のユーザインタフェースコントロールを有している。このユーザインタフェースコントロールは、選択するとドロップダウンメニューが表示され、ユーザが「新規作成」機能等のさらなる機能を選択することができる。
上記のように、App6は、キーボード103でタイピングすることでユーザに文書を作成させるワードプロセッシングアプリケーションである。App6に関係付けられているグラフィカル要素301は、ユーザがカーソル202を用いて操作することができる。この操作には、従来のように、「ドラッグ・アンド・ドロップ」によってグラフィカル要素301を移動させたり、サイズ変更したりすることが含まれる。グラフィカル要素301のサイズ変更を図4に示す。グラフィカル要素301のサイズ変更は、グラフィカル要素301の高さ、幅、または高さと幅の両方を変更することを含む。
典型的には、図4に示すようにグラフィカル要素301をサイズ変更した場合(すなわち、縮小することによって)、グラフィカル要素301が占めるディスプレイ201上の面積は減るが、ユーザは依然として当該アプリケーションにインタラクション可能とされる。図5に示すように、グラフィカル要素301の面積を拡大することも可能である。
グラフィカル要素301を、図4および図5に示すようにサイズ変更すると、縮小又は拡大されたグラフィカル要素が表示される。しかし、ユーザに提供されている機能は変化しない。例えば、図4では、縮小されたグラフィカル要素が表示されているが、ユーザは、テキストが必ずしも全表示される訳ではないものの、依然としてテキスト文書にテキストを入力することができる。
[サイズ依存グラフィカル要素]
図6は、本発明の一実施例によって構成されるデータ処理装置の概略図である。このデータ処理装置は、処理部601と、処理部601に接続されるメモリ602とを有する。処理部601は、アプリケーション(すなわち、コンピュータプログラム)を実行し、メモリ602は、アプリケーションデータ等のデータを記憶する。アプリケーションを実行させる命令を表すデータがメモリ602に記憶されるという点で、アプリケーションはメモリ602に記憶することができる。上述したように、アプリケーションを実行すべきときにこれらの命令がメモリ602から処理部601にロードされる。処理部601は、制御手段603に接続される。当該制御手段603は、ユーザに、制御信号をデータ処理装置に入力させる。制御手段603は、ユーザコマンドをデータ処理装置に入力する任意の好適な手段を具備することができる。例として、キーボード、マウス、タッチパッド、タッチスクリーン、ゲーム機用コントローラ等が挙げられる。
処理部601は、処理部601によってレンダリングされた映像情報を表示する表示部604に接続される。実施例によっては、データ処理装置は、例えば図1に示されるようなラップトップパーソナルコンピュータとして構成してもよい。実施例によっては、データ処理装置は、処理部601に接続されるスピーカ605のような周辺機器と、インターネット等の外部ネットワークに対してデータのやりとりをするためのモデム等のネットワーク接続手段606とに接続することができる。例えば、インターネットを介してリモートサーバ607にアクセスすることが可能である。
図7は、処理部601上で実行中のアプリケーションによって生成され、かつ表示部604に表示することができるサイズ変更可能なグラフィカル要素702を示す概略図である。グラフィカル要素の生成は、典型的には、表示のためにアプリケーションからの命令に基づいてグラフィカル要素を処理部601がレンダリングを行うことを含む。レンダリング処理は、典型的には、アプリケーションからの命令をデータ(例えば、ピクセルデータ)に変換し、当該データを用いて映像信号を生成し、表示部604に送信することを含む。
アプリケーションは、オペレーティングシステムと協働して実行される。明確にするために、オペレーティングシステムに関係付けられているグラフィカル要素は図7に示していないが、図7に示すサイズ変更可能なグラフィカル要素702が、例えば図2〜図5に示すようなオペレーティングシステムのグラフィカル要素上に表示することができることが理解されるであろう。表示部604に表示可能であり、ユーザが制御手段603を用いて位置を制御することができるカーソル703が示されている。図7に示す例では、グラフィカル要素702を生成するアプリケーションは、メモリ602に記憶されている音声コンテンツをスピーカ605によって再生する簡単な音楽再生アプリケーションである。別の例では、音声コンテンツを、外部サーバからデータ処理装置へストリーミングしてもよく、ネットワーク接続手段606を介して受信してもよい。
この簡単な音楽再生アプリケーションに関係付けられているグラフィカル要素702は、簡単なユーザインタフェースコントロール、すなわち、カーソル703によってユーザが操作することができる2つの再生コントロール704、705と、簡単なグラフィカルオブジェクト、すなわち、再生中の楽曲に関する情報を提供する情報バー706とを有する。図8に示すように、図3、図4および図5に示したグラフィカル要素301と同様に、ユーザは、カーソル703を用いて、例えば、グラフィカル要素702の外縁を選択してカーソル703を右下方に移動させることによって、音楽再生アプリケーションに関係付けられているグラフィカル要素702のサイズを変更することができる。実施例によっては、カーソル703の水平移動によって、グラフィカル要素702の幅を増減させる一方、垂直移動によって、グラフィカル要素702の高さを増減させる。他の実施例では、グラフィカル要素のアスペクト比を一定にする。すなわち、グラフィカル要素の寸法の1つを変化させるカーソル703の任意の移動に対応して、他の寸法を変化させる(例えば、カーソル703を水平方向に移動させてグラフィカル要素の幅を2倍にすると、グラフィカル要素の高さがこれに対応して2倍になる)。実施例によっては、制御手段603上で「ダブルタップ」を行う等、他の動作を行うことによって、またはカーソル動作の任意の他の好適なパターンを発生させることによって、グラフィカル要素702のサイズを変更することができる。
図7および図8から理解されるように、ユーザがグラフィカル要素702の位置からカーソル703を遠ざけるにつれて、グラフィカル要素702のサイズが増加する。しかし、グラフィカル要素702が第1の所定の閾値サイズに達すると、グラフィカル要素702は第2のグラフィカル要素に置換される。
これを図9に示す。
図9は、ユーザによるサイズ変更に起因して、第1の所定の閾値サイズを上回ったグラフィカル要素の表示部604上に示されるディスプレイ701の画面(view)の概略図である。実施例によっては、所定の閾値サイズは、閾値領域に対応することができる(すなわち、所定の閾値サイズは、特定の幅の値または高さの値によって確定されるのではなく、幅に高さを乗算した領域によって決定される)。他の実施例では、所定の閾値サイズは、閾値幅および閾値高さ(両方を上回る必要がある)によって確定される。他の実施例では、所定の閾値サイズは、単一の寸法、つまり、閾値高さまたは閾値幅によって確定される。
図9に示すように、所定の閾値サイズを上回ると、単にグラフィカル要素702のサイズが増加するのではなく、第2のグラフィカル要素901が第1のグラフィカル要素に置換される。第2のグラフィカル要素は、第1のグラフィカル要素によって提供されるものとは異なるグラフィカルオブジェクトおよびユーザインタフェースコントロールを有する。
詳細には、第2のグラフィカル要素は、さらなる再生コントロール903、904と、再生中の楽曲に関連する音楽プレイリスト902と、再生中の楽曲に関係付けられている画像905とを有する。
図10は、カーソル703をさらに用いて第2のグラフィカル要素901のサイズを変更する場合の画面の概略図である。第2のグラフィカル要素901のサイズは増加し、第2のグラフィカル要素901に含まれる要素の相対的な位置が変化していることが分かるであろう。しかし、サイズは変更されているが、図9に示す第2のグラフィカル要素901においても、図10に示すサイズ変更済みの第2のグラフィカル要素901においても、グラフィカルオブジェクトおよびユーザインタフェースコントロールは同一である。
図11は、ユーザが引き続きサイズ変更を行ったことで第2の所定の閾値サイズを上回ったグラフィカル要素の概略図である。上記のように、所定の閾値サイズは、領域の絶対値または特定の閾値高さおよび幅の値、または特定の高さの値または特定の幅の値によって決定することができる。図11から分かるように、第2の所定の閾値サイズを上回った今、第3のグラフィカル要素1101が表示されている。当該第3のグラフィカル要素1101は、先行するグラフィカルオブジェクトおよびユーザインタフェースコントロールに沿って、さらに多くのグラフィカルオブジェクトおよびユーザインタフェースコントロール、例えば、メモリ602に記憶されている種々の楽曲を示すファイルディレクトリ1102、ユーザが再生中の楽曲に関連するコンテンツを購入できるようにウェブサイトへのアクセスを提供するウェブインタフェース1103、および他のユーザが再生中または最近再生した楽曲の表示を含むソーシャルネットワーキングポータル1104を有する。
実施例によっては、図7〜図11に示すプロセスは順序を逆にしてもよい。例えば、第3のグラフィカル要素1101を、第2の所定の閾値サイズを下回るようにサイズ変更すると、第3のグラフィカル要素1101が第2のグラフィカル要素901に置換される。同様に、第2のグラフィカル要素901を、第1の所定の閾値サイズを下回るようにサイズ変更すると、第2のグラフィカル要素901が第1のグラフィカル要素702に置換される。
実施例によっては、各グラフィカル要素の実際のコンテンツは、ユーザの以前の動作(例えば、ユーザ履歴)および/またはユーザプロファイルに依存してもよい。したがって、ユーザ履歴またはユーザプロファイルに依存する要素を含むグラフィカル要素が表示される場合、データ処理装置は、例えば、リモートサーバ607からユーザデータにアクセスするネットワーク接続手段606を介してユーザデータにアクセスしてもよい。ユーザ履歴の例としては、訪れたことのあるウェブサイトの履歴、オンラインコンテンツ購入履歴、他のユーザに送信したインスタントメッセージの履歴等が挙げられる。ユーザプロファイルの例としては、ユーザが登録しているオンラインサービスを示すプロファイルデータ、カスタマイズされたソーシャルネットワーキングウェブサイトのホームページのレイアウト、オンライン検索エンジンの嗜好等が挙げられる。
実施例によっては、複数のグラフィカル要素間の切り替えにかかる時間を短縮するために、各グラフィカル要素は、実質的に同時に、例えば、第1のグラフィカル要素が表示されるとすぐにデータ処理装置によってレンダリングされる。しかし、1つのグラフィカル要素を除く全てのグラフィカル要素が不透明値ゼロで表示される。既知のように、多くのオペレーティングシステムによって、表示の際に透明に見える度合いを指示する所定の透明値で要素が表示することが可能である。したがって、不透明値をゼロに設定すると、グラフィカル要素のレンダリングに必要とされる全ての処理およびメモリ割り当て処理が行われている間、当該グラフィカル要素は実際には表示されない。不透明値がゼロではないグラフィカル要素には、表示部604で視認可能な非ゼロ不透明値が与えられる。
図12A〜図12Hは、本発明の実施例によって表示することができるサイズ変更可能な多数のグラフィカル要素のさらなる例を示す概略図である。図12Aは、第1の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更された場合に、図12Bに示す第2のグラフィカル要素に置換される第1のグラフィカル要素の概略図である。図12Bに示すグラフィカル要素は、第2の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更された場合に、図12Cに示す第3のグラフィカル要素に置換される。図12Cに示すグラフィカル要素は、第3の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更された場合に、図12Dに示す第4のグラフィカル要素に置換される。図12Dに示すグラフィカル要素は、第4の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更された場合に、図12Eに示す第5のグラフィカル要素に置換される。図12Eに示すグラフィカル要素は、第5の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更された場合に、図12Fに示す第6のグラフィカル要素に置換される。図12Fに示すグラフィカル要素は、第6の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更された場合に、図12Gに示す第7のグラフィカル要素に置換される。図12Gに示すグラフィカル要素は、第7の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更された場合に、図12Hに示す第8のグラフィカル要素に置換される。
[表示状態]
図7〜図12Hを参照して説明したように、グラフィカル要素は、所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更されると、別のグラフィカル要素に置換される。この処理を説明する代替的な方法は多数の「表示状態」に関する。換言すると、各グラフィカル要素は、表示状態と等価であると見なされる。この概念を図13に示す。
図13は、3つの表示状態を確定する最小幅および最小高さを示す概略図である。破線131は、ユーザがグラフィカル要素をサイズ変更したことで得られた現在のサイズを表す。図13から分かるように、現在のサイズは、表示状態1および表示状態2の最小幅および最小高さを上回る。したがって、表示状態2に関係付けられているグラフィカル要素が表示される。
上述したように、各状態は、特定のグラフィカル要素に関係付けられている。図8および図9に示したグラフィカル要素を例に挙げると、状態1は、2つの再生コントロールおよび情報バーを含むグラフィカル要素に関連する。状態2は、さらなる再生コントロール、プレイリスト、および画像を含むグラフィカル要素に関連する。この概念を詳述するために表1を以下に示す。表1では、図12A〜図12Hに示す種々のグラフィカル要素が表示状態に関して記載され、ケース毎のグラフィカル要素の内容が示されている。
Figure 2012022685
[サイズ依存グラフィカル要素の第1の例示的な実施態様]
図14は、図6に示すデータ処理装置上のサイズ依存グラフィカル要素の表示の第1の例示的な実施態様を示すアルゴリズムを示すフローチャートの概略図である。
この実施態様では、アプリケーションは、処理部601上で実行されるように構成され、第1のグラフィカル要素が表示される。
ステップS101において、ユーザが制御手段603を用いて第1のグラフィカル要素をサイズ変更する際に、サイズ変更イベントを検出する。
ステップS102において、処理部601が、表示状態を暫定的な「最高」状態に設定する。最高状態は、最も複雑な状態(すなわち、ほとんどの機能を提供する状態)、またはユーザがグラフィカル要素を最大限にサイズ変更することによって得られる状態を指す。図13に示す例では、最高状態は状態3である。
ステップS103において、サイズ変更後のグラフィカル要素の寸法を参照し、最高状態が表示可能であるかを判定する。例えば、図13を参照すると、状態3が最高状態と仮定して、ユーザがグラフィカル要素を、状態3に関係付けられている最小幅および最小高さを下回るサイズにサイズ変更している。したがって、当該グラフィカル要素は表示不可能である。
この場合、アルゴリズムはステップS104に移る。ステップS104において、現在の状態よりも下位の状態(図13に示す例では、状態3の下位の状態2である)が暫定的な状態として設定される。
アルゴリズムはステップS103に戻る。ここで、図13に示す例では、状態2に関係付けられている最小幅および最小高さが、サイズ変更後のグラフィカル要素に関係付けられているものを下回るため、状態2は表示可能であると判定される。
ステップS105において、グラフィカル要素は、S104で判定された状態(例えば、図13に示す状態2)に従って構成される。
ステップS106において、外部サーバからユーザデータを検索し、選択された状態で示されかつユーザデータと関連するグラフィカル要素のコンポーネントを更新する、光学工程を行う。例えば、このデータは、コンテンツのオンライン購入、ソーシャルネットワーキングに関連するデータ等のユーザの過去の動作に関し得る。
ステップS107において、(ステップS103において判定される状態によって確定される)グラフィカル要素のコンポーネントを、グラフィカル要素の現在のサイズに従って構成する、さらなる光学工程を行う。
ステップS108において、グラフィカル要素を表示部604に表示させる。
[サイズ依存グラフィカル要素の第2の例示的な実施態様]
上述の例において、ユーザが行うサイズ変更に基づいて互いに置換されるグラフィカル要素を単一のアプリケーションによって実現してもよい。しかし、図7、図9および図11を比較することによって、また、図12A〜図12Hを比較することによって理解されるように、上述の例では、ユーザがグラフィカル要素のサイズを変更して、種々のグラフィカル要素間でユーザに提供される機能を変更する場合、グラフィカル要素の複雑度が変化する。実施例によっては、各グラフィカル要素は、データ処理部601上で実行される別個のアプリケーションによって提供される。
したがって、実施例によっては、第1のグラフィカル要素702は、第1の簡単な音楽再生アプリケーションによって提供される。この音楽再生アプリケーションは、典型的には、実に基本的な機能を提供する。例えば、「楽曲の再生を開始する」機能および「楽曲の再生を停止する」機能等の音楽を再生するための最小限の機能と再生中の楽曲名を示すグラフィカル表示とをユーザに提供する。
第2のグラフィカル要素は、例えば、ユーザに早送り」機能および「巻き戻し」機能等のさらなる再生機能を提供しかつ異なる楽曲を選択させる、第2のより複雑なアプリケーションによって提供される。
最後に、第3のグラフィカル要素は、ユーザにより多くの機能を提供して楽曲の再生方法、編成等を制御させる点でさらに複雑なアプリケーションによって提供される。
図15は、上記種々のグラフィカル要素を、図6に示したデータ処理装置上でどのように実現することができるかを簡略化したイラストで示す概略図である。
図15に示すように、オペレーティングシステム1201は、データ処理部601上で動作する。オペレーティングシステムの例として、Windows、Mac OS X、Linux、iPhoneまたはAndroidが挙げられる。
図7および図8に示すケースでは、第1のグラフィカル要素702がディスプレイ701に表示される。上述したように、第1のグラフィカル要素702は、メモリ602からデータ処理部601にロードされる簡単なアプリケーション1202によって提供される。
上記のように、ユーザが第1のグラフィカル要素702を第1の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更すると、第1のグラフィカル要素702が第2のグラフィカル要素901に置換される。第2のグラフィカル要素901は、第2のアプリケーションによって提供される。したがって、ユーザが第1のグラフィカル要素702を第1の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更すると、第2のアプリケーション1203がメモリ602からデータ処理部601にロードされる。次いで、第2のアプリケーション1203が実行され、第2のグラフィカル要素901が提供される。
ユーザが第2のグラフィカル要素901を、第2の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更すると、第2のグラフィカル要素901が第3のグラフィカル要素1101に置換される。第3のグラフィカル要素1101は、第3のアプリケーションによって提供される。したがって、ユーザが第2のグラフィカル要素901を、第2の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更すると、第3のアプリケーション1204がメモリ602からデータ処理部601にロードされる。次いで、第3のアプリケーション1204が実行され、第3のグラフィカル要素1101が提供される。
理解されるように、第1のグラフィカル要素の表示から第2のグラフィカル要素の表示への移行、および第2のグラフィカル要素の表示から第3のグラフィカル要素の表示への移行に加え、逆も起こり得る。例えば、ユーザが第3のグラフィカル要素をサイズ変更することで、第2の所定の閾値サイズを下回るサイズに第3のグラフィカル要素が縮小されると、データ処理装置が第2のグラフィカル要素の表示へ切り替えるように構成することができる。同様に、ユーザが第2のグラフィカル要素をサイズ変更することで、第1の所定の閾値サイズを下回るサイズに第2のグラフィカル要素が縮小されると、データ処理装置が第1のグラフィカル要素の表示に切り替えるように構成することができる。
[テーマ別ディスプレイ]
以下に、上記サイズ依存グラフィカル要素に関連する概念を如何に採用して、ユーザに、多数のアプリケーションによって提供される複数の機能を通じてより容易に制御および処理の実行(navigation)を可能にするテーマ別ディスプレイを提供することができるかを説明する。
図2、図3、図4および図5は、従来のオペレーティングシステムのグラフィカル要素をどのように編成するかについての例を示す。上述したように、一連のアイコンが表示される。これらのアイコンのうちの1つがユーザによって選択されると、対応のアプリケーションが起動し、その結果、典型的には、サイズ変更可能なグラフィカル要素(例えば、「ウィンドウ」)が表示される。アプリケーションを起動させる他の方法は、ドロップダウンメニューまたはポップアップメニューを開いて、起動させるアプリケーションをアプリケーションリストから選択することを含む。
典型的には、アプリケーションは、多くの関連する機能を有する。例えば、ウェブブラウザアプリケーションが、ソーシャルネットワーキングサイトを表示させて、ユーザが、他のユーザに対してメッセージのやり取りをすることを可能にしてもよい。しかし、ソーシャルネットワーキングサイトが簡単なメッセージのやり取りをユーザに可能にする一方、電子メールクライアントアプリケーションは、画像、音声ファイル、ワードプロセッシングファイル等のデータファイルを含む添付ファイル付きの電子メールのやり取りを可能にするという違いはあるが、電子メールクライアントアプリケーションはソーシャルネットワーキングサイトとほぼ同じことを行うことができる。
それゆえ、ユーザがデータ処理装置上で起動させることができるアプリケーションの多くは、関連する機能を有していることが理解されるであろう。しかし、図1に示すラップトップパーソナルコンピュータ101等の従来のデータ処理装置では、ユーザにとってわずらわしくかつ不都合であり得る多数の別個のアプリケーションを起動させることによってしかこの機能にアクセスすることができない。
実施例によっては、図6に示したデータ処理装置を、「テーマ別ディスプレイ」を提供するように構成することができる。テーマ別ディスプレイでは、多数の別々のアプリケーションを介してユーザに種々のタイプの機能を提供するのではなく、テーマ別ディスプレイによって、機能を「テーマ」で区切り、テーマ毎に専用のグラフィカル要素を割り当てる。さらに、図7〜図11に示したグラフィカル要素を参照して理解されるように、テーマ別ディスプレイでは、テーマ毎に関係付けられているグラフィカル要素をサイズ変更することができる。各「テーマの」グラフィカル要素を所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更すると、グラフィカル要素が、異なる、典型的には、より広範なレベルの機能を有するように変化する。換言すると、ユーザに対して表示される情報はより詳細であり、グラフィカル要素は、より多くの機能およびより高いレベルの制御を提供する。
図16は、図7〜図11を参照して説明したグラフィカル要素の原理を組み込んだ、図6に示したもの等のデータ処理装置上で表示されるテーマ別ディスプレイ1301の概略図である。
テーマ別ディスプレイ1301は、(図7を参照して上述したような)第1の「メディア」グラフィカル要素702と、第1の「通信」グラフィカル要素1302と、第1の「オフィス」グラフィカル要素1303とを有する。
メディアグラフィカル要素702は、この単一のグラフィカル要素において、データ処理装置上でメディアに関係付けられている種々の機能、すなわち、音声および映像再生に関連する機能またはアプリケーション、およびデータ処理装置に記憶されるかまたはアクセス可能である音声および映像コンテンツの管理を提供する。同様に、通信グラフィカル要素1302は、この単一のグラフィカル要素において、電子メールのやり取り、インスタントメッセージ、VoIP等の通信に関連する種々の機能またはアプリケーションを提供することを意図されている。最後に、オフィスグラフィカル要素1303は、この単一のグラフィカル要素において、スプレッドシート、ワードプロセッシング文書、プレゼンテーション等のオフィス用ファイルの作成および編集に関係付けられている機能またはアプリケーションへのアクセスを提供することを意図されている。
図16に示すように、第1のメディアグラフィカル要素702は、2つの再生コントロール704、705と、再生中の楽曲に関する情報を提供する情報バー706とを有する。第1の通信グラフィカル要素1302は、別のユーザからの新着メッセージを含む簡単なメッセージペイン1304を有する。第1のオフィスグラフィカル要素1303は、単に、2つの最新の編集ファイルを表す2つのアイコン1305、1306を有する。第1のアイコン1305は、最近編集したプレゼンテーションを表し、第2のアイコン1306は、最近編集したワードプロセッシングファイルを表す。
図17は、第1の通信グラフィカル要素1302が所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更され、第1の通信グラフィカル要素1302が第2の通信グラフィカル要素1405に置換された後のディスプレイ1301を示す概略図である。第1の通信グラフィカル要素の元の簡単なメッセージペイン1304は、さらなるコントロール1401、1402を含むより複雑なメッセージに置換されているのが分かるであろう。新着メッセージを表示する「新着メッセージ」ペイン1403と、連絡先の詳細リストを提供する連絡先リスト1404とが表示されている。
図18は、第2の通信グラフィカル要素1405が第2の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更され、第2の通信グラフィカル要素1405が第3の通信グラフィカル要素1501に置換された後のディスプレイ1301を示す概略図である。メッセージのやり取りおよび連絡先の管理に対して高度な制御をユーザに可能にするコントロールおよび情報ペインを有する非常に詳細なメッセージペイン1502が提供されているのが分かるであろう。第3の通信グラフィカル要素1501はまた、ユーザをビデオ会議に参加させるビデオペイン1503を有する。第3のメディアグラフィカル要素1501はまた、ソーシャルネットワーキングウェブサイトへのアクセスを提供するウェブブラウザペイン1504を有する。
図19は、オフィスグラフィカル要素1303が所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更され、第1のオフィスグラフィカル要素1303が第2のオフィスグラフィカル要素1601に置換された後のディスプレイ1301を示す概略図である。2つの最近編集されたファイルを表す元の2つのアイコン1305、1306が、第1のアイコン1306によって示されていた最近編集されたファイルを編集するための編集画面1602を示すペインに置換されているのが分かるであろう。この例では、ユーザは、第1のオフィスグラフィカル要素1303を単にサイズ変更することによって、最近開かれたファイルの編集を直接開始することができる。
図20は、第2のオフィスグラフィカル要素1601が第2の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更され、第3のオフィスグラフィカル要素1701に置換された後のディスプレイ1301を示す概略図である。編集画面1602が消え、最近編集されたファイルの詳しい概要を提供する最新ファイルペイン1702、ユーザの予定を示しかつユーザが約束等を追加および削除することを可能にするスケジュールペイン1703、時間を示す時計グラフィック1704、およびアプリケーションペイン1705に置換されているのが分かるであろう。アプリケーションペイン1705はアイコンを提供しており、このアイコンのおかげで、ユーザが適切なアイコンを選択することによって従来のアプリケーション(スプレッドシートアプリケーション、ワードプロセッサアプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション等)を起動することが可能になっている。
図16〜図20に示すグラフィカル要素内に示される種々のインタフェースコントロールおよびグラフィカルオブジェクトは、複数の異なるアプリケーションによって提供してもよい。例えば、第3のメディアグラフィカル要素1501のビデオペイン1503は、ビデオ会議アプリケーションによって提供してもよい。一方、ウェブブラウザペイン1504は、ウェブブラウザアプリケーションによって提供してもよい。
図21は、本発明による例示的な方法を示すフローチャートを示す概略図である。ステップS201において、第1のグラフィカル要素がデータ処理装置によって表示される。ステップS202において、データ処理装置は、データ処理装置に第1のグラフィカル要素の表示サイズを変更させるサイズ変更制御入力を検出する。ステップS203において、第1のグラフィカル要素が第1の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更されたかを判定する。第1のグラフィカル要素が第1の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更されたと判定された場合、S204において、第2のグラフィカル要素が、第1のグラフィカル要素を置換するように表示される。第1のグラフィカル要素が第1の所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更されていないと判定された場合、S205において、データ処理装置は、第1のグラフィカル要素が第2の所定の閾値サイズよりも小さくなるようにサイズ変更されたかを判定する。第1のグラフィカル要素が第2の所定の閾値サイズよりも小さくなるようにサイズ変更されたと判定された場合、ステップS206において、データ処理装置は、第3のグラフィカル要素を表示する。第1のグラフィカル要素が第2の所定の閾値サイズよりも小さくなるようにサイズ変更されていないと判定された場合、データ処理装置は、引き続き第1のグラフィカル要素を表示する。
本発明の上記実施形態が、少なくとも部分的にソフトウェア制御式データ処理装置を用いて実施される限り、係るソフトウェア制御を行うコンピュータプログラム、および当該コンピュータプログラムを提供する伝送部、記憶部、または他の媒体が、本発明の態様として想定されることが理解されるであろう。
本発明の範囲から逸脱しない限り、上記実施形態に関して種々の変更形態が可能である。例えば、本発明の実施例を実施するために好適なデータ処理装置は、典型的には、画面等の表示手段を有するあらゆる好適なデータ処理装置を含むことが理解されるであろう。これは、例えば、携帯電話、Sony PS3(商標)等のゲーム機、Sony PSP(商標)等の携帯ゲーム機、セットトップボックス、テレビ、パーソナルメディアプレイヤ、タブレット型計算装置等を含む。
さらに、本発明の実施例を、データ処理装置自体上で動作するオペレーティングシステムと協働して実行されるアプリケーション(複数可)によって提供されるグラフィカル要素を主に参照して説明してきたが、実施例によっては、グラフィカル要素は、Internet Explorer(商標)、Firefox(商標)またはChrome(商標)等のウェブブラウザからのウェブアプリケーションを介して提供することができる。このような実施形態では、アプリケーション(複数可)は、ブラウザ内のFlash(商標)またはSilverlight(商標)アプリケーションとしてもよい。

Claims (15)

  1. サイズ変更可能な複数のグラフィカル要素のうち、少なくとも1つのグラフィカル要素をディスプレイに表示し、ユーザコントロールからのサイズ変更制御入力に応答して前記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素をサイズ変更する、1つまたは複数のコンピュータプログラムアプリケーションを実行させるためのデータ処理装置であって、
    前記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素が複数の所定の閾値サイズのうちの1つを上回るかまたは下回るようにサイズ変更される場合、前記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素を前記複数のグラフィカル要素のうちの少なくとも1つの第2のグラフィカル要素に切り替えて表示し、
    前記複数のグラフィカル要素はそれぞれ、他のグラフィカル要素とは異なる少なくとも1つのグラフィカルオブジェクトまたはインタフェースコントロールを有し、
    前記複数の所定の閾値サイズのうちの1つのサイズが増大するにつれて、前記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素が前記複数の所定の閾値サイズのうちの1つのサイズを上回るようにサイズ変更されるときに表示される前記少なくとも1つの第2のグラフィカル要素が有するインタフェースコントロールおよび/またはグラフィカルオブジェクトの数が増加する
    データ処理装置。
  2. 請求項1に記載のデータ処理装置であって、
    前記複数のグラフィカル要素はそれぞれ、前記データ処理装置で実行されている複数のアプリケーションのうちの1つによって前記ディスプレイに表示可能であり、
    前記データ処理装置は、前記サイズ変更制御入力に応答して、前記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素を生成する第1のアプリケーションの実行から、前記少なくとも1つの第2のグラフィカル要素を生成する第2のアプリケーションの実行へ切り替えることによって、前記複数のグラフィカル要素間で表示を切り替えるように構成される
    データ処理装置。
  3. 請求項1に記載のデータ処理装置であって、
    前記ディスプレイ上に前記複数のグラフィカル要素を同時にレンダリングし、不透明なものとして表示されるサイズ変更可能なグラフィカル要素のみを表示することによって前記複数のグラフィカル要素間で表示を切り替えるように構成される
    データ処理装置。
  4. 請求項1に記載のデータ処理装置であって、
    前記複数のグラフィカル要素間で表示を切り替えるときに、サーバからデータを検索して前記複数のグラフィカル要素のうちの前記少なくとも1つの第2のグラフィカル要素とともに表示する
    データ処理装置。
  5. 請求項4に記載のデータ処理装置であって、
    前記データは、前記データ処理装置によってユーザの以前の活動を示すユーザデータである
    データ処理装置。
  6. 請求項1に記載のデータ処理装置であって、
    前記複数のグラフィカル要素の少なくとも2つのグラフィカル要素を同時に表示し、
    前記少なくとも2つのグラフィカル要素のうちのいずれかのグラフィカル要素がサイズ変更されるときに、当該いずれかのグラフィカル要素の表示を切り替えるように構成される
    データ処理装置。
  7. 複数のグラフィカルオブジェクトおよびインタフェースコントロールの少なくとも1つをそれぞれ含むサイズ変更可能な複数のグラフィカル要素のうち、少なくとも1つのグラフィカル要素をディスプレイに表示し、ユーザコントロールからのサイズ変更制御入力に応答して、前記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素をサイズ変更する、1つまたは複数のコンピュータプログラムアプリケーションを実行させるためのデータ処理装置であって、
    前記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素が複数の所定の閾値サイズのうちの1つを上回るかまたは下回るようにサイズ変更される場合、前記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素を前記複数のグラフィカル要素のうちの少なくとも1つの第2のグラフィカル要素に切り替えて表示し、
    前記複数のグラフィカル要素はそれぞれ、他のグラフィカル要素とは異なる少なくとも1つのグラフィカルオブジェクトまたはインタフェースコントロールを有し、
    前記グラフィカルオブジェクトおよび/またはインタフェースコントロールの少なくとも2つは、少なくとも2つの異なるコンピュータアプリケーションによって提供される機能に関係付けられる
    データ処理装置。
  8. サイズ変更可能な複数のグラフィカル要素をディスプレイに表示する方法であって、
    ユーザコントロールからのサイズ変更制御入力に応答して前記ディスプレイに表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素をサイズ変更し、
    前記サイズ変更制御入力が、前記少なくとも1つのグラフィカル要素を、複数の所定の閾値のサイズのうちの1つを上回るかまたは下回るサイズに変更させるものである場合、前記少なくとも1つのグラフィカル要素の表示から、前記複数のグラフィカル要素のうちの少なくとも1つの第2のグラフィカル要素の表示へ切り換え、
    前記複数のグラフィカル要素はそれぞれ、他のグラフィカル要素とは異なる少なくとも1つのグラフィカルオブジェクトまたはインタフェースコントロールを有し、
    前記複数の所定の閾値サイズのうちの1つのサイズが増大するにつれて、前記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素が当該所定の閾値サイズを上回るようにサイズ変更されるときに表示される、少なくとも1つの第2のグラフィカル要素が有するインタフェースコントロールおよび/またはグラフィカルオブジェクトの数が増加する
    表示方法。
  9. 請求項8に記載の表示方法であって、さらに
    前記ディスプレイ上に前記複数のグラフィカル要素の全てを同時にレンダリングし、1つのみのグラフィカルユーザ要素を不透明なものとして表示することによって前記複数のグラフィカル要素間で表示を切り替える
    表示方法。
  10. 請求項8に記載の表示方法であって、さらに
    複数のアプリケーションプログラムの1つまたは複数をデータ処理装置上で実行させ、
    前記複数のアプリケーションプログラムのうちの1つに応答して前記ディスプレイに前記複数のグラフィカル要素をそれぞれ表示し、
    前記切り替えステップは、前記サイズ変更制御入力に応答して、前記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素を生成する第1のアプリケーションプログラムの実行から、前記少なくとも1つの第2のグラフィカル要素を生成する第2のアプリケーションプログラムの実行に切り替えるステップを含む
    表示方法。
  11. 請求項8に記載の表示方法であって、
    前記切り替えステップは、サーバからデータを検索して前記複数のグラフィカル要素のうちの前記少なくとも1つの第2のグラフィカル要素とともに表示するステップを含む
    表示方法。
  12. 請求項8に記載の表示方法であって、さらに
    前記複数のグラフィカル要素の少なくとも2つのグラフィカル要素を同時に表示し、
    前記切り替えステップは、前記少なくとも2つのグラフィカル要素のうちのいずれかのグラフィカル要素がサイズ変更されるときに当該いずれかのグラフィカル要素の表示を切り替えるステップを含む
    表示方法。
  13. 1つまたは複数のコンピュータプログラムアプリケーションをデータ処理装置上で実行させる方法であって、
    サイズ変更可能な複数のグラフィカル要素のうち、少なくとも1つのグラフィカル要素をディスプレイに表示し、
    ユーザコントロールからのサイズ変更制御入力に応答して、前記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素をサイズ変更し、
    前記複数のグラフィカル要素はそれぞれ、複数のグラフィカルオブジェクトおよびインタフェースコントロールの少なくとも1つを含み、
    前記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素が複数の所定の閾値サイズのうちの1つを上回るかまたは下回るようにサイズ変更される場合、前記表示されている少なくとも1つのグラフィカル要素を前記複数のグラフィカル要素のうちの少なくとも1つの第2のグラフィカル要素に切り替えて表示し、
    前記複数のグラフィカル要素はそれぞれ、他のグラフィカル要素とは異なる少なくとも1つのグラフィカルオブジェクトまたはインタフェースコントロールを有し、
    前記グラフィカルオブジェクトおよび/またはインタフェースコントロールの少なくとも2つは、少なくとも2つの異なるコンピュータアプリケーションによって提供される機能に関係付けられる
    実行方法。
  14. コンピュータに、請求項8に記載の表示方法を実行させるプログラム。
  15. 請求項14に記載のプログラムが記録された記録媒体。
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