JP2012022476A - 通信ユニット及び情報処理装置 - Google Patents

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啓行 ▲高▼橋
Hiroyuki Takahashi
Junichi Ikeda
純一 池田
Noboru Suzuki
暢 鈴木
Noriyuki Terao
典之 寺尾
Mitsuharu Takeo
光治 竹尾
Tetsuya Sato
哲也 佐藤
Hideaki Yamamoto
英明 山本
Satoru Numakura
覚 沼倉
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Abstract

【課題】コストを抑制可能で、通信ユニット内で必要とされる電流を無駄に増大させることなく供給可能な通信ユニット及び情報処理装置を提供する。
【解決手段】SW55は、電流監視部57からの指令信号に応じて、電気式カードエッジ50からの電流の供給と、RJ45コネクタ53からの電流の供給とを切り替える。電流監視部57は、Rsence56の両端の電圧を監視し、当該電圧が規定電圧値を超える場合、電流の供給元をRJ45コネクタ53に切り替える旨を示す指令信号をSW55に出力し、当該電圧が規定電圧値以下である場合、電流の供給元を電気式カードエッジ50に切り替える旨を示す指令信号をSW55に出力する。
【選択図】図5

Description

本発明は、通信ユニット及び情報処理装置に関する。
従来より、データ通信における通信規格として例えばPCI−Express(登録商標)規格に準拠したインターフェイスを有する機器間での光ケーブルを用いたデータを高速に転送する技術がある。このような技術として、PCI−Express規格カードエッジを有し、電気信号を光信号に変換する光ケーブル変換部を有する光アクティブケーブルが接続されるPCI−Express/光ケーブル変換ボードが既に知られている(例えば特許文献1参照)。このようなPCI−Express/光ケーブル変換ボードでは、PCI−Express規格カードエッジを介して規定の電流量の電流が供給される。
しかし、従来のPCI−Express/光ケーブル変換ボードでは、データを高速に転送する時に大量の電流が消費されるため、PCI−Express規格カードエッジを介して供給される電流のみでは足りなくなる恐れがあり、その影響により、動作が不安定になったり、最悪の場合、ボード内のシステムが破壊されたりする恐れがあった。このため、PCI−Express及び光ケーブル変換部で規定されている仕様以外の外部の電源から電流を供給することが考えられているが、この場合外部から電流の供給を受けるための専用の電源コネクタをPCI−Express/光ケーブル変換ボードに新たに設ける必要があり、大きなコストが掛かる恐れがあった。また、外部から大量の電流を供給可能にした場合であっても、必要以上に電流が供給されることになれば、消費される電流が無駄に増大する恐れがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、必要とされる電流を無駄に増大させることなく供給可能な通信ユニット及び情報処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1の装置及び第2の装置間でのデータ通信を第1の通信媒体を介して行う際に、前記第1の通信媒体と前記第1の装置との間に設けられる通信ユニットであって、前記第1の装置及び第2の装置間で通信されるデータの転送及び前記通信ユニット内への電流の供給を行う第1接続部と、前記第1の装置との間で通信する補助信号の転送及び前記通信ユニット内への電流の供給を行う第2接続部と、前記通信ユニット内へ供給された電流の量を検出する検出部と、検出された前記電流の量及び所定の条件に基づいて、前記通信ユニット内への電流の供給元を前記第1接続部又は前記第2接続部に切り替える切替部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、必要とされる電流を無駄に増大させることなく供給可能になる。
図1は、一実施の形態のプリントシステムの概略構成図である。 図2は、サーバ及びプリンタにおけるPCI Expressツリーを説明するための図(その1)である。 図3は、サーバ及びプリンタにおけるPCI Expressツリーを説明するための図(その2)である。 図4は、サーバとプリンタとの間の伝送路を説明するための図である。 図5は、電気/光ケーブル変換ボードの構成の概要を例示する図である。 図6は、本実施の形態にかかるPCI Express/光ケーブル変換ボードの構成の概要を例示する図である。 図7は、RJ45コネクタ53、Ethernet(登録商標)ケーブル700及びメインコントローラの接続の詳細を説明するための図である。 図8は、電流の供給元の切り替えにかかる構成の詳細を例示する図である。 図9は、電気式カードエッジ50から供給される電流I2と、RJ45コネクタ53から供給される電流I1と、規定電圧値と、経過時間との関係を例示する図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる通信ユニット及び情報処理装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態のプリントシステム100の概略構成図である。本実施の形態のプリントシステム100は、サーバ200、プリンタ400、光アクティブケーブル500、複数の端末800、ネットワーク900などを備えている。
サーバ200は、いわゆるプリントサーバであり、ネットワーク900を介して複数の端末(例えば、PC)800と接続されている。サーバ200及びプリンタ400は、一例として図2に示されるように、それぞれ、PCI Expressの規格にて規定されたツリー構造のトポロジに従って接続されたデバイス群を有する。PCI Expressの規格にて規定されたツリー構造のトポロジとは、一例として図3に示されるように、ルートコンプレックスを頂点としたツリー型の構成であり、ルートコンプレックスとエンドポイントとが接続されるトポロジである。
サーバ200は、図4に示されるように、そのマザーボードにPCI Expressの規格に準拠したソケット(PCI Expressソケット410)が少なくとも4つ搭載されている。そして、各PCI Expressソケット410には、カードアダプタ300が装着されている。また、プリンタ400は、そのマザーボードにPCI Expressの規格に準拠したソケット(PCI Expressソケット410)が少なくとも4つ搭載されている。そして、各PCI Expressソケットには、カードアダプタ300が装着されている。また、各カードアダプタ300には、光トランシーバ600がそれぞれ取り付けられている。そして、サーバ側の光トランシーバ600とプリンタ側の光トランシーバ600とは、光アクティブケーブル500によって個別に接続されている。ここで、本実施の形態では、光トランシーバ600は、電気信号と光信号の変換機能を備えている。
ここでは、ブラックの画像情報、シアンの画像情報、マゼンタの画像情報、及びイエローの画像情報が、ラスターイメージの可逆圧縮データの形で、個別にサーバ200からプリンタ400に伝送される。そして、プリンタ400は、受信したブラックの画像情報、シアンの画像情報、マゼンタの画像情報、及びイエローの画像情報に応じてカラーの画像を形成する。
ここで、カードアダプタ300として用いることが可能な通信ユニットの構成の概要について説明する。まず、通信ユニットの一例である通信ボードとして、電気/光ケーブル変換ボードの構成の概要について図5を用いて説明する。電気/光ケーブル変換ボードとは、サーバ200及びプリンタ400などの装置間でデータ通信を通信媒体として光ケーブルを介して行う際に、通信媒体と装置との間に設けられる通信ボードである。電気/光ケーブル変換ボードは、電気式カードエッジ50と、光ケーブルコネクタ52と、PCI Expressスイッチ51とを有する。電気式カードエッジ50は、例えば、PCIやPCI Expressなどの通信規格に準拠したカードエッジコネクタである。電気式カードエッジ50は、サーバ側あるいはプリンタ側のPCI Expressソケット410と接続可能であり、サーバ200のマザーボードやプリンタ400のマザーボードに接続され、サーバ200及びプリンタ400間で通信されるデータの転送及び電流の供給を行う接続部である。具体的には、電気式カードエッジ50は、マザーボードから供給される電流をPCI Expressスイッチ51に供給したり、マザーボードから送信されたデータなどの電気信号をPCI Expressスイッチ51に送信したり、PCI Expressスイッチ51から送信されたデータなどの電気信号をマザーボードに送信したりする。
PCI Expressスイッチ51は、電気式カードエッジ50に配線接続され、光ケーブルコネクタ52にシリアル信号で接続されており、電気式カードエッジ50から送信された電気信号を光ケーブルコネクタ52に供給したり、光ケーブルコネクタ52から送信された電気信号を電気式カードエッジ50に送信したりする中継部である。光ケーブルコネクタ52は、例えば、SFP(Small Form-Factor Pluggable),QSFP(Quad small Form−factor Pluggable),XFP(10 Gigabit Small Form Factor Pluggable)などの通信規格に準拠した光ケーブルが接続されるコネクタである。光ケーブルコネクタ52には、光トランシーバ600を介して光アクティブケーブル500が接続され、光ケーブルコネクタ52は、PCI Expressスイッチ51から送信された信号を光トランシーバ600を介して光アクティブケーブル500に送信したり、光アクティブケーブル500を介して光トランシーバ600から受信されたデータをPCI Expressスイッチ51に送信したりする。尚、光信号により光アクティブケーブル500から伝送されたデータは、光トランシーバ600で電気信号に変換されて、光ケーブルコネクタ52を介してPCI Expressスイッチ51に送信される。また、PCI Expressスイッチ51及び光ケーブルコネクタ52を介して送信されたデータは、光トランシーバ600で光信号に変換されて光アクティブケーブル500を介して伝送される。
次に、カードアダプタ300として用いることが可能な通信ボードとして、電気式カードエッジ50がPCI Express規格に準拠したコネクタである場合のPCI Express/光ケーブル変換ボードの構成の概要について説明する。この構成のブロック図は図5に例示されるものと同様であるため、その図示を省略する。PCI Express/光ケーブル変換ボードは、PCI Express規格に準拠した電気式カードエッジ50として、例えば、PCI Express Gen1(2.5GT/s:Giga Transfer per second、秒あたりの転送量の単位)x8カードエッジもしくはPCI Express Gen2(5GT/s)x4カードエッジが使用される。光アクティブケーブル500として、5GT/s x4の光アクティブケーブルが使用される。光ケーブルコネクタ52として、QSFP規格に準拠したコネクタが使用される。電気式カードエッジ50がPCI Express Gen1x8カードエッジである場合、8レーンの差動信号線がPCI Expressスイッチ51の1ポートに接続され、電気式カードエッジ50がPCI Express Gen2x4カードエッジである場合、4レーンの差動信号線がPCI Expressスイッチ51の1ポートに接続され、光ケーブルコネクタ52からの4レーンの差動信号線がPCI Expressスイッチ51の他のポートに接続される。
以上の図5の構成において、PCI−Express規格の場合、電気式カードエッジ50から供給可能な電流の電流量は予め規定されており、最大3Aである。これに対し、QSFP規格に準拠したある製品の光ケーブルコネクタ52の最大電流量の一例として0.7Aであり、PCI Expressスイッチ51では、最大の電流量がおおよそ1Aである。このような構成においては、電気式カードエッジ50から供給される電流により、光ケーブルコネクタ52及び光ケーブルコネクタ52で消費される電流を十分賄うことが可能である。
次に、カードアダプタ300として用いることが可能な通信ボードとして、本実施の形態にかかるPCI Express/光ケーブル変換ボードの構成の概要について図6を用いて説明する。即ち、本実施の形態においては、図6に例示される通信ボードをカードアダプタ300として用いる。同図に示されるように、本実施の形態にかかるPCI Express/光ケーブル変換ボードは、電気式カードエッジ50と、PCI Expressスイッチ51と、2つの光ケーブルコネクタ52a,52bと、RJ45コネクタ53と、スペクトラムスプレッドクロックジェネレータ(SSC:Spread Spectrum Clock Generator)54とを有する。尚、2つの光ケーブルコネクタ52a,52bを区別する必要がないときは、光ケーブルコネクタ52という。PCI Express規格に準拠した電気式カードエッジ50として、PCI Express Gen1(2.5GT/s)x16もしくはPCI Express Gen2(5GT/s)x8が使用される。尚、電気式カードエッジ50がPCI Express Gen1x16カードエッジである場合、16レーンの差動信号線がPCI Expressスイッチ51の1ポートに接続され、電気式カードエッジ50がPCI Express Gen2x8カードエッジである場合、8レーンの差動信号線がPCI Expressスイッチ51の1ポートに接続され、2つの光ケーブルコネクタ52からの4レーンの差動信号線がPCI Expressスイッチ51の2つのポートに各々接続される。光アクティブケーブル500として、例えばLuxtera社のBlazar-6/10GHz x4が使用される。
光ケーブルコネクタ52として、QSFP規格に準拠したコネクタが使用される。2つの光ケーブルコネクタ52a,52bのそれぞれには、光アクティブケーブル500の光トランシーバ600a,600bが接続され、内部に自己の状態を記憶するメモリが設けられている。RJ45コネクタ53は、PCI−Express規格の補助信号であるサイドバンド信号を転送するためのコネクタであり、Ethernet(登録商標)の通信規格で通信を行うEthernet(登録商標)ケーブル700が接続される。Ethernet(登録商標)ケーブル700には、サーバ200やプリンタ400で用いられる、CPU、ROM及びRAM等を備えるメインコントローラ(不図示)が接続される。SSC54は、クロック信号を生成し、スペクトラム拡散により、クロック信号のノイズ低減を行う。
PCI Expressスイッチ51は、NTB(ノン・トランスペアレント・ブリッジ)機能を有し、RJ45コネクタ53及び電気式カードエッジ50にそれぞれ配線接続され、光ケーブルコネクタ52a,52bのそれぞれにシリアル信号で接続されており、電気式カードエッジ50と光ケーブルコネクタ52a,52b間の配線のレーンの接続と遮断を切り替える。PCI Expressスイッチ51は、光ケーブルコネクタ52a,52bのそれぞれからシリアル信号線を介して、光トランシーバ600a,600bの状態が変化したことを示す割り込み信号(IntL信号)を受信し、光ケーブルコネクタ52a,52b内のメモリから光トランシーバの通信状態をステータス情報として読み取って、このステータス情報に基づいて、サイドバンド信号を生成する。生成されたサイドバンド信号は、RJ45コネクタ53を介して接続機器に送信される。
ここで、Ethernet(登録商標)ケーブル700を介したサーバ側のRJ45コネクタ53とプリンタ側のRJ45コネクタ53との接続の詳細について図7を用いて説明する。Ethernet(登録商標)ケーブル700は、最大4組のペア線を持ち、その割り当ては0+と0-,1+と1-,2+と2-,3+と3-というように対になっている。PCI−Express規格の補助信号であるサイドバンド信号としては、WAKE#信号(本実施例では、例えば、1+と1-に割り当てる)及びPERST#信号(本実施例では、例えば、2+と2-に割り当てる)が定義されており、PCI−Express規格でEthernet(登録商標)ケーブル700を接続させるための接続用信号としてPWRON信号(本実施例では、例えば、3+と3-に割り当てる)が定義されている。RJ45コネクタ53には、このようなサイドバンド信号の転送用のペア線に各々対応する信号用端子が設けられている。この信号用端子を介してRJ45コネクタ53にサイドバンド信号が入出力される。そして、サーバ側のRJ45コネクタ53と、プリンタ側のRJ45コネクタ53とが、Ethernet(登録商標)ケーブル700を介してサイドバンド信号の通信を行う。即ち、サーバ側のRJ45コネクタから送信されたサイドバンド信号は、プリンタ側のRJ45コネクタ53を介してPCI Expressスイッチ51に転送され、PCI Expressスイッチ51から送信されたサイドバンド信号は、プリンタ側のRJ45コネクタ53を介してサーバ側のRJ45コネクタ53に転送される。
以上のような構成において、PCI Express/光ケーブル変換ボードに接続される2つの光アクティブケーブル500で消費する電流量は、2つ合計で約1.4Aであり、PCI−Expressスイッチ51で消費する電流量は、約1Aであり、SSC54で消費する電流量は、約0.5Aであり、これらの合計は2.9Aとなる。上述では説明していないがPCI Express/光ケーブル変換ボードには他の部品も搭載されているため、PCI Express/光ケーブル変換ボード全体で消費される電流量は、PCI Express規格で供給可能な最大の電流量3Aを超えてしまう恐れがある。このため、電気式カードエッジ50から供給される電流のみでは賄いきれず、PCI Express/光ケーブル変換ボード内の動作が不安定になるばかりか、最悪の場合、システムが破壊される恐れがある。そこで、本実施の形態においては、このような問題を解決すべく、図4に例示されるEXT Power信号(本実施例では、例えば、0+と0-に割り当てる)により、Ethernet(登録商標)ケーブル700を介して接続先からPCI Express/光ケーブル変換ボードに電流を供給させる。即ち、Ethernet(登録商標)ケーブル700のペア線のうち、WAKE#信号,PERST#信号及びPWRON信号のサイドバンド信号の転送に用いられていない1つのペア線を用いて、RJ45コネクタ53を介して接続先から接続元への電流の供給を実現させる。このペア線からは、約5Aの電流量の電流を供給することが可能であるため、PCI Express/光ケーブル変換ボードにおいて必要な電流の消費が最大になった場合でも十分賄うことが可能である。尚、Ethernet(登録商標)ケーブル700として、例えば、100BaseTEthernet(登録商標)ケーブル700を使用する場合、10ギガビットEthernet(登録商標)ケーブル700と比較して非常に安価であり、ペア線の一部を電流の供給用に使用したとしてもコストの増大を十分抑制することができる。
更に、本実施の形態のPCI Express/光ケーブル変換ボードにおいては、所定の条件に応じて、電気式カードエッジ50からの電流の供給と、RJ45コネクタ53からの電流の供給とを切り替える。ここで、電流の供給元の切り替えにかかる構成の詳細について図8を用いて説明する。同図に示されるように、PCI Express/光ケーブル変換ボードは、スイッチ(SW)55と、Rsence56と、電流監視部57とを更に有する。SW55は、電流監視部57からの指令信号に応じて、電気式カードエッジ50からの電流の供給と、RJ45コネクタ53からの電流の供給とを切り替える。具体的には、SW55には、PCI Expressスイッチ51を介してPCI Express/光ケーブル変換ボードに電流を供給するBoard Power信号線と、後述する電流監視部57から出力された指令信号が入力される入力信号線と、電気式カードエッジ50からの電流が供給される第1電流供給線及びRJ45コネクタ53からの電流が供給される第2電流供給線とが接続される。SW55は、入力信号線から入力される指令信号に応じて、Board Power信号線との接続を第1電流供給線又は第2電流供給線に切り替えるスイッチ回路を有する。Board Power信号線から供給された電流の戻りの電流(リターン電流という)は、同図のA点に全て集められ、Rsence56を介して、カードエッジGNDもしくはRJ45GNDに流れる。尚、同図では、リターン電流の流出先を共通のカードエッジGND及びRJ45GNDにしているが、この限りではない。Rsence56は抵抗器である。Rsence56の抵抗値をRsenseとする。電流監視部57は、Rsence56の両端の電圧を監視することにより、Rsence56を流れるリターン電流を監視し、当該電圧が規定電圧値を超える場合、電流の供給元をRJ45コネクタ53に切り替える旨を示す指令信号をSW55に出力し、当該電圧が規定電圧値以下である場合、電流の供給元を電気式カードエッジ50に切り替える旨を示す指令信号をSW55に出力する。尚、規定電圧値は、予め設定される値であり、例えば、PCI Express規格で供給可能な最大の電流量3Aに応じて設定される。電流監視部57としては、例えば、過電流を検出するための一般的なICを用いる。また、図示してはいないが、予期しない電流ループを排除する、即ち、電流の供給元を完全に分離する場合は、EXT Power信号と共に、電流監視部57から出力される指令信号によりGNDも切り替えるようにすれば良い。
ここで、電気式カードエッジ50から供給される電流I2と、RJ45コネクタ53から供給される電流I1と、規定電圧値と、経過時間との関係について図9を用いて説明する。上述したように、電流監視部57には「Rsense×(電流I1+電流I2)」の電圧が常に発生しており、この電圧が既定値以下なら、SW55では、電流の供給元が電気式カードエッジ50になるように、スイッチ回路によりBoard Power信号線に第1電流供給線が接続され、当該電圧が既定値を超えた場合は、電流の供給元がRJ45コネクタ53になるように、スイッチ回路によりBoard Power信号線に第2電流供給線が接続される。さて、光アクティブケーブル500を介しての通信がない状態では、図6下段に示されるように、PCI Express/光ケーブル変換ボードでは、アイドル電流が流れるのみであり、PCI Express/光ケーブル変換ボードへの電流は、電気式カードエッジ50から供給される。通信が始まると、PCI Express/光ケーブル変換ボード内で流れる電流が増加し、その電流量は時間t1で規定電流値を超える。規定電流値は上述の規定電圧値に対応する値であり、例えば、PCI Express規格で供給可能な最大の電流量3Aに相当する。尚、画像形成装置の場合、通常は既定の時間内に全てのデータを送りきる必要があるので、通信が一旦開始されると、PCI Express/光ケーブル変換ボード内を流れる電流の電流量は、一気に規定電流値に到達する。このとき、PCI Express/光ケーブル変換ボードへの電流は、RJ45コネクタ53からの供給に切り替わる。このため、図6上段に示されるように、時間t1で電流I2はほぼゼロになり、電流I1が徐々に増えてくる。通信が落ち着いて、時刻t2で電流が規定電流値以下になると、PCI Express/光ケーブル変換ボードへの電流は、電気式カードエッジ50からの供給に切り替えられ、電流I1はほぼゼロになる。
尚、周知の通り、別系統の電源をパラレル接続することは通常不可能である。もしパラレル接続とした場合には、強い電源(この場合ドライブ能力の高い電源)が、弱い電源を破壊してしまうからである。このため、本実施の形態においては、電気式カードエッジ50からの電流の供給と、RJ45コネクタ53からの電流の供給とを、パラレルに行うのではなく、PCI Express/光ケーブル変換ボードで消費される電流に比例する電圧が規定電圧値を超えるか否かという所定の条件に基づいて、切り替える。
つまり、光アクティブケーブル500を介した通信が開始されてPCI Express/光ケーブル変換ボードで消費される電流が増えて、その電流に比例する電圧が規定電圧値を超えた場合には、RJ45コネクタ53から電流が供給されるようにすることで、PCI Express/光ケーブル変換ボードをフルパワーで稼動させることができる。従って、光アクティブケーブル500を介して本来実現される通信の高速性を十分に活かすことが可能になる。一方、光アクティブケーブル500を介した通信の間隔に隙間が比較的ある場合は電流の消費量も小さいので、このときは電気式カードエッジ50のみから電流が供給されるようにすることで、電流の消費量を抑えることができる。
また、電気式カードエッジ50以外から電流を供給するのにサイドバンド信号の転送用として既に設けられたペア線を用いて、RJ45コネクタ53を介して電流を供給することで、外部からの電流の供給を受ける専用の電源コネクタをPCI Express/光ケーブル変換ボードにおいて新たに設ける必要をなくすことができる。このため、PCI Express/光ケーブル変換ボードの構成に掛かるコストを抑制することができる。
尚、電気式カードエッジ50へ電流を供給するのは、電気式カードエッジ50に接続されるマザーボードであり、RJ45コネクタ53へ電流を供給するのは、RJ45コネクタ53及びEthernet(登録商標)ケーブル700に接続されるメインコントローラであり、マザーボード及びメインコントローラが同一の情報処理装置が備えるものであれば、電気式カードエッジ50及びRJ45コネクタ53への電流の供給元は同一であるため、電流の供給元である電源の効率的な利用を容易に実現することができる。
[変形例]
なお、本発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。また、以下に例示するような種々の変形が可能である。
上述した実施の形態においては、中継部として、PCI Expressスイッチ51を用いたが、これに限らず、PCI Expressブリッジを用いるようにしても良い。
上述した実施の形態においては、PCI Express規格の電気式カードエッジ50、PCI Expressスイッチ51及び2つの光ケーブルコネクタ52を備えるPCI Express/光ケーブル変換ボードについて説明したが、これに限らず、PCI Express/光ケーブル変換ボードは、PCI Expressスイッチ51及び光ケーブルコネクタ52を備えなくても良い。
上述した実施の形態においては、PCI Express規格に準拠したデータ通信を行う場合について説明したが、これに限定されるものではない。
50 電気式カードエッジ
51 PCI Expressスイッチ
52 光ケーブルコネクタ
53 RJ45コネクタ
55 スイッチ(SW)
56 Rsense
57 電流監視部
特開2007−121922号公報

Claims (7)

  1. 第1の装置及び第2の装置間でのデータ通信を第1の通信媒体を介して行う際に、前記第1の通信媒体と前記第1の装置との間に設けられる通信ユニットであって、
    前記第1の装置及び第2の装置間で通信されるデータの転送及び当該通信ユニット内への電流の供給を行う第1接続部と、
    前記第1の装置との間で通信する補助信号の転送及び当該通信ユニット内への電流の供給を行う第2接続部と、
    当該通信ユニット内へ供給された電流の量を検出する検出部と、
    検出された前記電流の量及び所定の条件に基づいて、当該通信ユニット内への電流の供給元を前記第1接続部又は前記第2接続部に切り替える切替部とを備える
    ことを特徴とする通信ユニット。
  2. 前記検出部は、
    前記通信ユニット内へ供給された電流の戻りの電流が流れる抵抗器と、
    前記抵抗器にかかる電圧を検出する電圧検出部とを有し、
    前記切替部は、検出された前記電圧の値が規定電圧値以下である場合、前記通信ユニット内への電流の供給元を前記第1接続部に切り替え、検出された前記電圧の値が前記規定電圧値を超える場合、前記通信ユニット内への電流の供給元を前記第2接続部に切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信ユニット。
  3. 前記データ通信の通信規格は、PCI Expressであり、
    前記第1接続部が転送したデータを前記第1の通信媒体に送信する及び前記第1の通信媒体から送信されたデータを前記第1接続部に転送するPCI Expressブリッジ及びPCI Expressスイッチのうち少なくとも1つの中継部を更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信ユニット。
  4. 前記第1接続部は、前記第1の装置が有するマザーボードが接続されるカードエッジコネクタであり、前記マザーボードから送信されたデータの前記中継部への転送及び前記中継部から送信されたデータの前記マザーボードへ転送と、前記マザーボードから供給された電流の前記通信ユニット内への供給とを行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信ユニット。
  5. 前記補助信号は、サイドバンド信号であり、
    前記第2接続部には、前記第2の通信媒体を介して前記第1の装置の有するコントローラが接続され、
    前記第2接続部は、前記コントローラから送信された前記サイドバンド信号の前記中継部への転送及び前記中継部から送信された前記サイドバンド信号の前記コントローラへ転送と、前記コントローラから供給された電流の前記通信ユニット内への供給とを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信ユニット。
  6. 前記第1の通信媒体は、データを光信号により伝送する光ケーブルであり、
    前記光ケーブルが接続される光ケーブル接続部を更に備える
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の通信ユニット。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信ユニットを備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
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