JP2012019351A - データ共有システム、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

データ共有システム、制御方法及び制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2012019351A
JP2012019351A JP2010155158A JP2010155158A JP2012019351A JP 2012019351 A JP2012019351 A JP 2012019351A JP 2010155158 A JP2010155158 A JP 2010155158A JP 2010155158 A JP2010155158 A JP 2010155158A JP 2012019351 A JP2012019351 A JP 2012019351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
user
wireless device
identification information
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010155158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5548057B2 (ja
Inventor
Masaru Sanada
勝 真田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2010155158A priority Critical patent/JP5548057B2/ja
Publication of JP2012019351A publication Critical patent/JP2012019351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5548057B2 publication Critical patent/JP5548057B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】ユーザ自身が取得したデータ以外のデータも利用すること。
【解決手段】無線装置は、ユーザを識別する識別情報を他の無線装置との間で近距離無線通信を用いて送受信する。また、無線装置は、他の無線装置により送信された他の無線装置の識別情報である他識別情報を近距離無線通信部が受信すると、他識別情報をデータ取得装置に送信する。また、データ取得装置は、データを取得する。また、データ取得装置は、無線装置が他の無線装置から近距離無線通信を用いて受信可能な時間帯にデータ取得部により取得されたデータに、他識別情報を対応付けた上でデータサーバに送信する。また、データサーバは、データ取得装置により送信されたデータを記憶する。また、データサーバは、任意の識別情報に対応付けられたデータを任意の識別情報によって識別されるユーザが利用可能なデータとして抽出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ共有システム、制御方法及び制御プログラムに関する。
従来、ライフログに関する技術がある。ライフログとは、人間の行いをデジタルデータとして記録に残すことを示す。例えば、ライフログとして、ユーザが取得したデータを記録する記録装置がある。例えば、記録装置は、ユーザが撮像した撮像画像を記録する。なお、無線LAN(Local Area Network)機能を有するデジタルカメラがある。無線LAN機能を有するデジタルカメラは、撮像した画像を所定のサーバにアップロードする。
「解説−1 デジカメ新時代 ネットと無線で生み出す新機軸」、NIKKEI ELECTRONICS、2009.6.15
しかしながら、上述した従来の技術では、ユーザ自身が取得したデータを利用するに留まるという問題がある。例えば、上述した従来の技術では、ユーザが撮像した画像を利用するに留まる。
開示の技術は、上述に鑑みてなされたものであって、ユーザ自身が取得したデータ以外のデータも利用可能であるデータ共有システム、制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
開示するデータ共有システムは、一つの態様において、ユーザに携帯される無線装置と、当該ユーザに携帯されてデータを取得するデータ取得装置と、当該データ取得装置により取得されたデータを記憶するデータサーバとを有するデータ共有システムである。また、前記無線装置は、他の無線装置との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信部を備える。また、前記無線装置は、前記他の無線装置により送信された当該他の無線装置を携帯するユーザの識別情報である他識別情報を前記近距離無線通信部が受信すると、当該他識別情報を前記データ取得装置に送信する識別情報送信部を備える。また、前記データ取得装置は、前記データを取得するデータ取得部を備える。また、前記データ取得装置は、前記無線装置が前記他の無線装置から前記近距離無線通信を用いて受信可能な時間帯に前記データ取得部により取得された前記データに、前記識別情報送信部により送信された当該他識別情報を対応付けた上で、当該データを前記データサーバに送信するデータ送信部を備える。また、前記データサーバは、前記データ送信部により送信された前記データを記憶するデータ記憶部を備える。また、前記データサーバは、任意の識別情報に対応付けられたデータを当該任意の識別情報によって識別されるユーザが利用可能なデータとして前記データ記憶部から抽出する抽出部を備える。
開示するデータ共有システムの一つの態様によれば、ユーザ自身が取得したデータ以外のデータも利用可能であるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係るデータ共有システムの全体像について示す図である。 図2は、実施例1における撮影装置による撮影処理の流れの一例と、無線装置によるユーザID受信処理の流れの一例とについて示すシーケンス図である。 図3は、実施例1における無線装置が相手ユーザIDを撮影装置に送信する処理の流れの一例と、撮影装置が画像データを画像共有サーバに送信する処理の流れの一例とを示すシーケンス図である。 図4は、実施例1における画像参照処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図5は、実施例1における無線装置の構成の一例を示すブロック図である。 図6は、実施例1における無線装置の通信情報テーブルに記憶された通信情報の一例を示す図である。 図7は、実施例1における撮影装置の構成の一例を示すブロック図である。 図8は、実施例1における撮影装置の画像情報テーブルに記憶された画像情報の一例を示す図である。 図9は、実施例1における画像共有サーバの構成の一例を示すブロック図である。 図10は、実施例1における画像共有サーバの画像情報テーブルに記憶された情報の一例を示す図である。 図11は、実施例1における画像参照装置の構成の一例を示すブロック図である。 図12は、無線装置が通信情報を画像参照装置に送信する場合における画像参照処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図13は、開示の技術に係る更新プログラムによる情報処理がコンピュータを用いて具体的に実現されることを示す図である。
以下に、開示するデータ共有システム、制御方法及び制御プログラムの実施例について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例により開示する発明が限定されるものではない。各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
実施例1に係るデータ共有システムについて説明する。以下では、実施例1に係るデータ共有システムの全体像について示した後に、データ共有システムにおける処理の流れを示し、データ共有システムの構成を示し、その後、詳細な処理の流れを示す。
[データ共有システムの全体像について]
図1を用いて、実施例1に係るデータ共有システムの全体像について示す。図1は、実施例1に係るデータ共有システムによる処理の全体像について示す図である。図1において、100は、ユーザに携帯されて画像データを撮影する撮影装置である。撮影装置100は、例えば、デジタルカメラが該当する。図1に示す例では、100aは、ユーザAにより用いられる撮影装置であり、100bは、ユーザBにより用いられる撮影装置である。
また、図1において、200は、ユーザに携帯される無線装置である。無線装置200は、他の無線装置200と近距離無線通信を行う。近距離無線通信とは、例えば、ブルートゥースやZigBeeと呼ばれる近距離無線通信などが該当する。無線装置200は、例えば、近距離無線通信を行う機能を有する携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)などの携帯型の無線装置である。図1に示す例では、200aは、ユーザAにより用いられる無線装置であり、200bは、ユーザBにより用いられる無線装置である。
また、図1において、300は、ユーザにより取得された画像データを記憶する画像共有サーバである。400は、画像データを参照するユーザにより用いられる画像参照装置である。
また、図1において、10は、データ共有システムのユーザである。図1に示す例では、10aは、ユーザAであり、10bは、ユーザBである。11は、無線装置200により送信される近距離無線通信が到達する範囲となる無線範囲である。図1に示す例では、11aは、無線装置200aにより送信される近距離無線通信の無線範囲であり、11bは、無線装置200bにより送信される近距離無線通信の無線範囲である。以下では、無線装置200aの無線範囲11aに、無線装置200bが入っている場合を用いて説明する。また、ユーザAを識別するユーザIDがユーザID「A」であり、ユーザBを識別するユーザIDがユーザID「B」である場合を用いて説明する。
図1の(1)に示すように、無線装置200は、他の無線装置200の無線範囲に入ると、他の無線装置200により送信された他の無線装置200を利用するユーザのユーザIDを受信する。例えば、図1に示す例では、無線装置200aと無線装置200bとは、相互に探知しあうと、ユーザIDを交換する。
なお、ユーザIDは、「識別情報」とも称する。また、処理主体となる装置を利用するユーザのユーザIDを「自ユーザID」や「自識別情報」、「第一の識別情報」とも称し、処理主体となる装置とは別の他の無線装置200を利用するユーザのユーザIDを「相手ユーザID」や「他識別情報」、「第二の識別情報」とも称する。例えば、撮影装置100aを例に説明すると、撮影装置100aを用いるユーザAのユーザID「A」が自ユーザIDとなり、撮影装置100bを用いるユーザBのユーザID「B」が相手ユーザIDとなる。なお、以下では、処理主体となる装置とは別の他の無線装置200を利用するユーザを「相手ユーザ」とも称する。
図1の説明に戻る。図1の(2a)や(2b)に示すように、無線装置200は、相手ユーザIDを撮影装置100に送信する。例えば、無線装置200aは、撮影装置100aに対して相手ユーザID「B」を送信し、無線装置200bは、撮影装置100bに対して相手ユーザID「A」を送信する。
また、図1の(3a)や(3b)に示すように、撮影装置100は、画像データを撮影する。例えば、撮影装置100aは、ユーザAの近辺の画像を定期的に撮影する。より詳細な一例をあげて説明すると、撮影装置100aは、ユーザAの視線方向となる正面前方の画像データを、ユーザAの意志とは関係なく定期的に撮影する。同様に、撮影装置100bは、ユーザBの正面前方の画像データを定期的に撮影する。
そして、図1の(4a)や(4b)に示すように、撮影装置100は、無線装置200から識別情報送信部により送信された相手ユーザIDを受信すると、無線装置200が他の無線装置200から近距離無線通信を用いて受信可能な時間帯に撮影した画像データに相手ユーザIDを対応付ける。そして、撮影装置100は、画像データを画像共有サーバ300に送信する。
例えば、無線装置200aが無線装置200bからユーザID「B」を受信可能な時間帯に撮影装置100aが撮影した画像データについて、撮影装置100aは、自ユーザID「A」と相手ユーザ「B」とを画像データに対応付ける。そして、撮影装置100aは、所定の契機で画像データを画像共有サーバ300に送信する。例えば、撮影装置100aは、画像データを撮影するごとに画像共有サーバ300に送信し、画像データを所定回数撮影するごとに画像共有サーバ300に送信し、所定の期間中画像データを画像共有サーバ300に送信する。
その後、図1の(5)に示すように、撮影装置100から送信された画像情報を記憶する画像情報テーブルを有する画像共有サーバ300は、画像情報テーブルから、任意のユーザIDに対応付けられたデータを、係る任意のユーザIDによって識別されるユーザが利用可能な画像データとして抽出する。例えば、ユーザAが画像データを参照する場合を用いて説明する。この場合、画像共有サーバ300は、自ユーザID「A」が対応付けられた画像データを抽出する。言い換えると、画像共有サーバ300は、相手ユーザID「A」により撮影された画像データを抽出する。また、画像共有サーバ300は、相手ユーザ「A」が対応付けられた画像データを抽出する。
この結果、画像共有サーバ300は、相手ユーザが自ユーザの無線範囲にいた時間帯に自ユーザにより撮影された画像データについて、相手ユーザが利用可能な画像データとして抽出する。例えば、画像共有サーバ300は、無線装置200aの無線範囲11a内に無線装置200bがいた際に撮影装置100aにより撮影された画像データを、ユーザBが利用可能な画像データとして抽出する。言い換えると、画像共有サーバ300は、ユーザAとユーザBとが近くにいた際にユーザAによって撮影された画像データを、ユーザBが利用可能な画像データとして抽出する。この結果、画像共有サーバ300では、例えば、ユーザAによって撮影されたユーザBを含む画像データをユーザBが利用でき、ユーザAによって撮影されたユーザBの周囲の画像データをユーザBが利用できる。
このように、実施例1におけるデータ共有システムによれば、ユーザ自身が取得したデータ以外のデータも利用可能である。例えば、データ共有システムによれば、ユーザ自身が撮影した画像データ以外の画像データについても、ユーザが特段意識することなく簡単に利用可能とすることが可能である。
また、データ共有システムによれば、撮影装置100が撮影するごとに画像データを画像共有サーバ300に送信し、撮影装置100が相手ユーザを対応付けた上で送信するので、他のユーザにより撮影された画像を撮影後すぐに共有することが可能である。例えば、一人のユーザが直前に撮影された相手ユーザの画像をみたいと思った場合であっても、すぐに取得することが可能である。また、画像共有サーバ300が受信する画像データには相手ユーザIDが対応付けられており、画像共有サーバ300が受信するとすぐに相手ユーザが利用可にできる。
[撮影処理の流れとユーザID受信処理の流れ]
図2を用いて、実施例1における撮影装置100による撮影処理の流れの一例と、無線装置200によるユーザID受信処理の流れの一例とについて示す。図2は、実施例1における撮影装置による撮影処理の流れの一例と、無線装置によるユーザID受信処理の流れの一例とについて示すシーケンス図である。図2において示す一連の処理は、図1の(1)や(3)に対応する。図2では、説明の便宜上、2つの撮影装置100と2つの無線装置200とを用いて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の数の撮影装置100や無線装置200があって良い。図2では、無線装置200が相手ユーザIDを撮影装置100に送信する点や、撮影装置100が画像データを画像共有サーバ300に送信する点については、説明を省略する。
図2に示すように、撮影装置100aは、ユーザAの前方の画像データを定期的に撮影する(ステップS101〜ステップS103)。また、同様に、撮影装置100bは、ユーザBの前方の画像データを定期的に撮影する(ステップS201〜ステップS203)。
また、無線装置200aや無線装置200bは、定期的に他のユーザを探索し、ユーザIDを通知する(ステップS301〜ステップS316)。図2に示す例では、無線装置200が、他の無線装置200と識別情報を送受信可能であることを確認した上で、ユーザIDを交換する場合を用いて説明する。
図2に示すように、無線装置200aや無線装置200bは、応答を要求するサービスID応答要求を、自無線装置200の無線範囲に送信する(ステップS301〜S302)。例えば、無線装置200aは、自身が対応するサービスを識別するサービスIDを送信する。ここで、無線装置200bは、サービスID応答要求を受信すると、サービスID応答要求に対する応答であるサービスID応答を送信する(ステップS303)。例えば、無線装置200bは、サービスIDを受信すると、受信したサービスIDに対応するサービスに自身が対応しているかを判定し、対応していると判定した場合に、サービスID応答を送信する。この結果、無線装置200aと無線装置200bとの間にコネクションが確立される(ステップS304)。つまり、無線装置200aと無線装置200bとの間にて識別情報を送受信可能な状態となる。
そして、無線装置200aと無線装置200bとは、ユーザIDを交換する(ステップS305〜S308)。例えば、無線装置200aは、ユーザID「A」を無線装置200bに送信する(ステップS305)。その後、無線装置200bは、無線装置200aから受信したユーザID「A」を相手ユーザIDとして後述の通信情報テーブルに格納し、自ユーザID「B」とコネクション確立時刻とを後述の通信情報テーブルに格納する(ステップS306)。また、無線装置200bは、ユーザID「B」を無線装置200aに送信する(ステップS307)。その後、無線装置200aは、無線装置200bから受信したユーザID「B」を相手ユーザIDとして後述の通信情報テーブルに格納し、自ユーザID「A」とコネクション確立時刻とを後述の通信情報テーブルに格納する(ステップS308)。
また、無線装置200は、コネクションが確立されているかを定期的に確認し、コネクションが解放された場合にコネクション解放時刻を後述の通信情報テーブルに格納する(ステップS309〜S316)。
例えば、無線装置200aは、コネクションを確立した相手ユーザID「B」を無線装置200bに送信する(ステップS309)。そして、無線装置200bは、無線装置200aにより送信されたユーザID「B」を受信すると、無線装置200bにとって相手ユーザIDとなるユーザID「A」を無線装置200aに送信する(ステップS310)。ここで、例えば、無線装置200aは、ユーザID「B」を送信した後(ステップS311)、所定時間内に応答がなかった場合に、コネクションが解放されたと判断する(ステップS312)。つまり、無線装置200aは、無線装置200bと識別情報を送受信可能でないと判定する。そして、無線装置200aは、相手ユーザID「B」に対応付けてコネクション解放時刻を後述の通信情報テーブルに格納する(ステップS313)。また、無線装置200bは、同様の処理を実行し、コネクション解放時刻を後述の通信情報テーブルに格納する(ステップS314〜S316)。
ここで、図2を用いて、撮影装置100aが撮影した画像データの内ユーザBに利用可となる画像データと、撮影装置100bが撮影した画像データの内ユーザAに利用可となる画像データとについて説明する。上述したように、無線装置200は、時間帯情報としてコネクション確立時刻とコネクション解放時刻とを用いる。この場合、撮影装置100bが撮影した画像データの内、コネクション確立時刻以降、コネクション解放時刻までに撮影された画像データが、ユーザAに利用可となる。図2に示す例では、ステップS102にて撮影された画像データが、ユーザBに利用可となる。また、同様に、ステップS202にて撮影された画像データが、ユーザAに利用可となる。
図3を用いて、無線装置200が相手ユーザIDを撮影装置100に送信する処理の流れの一例と、撮影装置100が画像データを画像共有サーバ300に送信する処理の流れの一例とを示す。図3は、実施例1における無線装置が相手ユーザIDを撮影装置に送信する処理の流れの一例と、撮影装置が画像データを画像共有サーバに送信する処理の流れの一例とを示すシーケンス図である。図3について説明する際には、図2と同様の点については簡単に説明する。また、図3では、無線装置200aが撮影装置100aに送信し、撮影装置100aが画像共有サーバ300に送信する場合について説明する。
以下では、無線装置200aが、自ユーザIDと、相手ユーザIDと、無線装置200aが他の無線装置200bから相手ユーザIDを受信可能な時間帯を識別する時間帯情報とを含む情報である通信情報を撮影装置100aに送信する場合を用いて説明する。例えば、時間帯情報は、他の無線装置200bとコネクションが確立されてユーザIDの送受信が可能となる時刻を示すコネクション確立時刻と、コネクションが解放されてユーザIDの送受信が可能でなくなった時刻を示すコネクション解放時刻とを含む。
ただし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、無線装置200は、相手ユーザIDのみを送信しても良く、自ユーザIDと相手ユーザIDと時間帯情報以外の情報を更に送信しても良い。また、無線装置200は、他の無線装置200からの情報を受信可能となった時刻をコネクション確立時刻の代わりに用いても良く、他の無線装置200からの情報を受信できなくなった時刻をコネクション解放時刻の代わりに用いても良い。
なお、相手ユーザIDにより識別されるユーザの無線装置200からユーザIDを受信可能な時間帯では、無線装置200が他の無線装置200により送信される近距離無線通信を受信可能な状態となり、無線装置200各々が所定の範囲内になる。このため、時間帯情報により識別される時間帯では、相手のユーザの撮影装置100により撮影された画像データは、自分の周囲の状況が撮影された画像データとなり、例えば、自分が撮影された画像データとなる。
図3の説明に戻る。無線装置200aと無線装置200bとは、コネクションを確立すると(ステップS401)、無線装置200aと無線装置200bとは、ユーザIDを交換する(ステップS402〜S405)。その後、無線装置200aは、自ユーザID「A」と相手ユーザID「B」とコネクション確立時刻とを含む通信情報を撮影装置100aに送信する(ステップS406)。
その後、無線装置200は、コネクションが確立されているかを定期的に確認し(ステップS407〜S409)、コネクションが解放された場合に(ステップS410)、コネクション解放時刻を後述の通信情報テーブルに格納する(ステップS411)。そして、無線装置200aは、自ユーザID「A」と相手ユーザID「B」とコネクション解放時刻とを含む通信情報を送信する(ステップS412)。
一方、撮影装置100aは、定期的に画像データを撮影する(ステップS501〜S504)。ここで、撮影装置100aは、相手ユーザID「B」とコネクション確立時刻とを含む通信情報を受信すると、自ユーザIDと相手ユーザIDとを画像データに対応付け(ステップS601)、自ユーザIDと相手ユーザIDと画像データとを含む画像情報として画像共有サーバ300に送信する(ステップS602、S603)。
例えば、撮影装置100aは、通信情報を受信すると、受信した通信情報のコネクション確立時刻後に既に撮影済みの画像データを検索し、例えばステップS502にて撮影した画像A10〜画像A13を取得する。そして、撮影装置100aは、自ユーザID「A」と相手ユーザID「B」とを画像A10〜画像A13に対応付け、自ユーザID「A」と相手ユーザID「B」と画像データとを含む画像情報を順次画像共有サーバ300に送信する(ステップS602)。また、撮影装置100aは、通信情報受信後に撮影した画像データに対して自ユーザIDと相手ユーザIDとを対応付け、画像共有サーバ300に送信する。例えば、撮影装置100aは、ステップS503にて撮影した画像A14〜画像A18について、画像データを撮影するごとに、自ユーザID「A」と相手ユーザID「B」とを対応付けた上で、順次画像共有サーバ300に送信する(ステップS603)。
なお、図3に示す例では、撮影装置100aが、通信情報を受信すると、画像データを撮影するごとに、自ユーザID「A」と相手ユーザID「B」とを対応付けた上で、順次画像共有サーバ300に送信する場合を例に示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、撮影装置100aは、所定の契機で画像データを画像共有サーバ300に送信して良く、例えば、画像データを所定回数撮影するごとに画像共有サーバ300に送信して良く、所定の期間中画像データを画像共有サーバ300に送信して良い。
その後、撮影装置100aは、相手ユーザID「B」とコネクション解放時刻とを含む通信情報を受信すると、相手ユーザIDの対応付けを中止し、画像情報の送信を中止する(ステップS604)。
[画像参照処理]
図4を用いて、実施例1に係るデータ共有システムでの画像参照処理の流れの一例を示す。図4は、実施例1における画像参照処理の流れの一例を示すフローチャートである。図4において示す一連の処理は、図1の(5)に対応する。
図4に示すように、画像参照装置400は、参照する画像データを特定する条件をユーザから受信すると(ステップS701)、画像データを参照するユーザを識別するユーザIDである参照ユーザIDと条件とを含む参照要求を画像共有サーバ300に送信する(ステップS702)。例えば、ユーザAが画像参照装置400を利用する場合には、画像参照装置400は、ユーザID「A」を含む参照要求を送信する。
そして、画像共有サーバ300は、参照要求に合致する画像データを後述の画像情報テーブルから抽出する(ステップS703)。例えば、画像共有サーバ300は、ユーザID「A」を含む参照要求を受信すると、自ユーザID「A」に対応付けられた画像データや、相手ユーザ「A」に対応付けられた画像データを抽出する。そして、画像共有サーバ300は、抽出した画像データを送信する(ステップS704)。その後、画像参照装置400は、受信した画像データをユーザに出力する(ステップS705)。
[データ共有システムの構成]
実施例1に係るデータ共有システムの構成の一例についてブロック図について示す。以下では、無線装置200の構成の一例、撮影装置100の構成の一例、画像共有サーバ300の構成の一例、画像参照装置400の構成の一例を順に示す。
[無線装置の構成]
図5は、実施例1における無線装置の構成の一例を示すブロック図である。無線装置200は、ユーザに携帯される装置であり、近距離無線通信を用いて他の無線装置200からユーザIDを受信する。図5に示す例では、ユーザAにより用いられる無線装置200aを処理主体として用いて説明する。また、図5では、説明の便宜上、ユーザBによって用いられる無線装置200bやユーザCによって用いられる無線装置200c、撮影装置100aを併せて示した。
図5に示す例では、無線装置200aは、無線信号送受信部201aと、データを送受信するための各種端子などが該当する信号送受信部202aと、記憶部210aと、制御部220aとを有する。
無線信号送受信部201aは、制御部220aと接続される。無線信号送受信部201aは、無線信号送受信制御部221aにより制御されることで、他の無線装置200との間で近距離無線通信を用いてユーザIDを送受信する。例えば、無線信号送受信部201aは、ユーザID「A」を他の無線装置200に送信する。
記憶部210aは、制御部220aと接続される。記憶部210aは、制御部220aによる各種処理に用いられるデータを記憶する。記憶部210aは、例えば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、又は、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置が該当する。図5に示す例では、記憶部210aは、通信情報テーブル211aを有する。
通信情報テーブル211aは、無線装置200aについての通信情報を記憶する。具体的には、通信情報テーブル211aは、自ユーザIDと、相手ユーザIDと、コネクション確立時刻と、コネクション解放時刻とを含む通信情報を記憶する。ここで、無線装置200aは、ユーザAに用いられる。このため、無線装置200aの通信情報テーブル211aでは、自ユーザID「A」となる。
図6は、実施例1における無線装置の通信情報テーブルに記憶された通信情報の一例を示す図である。図6に示す例では、通信情報テーブル211aは、自ユーザID「A」と、相手ユーザID「B」と、コネクション確立時刻「13:00」と、コネクション解放時刻「14:00」とを含む通信情報を記憶する。すなわち、通信情報テーブル211aは、ユーザAの無線装置200aが、「13:00」から「14:00」までの間、ユーザBの無線装置200bからユーザIDを送受信可能であったことを記憶する。
制御部220aは、無線信号送受信部201aと信号送受信部202aと記憶部210aと接続される。制御部220aは、各種の処理手順などを規定したプログラムを記憶する内部メモリを有し、種々の処理を制御する。制御部220aは、例えば、ASIC、FPGA、CPU、MPUなどの電子回路が該当する。図5に示す例では、制御部220aは、無線信号送受信制御部221aと通信情報送信制御部222aとを有する。
無線信号送受信制御部221aは、無線信号送受信部201aを制御することで、ユーザIDを受信して通信情報テーブル211aに格納する。例えば、図2を用いて説明したように、無線信号送受信制御部221aは、コネクションを確立した他の無線装置200からユーザIDを受信し、受信したユーザIDを相手ユーザIDとして通信情報テーブル211aに格納する。また、無線信号送受信制御部221aは、相手ユーザIDと併せて、無線装置200aを利用するユーザとなる自ユーザIDとコネクション確立時刻とコネクション解放時刻とを通信情報テーブル211aに格納する。
通信情報送信制御部222aは、通信情報テーブル211aに記憶された通信情報を介して撮影装置100aに送信する。例えば、通信情報送信制御部222aは、通信情報テーブル211aに更新があるごとに、更新内容を撮影装置100aに送信する。
より詳細な一例をあげて説明すると、通信情報送信制御部222aは、コネクションが確立されて相手ユーザIDとコネクション確立時刻とが通信情報テーブル211aに格納されると、自ユーザIDと相手ユーザIDとコネクション確立時刻とを含む通信情報を撮影装置100aに送信する。また、通信情報送信制御部222aは、コネクションが解放されてコネクション開放時刻が格納されると、自ユーザIDと相手ユーザIDとコネクション解放時刻とを含む通信情報を撮影装置100aに送信する。上述した説明では、無線装置200aを用いて説明したが、無線装置200bや無線装置200cについても同様であり、説明を省略する。
[撮影装置の構成]
図7を用いて、実施例1における撮影装置100の構成の一例を示す。図7は、実施例1における撮影装置の構成の一例を示すブロック図である。撮影装置100は、ユーザに携帯されて画像データを撮影する。撮影装置100は、例えば、デジタルカメラが該当する。図7に示す例では、撮影装置100は、撮影部101と、データを送受信するための各種端子などが該当する信号送受信部102と、記憶部110と、制御部120とを有する。図7では、説明の便宜上、無線装置200aと画像共有サーバ300とを併せて示した。図7を用いて説明する際には、ユーザAにより携帯されて用いられる撮影装置100aを用いて説明する。
撮影部101aは、制御部120aと接続される。撮影部101aは、例えば、画像データを撮影するカメラなどが該当する。撮影部101aは、ユーザの視線方向となる正面前方に撮影方向が設定される。ただし、本発明はこれに限定されるものではなく、撮影部101aの撮影角度が広角である場合には、撮影方向がユーザの全周囲としても良い。
記憶部110aは、制御部120aと接続される。記憶部110aは、制御部120aによる各種処理に用いられるデータを記憶する。記憶部110aは、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、又は、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置が該当する。図7に示す例では、記憶部110aは、画像情報テーブル111aを有する。
画像情報テーブル111aは、撮影部101aにより撮影された画像データについての画像情報を記憶する。具体的には、画像情報テーブル111aは、ユーザにより撮影された画像データと、画像データが撮影された撮影時刻と、画像データを撮影したユーザの自ユーザIDと、相手ユーザIDとを対応付けて記憶する。後述するように、画像情報テーブル111aに記憶される情報の内、画像データと撮影時刻と自ユーザIDとは、撮影制御部121aにより格納され、相手ユーザIDは、画像情報送信制御部122aにより格納される。
実施例1における撮影装置の画像情報テーブルに記憶された画像情報の一例を示す図である。図8に示すように、画像情報テーブル111aは、「自ユーザID」と、他の画像から一意に識別する「画像ID」と、画像データが撮影された時刻を示す「撮影時刻」と、「画像データ」と、「相手ユーザID」とを含む画像情報を記憶する。画像情報テーブル111aの自ユーザIDは、画像データを撮影した撮影装置100aを用いるユーザIDを示す。なお、図8に示す例では、記載の便宜上、画像データとして各種文字列を示したが、ユーザに出力される際には画像となるものとして説明する。
図8に示す例では、画像情報テーブル111aは、自ユーザID「A」と画像ID「picture0012」と撮影時刻「13:00」と画像データ「データ0012」と相手ユーザID「B」とを含む画像情報を記憶する。すなわち、画像情報テーブル111aは、ユーザAにより携帯されて用いられた撮影装置100aによって、「10:00」に撮影された画像である画像データ「データ0011」を記憶し、画像データ「データ0011」の画像IDが「picture0011」であることを記憶する。また、画像情報テーブル111aは、画像データ「データ0011」に相手ユーザ「B」が対応付けられたことを記憶する。なお、「null」は、相手ユーザIDが何も格納されていない状態であることを示す。画像情報テーブル111aに記憶された相手ユーザIDは、画像データの撮影時に、ユーザIDを受信可能であった他の無線装置200のユーザを示す。後述するように、相手ユーザIDが対応付けられた画像データは、画像データを撮影したユーザだけでなく、対応付けられた相手ユーザIDにより識別されるユーザも利用可となる。
制御部120aは、撮影部101aと信号送受信部102aと記憶部110aと接続される。制御部120aは、各種の処理手順などを規定したプログラムを記憶する内部メモリを有し、種々の処理を制御する。制御部120aは、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)などの電子回路が該当する。図7に示す例では、制御部120aは、撮影制御部121aと画像情報送信制御部122aとを有する。
撮影制御部121aは、定期的かつ自動的に画像データを撮影するように撮影部101aを制御する。上述したように、撮影部101aの撮影方向は、ユーザの視線方向となる正面前方に設定されている。この結果、撮影制御部121aは、正面前方の画像データを定期的に撮影部101aに撮影させる。以下では、撮影制御部121aが、ユーザAの意志とは関係なく定期的に撮影するように撮影部101aを制御する場合を用いて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、ユーザが任意のタイミングにて撮影可能なようにしても良い。
また、撮影制御部121aは、撮影部101aが撮影した画像データについての画像情報を画像情報テーブル111aに格納する。例えば、撮影制御部121aは、撮影部101aが撮影した画像データを格納するとともに、撮影時刻と、自ユーザIDと、画像IDとを格納する。ここで、例えば、撮影制御部121aは、撮影装置100aを用いるユーザのユーザIDを「自ユーザID」として格納し、任意の文字列を生成して画像IDとして格納する。
画像情報送信制御部122aは、他の無線装置200のユーザIDを無線装置200aが近距離無線通信を用いて受信可能な時間帯に撮影部101aにより撮影された画像データに、無線装置200aから受信した相手ユーザIDを対応付けた上で、画像情報を画像共有サーバ300に送信する。
例えば、撮影装置100aが、自ユーザID「A」相手ユーザIDと「B」とコネクション確立時刻「13:00」とを含む通信情報を「13:10」に受信し、その後、自ユーザID「A」と相手ユーザID「B」とコネクション解放時刻「14:00」とを含む通信情報を受信した場合を用いて説明する。この場合、画像情報送信制御部122aは、「13:10」に通信情報を受信すると、通信情報テーブル211aから撮影時刻が「13:00」以降となる画像情報を抽出し、抽出した画像情報に対応付けて相手ユーザID「B」を画像情報テーブル111aに格納する。そして、画像情報送信制御部122aは、相手ユーザID「B」が対応付けられた画像情報を画像共有サーバ300に送信する。
また、画像情報送信制御部122aは、「13:10」から「14:00」までの間に撮影部101aに撮影された画像データについて、相手ユーザID「B」を対応付けた上で画像情報テーブル111aに格納する。そして、画像情報送信制御部122aは、相手ユーザID「B」が対応付けられた画像情報を画像共有サーバ300に送信する。
例えば、図8に示す例では、画像情報送信制御部122aは、画像ID「picture0012〜0014」各々に対して相手ユーザID「B」を格納し、画像共有サーバ300に送信する。
ここで、画像情報テーブル111aに格納される相手ユーザIDについて説明する。上述したように、例えば、無線装置200aと無線装置200bとが相互に無線範囲内にある時間帯に撮影装置100aに撮影された画像データに対して、相手ユーザID「B」が対応付けられる。ここで、後述するように、画像共有サーバ300は、相手ユーザIDが対応付けられた画像データを、係る相手ユーザが利用可能な画像データとして抽出する。この結果、無線装置200aと無線装置200bとが相互に無線範囲内にある時間帯に撮影装置100aに撮影された画像データが、無線装置200bのユーザに利用可となる。
[画像共有サーバの構成]
図9は、実施例1における画像共有サーバの構成の一例を示すブロック図である。画像共有サーバ300は、ユーザにより撮影された画像データを記憶する。図9に示す例では、画像共有サーバ300は、データを送受信するための各種端子などが該当する信号送受信部301と、記憶部310と制御部320とを有する。なお、図9では、説明の便宜上、撮影装置100や画像参照装置400を併せて記載した。
記憶部310は、制御部320と接続される。記憶部310は、制御部320による各種処理に用いられるデータを記憶する。記憶部310は、例えば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、又は、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置が該当する。図9に示す例では、記憶部310は、画像情報テーブル311を有する。画像共有サーバ300の画像情報テーブル311は、「データ記憶部」とも称する。
画像情報テーブル311は、ユーザ各々により取得された画像データ各々についての画像情報を記憶する。例えば、画像情報テーブル311は、撮影装置100aにより撮影された画像についての画像情報を記憶し、撮影装置100bにより撮影された画像データについての画像情報を記憶する。
図10は、実施例1における画像共有サーバの画像情報テーブルに記憶された情報の一例を示す図である。画像情報テーブル311は、自ユーザID「A」についての画像情報を記憶し、自ユーザID「B」についての画像情報を記憶する。つまり、画像情報テーブル311は、ユーザAの撮影装置100aにより撮影された画像データについての画像情報を記憶し、ユーザBの撮影装置100bにより撮影された画像についての画像情報を記憶する。その他の点については、画像情報テーブル111aと同様であり、説明を省略する。
なお、図10に示す例では、図8に示した撮影装置100aの画像情報の内、相手ユーザIDが設定された画像情報を記憶する場合について示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、画像情報テーブル311は、画像情報テーブル111aに記憶された画像情報すべてを記憶しても良い。この場合、撮影装置100aは、所定のタイミングにおいて、画像情報テーブル111aに記憶された画像情報をすべて画像共有サーバ300に送信する。
制御部320は、信号送受信部301と記憶部310と接続される。制御部320は、各種の処理手順などを規定したプログラムを記憶する内部メモリを有し、種々の処理を制御する。制御部320は、例えば、ASIC、FPGA、CPU、MPUなどの電子回路が該当する。図9に示す例では、制御部320は、格納部321と抽出画像送信制御部322とを有する。格納部321は、撮影装置100により送信された画像情報を受信し、画像情報テーブル311に格納する。
抽出画像送信制御部322は、画像データを参照するユーザのユーザIDを含む参照要求を信号送受信部301を介して受信すると、受信した参照要求に合致する画像データを画像情報テーブル311から抽出して送信する。ここで、抽出画像送信制御部322が送信する画像データについて、参照ユーザID「A」である場合を用いて更に説明する。この場合、抽出画像送信制御部322は、自ユーザID「A」に対応付けられた画像データと、相手ユーザID「A」に対応付けられた画像を、ユーザ「A」が利用可能なデータとして抽出する。そして、抽出画像送信制御部322は、抽出した画像データの内参照要求に合致する画像データを信号送受信部301を介して画像参照装置400に送信する。すなわち、抽出画像送信制御部322は、例えば、データを参照するユーザにより撮影された画像データを出力し、又は、相手ユーザが自ユーザの無線範囲にいた時間帯に撮影された相手ユーザの画像データを出力する。
[画像参照装置の構成の一例]
図11は、実施例1における画像参照装置の構成の一例を示すブロック図である。図11では、説明の便宜上、画像共有サーバ300を併せて示した。図11に示す例では、画像参照装置400は、入力部401と、データを送受信するための各種端子などが該当する信号送受信部402と、出力部403と、記憶部410と、制御部420とを有する。入力部401は、ユーザから情報や指示の入力を受け付ける。入力部401は、例えば、キーボードやタッチパネルなどの各種の情報入力機器、あるいは、ユーザがデータを入力するための各種端子などが該当する。出力部403は、ユーザに画像データを出力する。出力部403は、例えば、モニタやディスプレイなどが該当する。
記憶部410は、制御部420と接続される。記憶部410は、制御部420による各種処理に用いられるデータを記憶する。記憶部410は、例えば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、又は、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置が該当する。図11に示す例では、記憶部410は、画像情報テーブル411を有する。
画像情報テーブル411は、画像情報を記憶する。画像情報テーブル411に格納された画像情報は、例えば、撮影装置100を利用したユーザにより格納された画像情報や、画像共有サーバ300により送信された画像情報が該当する。
制御部420は、入力部401と信号送受信部402と出力部403と記憶部410と接続される。制御部420は、各種の処理手順などを規定したプログラムを記憶する内部メモリを有し、種々の処理を制御する。制御部420は、例えば、ASIC、FPGA、CPU、MPUなどの電子回路が該当する。図11に示す例では、制御部420は、参照要求送信制御部421と出力制御部422とを有する。
参照要求送信制御部421は、ユーザから参照する際の条件を入力部401を介して受信すると、受信した条件を含む参照要求を信号送受信部402を介して画像共有サーバ300に送信する。また、参照要求を信号送受信部402は、参照要求に対応して画像共有サーバ300から受信した画像データを画像情報テーブル411に格納する。なお、条件とは、例えば、参照するユーザのユーザIDや日時、相手ユーザIDなどが該当する。
出力制御部422は、画像情報テーブル411に格納された画像データを出力部403を介してユーザに出力する。参照ユーザID「A」である場合を用いて説明する。この場合、出力制御部422は、撮影装置100aにより撮影された画像データを出力し、無線装置200bが無線装置200aの無線範囲にいた時間帯に撮影装置100bにより撮影された画像データを出力する。ここで、出力制御部422が出力する画像データは、例えば、参照要求に応じて画像共有サーバ300から受信した画像データが該当する。
[実施例1の効果]
上述したように、実施例1によれば、無線装置200は、他の無線装置200からユーザIDを受信すると、受信したユーザIDを撮影装置100に送信する。また、撮影装置100は、画像データを撮影し、他の無線装置200からユーザIDを無線装置200が近距離無線通信を用いて受信可能な時間帯に撮影した画像データに、無線装置200により送信されたユーザIDを対応付けた上で、画像情報を画像共有サーバ300に送信する。また、画像共有サーバ300は、画像情報を記憶する画像情報テーブル311を有する。また、画像共有サーバ300は、任意の識別情報に対応付けられた画像データを任意の識別情報によって識別されるユーザが利用可能なデータとして画像情報テーブル311から抽出する。この結果、ユーザ自身が取得したデータ以外のデータも利用可能である。例えば、データ共有システムによれば、ユーザ自身が撮影した画像データ以外の画像データについても、ユーザが特段意識することなく簡単に利用可能とすることが可能である。
また、自分と相手のユーザ同士が無線装置200を持ち、近接した場合にユーザIDを交換することで、ユーザ各々により並行して撮影されている画像データへの相互の許諾を簡単に実行可能である。また、この結果、相手に撮影された自分の近辺の画像データを取得可能である。これにより、例えば、自分から見て全方位の視野画像を取得したり、全方位から自分を見る画像を取得したりすることも可能となる。
また、データ共有システムによれば、撮影装置100が撮影するごとに画像データを画像共有サーバ300に送信し、撮影装置100が相手ユーザを対応付けた上で送信するので、他のユーザにより撮影された画像を撮影後すぐに共有することが可能である。例えば、一人のユーザが直前に撮影された相手ユーザの画像をみたいと思った場合であっても、既に許諾済みであり、迅速に取得することが可能である。また、画像共有サーバ300が受信する画像データには相手ユーザIDが対応付けられており、画像共有サーバ300に処理が集中することなく、確実に画像データを共有可能である。
また、上述した実施例によれば、撮影装置100は、画像データを撮影するごとに画像情報を送信するので、相手ユーザが利用する可能性のある画像データを迅速に共有することが可能である。
また、上述した実施例によれば、無線装置200は、時間帯情報を撮影装置100にし、撮影装置100が、時間帯情報により識別される時間帯に取得されたデータに相手ユーザIDを対応付けた上で送信する。この結果、ユーザが相互に近くにいる際に撮影された画像データに対して相手ユーザIDを確実に対応付けることが可能である。
また、ユーザが他のユーザを意識することなく、ユーザと近接した他のユーザを無線装置200が認識でき、ユーザの周囲の画像を撮影した他のユーザを簡単に特定することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、その他の実施例にて実施されても良い。そこで、以下では、その他の実施例を示す。
[撮影装置により取得されるデータ]
例えば、上述した実施例では、撮影装置100が画像データを撮影し、データ共有システムにて画像データが共有される場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意のデータであって良い。例えば、画像データではなく音声データでも良く、動画データでも良く、ユーザの位置情報データであっても良い。この場合、例えば、撮影装置100は、音声データを録音し、動画データを撮影し、ユーザの位置情報データを取得する。
[撮影装置]
また、例えば、上述した実施例では、撮影装置100が、定期的かつ自動的に画像データを撮影する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ユーザが手動にて撮影しても良い。
[近距離無線通信]
また、例えば、上述した実施例では、近距離無線通信として、例えば、ブルートゥースやZigBeeと呼ばれる近距離無線通信などを例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の通信方式を用いて良い。例えば、無線LANを用いても良い。
また、例えば、上述した実施例では、無線装置200が近距離無線通信を用いて他の無線装置200と識別情報を送受信する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、無線装置200は、他の無線装置200と接触した上でデータ授受を行っても良い。例えば、近くにいるユーザ各々が各自の無線装置200の端子を結合することで、データ授受を行っても良い。この場合、例えば、結合後一定時間を受信可能な時間帯と見なして用いても良い。
[ユーザIDの配布]
また、例えば、上述した実施例によれば、無線装置200が相互にユーザIDを交換する場合について説明した。ただし、本発明はこれに限定されるものではなく、無線装置200は、ユーザIDを一方的に配布しても良い。例えば、特定の地点の画像データを撮影する監視装置にユーザIDが付与された場合を用いて説明する。この場合、監視装置は、他の無線装置200からユーザIDを取得することなく、自監視装置が送信する近距離無線通信の無線範囲内に、予め設定されたユーザIDを送信し、受信した他の無線装置200のユーザに対して自監視装置が撮影した画像データの利用を許可しても良い。
[条件]
また、例えば、無線装置200は、通信情報を画像参照装置400に送信し、ユーザは、無線装置200から画像参照装置400に送信された通信情報に基づいて条件を決定して入力しても良い。図12は、無線装置が通信情報を画像参照装置に送信する場合における画像参照処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図12のステップS801に示すように、無線装置200は、通信情報を画像参照装置400に送信しても良い。この場合、その後、ユーザは、通信情報に含まれる各種の情報を用いて条件を入力する。なお、図12のステップS802〜S806は、図4のステップS701〜S705と同様であり、説明を省略する。
[時間帯情報]
また、例えば、無線装置200は、時間帯情報を撮影装置100に送信する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、無線装置200は、他の無線装置200からユーザIDを受信するごとに、受信したユーザIDを撮影装置100に送信しても良い。この場合、撮影装置100は、無線装置200からユーザIDを受信している間、受信したユーザIDを画像データに対応付けて画像共有サーバ300に送信する。
[情報の流れ]
また、例えば、上述した実施例では、無線装置200が通信情報を撮影装置100に送信し、撮影装置100が相手ユーザIDを対応付けた上で画像情報を画像共有サーバ300に送信する場合について説明した。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、撮影装置100が画像情報を無線装置200に送信し、無線装置200が相手ユーザIDを対応づけた上で画像共有サーバ300に送信しても良い。
[システム構成]
また、本実施例において説明した各処理の内、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。例えば、画像をユーザが手動にて撮影しても良い。この他、上述文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については(図1〜図12)、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、撮影装置100と無線装置200と画像参照装置400との内、任意の2つの装置を統合して1つの装置としても良く、3つとも統合して1つの装置としても良い。また、撮影装置100の画像情報テーブル111と画像共有サーバ300の画像情報テーブル311と、画像参照装置400の画像情報テーブル411とについて、同期するようにしても良く、同一のテーブルに撮影装置100と画像共有サーバ300と画像参照装置400とがネットワーク経由にてアクセスして実現しても良い。
[プログラム]
図13は、開示の技術に係る更新プログラムによる情報処理がコンピュータを用いて具体的に実現されることを示す図である。図13に例示するように、コンピュータ3000は、例えば、メモリ3010と、CPU(Central Processing Unit)3020と、ハードディスクドライブインタフェース3030と、ディスクドライブインタフェース3040と、シリアルポートインタフェース3050と、ビデオアダプタ3060と、ネットワークインタフェース3070とを有する。コンピュータ3000の各部はバス3100によって接続される。
メモリ3010は、図13に例示するように、ROM3011及びRAM3012を含む。ROM3011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース3030は、図13に例示するように、ハードディスクドライブ3080に接続される。ディスクドライブインタフェース3040は、図13に例示するように、ディスクドライブ3090に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ3090に挿入される。シリアルポートインタフェース3050は、図13に例示するように、例えばマウス3051、キーボード3052に接続される。ビデオアダプタ3060は、図13に例示するように、例えばディスプレイ3061に接続される。
ここで、図13に例示するように、ハードディスクドライブ3080は、例えば、OS3081、アプリケーションプログラム3082、プログラムモジュール3083、プログラムデータ3084を記憶する。すなわち、開示の技術に係る更新プログラムは、コンピュータによって実行される指令が記述されたプログラムモジュール3083として、例えばハードディスクドライブ3080に記憶される。具体的には、上記実施例で説明した制御部120や制御部220、制御部320や制御部420の各部と同様の情報処理を実行する手順各々が記述されたプログラムモジュールが、ハードディスクドライブ3080に記憶される。
また、上記実施例で説明した記憶部110や記憶部210、記憶部310、記憶部410に記憶されるデータのように、更新プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータ3084として、例えばハードディスクドライブ3080に記憶される。そして、CPU3020が、ハードディスクドライブ3080に記憶されたプログラムモジュール3083やプログラムデータ3084を必要に応じてRAM3012に読み出し、各種の手順を実行する。
なお、更新プログラムに係るプログラムモジュール3083やプログラムデータ3084は、ハードディスクドライブ3080に記憶される場合に限られない。例えば、プログラムモジュール3083やプログラムデータ3084は、着脱可能な記憶媒体に記憶されても良い。この場合、CPU3020は、ディスクドライブなどの着脱可能な記憶媒体を介してデータを読み出す。また、同様に、更新プログラムに係るプログラムモジュール3083やプログラムデータ3084は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されても良い。この場合、CPU3020は、ネットワークインタフェースを介して他のコンピュータにアクセスすることで各種データを読み出す。
[その他]
なお、本実施例で説明した制御プログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、制御プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
100 撮影装置
101 撮影部
102 信号送受信部
110 記憶部
111 画像情報テーブル
120 制御部
121 撮影制御部
122 画像情報送信制御部
200 無線装置
201 無線信号送受信部
202 信号送受信部
210 記憶部
211 通信情報テーブル
220 制御部
221 無線信号送受信制御部
222 通信情報送信制御部
300 画像共有サーバ
301 信号送受信部
310 記憶部
311 画像情報テーブル
320 制御部
321 格納部
322 抽出画像送信制御部
400 画像参照装置
401 入力部
402 信号送受信部
403 出力部
410 記憶部
411 画像情報テーブル
420 制御部
421 参照要求送信制御部
422 出力制御部

Claims (8)

  1. ユーザに携帯される無線装置と、当該ユーザに携帯されてデータを取得するデータ取得装置と、当該データ取得装置により取得されたデータを記憶するデータサーバとを有するデータ共有システムであって、
    前記無線装置は、
    他の無線装置との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
    前記他の無線装置により送信された当該他の無線装置を携帯するユーザを識別する識別情報である他識別情報を前記近距離無線通信部が受信すると、当該他識別情報を前記データ取得装置に送信する識別情報送信部とを備え、
    前記データ取得装置は、
    前記データを取得するデータ取得部と、
    前記無線装置が前記他の無線装置から前記近距離無線通信を用いて受信可能な時間帯に前記データ取得部により取得された前記データに、前記識別情報送信部により送信された当該他識別情報を対応付けた上で、当該データを前記データサーバに送信するデータ送信部とを備え、
    前記データサーバは、
    前記データ送信部により送信された前記データを記憶するデータ記憶部と、
    任意の識別情報に対応付けられたデータを当該任意の識別情報によって識別されるユーザが利用可能なデータとして前記データ記憶部から抽出する抽出部と
    を備えたことを特徴とするデータ共有システム。
  2. 前記データ取得装置の前記データ送信部は、前記無線装置が前記他の無線装置から前記近距離無線通信を用いて受信可能な時間帯に前記データ取得部により取得された前記データに前記他識別情報を対応付けた上で送信することで、当該他識別情報によって識別されるユーザに利用可能なデータとして送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ共有システム。
  3. 前記無線装置の通信情報送信部は、前記近距離無線通信部が前記他の無線装置と前記識別情報を送受信すると、前記他識別情報と、当該他の無線装置から近距離無線通信を用いて受信可能な時間帯を識別する時間帯情報とを含む前記通信情報を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ共有システム。
  4. 前記データは画像データであって、
    前記データ取得装置の前記データ取得部は、定期的かつ自動的に前記ユーザの正面前方の画像データを撮影することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のデータ共有システム。
  5. 前記データ取得装置の前記データ送信部は、前記時間帯情報により識別される時間帯に取得されたデータについて、所定の契機で送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のデータ共有システム。
  6. ユーザに携帯される無線装置と、当該ユーザに携帯されてデータを取得するデータ取得装置と、当該データ取得装置により取得されたデータを記憶するデータサーバとを有するデータ共有システムの制御方法であって、
    他の無線装置との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信部を備える前記無線装置としてのコンピュータが、
    前記他の無線装置により送信された当該他の無線装置を携帯するユーザを識別する識別情報である他識別情報を前記近距離無線通信部が受信すると、当該他識別情報を前記データ取得装置に送信する識別情報送信工程を実行し、
    前記データ取得装置としてのコンピュータが、
    前記データを取得するデータ取得工程と、
    前記無線装置が前記他の無線装置から前記近距離無線通信を用いて受信可能な時間帯に前記データ取得工程により取得された前記データに、前記識別情報送信工程により送信された当該他識別情報を対応付けた上で、当該データを前記データサーバに送信するデータ送信工程とを実行し、
    前記データサーバとしてのコンピュータが、
    前記データ送信工程により送信された前記データを記憶するデータ記憶部から、任意の識別情報に対応付けられたデータを当該任意の識別情報によって識別されるユーザが利用可能なデータとして抽出する抽出工程と
    を実行することを特徴とする制御方法。
  7. ユーザに携帯される無線装置と、当該ユーザに携帯されてデータを取得するデータ取得装置と、当該データ取得装置により取得されたデータを記憶するデータサーバとを有するデータ共有システムの制御プログラムであって、
    他の無線装置との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信部を備える前記無線装置としてのコンピュータが、
    前記他の無線装置により送信された当該他の無線装置を携帯するユーザを識別する識別情報である他識別情報を前記近距離無線通信部が受信すると、当該他識別情報を前記データ取得装置に送信する識別情報送信手順を実行し、
    前記データ取得装置としてのコンピュータが、
    前記データを取得するデータ取得手順と、
    前記無線装置が前記他の無線装置から前記近距離無線通信を用いて受信可能な時間帯に前記データ取得手順により取得された前記データに、前記識別情報送信手順により送信された当該他識別情報を対応付けた上で、当該データを前記データサーバに送信するデータ送信手順とを実行し、
    前記データサーバとしてのコンピュータが、
    前記データ送信手順により送信された前記データを記憶するデータ記憶部から、任意の識別情報に対応付けられたデータを当該任意の識別情報によって識別されるユーザが利用可能なデータとして抽出する抽出手順と
    を実行することを特徴とする制御プログラム。
  8. 他の無線装置との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
    データを取得するデータ取得部と、
    前記他の無線装置から近距離無線通信を用いて受信可能な時間帯に前記データ取得部により取得された前記データを、当該他の無線装置を携帯するユーザが利用可能な画像データとして、データを記憶するデータサーバに送信するデータ送信部と
    を備えたことを特徴とする無線装置。
JP2010155158A 2010-07-07 2010-07-07 データ共有システム、制御方法及び制御プログラム Expired - Fee Related JP5548057B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010155158A JP5548057B2 (ja) 2010-07-07 2010-07-07 データ共有システム、制御方法及び制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010155158A JP5548057B2 (ja) 2010-07-07 2010-07-07 データ共有システム、制御方法及び制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012019351A true JP2012019351A (ja) 2012-01-26
JP5548057B2 JP5548057B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=45604265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010155158A Expired - Fee Related JP5548057B2 (ja) 2010-07-07 2010-07-07 データ共有システム、制御方法及び制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5548057B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016157342A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 カシオ計算機株式会社 情報共有システム、情報共有サーバ、方法、およびプログラム
JP2017528014A (ja) * 2014-06-03 2017-09-21 ソニー株式会社 ライフログカメラ、ianと関連付けられた制御の方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002051281A (ja) * 2000-08-03 2002-02-15 Sharp Corp 画像配信システム
JP2002118814A (ja) * 2000-06-28 2002-04-19 Fuji Photo Film Co Ltd 引渡媒体作成装置、プログラム、撮像装置および引渡媒体作成方法
JP2004179920A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Fuji Photo Film Co Ltd ディジタル・カメラおよびその制御方法
JP2008193563A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Nec Design Ltd 撮像装置、再生装置、撮像方法、再生方法及びプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002118814A (ja) * 2000-06-28 2002-04-19 Fuji Photo Film Co Ltd 引渡媒体作成装置、プログラム、撮像装置および引渡媒体作成方法
JP2002051281A (ja) * 2000-08-03 2002-02-15 Sharp Corp 画像配信システム
JP2004179920A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Fuji Photo Film Co Ltd ディジタル・カメラおよびその制御方法
JP2008193563A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Nec Design Ltd 撮像装置、再生装置、撮像方法、再生方法及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017528014A (ja) * 2014-06-03 2017-09-21 ソニー株式会社 ライフログカメラ、ianと関連付けられた制御の方法
US10194067B2 (en) 2014-06-03 2019-01-29 Sony Mobile Communications Inc. Lifelog camera and method of controlling in association with an intrapersonal area network
JP2016157342A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 カシオ計算機株式会社 情報共有システム、情報共有サーバ、方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5548057B2 (ja) 2014-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10313288B2 (en) Photo sharing method and device
CN104838642B (zh) 用创建者身份或场景标记媒体的方法和设备
US20160300101A1 (en) Method and apparatus for album display, and storage medium
US9053368B2 (en) Image transfer apparatus and method thereof
WO2017219497A1 (zh) 消息生成方法及装置
US20170374208A1 (en) Method, apparatus and medium for sharing photo
EP3211546A1 (en) Picture acquiring method and apparatus, computer program and recording medium
US20180137661A1 (en) Picture processing method, sending method, processing apparatus and sending apparatus
JP5548057B2 (ja) データ共有システム、制御方法及び制御プログラム
US20160134804A1 (en) Image capture methods and systems
US10785544B2 (en) Image acquisition apparatus with priority network selection for data upload
TW201629791A (zh) 拍照及照片分享系統及方法
KR20180068054A (ko) 차량 탑승자 간 자료 공유 방법 및 그 시스템
CN105162526B (zh) 在移动终端中发送照片的方法和设备
US11076010B2 (en) Service providing system, service delivery system, service providing method, and non-transitory recording medium
JP5415367B2 (ja) データ共有システム、制御方法、制御プログラム及び無線装置
CN107169042B (zh) 一种共享图片的方法、装置及计算机可读存储介质
JP2016085594A (ja) 肖像権保護プログラム、情報通信装置及び肖像権保護方法
JP5425726B2 (ja) データ共有システム、制御方法及び制御プログラム
US20170013074A1 (en) Methods and apparatuses for providing information of video capture device
JP5743017B2 (ja) 画像管理装置及びプログラム
JP6612170B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
TW201441755A (zh) 可與行動裝置連接之相機,及其操作方法
KR20120080379A (ko) 디지털 카메라의 이미지 어노테이션 처리 방법 및 장치
US8824854B2 (en) Method and arrangement for transferring multimedia data

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140513

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5548057

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees