JP2012018106A - フォースセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブル基板を備えた簡単な構成で低背化可能なフォースセンサを得ること。
【解決手段】所定厚さのシリコン基板からなる変位部と、前記シリコン基板の表裏面の一方に位置して外部からの荷重を受ける受圧部と、前記受圧部とは反対側となる前記シリコン基板の表裏面の他方に配置され前記変位部の変位量に応じて電気抵抗が変化する複数のピエゾ抵抗素子と、前記シリコン基板の他方の面に形成され前記変位部を変位自在に支持する支持部と、前記シリコン基板の他方の面に前記支持部よりも周縁側に配置させて前記複数のピエゾ抵抗素子とそれぞれ電気的に接続した複数の電気接続部と、前記シリコン基板の他方の面に配置され前記複数の電気接続部と電気的に接続されたフレキシブル基板とにより、フォースセンサを構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷重測定に用いられるピエゾ抵抗方式のフォースセンサに関する。
近年では、モバイル機器のタッチパネルやコントローラ等のユーザーインターフェースに荷重測定用のフォースセンサが用いられている。フォースセンサは種々あるが、例えば特許文献1の図1に示されるピエゾ抵抗方式では、ダイヤフラム部を有するシリコン基板と、リム部とは反対側のダイヤフラム部上に設けた複数のゲージ抵抗からなるブリッジ回路と、ダイヤフラムと接着される中央部に凹部を有し、ブリッジ回路と電気的に接続する配線パッドを形成した絶縁性の基部(パイレックスガラス:「パイレックス」はコーニング社(Corning Inc.,U.S.A)の登録商標)と、ボンディングワイヤにより配線パッドと電気的に接続したパッケージと、ダイヤフラム部上に設けた球(サファイヤ球)とを備えている。この従来のフォースセンサは、サファイヤ球を介して受けた荷重に応じてダイヤフラム部が変位し、その変位量に応じてブリッジ回路の出力が変化することから、荷重を検出することができる。従来構造のピエゾ抵抗式フォースセンサは、特許文献2から5にも記載されている。
また、特許文献6の図1に示されるピエゾ抵抗方式では、受圧部を介して加えられた荷重を検出するための複数のゲージ抵抗を備えた複数のセンサセルが、弾性体の上に保持されフレキシブル基板で電気的に接続されている。前記受圧部は、金属箔を介して全体を樹脂シートで被服され、更にシリコングリスを介してゴムの表皮部材が設けられている。この従来のフォースセンサは、複数のセンサセルが弾性体の上に直接に保持されフレキシブル基板で電気的に接続されるために、複数のセンサセルの同一面側にフレキシブル基板と受圧部を備なえる。
特公平5−77304号公報 特開平10−325772号公報 米国特許第4680606号 米国特許第4745812号 米国特許第4861420号 特公平7−92413号公報
上述のフォースセンサは、実装されるモバイル機器のサイズに合わせて、小型化及び低背化が要求される。しかし、球を介して変位部に荷重を与える特許文献1に記載の従来構造では、球サイズが大きく、低背化が難しい。球サイズを小さくすると、球の接触面積も小さくなるため狭いエリアに荷重が集中することとなり、センサが壊れやすくなってしまう。また、従来構造では、基部(パイレックスガラス)に形成した配線パッドとパッケージとの電気的接続にボンディングワイヤを用いているので、ボンディングワイヤを設けるためのスペースを確保しなければならず、これによっても低背化が難しかった。
また、上述のフォースセンサは、実装されるモバイル機器のサイズに合わせて、小型化及び低背化が要求される。しかし、特許文献6に記載の従来構造では、弾性体の上に複数のセンサセルが設置され、その上に受圧部とフレキシブル基板、その上に金属箔、樹脂シート、シリコングリス、ゴムの表皮部材と重ねられるため低背化が難しい。また、特許文献6に記載の従来構造では、受圧部とフレキシブル基板が複数のセンサセルの同一面側にあるため、受圧部の高さはフレキシブル基板の厚さより小さくできなく低背化を制限する。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、フレキシブル基板を備えた簡単な構成で低背化可能なフォースセンサを得ることである。
所定厚さのシリコン基板からなる変位部と、前記シリコン基板の表裏面の一方に位置して外部からの荷重を受ける受圧部と、前記受圧部とは反対側となる前記シリコン基板の表裏面の他方に配置され前記変位部の変位量に応じて電気抵抗が変化する複数のピエゾ抵抗素子と、前記シリコン基板の他方の面に形成され前記変位部を変位自在に支持する支持部と、前記シリコン基板の他方の面に前記支持部よりも周縁側に配置させて前記複数のピエゾ抵抗素子とそれぞれ電気的に接続した複数の電気接続部と、前記シリコン基板の他方の面に配置され前記複数の電気接続部と電気的に接続されたフレキシブル基板と、を有することを特徴とする。
シリコン基板からなる前記変位部を前記支持部により支持する構造とすることで、前記支持部と同じシリコン基板の面側に、前記複数のピエゾ抵抗素子、前記複数の電気接続部、前記フレキシブル基板を配置することができ、外部基板に容易に電気的に接続できる低背なフォースセンサを得ることを可能とした。
前記電気接続部の領域における前記フレキシブル基板の前記シリコン基板の他方の面からの突出量が前記支持部の前記シリコン基板の他方の面からの突出量より小さいことを特徴とする。
この様態であれば、前記支持部の厚さが、前記複数の電気接続部やフレキシブル基板等から構成される配線部の厚さより厚くなり、配線部が圧迫されて破損することを防止できる。
前記シリコン基板は平面矩形状をなし、前記複数の電気接続部は、前記シリコン基板の矩形をなす4辺のいずれか一つの辺に臨んで設けられたことを特徴とする。
この様態であれば、前記複数の電気接続部が一箇所にあるので前記フレキシブル基板との接続が容易である。
前記シリコン基板は平面矩形状をなし、前記複数の電気接続部は、前記シリコン基板の角部にそれぞれ設けられたことを特徴とする。
この様態であれば、前記複数の電気接続部と前記フレキシブル基板の接続部が4箇所に分散するため、その固定を強固にできる。
前記電気接続部と前記フレキシブル基板との接合部の周囲を樹脂で固定したことを特徴とする。
この様態であれば、前記電気接続部と前記フレキシブル基板との接合部の固定を強固にできる。
前記支持部は、少なくとも一部が前記複数のピエゾ抵抗素子と平面的に重複するように配置されることを特徴とする。
この様態であれば、前記複数のピエゾ抵抗素子に加わる応力の異方性が大きくなり、前記複数のピエゾ抵抗素子の電気抵抗が大きく変化するため、センサ感度を高感度にすることができる。
前記支持部は、筒状体であることを特徴とする。
この様態であれば、前記変位部を安定に支持することができるとともに、前記支持部の内側への樹脂や異物等の侵入を防止できる。
前記支持部は複数あり、前記支持部の断面がそれぞれ平面矩形または平面円形の柱状体であることを特徴とする。
この様態であれば、前記変位部を安定に支持することができるとともに、高感度なフォースセンサを得ることができる。
前記支持部は、金、アルミニウム、チタン、ニッケル合金、シリコン、ガラス、窒化シリコン、酸化シリコン、絶縁セラミックのいずれかからなることを特徴とする。
このような材料によって前記支持部を構成することで、簡便に強固な支持部を実現できる。
前記受圧部は、前記変位部から隆起した円柱状または多角柱状であることを特徴とする。
この様態であれば、安定的に高感度なセンサ感度を得ることができる。
前記シリコン基板は支持部を介して外部基板上に接合され、前記外部基板と支持部との接合部の周囲を樹脂で固定したことを特徴とする。
この様態であれば、前記シリコン基板と外部基板の固定を強固にできる。
前記外部基板は電極が設けられており、前記外部基板の電極と前記フレキシブル基板との接合部の周囲を樹脂で固定したことを特徴とする。
この様態であれば、前記外部基板の電極と前記フレキシブル基板との固定を強固にできる。
本発明によれば、シリコン基板からなる前記変位部を前記支持部により支持する構造とすることで、前記支持部と同じシリコン基板の面側に、前記複数のピエゾ抵抗素子、前記複数の電気接続部、前記フレキシブル基板を配置する簡単な構成とすることができ、外部基板に容易に電気的に接続できる低背なフォースセンサを得ることを可能とした。
本発明を適用したフォースセンサの一実施形態を示す断面図である。 同フォースセンサを上面側から見て示す平面略図である。 同フォースセンサを下面側から見て示す平面略図である。 フレキシブル基板と接続する前の同フォースセンサを下面側から見て示す平面略図である。 同フォースセンサを外部基板に実装した一実施形態を示す断面図である。 フレキシブル基板の第1の変形例を備えるフォースセンサの断面図である。 フレキシブル基板の第2の変形例を備えるフォースセンサの断面図である。 フレキシブル基板の第3の変形例を備えるフォースセンサの断面図である。 支持部の第1の変形例を下面側から見て示す平面略図である。 支持部の第2の変形例を下面側から見て示す平面略図である。 支持部の第3の変形例を下面側から見て示す平面略図である。 支持部の第4の変形例を下面側から見て示す平面略図である。 電気接続部をシリコン基板の角部に配置した変形例のフレキシブル基板を取り付ける前の下面側から見て示す平面略図である。 シリコン基板の角部に配置した複数の電気接続部にフレキシブル基板を接続した変形例を下面側から見て示す平面略図である。 シリコン基板の一つの辺に臨んで並べて配置された複数の電気接続部15に複数のフレキブル基板を接続した変形例を下面側から見て示す平面略図である。 シリコン基板の角部に配置した複数の電気接続部にフレキシブル基板を接続した変形例を下面側から見て示す平面略図である。
図1は本発明を適用したフォースセンサ1を示す断面図、図2はフォースセンサ1を上面側から見て示す平面略図、図3はフォースセンサ1を下面側から見て示す平面略図である。フォースセンサ1は、ピエゾ抵抗方式のフォースセンサであって、巨視的な凹凸のない一定厚さのシリコン基板10を備えている。シリコン基板10は、平面矩形状をなし、荷重により変位する変位部11を構成している。
シリコン基板10の表面10aには、図1、図2に示されるように、外部からの荷重を受ける受圧部12が設けられている。受圧部12は、変位部11の平面中心に隆起した円柱状の凸受圧部であり、その上面周縁に丸め加工(R加工)が施されている。この受圧部12は、ニッケル合金またはシリコン(シリコン基板10と同一材質)からなる。受圧部12は省略可能であるが、変位部11の平面中心に受圧部12を設けることで、変位部11を平面中心に対して対称的に大きく変位させることができるので、大きなセンサ感度を安定的に得ることができる。
受圧部12の断面積は強度的に許容される範囲内で小さい方が好ましい。その理由は、変位部11の平面中心に設置された受圧部12の断面積が小さいと、変位部11の平面中心に大きな力が加わるので、大きなセンサ感度を得ることができるからである。
一方、シリコン基板10の裏面10bには、図1、図3に示されるように、支持部17、複数のピエゾ抵抗素子13、複数のピエゾ抵抗素子13と接続された複数のフォースセンサ配線16を経て複数の電気接続部15に接続され、複数の電気接続部15はフレキシブル基板の配線21に接続されている。フレキシブル基板19は、柔軟性と絶縁性を備えたポリイミド樹脂フィルム等であることが好ましい。フレキシブル基板の配線21は、柔軟性のある銅箔等の導電体であることが好ましい。
複数のピエゾ抵抗素子13は、隣り合う素子同士が90°異なる位相(互いに直交する位置関係)で配置されている。受圧部12で受けた荷重により変位部11が変位すると、その変位量に応じて複数のピエゾ抵抗素子13の電気抵抗が変化し、この複数のピエゾ抵抗素子13によって構成されたブリッジ回路の中点電位が変化し、この中点電位がセンサ出力として公知の測定装置に出力される。複数のピエゾ抵抗素子13には複数のフォースセンサ配線16がそれぞれ接続されており、フォースセンサ配線16を介して複数の電気接続部15と電気的に接続されている。複数のピエゾ抵抗素子13とフォースセンサ配線16は、絶縁膜14によって覆われている。
図3、図4に示すように、複数の電気接続部15は、支持部17及びピエゾ抵抗素子13より周縁側に位置し、シリコン基板10の一つの辺に臨んで並べて配置され、フレキシブル基板の配線21に接続されている。この複数の電気接続部15は、ニッケル合金や金、銅などからなる。複数の電気接続部15が一つの辺に臨んで並べて配置されていることで、フレキシブル基板の配線21との接続が容易にでき、フレキシブル基板19の形状も単純にできる。複数の電気接続部15とフレキシブル基板の配線21の電気的接続は、半田、導電性樹脂、導電ペースト等で行なってもよいし、または圧着による金属接合のみでもよいし、または圧着前に半田、導電性樹脂、導電ペースト等で接続しそれに加えて圧着する等でもよい。
図1、図3に示すように、支持部17は、複数の電気接続部15と複数のピエゾ抵抗素子13の間に少なくとも一部が複数のピエゾ抵抗素子13と平面的に重複するように配置され、シリコン基板10の裏面10bからフレキシブル基板の配線21よりもさらに突出した状態で設けられている。図2に示すように、支持部17は、平面中心に受圧部12を配置する平面矩形の筒状体であり、変位部11を安定に支持することができる。支持部17は、金、アルミニウム、チタン、ニッケル合金、シリコン、ガラス、窒化シリコン、酸化シリコン、絶縁セラミックのいずれかからなる。
上記構成のフォースセンサ1は、図5に示されるように、フレキシブル基板の配線21と外部基板の電極23が接続されて実装される。支持部17の厚さは、電気接続部15の厚さ、フレキシブル基板の配線21の厚さ、の合計よりも大きいことが好ましい。前記により圧迫によるフレキシブル基板19を含む電気配線の破損が防げる。フレキシブル基板19とフレキシブル基板の配線21には柔軟性があるので、外部基板2への実装は容易に行なえる。
図5に示されるように、シリコン基板10と支持部17との接合部の周囲、支持部17と外部基板2との接合部の周囲、シリコン基板10と複数の電気接続部15との接合部の周囲、複数の電気接続部15とフレキシブル基板19との接合部の周囲、フレキシブル基板19と外部基板の電極23との接合部の周囲、外部基板の電極23と外部基板2との接合部の周囲、は樹脂18で覆われており、前記の各箇所の固定を強固にしている。樹脂18の樹脂材としては、エポキシ、アクリル、ポリエステル、ウレタン等が好ましい。
図3に示されるように支持部17は平面矩形の筒状体であるので、支持部17と外部基板2との接合部の周囲を樹脂18で固定する時に、樹脂18は支持部17の内側に侵入できないので、樹脂18が侵入することで発生する変位部11の変位の不具合を防止できる。
以上のように本実施形態のフォースセンサ1は、シリコン基板10からなる変位部11を支持部17により支持する構造とすることで、支持部17と同じシリコン基板10の面側に、複数のピエゾ抵抗素子13と複数の電気接続部15とフレキシブル基板19とを配置することを可能とし、特許文献1に記載の従来構造では必須であったサファイヤ球、パイレックスガラス、ボンディングワイヤ、また、特許文献6に記載の従来構造では必須であったゴムの表皮部材、シリコングリス、樹脂シート、金属箔、樹脂シート、弾性体を不要とし、簡単な構成で低背化を図るとともに、フレキシブル基板19を備えることで外部基板2への電気接続も容易とした。
本実施形態では、図1に示すように電気接続部15とフレキシブル基板の配線21との電気的な接続を、電気接続部15をフレキシブル基板19に貫通させることにより行なっている。この接続方法は変形可能であり、図6〜図8にその変形例を示す。図6は、電気接続部15とフレキシブル基板19に設けられた貫通電極24が接続され、貫通電極24がフレキシブル基板の配線21に接続されている。図7は、電気接続部15とフレキシブル基板の配線21が接続され、フレキシブル基板の配線21に貫通電極24が接続されている。図8は、電気接続部15とフレキシブル基板の配線21が接続され、フレキシブル基板の配線21の端部に貫通孔25が設けられている。この貫通孔25は、外部基板2を実装する時に外部基板の電極23を貫通させる。貫通電極24は、フレキシブル基板19に貫通孔25を形成し、この貫通孔25を銀等の導電材料からなる導電ペーストで充填する方法等で形成する。
本実施形態では、支持部17を平面矩形の筒状体で設けたが、支持部17の平面形状は変形可能である。図9〜図12は支持部17の変形例であって、図9は平面円形の筒状体である。図10は平面矩形の筒状体を複数に分割したものである。図11は複数の平面円形の柱状体、図12は複数の平面矩形の柱状体である。支持部17はいずれも、少なくともその一部が複数のピエゾ抵抗素子13と平面的に重複するように配置されている。また、複数の支持部17を設ける位置は、変位部11を安定に支持するために受圧部12に関して対称に配置することが好ましい。
また本実施形態では、円柱状の受圧部12を設けたが、受圧部12は多角柱状であってもよい。
本実施形態では、電気接続部15を平面矩形状をなすシリコン基板10の一つの辺に臨んで並べて配置したが、電気接続部15の配置の変更は可能である。図13は、複数の電気接続部15を、平面矩形状をなすシリコン基板10の角部に、各々に配置した変形例である。図14は、前記にフレキシブル基板19を接続した変形例である。
本実施形態では、複数の電気接続部15にフレキシブル基板19を接続したが、フレキシブル基板19の変形は可能である。図15は、シリコン基板10の一つの辺に臨んで並べて配置した複数の電気接続部15の各々に、複数のフレキシブル基板19を接続した変形例である。図16は、シリコン基板10の角部に配置された複数の電気接続部15に、複数のフレキシブル基板19を接続した変形例である。図15、図16の配置以外に、フレキシブル基板19は、都合により自由に配置することが可能である。このように、個々の電気接続部15に、個々のフレキシブル基板19を接続することは、外部基板2への実装の自由度を高める。
1 フォースセンサ
2 外部基板
10 シリコン基板
10a 表面
10b 裏面
11 変位部
12 受圧部
13 ピエゾ抵抗素子
14 絶縁膜
15 電気接続部
16 フォースセンサ配線
17 支持部
18 樹脂
19 フレキシブル基板
21 フレキシブル基板の配線
23 外部基板の電極
24 貫通電極
25 貫通孔

Claims (12)

  1. 所定厚さのシリコン基板からなる変位部と、
    前記シリコン基板の表裏面の一方に位置して外部からの荷重を受ける受圧部と、前記受圧部とは反対側となる前記シリコン基板の表裏面の他方に配置され、前記変位部の変位量に応じて電気抵抗が変化する複数のピエゾ抵抗素子と、
    前記シリコン基板の他方の面に形成され、前記変位部を変位自在に支持する支持部と、
    前記シリコン基板の他方の面に前記支持部よりも周縁側に配置させて、前記複数のピエゾ抵抗素子とそれぞれ電気的に接続した複数の電気接続部と、
    前記シリコン基板の他方の面に配置され、前記複数の電気接続部と電気的に接続されたフレキシブル基板と、
    を有することを特徴とするフォースセンサ。
  2. 請求項1に記載のフォースセンサにおいて、前記電気接続部の領域における前記フレキシブル基板の前記シリコン基板の他方の面からの突出量が前記支持部の前記シリコン基板の他方の面からの突出量より小さいことを特徴とするフォースセンサ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のフォースセンサにおいて、前記シリコン基板は平面矩形状をなし、前記複数の電気接続部は、前記シリコン基板の矩形をなす4辺のいずれか一つの辺に臨んで設けられたことを特徴とするフォースセンサ。
  4. 請求項1または請求項2に記載のフォースセンサにおいて、前記シリコン基板は平面矩形状をなし、前記複数の電気接続部は、前記シリコン基板の角部にそれぞれ設けられたことを特徴とするフォースセンサ。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかの一項に記載のフォースセンサにおいて、前記電気接続部と前記フレキシブル基板との接合部の周囲を樹脂で固定したことを特徴とするフォースセンサ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のフォースセンサにおいて、前記支持部は、少なくとも一部が前記複数のピエゾ抵抗素子と平面的に重複するように配置されることを特徴とするフォースセンサ。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のフォースセンサにおいて、前記支持部は筒状体であることを特徴とするフォースセンサ。
  8. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のフォースセンサにおいて、前記支持部は複数あり、前記支持部の断面がそれぞれ平面矩形または平面円形の柱状体であることを特徴とするフォースセンサ。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載のフォースセンサにおいて、前記支持部は、金、アルミニウム、チタン、ニッケル合金、シリコン、ガラス、窒化シリコン、酸化シリコン 、絶縁セラミックのいずれかからなることを特徴とするフォースセンサ。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載のフォースセンサにおいて、前記受圧部は、前記変位部から隆起した円柱状または多角柱状であることを特徴とするフォースセンサ。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載のフォースセンサにおいて、前記シリコン基板は支持部を介して外部基板上に接合され、前記外部基板と支持部との接合部の周囲を樹脂で固定したことを特徴とするフォースセンサ。
  12. 請求項11に記載のフォースセンサにおいて、前記外部基板は電極が設けられており、前記外部基板の電極と前記フレキシブル基板との接合部の周囲を樹脂で固定したことを特徴とするフォースセンサ。
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