JP2012015023A - El素子及びこれを備えた照明装置、ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光取り出し効率を向上させることを可能にしたEL素子、及びこれを備えた照明装置、ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】透光性基板2の他方の面に設けられた光共振シート7と、発光層4を間にして光共振シート7と反対側に設けられた光反射層9とを備える。光共振シート7は、第1の方向に延び、頂部17の角度θ1が88度以上98度以内となるように傾斜する一対の第1光共振面15と、第1の方向に対して80度以上90度以内の角度で交差する第2の方向に延び、頂部18の角度θ2が88度以上98度以内となるように傾斜する一対の第2光共振面16とを備えて形成する。光反射層9は、光反射率を30%以上100%以内とし、且つ光反射の分布を係数が10以内のガウス分布にして形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、EL素子(エレクトロ・ルミネッセンス素子)及びこれを備えた照明装置、ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置に関する。
一般に、有機EL素子は、蛍光有機化合物を含む発光層を陽極と陰極との間に挟んだ発光構造を透光性基板の片面上に設けて構成される。そして、この有機EL素子は、陽極と陰極の間に直流電圧を印加し、発光層に電子および正孔を注入して再結合させることにより、励起子を生成し、この励起子が失活する際の光の放出を利用して発光する。
一方で、このようなEL素子においては、発光層から放出された光線が透光性基板から射出する際に、透光性基板の表面上で全反射して光線のロスが生じるという問題があった。また、このときの光の外部取り出し効率は、一般に20%程度と言われている。このため、高輝度が必要になるほど、より多くの投入電力が必要になり、素子に対する負荷が増大して素子自体の信頼性を低下させることになる。
これに対し、光の外部取り出し効率を向上させる目的で、EL素子の発光構造に散乱反射層を形成し、全反射によりロスしている光線を外部に取り出す方法が提案されている。(特許文献1参照)。
特開2010−97711号公報
しかしながら、上記従来の全反射によりロスしている光線を外部に取り出す方法においては、散乱反射層を発光構造の陰極あるいは陽極の電極に設けた場合、陰極あるいは陽極の表面を粗面化する必要があり、陰極あるいは陽極の厚みに差が生じて電流にムラが発生する。そして、この電流のムラにより、EL素子の発光ムラや、電流の過大な流入によるショートなどが発生するという問題があった。
また、散乱反射層を陰極あるいは陽極の電極に設けない構成を採用する場合には、陰極と陽極を透明電極にし、発光層に透明電極を介して散乱反射層を設けることになる。そして、例えば透明電極として代表的なITOを用いた場合には、ITOがEL素子の他の構成材料と比較し、屈折率が2.0と高いため、散乱された光がITOに入射するとITO内を導波して光が閉じ込められてしまう。このため、光が外部に取り出されずロスとなり、やはり、光の利用効率の低下を招くという問題が生じる。
さらに、散乱反射層を用いた場合でも、特に任意の方向を強く明るくする指向性が不足し、光の利用効率を十分に高めることは困難であった。
本発明は、上記事情に鑑み、光取り出し効率を向上させることを可能にしたEL素子、及びこれを備えた照明装置、ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明のEL素子は、透光性基板と、陽極と陰極に挟まれた状態で前記透光性基板の一方の面に設けられた発光層とを備えたEL素子であって、前記透光性基板の他方の面に設けられた光共振シートと、前記発光層を間にして前記光共振シートと反対側に設けられた光反射層とを備えており、前記光共振シートは、前記透光性基板の他方の面に沿う第1の方向に延び、互いが交差して形成される頂部の角度が88度以上98度以内となるように前記透光性基板の他方の面に対して傾斜する一対の第1光共振面と、前記透光性基板の他方の面に沿い、且つ前記第1の方向に対して80度以上90度以内の角度で交差する第2の方向に延び、互いが交差して形成される頂部の角度が88度以上98度以内となるように前記透光性基板の他方の面に対して傾斜する一対の第2光共振面とを備えて形成され、前記光反射層は、光反射率を30%以上100%以内とし、且つ光反射の分布を係数が10以内のガウス分布にして形成されていることを特徴とする。
なお、ガウス分布は、周知の通り、Ae(−(X−m)/2σ)で表される。ここで、Xが変数、Aが係数、mが平均値、σが分散である。
また、本発明のEL素子においては、前記光反射層が前記陽極あるいは前記陰極であることが望ましい。
さらに、本発明のEL素子においては、前記陽極と前記陰極が透明電極とされ、前記発光層と前記陽極と前記陰極からなる発光構造体を間にして前記光共振シートと反対側に前記光反射層が設けられていてもよい。
本発明の照明装置は、上記のいずれかのEL素子を発光手段として備えていることを特徴とする。
本発明のディスプレイ装置は、上記のいずれかのEL素子を備え、該EL素子が画素駆動されるように構成されていることを特徴とする。
本発明の液晶ディスプレイ装置は、画像表示素子を備えてなる液晶ディスプレイ装置であって、前記画像表示素子の背面に、上記のいずれかのEL素子、あるいは照明装置を配設して構成されていることを特徴とする。
本発明のEL素子においては、一対の第1光共振面が交差して形成され、第1の方向に延びる頂部の角度と、一対の第2光共振面が交差して形成され、第2の方向に延びる頂部の角度をそれぞれ88度以上98度以内とし、第1の方向と第2の方向の交差角度を80度以上90度以内にして光共振シートを構成するとともに、発光層を間にして光共振シートと反対側に設けた光反射層の光反射率を30%以上100%以内、光反射の分布を係数10以内のガウス分布とすることによって、光の指向性を向上させることができ、且つ外部光取り出し効率を向上させることが可能になる。
また、本実施形態の照明装置、ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置においては、上記のEL素子を備えることで、光の利用効率を向上させることが可能になる。
本発明の一実施形態に係るEL素子を示す断面図である。 構造層を備えていないEL素子を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るEL素子の光共振シートを示す図である。 本発明の一実施形態に係るEL素子を用いたシミュレーション結果を示す図である。 本発明の一実施形態に係るEL素子の光共振シートの変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るEL素子の光共振シートの変形例を示す図であり、各種底面形状を示す図である。 本発明の一実施形態に係るEL素子の光共振シートの変形例を示す図であり、底面形状を示す図である。 本発明の一実施形態に係るEL素子の光共振シートの変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るEL素子の光共振シートの変形例を示す図である。
以下、図1から図4を参照し、本発明の一実施形態に係るEL素子及びこれを備えた照明装置、ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置について説明する。
はじめに、本実施形態のEL素子は、例えば、発光手段として照明装置に具備され、あるいはEL素子が画素駆動されるようにディスプレイ装置に具備され、あるいは画像表示素子の背面に配設して液晶ディスプレイ装置に具備されて使用される。また、液晶ディスプレイ装置においては、本実施形態のEL素子を発光手段として備えた照明装置を画像表示素子の背面に配設して構成するようにしてもよい。
そして、本実施形態のEL素子1は、図1に示すように、第1の基板(透光性基板)2と第2の基板3と発光層4と陽極5と陰極6と光共振シート7とを備えて構成されている。また、発光層4が陽極5と陰極6に挟まれて発光構造体8が構成され、陽極5を第1の基板2の下面(一方の面)側に、陰極6を第2の基板3の上面(一面)側に配し、発光層4(発光構造体8)を第1の基板2と第2の基板3で挟み込んで一体に積層形成されている。さらに、このEL素子1は、第1の基板2の上面(他方の面)上に光共振シート7を一体に積層して形成されている。
第1の基板2及び第2の基板3は、材料として、種々のガラス材料を用いることができる他に、PMMA、ポリカーボネート、ポリスチレン等のプラスチック材料、あるいはアルミニウム等の金属材料等を用いることができる。さらにその他の様々な材料を用いることができるが、特に好ましい材料は、シクロオレフィン系のポリマーであり、このポリマーは、加工性、及び耐熱、耐水性、光学透光性等の材料特性の全てにおいて優れたものである。また、第1の基板2は、発光構造体8(発光層4)からの光をできるだけ多く透過させることができるように、全光線透過率を50%以上にすることができる材料を用いて形成することが好ましい。
発光構造体8は、発光層4が陽極5と陰極6に電圧を印加することにより発光するものであり、従来公知のさまざまな構成を採用することができる。また、白色発光層とする場合、例えば、ITO/CuPc(銅フタロシアニン)/α−NPDにルブレン1%ドープ/ジナクチルアントラセンにペリレン1%ドープ/Alq3/フッ化リチウム/陰極としてAlという構成にすればよい。
また、発光層4から射出する光線の波長をR(赤色)、G(緑色)、B(青色)にすることができる適宜材料を用いた任意の構成を採用することも可能である。すなわち、青色、赤色、黄色、緑色などの発光層4にすることもできる。このため、EL素子1をフルカラーディスプレイ用途で使用する場合には、R、G、Bに対応した3種類の発光材料の塗り分けにしたり、白色光にカラーフィルターを重ねて、フルカラー表示させるようにすればよい。
さらに、本実施形態では、陰極6を光反射機能を有する材料で形成し、陰極6が光反射層9の機能を有している。すなわち、本実施形態では、陰極6が光反射層9の機能を有することによって、発光層4を間にして光共振シート7と反対側に光反射層9を設けた形とされている。そして、この陰極6である光反射層9は、光反射率を30%以上100%以内とし、且つ光反射の分布を係数が10以内のガウス分布にして形成されている。なお、図1のEL素子では、陰極6が光反射性を有する材料から構成されて、光反射層9の機能を兼ねているが、陽極5が光反射層9の機能を兼ね備えていたり、陰極6よりも下側に別途、光反射層9を設けるようにしてもよい。また、陽極5と陰極6に光を透過させる際には、これら陽極5と陰極6を透明電極にすればよい。
一方、光共振シート7は、第1の基板2の上面に接着層10を介して一体に積層されている。接着層10を構成する粘着剤、接着剤としては、例えば、アクリル系、ウレタン系、ゴム系、シリコーン系等の各種の粘着剤、接着剤が挙げられる。いずれの場合も、高温となる発光構造体8に隣接して使用されるため、100℃で貯蔵弾性率G’が1.0E+04(Pa)程度以上のものであることが望ましい。貯蔵弾性率がこれより低いと、使用中に光共振シート7と第1の基板2の間に位置ずれが生じる可能性がある。そして、光共振シート7と第1の基板2に大きな位置ずれが生じると、光共振シート7に発光構造体8(発光層4)からの光が効率よく入射しないため、光の利用効率が低下してしまう。
なお、安定的に発光層4と光共振シート7との間隙を確保するために、接着層10の中に例えばビーズ等の透明の微粒子を混ぜるようにしてもよい。また、接着層10を構成する粘着剤や接着剤は両面テープ状のものでもよいし、単層のものでもよい。
この接着層10を介して第1の基板2上に設けられる本実施形態の光共振シート7は、基材11と、この基材11上に積層形成されてEL素子1の表面を形成する凹凸状の構造層(凹凸部)12とを備えて構成されている。ここで、光共振シート7は、構造層12を光反射層11と別体として成形してもよいし、構造層12と基材11を一体成形したものであってもよい。
そして、このEL素子1では、陽極5と陰極6の間に電圧を印加して発光層4から出射した光B0が第1の基板2を透過し、光共振シート7に入射する。このとき、光共振シート7は、発光層4からの光B0の一部を透過(光B2)して、他の光を反射する(B1)。反射した光B1は、光反射層9(陰極6)に向かう光B3となり、光反射層9に入射して反射し、再度光共振シート7の方向に向かう光B4となる。この光B4は第1の基板2を透過して光共振シート7に入射するが、光共振シート7への入射角度により、透過する光B2や反射する光B1となる。そして、再度反射した光B1は、透過する光B2になるまで、光B1、光B3、光B4のサイクルを繰り返すことになる。これにより、光共振シート7を透過した光B2の進行方向(照射方向F)をそろえることが可能になり、EL素子1の指向性を強くすることができる。
一方で、図2に示すように、光共振シート7に構造層12がなく、表面が平坦面であった場合には、光B0(光B1)の大部分が透過されずに、平坦面で反射し、再度発光層4に入射する光B12となる。そして、この光B12は、照射方向Fに偏向されないため、損失してしまう。また、EL素子1から発光する光B2は、発光層4からの配光分布に依存した光となり、指向性を有する光にすることができない。すなわち、EL素子1の光の指向性、外部取り出し効率を向上させるためには、光共振シート7の表面形状などを適切に設定(最適化)することが重要になる。
このため、本実施形態では、図3(及び図1)に示すように、例えばシート状の透光性の基材(光反射層11)の照射方向F側を向く一方の面に積層形成される構造層12が、光共振シート7の面内において(第1の基板2の上面に沿う)任意の方向である第1の方向(X方向)に対し、角度θ1を有して傾斜する一対の第1光共振面15と、光共振シート7の面内において第1の方向Xに角度φで交差する第2の方向Yに対し、角度θ2を有して傾斜する一対の第2光共振面16とを少なくとも備え、これら一対の第1光共振面15と一対の第2光共振面16をそれぞれ複数備えて構成されている。
すなわち、一対の第1光共振面15はそれぞれ、第1の方向Xに沿って延び、第1の基板2の上面に対して傾斜し、互いが交差して形成される頂部17の角度がθ1となるように形成されている。一対の第2光共振面16はそれぞれ、同一面内で第1の方向Xに角度φで交差する第2の方向Yに沿って延び、第1の基板2の上面に対して傾斜し、互いが交差する頂部18の角度がθ2となるように形成されている。
そして、本実施形態では、第1の方向Xと第2の方向Yの交差角度φが80度以上90度以内の範囲となるようにし、さらに、一対の第1光共振面15が交差する頂部17の角度(頂角)θ1と一対の第2光共振面16が交差する頂部18の角度(頂角)θ2がそれぞれ、88度以上98度以内の範囲となるようにしている。
より詳しく、本実施形態の構造層12は、図3に示すように、例えば、シート状の透光性の基材11の上面(即ち照射方向F側の面)に、頂部17が第1の方向Xに連続的に延在する断面三角状で帯状のプリズム(あるいはレンズ)を隙間なく複数設けることで第1光共振面15を形成し、さらに、この第1光共振面15上に形成される凹部に嵌合するように、頂部18が第1の方向Xと角度φをなす第2の方向Yに連続的または断続的に延在する断面三角状で帯状のプリズム(あるいはレンズ)を複数設けることで第2光共振面16を形成している。
そして、このとき、一対の第1光共振面15で形成される頂角θ1及び一対の第2光共振面16で形成される頂角θ2は、88度以上98度以内の範囲とされている。なお、これら頂角θ1、θ2が88度以上98度以内の範囲であれば、一対の第1光共振面15のそれぞれ、一対の第2光共振面16のそれぞれは、同じ大きさ及び形状である必要はない。しかしながら、構造層12における共振効果を高めて射出される光B2の指向性を強くする点において、複数の第1光共振面15又は第2光共振面16における頂角θ1又は頂角θ2は同じにすることが好ましい。
なお、第1光共振面15と第2光共振面16の凹凸形状を制御することで、照射方向Fに出射する光の配光分布を2次元方向に調整することが可能になる。そのため、例えば第2光共振面16の形状を任意とすることで、第2光共振面16からの出射光を対称な配光分布にしたり、あるいは、非対称な配光分布にすることなども可能になる。
ここで、第1の方向Xと第2の方向Yの交差角度φを80度以上90度以内に設定するのは、発光層4から出射される広い配光分布を持つ光の損失を抑えて、より多くの光を照射方向Fに偏向し、指向性を高めるように設計しているためである。例えば、第1の方向Xと第2の方向Yのなす角φを0度として第1光共振面15のみが第1の方向Xに延在する場合について考えると、第1の方向Xに平行な方向には第2光共振面16による凹凸が形成されず、図2に示すような光共振シート7の出射面(上面)が平坦である場合と同等になる。このため、第1の基板2を透過した光B1の大部分は、光共振シート7を透過せずに、その平坦な表面で反射され、再度発光層4に向かう光B12となる。そして、この光B12は、平坦な表面で反射されていて照射方向Fに偏向されていないためにその多くが損失することになる。また、光共振シート7を透過して出射する光B2においても、発光層4からの配光分布に由来する光であり、照射方向Fに偏向された指向性を有する光とはならない。したがって、第1の方向Xに対する第2の方向Yを80度未満とすると、図2に示した光B12のように外部に取り出されず損失する光が増大して光の外部取り出し効率が低下してしまう。また、射出光B2についても、照射方向Fへの指向性が十分でなくなってしまう。
次に、光共振シート7の構造層12の形状及び光反射層9の特性がEL素子1の発光特性に及ぼす影響について確認した結果を図4に示す。この図4では、角度θ1及び角度θ2並びに光反射層9の光反射分布特性を様々に設定したEL素子1を用い、各EL素子1の正面輝度を測定した結果を、横軸を角度θ、縦軸を輝度として示している。また、図4(a)は、光反射層9の反射率を20%にした場合、図4(b)は光反射層9の反射率を30%にした場合について示している。そして、光反射層9として鏡面を用いた場合と、光反射の分布を係数10、係数20のガウス分布とした場合の3通りについて確認を行い、図4にこれらの結果をプロットするとともに、ランベルト・ベールの法則(Lambert)によって求めた計算値を示している。
この図4から、光反射層9を係数10の光反射の分布にした場合に、角度θ1及び角度θ2が88度から98度の範囲で正面輝度が鏡面と同等になることが確認された。この結果から、第1光共振面15における角度θ1及び第2光共振面16における角度θ2と光反射層9の光反射特性を上記の範囲に限定することで、EL素子1が、指向性の高い光を、鏡面に類似した高い光取り出し効率で発することが実証された。
なお、第1光共振面15及び第2光共振面16は、角度θ1及び角度θ2が上記の範囲のものであれば頂部17、18を中心に対称であってもなくてもよいが、対称とした場合には照射方向Fへの指向性の高い光を取り出せる点で好ましい。
さらに、図4(a)、図4(b)により、光反射層9の反射率を30%にすると、EL素子1はほぼ鏡面と同じ発光特性を示すことが確認され、光反射層9の反射率を30%以上100%以下の範囲にすることで、EL素子1の外部光取り出し効率が向上することが実証された。
以上のような光共振シート7の構造層12の角度θ1、角度θ2及び光反射層9の光反射分布特性の関係は、光共振シート7の構造層12の形態や光反射層9の材質等を多様に変化させた場合にも、同様に見出すことができるものである。これは、これまで知られていない発光の指向性の制御方法である。もちろん、上記の優れた発光は、電極表面を粗面化したりする必要はなく、電気的に安定した状態で実現することができる。
ここで、光共振シート7を形成する材料としては、発光層4から出射される光B0の波長に対して光透過性を有するもの各種の材料を使用することができ、例えば、光学部材用のプラスチック材料等を使用することができる。例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネ−ト樹脂、ポリスチレン樹脂、MS(アクリルとスチレンの共重合体)樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、シクロオレフィンポリマー等の熱可塑性樹脂、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート等のオリゴマー又はアクリレート系等からなる放射線硬化性樹脂等の透明性樹脂が例示される。また、所望の用途に応じて、これらの樹脂中に微粒子を分散させて使用してもよい。
この微粒子としては、無機酸化物からなる粒子又は樹脂からなる透過性を有する粒子等が使用できる。例えば、無機酸化物としては、シリカやアルミナ、酸化チタン等が例示される。また、樹脂としては、アクリル、スチレン、スチレンアクリル及びその架橋体、メラミン−ホルマリン縮合物、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(ペルフルオロアルコキシ樹脂)、FEP(テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、PVDF(ポリフルオロビニリデン)、及びETFE(エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体)等の含フッ素ポリマー、シリコーン樹脂等を挙げることができる。これら微粒子は、2種類以上のものを混合して使用してもよい。
そして、光共振シート7は、例えば上記の材料を、金型に流し込み凝固させることで形成することができる。この金型は、各種レンズ形状を有するダイヤモンドバイトを用い、銅メッキを施した金型に対して所定の第1光共振面15及び第2光共振面16の形状に対応する部分を切削加工することで製造することができる。
また、流し込み凝固により成型する方法の他、熱可塑性樹脂や紫外線硬化性樹脂を用いて押出し成型や射出成型、UV成型法などで成型することもできる。この際、光共振シート7は、一体的に成型してもよいし、例えば、第1光共振面15を有する部材、第2光共振面16を有する部材及び基材11等に分割して成型し、後に組み立てるようにしてもよい。いずれの場合にも、内部にフィラー等の拡散剤を分散させて成型することもできる。
さらには、帯電防止剤として、導電性微粒子のアンチモン含有酸化スズ(ATO)や、スズ含有酸化インジウム(ITO)等の超微粒子を分散させてもよい。帯電防止剤を分散することで、光共振シート7の防汚性を向上させることができる。
UV成型法などにより構造層(凹凸部)12と基材11を別に成型する場合は、基材11として、セルローストリアセテート、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアセタール、ポリメタアクリル酸メチル、ポリカーボネート、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂からなる延伸又は未延伸の透明なフィルムを使用することもできる。基材11の厚みは、用いる材料の剛性等の特性にもよるが、50〜300μmとすることが、加工性および取扱いの面から見て好ましい。
また、構造層12と基材11の組み立てには、上記の接着層10と同様の粘着剤、接着剤及び両面テープ等を用いることができる。構造層12と基材11を強固に接着させるために、構造層12と基材11との間に両材料に対して接着性の高いプライマ層を設けたり、構造層12にプライマ層の作用を付加してもよいし、あるいは、コロナ放電処理等の易接着処理を施してもよい。
したがって、本実施形態のEL素子1によれば、光共振シート7の面内において任意の方向である第1の方向Xに対し、角度θ1を有して傾斜する一対の第1光共振面15と、光共振シート7の面内において第1の方向Xに角度φで交差する第2の方向Yに対し、角度θ2を有して傾斜する一対の第2光共振面16とを少なくとも備え、角度θ1と角度θ2を88度以上98度以内、角度φを80度以上90度以内にして光共振シート7を構成するとともに、発光層4を間にして光共振シート7と反対側に、光反射率を30%以上100%以内、且つ光反射の分布を係数10以内のガウス分布とした光反射層9を設けて構成することによって、光の指向性を向上させることができ、且つ外部光取り出し効率を向上させることが可能になる。
また、本実施形態の照明装置、ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置においては、上記のEL素子1を備えることで、光の利用効率を向上させることができる。
以上、本発明に係るEL素子及びこれを備えた照明装置、ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施形態は、光共振シート7の代表的な例であり、本実施形態のEL素子1の特性を損なうものでない限り、本実施形態以外の材料や構造、プロセスなどを採用して光共振シート7を構成することが可能である。
例えば、構造層12としては、図3(a)に示すように、所定のピッチで形成された凸状の第1のプリズム20と、これに略直交する方向に形成された凸状の第2のプリズム21とを組み合わせた形状としてもよい。
プリズムが一方向に並んだプリズムシートは、プリズムの斜面により、入射した光B1の配光分布をプリズムの配列している方向に偏光制御することが可能である。そのため、一方向に並んだプリズムを用いた場合、1次元的に配光分布の調整が可能となる。しかし、EL素子1を照明用途として用いる場合は、少なくとも2次元的に配光分布を調整する必要がある。すなわち、例えば照明装置の設置場所によって、ある特定方向は照射する必要がない場合には、広い配光分布ではなく正面方向の輝度向上が要求される。
あるいは、入射した光B1が非対称な配光分布になる場合で、且つ照明装置から出射される光B2の配光分布が対称な配光分布であることが要求される場合には、照明装置から出射される光B2の配光分布を1次元的な調整で対称な配光分布に偏光することが困難であり、2次元的な調整が求められる。
このような場合、図3(a)のように、構造層12をプリズム20、21が略直交して配列したクロスプリズムの形態にすることで、光を2次元的に調整することが可能になるため、新たにレンズシートを追加することなく、適切な配光分布に調整することが可能となる。そして、このような構造層12を備えるEL素子1を用いた照明装置は、軽量化、薄型化、低コスト化を図ることが可能になる。
特に、発光層から出射される光は、配光分布が広いブロードな指向性を有する光であるため、構造層は、第1光共振面及び第2光共振面の形態を制御して、上述の広い配光分布を、照射方向Fに偏向するように設計することが好ましい。
また、構造層12に入射した光B1を略同一方向に偏向し、任意の方向に光を集光することを可能にするためには、第1のプリズム20及び第2のプリズム21の斜面を平坦面にすることが好ましい。
なお、第1のプリズム20及び第2のプリズム21の形状は同じでも良いし、異なっていても良い。
さらに、光共振シート7の構造層12は、図5から図9に例示するように、底辺が多角形である多角錐凸レンズあるいは多角錐凹レンズを、その頂点(頂部24)が第1の方向X及び第2の方向Yに配列するよう隙間無く配置した形態のものとしてもよい。多角錐凸レンズあるいは多角錐凹レンズは、隙間をもって配置することも可能であるが、レンズ間の隙間を無くして配置することで、構造層12の傾斜面(第1光共振面15、第2光共振面16)において入射した光B1の偏向に寄与しない平坦部を無くすことができ、より光の外部取り出し効率の高いEL素子1を実現することが可能になる。また、隙間無く配置することで、平坦部による微細構造が形成されないため、光の回折現象による色ムラの発生を防止することも可能になる。
多角錐凸レンズあるいは多角錐凹レンズを隙間なく配置するには、例えば図6に示すように、レンズの底面を正六角形(a)、正方形(b)、正三角形(c)の略同一のものとし、規則的に配置することなどが例示される。底面25の形状を略同一にすることは、構造層の寸法及び形状を略同一にすることとなり、明るさの面内ムラが生じないEL素子1を実現することが可能になる。
また、例えば底面25が正六角形(a)の場合等には、底面25同士の隣接部が直線ではなく、より複雑なジクザグ線となるため、EL素子1に画素パターンを設けた場合に、底面25同士の連結部の形状とEL素子1の画素パターンとの干渉により発生するモアレを防ぐことが可能になるので、より好ましい。
さらに、構造層12は、形状の異なる多角錐凸レンズあるいは多角錐凹レンズを用いて構成するようにしてもよい。この場合、異なるレンズの底面25の形状を同じにしてもよいし、異なる形状にしてもよい。底面25の形状が異なる場合であっても、例えば図7に示すように、正八角形と正方形の組み合わせとする等して隙間なく配置するのが好ましい。
また、図5は、光共振シート7の構造層12を、底面25が四角形の四角錐凸レンズ形状として隙間無く配置した形状に構成した場合について示したものである。
EL素子1から出射する光B0の配光分布を対称にすることが求められる場合は、底面25を略正方形にし、4つある傾斜面15、16の傾斜角度を略同一とした正四角錐凸レンズとすることが好ましい。
EL素子1から出射する光B0の配光分布を非対称にすることが求められる場合は、底面25を長辺(第1の方向X)と短辺(第2の方向Y)を有する長方形とした四角錐凸レンズにしてもよい。底面25を長方形とすることで、短辺側で対向する2つの傾斜面15(16)の傾斜角度と、長辺側で対向する2つの傾斜面16(15)の傾斜角度とが異なるため、EL素子1から出射する光B0の配光分布を第1の方向Xと第2の方向Yとで非対称にすることが可能になる。
図8は、光共振シート7の構造層12を、四角錐からその底面25と平行な面で頂部を取り除いた四角錐台とし、さらにその四角錐台の対向する一方の傾斜面15(16)から他方の傾斜面15(16)に断面略V字形の2本の溝26を直交するように形成して新たな頂部27を形成した形状(便宜的に、略四角錐台形状という)とした場合について示している。この図8の構造層12の場合、断面略V字形の溝を構成したことにより、1つの略四角錐台形状につき4つの頂点27を有している。このような略四角錐台に構成することで、より多様な配光分布の調整が可能となる。例えば、溝26の形状(深さ、V字角度)を調整することで、広角度に出射する光の増減が可能になる。具体的には、例えば出射角度が60度以上である広角度に出射する光の調整が可能になる。これは、広角度に出射する光B2の多くが四角錐凸レンズの頂部近傍から出射する光線であることを利用したものである。
なお、このように構造層12の頂部27に設ける溝26は、図8の例に限定されることはなく、溝26により形成される傾斜面15、16が本発明の要件を満たすものであれば、その数、深さ、ピッチ、V字角度等を任意に調整することができる。
図9は、光共振シート7の構造層12を、底面25が四角形の四角錐凹レンズ形状として隙間無く配置した形態に構成したものである。この四角錐凹レンズ形状による構造層12は、入射した光B1を光共振シート7の垂直上向きである照射方向Fに出射するように取り出すためのものである。なお、構造層12を四角錐凹レンズ形状により構成すると、構造層12の最も高い位置(頂部28)が点ではなく線となるため、耐擦性が向上するという点で好ましい。
EL素子1から出射する光B0の配光分布を対称にする要求がある場合は、底面25を略正方形にし、四角錐凹レンズの4つある斜面15、16の傾斜角度を略同一とすることが好ましい。
EL素子1から出射する光B0の配光分布を非対称にする要求がある場合は、底面25を長辺と短辺を有する長方形とした四角錐凹レンズにしてもよい。底面25を長方形とすることで、短辺方向の四角錐凹レンズの傾斜角度と、長辺方向の四角錐凹レンズの傾斜角度とが異なるため、EL素子1から出射する光B0の配光分布を長辺方向と短辺方向とで非対称にすることが可能になる。なお、同様の理由から、構造層12がプリズムレンズ又は四角錐形状により構成する場合、その先端頂部をカットして略平坦にしたり、又は丸みをつけて曲面状にしてもよい。
さらに、構造層12がプリズムレンズ又は四角錐凸レンズにより構成される場合、プリズム形状をなす2つの傾斜面15(16)や四角錐形状をなす4つの傾斜面15、16を、凸曲面状又は凹曲面状に湾曲させることも可能である。構造層12における傾斜面15、16を凸曲面状又は凹曲面状に湾曲させると、傾斜面15、16を直線上にした場合と比較して、構造層12の第2光共振面16に入射した光B1を広範囲な角度で偏向することが可能になる。また、構造層12に入射した光B1が、視野方向に対する角度を変えた場合に色味が変化する色ズレの課題が生じた場合、構造層12の傾斜面15、16を凸曲面状又は凹曲面状に湾曲させて発光層4からの光B0を広範囲な角度で偏向させることで、発光層4の光B0の色味を視野方向に対する角度に依存しないように均一化できる。
なお、構造層12の隣接する傾斜面15、16により形成される凹部もしくは頂部の形状が、少なくとも一部でジグザグ等の非直線となるよう構成したり、第1光共振面15と第2光共振面16との界面が谷部に位置するのではなく、頂部や側面に位置しているものであってもよい。上述のような構成にすることで、構造層12における各々の第1光共振面15と第2光共振面16からの出射光B2の配光分布を個々に変化を与えることが可能になり、EL素子1を照明用途で用いる場合等に独特の意匠性を付与することが可能となる。
構造層12の単一の凹部または凸部の基材表面での幅は、回折光が発生し難く、照射方向Fから視認され難いように、20μm以上200μm以内に設定することが望ましい。なお、この幅とは、プリズムレンズの場合は断面三角形の底辺の幅、シリンドリカルレンズの場合は断面半楕円形状の底辺の直線部の幅、四角錐形状の場合は底面25の一辺の幅である。
1 EL素子
2 第1の基板(透光性基板)
3 第2の基板
4 発光層
5 陽極
6 陰極(光反射層)
7 光共振シート
8 発光構造体
9 光反射層
10 接着層
11 基材(光反射層)
12 構造層(凹凸部)
15 第1光共振面
16 第2光共振面
17 頂部
18 頂部
20 第1のプリズム
21 第2のプリズム
24 頂部
25 底面
26 溝
27 頂部(頂点)
28 頂部
F 照射方向

Claims (6)

  1. 透光性基板と、陽極と陰極に挟まれた状態で前記透光性基板の一方の面に設けられた発光層とを備えたEL素子であって、
    前記透光性基板の他方の面に設けられた光共振シートと、前記発光層を間にして前記光共振シートと反対側に設けられた光反射層とを備えており、
    前記光共振シートは、前記透光性基板の他方の面に沿う第1の方向に延び、互いが交差して形成される頂部の角度が88度以上98度以内となるように前記透光性基板の他方の面に対して傾斜する一対の第1光共振面と、
    前記透光性基板の他方の面に沿い、且つ前記第1の方向に対して80度以上90度以内の角度で交差する第2の方向に延び、互いが交差して形成される頂部の角度が88度以上98度以内となるように前記透光性基板の他方の面に対して傾斜する一対の第2光共振面とを備えて形成され、
    前記光反射層は、光反射率を30%以上100%以内とし、且つ光反射の分布を係数が10以内のガウス分布にして形成されていることを特徴とするEL素子。
  2. 請求項1記載のEL素子において、
    前記光反射層が前記陽極あるいは前記陰極であることを特徴とするEL素子。
  3. 請求項1記載のEL素子において、
    前記陽極と前記陰極が透明電極とされ、前記発光層と前記陽極と前記陰極からなる発光構造体を間にして前記光共振シートと反対側に前記光反射層が設けられていることを特徴とするEL素子。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のEL素子を発光手段として備えていることを特徴とする照明装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のEL素子を備え、該EL素子が画素駆動されるように構成されていることを特徴とするディスプレイ装置。
  6. 画像表示素子を備えてなる液晶ディスプレイ装置であって、
    前記画像表示素子の背面に、請求項1から請求項3のいずれかに記載のEL素子、あるいは請求項4記載の照明装置を配設して構成されていることを特徴とする液晶ディスプレイ装置。
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US10229961B2 (en) 2016-07-14 2019-03-12 Samsung Display Co., Ltd. Display device and manufacturing method thereof

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