上記説明したメニュー表示装置、メニュー表示プログラム、および電子機器に対する具体的な実施形態を、以下図面を参照して説明する。
図1は、電子機器の具体的な一実施形態に相当するノート型のパーソナルコンピュータを示す外観図である。以下、ノート型のパーソナルコンピュータのことをノートPCと称する。
図1に示すように、ノートPC100は、本体部110とディスプレイ部120とで構成されている。本体部110には、外観上、キーボード130やポインティングデバイス140が設けられている。また、ディスプレイ部120には表示画面121が組み込まれている。ディスプレイ部120は本体部110にヒンジを介して接合されているのでディスプレイ部120は本体部110に対して矢印A方向に開閉自在となっている。キーボード130は、本体部110内部に備えられている後述するCPUなどに情報を入力するためのものである。また、ポインティングデバイス140は、表示画面121上の箇所を選択してCPUなどに指示するためのものである。ここに示したポインティングデバイス140にはクリックボタンが備えられている。そして、ユーザはそのクリックボタンを操作することで表示画面121上の箇所をクリックすることができる。そのようにクリックされた箇所が、即ち選択された箇所である。
図2は、電子機器の具体的な一実施形態に相当するノートPCのブロック構成図である。
ノートPC100は、図1に示した本体部110内に構成要素としてCPU113、主メモリ114、ハードディスク装置115、時計用IC116、CDドライブ117、および通信ボード118を備えている。また、図2には、ノートPC100の構成要素として、図1にも示したディスプレイ部120、キーボード130、ポインティングデバイス140も示されている。そして、これらの構成要素はバス150を介して相互に接続されている。
CPU113は、プログラムを実行することにより各種の情報処理を実行するものである。CPU113がメニュー表示プログラムの一実施形態を実行するとノートPC100はメニュー表示装置の一実施形態として機能する。また、CPU113がメニュー表示プログラム以外のプログラムを実行するとノートPC100はメニュー表示装置以外の装置として機能する。
主メモリ114には、CPU113が実行するプログラムが展開されるとともに、プログラムの実行に必要な変数なども記憶される。
ハードディスク装置115はプログラムやデータを記憶する装置である。本実施形態では、ハードディスク装置115は、メニュー表示プログラムの一実施形態と多数のアプリをノートPC100の出荷時から記憶している。つまり、本実施形態のノートPC100は、インストール済のアプリの豊富さによって商品価値が高められたものである。本実施形態では、これらのアプリが、メニューでの選択対象となっている。
時計用IC116は独自の電源で時間を常時計測しているICである。CPU113では、時計用IC116による計測結果を換算することで現在の時刻や年月日を知ることができる。つまり、時計用IC116はカレンダ部として機能する。
CDドライブ117は、CD−ROMやCD−RなどといったCD型記録媒体210が装填されてそのCD型記録媒体210にアクセスするものである。CD型記録媒体210にプログラムが記録されている場合には、CD型記録媒体210からプログラムがCDドライブ117によって読み出されてハードディスク装置115にインストールされる。
通信ボード118は、インターネット等に接続されて情報通信を行うものである。
ここで、本実施形態の説明を中断し、本実施形態に対する比較例について説明する。この比較例は、メニュー表示プログラムの内容が相違する点を除くと本実施形態と同等のものであるので、以下では比較例のメニュー表示プログラムに着目して説明する。また、比較例のメニュー表示プログラムが動作するハードウェアとしては、図1,図2に示すハードウェアをそのまま流用して説明する。
図3は、比較例のメニュー表示プログラムにおける処理手順を表すフローチャートである。図4は、比較例で表示されるランチャウィンドウの例を示す図である。
比較例のメニュー表示プログラムは、ランチャウィンドウにアプリのメニューを表示するプログラムである。図4に示すように、ランチャウィンドウ1内には複数の操作アイコン2が配列表示される。各操作アイコン2は、各々が1つのアプリに対応しているので操作アイコン2の配列はアプリのメニューに相当する。ランチャウィンドウ1は、図1に示す表示画面121上の一隅に表示される。
比較例のメニュー表示プログラムは、ノートPC100に電源が投入されたときなどのように、ランチャウィンドウの再表示が必要になるたびに実行される。
比較例のメニュー表示プログラムが開始されると、CPU113はハードディスク装置115からプリセット情報を読み込む(図3のステップS1)。比較例におけるプリセット情報は、ノートPC100の出荷時からハードディスク装置115に記憶されている。このプリセット情報は、操作アイコン2の表示位置と、操作アイコン2上に表示される、例えば「電子メールを書く」というような文字列(操作アイコン名)と、操作アイコン2に対応したアプリとの組み合わせを表した情報である。比較例では、ノートPC100の出荷時からハードディスク装置115に記憶されている全てのアプリについてのプリセット情報がハードディスク装置115に記憶されているものとする。
CPU113は、読み込んだプリセット情報が表した表示位置と操作アイコン名に従って操作アイコン2をランチャウィンドウ1内に表示する(図3のステップS2)。これにより、図1に示す表示画面121上に、図4に示すようなランチャウィンドウ1および操作アイコン2が表示されることとなる。このような比較例で表示されるランチャウィンドウ1に配列される操作アイコン2は、ノートPC100にインストール済のアプリの全部に対応した操作アイコン2である。
このようにランチャウィンドウ1が表示されると、CPU113は、ユーザによるクリックを待機する状態となる(図3のステップS3)。そして、ユーザが図1に示す表示画面121上のいずれかの場所を選んでクリック操作を行うと、CPU113は、ステップS4で、クリックされた場所がランチャウィンドウ1内であるか判定する。
クリックされた場所がランチャウィンドウ1内でなかった場合には、CPU113は、ステップS3のクリック待ちの状態に戻る。なお、クリックされた場所によっては、メニュー表示プログラムの処理以外の処理が開始される場合があるが、本件開示の本題ではないので説明は省略する。
ステップS4の判定で、ランチャウィンドウ1内がクリックされたと判定した場合には、CPU113は、ステップS5で、クリックされたアプリを判定する。この判定の処理ではCPU113が、プリセット情報に含まれている各表示位置のうち、クリックされた位置に対応する表示位置を検索する。そして、検索で見つかった表示位置に組み合わせられているアプリがクリックされたと判定する。このようにアプリを判定したCPU113は、その判定したアプリを起動する(図3のステップS6)。その後、CPU113は、ステップS3のクリック待ちの状態に戻る。
このような比較例によれば、ランチャウィンドウ1内の操作アイコン2をユーザがクリックすることでアプリが起動されることになる。しかし、比較例のランチャウィンドウ1内には、ノートPC100にインストール済のアプリの全部に対応した操作アイコン2が配列されている。このため、ユーザにとって不要な操作アイコン2も配列されてしまうので、インストール済のアプリが多数であるとアプリの選択が煩雑となる。例えば図4に示す「年賀状を書く」という操作アイコン2は、普段から表示されていても選択される可能性は低い。そして、このような選択の可能性が低い操作アイコン2の存在は、ユーザが所望の操作アイコン2を探し出すときの妨げとなってしまう。
一方、インストール済のアプリの一部のみについてプリセット情報を用意することで、ランチャウィンドウ1内に表示される操作アイコン2の数を抑えることはできる。しかしながら、ランチャウィンドウ1内に一部のアプリに対応した操作アイコン2だけが配列される場合には、コンピュータに疎いユーザにとっては、その一部以外のアプリケーションは選択不能となる恐れがある。例えば上記「年賀状を書く」という操作アイコン2を外してしまうと、その操作アイコン2に対応するアプリが年末年始などに必要になっても、コンピュータに疎いユーザはそのアプリにどうやってたどり着けばよいのか分からない。
このように、比較例では、ランチャウィンドウ1内に配列される操作アイコン2が、インストール済のアプリの全部に対応していても一部に対応していても、ユーザにとって選択が非容易となる恐れがある。特に、インストール済のアプリが多いほど、選択が非容易となる恐れが強い。このため、商品価値を高めるためにハードディスク装置115に多数のアプリを記憶させると、アプリの選択が非容易になるというジレンマを生じる。
そこで、本実施形態では、ランチャウィンドウ内に配列される操作アイコンの数を抑えながらも、インストール済の全て若しくは多数のアプリをランチャウィンドウの操作アイコンで起動できるように工夫されている。本実施形態では、比較例で用いられていた固定的なプリセット情報に替えて、アイコンデータベースとリンクテーブルを用いてランチャウィンドウの表示を行う。本実施形態のアイコンデータベースは、図1,2に示すノートPC100の出荷時からハードディスク装置115に記憶されたものである。一方、リンクテーブルは、メニュー表示プログラムの実行に伴って、図2に示す主メモリ114上で作成されるものである。以下、アイコンデータベースについて説明し、リンクテーブルについては本実施形態のメニュー表示プログラムとともに説明する。また、以下の説明では、図1や図2に示す要素については、特に図番を断らずに引用する場合がある。
図5は、アイコンデータベースの具体例を示す図である。
図5に示すアイコンデータベース300は、ノートPC100にインストール済のアプリが季節に対応付けられて登録されたデータベースである。即ち、アイコンデータベース300には、操作アイコン名302とアプリケーションタイプ303と起動ファイル304と季節305との組み合わせが格納されている。図5の横方向に伸びる1行分の組み合わせを以下では「項目」と称する。そして、各項目には、項目を特定するための項目番号301が付与されている。本実施形態では、ノートPC100にインストール済の全てのアプリについてアイコンデータベース300の項目が存在するものとする。
アイコンデータベース300に格納されている操作アイコン名302は、操作アイコンの名称を表した文字列である。この操作アイコン名302の文字列は、ランチャウィンドウ内に配列された操作アイコン上に表示される。
アプリケーションタイプ303は、操作アイコンにリンクされるアプリがどのようなタイプのアプリであるかを表している。
起動ファイル304は、アプリを起動するための実行ファイルの名称を表している。本実施形態では、この実行ファイルの名称のみでアプリが特定できるものとし、実行ファイルの格納場所(所謂パス)の情報はアイコンデータベース300には格納されていない。
アイコンデータベース300に格納されている季節305は、ノートPC100のメーカがアプリの使用時期を想定して格納したものである。例えば項目番号301が1番の「電子メールソフト」であれば、年間を通して使用されると想定されるので、季節305は「春・夏・秋・冬」の全季節となっている。同様に、項目番号301が2番の「ブラウザソフト」についても季節305は「春・夏・秋・冬」の全季節となっている。これに対して項目番号301が3番の「はがき作成ソフト」の場合には、年賀状の作成を想定して季節305は「冬」となっている。但し「はがき作成ソフト」については、項目番号301が5番および7番の項目も存在し、それぞれ、暑中見舞いおよびクリスマスカードの作成を想定して季節305は「夏」および「冬」となっている。また、項目番号301が4番の「ビデオ画像編集ソフト」の場合は、卒業や入学に関連した使用を想定して季節305は「春」となっている。更に、項目番号301が6番の「DVD再生ソフト」の場合は、秋の夜長での使用を想定して季節305は「秋」となっている。
このように、アイコンデータベース300には、各種のアプリが季節に対応付けられて登録されていることとなる。従って、このようなアイコンデータベース300を記憶したハードディスク装置115は、ソフトウェアが時期に対応付けられて登録された登録部の一例に相当する。
図6は、本実施形態におけるメニュー表示プログラムの処理手順の前段部分を表すフローチャートである。図7は、本実施形態におけるメニュー表示プログラムの処理手順の後段部分を表すフローチャートである。図6のステップS105から図7のステップS114へと処理が繋がっている。
本実施形態のメニュー表示プログラムもランチャウィンドウにアプリのメニューを表示するプログラムである。本実施形態でもランチャウィンドウは、図1に示す表示画面121上の一隅に表示される。また、本実施形態のメニュー表示プログラムも、ノートPC100に電源が投入されたときなどのように、ランチャウィンドウの再表示が必要になるたびに実行される。
本実施形態のメニュー表示プログラムが開始されると、図2に示すCPU113は、時計用IC116が役割を担っているカレンダ部から現在のカレンダ情報を取得する(ステップS101)。ここでいうカレンダ情報には、「月」の情報が含まれているものとする。このステップS101の処理により、CPU113は、現在の時期を確認する時期確認部の一例として機能する。
そのように取得した現在のカレンダ情報に基づいて、ステップS102でCPU113は、現在の季節が春であるか否かを判定する。本実施形態では、カレンダ情報に含まれている「月」の情報が3月から5月までのいずれかの月を表している場合に、現在の季節が春であると判定される。そして、現在の季節が春である場合には、ステップS103でCPU113がデータベース300から、季節305に「春」を含んでいる項目の情報(即ち春の設定情報)を読み込む。また、この春の設定情報に基づいてCPU113はステップS104で、春の設定情報の各項目とランチャウィンドウの項目(即ち操作アイコン)とにリンクを張るために、以下説明するリンクテーブルを作成する。CPU113はリンクテーブルを主メモリ114上で作成する。
図8は、リンクテーブルの具体的な一例を示す図である。
図8に示すリンクテーブル400は、アイコン表示領域401と操作アイコン名402と起動ファイル403とが組み合わされて格納されたものである。
アイコン表示領域401は、ランチャウィンドウ内に配列されて表示される各操作アイコンの表示領域を、操作アイコンの対角の2点それぞれの座標で表したものである。このアイコン表示領域401の情報により、ランチャウィンドウ内の操作アイコンが特定されている。
操作アイコン名402と起動ファイル403は、図5に示すアイコンデータベース300から読み込まれた情報である。この図8に示す操作アイコン名402と起動ファイル403は、図5に示すアイコンデータベース300の項目の内、季節305に「春」を含んでいる項目に対応している。具体的には、項目番号301が1番、2番、4番の3項目と、図5では図示が省略されている、操作アイコン名が「写真を取り込む」の項目である。
このようなリンクテーブル400によれば、アイコン表示領域401と起動ファイル403とが直接に対応付けられていることになる。そのため、リンクテーブル400が主メモリ114上に作成されることが、即ち、ランチャウィンドウ内の操作アイコンがアプリにリンクされることを意味している。
ここで、リンクテーブル400を記憶した主メモリ114は、操作マーク(ここでの例では操作アイコン)の表示位置とソフトウェア(ここでの例ではアプリ)との対応情報を記憶した対応記憶部の一例に相当する。つまり、本実施形態では、操作マークの表示位置に対してソフトウェアが直接に対応付けられていることになる。
図6のステップS104で、リンクテーブルが作成されることでリンクが張られると、CPU113はステップS105で、リンクテーブル内の設定情報のうちアイコン表示領域と操作アイコン名とに従ってランチャウィンドウに操作アイコンを表示する。
このステップS105の処理により、CPU113は、ソフトウェア(ここの例ではアプリ)にリンクされた操作マーク(ここの例では操作アイコン)をメニューに表示する表示部の一例として機能する。
図9は、本実施形態によって表示されるランチャウィンドウの例を示す図である。
図9のパート(A)には、春に表示されるランチャウィンドウ500の例が示されている。このランチャウィンドウ500には、操作アイコンとして、「電子メールを書く」アイコン501と「インターネットを見る」アイコン502と「ビデオを編集する」アイコン503と「写真を取り込む」アイコン504が表示されている。これらの操作アイコンは、図8に示すリンクテーブル400の各行に対応している。また、これらの操作アイコンは、図5に示すアイコンデータベース300の項目の内、季節305に「春」を含んでいる各項目に対応している。つまり、本実施形態では、現在の季節に使用が想定されているアプリに対応した操作アイコンがランチャウィンドウに配列される。従って、不要な操作アイコンの表示が抑制されることになる。図9に示す例では、図4に示す比較例でのランチャウィンドウ1に較べて、操作アイコンの数が半分になっている。
図9のパート(B)〜パート(D)については後で説明する。
図9に示すようなランチャウィンドウ500が図6のステップS105で表示されると、CPU113は、ユーザによるクリックを待機する状態となる(図7のステップS114)。そして、ユーザが図1に示す表示画面121上のいずれかの場所を選んでクリック操作を行うと、CPU113はステップS115で、クリックされた場所がランチャウィンドウ500内であるか判定する。
クリックされた場所がランチャウィンドウ500内でなかった場合には、CPU113はステップS114のクリック待ちの状態に戻る。なお、クリックされた場所によっては、メニュー表示プログラムの処理以外の処理が開始される場合があるが、本件開示の本題ではないので説明は省略する。
ステップS115の判定で、ランチャウィンドウ500内がクリックされたと判定した場合には、CPU113はステップS116で、クリックされたアプリを判定する。この判定の処理ではCPU113が、リンクテーブル400に含まれている各アイコン表示領域401のうち、クリックされた位置を含んだ領域を検索する。そして、検索で見つかったアイコン表示領域401に対応した起動ファイル403のアプリがクリックされたと判定する。このようにアプリを判定したCPU113は、その判定したアプリの起動ファイル403を起動する(図7のステップS117)。その後、CPU113はステップS114のクリック待ちの状態に戻る。
図7に示すこのような処理により、ユーザは、ランチャウィンドウ500内の操作アイコンのクリックでアプリを選択することができる。このことは、メニュー表示装置において、操作マークが操作された場合に、その操作マークがリンクされているソフトウェアを開くソフト展開部を備える応用形態が好適であることを意味する。図7に示すステップS114〜ステップS117の処理により、CPU113は、ソフト展開部の一例として機能する。
また、本実施形態では、上述したように、操作マークの表示位置に対してソフトウェアが直接に対応付けられている。そして、図7に示すステップS114〜ステップS117の処理では、その直接の対応付けが参照されることによってソフトウェアが確認されている。つまりCPU113は、表示画面上の位置の指定を受け、その指定された位置に基づいて対応情報を参照することによりその指定された位置に対応するソフトウェアを確認し、その確認したソフトウェアを開くソフト展開部の一例として機能している。このようなソフト展開部によれば、表示位置から直接に対応のソフトウェアが確認される。このため、確認処理がシンプルであり、その結果、ソフトウェアの展開が早い。
また、上述したように、本実施形態で表示されるランチャウィンドウ500では、不要な操作アイコンの表示が抑制されている。従って、ユーザがクリックによってアプリを選択するに当たっては、不要な操作アイコンに惑わされること無く、容易に選択することができる。更に、以下説明するようにユーザは本実施形態で多くのアプリを選択することができる。
図6のステップS102で、現在の季節が春ではないと判定された場合には、CPU113はステップS106でカレンダ情報に基づいて、現在の季節が夏であるか否かを判定する。
本実施形態では、カレンダ情報に含まれている「月」の情報が6月から8月までのいずれかの月を表している場合に、CPU113は現在の季節が夏であると判定する。現在の季節が夏である場合には、ステップS107でCPU113がデータベース300から、季節305に「夏」を含んでいる項目の情報(即ち夏の設定情報)を読み込む。
また、CPU113はこの夏の設定情報に基づいてステップS108で、夏の設定情報の各項目とランチャウィンドウの項目(即ち操作アイコン)とにリンクを張るためのリンクテーブルを主メモリ114上で作成する。ここで作成されるリンクテーブルの形式は、図8に示すリンクテーブル400の形式と同じ形式である。
ステップS108で、リンクテーブルが作成されることでリンクが張られると、CPU113はステップS105で、リンクテーブル内の設定情報のうちアイコン表示領域と操作アイコン名とに従ってランチャウィンドウに操作アイコンを表示する。
図9のパート(B)には、夏に表示されるランチャウィンドウ500の例が示されている。このランチャウィンドウ500には、操作アイコンとして、「電子メールを書く」アイコン501と「インターネットを見る」アイコン502と「暑中見舞いを書く」アイコン505と「地図を見る」アイコン506が表示されている。これらの操作アイコンは、図5に示すアイコンデータベース300の項目の内、季節305に「夏」を含んでいる各項目に対応している。但し、「地図を見る」アイコン506に対応する項目については図5では図示が省略されている。夏に表示されるランチャウィンドウ500でも、図4に示す比較例でのランチャウィンドウ1に較べて、操作アイコンの数が半分になっている。従って、夏の場合にも、ユーザは不要な操作アイコンに惑わされること無く、容易にアプリを選択することができる。また、夏に表示されるランチャウィンドウ500には、図9のパート(A)に示す、春に表示されるランチャウィンドウ500に表示された操作アイコンとは異なる操作アイコンも表示されている。この結果として、ユーザが選択可能なアプリの数は、春と夏との合計で6つとなっている。
図6のステップS105で夏のランチャウィンドウが表示されてから後の処理は、上述した、春のランチャウィンドウが表示されてから後の処理と同様であるので重複説明を省略する。
図6のステップS106で、現在の季節が夏ではないと判定された場合には、CPU113はステップS109でカレンダ情報に基づいて、現在の季節が秋であるか否かを判定する。本実施形態では、カレンダ情報に含まれている「月」の情報が9月から11月までのいずれかの月を表している場合に、CPU113は現在の季節が秋であると判定する。そして、現在の季節が秋である場合には、ステップS110でCPU113がデータベース300から、季節305に「秋」を含んでいる項目の情報(即ち秋の設定情報)を読み込む。また、CPU113はこの秋の設定情報に基づいてステップS111で、秋の設定情報の各項目とランチャウィンドウの項目(即ち操作アイコン)とにリンクを張るためのリンクテーブルを主メモリ114上で作成する。ここで作成されるリンクテーブルの形式も、図8に示すリンクテーブル400の形式と同じ形式である。
ステップS111で、リンクテーブルが作成されることでリンクが張られると、CPU113はステップS105で、リンクテーブル内の設定情報のうちアイコン表示領域と操作アイコン名とに従ってランチャウィンドウに操作アイコンを表示する。
図9のパート(C)には、秋に表示されるランチャウィンドウ500の例が示されている。このランチャウィンドウ500には、操作アイコンとして、「電子メールを書く」アイコン501と「インターネットを見る」アイコン502と「DVDを見る」アイコン507と「音楽を聴く」アイコン508が表示されている。これらの操作アイコンは、図5に示すアイコンデータベース300の項目の内、季節305に「秋」を含んでいる各項目に対応している。但し、「音楽を聴く」アイコン508に対応する項目については図5では図示が省略されている。秋に表示されるランチャウィンドウ500でも、図4に示す比較例でのランチャウィンドウ1に較べて、操作アイコンの数が半分になっている。従って、秋の場合にも、ユーザは不要な操作アイコンに惑わされること無く、容易にアプリを選択することができる。また、秋に表示されるランチャウィンドウ500には、図9のパート(A)、(B)に示す、春および夏のそれぞれに表示されるランチャウィンドウ500に表示された操作アイコンとは異なる操作アイコンも表示されている。この結果として、ユーザが選択可能なアプリの数は、春と夏と秋の合計で8つとなっている。
図6のステップS105で秋のランチャウィンドウが表示されてから後の処理も、上述した、春のランチャウィンドウが表示されてから後の処理と同様であるので重複説明を省略する。
図6のステップS109で、現在の季節が秋ではないと判定された場合には、必然的に現在の季節は冬となる。そして、ステップS112でCPU113がデータベース300から、季節305に「冬」を含んでいる項目の情報(即ち冬の設定情報)を読み込む。
また、CPU113はこの冬の設定情報に基づいてステップS113で、冬の設定情報の各項目とランチャウィンドウの項目(即ち操作アイコン)とにリンクを張るためのリンクテーブルを主メモリ114上で作成する。ここで作成されるリンクテーブルの形式も、図8に示すリンクテーブル400の形式と同じ形式である。
ステップS113で、リンクテーブルが作成されることでリンクが張られると、CPU113はステップS105で、リンクテーブル内の設定情報のうちアイコン表示領域と操作アイコン名とに従ってランチャウィンドウに操作アイコンを表示する。
図9のパート(D)には、冬に表示されるランチャウィンドウ500の例が示されている。このランチャウィンドウ500には、操作アイコンとして、「電子メールを書く」アイコン501と「インターネットを見る」アイコン502と「クリスマスカードを書く」アイコン509と「年賀状を書く」アイコン510が表示されている。これらの操作アイコンは、図5に示すアイコンデータベース300の項目の内、季節305に「冬」を含んでいる各項目に対応している。冬に表示されるランチャウィンドウ500でも、図4に示す比較例でのランチャウィンドウ1に較べて、操作アイコンの数が半分になっている。従って、冬の場合にも、ユーザは不要な操作アイコンに惑わされること無く、容易にアプリを選択することができる。また、冬に表示されるランチャウィンドウ500には、図9のパート(A)、(B)、(C)に示す、春、夏、および秋それぞれに表示されるランチャウィンドウ500に表示された操作アイコンとは異なる操作アイコンも表示されている。但し、冬に表示されるランチャウィンドウ500に表示されている操作アイコンのうち、「クリスマスカードを書く」アイコン509と「年賀状を書く」アイコン510は、いずれも「はがき作成ソフト」にリンクされた操作アイコンである。そして、この「はがき作成ソフト」には、夏に表示されるランチャウィンドウ500に表示される「暑中見舞いを書く」アイコン505もリンクされる。この結果として、ユーザが選択可能なアプリの数は、春夏秋冬の合計でも8つとなっている。この8つという数は、図4に示す比較例でのランチャウィンドウ1によってユーザが選択可能なアプリの数と同数である。つまり、本実施形態で表示されるランチャウィンドウ500は、表示される操作アイコンの数が比較例の半分であるのに、選択可能なアプリの数は比較例と同数ということになる。従ってユーザは、図9に示すようなランチャウィンドウ500を介して多くのアプリを容易に選択することができる。
ところで、図5に示すアイコンデータベース300は、ノートPC100のメーカが、ノートPC100の出荷時以前にアプリの使用時期を想定して作成したものであるが、出荷後の事情によって使用時期の想定が変わる場合がある。また、メーカにより想定された使用時期よりも、ユーザが希望する使用時期を優先するべき場合もある。そこで、以下では、使用時期の想定変更やユーザの希望がアイコンデータベースに反映される応用形態について説明する。以下説明する各応用形態は、ハードウェアは図1,2に示すハードウェアと全く同様であるので、図1,2を各応用形態のハードウェアを示す図として、以下そのまま流用する。また、以下説明する各応用形態でも、図5に示すアイコンデータベース300や図8に示すリンクテーブル400と同じ形式のアイコンデータベースおよびリンクテーブルを利用するが具体例の図示は省略する。
第1応用形態は、時期とソフトウェアとの対応を通信網経由で知得する知得部と、知得部での知得結果に基づいて、登録部に登録されている情報(ここの例ではアイコンデータベース)を更新する情報更新部とを備えた形態である。このような第1応用形態によれば、インターネット等を介して新規な情報を知得してアイコンデータベース等の登録情報を更新することができる。このため、メーカ等がインターネット等で最新の情報を提供することで、装置内部の登録情報が最新のものに更新され、その結果として表示メニューも最新のメニューとなる。
図10は、第1応用形態におけるメニュー表示プログラムの処理手順を表す図である。なお、第1応用形態におけるメニュー表示プログラムでも、ランチャウィンドウの表示後は、図7に示す処理手順が実行されるが、ここでは説明の便宜のため図示を省略した。
この第1応用形態では、インターネット上のサイトに、最新の想定に基づいたアイコンデータベースがメーカによって登録されているものとする。
第1応用形態のメニュー表示プログラムが開始されると、図2に示すCPU113は、通信ボード118およびインターネット経由で最新のアイコンデータベースから各項目の情報を入手する(ステップS201)。ここでは、ノートPC100にインストールされている各アプリに対応した項目が選ばれて、その項目の情報が入手されるものとする。CPU113は、このステップS201の処理により知得部の一例として機能する。
CPU113は、ステップS201で入手した情報を、図2に示すハードディスク装置115に記憶されているアイコンデータベースに登録する(ステップS202)。これによりアイコンデータベースの内容が更新されることとなる。CPU113は、このステップS202の処理により情報更新部の一例として機能する。なお、アイコンデータベースに情報を登録する方式についてはここでは特に特定しないが、複数の方式が考えられる。例えば、アイコンデータベースの全項目の情報を、ステップS201で入手した情報で上書きする方式が考えられる。また、アイコンデータベースに、ステップS201で入手した情報の項目を追加し、不要な項目は適宜に削除する方式も考えられる。また、アイコンデータベースに格納されている「季節」の情報だけを書き換える方式も考えられる。
ステップS202でアイコンデータベースが更新されると、図2に示すCPU113は、時計用IC116が役割を担っているカレンダ部から現在のカレンダ情報を取得する(ステップS203)。そして、CPU113は、カレンダ情報が表している現在の季節に対応した項目の設定情報を、ハードディスク装置115に記憶されているアイコンデータベースから読み込む(ステップS204)。
CPU113は、そのように読み込んだ設定情報に基づいて、ステップS205で、今季の設定情報の各項目とランチャウィンドウの項目(即ち操作アイコン)とにリンクを張るためのリンクテーブルを主メモリ114上で作成する。
その後、CPU113はステップS206で、リンクテーブル内の設定情報のうちアイコン表示領域と操作アイコン名とに従って、図1に示す表示画面121上でランチャウィンドウに操作アイコンを表示する。
このように表示されるランチャウィンドウおよび操作アイコンは、ステップS201で入手された情報に基づいた最新のものとなる。
次に説明する第2応用形態は、アンケート部と情報更新部とを備えた形態である。
アンケート部は、ソフトウェアの使用時期を問うアンケートを実行することで、時期とソフトウェアとの対応を知得するものである。また、第2応用形態における情報更新部は、アンケート部での知得結果に基づいて、登録部に登録されている情報(ここの例ではアイコンデータベース)を更新するものである。このような第2応用形態によれば、アンケートによってソフトウェアの使用時期に関するユーザの希望を知得することができる。そして、その知得した希望を登録情報に反映させることで表示メニューにもユーザの希望を反映させることができる。
図11は、第2応用形態におけるメニュー表示プログラムの処理手順を表す図である。なお、第2応用形態におけるメニュー表示プログラムでも、ランチャウィンドウの表示後は、図7に示す処理手順が実行されるが、ここでも説明の便宜のため図示を省略した。
第2応用形態のメニュー表示プログラムが開始されると、図2に示すCPU113は、時計用IC116が役割を担っているカレンダ部から現在のカレンダ情報を取得する(ステップS301)。
次に、CPU113は、ハードディスク装置115に記憶されているアイコンデータベースの各項目について、図1に示す表示画面121上にアンケートを表示して、各項目に対応する各アプリの使用をユーザに問う。アンケートは、アイコンデータベースの1項目に対して1問表示される。また、アイコンデータベースの項目番号の順に1問ずつ表示される。アンケートの問いに対するユーザの回答は、キーボード130の操作によって入力される。
図11に示すステップS302〜S310として例示されている処理手順は、図5に示すアイコンデータベース300の項目に対応したアンケートの具体的な処理手順に相当する。図5に示すアイコンデータベース300では、項目番号が1番の項目は、「電子メールを書く」に対応した項目なので、アンケートでは最初に「電子メールを今季書きますか?」という問いが表示される(ステップS302)。なお、アプリに応じたアンケート文については、ここの例では、ノートPC100の出荷時からハードディスク装置115に記憶されているものとする。CPU113は、ハードディスク装置115からアプリに応じたアンケート文を読み込んで、そのアンケート文を表示画面121上に表示する。
ステップS302の問いに対する回答が「Yes」である場合には、CPU113は、「電子メールを書く」に対応した項目の「季節」に、ステップS301で取得されたカレンダ情報から求めた季節を登録する(ステップS303)。
一方、ステップS302の問いに対する回答が「No」である場合には、CPU113は、「電子メールを書く」に対応した項目の「季節」から、ステップS301で取得されたカレンダ情報から求めた季節を削除する(ステップS304)。但し、カレンダ情報から求めた季節がもともと存在しない場合には、当然ながらそのままということになる。
図5に示すアイコンデータベース300では、項目番号が2番の項目は、「インターネットを見る」に対応した項目なので、アンケートの次の問いとしては「インターネットを今季利用しますか?」という問いが表示される(ステップS305)。
ステップS305の問いに対する回答が「Yes」である場合には、CPU113は、「インターネットを見る」に対応した項目の「季節」に、ステップS301で取得されたカレンダ情報から求めた季節を登録する(ステップS306)。
一方、ステップS305の問いに対する回答が「No」である場合には、CPU113は、「インターネットを見る」に対応した項目の「季節」から、ステップS301で取得されたカレンダ情報から求めた季節を削除する(ステップS307)。
このようなアンケートは、アイコンデータベースの項目がn番まで存在する場合には、n番目のアンケート文まで続けられる。即ち、最後のアンケート文では、CPU113は、項目番号がn番のアプリを今季利用するかを問うアンケート文を表示する(ステップS308)。
ステップS308の問いに対する回答が「Yes」である場合には、CPU113は、n番の項目の「季節」に、ステップS301で取得されたカレンダ情報から求めた季節を登録する(ステップS309)。
一方、ステップS308の問いに対する回答が「No」である場合には、CPU113は、n番の項目の「季節」から、ステップS301で取得されたカレンダ情報から求めた季節を削除する(ステップS310)。
ここに例示したようなアンケートの処理を実行することでCPU113は、上述したアンケート部および情報更新部を兼ねた例として機能する。即ち、ここに示す例では、ユーザに対するアンケートを行いつつ、アイコンデータベースの更新も行っている。
このようなアンケートによって、ハードディスク装置115に記憶されているアイコンデータベースの各項目について、「季節」の情報が更新される。当然ながらこの更新は、アンケートに回答したユーザの希望を反映したものである。
アンケートによってアイコンデータベースが更新されると、CPU113は、その更新されたアイコンデータベースから、ステップS301で取得されたカレンダ情報が表している現在の季節に対応した項目の設定情報を読み込む(ステップS311)。
CPU113は、そのように読み込んだ設定情報に基づいて、ステップS312で、今季の設定情報の各項目とランチャウィンドウの項目(即ち操作アイコン)とにリンクを張るためのリンクテーブルを主メモリ114上で作成する。
その後、CPU113はステップS313で、リンクテーブル内の設定情報のうちアイコン表示領域と操作アイコン名とに従って、図1に示す表示画面121上でランチャウィンドウに操作アイコンを表示する。
このように表示されるランチャウィンドウおよび操作アイコンは、上述したアンケートで確認されたユーザの希望が反映されたものとなる。
以上で具体的な形態の説明を終了する。
なお、具体的な形態に関する上記説明では、メニュー表示プログラムを記憶する記憶媒体の例としてハードディスク装置115が示されている。しかし、メニュー表示プログラムを記憶する記憶媒体はハードディスク装置には限られない。そのような記録媒体としては、例えば、CD型記録媒体であってもよく、DVDであってもよく、フレキシブルディスク(FD)であってもよく、USBメモリに代表される固体記憶素子であってもよい。また、メニュー表示プログラムの実施形態としては、インターネットやLANに代表される電気通信網を介してコンピュータに供給する形態もあり得る。
また、上記説明では、操作マークの一例としてアイコンが示されているが、操作マークはボタンであってもよい。
また、上記説明では、メニューで選択されるソフトウェアの一例としてアプリが示されているが、メニューで選択されるソフトウェアはデータファイルなどであってもよい。データファイルが選択される場合は、操作マークにリンクされるのは具体的なデータファイルなどである。そして、この場合のソフト展開部は、例えば、データファイルなどのタイプに応じた編集プログラムや表示プログラムを起動して、選択されたデータファイルなどをそれらのプログラムで開く。
また、上記説明では、メニューの一例としてランチャウィンドウが示されているが、本件開示のメニュー表示装置などにおけるメニューは、Windows(登録商標)におけるスタートメニューなどであってもよい。
上記説明では、操作マークとソフトウェアとをリンクするためのリンク形態として、操作マークの表示位置とソフトウェアとの直接の対応付けによるリンク形態が例示されている。しかし、本件開示のメニュー表示装置などにおけるリンク形態は、操作マークの表示位置とソフトウェアとを、例えば操作マークの名称などを介して間接的に対応付けるリンク形態でもよい。
上記説明では、メニューの表示形態として、図1に示す表示画面121の一隅に表示する形態が例示されている。しかし、本件開示のメニュー表示装置などにおけるメニューの表示形態としては、表示画面の全面をメニューが占める形態であってもよい。
また、上記説明では特に特定されていないが、メニューは、アプリ用のウィンドウに優先して常に最前面に表示されるものでもよいし、あるいは、アプリ用のウィンドウが開いたら後ろに隠れるものでもよい。さらに、上記説明では特に特定されていないが、メニューは、普段は表示画面上から消えていて、特定の操作に応じて表示画面上に現れるものでもよい。
上記説明では、登録部におけるソフトウェアの登録方式の一例として、起動ファイルの名称のみで登録する方式が示されているが、登録方式としては、起動ファイルの格納場所(所謂パス)と合わせて登録する方式であってもよい。
上記説明では、メニューの一例であるランチャウィンドウの表示内容が季節毎に替わる例が示されているが、本件開示のメニュー表示装置などにおけるメニューは、月替り、週替り、曜日替り、日替りのメニューであってもよい。さらに、本件開示のメニュー表示装置などにおけるメニューは、時間帯で表示内容が変化するメニューであってもよい。
上記説明では、本件開示のメニュー表示装置などが、PC操作に疎いユーザに対して登録ソフトを紹介する目的のランチャウィンドウに応用された例を示した。しかし本件開示のメニュー表示装置などは、PC操作に慣れたユーザが自分でソフトを登録するためのランチャウィンドウなどに応用されても良い。
また、表示画面上の箇所を選択する選択操作はクリック操作には限られない。例えば、カーソルを表示画面上で静止させる操作などでもよい。また、選択操作を行うためのツールとしては、上記説明で例示されているポインティングデバイス意外にも、マウスやタッチパネルなどが採用可能である。