JP2012010865A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯槽に風呂水を供給するための吸水ポンプを備えたものにあって、吸水ホース差込口から侵入した液体を確実に受けることができ、吸水ポンプ周縁部の電気接続部側への流出を確実に阻止することができる洗濯機を提供する。
【解決手段】本実施形態の洗濯機は、洗濯槽に風呂水等を供給するための吸水ポンプを上部に有し、その上方に吸水ポンプに接続する吸水ホースを差込む吸水ホース差込口を有するカバーを備えたものであり、前記吸水ポンプの下部側に当該吸水ポンプを囲うように配置された水受けケースと導出部とを具備している。前記水受けケースは、前記吸水ホース差込口から浸入した液体を受けるものである。前記導出部は、前記水受けケースで受けた液体を、機外あるいは前記洗濯槽内へ導出する。
【選択図】図1

Description

本実施形態は、洗濯機に関する。
従来より、洗濯機においては、洗濯槽に風呂水を供給するための吸水ポンプを備えたものが供されている。この吸水ポンプは一般に洗濯機の上部に備えられ、その上方に、吸水ポンプに接続する吸水ホースを差込む吸水ホース差込口を有するカバーが設けられている。
上記従来のものの場合、吸水ポンプに対する吸水ホースの接続不良による水漏れや、吸水ポンプから吸水ホースを外したときの水落ち等によって、吸水ポンプに水がかかり、それが広がるため、吸水ポンプ自体やこれの電気接続部等の充電部には厳密な防水処理が施されており、コスト高となっていた。
そこで、洗濯機において、例えば、吸水ポンプの上面部にリブを設け、吸水ホース差込口から浸入した水を、これらのリブにより所定方向に案内することが考えられる(例えば、特許文献1参照)。
特許第3281264号公報
しかしながら、特許文献1の洗濯機では、吸水ホース差込口から大量に液体が侵入した場合、その液体が前記リブから溢れることも想定される。即ち、例えばユーザが誤って柔軟仕上剤の収納容器を倒す等して吸水ホース差込口から大量の仕上剤が侵入した場合、その仕上剤が、前記リブ外へ流出して吸水ポンプ周縁部のリード線やその電気的接続部等の充電部まで広がる虞があるのである。
そこで、洗濯槽に風呂水を供給するための吸水ポンプを備えたものにあって、吸水ホース差込口から侵入した液体を確実に受けることができ、吸水ポンプ周縁部の電気接続部側への流出を確実に阻止することができる洗濯機を提供する。
本実施形態の洗濯機は、濯槽に風呂水等を供給するための吸水ポンプを上部に有し、その上方に吸水ポンプに接続する吸水ホースを差込む吸水ホース差込口を有するカバーを備えたものであり、前記吸水ポンプの下部側に当該吸水ポンプを囲うように配置された水受けケースと導出部とを具備している。前記水受けケースは、前記吸水ホース差込口から浸入した液体を受けるものである。前記導出部は、前記水受けケースで受けた液体を、機外あるいは前記洗濯槽内へ導出する。
第1実施形態を示す主要部分の縦断面図 洗濯機の上面部を示す斜視図 蓋と後カバーとを外した状態で示す洗濯機の平面図 吸水ポンプ及び水受けケースを組付けた状態で示す、トップカバーの後方からの分解斜視図 水受けケースを拡大して示す斜視図 吸水ポンプが配置された水受けケースの一部を示すものであって、(a)〜(c)は図5中、Pa〜Pc部分の拡大縦断面図 第2実施形態を示す図1相当図 第3実施形態を示す図5相当図
<第1実施形態>
以下、本実施形態の縦型洗濯機(以下、洗濯機1と称す)について、図1から図6を参照して説明する。
図1、図2に示すように、洗濯機1において方形箱状をなす外箱2内には、洗濯槽3が配置されている。洗濯槽3は、上縁部に環状の槽カバー4aを有する有底円筒形の外槽4と、同じく上縁部に環状のバランサ5aを有する有底円筒形の内槽5とからなる。この洗濯機1の上部には、前記外箱2の上面を覆うようにトップカバー7が設けられている。
トップカバー7には、中央部に例えば2つ折りタイプの蓋8が配設され、前部と後部とに、前カバー9と後カバー10とが夫々配設されている。このうち、前カバー9は操作パネル9aを有しており、後カバー10は給水ホース差込口10a及び吸水ホース差込口10bを有する。図1に示すように、トップカバー7は、下端部に内方(同図中右側)へ張出すフランジ部7aを有し、当該フランジ部7aと前記外箱2上端部の同じく内方へ張出すフランジ部2aとが図示しない螺子により接合されている。
図3は、前記トップカバー7から蓋8と後カバー10とを外した状態での洗濯機1の平面図を示している。同図に示すように、トップカバー7の中央部には、蓋8で開閉される洗濯物出入口11が形成されており、その下方部に前記洗濯槽3が位置している。トップカバー7の後部には、後カバー10によって覆われる部品収納部12が設けられており、この部品収納部12に、注水ケース13、給水弁14、吸水ポンプ15等が収納配置されている。
詳しい図示は省略するが、前記注水ケース13は洗剤や漂白剤及び柔軟仕上剤をセットし得るものである。給水弁14は、洗い行程の最初に水道水を注水ケース13を通じて洗剤や漂白剤と共に洗濯槽3に供給し、最終すすぎ行程の最初に同じく水道水を注水ケース13を通じて柔軟仕上剤と共に洗濯槽3に供給することから、別個の給水路17,18を有している。
また、詳しくは後述するように、吸水ポンプ15は、風呂水等を給水路19から注水ケース13を通じて洗剤や漂白剤と共に洗濯槽3に供給するもので、そのための呼び水が給水弁14から給水路20を通じて供給される。従って前記後カバー10を装着した状態(図2参照)では、この吸水ポンプ15に吸水ホース差込口10bが対応し、給水弁14に給水ホース差込口10aが対応している。尚、図3において、注水ケース13、給水弁14、吸水ポンプ15、給水路19、給水路20等を模式的に示しており、例えば、給水路19及び給水路20は、実際には吸水ポンプ15の後方に接続される。
図1では、吸水ポンプ15と吸水ホース差込口10bとの位置関係を示している。同図に示すように、後カバー10には、吸水ホース差込口10bの周縁部から下方へ延びて、吸水ポンプ15の吸水口21と重なり合う筒状リブ22が形成されている。この筒状リブ22及び吸水ホース差込口10bは基本的に円形であるが、その周囲部の一部には角孔23を連通状態に有しており、この角孔23は吸水ポンプ15の吸水口21の周囲部の一部に形成した凸部24(図1参照)と対応している。
一方、図4にも示すように、吸水ホース26は基端部に硬質の継手27を有すると共に、この継手27の途中部にフック28を回転自在に有し、継手27の先端部にOリング29を有している。ここで、前記後カバー10の角孔23はフック28を通すもので、フック挿通部として機能するようになっており、フック28より若干大きく形成している。また、前記吸水ポンプ15の凸部24はフック28を掛合するためのもので、掛合受部として機能する。
さて、図4に示すように、前記部品収納部12右側の取付部12aには、吸水ポンプ15の下部側を囲う水受けケース30が取付けられる。この水受けケース30は、吸水ホース差込口10bから侵入した液体を受けるようになっている。この水受けケース30と当該ケース30に配置される前記吸水ポンプ15について、図4〜図6も参照しながら説明する。
先ず、図1、図4に示すように、吸水ポンプ15は、上側ケーシング31と下側ケーシング32とからなる2分割型のポンプケーシング33と、ポンプモータ部34とからなる。ポンプモータ部34は、ケーシング31の上側前部に立設されたポンプ取付部31aに配置されている。ここで、図1に示す符号34aは、ポンプモータ部34おいて、その回転軸34bを除いて下端となる部分を示している。ケーシング31上側には、その後部に前記吸水口21に連なる垂直な円筒状の通水管31bが設けられ、中央部に前記モータ部34側と通水管31b側とに隔てる仕切壁31c(図4参照)が立設されている。仕切壁31cは、吸水ホース差込口10bから侵入した液体が、モータ部34側へ流れないよう左右にわたって仕切る構造をなしている。下側ケーシング32の下部には、例えば4隅に脚部32b(図6(b)参照)が設けられており、水受けケース30における後述の嵌合部に対して当該脚部32bが嵌り込むようになっている。
上側ケーシング31下部のフランジ部31dと下側ケーシング32上部のフランジ部32aは、図示しない螺子により上下に接合される。このポンプケーシング33の内部には、前記モータ部34の回転軸34b先端の羽根車(図示せず)を収容し、且つ前記通水管31bに連通する空間部(図示せず)が形成されている。このポンプケーシング33の空間部は、前記給水路19及び給水路20に通じており、後述の風呂水使用コースで洗濯を開始した時に、呼び水が給水弁14から給水路20を通じて吸水ポンプ15に供給される。また、この状態で、モータ部34が作動されて浴槽から風呂水を吸水ホース26を通じて吸い上げ、給水路19から注水ケース13を通じて洗濯槽3に供給する。
一方、水受けケース30は、例えば、合成樹脂材料からなり、図5に示すように全体として矩形箱型容器状をなす。
詳細には、水受けケース30は、底壁部30a、左右の側壁部30b,30c、及び前後の側壁部30d,30eと、右壁部30cに形成された導出部35とを射出成型により一体に有して構成されている。水受けケース30の上縁部30Tは、各周壁部30b〜30eと導出部35とに渡って同じ高さであって、前記吸水ポンプ15が配置された状態でそのフランジ部31dよりも高く、且つポンプモータ部34下端34aよりも低くなるように形成されている。
水受けケース30の底壁部30a(底部)には、下方に窪む複数の凹状部や上方に隆起する複数の凸状部が形成されている。底壁部30aにおける前記複数の凹状部のうち4隅の凹部は吸水ポンプ15の4隅の脚部32bが嵌り込む嵌合部36aとされている。図6(b)は、その脚部32b近傍部(図5中、Pb部分)の拡大断面図を示しており、嵌合部36aを含む前記複数の凹状部によって、吸水ポンプ15の下部を嵌合保持するようになっている。また、前記複数の凹状部は、底壁部30a中央で下方に窪む矢印部36b(水受けケース30の取付ける向きを示す)等を含む。前記複数の凸状部は、吸水ポンプ15の下部形状に沿う支持部36c,36d,36e,36fを含む。
水受けケース30の各周壁部30b〜30eは、当該ケース30に配置された吸水ポンプ15に対して側方(外側)へ離間する形状をなす。即ち、左右の側壁部30b,30cは、上側へ向かうに従い吸水ポンプ15の側面から離間するように外側へ傾斜している。図6(c)の符号α1は当該傾斜角を示しており、前後の側壁部30d,30eの断面形状を誇張して言えば逆「ハ」字状をなす。これと同様に、左右の側壁部30b,30cも傾斜角α1を有して逆「ハ」字状をなすことで、吸水ポンプ15の周りに隙間が確保される。より具体的には、図5、図6(c)に示すように、水受けケース30の周壁部30b〜30eには、前記の傾斜が緩やかな保持壁部37a,37b,37c,37dが吸水ポンプ15の側面に沿うように形成されている。この保持壁部37a〜37dは、水受けケース30の周壁部30b〜30eにおける吸水ポンプ15のガタツキを防止しつつ、水受けケース30の形状乃至強度を確保する観点からも有用である。
この点、水受けケース30の周壁部30b〜30eにおける、吸水ポンプ15側面に対する隙間は、保持壁部37a〜37d以外の部分で比較的大きくすることができる。つまり、周壁部30b〜30eにおける保持壁部37a〜37d以外の部分は、保持壁部37a〜37dに対して外側へ突出する凸状部39a〜39eを構成する。
前記導出部35は、水受けケース30の右壁部30cに対して洗濯機1外(機外)へ突出するように一体的に設けられており、水受けケース30に溜まった液体を機外へ導出する。
詳細には、導出部35は、平面視にて矩形状をなし、水受けケース30の上方前部から外側へ突出するように形成されている。この導出部35は、当該ケース30の底壁部30aよりも上方に位置する傾斜底35aを有する。これにより、水受けケース30において、底壁部30aと傾斜底35aとの差L(図6(a)参照)、及び前記複数の凹状部によって、水受けケース30の大型化を抑制しながらも、水受けケース30における所定の貯留量を確保するようになっている。図1及び図6(a)は何れも後方側からの縦断面図を示しており、導出部35の傾斜底35aは、外方(図6(a)中、左側)が低くなるように傾斜している(符号α2は当該傾斜角を示す)。また、この傾斜底35aの外端部には、当該傾斜底35aを流下する液体を導出部35(水受けケース30)から排出するための孔部35bが形成されている。この場合、孔部35bは、前記トップカバー7の部品収納部12底部に形成された開放部12bに臨み、且つ前記外箱2上端部のフランジ部2aの直上に位置する。そして、当該フランジ部2aは、孔部35bから滴下する液体を受けて外箱2とトップカバー7と間の隙間S(図1参照)から機外へ排出するための受け部として構成されている。尚、受け部はトップカバー7側に設けてもよいし、隙間Sに代えて機外へ液体を排出するための孔部をトップカバー7側あるいは外箱2側に形成してもよい。
前記部品収納部12の取付部12aに、上記構成の水受けケース30を取付けた後、その水受けケース30内に、吸水ポンプ15の下部を収容するように取付ける。この場合、水受けケース30には、前記嵌合部36a、支持部36c〜36f、保持壁部37a〜37d等によって吸水ポンプ15が嵌合保持される。このため、吸水ポンプ15を水受けケース30に対して、螺子等の固定手段を用いることなく、しっかりと装着することができる。
次に、上記構成の作用について説明する。
前記洗濯槽3に風呂水を供給するには、吸水ホース26の継手27を吸水ホース差込口10bに差込むと共に、フック28を角孔23に差込んで、継手27を吸水ポンプ15の吸水口21に挿入し、フック28を凸部24に掛合させる。そして、吸水ホース26の先端部を図示しない浴槽の風呂水中に入れ、洗濯機の運転(風呂水使用コース)を開始させる。
すると、呼び水が給水弁14から給水路20を通じて吸水ポンプ15に供給され、この状態で、洗い行程の最初やすすぎ行程の最初に、吸水ポンプ15が作動されて浴槽から風呂水を吸水ホース26を通じて吸い上げ、給水路19から注水ケース13を通じて洗濯槽3に供給する。
このように使用される状況で、吸水ポンプ15に対する吸水ホース26の接続不良による水漏れや、使用後吸水ポンプ15から吸水ホース26を外したときの水落ち、更には吸水ホース差込口10bからの雨水の浸入等によって、吸水ポンプ15に水がかかることが想定される。また、ユーザが誤って柔軟仕上剤の収納容器を倒す等して吸水ホース差込口から大量の仕上剤が侵入した場合でも、その柔軟仕上剤(或は前記水を含む液体)は、吸水ポンプ15下部側の水受けケース30で受けられ貯留される。ここで、水受けケース30で受けられる液体の量が前記貯留量を越えると、その液体は導出部35の傾斜底35aを伝って流下し、孔部35bから滴下する。このとき、液体は図1中、矢印X1で示すように、トップカバー7の内壁に沿うようして滴下し、前記フランジ部2aで受けられて隙間Sから機外へ排出されることとなる(矢印X2参照)。
以上説明した水受けケース30は、吸水ホース差込口10bから浸入した液体を受けるものであり、吸水ポンプ15の下部側に当該吸水ポンプ15を囲うように配置される。この水受けケース30に、受けた液体を機外へ導出するための導出部35を設けた。このため、吸水ホース差込口10bから浸入した液体を、水受けケース30によって確実に受けることができ、吸水ポンプ15周縁部のリード線(つまり吸水ポンプ15や給水弁14等のリード線)や、その電気的接続部等の充電部に対して液体がかかることを確実に回避できる。よって、それらの充電部に厳密な防水処理を施す必要がなくなり、コストを低廉化することができる。
前記導出部35は、液体の排出用の孔部35bと、この孔部35bに向けて液体が流下するように傾斜した傾斜底35aとを有する。従って、導出部35の傾斜底35aを利用して、水受けケース30から液体が溢れないように確実に孔部35b側へ流すことができ、前記の充電部等に液体がかかることを確実に防止することができる。
導出部35は、後の実施形態で述べるように洗濯槽3側へ向けて突出するように形成してもよい。このように、水受けケース30の周縁部に、導出部35を機外側あるいは洗濯槽3側へ向けて突出するように形成することで、水受けケース30の大型化を抑制し且つ簡単な構成としながらも、前記液体を機外側あるいは洗濯槽3側へ確実に導出することができる。
前記導出部35は、水受けケース30に一体的に設けられているため、部品点数を削減して簡単な構成とすることができる。特に実施形態では両者30,35を射出成型により一体に形成したので、より安価で簡単な構成とすることができる。
前記導出部35の孔部35bは、水受けケース30の底壁部30aよりも上方に位置して形成されているため、水受けケース30において当該導出部35の高さ位置まで液体を貯留することができる。従って、水受けケース30において所定の貯留量を確保することができることから、水受けケース30で受けた液体が直ちに機外へ流出することがなく、当該液体によりむやみに外箱2外面を汚すこともない。
前記水受けケース30における周壁部30b〜30eに、当該水受けケースに配置された前記吸水ポンプ15に対して側方へ離間する凸状部39a〜39eを設けた。この凸状部39a〜39eによって、吸水ポンプ15の周りに隙間を確保することができる。
前記水受けケース30の上縁部30Tは、当該水受けケース30に対して吸水ポンプ15が配置された状態で、当該吸水ポンプ15のポンプモータ部34下端34aよりも低くなるように形成されている。これによれば、水受けケース30で受けた液体が上縁部30Tにまで溜まったと仮定しても、ポンプモータ部34下端34aが液体に浸ることはなく、ポンプモータ部34側への液体の侵入を防止することができる。
<その他の実施形態>
図7及び図8は、第2及び第3実施形態を示すものであり、既述の部分と同一部分には同一符号を付す等して説明を省略し、以下異なる点につき説明する。
図7の第2実施形態の水受けケース40は、第1実施形態の水受けケース30と以下の点で相違する。即ち、導出部35´は、左壁部30bに対して洗濯槽3側へ向けて突出するように設けられており、水受けケース30に溜まった液体を洗濯槽3側へ導出する。この導出部35´のその余の構成は導出部35と同じであり、導出部35´の孔部35bは、前記トップカバー7の部品収納部12底部に形成された開放部12b´に臨む。
開放部12b´は、前記外槽4において上面外周に堤部4bを有する前記槽カバー4aに臨んでいる。上記水受けケース40において受けられる液体の量が前記貯留量を越えると、その液体は導出部35´の傾斜底35aを伝って流下し、孔部35bから滴下する。このとき、液体を図7中、矢印X1´で示すように、開放部12b´から外槽4側に落とすことができる。従って、上記構成の水受けケース40によれば、前記充電部に対して液体がかかることを回避することができる等、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
前記導出部は、前記水受けケースに対して機外側あるいは洗濯槽3側へ向けて突出する構成でなくてもよい。ここで、図8に示す第3実施形態の水受けケース41には、前記導出部35,35´に代えて、突出しない構成の導出部42が形成されている。即ち、水受けケース41には、洗濯槽3寄りの部位(図8中、左側前部)に導出部42の孔部42bが形成されている。また、前記支持部36eの傾斜は、当該孔部42bに向けて液体が流下する傾斜底42aに相当する。そして、孔部42bは、水受けケース41の底壁部30a(図8中、符号41Lで示す底部)よりも上方に位置し、傾斜底42aと共に導出部42を構成する。
この水受けケース41において、受けられた液体は前記孔部42bの高さ位置まで貯留され、その貯留量を越えた時点で当該孔部42bから液体が排出されて前記外槽4側に落ちるようになっている。つまり、前記導出部35´の如く洗濯槽3側へ突出しない導出部42であっても、その孔部42bから落とす液体を、部品収納部12底部に設けた図示しない開放部等を通じて外槽4側に落とすことができ、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
洗濯機としては縦型洗濯機にのみ限定されるものではなく、吸水ホース差込口を有するカバーを備えた各種洗濯機に適用することができる。また、前記導出部のみならず水受けケースの形状も、吸水ポンプの形状等に応じて適宜変更してもよい。
図面中、1は洗濯機、3は洗濯槽、10bは吸水ホース差込口、15は吸水ポンプ、30,40,41は水受けケース、30Tは上縁部、34はポンプモータ、35,35´42は導出部、35a,42aは傾斜底、35b,42bは孔部、39a〜39eは凸上部を示す。

Claims (6)

  1. 洗濯槽に風呂水等を供給するための吸水ポンプを上部に有し、その上方に吸水ポンプに接続する吸水ホースを差込む吸水ホース差込口を有するカバーを備えた洗濯機であって、
    前記吸水ポンプの下部側に当該吸水ポンプを囲うように配置され、前記吸水ホース差込口から浸入した液体を受ける水受けケースと、
    前記水受けケースで受けた液体を、機外あるいは前記洗濯槽内へ導出するための導出部とを具備したことを特徴とする洗濯機。
  2. 前記導出部は、孔部と、この孔部に向けて液体が流下するように傾斜した傾斜底とを有することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記導出部は、前記水受けケースの周縁部に、機外側あるいは前記洗濯槽側へ向けて突出するように形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の洗濯機。
  4. 前記導出部の孔部は、前記水受けケースの底部よりも上方に位置して形成されていることを特徴とする請求項2または3記載の洗濯機。
  5. 前記水受けケースの周壁部に、当該水受けケースに配置された前記吸水ポンプに対して側方へ離間する凸状部を設けたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の洗濯機。
  6. 前記水受けケースの上縁部は、当該水受けケースに対して前記吸水ポンプが配置された状態で、当該吸水ポンプのポンプモータ下端よりも低くなるように形成されていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の洗濯機。
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