JP2012009434A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 照明器具としての高輝度さが求められることによるぎらぎらや照度不足を防ぎながら、特定の照明の色による演色性を高めた照明装置を提供する。
【解決手段】 複数の単色系発光ダイオードと、その単色系発光ダイオードより少ない複数の白色発光ダイオードを一定の照明領域に対して昭光できるように配列した。その単色系発光ダイオードは青色、または赤色、オレンジ色あるいは緑色とした。単色系発光ダイオードは白色発光ダイオードの列の両側に配列する。LED照明装置100は、LED基板10と、単色系発光ダイオードと白色発光ダイオードとからなるLED素子30と、透光ケース50と、外部電力を透光ケース内部に導入するための電極部20と、電極部20から導入された電流電圧を変換して発光ダイオードへ供給する内部電源40を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、比較的広範囲を照明するに好適な発光ダイオード(LED)を用いた照明装置に関する。
近年、省エネルギーな照明として、発光ダイオードの高輝度化、長寿命化を背景に、蛍光灯の代わりに発光ダイオードを使うことがなされるようになっており、特に形状も蛍光灯の代替に形成することがなされており、これは特開2007−115595号公報(特許文献1参照)など、枚挙に暇がない。
一方、発光ダイオードは本来単色光系であり、これをベースに短波長の光を蛍光塗料などを利用して白色にしたり,3原色発光ダイオードを用いて白色にすることがなされている。しかし、白色というのは物を照らす照明としては一般的であるが、一定の雰囲気をかもし出すには色度上の白色ではなく色調がずれている方がいいことが多い。そこで特開2006−59760号公報(特許文献2)では、3原色の発光ダイオードを用い、その色強度を微妙に調整して照明光の用途を拡大させることが提案されている。
特開2007−115595号公報 特開2006−59760号公報
然しながら、蛍光灯の代替というと、蛍光灯が白色と昼光色の2種類が体制を占めており、また発光ダイオード自体は点光源なので複数を一体に組み込むことがなされるから、同一の発光ダイオード(ランプ)を用いる方が組み立てやすいこともあり、蛍光灯の代替としては白色ばかりを追い求めることになりかねない。この場合、照明器具としての高輝度さが求められることとなり、ぎらぎらしたり、求められる明るさに対して必要以上の発光ダイオードを組み込んだり電流を流したりして放熱や消費電力上無理が重なりやすい。 他方、3原色の発光ダイオードを用いて色バランスを調整しようとすると、それによって色度上の白からずれる光を用いることになるから、照度不足になることは否めない。
また、駆動回路構造や採用する発光ダイオードのコスト改善面や搭載基板の小サイズ化、回路設計面での大幅に合理化や簡素化を図れず、発光ダイオード照明の生産面において製造、販売、市場普及拡大の足かせとなる。わが国では、単に照度上の数値以外に照明としての品位や設置場所における他とのバランスや、従来のガラスタイプの照明との比較を重要視されているケースが多い。
課題を解決する手段
本発明はこのような点を考慮してなされたもので、特定の雰囲気をかもし出す複数の単色系発光ダイオードに、その単色系発光ダイオードより少ない複数の白色発行ダイオードを照度確保のために加え一定の照明領域に対して照光できるように配列したもので、好ましくはその単色系発光ダイオードは青色、または赤色、オレンジ色あるいは緑色としたものであって、より好ましくは白色発光ダイオードは列を成して配列され、単色系発光ダイオードは白色発光ダイオードの列の両側に配列したものである。
(1)本発明のLED照明装置は、基板と、外部電力を前記基板内に導入する電極部と、前記基板の照明方向側に実装された複数のLED素子と、前記電極部から導入された電流電圧を変換して前記LED素子へ供給する内部電源とを備えたLED照明装置であって、前記複数のLED素子を、一方向に配列された特定色の複数の単色系発光ダイオード列と、この単色系発光ダイオード列の呈する色を損なわないように前記単色系発光ダイオード列に挟まれるように配置された白色発光ダイオード列とから構成して前記特定色で一定の照明領域に対して照光できるように配列したことを特徴とするものである。
(2)本発明のLED照明装置は、上記(1)の発明のLED照明装置において、単色系発光ダイオード列は、青色の単色光を発光することを特徴とするものである。
(3)本発明のLED照明装置は、上記(1)に記載のLED照明装置において、単色系発光ダイオード列は、赤色、オレンジ色又は緑色の単色光を発光することを特徴とするものである。
(4)本発明のLED照明装置は、上記(1)から(3)のいずれかに記載のLED照明装置において、単色系発光ダイオード列を、前記白色発光ダイオード列の両側に直線状に又は千鳥状に配列したことを特徴とするものである。
(5)本発明のLED照明装置は、上記(1)から(4)のいずれかに記載のLED照明装置において、複数のLED素子は、VFがほぼ同一であり3列または4列で配列されていることを特徴とするものである。
(6)本発明のLED照明装置は、上記(1)から(5)のいずれかに記載のLED照明装置において、複数のLED素子の発光を外部に拡散させる透光ケースを備えていることを特徴とするものである。
(7)本発明の蛍光灯型LED照明管は、既存の蛍光灯照明管のソケットにそのまま装着可能な蛍光灯型LED照明管であって、
基板と、外部電力を前記基板内に導入し既存の蛍光灯照明管のソケットにそのまま装着可能なJIS規格の口金と、前記基板の照明方向側に実装された複数のLED素子と、前記口金から導入された電流電圧を変換して前記LED素子へ供給する内部電源と、前記複数のLED素子の発光を外部に拡散させる透光筒体とを備え、
前記複数のLED素子を、蛍光灯型LED照明管の長尺方向に直線状に又は千鳥状に配列された特定色の複数の単色系発光ダイオード列と、この単色系発光ダイオード列の呈する色を損なわないように前記単色系発光ダイオード列に挟まれるように配置された白色発光ダイオード列とから構成して前記特定色で一定の照明領域に対して照光できるように配列したことを特徴とするものである。
(8)本発明のLED照明装置は、上記(7)の蛍光灯型LED照明管を備えていることを特徴とするものである。
発明の効果
本発明にあっては、このような特定の雰囲気をかもし出す複数の単色系発光ダイオードに、その単色系発光ダイオードより少ない複数の白色発光ダイオードを照度確保のために加え、一定の照明領域に対して照光できるように配列したので、実際の照度よりも明るく感じる上に、単色がかもし出す暖色・寒色、遠近感などの雰囲気や効果がやわらかく感じられる。さらに単色系発光ダイオードとして青色を用いると、自然な感じがすると共に心理的に作用し防犯効果が得られる。一方で単色系発光ダイオードに赤色を用いると自然な感じがすると共に植物育成に作用し効果が得られ、オレンジ色を用いると自然な感じがすると共にトンネル内などで視認性向上に効果が得られ、緑を用いると自然な感じがすると共にシイタケ栽培などの育成に効果が得られる。
また、単色系発光ダイオードは列をなして配列され、単色系発光ダイオードの間に白色発光ダイオードを配列することで、光が混ざり明るく、単色光の例えば青色の光を広範囲に照明することが出来る。
そして、単色系発光ダイオードと白色発光ダイオードを、透光ケースと、外部電力を透光ケース内部に導入するための電極部と、電極部から導入された電流電圧を変換して発光ダイオードへ供給する内部電源を備えた直管の中に配列することで、蛍光管の代替のように事務所でも利用が出来、直管の中に配列されているそれぞれの発光ダイオードは、3列または4列で配列されていることで、光が均一に混ざり、それぞれの発光ダイオードのVFはほぼ同一VFなので製造し易く長寿命になる。さらに透光ケースが円筒状に形成され、発光ダイオードから発せられた光を拡散させるための拡散手段を備えることで、光が拡散され広範囲に均等に届き明るい。
本発明実施例1の照明装置の説明のための全体斜視図である。 本発明実施例1の分解斜視図である。 本発明の実施例1のLED基板の正面図である。 本発明実施例のブロック図である。 本発明実施例に係る照度、評価の説明図で、(a)単色系発光ダイオードが青色の場合、(b)単色系発光ダイオードが赤色の場合、(c)単色系発光ダイオードがオレンジ色の場合、(d)単色系発光ダイオードが緑色の場合である。 本発明実施例に係る照度のデータ説明図で、(a)白色発光ダイオードだけの場合、(b)白色発光ダイオードと青色発光ダイオードの本発明実施例の場合である。 本発明実施例2の蛍光灯型LED照明管の説明図で、(a)蛍光灯型LED照明管に用いるLED基板の斜視図、(b)蛍光灯型LED照明管の分解斜視図である。 本発明の実施例2の蛍光灯型LED照明管の断面図である。 本発明実施例3のLED照明装置の説明のための一部を切り欠いた斜視図である。 本発明実施例3のLED照明装置の分解斜視図である。
一般に、特定波長の光を浴びると人はそこに色を感じる。例えば500〜464nmの波長の光に対しては青、578〜513nmは緑、620〜592nmはオレンジ、723〜647nmは赤と感じるという物理学者の例示があるが、個人差も大きく数値自体に臨界性はないものの、大体そういう波長の光は一定の色の認識があることは間違いない。そして、単色光になると人の生活に影響を与えることも古くから知られており、赤い色はダイナミックで暖かい感じを与えるとか、青色は冷たい感じを与え、また遠ざかって見える光であり、静かで気分を休ませる効果があることはゲーテの時代に既に語られており、2000年ごろイギリス北部のグラスゴーでは街灯の色を青色にすることで犯罪が激減したことが知られている。ところが単色光での照明は気味が悪いというイメージとか、照度が低く感じられることがわかってきた。
そこで本発明では単色系発光ダイオードを白色発光ダイオードと組合せ、なおかつ単色光系発光ダイオードの光を強調することで、実際の照度よりも明るく感じるが眩しくなく、単色がかもし出す雰囲気や効果がやわらかく感じられることを見出したものである。以下本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明実施例1の照明装置100を防犯灯に構成した場合の斜視図であり、電柱など垂直な柱に取付けて使用する。図2はその分解斜視図で内部構造を示したものである。LED照明装置100は、本体と、この本体の内部には複数のLED素子30を配列したLED基板10と、LED基板10に電流電圧を供給する内部電源40と、内部電源40に外部電力を供給する電極部20とを備え、さらに本体に勘合して取付けられる透光ケースであって、複数のLED素子30の光を外部に照射する透光ケース50とを備える。図3は内部のLED基板10の正面図で、複数のLED素子30は、一の単色系発行ダイオード列31と、他の単色系発光ダイオード列31の間に配列されそれらの単色系発光ダイオード列31より少ない数の白色発光ダイオード列32で構成される。ここで、複数のLED素子30を、一方向に直線状に又は千鳥状に配列された特定色の複数の単色系発光ダイオード列31と、この単色系発光ダイオード列31の呈する色を損なわないように単色系発光ダイオード列31に挟まれるように配置された白色発光ダイオード列32とから構成して前記特定色で一定の照明領域に対して照光できるように配列してある。単色系発光ダイオード列31,31のLED素子30は、昼光色、昼白色、白色、温白色、電球色等のいわゆる蛍光灯色を除く特定色に発光するものであればよい。すなわち、特定色とは、いわゆる白色とは異なる特定の色のことであり、より好ましくは、例えば青色、赤色、オレンジ色又は緑色があげられる。特に、特定色を青色の単色光とした場合には、ぎすぎすした感じがなく、自然な感じがすると共に心理的に作用し防犯効果が得られるため、青色の単色光が好ましい。なお、LED素子30は、一方向に配列されていればよく、例えば直線状に配列してもよく、また千鳥状に配置してもよい。千鳥状に配列した場合には、省スペースを実現できる。白色発光ダイオード列32のLED素子30は、例えば砲弾型の樹脂モールドされたものや、箱型のチップ部品型の発光ダイオードが用いられ、3原色チップ型の白色発光ダイオードよりも青色系ワンチップ発光ダイオードを波長変換した白色発光ダイオードが好ましい。その理由として、発光ダイオードの輝度、色相、見た目の明るさや感じが容易に揃い易く、LED駆動回路設計(構造)やコスト面でもメリットが大きい。これらの発光ダイオードは、光源から一定距離の照明領域に対して照光できるように配列されている。一定の照明領域とは、例えば実施例1の防犯灯の場合であれば照射される一定空間を、他の天井今辺に設置した室内用の照明装置の場合であれば机上などを意味する
図1と図2、図3を参照して、これらの単色系発光ダイオード列31と白色発光ダイオード列32は、透光ケース50内部にあり、LED基板10に実装されている。LED照明装置100は、本体と、表面側にLED素子30が実装されたLED基板10と、外部電力をLED基板10内に導入する電極部20と、電極部20から導入された電流電圧を変換して発光ダイオードであるLED素子30へ供給する内部電源40とを備える。本体には、LED基板10と電極部20と内部電源40とが内部に装着される。実施例1の搨合、本体(符号なし)はLED基板10、内部電源40を収納する不透明な部分の合成樹脂製である。透光ケース50は、光を透過する部分の内面粗面加工されたガラス、ポリカーボネートなどからなる。この透光ケース50の光透過部分は、発光ダイオード31、32から発せられた光を拡散させるための拡散手段が設けられている。拡散手段としては、内面または外面に梨地状などの粗面加工が施されていたり、透光ケース50の素材中に拡散材(フィラ)を混入させておいてもよいが、図8に示すように内面にほぼ三角状のレンズ手段を発光ダイオードの光が放出されるA部領域に設けることで、色の混色もよくなり好適である。その理由としては、搭載使用する個々の発光ダイオード同士と樹脂製透光管内での直接間接の反射光との関係の相乗効果が得られ易い。また、搭載配列する発光ダイオードとして青色の砲弾型発光ダイオードのレンズ形状を白色発光ダイオードのそれより大きくしたり、その発光ダイオードが砲弾型でなくボタン型の発光ダイオードであれば青色の発光窓枠サイズや高さ寸法を大きくするなどによって、LED発光がその目的の色で広範囲にかつ広視野角度化に寄与する場合があるので、透光ケース50の形状とあわせて光源自体の形状にも配慮するとより効果的である。
図4は実施例1のブロック図であるが、実施例1の場合電極部20は、LED基板10をLED照明装置100から着脱を可能とするコネクターで、外部電力を透光ケース50内部に導入するための金属製端子23と絶縁体22からなり、内部電源40は外部電力を発光ダイオード列31、32へ供給する直流に変換するAC−DCコンバーター41と電流電圧安定器42からなるが、これに限られるものではない。
単色系発光ダイオード列31と白色発光ダイオード列32の比率は、単色系発光ダイオード列31と白色発光ダイオード列32の割合が同等だと白色ダイオード列32にその色の効果が吸収され、単色系の特徴が薄れる。その様子を調べたのが図5である。図5は白色発光ダイオード列32と単色系発光ダイオード列31の発光ダイオードをそれぞれどういう比率で配置したら、色のイメージとして人がどういう感じがするのか、また明るさとしては十分なのかどうかを男女15人ずつのグループで話し合ってもらった評価を色毎に示している。その結果、白色発光ダイオード列32の発光ダイオードより多くの単色系発光ダイオード列31用の発光ダイオードを使用する必要がある。この結果からすると、ほとんどが単色系発光ダイオード列31では、色の特徴は出るが、明るさの面で暗くなってしまう。また、色に起因する感覚としても、偏りすぎるとイメージダウンになり印象が良くない。したがって心地よいイメージ感覚を残しながら、明るさを追求した比率を再現する方法が必要となる。よって、複数の発光ダイオードから構成される白色発光ダイオード列32と、その白色発光ダイオード列32より多い複数の単色系発光ダイオード列31を一定の照明領域に対して照光できるように配列することとし、その比率はもっとも好ましくは2倍以上である。
図6に示した照度比較は、白色発光ダイオードのみの光の照度データ(a)と、単色系(青色)発光ダイオードと白色発光ダイオード複合の光の照度データ(b)である。5mの高さから半径5mの照度を計測した。直下5mの地点での照度がほぼ同ルクスである。単色系発光ダイオードのみではこの明るさは出せない。白色発光ダイオードしか出せない照度を出しているが、全体のイメージ感覚は単色系(青色)をしっかり感じる。
このような単色系発光ダイオードの特徴を損なわない明るい光は、人間の感覚にも単色だけの光より良いイメージをもたらす効果があるようだ。また、それぞれの色の特徴を損なわない効果も同時に期待できる。
LED照明装置100は、図示しない外部電源から、例えば100Vの商用電源が、電極部20を介して内部電源40に供給され、直流の電流電圧に変換された後にLED基板10に供給され、LED基板10に実装された複数のLED素子30が発光し、全体として前記特定色に発光して照光する。
図7は本発明の実施例2の蛍光灯型LED照明管200を示す図で、照明装置を蛍光灯直管に構成した場合である。図7(a)は内部電源40を搭載したLED基板10で、白色発光ダイオード列32の両側に単色系発光ダイオード列31を配置している。図7(b)は、実施例2の蛍光灯型LED照明管200の分解斜視図で、電極部20は固定するための口金21と、絶縁体22と、外部電力を透光ケース52の内部に導入する金属製端子23とで構成される。この蛍光灯型LED照明管200の特徴は透光ケース52の中に、発光ダイオード列31、32を取付けたLED基板10が入る必要がある。透光ケース52は直径が約3cmくらいであり、透光ケース52の中に納まる発光ダイオード列31、32は砲弾型発光ダイオードでは3列が最大であり、チップ型発光ダイオードでは4列がせいぜいである。砲弾型発光ダイオードであれば、同列同数の発光ダイオード列31、32を蛍光灯型LED蛍光管200の長手方向に配列するとすれば、両側に単色系発光ダイオード列31を配列し、真ん中には白色発光ダイオード列32を配列する比率がもっとも好ましい。しかし同列同数にこだわる必要はなく、真ん中の白色発光ダイオード列32は格子状に両端が多くても少なくてもかまわない。チップ型発光ダイオードでは、真ん中の2列の白色発光ダイオード列32の配置が両端の単色系発光ダイオード列31の数より少なくなる比率で配置すれば問題ない。いずれにしても、単色系発光ダイオード列31より白色発光ダイオード列32の数が比率で多すぎないことが特徴である。
図8は、本発明の実施例2の蛍光灯型LED照明管200の断面図である。LED基板10の表面側には前記のとおりLED素子30を実装し、LED基板10の裏面側に内部電源40を配置してあることで、直管である蛍光灯型LED照明管200の中に、LED基板10と、電極部20と、LED素子30と、内部電源40とを備えている。透光ケース52の発光ダイオード列31、32の光が透過する部分A部には、A部構造として図示するように、光を拡散させるため内面にほぼ三角状のレンズ手段を設けるか、もしくは透光ケース52の素材中に拡散材(フィラ)を混入させておいても良い。そうすれば、搭載する個々の発光ダイオード同士と樹脂性透光ケース内部で直接間接の反射光との関係の相乗効果が得られやすく、色の混色もよくなり好適である。また、搭載配列する発光ダイオードの外形サイズと表面樹脂の形状、例えば砲弾型発光ダイオードのレンズ形状やボタン型発光ダイオードの発光窓枠のサイズや高さ寸法などと配列位置を故意に変えることにより、LED照明の実使用時のLED発光が広範囲で広視野角度化に寄与する場合がある。
図9は、本発明の実施例3のLED照明装置の全体斜視図である。本実施例3のLED照明装置300は、実施例1の本体と、透光ケース50と、実施例2の蛍光灯型LED照明管200とを備えているものであり、用途として防犯灯に用いたものである。図10はその分解斜視図である。なお、蛍光灯型LED照明管200は外部電力を内部に導入するための電極部20を備えた実施例2で説明したものと同一のものである。蛍光灯型LED照明管200を用いることによって保守点検が容易となり、実際の照度よりも明るく感じられるが眩しくなく、特定色である単色がかもし出す雰囲気や効果が柔らかく感じられる。
その直管である蛍光灯型LED照明管200の中に配列されているそれぞれの発光ダイオード列31、32のVFは、ほぼ同一VFであり3列に配列している。3列に配列する理由としては、発光ダイオード列31、32を直管内に取付けた際に、最もバランスの良い発光外観と照度計測値を示した実用的である。
ほぼ同一のVFの発光ダイオードを配列する目的としては、搭載した個々の発光ダイオードに対しての駆動管理、つまり印加電流(IF)をほぼ均一に保ち易く、重要とされる発光時の状態や製品の品位の向上に寄与することが出来る。ほぼ同一のVFを得るには、勿論仕様をそろえても良いが、白色発光ダイオード列32の中には青色発光ダイオードを用いて蛍光塗料で白色化しているものもあるので、そういう白色発光ダイオードを用いれば青色発光ダイオードとのVFはおのずと同じレベルの電圧値となる。
本発明の照明装置は、実際の照度よりも明るく感じる上に、単色がかもし出す雰囲気や効果(暖色/寒色/遠近感/など)がやわらかく感じられるので、防犯灯、リフレッシュルームや廊下や入口など演色を必要とする場所の照明灯、植物育成灯、トンネル内などで視認性向上の照明灯などに有用である。
10 LED基板
20 電極部
21 電極部口金(金属部)
22 電極部絶縁体
23 電極部端子
30 LED素子
31 単色系発光ダイオード列
32 白色発光ダイオード列
40 内部電源
41 AC−DCコンバーター
42 電流電圧安定器
50 透光ケース
52 透光ケース(実施例2)
100 LED照明装置(実施例1防犯灯)
200 蛍光灯型LED照明管(実施例2蛍光灯型LED照明装置)
300 LED照明装置(実施例3防犯灯)

Claims (8)

  1. 基板と、
    外部電力を前記基板内に導入する電極部と、
    前記基板の照明方向側に実装された複数のLED素子と、
    前記電極部から導入された電流電圧を変換して前記LED素子へ供給する内部電源とを備えたLED照明装置であって、
    前記複数のLED素子を、一方向に配列された特定色の複数の単色系発光ダイオード列と、この単色系発光ダイオード列の呈する色を損なわないように前記単色系発光ダイオード列に挟まれるように配置された白色発光ダイオード列とから構成して前記特定色で一定の照明領域に対して照光できるように配列したことを特徴とするLED照明装置。
  2. 単色系発光ダイオード列は、青色の単色光を発光することを特徴とする請求項1記載のLED照明装置。
  3. 単色系発光ダイオード列は、赤色、オレンジ色又は緑色の単色光を発光することを特徴とする請求項1記載のLED照明装置。
  4. 単色系発光ダイオード列を、前記白色発光ダイオード列の両側に配列したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のLED照明装置。
  5. 複数のLED素子は、VFがほぼ同一であり3列または4列で配列されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のLED照明装置。
  6. 複数のLED素子の発光を外部に拡散させる透光ケースを備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のLED照明装置。
  7. 既存の蛍光灯照明管のソケットにそのまま装着可能な蛍光灯型LED照明管であって、
    基板と、外部電力を前記基板内に導入し既存の蛍光灯照明管のソケットにそのまま装着可能なJIS規格の口金と、前記基板の照明方向側に実装された複数のLED素子と、前記口金から導入された電流電圧を変換して前記LED素子へ供給する内部電源と、前記複数のLED素子の発光を外部に拡散させる透光筒体とを備え、
    前記複数のLED素子を、蛍光灯型LED照明管の長尺方向に配列された特定色の複数の単色系発光ダイオード列と、この単色系発光ダイオード列の呈する色を損なわないように前記単色系発光ダイオード列に挟まれるように配置された白色発光ダイオード列とから構成して前記特定色で一定の照明領域に対して照光できるように配列したことを特徴とする蛍光灯型LED照明管。
  8. 請求項7に記載の蛍光灯型LED照明管を備えていることを特徴するLED照明装置。
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