JP2012004757A - 携帯端末装置及び無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】音声データの出力時に、着信を受けた場合に、ユーザに違和感を与えることなく着信音データの近距離無線通信を行うことができる携帯端末装置及び無線通信システムを提供すること。
【解決手段】携帯電話機10は、音声データをヘッドセット20に第1プロトコルにより送信している場合に、着信を検知したとき、第1プロトコルによる該音声データの出力を中断させるとともに、第1近距離無線通信部16に着信音データをヘッドセット20に第1プロトコルにより送信させ、かつ、第2プロトコルによるヘッドセット20との通信接続の確立を試行する第1制御部18を備える。この第1制御部18は、第1近距離無線通信部16が着信音データをヘッドセット20に第1プロトコルにより送信している場合に、第1プロトコルに係る操作信号をヘッドセット20から受信したとき、当該操作信号に応じた処理を行わない。
【選択図】図2

Description

本発明は、近距離無線通信を行う携帯端末装置及び無線通信システムに関する。
近年、楽曲等の音声データを記憶し、この音声データを出力させることにより楽曲等を聴くことができる携帯端末装置が普及している。ユーザがこのような携帯端末装置で音声データを出力させる場合、ユーザは、この携帯端末装置に音声入出力装置としてヘッドセット等を接続し、このヘッドセット等を介して視聴する。
ヘッドセットには、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信により、携帯端末装置と通信を行うものがある。このようなヘッドセットは、Bluetoothに設けられているA2DP(Advanced Audio Distribution Profile)、AVRCP(Audio Video Remote Control Profile)といったプロトコルにより、主に音声データの近距離無線通信を行い、HFP(Hands−Free Profile)、HSP(Headset Profile)といったプロトコルにより、主に通話データの近距離無線通信を行う。
このようなヘッドセットを携帯端末装置に接続している場合に、携帯端末装置が着信を受けた場合、ヘッドセットに着信音データを送信させて、ユーザに着信を知らせることが提案されている。例えば、特許文献1に記載の携帯端末装置は、この携帯端末装置に接続されたヘッドセットに対してA2DPやAVRCPにより音楽データを送信している場合、以下のようにして着信音データをヘッドセットに送信する。
すなわち、特許文献1に記載の携帯端末装置は、外部から着信を受けたことに応じて、A2DPやAVRCPにより着信音に対応する着信音データをヘッドセットに送信するとともに、HSPやHFPの通信接続を行う。そして、特許文献1に記載の携帯端末装置は、HSPやHFPの通信接続が確立されたことに応じて、HSPやHFPにより着信音データをヘッドセットに送信する(例えば、特許文献1)。
特開2008−187619号公報
ところで、A2DPやAVRCPは、音楽データ等の高音質の音声データの出力(再生)に用いられるものであり、ヘッドセットにより着信音データの再生制御を行うことができる。よって、特許文献1に記載の携帯端末装置では、A2DPやAVRCPにより、着信音データを送信する場合、ヘッドセットにより着信音データの再生を制御することが可能となり、ユーザに違和感を与えてしまう。
また、特許文献1に記載の携帯端末装置では、A2DPやAVRCPによる着信音データと、HSPやHFPによる着信音データを別々に記憶している。また、特許文献1に記載の携帯端末装置は、着信音データを送信するプロトコルを切り替える場合に、着信音の再生位置の制御を行わない。よって、特許文献1に記載の携帯端末装置は、A2DPやAVRCPによる着信音データの送信から、HFPやHSPによる着信音データの送信に切り替える際に、着信音の再生位置が異なってしまい、この結果、ユーザに違和感を与えてしまう。
本発明は、音声データの出力時に、着信を受けた場合に、ユーザに違和感を与えることなく着信音データの近距離無線通信を行うことができる携帯端末装置及び無線通信システムを提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末装置は、第1プロトコル及び第2プロトコルの少なくともいずれか一方により音声入出力装置と近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、基地局と無線通信を行う無線通信部と、着信音データ及び音声データを記憶する記憶部と、前記近距離無線通信部が前記音声データを前記音声入出力装置に前記第1プロトコルにより送信している場合に、前記無線通信部において着信を検知したとき、前記近距離無線通信部の前記第1プロトコルによる該音声データの送信を中断させるとともに、前記近距離無線通信部に前記着信音データを前記音声入出力装置に前記第1プロトコルにより送信させ、かつ、前記第2プロトコルによる前記音声入出力装置との通信接続の確立を試行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記近距離無線通信部が前記着信音データを前記音声入出力装置に前記第1プロトコルにより送信している場合に、前記第1プロトコルに係る操作信号を前記音声入出力装置から受信したとき、当該操作信号に応じた処理を行わない。
また、前記制御部は、前記第2プロトコルによる通信接続が確立したことに応じて、通信接続が確立した時点の前記着信音データに対応する着信音の再生位置を前記記憶部に記憶させ、当該着信音データの再生を中断するとともに、前記第2プロトコルに切り替え、前記記憶部に記憶されている前記再生位置に対応させて前記着信音データを再生して前記音声入出力装置に送信することが好ましい。
また、前記制御部は、前記第2プロトコルの通信接続が確立した後、前記近距離無線通信部が前記第1プロトコルにより前記着信音データを再生して前記音声入出力装置に送信している場合に、前記近距離無線通信部により前記第2プロトコルに係る操作信号を受信したことに応じて、前記第1プロトコルによる前記着信音データの再生を停止するととともに、第2プロトコルにより音声通信を開始することが好ましい。
また、前記制御部は、前記無線通信部において前記着信を検知した場合に、前記着信を検知した時点の前記音声データの出力位置を前記記憶部に記憶させ、前記着信に係る通話が終了した場合に、前記第1プロトコルに切り替え、前記記憶部に記憶されている前記音声データの出力位置に対応させて前記音声データを前記音声入出力装置に送信することが好ましい。
また、前記近距離無線通信は、Bluetoothであり、前記第1プロトコルは、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)又はAVRCP(Audio Video Remote Control Profile)のいずれかであり、前記第2プロトコルは、HFP(Hands−Free Profile)又はHSP(Headset Profile)のいずれかであることが好ましい。
本発明に係る無線通信システムは、少なくともマイクを有する音声入出力機器と、前記音声入出力機器と無線通信を行う携帯端末装置とを備えた無線通信システムであって、前記携帯端末装置は、第1プロトコル及び第2プロトコルの少なくともいずれか一方により音声入出力装置と近距離無線通信を行う第1近距離無線通信部と、基地局と無線通信を行う無線通信部と、着信音データ及び音声データを記憶する記憶部と、前記第1近距離無線通信部が前記第1プロトコルにより前記音声データを出力して前記音声入出力装置に送信している場合に、前記無線通信部において着信を検知したとき、前記第1近距離無線通信部の前記第1プロトコルによる該音声データの出力を中断させるとともに、前記第1近距離無線通信部に前記第1プロトコルにより前記着信音データを再生して前記音声入出力装置に送信させ、かつ、前記第2プロトコルによる前記音声入出力装置との通信接続の確立を試行する第1制御部と、を備え、前記第1制御部は、前記第1近距離無線通信部が前記第1プロトコルにより前記着信音データを再生して前記音声入出力装置に送信している場合に、前記第1プロトコルに係る操作信号を前記音声入出力装置から受信したとき、当該操作信号に応じた処理を行わず、前記音声入出力装置は、出音部と、前記第1プロトコル及び前記第2プロトコルの少なくともいずれか一方により前記携帯端末装置と近距離無線通信を行う第2近距離無線通信部と、前記着信音データ又は前記音声データを前記第2近距離無線通信部の前記第1プロトコル又は前記第2プロトコルにより受信したことに応じて、受信した前記着信音データ又は前記音声データに対応する音を前記出音部に出音させる第2制御部とを備える。
また、前記第1制御部は、前記無線通信部において前記着信を検知した場合に、前記着信を検知した時点の前記音声データの出力位置を前記記憶部に記憶させ、前記着信に係る通話が終了した場合に、前記第1プロトコルに切り替え、前記記憶部に記憶されている前記音声データの出力位置に対応させて前記音声データを前記音声入出力装置に送信することが好ましい。
また、前記近距離無線通信は、Bluetoothであり、前記第1プロトコルは、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)又はAVRCP(Audio Video Remote Control Profile)のいずれかであり、前記第2プロトコルは、HFP(Hands−Free Profile)又はHSP(Headset Profile)のいずれかであることが好ましい。
本発明によれば、音声データの出力時に、着信を受けた場合に、ユーザに違和感を与えることなく着信音データの近距離無線通信を行うことができる。
本実施形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る携帯電話機及びヘッドセットの機能構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る携帯電話機がヘッドセットに着信音データを送信する場合のタイムチャートである。 本実施形態に係る携帯電話機からヘッドセットに着信音データを送信する処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る携帯電話機がヘッドセットから操作信号を受信した場合の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る無線通信システム1の構成を示す図である。
無線通信システム1は、携帯端末装置としての携帯電話機10と、この携帯電話機10と近距離無線通信を行うヘッドセット20と、この携帯電話機10と無線通信を行う基地局30と、を備える。
携帯電話機10は、ヘッドセット20に対する音声データの出力時に、基地局30を介して着信を受けた場合に、着信音データを再生させて、ヘッドセット20に対して近距離無線通信により着信音を送信する。
図2は、本実施形態に係る携帯電話機10及びヘッドセット20の機能構成を示すブロック図である。
携帯電話機10は、表示部11と、第1操作部12と、第1出音部13と、第1集音部14と、無線通信部15と、第1近距離無線通信部16と、第1記憶部17と、第1制御部18と、を備える。
表示部11は、第1制御部18の制御に従って、所定の画像処理を行い、処理後の画像データをフレームメモリ(図示省略)に蓄え、所定のタイミングでディスプレイに出力する。
第1操作部12は、各種設定やインターネット機能やメール機能等の各種機能を動作させるための機能設定操作ボタン、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作ボタン、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作ボタン等から構成される。第1操作部12は、ユーザから各種指示入力を受け付け、受け付けられた入力情報を第1制御部18に供給する。
第1出音部13は、第1制御部18の制御に従って、無線通信部15から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号を携帯電話機10に設けられているスピーカ(図示せず)に出力する。また、第1集音部14は、第1制御部18の制御に従って、マイク(図示せず)から入力された信号を処理し、処理後の信号を無線通信部15へ出力する。
無線通信部15は、第1使用周波数帯(例えば、2GHz帯や800MHz帯等)で基地局30と無線通信を行う。また、無線通信部15は、アンテナ(図示せず)より受信した信号を復調処理し、処理後の信号を第1制御部18に供給する。また、無線通信部15は、第1制御部18から供給された信号を変調処理し、基地局30に送信する。
第1近距離無線通信部16は、第2使用周波数帯(例えば、2.4GHz帯等)で、第1プロトコル及び第2プロトコルの少なくともいずれか一方により、携帯電話機10から所定距離(例えば、10メートル)以内で通信接続されているヘッドセット20と近距離無線通信を行う。具体的には、第1近距離無線通信部16は、第1プロトコルにより、第1制御部18により出力された音声データをヘッドセット20に送信する。また、第1近距離無線通信部16は、第1プロトコル又は第2プロトコルにより、第1制御部18により再生された着信音データを、ヘッドセット20に送信する。また、第1近距離無線通信部16は、第2プロトコルにより、第1制御部18により出力された通話に係るデータとしての通話データを、ヘッドセット20に送信する。
ここで、第1近距離無線通信部16は、例えば、Bluetoothにより実現される。また、第1プロトコルは、例えば、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)又はAVRCP(Audio Video Remote Control Profile)の少なくともいずれか一方により実現され、主に音楽データ等の高音質の音声データの近距離無線通信に用いられる。第2プロトコルは、HFP(Hands−Free Profile)又はHSP(Headset Profile)の少なくともいずれか一方により実現され、通話データ等の近距離無線通信に用いられる。
第1記憶部17は、例えば、ワーキングメモリを含み、第1制御部18による演算処理に利用される。また、第1記憶部17は、主に娯楽を目的として視聴されるデータとして、音声データを記憶する。また、第1記憶部17は、携帯電話機10のユーザに着信を通知することを目的として着信時に出音されるデータとして、着信音データを記憶する。ここで、音声データは、音楽データや、動画データにおける音声に係るデータを含むものとする。
第1制御部18は、携帯電話機10の全体を制御しており、例えば、表示部11、第1出音部13、無線通信部15、第1近距離無線通信部16等に対して所定の制御を行う。また、第1制御部18は、第1操作部12、第1集音部14等から入力を受け付けて、各種処理を実行する。また、第1制御部18は、処理実行の際には、第1記憶部17を制御し、各種プログラム及びデータの読み出し、並びにデータの書き込みを行う。
本実施形態に係る携帯電話機10では、上述したように、ヘッドセット20に対する音声データの出力時に、基地局30を介して着信を受けた場合に、着信音データを再生させて、ヘッドセット20に対して近距離無線通信により着信音を送信する。以下に、携帯電話機10にヘッドセット20が接続されている場合における、第1近距離無線通信部16及び第1制御部18の動作について説明する。
第1制御部18は、音声データをヘッドセット20に第1プロトコルにより送信している場合に、無線通信部15において着信を検知したとき、第1近距離無線通信部16の第1プロトコルによる音声データの出力を中断させるとともに、第1近距離無線通信部16に着信音データをヘッドセット20に第1プロトコルにより送信させ、かつ、第2プロトコルによるヘッドセット20との通信接続の確立を試行する。
具体的な処理について、適宜、図3を参照しながら説明を行う。図3は、本実施形態に係る携帯電話機10がヘッドセット20に着信音データを送信する場合のタイムチャートである。
図3に示される時刻T0において、第1制御部18は、第1近距離無線通信部16によって、第1プロトコルにより音声データを送信する。具体的には、第1操作部12又はヘッドセット20を介して第1記憶部17に記憶されている音声データの出力操作が行われた場合、第1制御部18は、音声データを出力することで得られる音声信号を、第1近距離無線通信部16によって、第1プロトコルをによりヘッドセット20に送信する。
続いて、図3に示される時刻T1において、第1制御部18は、第1近距離無線通信部16によって、第1プロトコルにより着信音データを送信する。具体的には、第1制御部18は、第1近距離無線通信部16により、ヘッドセット20に音声データに係る音声信号を送信している場合に、無線通信部15において着信を検知したとき、音声データの出力を中断する。また、第1制御部18は、第1近距離無線通信部16の第1プロトコルによる音声信号の送信を中断させる。続いて、第1制御部18は、第1記憶部17に記憶されている着信音データを再生し、着信音データを再生することで得られる音声信号を、第1近距離無線通信部16によって、第1プロトコルによりヘッドセット20に送信する。続いて、第1制御部18は、第2プロトコルによるヘッドセット20との通信接続の確立を試行する。
なお、第1制御部18は、第1近距離無線通信部16が第1プロトコルにより着信音データを再生してヘッドセット20に送信している場合に、第1プロトコルによる操作信号をヘッドセット20から受信したとき、この操作信号に応じた処理を行わない。
具体的には、第1制御部18は、第1近距離無線通信部16により、ヘッドセット20に着信音データに係る音声信号を送信している場合に、第1近距離無線通信部16が第1プロトコルに係る操作信号をヘッドセット20から受信したとき、この操作信号に応じた処理を行わないように制御する。
ここで、着信音データは、着信通知用としたデータであり、主に娯楽を目的とした音声データに対して、用途が異なるものである。このため、着信音データの停止や早送りといった再生に係る操作を有効にすると、携帯電話機10のユーザが着信音データの再生制御を行うことができ、携帯電話機10のユーザに対して、違和感を与えてしまう。
これに対し、携帯電話機10は、着信通知を示す着信音データの停止や早送りといった再生に係る操作を無効とすることで、音声データの出力時に、着信を受けた場合に、ユーザに違和感を与えることなく着信音データの近距離無線通信を行うことができる。また、携帯電話機10は、第1プロトコル及び第2プロトコルで同時に出音に係る処理を行うことによる競合を防止することができる。
また、第1制御部18は、音声データの出力を中断する場合と、着信音データを再生する場合とにおいて、フェード処理(フェードイン、フェードアウト)を行っても良い。このようにすることで、携帯電話機10は、音声データの再生から着信音データの再生への移行をスムーズに演出することができる。
また、図3に示される時刻T2において、第1制御部18は、第1近距離無線通信部16によって、第2プロトコルにより着信音データを送信する。具体的には、第1制御部18は、第2プロトコルによる通信接続が確立したことに応じて、通信接続が確立した時点の着信音データに対応する着信音の再生位置を第1記憶部17に記憶させ、この着信音データの再生を中断するとともに、第2プロトコルに切り替え、第1記憶部17に記憶されている再生位置に対応させて着信音データを再生してヘッドセット20に送信する。
すなわち、第1制御部18は、図3に示される時刻T2において、第2プロトコルの通信接続が確立したことに応じて、通信接続が確立した時点の着信音データに対応する着信音の再生位置を示す情報を第1記憶部17に一時的に記憶させる。続いて、第1制御部18は、第1プロトコルをによりヘッドセット20に送信されている着信音データの再生を中断するとともに、着信音データを送信するプロトコルを第1プロトコルから第2プロトコルに切り替える。続いて、第1制御部18は、第1記憶部17に記憶されている着信音の再生位置に対応させて着信音データを再生し、第1近距離無線通信部16によって、第2プロトコルにより、着信音データを送信する。続いて、第1制御部18は、第1記憶部17に記憶されている着信音の再生位置を示す情報を消去させる。
なお、再生位置を記憶させる処理、第1プロトコルによる再生を中断する処理、プロトコルを切り替える処理、及び第2プロトコルにより着信音データを送信する処理は、時刻T2において順番に実行されるものとする。つまり、第1制御部18は、上述の一連の処理を、携帯電話機10のユーザが、これらの切り替えに違和感を与えないと想定される期間(例えば、数ミリ秒以下の期間)で実行するものとする。
ところで、着信を検知した場合に、着信音データを第2プロトコルで送信させるときには、第2プロトコルの通信接続が確立されるまでの期間(図3に示す例では、T1からT2までの期間)において、無音状態となってしまう。
これに対して、携帯電話機10は、第2プロトコルの通信接続が確立される前に、第1プロトコルにより着信音データを送信し、第2プロトコルの通信接続が確立されてから、第1プロトコルから第2プロトコルに切り替え、第2プロトコルにより着信音データを送信する。よって、携帯電話機10は、第2プロトコルの通信接続が確立されるまでの期間についても着信音データを送信するので、無音状態の期間を無くすことができ、結果として、ユーザに違和感を与えることなく着信音データの近距離無線通信を行うことができる。
なお、第1制御部18は、第2プロトコルの通信接続が確立した後、第1近距離無線通信部16が第1プロトコルにより着信音データを再生してヘッドセット20に送信している場合に、第1近距離無線通信部16により第2プロトコルに係る操作信号を受信したことに応じて、第1プロトコルによる着信音データの再生を停止するとともに、第2プロトコルにより音声通信を開始するようにしてもよい。
具体的には、第2プロトコルの通信接続が確立した後、第1近距離無線通信部16によって、着信音データに係る音声信号を、第1プロトコルによりヘッドセット20に送信している場合に、第1近距離無線通信部16が第2プロトコルに係る操作信号として通話開始信号をヘッドセット20から受信したとき、第1制御部18は、第1プロトコルによる着信音データの再生を停止するとともに、第2プロトコルにより、着信に対応する音声通話を開始するようにしてもよい。
このようにすることで、携帯電話機10は、通話が開始される操作が行われるまで、第1近距離無線通信部16によって、第1プロトコルにより着信音データを送信させるので、着信音データを送信する際にプロトコルの切り替えが発生しない。つまり、携帯電話機10は、着信音データを途切れさせることなく送信できるので、この携帯電話機10のユーザに違和感を与えることなく、着信音データをヘッドセット20に送信することができる。また、携帯電話機10は、バックグラウンドで第2プロトコルへの通信接続の確立を行うので、通話開始信号をヘッドセット20から受信したとき、第2プロトコルの通信接続が確立している状態である場合に、円滑に通話状態に移行することができる。
また、第1制御部18は、着信に係る通話が終了した場合に、着信前にヘッドセット20に送信していた音声データを送信するようにしてもよい。
具体的には、第1制御部18は、無線通信部15において着信を検知した場合に、着信を検知した時点の音声データの出力位置を第1記憶部17に記憶させる。続いて、第1制御部18は、着信に係る通話が終了した場合に、第2プロトコルから第1プロトコルに切り替え、第1記憶部17に記憶されている音声データの出力位置に対応させて音声データをヘッドセット20に送信する。続いて、第1制御部18は、第1記憶部17に記憶されている音声データの出力位置を示す情報を消去させる。
このようにすることで、携帯電話機10は、通話が終了した後に着信前にヘッドセット20に送信していた音声データを送信するので、通話が終了した後に、ユーザに携帯電話機10を着信直前の状態に戻す操作を省略させて、利便性を向上させることができる。
ヘッドセット20は、図2に示すように、第2操作部22と、第2出音部23と、第2集音部24と、第2近距離無線通信部26と、第2記憶部27と、第2制御部28と、を備える。
第2操作部22は、ヘッドセット20のユーザ、すなわち、本実施形態における携帯電話機10のユーザから操作を受け付ける。図示は省略するが、第2操作部22は、ヘッドセット20に設けられる複数のボタンにより構成される。
これら複数のボタンは、それぞれ、第1プロトコル専用のボタンと、第2プロトコル専用のボタンである。
なお、これら複数のボタンは、第1プロトコルにより音声データが送信されている場合、第1プロトコルに対応する操作を受け付け、着信音が出音され、かつ、第2プロトコルの通信接続が確立されている場合、第2プロトコル操作に対応する操作を受け付けることとしてもよい。なお、それぞれの複数のボタンを接続が確立されているプロトコルに応じて変更させる機能は、第2制御部28により実現される。
第2出音部23は、第2制御部28の制御に従って、後述の第2近距離無線通信部26から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号をヘッドセット20に設けられているスピーカ(図示せず)に出力する。
第2集音部24は、第2制御部28の制御に従って、ヘッドセット20に設けられているマイク(図示せず)から入力された信号を処理し、処理後の信号を第2近距離無線通信部26へ出力する。
第2近距離無線通信部26は、第2使用周波数帯(例えば、2.4GHz帯等)で、第1プロトコル及び第2プロトコルの少なくともいずれか一方により、携帯電話機10と近距離無線通信を行う。具体的には、第2近距離無線通信部26は、携帯電話機10から、第1プロトコルにより音声データを受信し、この音声データを第2出音部23に送信する。また、第2近距離無線通信部26は、携帯電話機10から第1プロトコル又は第2プロトコルにより着信音データを受信して、第2出音部23に送信する。また、第2近距離無線通信部26は、第2集音部24から入力された信号を、第2プロトコルにより携帯電話機10に送信する。
第2記憶部27は、ヘッドセット20を機能させるために第2制御部28に読み出される各種プログラム及びデータ(図示省略)等を記憶する。
第2制御部28は、ヘッドセット20の全体を制御しており、例えば、第2出音部23、第2近距離無線通信部26等に対して所定の制御を行う。また、第2制御部28は、第2操作部22、第2集音部24等から入力を受け付けて、各種処理を実行する。また、第2制御部28は、処理実行の際には、第2記憶部27を制御し、各種プログラム及びデータの読み出しを行う。
また、第2制御部28は、第2操作部22を構成する複数のボタンを接続が確立されているプロトコルに応じて操作信号を変更させる場合、以下の処理を行う。すなわち、第2制御部28は、第1プロトコルにより携帯電話機10と接続されている場合に、第2操作部22による操作が行われたとき、この操作に応じた第1プロトコルの操作信号を、第2近距離無線通信部26に、第1プロトコルによって携帯電話機10に送信させる。また、第2制御部28は、着信音が出音され、かつ、第2プロトコルの通信接続が確立されている場合に、第2操作部22による操作が行われたとき、この操作に応じた第2プロトコルの操作信号を、第2近距離無線通信部26に、第2プロトコルによって携帯電話機10に送信させる。
また、第2制御部28は、着信音データ又は音声データを第2近距離無線通信部26の第1プロトコル又は第2プロトコルにより受信したことに応じて、受信した着信音データ又は通話データに対応する音を第2出音部23に出音させる。
続いて、図4〜図5を参照して、携帯電話機10に係る処理の流れについて説明する。
図4は、本実施形態に係る携帯電話機10からヘッドセット20に着信音データを送信する処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここでは、携帯電話機10からヘッドセット20に第1プロトコルにより音声データが送信されているものとする。
ステップS11において、第1制御部18は、無線通信部15が着信を検知したか否かを判定する。第1制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS12に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS11の処理を再び実行する。
ステップS12において、第1制御部18は、音声データの出力を中断することで、第1近距離無線通信部16の第1プロトコルによる音声信号の出力を中断させる。
ステップS13において、第1制御部18は、第1記憶部17に記憶されている着信音データを再生する。
ステップS14において、第1制御部18は、第1近距離無線通信部16により、第1プロトコルで着信音データをヘッドセット20に送信する。すなわち、第1制御部18は、ステップS13において着信音データを再生することで得られる音声信号を、第1近距離無線通信部16によって、第1プロトコルによりヘッドセット20に送信する。
ステップS15において、第1制御部18は、第2プロトコルによるヘッドセット20との通信接続の確立を試行する。
ステップS16において、第1制御部18は、第2プロトコルの通信接続が確立したか否かを判定する。第1制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS17に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS15に処理を移す。
ステップS17において、第1制御部18は、通信接続が確立した時点の、着信音データに対応する着信音の再生位置を第1記憶部17に記憶させる。
ステップS18において、第1制御部18は、第1プロトコルによりヘッドセット20に送信されている着信音データの再生を中断する。
ステップS19において、第1制御部18は、着信音データを送信するプロトコルを第1プロトコルから第2プロトコルに切り替え、第1記憶部17に記憶されている着信音の再生位置に対応させて着信音データを再生する。
ステップS20において、第1制御部18は、第1近距離無線通信部16によって、第2プロトコルにより、着信音データを送信する。その後、第1制御部18は、第1記憶部17に記憶されている着信音の再生位置を示す情報を消去させる。
図5は、本実施形態に係る携帯電話機10がヘッドセット20から操作信号を受信した場合の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS31において、第1制御部18は、第1プロトコルの操作信号を受信したか否かを判定する。第1制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS32に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS35に処理を移す。
ステップS32において、第1制御部18は、第1プロトコルの接続が確立しているか否かを判定する。第1制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS33に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS35に処理を移す。
ステップS33において、第1制御部18は、着信音データが送信されているか否かを判定する。第1制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS35に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS34に処理を移す。
ステップS34において、第1制御部18は、操作信号に係る処理、すなわち、第1プロトコルに係る処理を実行する。
ステップS35において、第1制御部18は、第2プロトコルの操作信号を受信したか否かを判定する。第1制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS36に処理を移し、この判定がNOの場合、本フローチャートに係る処理を終了する。
ステップS36において、第1制御部18は、第2プロトコルの接続が確立しているか否かを判定する。第1制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS37に処理を移し、この判定がNOの場合、本フローチャートに係る処理を終了する。
ステップS37において、第1制御部18は、操作信号に係る処理、すなわち、第2プロトコルに係る処理を実行する。
以上のように、本実施形態によれば、携帯電話機10は、ヘッドセット20から受信した着信音データの停止や早送りといった操作信号を無効とすることで、音声データの出力時に、着信を受けた場合に、ユーザに違和感を与えることなく着信音データの近距離無線通信を行うことができる。また、携帯電話機10は、第1プロトコル及び第2プロトコルで同時に出音に係る処理を行うことによる競合を防止することができる。
また、携帯電話機10は、第2プロトコルの通信接続が確立される前に、第1プロトコルにより着信音データを送信し、第2プロトコルの通信接続が確立されてから、着信音データのヘッドセット20に送信に使用されるプロトコルを、第1プロトコルから第2プロトコルに切り替え、第2プロトコルにより着信音データを送信する。よって、携帯電話機10は、第2プロトコルの通信接続が確立されるまでの期間についても着信音データを送信するので、無音状態を無くすことができ、結果として、ユーザに違和感を与えることなく着信音データの近距離無線通信を行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施形態では、ヘッドセット20に送信される音声データが第1記憶部17に記憶されているものとしたが、携帯電話機10は、無線通信部15を介して、ワンセグ(携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービス)により受信する映像データに含まれる音声データをヘッドセット20に送信させてもよい。また、携帯電話機10は、無線通信部15を介して、接続された音楽サイト等から得られる音声データをヘッドセット20に送信させてもよい。すなわち、ワンセグに係る映像データに含まれる音声データや、音楽サイト等から得られる音声データをヘッドセット20に送信している場合についても、本発明が適用される。
また、本実施形態では、携帯電話機10に、音声入出力装置としてヘッドセット20を接続させた場合について説明したが、これに限らず、本発明は、カーナビゲーション装置や、オーディオコンポ等の音声入出力装置を携帯電話機10に接続させた場合についても適用することが可能である。
1 無線通信システム
10 携帯電話機(携帯端末装置)
11 表示部
12 第1操作部
13 第1出音部
14 第1集音部
15 無線通信部
16 第1近距離無線通信部(近距離無線通信部)
17 第1記憶部(記憶部)
18 第1制御部(制御部)
20 ヘッドセット(音声入出力装置)
22 第2操作部
23 第2出音部(出音部)
24 第2集音部
26 第2近距離無線通信部
27 第2記憶部
28 第2制御部

Claims (8)

  1. 第1プロトコル及び第2プロトコルの少なくともいずれか一方により音声入出力装置と近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
    基地局と無線通信を行う無線通信部と、
    着信音データ及び音声データを記憶する記憶部と、
    前記近距離無線通信部が前記音声データを前記音声入出力装置に前記第1プロトコルにより送信している場合に、前記無線通信部において着信を検知したとき、前記近距離無線通信部の前記第1プロトコルによる該音声データの送信を中断させるとともに、前記近距離無線通信部に前記着信音データを前記音声入出力装置に前記第1プロトコルにより送信させ、かつ、前記第2プロトコルによる前記音声入出力装置との通信接続の確立を試行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記近距離無線通信部が前記着信音データを前記音声入出力装置に前記第1プロトコルにより送信している場合に、前記第1プロトコルに係る操作信号を前記音声入出力装置から受信したとき、当該操作信号に応じた処理を行わない携帯端末装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第2プロトコルによる通信接続が確立したことに応じて、通信接続が確立した時点の前記着信音データに対応する着信音の再生位置を前記記憶部に記憶させ、当該着信音データの再生を中断するとともに、前記第2プロトコルに切り替え、前記記憶部に記憶されている前記再生位置に対応させて前記着信音データを再生して前記音声入出力装置に送信する請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第2プロトコルの通信接続が確立した後、前記近距離無線通信部が前記第1プロトコルにより前記着信音データを再生して前記音声入出力装置に送信している場合に、前記近距離無線通信部により前記第2プロトコルに係る操作信号を受信したことに応じて、前記第1プロトコルによる前記着信音データの再生を停止するととともに、第2プロトコルにより音声通信を開始する請求項1に記載の携帯端末装置。
  4. 前記制御部は、
    前記無線通信部において前記着信を検知した場合に、前記着信を検知した時点の前記音声データの出力位置を前記記憶部に記憶させ、
    前記着信に係る通話が終了した場合に、前記第1プロトコルに切り替え、前記記憶部に記憶されている前記音声データの出力位置に対応させて前記音声データを前記音声入出力装置に送信する請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  5. 前記近距離無線通信は、Bluetooth(登録商標)であり、前記第1プロトコルは、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)又はAVRCP(Audio Video Remote Control Profile)のいずれかであり、前記第2プロトコルは、HFP(Hands−Free Profile)又はHSP(Headset Profile)のいずれかである請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  6. 少なくともマイクを有する音声入出力機器と、前記音声入出力機器と無線通信を行う携帯端末装置とを備えた無線通信システムであって、
    前記携帯端末装置は、
    第1プロトコル及び第2プロトコルの少なくともいずれか一方により音声入出力装置と近距離無線通信を行う第1近距離無線通信部と、
    基地局と無線通信を行う無線通信部と、
    着信音データ及び音声データを記憶する記憶部と、
    前記第1近距離無線通信部が前記音声データを前記音声入出力装置に前記第1プロトコルにより送信している場合に、前記無線通信部において着信を検知したとき、前記第1近距離無線通信部の前記第1プロトコルによる該音声データの出力を中断させるとともに、前記第1近距離無線通信部に前記着信音データを前記音声入出力装置に前記第1プロトコルにより送信させ、かつ、前記第2プロトコルによる前記音声入出力装置との通信接続の確立を試行する第1制御部と、を備え、
    前記第1制御部は、
    前記第1近距離無線通信部が前記着信音データを前記音声入出力装置に前記第1プロトコルにより送信している場合に、前記第1プロトコルに係る操作信号を前記音声入出力装置から受信したとき、当該操作信号に応じた処理を行わず、
    前記音声入出力装置は、
    出音部と、
    前記第1プロトコル及び前記第2プロトコルの少なくともいずれか一方により前記携帯端末装置と近距離無線通信を行う第2近距離無線通信部と、
    前記着信音データ又は前記音声データを前記第2近距離無線通信部の前記第1プロトコル又は前記第2プロトコルにより受信したことに応じて、受信した前記着信音データ又は前記音声データに対応する音を前記出音部に出音させる第2制御部とを備える無線通信システム。
  7. 前記第1制御部は、
    前記無線通信部において前記着信を検知した場合に、前記着信を検知した時点の前記音声データの出力位置を前記記憶部に記憶させ、
    前記着信に係る通話が終了した場合に、前記第1プロトコルに切り替え、前記記憶部に記憶されている前記音声データの出力位置に対応させて前記音声データを前記音声入出力装置に送信する請求項6に記載の無線通信システム。
  8. 前記近距離無線通信は、Bluetoothであり、前記第1プロトコルは、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)又はAVRCP(Audio Video Remote Control Profile)のいずれかであり、前記第2プロトコルは、HFP(Hands−Free Profile)又はHSP(Headset Profile)のいずれかである請求項6又は7に記載の無線通信システム。
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