JP2012004618A - 動画再生装置、動画記録再生システム、動画制御方法、及びプログラム - Google Patents

動画再生装置、動画記録再生システム、動画制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】フレームデータが連続して配置されたファイル形式において、センサ情報を動画に合わせて再生する。
【解決手段】動画ファイルは、フレームデータの系列上のキーフレームデータの前にセンサ情報が挿入されたデータ系列と、当該データ系列におけるキーフレームデータの位置、及びキーフレームデータと当該キーフレームデータに続くフレームデータとのデータ長を示すフレーム情報とを含む。フレームデータ抽出部145は、動画ファイルのフレーム情報をもとに、動画ファイルのデータ系列に含まれるフレームデータを順番に抽出する。センサ情報抽出部146は、フレーム情報をもとに、キーフレームデータの始点の位置と当該キーフレームデータの前のフレームデータの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、キーフレームデータの前に挿入されたセンサ情報を抽出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画再生装置、動画記録再生システム、動画制御方法、及びプログラムに関する。
ビデオカメラ、デジタルカメラ、携帯電話などの録画機器に、GPS(Global Positioning System)などのセンサを搭載し、録画時にそのセンサにより検出されたセンサ情報を、動画とともに記録する方法が知られている。
例えば、特許文献1記載のカメラ装置は、ファイル形式としてMPEG2(Moving Picture Experts Group phase2)を使用し、MPEG2のGOP(Group Of Pictures)層内に定義されたユーザデータ領域に、GPSにより取得した位置情報を挿入する。
また、特許文献2記載の撮像装置は、同様に、MPEG2のファイル形式のシーケンス層、GOP層、または、ピクチャ層内に定義されたユーザデータ領域に、GPSにより取得した位置情報を挿入する。
また、関連技術として、特許文献3には、車両の運転状況に関する画像データとセンサデータとを関連づけて、メモリに記録する方法が開示されている。
また、他の関連技術として、特許文献4には、車載カメラ装置にて撮影された映像を車載LANにより車載装置に転送する方法が開示されている。
特開2009‐159279号公報 特許第3879170号公報 特開2000‐128030号公報 特開2007‐320359号公報
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/dd318189(VS.85).aspx ISO/IEC 14496-12:2005 ISO base media file format
上述した特許文献1、2に記載された装置では、動画、音声を収容するマルチメディアのファイル形式(コンテナフォーマット)として、MPEG2を使用している。MPEG2では、ファイル形式に収容される動画データが、シーケンス層、GOP層のように階層化されている。ここで、GOPは、動画再生の基準であるキーフレームのフレームデータ(Iピクチャ)とキーフレームに続く他のフレームのフレームデータ(B、Pピクチャ)からなる。MPEG2では、このGOP毎にユーザデータ領域が定義されている。従って、このユーザデータ領域にセンサ情報を挿入することにより、センサ情報を、キーフレームが発生する頻度で、動画に合わせて分割して記録し、再生することできる。
ところで、MPEG2以外のマルチメディアのファイル形式として、非特許文献1に記載されているようなAVI−RIFF(Audio Video Interleave−Resource Interchange File Format)や非特許文献2に記載されているISO base media file formatが知られている。これらのファイル形式では、フレームデータが時系列順に連続して配置されており、MPEG2のGOP層のようなフレームデータ集合(キーフレームとキーフレームに続く他のフレームのフレームデータの集合)に対してユーザデータ領域が定義されていない。このため、これらのファイル形式では、センサ情報を動画に合わせて再生することができないという課題がある。
本発明の目的は、上述の課題である、フレームデータが連続して配置されたファイル形式において、センサ情報を動画に合わせて再生することができないという問題を解決した動画再生装置、動画記録再生システム、動画制御方法、及びプログラムを提供することである。
本発明の動画再生装置は、映像信号を符号化したフレームデータの系列上のキーフレームの前記フレームデータであるキーフレームデータの前にセンサ情報が挿入されたデータ系列と、当該データ系列における前記キーフレームデータのそれぞれの位置、及び当該キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外の前記フレームデータとのデータ長を示すフレーム情報と、を含む動画ファイルを入力して、前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記フレームデータを順番に抽出し、抽出された前記フレームデータを、前記フレームデータを復号化して前記映像信号を表示手段に出力する動画伸張手段に出力するフレームデータ抽出手段と、前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記キーフレームデータの始点の位置と当該キーフレームデータの前の前記フレームデータの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームデータの前に挿入された前記センサ情報を抽出し、抽出された前記センサ情報を前記表示手段に出力するセンサ情報抽出部とを含む。
本発明の動画再生用プログラムは、第1のコンピュータに、映像信号を符号化したフレームデータの系列上のキーフレームの前記フレームデータであるキーフレームデータの前にセンサ情報が挿入されたデータ系列と、当該データ系列における前記キーフレームデータのそれぞれの位置、及び当該キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外の前記フレームデータとのデータ長を示すフレーム情報と、を含む動画ファイルを入力して、前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記フレームデータを順番に抽出し、抽出された前記フレームデータを、前記フレームデータを復号化して前記映像信号を表示手段に出力する動画伸張手段に出力し、前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記キーフレームデータの始点の位置と当該キーフレームデータの前の前記フレームデータの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームデータの前に挿入された前記センサ情報を抽出し、抽出された前記センサ情報を前記表示手段に出力する処理を実行させる。
本発明の動画再生方法は、映像信号を符号化したフレームデータの系列上のキーフレームの前記フレームデータであるキーフレームデータの前にセンサ情報が挿入されたデータ系列と、当該データ系列における前記キーフレームデータのそれぞれの位置、及び当該キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外の前記フレームデータとのデータ長を示すフレーム情報と、を含む動画ファイルを入力して、前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記フレームデータを順番に抽出し、抽出された前記フレームデータを、前記フレームデータを復号化して前記映像信号を表示手段に出力する動画伸張手段に出力し、前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記キーフレームデータの始点の位置と当該キーフレームデータの前の前記フレームデータの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームデータの前に挿入された前記センサ情報を抽出し、抽出された前記センサ情報を前記表示手段に出力する。
本発明の効果は、フレームデータが連続して配置されたファイル形式において、センサ情報を動画に合わせて再生できることである。
本発明の第一の実施の形態における動画再生装置102の特徴的な構成を示すブロック図である。 本発明の第一の実施の形態における動画記録再生システム100の構成を示すブロック図である。 本発明の第一の実施の形態における動画ファイルのファイル形式の例を示す図である。 本発明の第一の実施の形態におけるデータ系列書き込み部122、フレーム情報書き込み部123、及び動画ファイル出力部124による録画処理を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施の形態における動画ファイル入力部141、及びデータ系列読み出し部142による再生処理を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施の形態における動画ファイルのファイル形式の例を示す図である。 本発明の第二の実施の形態におけるデータ系列書き込み部122、フレーム情報書き込み部123、及び動画ファイル出力部124による録画処理を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施の形態における動画ファイル入力部141、及びデータ系列読み出し部142による再生処理を示すフローチャートである。
(第一の実施の形態)
次に、本発明の第一の実施の形態について説明する。はじめに、本発明の第一の実施の形態の構成について説明する。図2は、本発明の第一の実施の形態における動画記録再生システム100の構成を示すブロック図である。
ここで、動画記録再生システム100は、動画の撮影及び動画の再生を行う装置であり、例えば、ビデオカメラ、デジタルカメラ、または、携帯電話であってもよい。
図2を参照すると、動画記録再生システム100は、撮像部111、音声入力部112、センサ部113、動画圧縮部121、データ系列書き込み部122、フレーム情報書き込み部123、動画ファイル出力部124、動画ファイル記憶部131、動画ファイル入力部141、データ系列読み出し部142、動画伸張部143、表示制御部144、表示部151、及び音声出力部152を含む。
撮像部111は、例えば、カメラ等の撮像デバイスであり、撮影対象を撮影し、生成した映像信号を時系列に動画圧縮部121へ出力する。
音声入力部112は、例えば、マイクロフォン等の音声入力デバイスであり、音声を入力し、音声信号を時系列に動画圧縮部121へ出力する。
センサ部113は、撮像部111に関する状態を示すセンサ情報を取得し、データ系列書き込み部122に出力する。センサ部113は、使用者または管理者により設定された所定の頻度で、定期的にセンサ情報の取得及び出力を行ってもよい。また、データ系列書き込み部122が、使用者または管理者により設定された所定の頻度でセンサ部113にセンサ情報の取得及び出力を要求し、センサ部113は、データ系列書き込み部122からの要求に応じて位置情報の取得及び出力を行ってもよい。使用者または管理者がセンサ情報の取得頻度を調整することにより、センサ情報の取得による電力消費が調整できる。
ここで、撮像部111に関する状態とは、撮像部111自体の状態、撮像部111が設置された物やシステムの状態、撮像部111を所持する人物の状態等、撮像部111自体、または、撮像部111の周辺で検出された状態を示す情報であれば、どのようなものであってもよい。例えば、センサ情報は、撮像部111が存在する場所の位置情報であってもよい。この場合、センサ部113は、GPSによる位置検出デバイスであり、センサ情報として位置情報を出力する。
動画圧縮部121は、撮像部111から出力された映像信号と音声入力部112から出力された音声信号とをそれぞれ圧縮(符号化)した符号化データの系列(符号化データ系列)を生成し、データ系列書き込み部122に出力する。ここで、映像信号の符号化データは、映像信号をフレーム毎に符号化した符号化データであるフレームデータであるものとする。映像信号の符号化にフレーム間予測を用いる場合、映像信号の符号化データ系列は、フレーム間予測を用いずに符号化したキーフレーム(Iフレーム)のフレームデータ(以下、キーフレームデータとする)と、キーフレームデータに続く、キーフレームを基準にフレーム間予測により符号化したキーフレーム以外のフレーム(Pフレーム、または、Bフレーム)のフレームデータとにより構成される「フレームデータの集合」の系列であってもよい。また、映像信号の符号化にフレーム間予測を用いない場合、映像信号のデータ系列は、キーフレームデータの系列であってもよい。
データ系列書き込み部122は、動画圧縮部121から出力された符号化データ系列に、センサ部113から出力されたセンサ情報を挿入し、動画ファイルに書き込む。
フレーム情報書き込み部123は、データ系列書き込み部122が生成した符号化データ系列におけるキーフレームデータのそれぞれの位置、及びキーフレームデータとキーフレームデータに続くフレームデータとのデータ長(「フレームデータの集合」のデータ長)を示すフレーム情報を生成し、動画ファイルに書き込む。
動画ファイル出力部124は、動画ファイルを動画ファイル記憶部131に保存する。
動画ファイル記憶部131は、動画ファイルを記憶管理する。
動画ファイル入力部141は、動画ファイル記憶部131から動画ファイルを読み出す。
データ系列読み出し部142は、動画ファイルから符号化データ系列とセンサ情報とを抽出する。ここで、データ系列読み出し部142は、フレームデータ抽出部145とセンサ情報抽出部146とを含む。フレームデータ抽出部145は、動画ファイルに含まれるフレーム情報をもとに、動画ファイルから符号化データ系列を抽出し、動画伸張部143に出力する。センサ情報抽出部146は、動画ファイルに含まれるフレーム情報をもとに、動画ファイルからセンサ情報を抽出し、表示制御部144に出力する。
動画伸張部143は、符号化データ系列を伸張(復号化)し、映像信号と音声信号とを出力する。
表示制御部144は、動画伸張部143から出力された映像信号と、データ系列読み出し部142から出力されたセンサ情報とを表示部151に出力する。
表示部151は、例えば、ディスプレイ等の表示デバイスであり、表示制御部144から出力された映像信号をもとに動画を再生するとともに、表示制御部144から出力されたセンサ情報を表示する。
音声出力部152は、例えば、スピーカー等の音声出力デバイスであり、動画伸張部143から出力された音声信号をもとに音声を再生する。
なお、動画記録再生システム100は、プログラムによって動作を行うコンピュータであってもよい。この場合、動画記録再生システム100は、図示されない記憶部、処理部、及び入出力部を含み、これらは共通バスで電気的に接続される。記憶部は、ROM(Read Only Memory)、やRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリを含み、動画記録再生システム100の機能を実現するためのプログラムやデータを記憶する。処理部は、CPU(Central Processing Unit)で構成され、記憶部のプログラムを読込んで処理を行うことで動画記録再生システム100の各機能を実行する。入出力部は、ディスプレイや、キーボード、操作ボタン、マウス、スピーカー等を含み、動画記録再生システム100のユーザとの入出力インタフェースである。ユーザは、入出力部を使用して録画や再生の操作だけでなく、センサ部113によるセンサ情報取得のオン/オフの操作や、表示部151におけるセンサ情報表示のオン/オフの操作を行ってもよい。
また、図2に示した動画記録再生システム100が、データ系列書き込み部122とフレーム情報書き込み部123と動画ファイル出力部124とを含む動画記録装置101、及び、動画ファイル入力部141とデータ系列読み出し部142とを含む動画再生装置102を包含していてもよい。この場合、動画記録装置101と動画再生装置102とのそれぞれが、プログラムによって動作を行うコンピュータであってもよい。
次に、本発明の第一の実施の形態における動画記録再生システム100の動作について説明する。本発明の第一の実施の形態においては、ファイル形式がAVI−RIFFファイル形式、センサ部113が位置検出デバイスの場合について動作を説明する。
はじめに、本発明の第一の実施の形態における動画の録画処理について説明する。
動画記録再生システム100の使用者が入出力部により録画の開始を指示すると、撮像部111は、映像信号の動画圧縮部121への出力を開始する。同様に、音声入力部112は、音声信号の動画圧縮部121への出力を開始する。ここで、使用者は、コーデックの種類、動画の解像度、総フレーム数、ビットレートの最大値等の符号化の属性情報を、録画の開始とともに入力するものとする。また、これらの属性情報は、管理者により、あらかじめ設定されていてもよい。
また、センサ部113は、取得した位置情報のデータ系列書き込み部122への出力を開始する。ここで、センサ部113は、使用者または管理者により設定された所定の頻度(所定の時間間隔)で位置情報を時系列に取得し、出力するものとする。
動画圧縮部121は、撮像部111から出力された映像信号と音声入力部112から出力された音声信号とを、使用者または管理者により設定されたコーデックに従って圧縮(符号化)し、符号化データ系列を生成する。動画圧縮部121は、生成した符号化データ系列をデータ系列書き込み部122に出力する。
ここで、符号化データ系列は、AVI−RIFFファイル形式に格納することができる符号化データ系列であればどのようなものであってもよい。例えば、映像の符号化データ系列は、Motion JPEG(Joint Photographic Experts Group)やDivXでもよい。また、音声の符号化データ系列は、MP3(MPEG Audio Layer−3)やWMA(Windows(登録商標) Media Audio)でもよい。
図3は、本発明の第一の実施の形態における動画ファイルのファイル形式の例を示す図である。AVI−RIFFファイル形式は、図3に示すように、Header、Stream Data、及びIndexを含む。なお、図3では、Stream Dataとして映像の符号化データ系列のみ示したが、音声のStream Dataも同様に動画ファイルに書き込まれる。
Headerには、コーデックの種類、動画の解像度、総フレーム数、ビットレートの最大値等、符号化の属性情報が含まれる。
Stream Dataは、符号化データの系列である。図3において、I、P、及びBは、それぞれ、映像の符号化データにおける、Iフレーム(キーフレーム)、Pフレーム、及びBフレームのフレームデータを示している。AVI−RIFFファイル形式では、1つのフレームデータが1つのchunkであり、1つのIフレームに続くPフレーム、Bフレームにより、1つのchunkの集合(フレームデータの集合)が構成される。
本発明の第一の実施の形態では、図3に示すように、映像の符号化データにおける、各Iフレーム(キーフレーム)の前に位置情報を挿入することにより、chunkの集合(フレームデータの集合)毎に位置情報が挿入される。
Indexには、各chunkの種類(キーフレームかどうか)を示すdwFlags、各chunkの先頭アドレスを示すdwChunkOffset、各chunkの長さを示すdwChunkLengthが含まれる。
本発明の第一の実施の形態では、Indexを、符号化データ系列におけるキーフレームのフレームデータの位置、及びフレームデータの集合のデータ長を示すフレーム情報として用いる。ここで、キーフレームのフレームデータの位置は、dwFlagsがキーフレームを示すchunkのdwChunkOffsetから得られる。また、フレームデータの集合のデータ長は、フレームデータの集合内の各chunkについて、dwChunkLengthを合計することにより算出される。
図4は、本発明の第一の実施の形態におけるデータ系列書き込み部122、フレーム情報書き込み部123、及び動画ファイル出力部124による録画処理を示すフローチャートである。
はじめに、データ系列書き込み部122は、使用者または管理者により設定された符号化の属性情報を動画ファイルのHeaderに書き込む(ステップS101)。
次に、データ系列書き込み部122は、動画圧縮部121から符号化データ系列内のchunkを取得する(ステップS102)。データ系列書き込み部122は、取得したchunkを動画ファイルのStream Dataに書き込む(ステップS103)。
フレーム情報書き込み部123は、書き込んだchunkについてdwFlags、dwChunkOffsetを動画ファイルのIndexに書き込む(ステップS104)。また、フレーム情報書き込み部123は、書き込んだchunkについてdwChunkLengthをIndexに書き込む(ステップS105)。
次のchunkが存在する場合(ステップS106/Yes)、データ系列書き込み部122は、動画圧縮部121から次のchunkを取得する(ステップS107)。
取得したchunkがキーフレームである場合(ステップS108/Yes)、データ系列書き込み部122は、センサ部113から取得している最新の位置情報をStream Dataにおける前のchunkに続けて書き込む(ステップS109)。ここで、データ系列書き込み部122は、位置情報から、必要な情報を抽出し、それをバイト列に変換してStream Dataに書き込む。そして、ステップS103からS105に従って、データ系列書き込み部122が、取得したキーフレームのchunkをStream Dataにおける位置情報に続けて書き込み、フレーム情報書き込み部123が、書き込んだchunkについてのdwFlags、dwChunkOffset、及びdwChunkLengthをIndexに書き込む。ここで、dwChunkOffsetには、位置情報が挿入された後のchunkの先頭アドレスが設定される。
なお、ステップS109において、データ系列書き込み部122は、取得している最新の位置情報が既にStream Dataに書き込み済みの場合は、位置情報の書き込みを行わなくてもよい。
一方、ステップS108において、取得したchunkがキーフレームでない場合(ステップS108/No)、ステップS103からS105に従って、データ系列書き込み部122が、取得したchunkをStream Dataにおける前のchunkに続けて書き込み、フレーム情報書き込み部123が、書き込んだchunkについてのdwFlags、dwChunkOffset、及びdwChunkLengthをIndexに書き込む。
動画記録再生システム100は、使用者が入出力部により録画の終了を指示するまで、ステップS103からS109を繰り返す。
録画が終了し、ステップS106において、次のchunkが存在しない場合(ステップS106/No)、動画ファイル出力部124は、Header、Stream Data、及びIndexを含む動画ファイルを動画ファイル記憶部131に保存する(ステップS110)。
次に、本発明の第一の実施の形態における動画の再生処理について説明する。
図5は、本発明の第一の実施の形態における動画ファイル入力部141、及びデータ系列読み出し部142による再生処理を示すフローチャートである。
動画記録再生システム100の使用者が入出力部により再生の開始を指示すると、動画ファイル入力部141は、動画ファイルを動画ファイル記憶部131から読み出す(ステップS201)。データ系列読み出し部142は、動画ファイルのHeaderを読み出し、再生に必要なコーデックの情報等を抽出し、動画伸張部143へ出力する(ステップS202)。データ系列読み出し部142のフレームデータ抽出部145は、動画ファイルのIndexから、最初のchunkについて、dwFlagsとdwChunkOffsetとを読み出す(ステップS203)。
次に、フレームデータ抽出部145は、Indexから、当該chunkについて、dwChunkLengthを読み出す(ステップS204)。フレームデータ抽出部145は、dwChunkOffsetとdwChunkLengthとをもとに、当該chunkの終点の位置を算出する(ステップS205)。
次に、フレームデータ抽出部145は、算出した終点の位置までの符号化データ(chunk)を読み出し、動画伸張部143に出力する(ステップS206)。
次のchunkがある場合(ステップS207/Yes)、フレームデータ抽出部145は、Indexから、次のchunkのdwFlagsとdwChunkOffsetとを読み出す(ステップS208)。
フレームデータ抽出部145は、dwFlagsをもとに、次のchunkがキーフレームであるかどうかを判定する。次のchunkが、キーフレームである場合(ステップS209/Yes)、データ系列読み出し部142のセンサ情報抽出部146は、dwChunkOffsetで示される次のchunkの始点の位置(図3における位置B)とステップS205で算出された前のchunkの終点の位置(図3における位置A)に差異があるかどうかを判定する。
次のchunkの始点の位置と前のchunkの終点の位置とに差異がある場合(ステップS210/Yes)、センサ情報抽出部146は、次のchunkの始点の位置と前のchunkの終点の位置との間にある位置情報を抽出し、表示制御部144に送信する(ステップS211)。ここで、センサ情報抽出部146は、次のchunkの始点の位置と前のchunkの終点の位置との間にあるデータの内容を解析し、そのデータが位置情報の場合、表示制御部144に送信する。また、センサ情報抽出部146は、位置情報から日時、標高、緯度、経度等の情報を抽出し、それらを使用者が見やすい形式に変換し、表示制御部144に送信してもよい。
そして、フレームデータ抽出部145は、ステップS204からS206に従って、次のchunkのdwChunkLengthの読み出し、終点の位置の算出を行い、次のchunkを動画伸張部143へ出力する。
一方、ステップS209において、次のchunkがキーフレームでない場合(ステップS209/No)、または、ステップS210において、次のchunkの始点の位置と前のchunkの終点の位置とに差異がない場合(ステップS210/Yes)も、フレームデータ抽出部145は、ステップS204からS206に従って、次のchunkのdwChunkLengthの読み出し、終点の位置の算出を行い、次のchunkを動画伸張部143へ送信する。
動画記録再生システム100は、次のchunkがなくなるまで(ステップS207/No)、ステップS204からS211を繰り返す。
動画伸張部143は、ステップS206で、フレームデータ抽出部145からchunkが出力されると、当該chunkを、Headerで指定されたコーデックで伸張し、映像信号を表示制御部144へ、音声信号を音声出力部152へ出力する。
表示制御部144は、動画伸張部143から出力された映像信号とステップS211でセンサ情報抽出部146から出力された位置情報とを、表示部151に出力する。
表示部151は、表示制御部144から出力された映像信号と位置情報とを画面上に表示する。
また、音声出力部152は、動画伸張部143から出力された音声信号を再生する。
以上により、本発明の第一の実施の形態の動作が完了する。
次に、本発明の第一の実施の形態の特徴的な構成について説明する。
図1は、本発明の第一の実施の形態における動画再生装置102の特徴的な構成を示すブロック図である。図1を参照すると、動画再生装置102は、フレームデータ抽出部145とセンサ情報抽出部146とを含む。
ここで、フレームデータ抽出部145は、映像信号を符号化したフレームデータの系列上のキーフレームのフレームデータであるキーフレームデータの前にセンサ情報が挿入されたデータ系列と、当該データ系列におけるキーフレームデータのそれぞれの位置、及び当該キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外のフレームデータとのデータ長を示すフレーム情報と、を含む動画ファイルを入力して、フレーム情報をもとに、動画ファイルのデータ系列に含まれるフレームデータを順番に抽出し、抽出されたフレームデータを、フレームデータを復号化して映像信号を表示部に出力する動画伸張部に出力する。
また、センサ情報抽出部146は、フレーム情報をもとに、動画ファイルのデータ系列に含まれるキーフレームデータの始点の位置と当該キーフレームデータの前のフレームデータの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームデータの前に挿入されたセンサ情報を抽出し、抽出されたセンサ情報を表示部に出力する。
本発明の第一の実施の形態によれば、フレームデータが連続して配置されたファイル形式において、センサ情報を動画に合わせて再生できる。その理由は、動画ファイルが、映像信号を符号化したフレームデータの系列上のキーフレームのフレームデータであるキーフレームデータの前にセンサ情報が挿入されたデータ系列と、当該データ系列におけるキーフレームデータのそれぞれの位置、及び当該キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外のフレームデータとのデータ長を示すフレーム情報と、を含み、映像の再生時に、センサ情報抽出部146が、フレーム情報をもとに、動画ファイルのデータ系列に含まれるキーフレームデータの始点の位置と当該キーフレームデータの前のフレームデータの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、キーフレームデータの前に挿入されたセンサ情報を抽出するためである。
また、本発明の第一の実施の形態によれば、フレームデータが連続して配置されたファイル形式において、センサ情報を動画に合わせて分割して記録できる。その理由は、映像の録画時に、データ系列書き込み部122が、フレームデータの系列上のキーフレームデータの前にセンサ情報を挿入したデータ系列を生成し、フレーム情報書き込み部123が、データ系列におけるキーフレームデータのそれぞれの位置、及び当該キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くフレームデータとのデータ長を示すフレーム情報を生成し、データ系列とフレーム情報とを動画ファイルに書き込むためである。
また、本発明の第一の実施の形態によれば、センサ情報を動画に合わせて記録でき、かつ、センサ情報の抽出に対応していない動画再生装置でも映像の再生が可能な動画ファイルを生成できる。その理由は、上述の通り、データ系列書き込み部122が、キーフレームデータの前にセンサ情報を挿入したデータ系列を生成し、フレーム情報書き込み部123が、データ系列におけるキーフレームデータのそれぞれの位置、及び当該キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くフレームデータとのデータ長を示すフレーム情報を生成するためである。センサ情報の抽出に対応していない動画再生装置は、フレーム情報に含まれるキーフレームデータの位置をもとに、フレームデータを抽出することで、キーフレームデータの前に挿入されたセンサ情報の影響を受けずに、映像の再生を行うことができる。
また、本発明の第一の実施の形態によれば、AVI−RIFFファイル形式の動画ファイルにおいて、センサ情報を動画に合わせて分割して記録できる。その理由は、映像の録画時に、データ系列書き込み部122が、キーフレームのchunkの前にセンサ情報を挿入したデータ系列を生成し、フレーム情報書き込み部123が、フレーム情報として、データ系列におけるchunkのそれぞれの位置、chunkがキーフレームであるかどうかを示す情報、及びchunkのそれぞれのデータ長を示すIndexを生成するためである。そして、映像の再生時に、センサ情報抽出部146が、Indexをもとに、データ系列に含まれるキーフレームのchunkの始点の位置と当該キーフレームのchunkの前のchunkの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームのchunkの前に挿入されたセンサ情報を抽出するためである。
(第二の実施の形態)
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。
本発明の第二の実施の形態においては、ファイル形式がISO base media file formatであるものとする。本発明の第二の実施の形態は、ファイル形式がISO base media file formatである点で、本発明の第一の実施の形態と異なる。
本発明の第二の実施の形態の構成については、本発明の第一の実施の形態の構成と同様となる。
はじめに、本発明の第二の実施の形態における動画の録画処理について説明する。
撮像部111、音声入力部112、センサ部113、及び動画圧縮部121の処理については、本発明の第一の実施の形態と同様となる。
図6は、本発明の第二の実施の形態における動画ファイルのファイル形式の例を示す図である。ISO base media file formatは、図6に示すように、Header、Trailer、及びMedia Dataを含む。図6において、Media Dataとして映像の符号化データ系列のみ示したが、音声のMedia Dataも同様に動画ファイルに書き込まれる。また、TrailerとMedia Dataの順序については、TrailerがMedia Dataの後に存在してもよい。
Media Dataは、符号化データの系列である。図6において、I、P、及びBは、それぞれ、映像の符号化データにおける、I−VOP(Video Object Plane)(Iフレーム、または、キーフレーム)、P−VOP(Pフレーム)、及びB−VOP(Bフレーム)のフレームデータ(サンプル)を示している。ISO base media file formatでは、1つのI−VOPと当該I−VOP続くP−VOP、B−VOPのフレームデータの集合により、1つのchunkが構成される。
本発明の第二の実施の形態では、図6に示すように、映像の符号化データにおける、各Iフレーム(キーフレーム)の前に位置情報を挿入することにより、chunk(フレームデータの集合)毎に位置情報が挿入される。
Trailerには、映像、または、音声の符号化データの再生時間、表示解像度、コーデックの種類、ビットレート等の符号化の属性情報が含まれる。また、Trailerには、各chunkの属性情報として、各chunkの先頭アドレスを示すstco、各chunk内のフレームデータ(サンプル)の数を示すstsc、及び、各フレームデータ(サンプル)の長さを示すstszが含まれる。
本発明の第二の実施の形態では、Trailerを、符号化データ系列におけるキーフレームのフレームデータの位置、及びフレームデータの集合のデータ長を示すフレーム情報として用いる。ここで、キーフレームのフレームデータの位置は、stcoから得られる。また、フレームデータの集合のデータ長は、各chunkについて、stszを合計することにより算出される。
図7は、本発明の第二の実施の形態におけるデータ系列書き込み部122、フレーム情報書き込み部123、及び動画ファイル出力部124による録画処理を示すフローチャートである。
はじめに、データ系列書き込み部122は、使用者または管理者により設定された符号化の属性情報を動画ファイルのTrailerに書き込む(ステップS301)。
次に、データ系列書き込み部122は、動画圧縮部121から符号化データ系列内のchunkを取得する(ステップS302)。データ系列書き込み部122は、取得したchunkを動画ファイルのMedia Dataに書き込む(ステップS303)。
フレーム情報書き込み部123は、書き込んだchunkについてstcoを動画ファイルのTrailerに書き込む(ステップS304)。また、フレーム情報書き込み部123は、書き込んだchunkについてstsc、stszをTrailerに書き込む(ステップS305)。
次のchunkが存在する場合(ステップS306/Yes)、データ系列書き込み部122は、動画圧縮部121から次のchunkを取得する(ステップS307)。
データ系列書き込み部122は、センサ部113から取得している最新の位置情報をMedia Dataにおける前のchunkに続けて書き込む(ステップS308)。ここで、データ系列書き込み部122は、位置情報から、必要な情報を抽出し、それをバイト列に変換してMedia Dataに書き込む。そして、ステップS303からS305に従って、データ系列書き込み部122が、取得したchunkをMedia Dataに書き込み、フレーム情報書き込み部123が、書き込んだchunkについてのstco、stsc、及びstszをTrailer書き込む。ここで、stcoには、位置情報が挿入された後のchunkの先頭アドレスが設定される。
なお、ステップS308において、データ系列書き込み部122は、取得している最新の位置情報が既にMedia Dataに書き込み済みの場合は、位置情報の書き込みを行わなくてもよい。
動画記録再生システム100は、使用者が入出力部により録画の終了を指示するまで、ステップS303からS308を繰り返す。
録画が終了し、ステップS306において、次のchunkが存在しない場合(ステップS306/No)、動画ファイル出力部124は、Media DataとTrailerとを含む動画ファイルを動画ファイル記憶部131に保存する(ステップS309)。
次に、本発明の第二の実施の形態における動画の再生処理について説明する。
図8は、本発明の第二の実施の形態における動画ファイル入力部141、及びデータ系列読み出し部142による再生処理を示すフローチャートである。
動画記録再生システム100の使用者が入出力部により再生の開始を指示すると、動画ファイル入力部141は、動画ファイルを動画ファイル記憶部131から読み出す(ステップS401)。データ系列読み出し部142は、動画ファイルのTrailerを読み出し、再生に必要なコーデックの情報等を抽出し、動画伸張部143へ送信する(ステップS402)。データ系列読み出し部142のフレームデータ抽出部145は、動画ファイルのTrailerから、最初のchunkについて、stcoを読み出す(ステップS403)。
次に、フレームデータ抽出部145は、Trailerから、当該chunkについて、stscとstszとを読み出す(ステップS404)。フレームデータ抽出部145は、stco、stsc、及びstszをもとに、当該chunkの終点の位置を算出する(ステップS405)。
次に、フレームデータ抽出部145は、算出した終点の位置までの符号化データ(chunk)を読み出し、動画伸張部143に出力する(ステップS406)。
次のchunkがある場合(ステップS407/Yes)、フレームデータ抽出部145は、Trailerから、次のchunkのstcoを読み出す(ステップS408)。
データ系列読み出し部142のセンサ情報抽出部146は、stcoで示される次のchunkの始点の位置(図6における位置B)とステップS205で算出された前のchunkの終点の位置(図6における位置A)に差異があるかどうかを判定する。
次のchunkの始点の位置と前のchunkの終点の位置とに差異がある場合(ステップS409/Yes)、センサ情報抽出部146は、次のchunkの始点の位置と前のchunkの終点の位置との間にある位置情報を抽出し、表示制御部144に送信する(ステップS410)。
そして、フレームデータ抽出部145は、ステップS404からS406に従って、次のchunkのstsc、stszの読み出し、終点の位置の算出を行い、次のchunkを動画伸張部143へ出力する。
動画記録再生システム100は、次のchunkがなくなるまで(ステップS407/No)、ステップS404からS410を繰り返す。
動画伸張部143、表示制御部144、表示部151、及び音声出力部152の処理は、本発明の第一の実施の形態と同様となる。
以上により、本発明の第二の実施の形態の動作が完了する。
本発明の第二の実施の形態によれば、ISO base media file formatの動画ファイルにおいて、センサ情報を動画に合わせて分割して記録できる。その理由は、映像の録画時に、データ系列書き込み部122が、chunkの前にセンサ情報を挿入したデータ系列を生成し、フレーム情報書き込み部123が、フレーム情報として、データ系列におけるそれぞれのchunk位置、及びデータ長を示すTrailerを生成するためである。そして、映像の再生時に、センサ情報抽出部146が、Trailerをもとに、データ系列に含まれるchunkの始点の位置と当該chunkの前のchunkの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該chunkの前に挿入されたセンサ情報を抽出するためである。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、本発明の実施の形態では、センサ情報を位置情報としたが、センサ情報は、撮像部111が搭載された自動車(移動体)の速度情報、ギアの情報、ガソリンの残量情報等の自動車の制御情報であってもよい。この場合、センサ部113は、速度計(速度検出デバイス)、ギア制御装置、ガソリン計(ガソリン残量検出デバイス)等であり、図3、図6に示したファイル形式において、符号化データ系列(Stream Data、Media Data)に、位置情報の代わりに、これらの制御情報が挿入される。これにより、ドライブレコーダのように、自動車の様々な制御情報を、当該自動車の周辺の映像に合わせて、継続的に記録、または、再生することができる。
また、本発明の実施の形態では、動画ファイルは、動画記録再生システム100の動画ファイル記憶部131に保存されるものとしたが、動画ファイルは、動画記録再生システム100とネットワークにより接続された動画サーバに保存してもよい。この場合、動画記録再生システム100は、図2の動画ファイル記憶部131の代わりにネットワーク接続部を備え、当該ネットワーク接続部が、動画ファイルを動画サーバに送信、または、動画サーバから受信する。これにより、動画ファイルがネットワークにより接続された動画サーバに格納される場合でも、映像を位置情報とともに記録、または、再生できる。
なお、この場合、動画記録再生システム100は、動画ファイルを動画サーバに送信、または、動画サーバから受信しながら撮影、または、再生を行ってもよい。すなわち、データ系列書き込み部122が、動画圧縮部121からchunkを受信し、chunkまたは位置情報をStream DataまたはMedia Dataに書き込むたびに、ネットワーク接続部が、当該chunk、または、位置情報を動画サーバに送信してもよい。また、ネットワーク接続部が、Stream DataまたはMedia Dataの一部を動画サーバから順番に受信するたびに、データ系列読み出し部142が、chunkまたは位置情報を抽出し、再生してもよい。
なお、動画ファイルを送信、または、受信しながら撮影、または、再生する場合、ISO base media file formatのように、再生に必要となるキーフレーム情報が符号化データに先行するファイル形式が用いられる。
また、表示制御部144は、データ系列読み出し部142から出力された位置情報が示す場所とその移動経路とを地図上に示した地図画像を生成し、当該地図画像を動画伸張部143から出力された映像信号とともに表示部151に出力してもよい。これにより、使用者は、動画ファイルから再生された映像とともに、その映像が撮影された撮影地点と移動経路とを地図上で確認することができる。
また、本発明の実施の形態では、動画ファイルのファイル形式を、AVI−RIFFファイル形式、または、ISO base media file formatとしたが、キーフレームを含むフレームデータの系列を格納する他のファイル形式に対しても、本発明が適用できることはいうまでもない。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
映像信号を符号化したフレームデータの系列上のキーフレームの前記フレームデータであるキーフレームデータの前にセンサ情報が挿入されたデータ系列と、当該データ系列における前記キーフレームデータのそれぞれの位置、及び当該キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外の前記フレームデータとのデータ長を示すフレーム情報と、を含む動画ファイルを入力して、前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記フレームデータを順番に抽出し、抽出された前記フレームデータを、前記フレームデータを復号化して前記映像信号を表示手段に出力する動画伸張手段に出力するフレームデータ抽出手段と、
前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記キーフレームデータの始点の位置と当該キーフレームデータの前の前記フレームデータの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームデータの前に挿入された前記センサ情報を抽出し、抽出された前記センサ情報を前記表示手段に出力するセンサ情報抽出手段と
を含む動画再生装置。
(付記2)
(付記1)記載の動画再生装置、ならびに、
入力した映像信号を符号化することにより前記フレームデータを生成する動画圧縮手段から出力された前記フレームデータの系列上の前記キーフレームデータの前に、センサ手段から出力された前記センサ情報を挿入することにより、前記データ系列を生成し、前記動画ファイルに書き込むデータ系列書き込み手段と、
前記データ系列における前記フレーム情報を生成し、前記動画ファイルに書き込むフレーム情報書き込み手段と
を含む動画記録装置
を包含する動画記録再生システム。
(付記3)
前記動画ファイルのファイル形式は、AVI−RIFFファイル形式であり、
前記データ系列書き込み手段は、前記フレームデータであるchunkのうち、キーフレームの前記chunkの前に前記センサ情報を挿入した前記データ系列を生成し、
前記フレーム情報書き込み手段は、前記フレーム情報として、前記データ系列における前記chunkのそれぞれの位置、前記chunkがキーフレームであるかどうかを示す情報、及び前記chunkのそれぞれのデータ長を示すIndexを生成し、
前記フレームデータ抽出手段は、前記Indexをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkを順番に抽出し、
前記センサ情報抽出手段は、前記Indexをもとに、前記データ系列に含まれる前記キーフレームの前記chunkの始点の位置と当該キーフレームの前記chunkの前の前記chunkの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームの前記chunkの前に挿入された前記センサ情報を抽出する
(付記2)記載の動画記録再生システム。
(付記4)
前記動画ファイルのファイル形式は、ISO base media file formatであり、
前記データ系列書き込み手段は、前記キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外の前記フレームデータの集合であるchunkの前に、前記センサ情報を挿入した前記データ系列を生成し、
前記フレーム情報書き込み手段は、前記フレーム情報として、前記データ系列における前記chunkのそれぞれの位置、及びデータ長を示すTrailerを生成し、
前記フレームデータ抽出手段は、前記Trailerをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkを順番に抽出し、
前記センサ情報抽出手段は、前記Trailerをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkの始点の位置と当該chunkの前の前記chunkの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該chunkの前に挿入された前記センサ情報を抽出する
(付記2)記載の動画記録再生システム。
(付記5)
前記センサ手段は、前記撮像手段の位置を検出する位置検出デバイスであり、前記データ系列書き込み手段は、前記センサ情報として、前記センサ手段から出力された位置情報を挿入した前記データ系列を生成する
(付記2)記載の動画記録再生システム。
(付記6)
前記センサ手段は、前記撮像手段が搭載された移動体の速度検出デバイスであり、前記データ系列書き込み手段は、前記センサ情報として、前記センサ手段から出力された速度情報を挿入した前記データ系列を生成する
(付記2)記載の動画記録再生システム。
(付記7)
第1のコンピュータに、
映像信号を符号化したフレームデータの系列上のキーフレームの前記フレームデータであるキーフレームデータの前にセンサ情報が挿入されたデータ系列と、当該データ系列における前記キーフレームデータのそれぞれの位置、及び当該キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外の前記フレームデータとのデータ長を示すフレーム情報と、を含む動画ファイルを入力して、前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記フレームデータを順番に抽出し、
抽出された前記フレームデータを、前記フレームデータを復号化して前記映像信号を表示手段に出力する動画伸張手段に出力し、
前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記キーフレームデータの始点の位置と当該キーフレームデータの前の前記フレームデータの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームデータの前に挿入された前記センサ情報を抽出し、
抽出された前記センサ情報を前記表示手段に出力する
処理を実行させる動画再生用プログラム。
(付記8)
前記第1のコンピュータ、または、第2のコンピュータに、
入力した映像信号を符号化することにより前記フレームデータを生成する動画圧縮手段から出力された前記フレームデータの系列上の前記キーフレームデータの前に、センサ手段から出力された前記センサ情報を挿入することにより、前記データ系列を生成し、
前記データ系列を前記動画ファイルに書き込み、
前記データ系列における前記フレーム情報を生成し、
前記フレーム情報を前記動画ファイルに書き込む
処理を実行させる動画記録用プログラム、
ならびに、(付記7)記載の動画再生用プログラムを包含する動画記録再生用プログラム。
(付記9)
前記動画ファイルのファイル形式は、AVI−RIFFファイル形式であり、
前記第1のコンピュータ、または、前記第2のコンピュータに、
前記データ系列を生成する場合、前記フレームデータであるchunkのうち、キーフレームの前記chunkの前に前記センサ情報を挿入した前記データ系列を生成し、
前記フレーム情報を生成する場合、前記フレーム情報として、前記データ系列における前記chunkのそれぞれの位置、前記chunkがキーフレームであるかどうかを示す情報、及び前記chunkのそれぞれのデータ長を示すIndexを生成する
処理を実行させ、
前記第1のコンピュータに、
前記フレームデータを抽出する場合、前記Indexをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkを順番に抽出し、
前記センサ情報を抽出する場合、前記Indexをもとに、前記データ系列に含まれる前記キーフレームの前記chunkの始点の位置と当該キーフレームの前記chunkの前の前記chunkの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームの前記chunkの前に挿入された前記センサ情報を抽出する
処理を実行させる
(付記8)記載の動画記録再生用プログラム。
(付記10)
前記動画ファイルのファイル形式は、ISO base media file formatであり、
前記第1のコンピュータ、または、前記第2のコンピュータに、
前記データ系列を生成する場合、前記キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外の前記フレームデータの集合であるchunkの前に、前記センサ情報を挿入した前記データ系列を生成し、
前記フレーム情報を生成する場合、前記フレーム情報として、前記データ系列における前記chunkのそれぞれの位置、及びデータ長を示すTrailerを生成する
処理を実行させ、
前記第1のコンピュータに、
前記フレームデータを抽出する場合、前記Trailerをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkを順番に抽出し、
前記センサ情報を抽出する場合、前記Trailerをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkの始点の位置と当該chunkの前の前記chunkの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該chunkの前に挿入された前記センサ情報を抽出する
処理を実行させる
(付記8)記載の動画記録再生用プログラム。
(付記11)
前記センサ手段は、前記撮像手段の位置を検出する位置検出デバイスであり、
前記第1のコンピュータ、または、前記第2のコンピュータに、
前記データ系列を生成する場合、前記センサ情報として、前記センサ手段から出力された位置情報を挿入した前記データ系列を生成する
処理を実行させる
(付記8)記載の動画記録再生用プログラム。
(付記12)
前記センサ手段は、前記撮像手段が搭載された移動体の速度検出デバイスであり、
前記第1のコンピュータ、または、前記第2のコンピュータに、
前記データ系列を生成する場合、前記センサ情報として、前記センサ手段から出力された速度情報を挿入した前記データ系列を生成する
処理を実行させる
(付記8)記載の動画記録再生用プログラム。
(付記13)
映像信号を符号化したフレームデータの系列上のキーフレームの前記フレームデータであるキーフレームデータの前にセンサ情報が挿入されたデータ系列と、当該データ系列における前記キーフレームデータのそれぞれの位置、及び当該キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外の前記フレームデータとのデータ長を示すフレーム情報と、を含む動画ファイルを入力して、前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記フレームデータを順番に抽出し、
抽出された前記フレームデータを、前記フレームデータを復号化して前記映像信号を表示手段に出力する動画伸張手段に出力し、
前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記キーフレームデータの始点の位置と当該キーフレームデータの前の前記フレームデータの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームデータの前に挿入された前記センサ情報を抽出し、
抽出された前記センサ情報を前記表示手段に出力する
動画制御方法。
(付記14)
さらに、
入力した映像信号を符号化することにより前記フレームデータを生成する動画圧縮手段から出力された前記フレームデータの系列上の前記キーフレームデータの前に、センサ手段から出力された前記センサ情報を挿入することにより、前記データ系列を生成し、
前記データ系列を前記動画ファイルに書き込み、
前記データ系列における前記フレーム情報を生成し、
前記フレーム情報を前記動画ファイルに書き込む
(付記13)記載の動画制御方法。
(付記15)
前記動画ファイルのファイル形式は、AVI−RIFFファイル形式であり、
前記データ系列を生成する場合、前記フレームデータであるchunkのうち、キーフレームの前記chunkの前に前記センサ情報を挿入した前記データ系列を生成し、
前記フレーム情報を生成する場合、前記フレーム情報として、前記データ系列における前記chunkのそれぞれの位置、前記chunkがキーフレームであるかどうかを示す情報、及び前記chunkのそれぞれのデータ長を示すIndexを生成し、
前記フレームデータを抽出する場合、前記Indexをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkを順番に抽出し、
前記センサ情報を抽出する場合、前記Indexをもとに、前記データ系列に含まれる前記キーフレームの前記chunkの始点の位置と当該キーフレームの前記chunkの前の前記chunkの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームの前記chunkの前に挿入された前記センサ情報を抽出する
(付記14)記載の動画制御方法。
(付記16)
前記動画ファイルのファイル形式は、ISO base media file formatであり、
前記データ系列を生成する場合、前記キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外の前記フレームデータの集合であるchunkの前に、前記センサ情報を挿入した前記データ系列を生成し、
前記フレーム情報を生成する場合、前記フレーム情報として、前記データ系列における前記chunkのそれぞれの位置、及びデータ長を示すTrailerを生成し、
前記フレームデータを抽出する場合、前記Trailerをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkを順番に抽出し、
前記センサ情報を抽出する場合、前記Trailerをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkの始点の位置と当該chunkの前の前記chunkの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該chunkの前に挿入された前記センサ情報を抽出する
(付記14)記載の動画制御方法。
(付記17)
前記センサ手段は、前記撮像手段の位置を検出する位置検出デバイスであり、前記データ系列を生成する場合、前記センサ情報として、前記センサ手段から出力された位置情報を挿入した前記データ系列を生成する
(付記14)記載の動画制御方法。
(付記18)
前記センサ手段は、前記撮像手段が搭載された移動体の速度検出デバイスであり、前記データ系列を生成する場合、前記センサ情報として、前記センサ手段から出力された速度情報を挿入した前記データ系列を生成する
(付記14)記載の動画制御方法。
100 動画記録再生システム
101 動画記録装置
102 動画再生装置
111 撮像部
112 音声入力部
113 センサ部
121 動画圧縮部
122 データ系列書き込み部
123 フレーム情報書き込み部
124 動画ファイル出力部
131 動画ファイル記憶部
141 動画ファイル入力部
142 データ系列読み出し部
143 動画伸張部
144 表示制御部
145 フレームデータ抽出部
146 センサ情報抽出部
151 表示部
152 音声出力部

Claims (10)

  1. 映像信号を符号化したフレームデータの系列上のキーフレームの前記フレームデータであるキーフレームデータの前にセンサ情報が挿入されたデータ系列と、当該データ系列における前記キーフレームデータのそれぞれの位置、及び当該キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外の前記フレームデータとのデータ長を示すフレーム情報と、を含む動画ファイルを入力して、前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記フレームデータを順番に抽出し、抽出された前記フレームデータを、前記フレームデータを復号化して前記映像信号を表示手段に出力する動画伸張手段に出力するフレームデータ抽出手段と、
    前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記キーフレームデータの始点の位置と当該キーフレームデータの前の前記フレームデータの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームデータの前に挿入された前記センサ情報を抽出し、抽出された前記センサ情報を前記表示手段に出力するセンサ情報抽出手段と
    を含む動画再生装置。
  2. 請求項1記載の動画再生装置、ならびに、
    入力した映像信号を符号化することにより前記フレームデータを生成する動画圧縮手段から出力された前記フレームデータの系列上の前記キーフレームデータの前に、センサ手段から出力された前記センサ情報を挿入することにより、前記データ系列を生成し、前記動画ファイルに書き込むデータ系列書き込み手段と、
    前記データ系列における前記フレーム情報を生成し、前記動画ファイルに書き込むフレーム情報書き込み手段と
    を含む動画記録装置
    を包含する動画記録再生システム。
  3. 前記動画ファイルのファイル形式は、AVI−RIFFファイル形式であり、
    前記データ系列書き込み手段は、前記フレームデータであるchunkのうち、キーフレームの前記chunkの前に前記センサ情報を挿入した前記データ系列を生成し、
    前記フレーム情報書き込み手段は、前記フレーム情報として、前記データ系列における前記chunkのそれぞれの位置、前記chunkがキーフレームであるかどうかを示す情報、及び前記chunkのそれぞれのデータ長を示すIndexを生成し、
    前記フレームデータ抽出手段は、前記Indexをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkを順番に抽出し、
    前記センサ情報抽出手段は、前記Indexをもとに、前記データ系列に含まれる前記キーフレームの前記chunkの始点の位置と当該キーフレームの前記chunkの前の前記chunkの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームの前記chunkの前に挿入された前記センサ情報を抽出する
    請求項2記載の動画記録再生システム。
  4. 前記動画ファイルのファイル形式は、ISO base media file formatであり、
    前記データ系列書き込み手段は、前記キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外の前記フレームデータの集合であるchunkの前に、前記センサ情報を挿入した前記データ系列を生成し、
    前記フレーム情報書き込み手段は、前記フレーム情報として、前記データ系列における前記chunkのそれぞれの位置、及びデータ長を示すTrailerを生成し、
    前記フレームデータ抽出手段は、前記Trailerをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkを順番に抽出し、
    前記センサ情報抽出手段は、前記Trailerをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkの始点の位置と当該chunkの前の前記chunkの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該chunkの前に挿入された前記センサ情報を抽出する
    請求項2記載の動画記録再生システム。
  5. 第1のコンピュータに、
    映像信号を符号化したフレームデータの系列上のキーフレームの前記フレームデータであるキーフレームデータの前にセンサ情報が挿入されたデータ系列と、当該データ系列における前記キーフレームデータのそれぞれの位置、及び当該キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外の前記フレームデータとのデータ長を示すフレーム情報と、を含む動画ファイルを入力して、前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記フレームデータを順番に抽出し、
    抽出された前記フレームデータを、前記フレームデータを復号化して前記映像信号を表示手段に出力する動画伸張手段に出力し、
    前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記キーフレームデータの始点の位置と当該キーフレームデータの前の前記フレームデータの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームデータの前に挿入された前記センサ情報を抽出し、
    抽出された前記センサ情報を前記表示手段に出力する
    処理を実行させる動画再生用プログラム。
  6. 前記第1のコンピュータ、または、第2のコンピュータに、
    入力した映像信号を符号化することにより前記フレームデータを生成する動画圧縮手段から出力された前記フレームデータの系列上の前記キーフレームデータの前に、センサ手段から出力された前記センサ情報を挿入することにより、前記データ系列を生成し、
    前記データ系列を前記動画ファイルに書き込み、
    前記データ系列における前記フレーム情報を生成し、
    前記フレーム情報を前記動画ファイルに書き込む
    処理を実行させる動画記録用プログラム、
    ならびに、請求項5記載の動画再生用プログラムを包含する動画記録再生用プログラム。
  7. 前記動画ファイルのファイル形式は、AVI−RIFFファイル形式であり、
    前記第1のコンピュータ、または、前記第2のコンピュータに、
    前記データ系列を生成する場合、前記フレームデータであるchunkのうち、キーフレームの前記chunkの前に前記センサ情報を挿入した前記データ系列を生成し、
    前記フレーム情報を生成する場合、前記フレーム情報として、前記データ系列における前記chunkのそれぞれの位置、前記chunkがキーフレームであるかどうかを示す情報、及び前記chunkのそれぞれのデータ長を示すIndexを生成する
    処理を実行させ、
    前記第1のコンピュータに、
    前記フレームデータを抽出する場合、前記Indexをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkを順番に抽出し、
    前記センサ情報を抽出する場合、前記Indexをもとに、前記データ系列に含まれる前記キーフレームの前記chunkの始点の位置と当該キーフレームの前記chunkの前の前記chunkの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームの前記chunkの前に挿入された前記センサ情報を抽出する
    処理を実行させる
    請求項6記載の動画記録再生用プログラム。
  8. 前記動画ファイルのファイル形式は、ISO base media file formatであり、
    前記第1のコンピュータ、または、前記第2のコンピュータに、
    前記データ系列を生成する場合、前記キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外の前記フレームデータの集合であるchunkの前に、前記センサ情報を挿入した前記データ系列を生成し、
    前記フレーム情報を生成する場合、前記フレーム情報として、前記データ系列における前記chunkのそれぞれの位置、及びデータ長を示すTrailerを生成する
    処理を実行させ、
    前記第1のコンピュータに、
    前記フレームデータを抽出する場合、前記Trailerをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkを順番に抽出し、
    前記センサ情報を抽出する場合、前記Trailerをもとに、前記データ系列に含まれる前記chunkの始点の位置と当該chunkの前の前記chunkの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該chunkの前に挿入された前記センサ情報を抽出する
    処理を実行させる
    請求項6記載の動画記録再生用プログラム。
  9. 映像信号を符号化したフレームデータの系列上のキーフレームの前記フレームデータであるキーフレームデータの前にセンサ情報が挿入されたデータ系列と、当該データ系列における前記キーフレームデータのそれぞれの位置、及び当該キーフレームデータと当該キーフレームデータに続くキーフレーム以外の前記フレームデータとのデータ長を示すフレーム情報と、を含む動画ファイルを入力して、前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記フレームデータを順番に抽出し、
    抽出された前記フレームデータを、前記フレームデータを復号化して前記映像信号を表示手段に出力する動画伸張手段に出力し、
    前記フレーム情報をもとに、前記動画ファイルの前記データ系列に含まれる前記キーフレームデータの始点の位置と当該キーフレームデータの前の前記フレームデータの終点の位置との差分を算出し、差分がある場合、当該キーフレームデータの前に挿入された前記センサ情報を抽出し、
    抽出された前記センサ情報を前記表示手段に出力する
    動画制御方法。
  10. さらに、
    入力した映像信号を符号化することにより前記フレームデータを生成する動画圧縮手段から出力された前記フレームデータの系列上の前記キーフレームデータの前に、センサ手段から出力された前記センサ情報を挿入することにより、前記データ系列を生成し、
    前記データ系列を前記動画ファイルに書き込み、
    前記データ系列における前記フレーム情報を生成し、
    前記フレーム情報を前記動画ファイルに書き込む
    請求項9記載の動画制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022121326A (ja) * 2021-02-08 2022-08-19 株式会社オプティム プログラム、方法、情報処理装置及びシステム

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